ISO22000食品安全マネジメントシステム)についての分かり易い解説書を紹介します。

本書:「よくわかるISO22000「食品安全マネジメントシステム」構築のポイント―正式国際規格に完全対応」です。

著者は、小川 洋氏で2005年11月に日刊工業新聞社より発行されています。

本書は、同じ出版社から2004年12月に発売された書籍:『よくわかるISO22000「食品安全マネジメントシステム」構築のポイント―ISO9001+HACCPからのステップアップ』の改訂版。

 消費者が食品の安全性を求める機運は年々高まりを見せています。

そのなか本年の9月に食品安全マネジメントシステムISO22000:2005が正式に発行されました。

この正式国際規格に合わせて内容を改訂したのが本書。

食品安全マネジメントシステム構築のポイントをやさしく解説する。

4526055565 よくわかるISO22000「食品安全マネジメントシステム」構築のポイント―正式国際規格に完全対応
小川 洋

日刊工業新聞社 2005-11
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ISO22000は、ISO9001HACCPから生まれたシステムであり、ISO22000及びHACCPシステムには、前提条件プログラムPP)や衛生標準作業手順書(SSOP)が基礎となり、必須要求事項となっています。

HACCPは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式です。

Hazard Analysis and Critical Control Pointの頭文字をとったもので食品の衛生管理システムの国際標準であります。

和訳は「危害分析及び重要管理点」が一般的で、略してハサップ又はハセップと呼ばれます。
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書評、レビュー

この方式は国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機構(WHO)の合同機関である食品規格(Codex)委員会から発表され、各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。我が国では、1996年5月に食品衛生法の一部を改正し総合衛生管理製造過程(製造または加工の方法及びその衛生管理の方法について食品衛生上の危害の発生を防止するための措置が総合的に講じられた製造、または加工の工程)の承認制度が創設され、1996年5月から施行されました。総合衛生管理製造過程には食品の安全性を確保するためのHACCPシステムが組み込まれていますが、安全性以外に、施設設備の保守管理と衛生管理・防虫防そ対策・製品回収時のプログラム等の一般的衛生管理を含めた総合的な衛生管理を文書化し、そのとおりに実行することを要求しています。
  また、1998年5月10日、HACCP方式を導入する企業へ低利融資や税制上の優遇措置を盛り込んだ「食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法(いわゆるHACCP手法支援法)」が5年間の時限法として制定され、その後平成15年6月に更に5年間延長する改正法が公布されています(7月1 日施行)。

目次は、以下の内容。
第1章 ISO22000:2005「食品安全マネジメントシステム」―フードチェーン全体の組織に対する要求事項(適用範囲;引用・参考規格;用語及び定義 ほか)
第2章 食品安全マネジメントシステム構築とHACCP―解説と実践(HACCPとは…;HACCPシステムとISO22000・ISO9001;HACCPの7原則と12のステップ ほか)
第3章 JIS Q 9001:2000/ISO9001:2000―規格要求事項の解説(適用範囲;引用規格;定義 ほか)

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