ドラッカーの「変革の哲学」の一節にあった言葉について紹介します。
この言葉:『イノベーションの「べからず集」』および『新奇さと混同していないか』という言葉で、これは、ドラッカーの「変革の哲学」の一節である。
変革の哲学 | |
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「イノベーションには、いくつかの『べからず集』がある。凝りすぎてはならない。成果は普通の人が利用できなければならない。多角化してはならない。散漫になってはならない。一度の多くのことを行おうとしてはならない。」(「イノベーションと起業家精神」)
「イノベーションは、価値を生む。新奇さは、面白いだけである。組織の多くが、毎日同じことを行ない、毎日同じものをつくるのに飽きたというだけで、新奇なものに取り組む。しかし、イノベーションであるか否かは、生産者の好みで決まるのではない。顧客の要求によって決まる。」「(「明日を支配するもの」)
「イノベーション」こそ起業家が富を生み出すための道具とすれば、起業家が富の源泉としてもっとも大切にすべきは、顧客の価値の創造のイノベーションに尽きる。
これこそ起業家の成功の方程式であると言える。
ここを外すと虚業家として世間からしっぺ返しをうけることになる。
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- 2006年01月26日
- 経営者等の言葉
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