品質マネジメントシステム(QMS)の有効性を高めるための独自のQMSの評価システムを提案している書籍を紹介します。
本書:「品質マネジメントシステムの自己評価方法」です。
(株)エヌティティエムイーコンサルティングの福丸 典芳氏ほかのコンサルタントの執筆で、2001年の10月に日本規格協会より出版されている 。
多くのQMSに取組む組織において、組織のプロセスあるいはパフォーマンスの有効性の改善に関わる成果が挙げられないのは、一般的にそのレベルが有効性まで踏み込めないで低く留まっている内部監査に課題があるとの評価から、本書では、QMSの有効性を向上させる取組の提案として、内部監査の仕組みを活用したQMSの評価システムとして筆者らにより開発されたQTEST(Quality Management System Total Evaluation System)を活用する方法を提案している。
本書では、QTESTの詳細を詳しく解説している。またこの方法を活用して有効性改善の成果を挙げた企業の活用事例も紹介されている。
品質マネジメントシステムの自己評価方法 | |
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なお本書の目次は、以下の内容である。
1 内部監査の問題点と限界
2 有効性評価
3 QTESTの概要
4 QTESTの構造
5 評価プロセス
6 評価者の力量
7 活用事例岡野電線株式会社におけるQTESTの活用事例
8 Q&A
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- 2006年01月30日
- ISO9001
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