『ドラッカー365の金言』からマネジメントに関係して印象深い言葉を紹介します。

本日紹介するのは、この言葉:「イノベーションに成功するものは保守的である」という『ドラッカー365の金言』の3月6日のイノベーションのリスクについての言葉です。


引用しますと以下の内容です。

起業家精神をテーマにしたセミナ−で心理学者たちが発言していた。意見の対立はあったが、起業家精神がリスク志向であることに異論はなかった。最後にある起業家がコメントを求められた。「皆さんのお話に戸惑っています。私はいわゆる起業家的な人には会ったことがありません。成功した人たちに共通する点は一つ、すなわちリスクをおかさないということです。彼らはみなリスクを明らかにし、それを最小限にしようとしていました。そうでなければ成功はおぼつかなかったでしょう。」
  これは私の経験とも合致する。起業家として成功した人を大勢知っているが、リスク志向の人たちはいなかった。イノベーションを成功させる人たちは、リスクを求めて飛び出すよりも、時間をかけてキャッシュフローを調べる。リスク志向ではない。機会志向である。」
(『イノベーションと起業家精神』)

 中小企業白書によると日本全国で起業したいと考えている人は、130万人でサラリーマンの40人に1人とのことであります。
すでに起業に向けて何らかの準備をしている人が60万人~70万人いるなかで実際に起業する人は、年間18万人。これらの起業家の中で株式上場というステップにたどりつけるのは1580人に1人であるとの話は、「起業バカ」という本で紹介されています。

 これはまさに何らかの起業にむけてのアイデアはあったもののそのアイデアについてリスクをしっかり見積り、投入費用対効果の機会評価が不十分のまま起業し、リスクをそのままかぶってしまったためと思われる。大きな成果を得ようとすればリスクも大きくなるもの。

 リスクに挑戦しないと成果は得られないことになるが、それは、このイノベーションに基づきリスクを克服できる:すなわち完全に勝ち戦にできるとの勝算に基づき実施すべきもの。

 起業においては、リスクが小さく機会が大きいものを見極めてそこに集中することが大切と思われる。リスクを小さくするためには、できるならば、実際に幾つかのリスクの最小化策の効果を見極めてみるような予備的な限定実験のようなことが有効であるかも知れない。そのためにもしっかりと事業目論見書(事業計画書)を作成し、リスクと キャシュフローなどきちんと評価しておくことが大切である。


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