本田宗一郎 語録」から印象に残った一節を紹介します。

本日紹介するのは、こちらの言葉:「経営者は人の心が分からなくては」との言葉です。これは、本田宗一郎研究会編の「本田宗一郎 語録」の一節の言葉であります。

作家の城山三郎氏に本田さんのパートナーの藤沢さんの欠点を聞かれて、本田さんは、こう答えたとのこと。
「ほれれば、”あばたもえくぼ”って言うからねえ。よくしたものですねえ。あばたばかり目についたら、それは長い間やれませんよ」
これを受けて「やっぱりあばたがあるでしょう」と、城山氏がさらにしつこく聞くと、
「うん、まあ考えてみるとあるけど。ほんじゃ、こっちはないかっていや、あるんだよね。そうすると、言えなくなっちゃう。こっちだって、あばたいっぱいだもの」と最後まで藤沢さんの悪口は言わなかったそうです。
本田さんは、藤沢さんの有能な面だけでなく、おそらく彼の屈折も分かったうえで、藤沢さんという人間を信用していたのだろうとのことです。詰まるところ、優れた才能だけを利用するのではなく、藤沢さんの心を全て受け止めていたとのことです。
藤沢さんに経営の権限を全て委ねたのは、本田さんが独り占めしないで、藤沢さんに感謝して分け与えたようだと考えられるとのことです。

本田さんのビジネスについての言葉です。
『経営というものは、人の利益をまず、一番に勘定してやるべきだ。人の利益の勘定ができないような経営というものは、よしたほうがいい。
自分が儲けたいなら、まず人に利益を与えることを考えよ。そのあとに、そのオコボレをもらう。これが経営の本質でなければならない』(『本田宗一郎からの手紙』(片山修編)
  先に「功労を分け与える」ビジネスを考えなさい。人の心が分かるというのは、ビジネスで言えばこの点に尽きる、と。言うことだそうであります。

社会と共生する企業のお金儲けに対する見事な実践経営哲学と思います。


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