監査へのプロセスアプローチ
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ISO9001:2000の8原則の一つに「プロセスアプローチ」があります。本書は、内部監査において、プロセスアプローチを活用して成果を挙げる手法を解説している本を紹介します。
本書:「ISO9000:2000 監査へのプロセスアプローチ」です。
原著:「ISO9000 : 2000 Auditor Questions〈Hoyle, David;Thompson, John〉」を奥城 昭一郎氏ならびに今井 義男氏の翻訳で、2001年11月に日本規格協会より発行されています。
ISO9001:2000では、「プロセスアプローチ」の採用が推奨されています。
「プロセスアプローチ」とは、品質マネジメントの8原則の一つで、「活動及び関連する資源が一つのプロセスとして運営管理されるとき、望まれる結果がより効率的に達成されるとする原則」と規定されています。
具体的には、「企業などの組織が行う活動を、業務や部門単位に断片的に考えるのではなく、あるいは経営資源や製品・サービスのようにモノを中心に考えるのではなく、相互に関連する一連のプロセスとしてとらえ、各プロセスの役割や要件、目的・目標、有効性などを明確にプロセス間の有機的な相互関係を的確に把握して管理運営するときに望まれる結果がより効率よく達成されるという考え方。」です。「プロセスアプローチ」について、顧客要求事項を満たすことによって顧客満足を向上させるためにQMSを構築し、実施し、構築したQMSの有効性を継続的に改善していくために、その採用が推奨されています。
プロセスアプローチの方法を監査に適用すると組織のQMSの成果や有効性について焦点が当てられることになるとの観点から、本書では、一連の5つの汎用的な質問が提案されています。それは、以下の内容です。
- あなたは何をしようとしていますか?
- それをどのように実現させていますか?
- それが正しいことをどうやって知っていますか?
- それが実施する最良の方法であることをどうやって知っていますか?
- あなたはそれを行うのが正しいことだとどのように知っていますか?
プロセスの有効性の監査においては、活用する価値があります。規格の要求事項を裏返した適合性の監査だけでなく、組織の部門の仕事の有効性に的を絞った内部監査などに役立つと思われます。監査員はもちろん、経営者、品質管理責任者、事務局員等にも役立つ一冊と思われます。
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なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 序文
第2章 監査方法論
第3章 品質マネジメントの原則
第4章 プロセスアプローチ
第5章 企業レベルの質問
第6章 管理レベルの質問
第7章 運用レベルの質問
第8章 事業プロセスの審査
第9章 結論
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