組織のISO14001の取り組みで、継続的改善の成果を有効に達成するポイントに内部監査の充実があります。
すでにEMSを構築されて内部監査員として内部監査を実行されている方々のみならず、これからEMSにおいて、内部監査の仕組み構築を進められる方々にも役立つと思われる内部環境監査に関する本を紹介します。
本書:「(2004年版対応) ISO14001内部環境監査員の実務入門 第2版」です。
(チェックリスト付きとの副題がついています。)
本書は、ISO審査員研修などのテクノファの編著で、2005年2月に日刊工業新聞社より発行されています。
内容は、2001年1月に発行されていた前著の改訂版となります。
当然ながら2004年版規格対応に加えて、ISO19011:2002「品質及び/又は環境マネジメントシステム監査のための指針」の内容が反映されてあります。
具体的には、用語をよりわかりやすくし、PCDAを回し、継続的改善に向けた新しい内部監査の概念の導入がされています。
内部監査の重要性の解説から、内部監査の仕組み、進め方について、分り易い具体例が取り上げられ内部環境監査のすべてをまとめています。
また内部環境監査で重要な現場監査について、内部監査員が自分の目で現場を監査する際の注意点について詳しく記載してあります。
効果的な内部監査を実施するための2種類(システム構築段階用と改善段階用)のチェックリストならびに内部環境監査規程、内部監査に関係する帳票なども掲載されています。
なお本書の目次は、以下の内容です。
内部環境監査の重要性
内部環境監査の仕組み
内部環境監査の進め方(監査の計画および準備
監査の実施, 監査後のフォローアップ)
内部環境監査を効果的に実施するためのポイント
効果的なチェックリストの例
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- 2006年06月27日
- ISO14001 | 内部監査
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