コンサルタントの「現場力」
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「現場力」というテーマがビジネスパーソンの関心を集め、とくに強い経営体質を備えた企業、トヨタ、ホンダ、キャノンなどのそれぞれの強さの源泉が「現場」にあるとのことで、それをテーマにした本も多く出版され注目を集めています。
ビジネスコンサルタントにも「現場力」が求められているとのことから、プロのコンサルタントが現場でどのように考え、どのようなスキルを使っているか?などに焦点をあて、ビジネスパーソンのためにそのノウハウ・ドゥハウを説いている本を紹介します。
本書:「コンサルタントの「現場力」 」です。
「どんな仕事にも役立つ! プロのマインド&スキル」との副題が付いています。
本書は、著者:野口 吉昭氏で、2006年8月にPHP研究所からPHPビジネス新書の一冊として発行されています。
筆者によると「現場力」とは、「仕掛ける力」と「仕組む力」とを両方持つこと。
すなわち、「仕組む力」は、その現場を強くする仕組みのこと。ミスを起こさない。顧客から意見を吸い上げる仕組みとかを指す。
「仕掛ける力」は、「仕組む力」を基盤に、市場に、競合に、新しい事業で仕掛ける力をさす。
できるコンサルタントの「現場力」とは?筆者によると以下のようなことと説いています。
- 「強い思い」と「経験」で自己進化する
- 「本質」を見抜く
- 左脳で仕組み、右脳で仕掛ける
- 「自分のツール」をつくる
- 「自分軸」と「相手軸」を使い分ける
- 「場をつくる」
上記に加えてさらに「人間力」と「思考力」さらに「実践力」がキーポイントとして如何にして現場で使える「思考と行動の武器」を磨き上げるかを説いています。
印象に残った部分を紹介しますと。
「質問力----全ての能力はここに集約される」の項で、「『30冊の本を一日で読む』との表題で、以下のように記載しています。
「私も事前リサーチは怠らない。あるプロジェクトがスタートするにあたっては、書店に行って関連書のコーナーの本を買いあさったり、あるいは,ネットで買ったりして、いっぺんに30冊くらいは読む。
(略)
このように「質問力」とはまずは、「準備力」。「リサーチ力」と同じである。」
本書の表紙の折り返し部には、以下のように書かれてあります。
「できるコンサルタントは、「自分のツールを作る」
フレームワークは沢山覚える必要なし
ゼロベース思考は「女性的発想で」!
などプロしか知らないノウハウ・ドゥハウを説く」
また本書の裏表紙には、以下のように内容が紹介されています。
「プロのコンサルタントは現場で何を考え、どんなスキルを使っているのだろうか?本書は、ゼロベース思考、フレームワーク、オプション思考、そして本質探求力やモチベーション向上力といったコンサルタント系のマインド&スキルを、プロがどう使って、現場で結果を出しているのかを解説する。コンサルタントのみならず、あらゆるビジネスパーソンにとって「目からウロコ」の一冊。」
コンサルタントの本当の能力とは?
なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 強い企業は「現場力!」できるコンサルタントも「現場力!」
1-1 なぜ、コンサルタントの「現場力」が求められているのか?
1-2 「現場力」とはそもそも何か?
第2章 できるコンサルタントの「現場力」を解剖する
2-1 できるコンサルタントは「強い思い」と「経験」で自己進化する
2-2 できるコンサルタントは「本質」を見抜く
2-3 できるコンサルタントは左脳で仕組み、右脳で仕掛ける
ほか
第3章 「人間力」なくしてコンサルタントの資格なし!
3-1 「自分パワーアップ力」で、人の心を動かす力を持て!!
3-2 「組織シナジー力」がチームの雰囲気を一変させる
第4章 「思考力」はコンサルタントの武器倉庫
4-1 あの有名な「論理的思考」の本質って?
4-2 本当の現場力は「コンセプト思考」で決まる
第5章 「実践力」が納得のコミュニケーションをもたらす
5-1 「シナリオライティング力」でアウトプットも完璧に
5-2 「コンサルティングコミュニケーション力」の目標は「納得!」
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