2005年12月にITサービスマネジメントの国際規格ISO20000:2005が発行されています。

 この規格は、ITという言葉が使われていることから、専らIT産業(アプリケーションサービスブロバイダやインターネットプロバイダなど)のみに適用される規格とみなされている面がありますが、実際にはITサービスを活用する全ての組織に適用可能な規格として策定されています

 本日は、このISO20000について、そのベースになるITIL(すなわちInformation Technology Infrastructure Library)の導入からISO22000を構築し、認証取得までの取り組みについて、わかり易く解説している入門本を紹介します。

本書:「ISO20000の基本と仕組みがよ~くわかる本」です。

本書は、打川 和男氏と水城 学氏との共著により、2006年6月に秀和システムより発行されています。

同社の「図解入門ビジネス」のシリーズの一冊になります。

本書の表紙には、以下のことが書かれてあります。

「ITサービスマネジメントの国際規格

ITIL導入からISO20000

認証取得までを徹底解説!

  • ITIL準拠の国際規格ISO20000が発行!
  • ITILとISO20000はどこが違うのか?
  • BS15000からどこが変わったのか?
  • 日本版SOX法のIT内部統制にも対応!
  • ISO20000の認証を取得する方法は?


本書の「はじめに」で著者は、ISO20000規格の発行された背景について以下のように述べています。

「 1980年代から英国では政府のITを活用してビジネスに適用させるためにはどのような手順が好ましいか。どんなプロセスで導入すればうまくいくかといったユーザーサイド、ビジネスサイドからの要求が高まり、そのベストプラクティスとしてITIL(ITインフラストラクチュア・ライブラリイ)が誕生しました。

 その考え方は、これまでのIT技術者のニーズや発想から一歩下がって、そもそもITはツールであり、ビジネスの要求にしたがって適用、活用されるものである。
そして、ITそのものには価値があるわけではないという原点に返った発想でした。

 その後にITILをベースとしたマネジメントの仕組みであるBSI15000が英国規格協会によって発表され、この規格はITサービスマネジメントシステムと称され英国の企業を中心に米国、日本へと関心が広がっていきました。そこで、日本の強力な要請もあって、この規格をベースに国際規格化する機運が高まり,ISO20000が発行されたのです。」


本書は、11章から構成されています。

第1章「今、なぜITサービスマネジメントなのか?」および第2章「サービスレベルマネジメントとは?」において、ITサービスマネジメントの誕生の経緯から、ITILの概要、内部統制、COSOフレームワーク、米国SOX法、日本SOX法、SLA(サービスレベルアグリーメント)ガイドライン、ITサービスマネジメントの用語などITサービスマネジメントに関する予備的な関係キーワードを取り上げ解説しています。

第3章では、「ISO20000の概要」として,ISOの概要から、ISOマネジメント規格,ISO20000規格の概要(ISO20000-1、ISO20000-2、PD0005:2003、PD0015:2002、ITIL)の概要について解説しています。

第4章から第10章がISO20000規格の要求事項の解説になります。なお章の番号と規格の項番号とが4章は3項に対応と言うように1つずれた形になります。要求事項のポイントについて、イラストなどによりわかり易く解説しています。

第11章は、「ISO20000を取得する」としてISO20000の審査制度(第1、第2段階審査)の概要と認証取得のメリット等について解説しています。

図解入門ビジネス ISO20000の基本と仕組みがよーくわかる本
秀和システム
打川 和男(著)水城 学(著)
発売日:2006-06
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:124618

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 今、なぜITサービスマネジメントなのか?
 1-1 ITサービスマネジメントの誕生とITIL
 1-2 BS15000とISO20000への発展
 1-3 期待されるITサービスマネジメントのツール
 1-4 内部統制とITサービスマネジメント
 1-5 米国企業改革法とCOSOフレームワーク
 1-6 米国SOX法と日本版SOX法
 1-7 企業会計審議会の内部統制ガイドライン
 1-8 内部統制とIT統制の関係は 
第2章 サービスレベルマネジメントとは?
 2-1 SLAとSLM
 2-2 官公庁発表のITサービスガイドライン
 2-3 民間向けITシステムのSLAガイドライン
 2-4 ITサービスマネジメントの用語   
第3章 ISO20000の概要
 3-1 ISOとは
 3-2 ISOマネジメント規格
 3-3 ISO20000とは
 3-4 ITサービスマネジメントの仕様書ISO20000-1   
第4章 マネジメントシステム要求事項
 4-1 マネジメントシステム要求事項
 4-2 経営陣の責任
 4-3 文書化に関する要求事項
 4-4 力量、認識及び教育・訓練   
第5章 サービスマネジメントの計画及び導入
 5-1 サービスマネジメントの計画及び導入
 5-2 サービスマネジメントの計画
 5-3 サービスマネジメントの導入及びサービスの提供
 5-4 監視、測定及びレビュー
 5-5 監査
 5-6 マネジメントレビュー
 5-7 継続的改善
 5-8 是正処置及び予防処置   
第6章 新規サービス又はサービス変更の計画及び導入
 6-1 目的と位置づけ
 6-2 要求事項解説   
第7章 サービスデリバリプロセス
 7-1 サービスデリバリプロセス
 7-2 サービスレベル管理
 7-3 サービスの報告
 7-4 サービス継続性及び可用性管理
 7-5 ITサービスの予算管理及び会計
 7-6 キャパシティ管理
 7-7 情報セキュリティマネジメント
 7-8 リスクアセスメント   
第8章 関係プロセス
 8-1 関係プロセス
 8-2 事業関係管理
 8-3 サプライヤ管理   
第9章 解決プロセス
 9-1 解決プロセス
 9-2 インシデント管理
 9-3 問題管理   
第10章 コントロールプロセスとリリースプロセス
 10-1 コントロールプロセスとリリースプロセス
 10-2 構成管理
 10-3 変更管理
 10-4 リリース管理プロセス   
第11章 ISO20000を取得する
 11-1 ISO20000を取得するメリットは何か
 11-2 ISO20000の認証制度はどうなっているか
 11-3 ISO20000の審査を受けるには


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