ウェブ人間論
何となくTVを見ているとテレビの紹介で「NHKスペシャル:グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~」が何回か放映されています。
(1/21(日)午後9:00 NHK総合にて、NHKスペシャルで放映とのこと。)
「検索エンジンで10位以内に入っていないと貴方の会社は、この世に存在していないと同じこと」などの言葉が飛び交っていました。
グーグル(Google)社は、8年前スタンフォード大学の学生二人が学生寮から立ち上げたベンチャー企業ですが今や時価総額18兆円に急成長しました。
躍進の原動力は、ネット検索サービス。この番組では、『検索サービスを核に進化するインターネットの新たな波が、我々の暮らしや社会にどのような影響を及ぼしつつあるのかを伝える。』とのこと。
このGoogleやAmazon、Apple,YouTubeなどで代表されるWeb 2.0。Web 2.0という言葉は、米国のIT系出版社のオライリー(O'Relly)社のブレインストーミング中に、同社のCEOが最近のWebの変化とトレンドをWeb 2.0(第二世代)と表現したのが始まりとのこと。
さて、ウェブの進化によって世の中、人はどう変わるかとのテーマで芥川賞作家:平野 啓一郎氏と昨年の「ウェブ進化論」で一世を風靡したウェブコンサルタント・実業家:梅田望夫氏とが対談している本を紹介します。
本書」「 ウェブ人間論」です。
本書は、2006年12月に新潮社より新潮新書の一冊として発行されています。
本書の帯には、以下のように書かれてあります。
「ウェブ進化」
によって、人間は
どう変わるのか?
異分野の二人が徹底討論!
「日本におけるインターネット元年は、1995年といわれている。
たった、十年ほど前のことである。
しかし私たちは、最早、それ以前の生活を想像し難くなっている。
ネットがなかった頃、仕事はどうやってつきあっていたんだろうか?
友人とはどうやってつきあっていただろうか?
いやそもそも自分自身は、どんなだったろうか?
-ウェブ2.0という新たな局面を迎え
、
更に驚くべき変化を遂げつつある状況の中で、
私たち二人は、
ともかく話し合った。
現在について、
そして未来について。」
(「はじめに」より)
ウェブと人とのか関わりについて、ウェブの変化の本質はどう見るべきか、その未来はと客観的に語っています。
しかし、対話を通して、自分は、このウェブの激動する変化の渦中で自分は、世界とどう関わっていきたいかとの思いを投影しながら、二人の個性の世界をにじませ率直に語っているように思います。
安岡 正篤氏が「物を評するは己を告白すること」とそこに人物の深浅が現れると言っていますが、この対談は、技術者らしさの視点と文学者らしさの視点が良いハーモニーを出した対話になっていると思います。
またこのような対談からどのような刺激を受けるかも、今の自分の姿が反映されるているように思います。
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