「環境ISOをとっても役に立たない」「取得後のシステム維持が大変」という誤解がよく話題になる。

 このような誤解は、ISO14001に対して誤った認識を持ったまま活動が進むと、こういったパターンに陥ってしまう懸念があります。

 ISO14001:2004JISQ14001:2004)規格の序文において以下のように記述されている。

「この規格の全体的なねらいは、社会経済的ニーズとバランスをとりながら環境保全及び汚染の予防を支えることである。要求事項の多くは、同時に対処でき、いつでも再検討できることに留意するとよい。」

環境マネジメントシステムは、環境目的を達成するために、適切でかつ経済的に実施可能な場合には、最良利用可能技法の適用を考慮すること、及びそのような技法の費用対効果を十分考慮にいれることを組織に奨励することができる。」

 冒頭に記載したような誤解を避けるためには、ISO14001に取組む組織の全員がISO14001の基本をしっかりと理解しておくことが大切です

 本日は、このようなニーズに応えてISO14001の正しい理解をする為に必要な基礎項目130 をピックアップし、項目ごとに図版を豊富に用いて、わかりやすく解説している本を紹介します。

本書:「これだけは知っておきたい完全図解ISO14001の基礎知識130」です。

本書は、著者:大浜 庄司氏にて、2007年3月に日刊工業新聞社より発行されています。

本書は、雑誌「ISOマネジメント」誌2006年2月号の「これだけは知っておきたい完全図解ISO14001の基礎知識50」及び同10月号「続これだけは知っておきたい完全図解ISO14001の基礎知識50」を加筆・訂正して発行されたとのこと。

本書のはしがきで本書は、特に以下の読者にお奨めとのこと

  • ISO14001規格を常識的に知りたい人
  • 自組織で認証/登録を取得するようになった担当者・主任・係長・課長・部長・経営者の方
  • 自組織で認証/登録を取得する推進者・事務局の方
  • 組織内でのISO関連教育テキストとして使用したい方
  • 指導組織の教育テキストとして使用したいコンサルタントの方


本書は、第1章から第8章までの8つの章から構成されています。内容的には、各基礎知識のテーマが1頁で一つ取り上げられています。

その各テーマの解説には、図版が用いられ、その下に解説文が記載されているものと図版のみで構成されているものとがあります。

第1章では、「環境マネジメントシステムの基本を知る」
として、「環境とかどういうことか(1)」という環境の定義から「環境マネジメントシステムはPDCAで管理する(5)」まで5つのテーマが解説されています。

第2章では、「環境マネジメントシステムがもたらすメリット」
として、「企業に求められる環境経営の必要性(6)」から「地球環境問題(1)(2)(10)」など4つのテーマを取り上げています。ここでは、ISO14001の取組みのメリットについて解説しています。

第3章では、「ISOでISO14000シリーズ規格が制定される」
として、「ISOとは国際表標準化機構をいう(11)」から「ISO規格は7段階を経て制定されるまで(13)」。ここでは、3テーマがISOの国際規格が制定される手順など解説しています。

第4章では、「ISO14000シリーズ規格の基礎知識」
として、「ISO14000シリーズの特徴を知る(14)」から「ISO14050規格は環境間連用語の定義を示す(22)」まで9テーマが取り上げられ、ISO14000シリーズの関連規格の概要が解説されています。

第5章では、「ISO14001規格の要求事項の解釈を知る」として、「ISO14001規格の構成-環境マネジメントシステム-要求事項及び利用の手引き(23)」から「現在・将来・過去を考慮した是正処置のとり方(84)」まで62テーマが取り上げられ、ISO14001:2004(JISQ14001:2004)規格の要求事項について解説しています。ここの要求事項は、規格の原文ではなく、図解され著者により読み解かれた形で解説されています。

第6章では、「知っておきたい審査登録制度」
として、「審査登録制度における機関の役割(74)」から「審査登録機関の審査は認証/登録後も継続する(80)」まで7テーマが取り上げられ、環境審査登録制度において関係する機関の役割と、環境審査登録機関への申請から登録証入手までの手順について解説しています。

第7章では、「環境マネジメントシステム構築の手順を習得する」
として、「ISO14001導入から認証/登録取得までの手順(81)」から「審査登録機関の審査を受ける(100)」まで20テーマが取り上げられ、ISO14001規格に基づく、EMSの構築から、認証/登録に至る手順について時系列的に整理して説明しています。

第8章では、「内部監査の手順と監査技法を習得する」
として、「内部監査の手順(計画段階)(101)」から「是正処置の実施完了をフォローアップする(130)」まで30のテーマが取り上げられ、ここでは、内部監査について、監査プログラムの策定から監査チームの編成、文書レビュー、監査計画の作成、証拠の収集、監査結論の提示、監査報告書の作成、フォローアップまでの手順を詳しく解説しています。

iso14001book.jpg
日刊工業新聞社
大浜 庄司(著)
発売日:2007-03
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:105379

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 環境マネジメントシステムの基本を知る
「環境とかどういうことか(1)
「環境マネジメントシステムはPDCAで管理する(5)」ほか
第2章 環境マネジメントシステムがもたらすメリット
「企業に求められる環境経営の必要性(6)」
「地球環境問題(1)(2)(10)」ほか
第3章 ISOでISO14000シリーズ規格が制定される
「ISOとは国際表標準化機構をいう(11)」
「ISO規格は7段階を経て制定されるまで(13)」ほか
第4章 ISO14000シリーズ規格の基礎知識
「ISO14000シリーズの特徴を知る(14)」
「ISO14050規格は環境間連用語の定義を示す(22)」ほか
第5章 ISO14001規格の要求事項の解釈を知る
「ISO14001規格の構成-環境マネジメントシステム-要求事項及び利用の手引き(23)」
「現在・将来・過去を考慮した是正処置のとり方(84)」ほか
第6章 知っておきたい審査登録制度
「審査登録制度における機関の役割(74)」
「審査登録機関の審査は認証/登録後も継続する(80)」ほか
第7章 環境マネジメントシステム構築の手順を習得する
「ISO14001導入から認証/登録取得までの手順(81)」
「審査登録機関の審査を受ける(100)」ほか
第8章 内部監査の手順と監査技法を習得する
「内部監査の手順(計画段階)(101)」
「是正処置の実施完了をフォローアップする(130)」ほか

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