経営学の第一人者の伊丹 敬之 先生が企業の組織にあって、現在、会社で中堅社員の立場にある人やマネージャーの一歩手前にあるようなビジネスパースンを対象に企業の経営について、経営をどのような眼で見ればよいのかとの視点を養うとの観点から書かれた経営の入門書を紹介します。当然ながら現在、すでにマネージャーや経営者などのリーダーの立場の人にも役立つ一冊だと思われます。


本書:「経営を見る眼」です。

日々の仕事の意味を知るための

経営入門」との副題が付いています。

本書は、著者:伊丹 敬之 先生にて、2007年7月に東洋経済新報社 より発行されています。

本書の帯には、以下のように書かれてあります。

会社の素朴な”?”に答える


「利益はお布施である」

「リーダーになってはいけない人」

「人はなぜ、想定通りに動かないか」…。

さまざまな疑問に答え

企業の本質に迫りながら、

「経営を読み解く」眼力を養う1冊


また表紙の折り返し部には、以下の一節が紹介されています。私も本書の中で特に印象に残った箇所でした。

「経営には論理がある。方程式もある。

そして、ゆれ動きもある。

そうした眼で経営を見ていると、何がみえてくるのか。

経営は、

人間の総合判断力の

幅と深さを鍛える

絶好の知的営為である。」

著者が「はしがき」で述べていますが、本書は、5部の21章で構成されています。これは、通勤の電車の中で一章ずつ読み切りのように読めればとの観点からの章構成にしたとのことです。

第1部では、「働く人と社会
として、人はなぜ働くかから始まり、仕事の場でおきていること、働くことの意味、、働く人と会社との距離感、雇用関係を絶つときなど働く人と社会との関わりを論じています。


第2部では、「企業とは何か
として、企業とは社会の中でどのような機能を果たしているのか、企業の存在価値とは、株主の存在をどう見たらよいか、利益とは何か、企業は誰のものかなどを解説しています。ここで、利益という数字は、「社会からのお褒めの金額表示」あるいは「顧客満足度の指標」との考えにおいて、利益は社会へのお役立ち料であり、社会からのお布施であるという松下電器産業や花王の考え方が紹介されています。


第3部では、「リーダーのあり方
として、経営とは、他人を通して事をなすこととし、人を動かすというリーダーとしての役割。名経営者は名教育論者、リーダーの条件、リーダーの仕事など例を挙げて論じています。リーダーのマネジメントには、部下のマネジメントだけでなく上司もマネジすることや人間の集団を率いることの意味など説いています。人格も自己も背中に現れるものとして部下は、リーダーの背中を見ているが、部下の背中はリーダーには見えにくいとこの章を結んでいます。

 同じ事を安岡正篤先生も、「人間は面より背の方が大事だ。徳や力というものはまず面に現れるが、それが背中、つまり後姿-肩背にあらわれるようになってこそ本物」と述べているのを思い出しました。
最近は、政治家も選挙のためとかその場しのぎの嘘をつくのが当たり前という嘆かわしい時代。

口先だけの言葉に判断を誤ることなく、さほど語らずとも後姿こそ、その人物を映しています。

あなたの投票する議員の背中は、本物で、そこには、後光がさしていますか。


第4部では、「経営の全体像
として、スーパーマクロなマネジメントとは「枠作り」、戦略とは何か、競争優位の戦略、ビジネスシステムの差別化戦略、企業戦略と資源・能力、組織構造、場のマネジメント、と事業戦略、企業戦略、ポリバレントなサッカーのスタイルのヨコの相互作用のマネジメントなどを語っています。


第5部では、「経営を見る眼を養う
として、経営を見る眼を養うためのヒント・アドバイスということで、「当たり前スタンダート」というキーワード、松下幸之助さんの「経営者としての仕事は大きな事を考えることと、小さな事に眼を配ることだ」との言葉を紹介し、「現場こそ全て」、「一事が万事」、「蟻の一穴」などから「神は細部に宿る」、「六割で優良企業」などのキーワードの視点を説いています。 経営は論理とし、自分なりの経営の論理を持つことが重要とし、「経営の三つの基本論理」、「経営の方程式」、「経営のゆれ動き」の組織内や市場にどのようにインパクトを与えるかを考える論理モデルの例を紹介しています。
経営は、人間の総合判断力の幅と深さを鍛える、絶好の知的営為である」と結んでいます。

経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門
東洋経済新報社
伊丹 敬之(著)
発売日:2007-06-29
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:2716

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1部 働く人と会社
 第1章 人はなぜ働くか
 第2章 仕事の場で何が起きているか
 第3章 雇用関係を絶つとき
第2部 企業とは何か
 第4章 企業は何をしている存在か
 第5章 株主はなぜカネを出すのか
 第6章 利益とは何か
 第7章 企業は誰のものか
 第3部 リーダーのあり方
 第8章 人を動かす
 第9章 リーダーの条件
 第10章 リーダーの仕事
 第11章 上司をマネジする―逆向きのリーダーシップ
第4部 経営の全体像
 第12章 経営をマクロに考える
 第13章 戦略とは何か
 第14章 競争優位の戦略
 第15章 ビジネスシステムの戦略
 第16章 企業戦略と資源・能力
 第17章 組織構造
 第18章 管理システム
 第19章 場のマネジメント
第5部 経営を見る眼を養う
 第20章 キーワードで考える
 第21章 経営の論理と方程式で考える

にほんブログ村 本ブログへ


(広告)

Office ライセンス

マイクロソフトライセンスセンター

「ISOの本棚」ページのトップへ!


RSS twitter livedoorクリップ Buzzurl Google Bookmarks delicious Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマーク はてなブックマーク
Trackback URL

Add a comment

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 

Google 翻訳
Categories
運営者情報
track word
Profile

discus05

旅行なら
<

簡単検索
全国のホテルをあなた
好みで検索できます。
■日程
チェックイン
チェックアウト

■1部屋あたりのご利用人数
大人
小学校高学年
小学校低学年
幼児
(食事・布団付)
幼児(食事のみ)
幼児(布団のみ)
幼児
(食事・布団不要)

■部屋数 部屋

■宿泊料金の範囲
■地域を選択する
  
QRコード
QRコード
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
RSS


【このページをRSSリーダーに登録する!】
Googleに追加
My Yahoo!に追加
livedoor Readerに追加
はてなRSSに追加
goo RSSリーダーに追加
Bloglinesに追加
Technoratiに追加
PAIPOREADERに追加
newsgatorに追加
feedpathに追加

track feed ISOの本棚

  • seo