ISO/IEC 20000:2005規格は、英国のITサービスマネジメントのためのBS 15000規格が原型となり発行された規格で、ISO/IEC 20000-1:2005:Information technology -- Service management -- Part 1: Specification(情報技術−サービスマネジメント−第1部:仕様)とISO/IEC 20000-2:2005:Information technology -- Service management -- Part 2: Code of practice(情報技術−サービスマネジメント−第2部:実践のための規範)との2部構成になっていますが、ITサービスマネジメントに関する国際規格になります。


ISO/IEC 20000-1規格が、ITサービスマネジメントを実施するための要求される仕様を定義しています。すなわち第三者認証審査を行う際の認証規格で、この規格が基準となり適合性の審査が行われます。(以下のような規格の構成になっています。1.適用範囲、2.用語及び定義、3.マネジメントシステム要求事項、4.サービスマネジメントの計画及び導入、5.新規サービス又はサービス変更の計画及び導入、6.サービスデリバリプロセス、7.関係プロセス、8.解決プロセス、9.コントロールプロセス、10.リリースプロセス)


他方の「ISO/IEC 20000-2」規格は、ITサービスマネジメントの実施規準(ガイドライン)で、ITサービスプロバイダがISO/IEC 20000-1の要求仕様に適合したプロセスを確立するための推奨事項が規定されています。


すでにこの国際規格は、2007年4月にJIS化され、「JIS Q 20000-1:2007情報技術―サービスマネジメント―第1部:仕様」、「JIS Q 20000-2:2007情報技術―サービスマネジメント―第2部:実践のための規範」として発行されています。


また日本でも、すでに日本情報処理開発協会(JIPDEC)を審査登録機関の認定機関とするITサービスマネジメントシステムITSMS)適合性評価制度もスタートしています。


またITILIT Infrastructure Library)は、ITサービス管理のための運営方式やノウハウ等を解説した7つの書籍シリーズで、すでに欧米では、ITサービスマネジメントの業界標準として広く認知され、上記のBS 15000のベースにもなったITサービスのためのライブラリになります


本日は、このISO 20000規格、ならびにITILに基づく、ITサービスマネジメントシステムの構築手順ならびにその管理プロセスなどについて、事例に基づき、分かり易く解説している本を紹介します。本書では、ISO 20000の認証取得のポイントなども詳細に解説しています


本書:「ITサービスマネジメント構築の実践」です。



ISO20000ITILの内部統制整備への活用」との副題がついています。

本書は、KPMGビジネスアシュアランス の編纂により、2007年9月に日科技連出版社より発行されています。


本書の帯には、本書のポイントについて以下のように記載しています。

ISO 20000ITILを活用した


ITサービスマネジメントの構築方法がズバリわかる!


内部統制基盤の整備に必須!


本書は、2部の構成となっています。


第1部が「ITサービスマネジメントの構築手順」と題して第1章から第7章で構成され、ITサービスマネジメントの概説(ITIL、BS 15000、ISO 20000など概要の解説)に始まり、ITサービスマネジメントの構築について、プロジェクトの立ち上げから、マネジメントシステムの確立、リスクアセスメント、プロセスアプローチに基づく管理プロセス、監視と内部監査、継続的改善ならびにマネジメントサイクルの運営といった構築後の運用までの各手順について解説しています。2部でも同様ですが、本書の解説の中で重要なポイントについては、指マークにより強調して「認証取得のポイント」としてその要点を解説しています。


第2部が「ITサービスマネジメントの管理プロセス」と題して、第8章から第13章で構成されています。ここでは、ITサービスマネジメントを構築する際の取組の中核となる「管理プロセスの設計・実装」に関する具体的な実施内容について、サービスレベル管理の関係プロセス、解決プロセス、構成管理プロセス、変更管理プロセス、リリース管理ブロセス、ISO 27001との関連も含めての情報セキュリティ管理プロセス、可用性管理と継続性管理、キャパシティ管理プロセスとITサービス管理プロセスなど各管理プロセス毎に重要なポイントや何をどのように進めるべきかといった掘下げた内容について解説しています。


なお付録として、「ITIL用語とJIS Q 20000用語の対比表」が添付されています。


本書の内容は、ISO 20000の認証取得の目的のみならず、ITサービス事業者において、そのITサービスの質を高め、顧客の満足度を向上させ、ITサービスの価値の向上を意図しているITサービス関係者にお奨めの内容となっています


ITサービスマネジメント構築の実践―ISO20000とITILの内部統制整備への活用
日科技連出版社
KPMGビジネスアシュアランス(編さん)
発売日:2007-09
発送時期:通常3~5週間以内に発送
ランキング:90217

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1部 ITサービスマネジメントの構築手順
 第1章 ITサービスマネジメント概説
 第2章 プロジェクト計画の策定
 第3章 マネジメントシステムの確立
 第4章 ITサービスのリスクアセスメント
 第5章 管理プロセスの確立
 第6章 監視活動と内部監査
 第7章 継続的な改善活動とマネジメントサイクルの運営
第2部 ITサービスマネジメントの管理プロセス
 第8章 SLA策定とステークホルダとの関係構築
 第9章 ユーザ対応および問題解決プロセスの確率
 第10章 構成情報の更新プロセスと管理基盤の整備
 第11章 情報セキュリティにかかわるリスクとその管理
 第12章 高可用性と継続性の実現
 第13章 ITサービス資源とコストの最適化
付録 ITIL用語とJIS Q 20000用語の対比表





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