英語について、読解はできたとしてもいつまでたっても話せないのはどうしてかについて著者は、以下の二つの理由があるとしています。


  1. クリティカルエイジの問題
         
    『クリティカルエイジ』とは、「脳の学習限界年齢」のことで、語学では、8~13歳とされている。13歳以降に語学を学ぶためには、このクリティカルエイジを克服する方法が必要。

  2. 日本の英語教育の問題
          
    「文法」→「読む・書く」→「聞く」といったスタイルの英語教育は、脳の仕組みと合致していないため。


英語教育の名門の家系に生まれ、脳機能学者であり、計算言語学者として知られる苫米地博士(著書に15万部突破のベストセラー:『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方』<「ISOの本棚ブログ」でも紹介>など多数)が最新の脳科学の成果を織り込んだ英語(外国語)勉強法について説いている本を紹介します。



本書:「英語は逆から学べ!」です。


最新の脳科学でわかった!」


世界一簡単な外国語勉強法


との副題が付いています。


本書は、著者:苫米地 英人 氏にて、2008年3月にフォレスト出版 より発行されています。


なお本書には、聴くだけで『記憶力』、『問題解決力』、『自己実現力』が高まるとされるCDが付いています。これは、以下のような主旨のものですす。


このCDは、世界的なドキュメンタリー番組専門のテレビ局「ディスカバリー・チャンネル」でも特集が組まれたという特殊音源とのことで、


  • 自己実現力」を高める音源
  • 記憶力」を高める音源
  • IQ」(問題解決力)を高める音源

がサブリミナルで美しい曲の中に埋め込まれている音源とのことでBGMのように聞こえますが、実は上記のような画期的な効果を意図したものとのことです。(約4分から17分の4曲で総計30分強の音源が入っています。)


本書は、5つの章から構成されています。多数のイラストや概念図などが挿入されていて機能脳科学の難しい内容も分かり易く解説されています。


第1章では、「なぜ、大人になってから英語は学べないのか?」(−最新の機能脳科学が解明したクリティカルエイジ(脳の学習限界年齢)とは?−)
として、『クリティカルエイジ(脳の学習限界年齢)』がネックになるので、13歳以降に学ぶためには、このクリティカルエイジを克服する方法が必要がありどうすればそれを克服できるかといった考え方を説明しています。


第2章では、「日本の英語教育では英語ができるように成らない理由」(−はるか昔の言語学をもとにつくられた教育方法では意味がない!−)
として、日本で行われてきた英語教育について機能脳科学からすると遅れたもので、どういった点を改めるべきかを説明しています。


第3章では、「全ての人が生まれたときから「英語センス」を持っている!」(−最新の機能脳科学が解明した「脳が言語を学ぶメカニズム」とは?−)
として、脳が言語を取得する際のメカニズムについて説明し、『英語脳』のつくり方が解説されています。


第4章では、「赤ちゃんと同じ方法で学ぶ」(−50倍速英語脳プログラム−理論編−)
として、ステップを追って『英語脳』をつくりあげていく手順について説明しています。


第5章では、「ネットで話題の誰でもできる「英語脳のつくり方」」(−50倍速英語脳プログラム−トレーニング編−)
として、『英語脳』をlどのようにして鍛え上げていくかといったトレーニング方法について説明しています。


英語がうまく話せなかったのは、センスとかの問題ではなくて、間違った英語の学習法を教わったためとして、機能脳科学の視点からの速習英語学習法を説いています


タイトルの「英語は逆から学べ!」とは、何を示すかということですが、具体的には、「脳が言語を学ぶメカニズム」に沿った方法で、英語を学ぶべしということで、赤ちゃんが英語を学ぶのと同じように、「見る・聴く」からはじめることを説いています。

これは、従来の英語教育とは、逆の「聞く」→「読む・書く」へと進むステップと言うことです


この方法が有効かということですが、実際に、年齢や環境に関係なく英語力ゼロからネイティブスピーカーになった人が多く生まれているとのことです。

しかも、限りなく短期間に、多くの方がネイティブスピーカーになったという成果を挙げているとのことです。


また聴くだけで『記憶力』、『問題解決力』、『自己実現力』が高まるとされる付属のCDは、このような逆から学ぶ速習英語学習法に大いに寄与するという主旨かと思われます。


英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法~特殊音源CD付き(全外国語対応)
フォレスト出版
苫米地英人(著)
発売日:2008-03-20
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:5
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 How to本ではなくメカニズムを知る本
おすすめ度5 面白い試み
おすすめ度3 理論はザッと、実践法はポイント押さえて
おすすめ度4 まあまあ面白いです。
おすすめ度3 期待し過ぎていました


なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 なぜ、大人になってから英語は学べないのか?
−最新の機能脳科学が解明したクリティカルエイジ(脳の学習限界年齢)とは?−
・クリティカルエイジとは?
・なぜ、クリティカルエイジ(脳の学習限界年齢)とは?
(略)
・機能脳科学からみた「絶対にやってはいけない英語勉強法」
・ネイティブのように英語を学ぶ
第2章 日本の英語教育では英語ができるように成らない理由
−はるか昔の言語学をもとにつくられた教育方法では意味がない!−
・文書の中に意味はない!−
・意味は状況にある!
・通訳・翻訳は似たものを探しているだけ
(略)
・英語教育が遅れているのは仕方ない?
・Garden Path
・学校で学んだことは忘れよう!
第3章 全ての人が生まれたときから「英語センス」を持っている!
−最新の機能脳科学が解明した「脳が言語を学ぶメカニズム」とは?−
・ユニバーサル文法とは?
・パラメータとは?
(略)
・チョムスキーはかなり正しい
・英語脳ができることは証明されている!
第4章 赤ちゃんと同じ方法で学ぶ
−50倍速英語脳プログラム−理論編−
・まずは英語モードをつくる
・子供が英語を学ぶのと同じように学ぶ
(略)
・英語モードができると
・連ドラを見るときの注意点
第5章 ネットで話題の誰でもできる「英語脳のつくり方」
−50倍速英語脳プログラム−トレーニング編−
・トレーニングに入る前に「意識状態」を切り替える
・臨場感を感じよう
(略)
・発話訓練に効果的な「シャドーインぐ」とは?
・文字は、最後の最後でこう学ぼう!





にほんブログ村 本ブログへ



(広告)


オラクルライセンスセンター 



「ISOの本棚」ページのトップへ!