コンサルティングの基本
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コンサルタントは、自称、他称を始め多数の職種があるようですが、オックスフォードの英英辞典では、以下のように説明しています。
【 consultant: a person who knows a lot about a particular subject and is employed to give advice about it to other people.】
特定の問題についてよく知っていて、そのことについて他の人々に助言できるよう雇われる人といった意味でしょうか。
「”コンサルティング”とは、実際にどんなことをしているのだろう?」
「就職先や転職先としてコンサルティングファーム(コンサルティング企業の総称)を検討しているので、くわしく知りたい」
といった疑問を解決し、要望に応えるためにコンサルティングやコンサルタントについてわかりやすく説明しました。
と本書の冒頭の「はじめに」で編者が書いています。
本日は、コンサルティングについて、コンサルティング=経営コンサルティングと定義して、このコンサルティングを「戦略」「IT・業務」「組織人事」「財務」などの領域に分け、その具体的な活動等について俯瞰的に解説している本を紹介します。
コンサルティングファームの知識から、そこにおける主要な活動について、テーマごとに実際の仕事(プロジェクト)の詳細、さらにコンサルタントの基本ツールを生かす方法など実践的なノウハウも併せて理解できるように解説しています。
またコンサルタントおよびコンサルティングの基本事項について効率的に学び、実践に役立てることができるコンサルティングのノウハウを体系的に解説しています。
コンサルタントになりたい人、コンサルティングを依頼したい人のための入門書として豊富な関連情報が網羅されています。
本書:「(この1冊ですべてわかる)コンサルティングの基本」です。
本書は、神川 貴実彦氏の編著並びに丸山 博貴氏、渡辺 秀和氏、久留須 親氏、瀧田 聡氏、西田 和雅の共著にて、2008年5月に日本実業出版社より発行されています。
本書の帯には、以下のように書かれてあります。
- 戦略、IT、組織人事、税務など全ファームを俯瞰
- 主要なプロジェクトでの具体的な仕事の進め方
- コンサルタントの基本ツールを生かす方法
- 新卒・中途採用で求められる基準
ほんとうに知っておくべきこと。
更に表紙カバーの折返し部には、以下のように記載されています。
コンサルティングのノウハウを一冊に凝縮
- コンサルティングファームの仕事の流れ
- 各ファームの特徴
- コンサルティングの基礎知識
- 各ファームの統廃合の変遷
- 進化した新形態のファーム
- 具体的な採用試験対策
+すぐに使える用語集
本書の表紙の折返し部に「総合系コンサルティングファームの変遷」と「戦略系コンサルティングファームの歴史」が詳しくまとめられています。
第1章では、「コンサルティング業界の基礎知識」
として、「コンサルティングとは」にはじまり、クライアントの要請に応じて多岐にわたるところのコンサルティングファームの8大機能・付加価値、コンサルティングファームの組織、ファームでのコンサルタントの職位とその仕事の概要等について解説しています。とくにアナリスト、コンサルタント、マネジャー、パートナーの各職位の具体的な仕事の中味について具体的にイメージできるように、あるフェーズでの1週間の毎日の仕事内容についてのスケジュール表など参照しながらコンサルティング業界のコンサルタントはどんな仕事ぶりなのかといった基礎知識について解説しています。
第2章では、「各コンサルティングファーム・領域の解説」
として、かっては、コンサルティングファームの各社の生い立ちからその強みに対応し住み分けられていましたが、昨今では、相互に進出し合って、このようなコンサルティングファームのカラーのようなものは部類し難くなっているとした上で、本書では、「戦略系コンサルティングファーム」~「国内独立系コンサルティングファーム」までの7つに分類してそのビジネスドメイン(領域)の特色から、その変遷、さらには、最近の注目される動向などの概要を解説しています。
第3章では、「戦略/業務&ITコンサルティングプロジェクト」
として、プロジェクトの受注から最終報告及び次回プロジェクト提案に至るコンサルティングの仕事の流れとその各フェーズにおいてどのような仕事をコンサルタントはしているかについて、外資系コンサルティングファームのスタイルを想定し、その流れの詳細を解説しています。また「選択と集中」を支援するグループマネジメント、社員と経営層の“思い”をたな卸しする長期ビジョンの策定などの全社戦略に関わる側面、そして、複雑化しているマーケティング戦略、安定低成長を打破する新規事業戦略、注目されている新規技術実用化などの事業戦略に関わる側面、さらに顧客戦略を円滑に実施するCRM、最適な購買・在庫・生産管理を実現するSCM、多数のプロジェクトを円滑に動かすPMO、企業の競争力を高めるITマネジメント戦略、おもに上流工程を担当するシステムインテグレーションなどの業務&ITコンサルティングに関する側面を取り上げ、これらのコンサルティングプロジェクトにおいて、どのような仕事の流れでコンサルティング業務が推進されるかについて解説しています。
第4章では、「組織人事/内部統制/M&A/その他 コンサルティングプロジェクト」
として、人事コンサルティングの新潮流SHRM、社員の力を最大限に引き出す組織開発、近年とくに注目されているリーダーシップ開発などの組織人事プロジェクト、そして、内部統制体制構築(J-SOX法対策)プロジェクト、M&Aプロジェクトのカギを握るデューデリジュンス、さらにその他の経営に関わるコンサルティングプロジェクトについて、そのアプローチ、コンサルティングの流れ、推進の考え方など、コンサルティングプロジェクトのアウトラインについて解説しています。
第5章では、「コンサルティング業界へ就職・転職するノウハウ」
として、コンサルティングファームに入社する上での「新卒採用」、「中途採用」について採用プロセス。プロフェショナルマインド、コンサルタント的思考力、対人関係構築能力、その他に関してコンサルタントに求められる資質、コンサルティングファーム別の採用スケジュール、新卒採用試験を勝ち抜くテクニック、転職希望者のバックグラウンドの生かし方、効果的な転職方法、コンサルティングファームの系統毎に近年とくにニーズが高いとされる人材、面接や書類選考で押さえるポイント、新卒と中途入社のメリットとデメリット、コンサルタント経験者の転身などの観点からコンサルティング業界へ就職・転職するノウハウを解説しています。
また「コンサルティング業界の用語集」が添付され、関連するキーワードが数字・アルファベットおよび50音順に解説されています。
本書は、コンサルティングファームでコンサルタントは、どのようにコンサルティングプロジェクトの実務を行っているか、戦略、IT、組織人事、財務などの主要なプロジェクトの流れとその概要を俯瞰し、またコンサルタントの基本ツールについて有効に活かす方法、さらには、新卒・中途採用の規準などのノウハウを具体的にわかりやすく解説しています。
本書は、コンサルティングファーム等のこの業界への就職を希望する人は、勿論、クライアント側の立場のビジネスパースンも含めて当該分野に関心がある人には、興味深い情報が満載されていてお薦めです。
またクライアントとなる側の一般企業が抱えている専門性のニーズがどのように変化しているかをコンサルティングファームの動向情報から垣間見ることもできます。
タイトルの通りコンサルティング業界の基本の分かる1冊
コンサルティング業界に興味がある人は、まずはじめに読むとよい。
表紙と中身
就活前に出会いたい一冊!
コンサルティングに興味を持っていらっしゃる方のための一冊
なお本書の概要目次は、以下です。
第1章 コンサルティング業界の基礎知識
第2章 各コンサルティングファーム・領域の解説
第3章 戦略/業務&ITコンサルティングプロジェクト
第4章 組織人事/内部統制/M&A/その他 コンサルティングプロジェクト
第5章 コンサルティング業界へ就職・転職するノウハウ
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