戦略立案のテクニック 新版

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戦略立案のテクニック 新版

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戦略という言葉は、もともとは、軍事学の用語になります。


戦略は、勝利・成功の方程式のようなもので、日本のビジネスパースンがとくに好み多用されている用語のようです。


戦略は、特定の目標達成のために総合的な調整を通じて力と資源を効果的に運用する技術・理論ということで、現代のビジネス世界においては、戦略的な考え方や戦略立案のためのテクニックは、必須のツールとなっています。


戦略の定義としては、『競争優位性によって、企業目的を持続的に達成するための整合性のある具体的な行動の集合』といった定義などがあります。(本日紹介する本のプロローグでこのように紹介されていますが、敢えて定義はされていません。)


戦略の基盤になるのが情報になりますが、その情報をどのようなロジックのもとで加工し、活用していくかが戦略分析手法のテクニックになります。


本日は、その有効性が確立され、幅広く実務で使われている20の戦略分析手法について企業戦略、事業戦略、戦略展開の用途に分けて明快に実践的に解説している本を紹介します。


業界構造分析/市場成長性分析/収益性分析/プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)/プロジェクト価値経営/コア・コンピタンス経営/業界構造分析/市場成長性分析/収益性分析/プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)/プロジェクト価値経営/コア・コンピタンス経営/市場分析/コンジョイント分析/クラスター分析/製品市場分析/ブルーオーシャン戦略/競合コスト分析/競合反応分析/シナリオ分析/バリューチェーン・バリューシステム分析/方針管理/バランスト・スコアカード(BSC)/シックスシグマのDMAICによる戦略実施/ABC分析/ベンチマーキング の各ツールを取り上げ、実際にどのように実務に活用するかに力点を置いて、各ツールの全体像がわかるように丁寧に解説しています。


本書:「 戦略立案のテクニック 新版」です。


実務で使える20のツール」との副題が付いています。


本書は、著者:長島 牧人 氏にて、2008年5月に日科技連出版社より発行されています。


戦略立案の手法を網羅した解説書として好評だった1997年発行の前著の新版になります。


今回の新版では、コア・コンピタンス経営、プロジェクト価値経営、ブルーオーシャン戦略、コンジェイント分析、バランスト・スコアカード、シックスシグマのDMAICなどが新たに追加解説されています。また、従来から引き継いだ手法についても最新の情報が反映されたものとなっています。


本書の表紙カバーの折返し部に本書の特徴として以下の点があげられています。


  • だれもが有効と認める20の戦略ツールを明快に実践的に解説。それぞれのツールの全体像がわかるように丁寧に明快に解説。

  • よい戦略を作るにはテクニックと構想力が必要となるが、真の構想力は先ずテクニックを実践して経験を積むことによって身につく。

  • 実務に活用するように作られているので、読み物として一読するのではなく、目的・用途に応じて必要な部分を熟読して使う。


本書の「はじめに」で(これは、旧版で書かれたことばになりますが、)著者は、戦略を策定することに関係して以下のように述べています。



「良い戦略を作る能力はもちろん1日にして身に付くわけはなく、先天的な素質と多くの経験を必要とする。ただし経験と素質を必要とするのは構想力の方であり、テクニックは勉強すればだれでも身につけることのできるものである。また、テクニックは他の学問と同様、本を何度も読むことにより、独学でも十分に学ぶことができる。ここに本書を書く意義がある。(略)、真に戦略の構想力をつけるためには、まずテクニックは身につけ、実践を積む以外はないと考えている。」


本書は、戦略立案のテクニックに関わる20のツールを20の章に展開し解説しています。


これらのツールは、
第1部:「企業戦略のための分析手法
では、「業界構造分析」、「市場成長性分析」、「収益性分析」、「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)」、「プロジェクト価値経営」、「コア・コンピタンス経営」がそれぞれの章で解説されています。


第2部:「事業戦略のための分析手法
では、「市場分析」、「コンジョイント分析」、「クラスター分析」、「製品市場分析」、「ブルーオーシャン戦略」、「競合コスト分析」、「競合反応分析」、「シナリオ分析」、「バリューチェーン・バリューシステム分析」がそれぞれの章で解説されています。


第3部:「戦略展開のための分析手法
では、「方針管理」、「バランスト・スコアカード(BSC)」、「シックスシグマのDMAICによる戦略実施」、「ABC分析」、「ベンチマーキング 」がそれぞれの章で解説されています。


全体的に概念図などを含めた多数の図表が挿入されていて分かり易く丁寧に解説されています。


概ね、最初にそのテクニックの意義、目的の解説や、定義、などに続いてそのツールの活用の手順、手法の解説、更に留意点などが解説されるという構成になっています。


また最初の「プロローグ」で『戦略とはなにか』にはじまり、本書の構成と各手法、コンセプトの位置づけ、分類などを解説し、本書で紹介されている手法、理論の相互関係について整理し解説しています。


個別の手法の解説書はありますが、本書のように手法、理論を体系的に集積して解説している類書は、余り見あたりません。教科書的に最初から順に勉強しても良いし、また自分の目的に応じて必要な箇所だけを拾い読みして活用することもできるような構成にもなっています。


本書は、大学のビジネススクール・経営学部などの学生の皆さんから、企業のマネジメントに関わる経営者、管理者、経営戦略手法に関心のあるビジネスパースンやコンサルティング関連企業の関係者のための教育テキストとしてお薦めの一冊です。


戦略立案のテックニックの書籍のjpg画像
日科技連出版社
発売日:2008-05
発送時期:通常3~5週間以内に発送
ランキング:109413

なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1部 企業戦略のための分析手法
第1章 業界構造分析
第2章 市場成長性分析
第3章 収益性分析
第4章 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)
第5章 プロジェクト価値経営
第6章 コア・コンピタンス経営
第2部 事業戦略のための分析手法
第7章 市場分析
第8章 コンジョイント分析
第9章 クラスター分析
第10章 製品市場分析
第11章 ブルーオーシャン戦略
第12章 競合コスト分析
第13章 競合反応分析
第14章 シナリオ分析
第15章 バリューチェーン・バリューシステム分析
第3部 戦略展開のための分析手法
第16章 方針管理
第17章 バランスト・スコアカード(BSC)
第18章 シックスシグマのDMAICによる戦略実施
第19章 ABC分析
第20章 ベンチマーキング
参考文献





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