• 他社より早くリスクを察知したい
  • コストを極力下げて効果を上げたい
  • 経営者・管理者の責任連鎖を保証したい
  • 財務報告の内部統制だけで終わらせたくない
  • ERMを戦略策定・経営計画と一体化させたい

というニーズに応えるために本書を執筆しました。


というのが「はじめに」の書き出しの言葉となっています。


ERMEnterprise Risk Management全社的リスクマネジメント)は、今日、コーポレートガバナンス、経営管理(業績管理)、内部統制、コンプライアンス、CSR、セキュリティ対策などを統合的にマネジメントするための概念としても注目されつつありますが、本書では、ERMを以下のような仕組みとしています


  1. 経営戦略の達成を合理的に保証するためのプロセス
  2. 経営者によってリードされ、戦略策定に活用され
  3. 組織全体に適用され、全社員が参画することによって活性化し
  4. 発生可能性の高いリスク事象を予見するように設計され
  5. 経営者への投資やリスクの選好の度合い(リスク・アピタイト)をマネージし
  6. ガバナンスを強化し、持続的な成長を支援する

コーポレート・ガバナンスの強化、コンプライアンス体制の見直し、新たな法制度への効果的な対応などに求められるERM(全社的リスクマネジメント)や内部統制の構築・高度化に必要な知識について分かり易く解説している本を紹介します


経営者、CFO、管理者の方々ためのERMの実践実務書になります。


金融庁の内部統制報告制度へのコスト効果を意識した対応、ERMの仕組み確立にむけてのロードマップの描き方、さらには、ERMの導入にあたって留意すべき事項、導入のために必要なプロセスなどを分かり易く解説しています


本書:「内部統制とERM」です。


透明性を高め、説明責任を果たす」との副題が付いています。


本書は、著者:神林 比洋雄 氏にて、2008年5月にかんき出版より発行されています。


本書の帯、並びに表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれてあります。


全社的リスクマネジメントで


持続的成長を目指す


他社より早くリスクを察知したいとき


コストを極力下げて効果を上げたいとき


税務報告のみの内部統制に終わらせたくないとき



すばやい意志決定でリスクに対応し、チャンスに変える


  • 経営者と社員が説明責任を果たす
  • 財務報告の内部統制からERMへのロードマップを描く
  • ERMを戦略策定・経営計画と一体化させる
  • モニタリング機能により経営の品質を高める

経営者・管理者のためのポイント付


本書は、8章から構成されています。また各章の見出しの項目について、最初に「経営者・管理者のためのポイント」として、その見出し項目のエッセンスが枠囲みにて、箇条書きでまとめてあり、続いて解説がされるというスタイルで説明がされており、分かり易い構成となっています。


第1章では、「持続的成長を脅かす新たなリスクとは?
として、グロバリゼーションの進展に伴う、リスクの多様化、複雑化などを総括した上で、続発する不祥事について、その中味を分析し、トップマネジメントの責任を確認しています。さらに会計基準の国際的な統合の現状について概観しています。


第2章では、「新たなリスクにどう対応するか
として、コーポレートガバナンスの強化への対応、また内部統制とERMとの関わり、また企業不祥事に関わる予防ならびに企業価値向上の観点、効果的なコンプライアンス・CSRに応えるための内部統制・ERMの位置づけ、内部統制報告制度の導入2年目以降に対する展望、会社法と内部統制とERMとの関係、経産省、東証、日本経団連の期待といった側面に対してどう対応するか等のポイントを解説しています。


第3章では、「トップダウンによる、変化への全社的な対応
として、ERMを基軸としたトップダウンによる各種の変化への対応の考え方が解説されています。


第4章では、「内部統制はERMの基盤
として、内部統制が誕生してきた経緯にはじまり、COSOモデル、COSOの内部統制のフレームワーク、内部統制の目的から構成要素、内部統制に対応すべき経営者、管理者の役割、内部統制の限界、内部統制の構築・展開のためのロードマップ、リスクマネジメントとしての内部統制を基盤としてのERMの観点からのステップアップなどを解説しています。


第5章では、「財務報告のみの内部統制で終わらせない
として、金融庁の内部統制報告制度、のフレームワーク、アメリカのSOX法対応の初年度に発生した取組から学ぶこと、内部統制プロジェクトの効果的な進め方、内部統制の評価や不備に対応するためのスタンスなどを解説しています。さらに内部統制の付加価値を高めるとの観点からの重要な視点、そして内部統制からERMへと展開していくアプローチとそれに関する考え方などを解説しています。


第6章では、「ERMを導入・強化する
として、導入前に考えておくべき事項から始まり、COSOのERMフレームワークの概説、ERMの導入にむけてのリスクマネジメントビジョンの策定と共有化、リスクマネジメント能力の成熟度レベルとその特徴、要素などを解説し、ERMを導入・強化していく3つのステップとその概要を解説しています。次いで、第1のステップとなる「全社的リスクの評価」のための4つの取組、第2のステップとなる「ギャップ分析」のための2つの取組、さらに第3のステップとなる「継続的改善」のための2つの取組について順次、詳解しています。


第7章として、「内部統制・ERMの品質をモニタリングする
として、内部統制及びERMの品質をモニタリングするための「自己評価」、「内部監査」「監査役・監査委員会」、「外部監査人による内部統制監査」などについて、内部統制及びERMの品質との関わりについて、その意義や具体的な活動とその留意すべきポイントなどを解説しています。


第8章として、「ERMの将来ビジョン
として、事業パフォーマンスの改善へのERMの活用にはじまり、事業戦略策定とのERMの関わりについての展望、M&Aのプロセスについてリスクマネジメントの観点からM&Aを成功させるための進め方など解説しています。さらに持続可能な競争優位の確立にERMを活用するとの考え方やそのポイント等を解説しています。


ERMを企業価値を高める、事業戦略・目的の達成のためのリスクマネジメントとの視点から内部統制とからめて事業戦略策定・管理プロセスとリスクマネジメントとの統合の重要性などを実務的に経営者・管理者のためのポイントを重点に分かり易く解説しています


今日の不確実で激変する環境の中でしっかりと変化に対応して生き残り競争優位を確立し目標を達成していく企業のためのリスクマエジメントであるERMに関心がある経営者・管理者・ビジネスパースンには、読んで頂きたい一冊です


内部統制とERM 透明性を高め、説明責任を果たす
かんき出版
発売日:2008-05-13
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:69359

なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 持続的成長を脅かす新たなリスクとは?
1. 経済のグローバル化とリスクの多様化・複雑化
2. 不祥事の発生と法規制強化
3. 加速する会計基準の国際的な統合
第2章 新たなリスクにどう対応するか
1. コーポレートガバナンスを支える
2. 企業不祥事を予防する
3. コンプライアンス・CSRに応える
4. 適正な財務報告を支える
5. 会社法が期待する内部統制・リスク管理
6. 経産省、東証、日本経団連が期待すること
第3章 トップダウンによる、変化への全社的な対応
1. 変化にトップダウンで対応する
2. 全社的な視点で対応する
3. ERMの取り組み状況と進化への道
第4章 内部統制はERMの基盤
1. COSOモデルの誕生
2. 内部統制の目的を理解する
3. 内部統制の構成要素を知る
4. 内部統制にどう立ち向かうか
5. 内部統制の限界を知る
6. 内部統制構築のロードマップ
第5章 財務報告のみの内部統制で終わらせない
1. 金融庁がめざす内部統制の強化
2. アメリカの取り組みから学ぶこと
3. 内部統制プロジェクトを効果的に進める
4. 内部統制を効果的に評価する
5. 内部統制の不備に対応する
6. 内部統制の付加価値を高める
7. 内部統制からERMへ
第6章 ERMを導入・強化する
1. ERMの導入前に考えるべきこと
2. COSOのERMフレームワーク
3. ERMの導入に向けて
4. ERMの導入ステップ1:全社的リスクの評価
5. ERMの導入ステップ1:全社的リスクの評価
6. ERMの導入ステップ1:全社的リスクの評価
7. ERMの導入ステップ1:全社的リスクの評価
8. ERMの導入ステップ2:ギャップ分析
9. ERMの導入ステップ2:ギャップ分析
10.ERMの導入ステップ3:継続的改善
11.ERMの導入ステップ3:継続的改善
第7章 内部統制・ERMの品質をモニタリングする
1. 自己評価の意義と効果
2. 内部監査と内部統制・ERM
3. 監査役・監査委員会と内部統制・ERM
4. 外部監査人による内部統制監査
第8章 ERMの将来ビジョン
1. パフォーマンスを向上させる
2. 企業の意志決定に係るERM
3. M&Aにおけるリスクマネジメント
4. 競争優位の確立
おわりに−ERMの活用から企業価値向上へのロードマップ







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