先日は、アメリカの41歳の水泳選手のダラ・トーレスが、北京五輪の代表に選ばれたことが話題になりました。


女子100メートルの自由形で優勝し、2000年のシドニー大会以来、通算5度目のオリンピック出場を決めたもの。


一般に10代が選手としてのピークと言われる水泳選手で数々の難題を乗り越えての快挙。
1984年のロサンゼルス五輪で400メートルリレーで金メダルに輝いたが、それ以降、過食症に2度の離婚、5度のひざの手術。


身体は、20歳を過ぎれば、歳をとるにつれて機能が衰えていくと言われています。


それに対し、脳細胞の方は、40歳を過ぎると10年で5%ずつ減っていくと言われています。


老化は、すべての人が持つ100%のリスクだが、その老化を回避し、健康的な生活を送るためには、若いときからの積み重ねが必要とし、石浦教授(東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は分子認知科学。難病の解明をライフワークに、遺伝性神経疾患の分子細胞生物学研究をおこなっている。)がこれまでの研究者生活で得られた老化に打ち勝つ方法について伝授している本を紹介します。


自分の体や脳をいかによい状態に保ってきたかによって、老化のスピードは変わるとし、日常の生活習慣に注意すれば、誰もがいつまでも若々しく、脳もフルに力を発揮することができると誰にでも実践できる“10の生活習慣”を説いています。


遺伝子が関わる病気の素因について、運動の大切さについて、そしてストレスが体に及ぼす影響までのことなど知った上で、「自己管理」が大切と説いています。


本書:「いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣」です。


本書は、著者:石浦 章一 先生にて、2008年2月にワックより発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


年をとっても記憶力を

高めることはできる!

最新研究で分かった頭を鍛える方法

体を使えば脳は活性化する

好きなことをすれば脳は力を発揮する


本書は、7章から構成されています。ざっと概要を紹介します。


第1章では、「脳にも体にも効果がある10の生活習慣」
として、今のあなたの生活で何歳まで生きられるかといった「ネイチャー」に掲載されたチェックテストなど紹介し、設問の中味など解説した上で、脳も体も健康で長生きできるかどうかは、10の生活習慣で決まると述べ、(「1.週に二~三回以上、一回30分以上運動をする」から「10.意識的に段取りをする」までの10の生活習慣とそのすすめについて解説しています。また100歳以上、長生きした人がどのような生活習慣であったかという調査結果を紹介し、先の10の生活習慣の裏付け部分を解説しています。以降の章では、上記の10の生活習慣について科学的にその根拠をクリアーにしていくとの展開になっています。


第2章では、「人は何歳まで生きられるか」
として、レオナルド・平フリック博士により公表された「細胞プログラム説」に基づく、人間の寿命は、120歳程度との説の解説にはじまり、なぜ老化するかという点について「活性酸素」、「リポフスチン」、「テロメア」、「iPS細胞」などの分子認知科学に関わるキーワードや最新の研究情報など交えて、老化についての分かり易く解説しています。とくに老化には、生活習慣が大きく影響することを改めて強調しています。


第3章では、「老いる脳、老いない脳」
として、脳細胞は、40歳以降老化と共に減少するという話題にはじまり、「ニューロン」と「グリア細胞(神経膠細胞)」の働き、短期と長期の記憶の違い、アルツハイマー病についての現象、原因、治療などの情報、脳の老化に対処していく上で留意が必要な血管障害の問題とそれに関わる生活習慣(お酒とタバコには要注意)などについて解説しています。


第4章では、「体を使えば脳は活性化する」
として、脳をなるべく老化させないために、体力が大切であるという点について、日頃のスポーツの実践により最大酸素摂取量を高水準に維持することの重要性を説いています。そして週に三日程度の各30~60分の運動、中年になったら毎日一万歩歩くことの意義、日常的な運動が脳の働きもよくすることなどを解説しています。


第5章では、「年をとっても記憶力を高めることはできる?」
として、ど忘れは、心配いらないとの話題にはじまり、記憶力を高めるには、ストレスを避け、海馬を鍛える生活が重要とし、積極的に好奇心をもって学習するような生活スタイルが大切と述べています。また睡眠中やリラックスしているときに長期の記憶が増強され、記憶が定着するとのべています。シータ波と海馬との関係や男性ホルモンや女子ホルモンの若返りや脳の活性化の効果と問題点など取り上げています。


第6章では、「好きなことをすれば脳は力を発揮する」
として、前頭前野の働きをよくしておくと年をとっても、創造力が落ちないとの話から、新たなことに挑戦することで脳の衰えはカバーできるなどの話題、好きなことをしているときにドーパミンが出るなどのドーパミンに関わる脳内生理の話題から脳に苦労させてどんどん働かせることの大切さといった脳の力を発揮させるポイントについて解説しています。


第7章では、「性格とストレス」
として、性格と頭の働き、寿命との関連について、性格の遺伝的なものと後天的なもの、性格と脳内物質との関係、ストレスに対する心と体の反応などを論じ、特に、いつまでもやる気を失わない生活をおくることの重要性を強調して結んでいます。


本書を読んで、わたしにとって、とにかく、現在の生活習慣を抜本的に改め軌道修正するることが「老いない脳」のためのポイントと痛感しています。


いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣 (WAC BUNKO 78)
ワック
発売日:2008-02
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:2136
おすすめ度:4.5
おすすめ度4 着地に失敗
おすすめ度4 中高年にもお奨め
おすすめ度5 かなりの盛りだくさん。読み応えあり!
おすすめ度5 久しぶりに衝動買い!本屋さんへ行って石浦教授の名前を拝見した途端、購入していました!
おすすめ度5 タイトル以上に内容がぎっしりでびっくりしました!この値段は安いと思います。

なお本書の概要目次は、以下です。
第1章 脳にも体にも効果がある10の生活習慣
第2章 人は何歳まで生きられるか
第3章 老いる脳、老いない脳
第4章 体を使えば脳は活性化する
第5章 年をとっても記憶力を高めることはできる?
第6章 好きなことをすれば脳は力を発揮する
第7章 性格とストレス





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