弁慶の七つ道具として弁慶が持っていたと伝えられる七種の武器には、諸説あるようですが、「鉄熊手(てつくまで)」、「大槌」、「大鋸」、「鉞(まさかり)」、「つく棒」、「さすまた」、「もじり」の各道具と伝えられ、たしかに映画などで登場する弁慶もそれらを束ねて背負っています。


このような有用な一揃えのツールについて、「選挙の七つ道具」といったものから、品質管理などの分野においても『QC七つ道具、『新QC七つ道具、『商品企画七つ道具』などが有力なルール群として幅広く活用されています。


信頼性の技術が幅広く浸透した背景から家電や自動車などの耐久消費財は、滅多に故障しなくなってきています。


しかし、自動車の欠陥に起因するリコール問題から家庭電化製品、エレクトロニクス製品、情報機器などの安全に関わる重大事故などはむしろ目立ってきており、商品企画、研究開発、設計・開発などの新製品開発の川上段階で信頼性の未然防止手法をさらに有効に活用することのニーズは増加しているように思われます。


<<ポイント>>


新製品開発技術者のための信頼性七つ道具の解説書


本日は、信頼性の専門家ではない一般の技術者の実務に役立つ観点から以下の信頼性の作り込みのための7つの信頼性手法について、「信頼性七つ道具 R7」(なおこのRは、Reliability:信頼性の頭文字)としてまとめ、それぞれの手法の考え方や使い方について分かり易く解説している本を紹介します。


1.信頼性データベース(Reliability Database:R-DB)

2.信頼性設計技法(Reliability Design Techniques)

3.FMEA/FTA(Failure Mode and Effects Analysis, Fault Tree Analysis)

4.デザインレビュー(Design Review:DR)

5.信頼性試験(Reliability Tests)

6.故障解析(Failure Analysis:FA)

7.ワイブル解析(Weibull Analysis)


本書において、「信頼性七つ道具 R7」の各ツールと信頼性の作り込みとの関係や役割、使いどころ、使い方を分かり易く解説しています


本書:「信頼性七つ道具 R7」です。


本書は、信頼性技術叢書選手委員会の監修、鈴木和幸先生の編著、CARE研究会の著(益田 昭彦氏、鈴木和幸氏、二川 潔氏、堀籠 教夫氏、島川 邦幸氏、石田 勉氏、渡部 良道氏、山 悟氏、佐伯 輝憲氏、太田 周一氏、横川 慎二氏)にて、2008年8月に日科技連出版社より発行されています。


本書は、「信頼性に関心を持つ企業人、業務を通じて信頼性に関わりのある技術者や研究者、これから学んでいこうとする学生などへの啓蒙と技術知識の提供を意図して刊行された」:【信頼性技術叢書】の一冊になります。


信頼性七つ道具R7 (信頼性技術叢書)
日科技連出版社
鈴木 和幸(編さん)
発売日:2008-08
発送時期:通常4~5日以内に発送
ランキング:51619

<<本書のエッセンスの一部>>


本書は、「信頼性七つ道具と信頼性ストーリー」と題して、信頼性七つ道具R7の目的と開発のどの段階でどのような流れにおいて信頼性七つ道具R7を活用するかといった信頼性ストーリーを概観し、解説している序章及び信頼性七つ道具R7について、それぞれの各ツールについて解説している第1章から第7章とから構成されています。


多数の図表が挿入され、ともすると数式の羅列で難解な展開になりがちな信頼性手法の極めて分かり易い解説となっています。


各章の終わりには、参考文献が取り上げられ更に学べるよう配慮されています。


また付録1:「故障の発生原理・法則とストレス−故障メカニズム−故障モード」、付録2:「エラープルーフの体系」が添付されています。


序章の信頼性ストーリーでは、新製品開発に対しての時系列な手法活用となっています。


まず「信頼性データベース」で過去の問題点、使用環境条件、顧客ニーズ等を徹底的に調査し、開発の仕様が決まり、とくに故障が起こりにくく、万が一故障が発生しても顧客には安全となるように「信頼性設計」を行い、予測に基づく効果的な未然防止の観点から「FMEA/FTA」を実施します。


また「デザインレビュー」により固有技術を統合化し、大局的な視点と周知を活用して問題点を抽出し、設計改善を行います。さらに「信頼性試験」により現場及び顧客ニーズとの適合性について評価し、発生した故障及び問題点の真の原因を分析し、究明する「故障解析」を行い、目標値達成の定量的評価のための「ワイブル解析」を実施し、更なる高信頼性を追求していくといった体系的な信頼性確立の流れになります。


第1章から第7章での信頼性七つ道具R7の各信頼性手法の解説では、その手法の概要の説明やその目的の確認に始まり、手法の実施手順、実施例や具体的アプローチ、留意点、最新の動向などが解説されています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書は、信頼性の専門家ではない一般の技術者の信頼性の作り込みの実務に役立つ観点から信頼性七つ道具R7(「信頼性データベース」、「信頼性設計技法」、「FMEA/FTA」、「デザインレビュー」、「信頼性試験」、「故障解析」、「ワイブル解析」)の各手法について、基本的な考え方や使い方を分かり易く解説しています。


これらの信頼性手法は、すでに確立された手法ですが、最新の情報も交えてアップデートされた内容も反映されており、入門書としても分かり易い解説となっています。


<<まとめ>>


信頼性の専門家ではない一般の技術者の実務に役立つとの意図のもと発行されていますが、技術者、研究者、学生だけでなく、商品企画や品質管理、品質保証、製造などの分野の信頼性手法に関心があるビジネスパースンにもこれらの信頼性七つ道具R7の基本の考え方を理解するため読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
序章 信頼性七つ道具と信頼性ストーリー
第1章 信頼性データベース
第2章 信頼性設計技法
第3章 FMEA/FTA
第4章 デザインレビュー
第5章 信頼性試験
第6章 故障解析
第7章 ワイブル解析
付録1 故障の発生原理・法則とストレス−故障メカニズム−故障モード
付録2 エラープルー付加の方法




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