「他人の成功を応援すること」を生きがいとしており、企業経営者、ビジネス書のベストセラー作家など、多くの人から「メンター」と慕われている著者:福島 正伸 氏が夢の実現をテーマに著者のセミナーの受講生や企業研修で出会った人々の5つの話を紹介し、「どうしたら夢が見つかるのか」「どうしたら夢がかなうのか」についてアドバイスしている本を紹介します。
困難な状況のなかで「夢」を何とかしたいと願い必死に実現に向けて考え続けた人、家族や仲間のはげましを素直に受け止め、それを糧に未来への道を見つけられるようになった人など、人間としてたいせつなことを気づかせてくれる5つの実話が語られています。
なお福島正伸氏は、現在、アントレプレナーセンターの代表取締役で、通産省産業構造審議会委員を始め、数々の委員を歴任し、これまでにも自立型人材の育成、組織活性化や新規事業立ち上げ、地域活性化支援の専門家として、これまで20年以上に渡り、日本を代表するいくつもの大手企業、大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールや全国の地方自治体などで、約5,000回、述べにして20万人以上に研修、講演を行っています。
また著書にベストセラーとなった、『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』(きこ書房)、『メンタリング・マネジメント』『起業家精神』(ダイヤモンド社)、『感動と共感のプレゼンテーション』『起業学』(風人社)、『小さな会社の社長のための問題解決マニュアル』(PHP研究所)などがあります。
「福島正伸の「夢しか実現しない」」とのブログサイトおよび関連のこちらのサイトでは、著者が、「日々感動」というテーマでこの本が生まれた背景や、読者に伝えたかったことなどをポッドキャスティングで語っています。
<ポイント>>
「つまらない仕事なんてない」---夢を決してあきらめないことと説いています。
「夢に大きい小さいは、関係ない、それまで夢とは思っていなかったこと、目の前にあることをワクワクする自分の夢にすることもできる。」と語っています。
人間らしく社会に貢献するために自己を成長させることとそれによって感謝と感動の日々を送ることのために夢が必要で、夢を持つことで人間本来の可能性を発揮できると説いています。
さらに、私たちは自分の可能性を次々に引き出しているという実感があるとき、つまりそれまで使っていなかった能力を使いこなしていると感じるとき、何事にも代え難い生き甲斐を得ることができると説いています。
本書:「仕事が夢と感動であふれる5つの物語」です。
本書は、著者:福島 正伸 氏にて、2008年10月にきこ書房より発行されています。
また本書には、福島さんの講演会の録音CDが付いています。
このCDは、筆者の前著『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』の出版記念講演会の一部を30分だけ録音したものです。
お守り。毎日持ち歩きます。自分の好きな自分でいるために
仕事を通じて未来を変えたくなる一冊+CD
すべての人に生まれてきた理由があります
<<本書のエッセンスの一部>>
本書の帯ならびに表紙の折り返し部には、以下のように書かれています。
夢をあきらめる前に開く本
つまらない仕事なんてない!
大切なことはその仕事との関わり方です。
その仕事にどんな意味や意義を見つけるかなのです。
仕事自体をどうとらえて、その先にどんな夢を持って、社会や世の中とどうつなげて、そこに自分の役割をどう見つけていくか?ということで、
その仕事の価値や魅力は全く変わってしまいます。
それまで僕は、自分にあった職業があると思っていたのです。「この職業をやれば、自分が幸せになれる」という職業があると思っていたのです。
そうではなかったのです。
<中略>
すべての仕事を面白くできるし、楽しくできる。
大切なことは、「仕事の意味を考える」ということだったのです。
「この仕事の意味・価値って、いったい何なのだろうか?」それが明確にあれば、
仕事が単なる作業から、今度は自分自身の存在価値を証明するものになるのです。
----------福島正伸 講演CDより
最初に「仕事が夢と感動であふれる5つの物語」
として以下の物語が紹介されています。(「馬車のパレード」、「日本一のパパ」、「今日の言葉」、「はじめての神輿担ぎ」、「菜の花鉄道」)。
いずれも泣ける感動的な物語で一部の人物は本名で登場しているという実話だけに迫力があります。
ただ、大きな夢を持ち、それをかなえようとすることはとても素晴らしことだが、「ふだんの仕事、いつもの生活の中にも、夢を見つけることができる」と説いています。
また後半では、「人生を変える「夢の力」」
と題して、「どうしたら夢が見つかるのか」、「どうしたら夢がかなうのか」、「夢を持つと何が変わるのか」といった筆者の見識を解説しています。
<<本書で何が学べるか?>>
夢をテーマにいずれも実話の5つの感動的な物語を紹介し、「つまらない仕事なんてない」、「普段の仕事、いつもの生活の中にも、夢を見つけることができる」。どのように夢を見つけ、かなえていくか、特に夢を決してあきらめないことと説いています。
現在の仕事の中にきっと夢を見つけることができ、もっともっと充実した人生を歩めると説いています。
<<まとめ>>
自分がおかれている状況がどんなに厳しいものであったとしても、そこにこそ自分の役割があるのかも知れない。
大切なことは自分が置かれている状況の意味を考えることで私たちが生まれてきたのは、周りの人々だけでなく、他の生物や未来の地球にとって必要な存在だからと説いています。
なお本書の目次は、以下の内容です。
仕事が夢と感動であふれる5つの物語
【第一話】馬車のパレード
【第二話】日本一のパパ
【第三話】今日の言葉
【第四話】はじめての神輿担ぎ
【第五話】菜の花鉄道
人生を変える「夢の力」
・小さな夢にも人生を変える力がある
・夢の見つけ方
・夢のかなえ方
・夢はみんなでかなえるもの
・夢を持つと変わる、7つのこと
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- 2008年11月11日
- ビジネス、自己啓発、スキルアップ
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