スポーツ総合誌『Number』の編集に10年間携わり、サッカーW杯、オリンピックなどの現地取材、トップアスリートの国内外の密着取材など多数の経験を持ち、現在は、『ヒト、モノ、コト、文化をクリップ(引き合わせ)し、ビジネスをプロデュース・デザインする』総合企画会社、株式会社「クリップ」の社長として、東京、京都、海外を行き来しながら、伝統とモダンの融合をキーワードに、クリエイティブ、ビジネス、文化の領域で、企業コンサルティングを行なっている著者の島田 昭彦 氏が、人生を豊かにするための『人脈術』のノウハウを解き明かしています。
島田流の人脈術の核となる『好奇心』『フットワーク』『現場100回(徹底的に人に会う)』との3つのキーワードのもと、ちょっとの努力と、ちょっとの勇気と、ちょっとのやり方がわかれば、誰でも人脈は増やせるはずと説き、そのヒントとなる50項目のアドバイスを提示しています。
人脈を築く心構えにはじまり、人脈作りの戦略、継続させるための仕掛け、人脈を有効にネットワーク化していく戦術、さらにはコラボレーションへの発展させていくといった人脈術を具体的に分かり易く解説しています。
<<ポイント>>
人生を豊かにするための人脈術について筆者のエピソードや経験談を交えて50の切り口から説いています。
コミュニケーションの発展系が人脈となり構築されていくとし、究極の人脈は、何かを生み出し、そしてその生み出したものが、社会的な影響を与えたり、環境や社会に貢献したりするコラボレーションを生み出すと説いています。
本書:「デキる人は皆やっている 一流の人脈術」です。
本書は、著者:島田 昭彦 氏にて、2008年11月に明日香出版社より発行されています。





<<本書のエッセンスの一部>>
本書の帯ならびに表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。
未来を変える50の法則
人と人とが繋がれば、新しい世界が生まれる
元スポーツ誌の編集者からトップコンサルに変身した著者がおくる渾身の一冊
新たな可能性を未来を広げることができる「人脈術」
- 出逢いの場を見つける
- 名刺を有効に使う
- 質問力を磨く
- 一歩踏み込んだ関係になるなど。
人脈の築き方・継続させる方法を身につける。
本書は、50の「人脈術」について、6章で解説する構成となっています。
ざっとした内容を紹介すると、第1章では、「人脈とは何か?」に始まり、人脈を築く12の心構えを、次いで第2章では、相手に強い印象を与えて出逢いをドラマに変える12の戦略について、第3章では、相手にまた逢いたいと思ってもらえる8つの仕掛けについて、第4章では、人脈を有効にネットワーク化していく11の戦術について、そして第5章では、人脈を活用してコラボレーションを生み出す6つの応用といった構成となっています。
さらに第6章では、藤巻幸夫氏との特別対談が掲載されています。
以下に一端を紹介します。
まずは自分と波長の合い人を3人見つけること。気の合う人、フィーリングの合う人。身近にいる人とのコミュニケーションを密にしっかりと取ることが、人脈作りの第一歩になる。
いい場所で、いい人に逢うために、自分自身に投資する。これが人脈形成のコツ。時間に対する価値、これを徹底的に突き詰めていくと、本質が見える。
初対面で自分のことを、どれだけ相手に伝えられるかが勝負。
(略)
目の前の相手と仕事をするなら将来どんなことができるか、お互い、どんなコラボレーションで世の中の役に立てるかを、真剣に考えることが21世紀の人脈構築の肝。情報に触れるときは、プロフィールを含めたその人の出身校や経歴をみるような習慣をつけておくと、意外と人脈を無理に作ろうとしなくても、広がりが出てくる可能性がある。
異業種交流を生かす方法は、効果をすぐに求めない。ファーストコンタクトの部分では、自分との接点探しに注力することが重要。
といったオーソドックスな視点からユニークな工夫など交えて多数の島田流の人脈術が公開されています。
<<本書で何が学べるか?>>
本書は、人脈を形成していく上での心構えからはじまり、人との出会いの場を見つけ方、名刺の有効な使い方、会話力の磨き方、人との付き合いを継続させる方法など、人脈を増やすヒントを具体的にまとめて解説しています。
さらには、人脈を活用した、コラボレーションによる新しい展開や新しい発想の生み出し方なども公開しています。
オーソドックスに著者流の独自の工夫も交えて人脈構築から活用までを飾ることなく説いています。
<<まとめ>>
人との教え教えられといった関わりの中で自分を成長させていきたい。
そしてそのために人脈を構築したいのはやまやまだが、そんな機会もなく、自分の周りには、限られた人脈しかなくて、なかなかネットワークを広げることができないと感じている人がいたら本書はお薦めです。
人脈術の役に立つノウハウが多数紹介されています。
なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 人脈を築く12の心構え
第2章 出逢いをドラマに変える12の戦略
第3章 また逢いたいと思ってもらえる8つの仕掛け
第4章 人脈をネットワーク化する11の戦術
第5章 コラボレーションを生み出す6つの応用
第6章 特別対談(藤巻幸夫氏)
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- 2008年11月18日
- ビジネス、自己啓発、スキルアップ
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