並木路子さんが歌い、終戦後のすさんだ国民の心を癒し大ヒットとなった『リンゴの唄』(作詞:サトウハチロー、作曲:万城目正)では、以下のフレーズが耳に残ります。


リンゴはなんにも いわないけれど リンゴの気持は よくわかる  リンゴ可愛(かわ)いや可愛いやリンゴ」


絶対に不可能といわれてきたリンゴの無農薬栽培に挑戦し、長年の極貧生活と孤立を乗り越えて成功した人がいます


この木村秋則さんの物語を読むと、木村さんは、リンゴの木と対話し続け、ついにリンゴの木の気持が分かるようになったと思われます


こちらが木村秋則さんのリンゴ・リンゴジュース公式通販サイトです。



インターネットで売り出すと10分で完売してしまう野生の味を持つ木村さんのリンゴ


農薬も肥料も使わずに栽培されたこのリンゴは、「腐らない」ともいいます。


そんな「奇跡のリンゴ」を作り上げたのが、2006年12月7日NHK放送の「プロフェッショナル仕事の流儀」でも取り上げられた青森県弘前市の農家、木村 秋則 さん


<<ポイント>>


リンゴの農薬も肥料も使わない栽培に成功した木村 秋則 さんの物語。


封建的な空気が色濃い青森の農家に婿養子として入ったという立場もあり、一般には、無難で安定した道を選択するはず。


ところが、ふとした契機から木村 さんが果敢に取り組んだのがリンゴの無農薬栽培というリンゴ栽培の常識からは、あり得ないとされた挑戦。


かっては、農薬を使っていた木村 さんだが、リンゴの無肥料栽培を始めたのは、20数年前、本屋の棚にあった「自然農法論」という本との出会いがあったことと、農薬で皮膚がかぶれたことをきっかけに、農薬も肥料も使わない栽培に挑戦し始めたもの。


ところが、全くのパイオニアとしての試行錯誤の挑戦の積み上げになるので、3年たっても4年たってもリンゴは実らないばかりかリンゴの木が枯れてしまう一歩手前まで。


収入の無くなった木村さんは、夜間のアルバイトでキャバレーの呼び込みや、出稼ぎで生活費を稼ぐという日々。


畑の雑草で食費を切りつめ、子供たちは小さな消しゴムを3つに分けて使う極貧生活。


絶望しかなかった6年目の夏に木村は、死を決意。


その土壇場でふと目にしたドングリの木の様子から栽培のヒントをつかむことになる


本書:「奇跡のリンゴ」です。


「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録」との副題が付いています。


本書は、著者:石川 拓治 氏ならびにNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班 の監修にて、2008年7月に幻冬舎 より発行されています。


奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
幻冬舎
発売日:2008-07
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:6
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 心に栄養をもらいました
おすすめ度5 奇跡を起こしたい人へ
おすすめ度5 すばらしい物語
おすすめ度4 ある種、哲学的&奥が深い
おすすめ度5 尊敬できる家族です

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯ならびに表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


ニュートンよりも、ライト兄弟よりも偉大な奇跡を成し遂げた男の物語。

死ぬくらいなら、その前に一回はバカになってみたらいい

木村政則さんのリンゴは、来るべき未来への叡智を与えてくれる「智恵の果実」だ。
-----茂木健一郎(脳科学者)

「リンゴの木は、リンゴの木だけで
生きているわけではない。
周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。
人間もそうなんだよ

人間はそのことを忘れてしまって、
自分一人で生きていると思っている。」


本書は、タゴールの詩と美しい日本の農村の風景を記したシーボルトの旅行記の文書を紹介し、木村さんのリンゴ畑での不可解な行動を紹介するプロローグに続いて、筆者の石川氏と木村さんとの出会いを振り返ることから始まります。


木村さんの生い立ちからはじまり、無農薬栽培という見果てぬ夢に挑戦し、石の上にも3年というが、なんと7年間に及ぶドラマチックな苦悩と挫折の壮絶な経過が語られます。


葉は、出てきても花が咲くことまで至らず、害虫と病気との果てしない戦い。


木村さんがドングリの木の様子から得た栽培のヒントとは?


「なぜ山の木に害虫も病気も少ないのか?」と疑問に思い、ドングリの根本の土を掘りかえすと、手で掘り返せるほど柔らかい。


この土を再現すれば、リンゴが持つ本来の生命力が発揮され実をつけてくれるようになるるのではないか?ということだった。


戦うことではなくリンゴの生命力が発揮しやすいように支援することとのコペルニクス的発想転換。


絶えざる探求心のもと徹底した自然観察から生まれた木村さんの信念だ。


木村さんの木村の畑では、あえて雑草を伸び放題にしている。


畑をできるだけ自然の状態に近づけることで、そこに豊かな生態系が生まれる。


豊かな生態系の中で害虫が増えれば、その害虫を食べる益虫も繁殖することで、害虫の被害は大きくならない。


適切なタイミングで手で虫を駆除もする。


さらに、葉の表面にも微生物が生息することで、病気の発生も抑えられる。


病気が増えそうな兆候を見いだせば、酢を散布する。


そしてついに、8年目の春、木村さんの畑に奇跡が起こる。


畑一面を覆い尽くしたりんごの花。


長いトンネルの先に見えた光だった。


……。


<<まとめ>>


リンゴの無農薬栽培という果てしない夢に挑戦し、長年の極貧生活と孤立を乗り越え奇跡を成し遂げた木村さんというリンゴ農家のプロの感動の物語です


木村さんも凄い人だが、それを支えた奥さんや子供さんなど家族も立派である。


人生のどん底から這い上がってきた木村さんの突き抜けた笑顔が家族にとっても支えではなかったかと感じます。


本書は、夢やリスクに挑戦しようという勇気が貰える本です。





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