鉄は、熱いうちに打て」と言われます。


コンサルティング組織で、国内大手通信会社の新規事業立ち上げ支援、国内中堅企業向け人事制度構築や国内一部上場食品メーカー向け人事制度基本コンセプト策定などのプロジェクトに参画。また現在は、設立した会社の代表取締役社長兼CEOとして、年間1万人を超える若手社員の教育を含む企業の社員育成支援事業に精力的に取り組んでいる筆者:落合 文四郎氏も会社に入社してくる新人について以下のように述べています。


社会人としての基本的な価値観が定まるのは最初の3年。その中でも、最初の3ヶ月間における経験が、価値観の形成に大きな影響を与える。最初の3ヶ月間であれば、適切な価値観を伝えて、自然に受け入れてもらうことができますが、それを過ぎてしまうと、新しい価値観を受け入れるのは次第に難しくなってくる


まさに「三つ子の魂、百までも」であると。


最近の新入社員の動向として2008年の秋の社会経済生産性本部の調査によると、「今の会社に一生勤めたい」という新入社員は4年連続で上昇し、39.5%と過去最高で終身雇用指向が強くなってきているようです。


世相も絡んで、今どきの新入社員は、彼らの上司や先輩とは違う傾向を持っていたとしても、優秀であることに変わりはありません。


その傾向を知って躾ければ、立派に育っていくのです。


新人を一流に育てられるか否かで会社の将来がかかってきます。


「最近の若者は……」と嘆くのは、新人を育てられない上司・先輩の逃げでしかありません。


変わるべきは、新人を育成する立場にある人の方だが、…。


現実は、OJTという名のもとに「放置」してしまうと宝の持ち腐れどころか、優秀な新人ほど、「この会社では成長できない」と思ったら他社へと逃げていってしまいます。


新人育成は、上司や先輩にとっても優先すべき重要なミッションです。


新人育成がしっかりとできる人こそがキャリアを築いていけることになります


有名企業各社で研修を手がける人材育成のプロ:落合 文四郎氏 が、上司や先輩の立場の人に向けて、やる気を出して実践できれば、誰にでもできる『新人を一流のプロに育てる方法』を実践的に解説している本を紹介します。


<<ポイント>>


新人育成法の実践的な解説書


最初の3年間で新人に習得させるべき社会人としての心・技・体の「型」にはじまり、指導者としての新人指導の技術と心構え、新人をすくすく育てる人の習慣等について実践的に説いています。


やってみせ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば「新」人は動かじ


との山本 五十六 の言葉がテーチィング・プロセスの基本と説いています。


新人育成の「躾のススメ」など原則的な考え方から100項目の有効な実践ノウハウまでを分かり易く説いています。


本書:「できる新人指導者の躾けるチカラ」です。


「今どき」の新人が、心・技・体の型を身につける育て方」との副題が付いています。


本書は、著者:落合 文四郎 氏にて、2009年1月にPHP研究所 より発行されています。


できる新人指導者の躾けるチカラ
PHP研究所
発売日:2009-01-27
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:2586
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 グサっとくる
おすすめ度5 躾ける心得と行動
おすすめ度5 新人指導の具体的なノウハウ

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


100打席100三振でも101回目の打席に立つ新人を育てよう!

やってみて、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば「新」人は動かじ


筆者が講師をつとめた研修で、ふんぞり返って研修に参加していた新人との筆者のやりとりの紹介からはじまる第1章の「プロローグ」ほかの5つの章から構成されています。


全体的に会話でのやりとりの事例を交えたり、随所にイラストなどの図表を活用したりしてきめ細かく解説されています。


ロジカルで説得力に富んだ文体と共に具体的で分かり易い解説となっています。


このプロローグでは、上司・先輩の立場の人が新人を一人前の社会人に育てることがいかに重要かを再確認する内容となっています。


さらに新人への「与えられる側から与える側への意識変革を迫る」といった「躾け」を行うこと上司・先輩の立場の人が新人指導を行うことの意味と重要性を説いています。


また成長の基本となる「守・破・離」に相当するビジネス人として社会人生活を営む上で基盤となる「心・技・体」の「」を身につけさせるための原則、実践できることが当たり前になっているレベルで習得させるべき内容の詳細が解説されます。


次いで、具体的に新人に習得させるべき「心・技・体」をどのような方法で習得させるかの技術と心構えが説かれます。


さらに新人を大きく育てるための必要な「心構え」と「実践のコツ」を解説するという全体の流れになっています。


本書の読者である新人の指導者の立場の人に向けて、100のポイントが枠囲みで「やってみよう!その1」『自分にとって、新人指導の経験がどのように活きてくるか、そのメリットを三つ書き出してみよう。』といった要領でまとめてあります。


以下に本書の内容の一部を紹介します。


以下の3つの「新人を取り巻く時代背景の変化」がある。


  1. 学生から社会人への意識変革の機会の喪失
  2. 逃げ道の存在
  3. 中長期キャリアイメージの喪失とキャリアの不安感

また「今どきの新人」の傾向として、


  1. 高い目標を持ちにくい
  2. 打たれ弱い
  3. 真面目で勉強熱心だが、資格やノウハウ本に頼ろうとする
  4. 悪気なく人を怒らせることがある
  5. 自分がどれだけ必要とされているかを重視する
  6. 「本当に今のままでいいだろうか」との疑問を持ち続ける

変わったのは、新人ではなく彼らを取り巻く環境側なので、環境に適応し、変わるべきは新人ではなく指導者の方である。


上記のような環境の変化と新人の傾向を良く理解したうえで、この変化に対応すべく新人をしっかりと躾けることが重要


日本全体の新しい労働力の主な供給源は新人。したがって、新人をどれだけのスピードで一人前の社会人に育成できるかが、これからの中長期的な企業の盛衰にも関わることになる。


「先ず新人に習得させるべき社会人の「心」の四大原則」とは、


  • 主体性を発揮する
  • 相手ありきの発想
  • 自己責任の捉え方
  • ありがとうの精神

本書では、社会人の「心」の四大原則がそれぞれなぜ必要かを幾つかの理由をあげて詳細に解説しています。


「1.どんなときも、新人と向き合う」、「2.「新人」としてではなく、一人前の社会人として扱う」、……、「9.「教える」所と「考えさせる」所を明確に分ける」」、「10.「魚を与える」のではなく、「魚の釣り方」を教える」といった新人を育てる10の哲学というのも紹介されています。


これらは、「新人」の箇所を置き換えて用いることで新人に限らず人材育成の基本の心構えとして参考になる考え方と思います。


人材育成は、マネジメントの根幹でもあり、本書は、新人の上司・先輩に相当する指導者向けに書かれていますが、人材マネジメントの基本をシンプルに明確に説いており、マネジメントに関わる立場の人にとって役立つ内容が満載されています。


<<人材育成に関する書籍>>


「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『人材育成』に関する本がありますのでご参照下さい。



<<本書で何が学べるか>>


本書では、新人指導のプロが新人育成の要諦を説いています。


本書では、最初の3年間で、社会人としての「型」を身につけさせることの必要性から、新人への「躾のススメ」を説くとともに、彼らを指導するための技術と心構え、新人をすくすく育てる人の習慣まで新人育成の「why」、「what」、「How」についてロジカルに明快に説いています。


<<まとめ>>


本書は、本書の直接の読者と想定される新人の上司・先輩に相当する指導者の立場にある人だけでなく、部下を持つ全てのビジネスパースンに是非とも読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 プロローグ
第2章 新人への「躾のすすめ」
第3章 最初の三年間で社会人としての「型」を身につけさせよ
第4章 新人指導の技術と心構え
第5章 新人をすくすく育てる人の習慣
第6章 エピローグ




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