ISO 9001が2008年版として2008年11月15日に追補改正されました。


これに対応してISO 9001:2000規格の関連本も2008年改正対応として発行されています。


ISO 9001の解説書も色々な立場の執筆者による解説書が発行されていますが、本日、紹介するのは、ISO審査登録機関の審査員の観点からのISO9001:2008年改正規格の解説書になります


ISO審査登録機関として登録顧客に提供してきた規格解釈の内容を盛り込み、主張してきた基本的な規格解釈の考え方を詳説する形で、今回の対応に対応した内容となっています


本書の「はじめに」で執筆者を代表して阿倍氏が本書の発行および現下の我が国のISO9001をめぐる状況について以下のように述べています。


「今回、7年ぶりに改訂することになる本書は、これまでわたしたちが審査機関として、認証登録顧客向けに別冊としてまとめて提供してきたJMAQA版「ISO9001:2000の規格解釈」の内容を盛り込み、一貫して主張してきた基本的な規格解釈の考え方を詳説する形でISO9001:2008に合わせた改訂を行った。

 改訂された本書では、ISO9001:2000で、曖昧さを残し、明瞭でなかった解釈、規格条項適用の留意点などを、ISO9001:2008に合わせて改めてわかりやすく紹介している。
(略)
 規格を活用して経営に役立てられている成功例と規格に合わせた形式運用のみに陥り、成果が思うように得られていない失敗例をよく比較してみると、成功例はいずれもトップマネジメントが、自ら強い意志をもって、具体的な品質方針を掲げ、組織全員の参加を促し、経営目標に向かって改善の努力をし、的確なシステム運用のOutput Matttersを得ていることが共通にうかがえる。 

 今後、経営環境が激変する時代を迎えることが予想される今こそ、ISO 9001に代表するマネジメントシステム規格を徹底的に活用して、経営の大幅な効率化とRe-Engineeringを成功させることで、経営を取り囲むこの難局を乗り切ることが期待される。」


<<ポイント>>


ISOの審査登録機関によるISO 9001:2008規格の解説書


本書では、これからISO9001によるQMSを構築しようとする組織及びISO9001:2000による認証を取得済みで、これからISO 9001:2008へと移行しようとする組織の関係者に向けて、審査登録機関の審査員の視点からISO9001:2008規格について解説しています


規格要求事項などについて、条文引用形式により、解釈と留意点、要求されるもの、注意すべきポイント、用語の定義等をわかりやすく解説しています。


本書:「2008年改正対応 審査員が教えるISO9001実践導入マニュアル」です。


本書は、社団法人日本能率協会審査登録センター の編著にて、2009年3月に日本能率協会マネジメントセンターより発行されています。


2008年改正対応 審査員が教えるISO9001実践導入マニュアル
日本能率協会マネジメントセンター
日本能率協会審査登録センター(編集)
発売日:2009-03-20
発送時期:通常6~7日以内に発送
ランキング:73932

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの及びカバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


経験豊富な審査員のノウハウが満載!

要求事項、注意すべきポイント、用語の定義…

ISO審査登録機関が規格解釈の要点をまとめた「導入手引き書」

本書の特徴

  • 審査員がまとめたISO9001の導入マニュアル
  • 条文引用形式により、2008年版ISO9001の要求事項をわかりやすく解説
  • ISO9001導入推進担当者のマニュアルとして利用できる

本書は、5章から構成されています。


最初に「2008年改正対応 審査員が教えるISO9001実践導入マニュアル」の使い方の説明があります。


本文中には、随所にフロー図、概念図などの多数の図表が挿入されていて分かり易い解説となっています。


ざっとした構成を紹介します。


第1章では、「ISO9001:2008変更内容の概要
と題して、今回の2008年改訂の(1.要求事項の明確化、2.曖昧さの除去、3.ISO 14001との両立性といった)狙いや改訂の経緯を中心に概観しています。


2000年版を引き継いでいるQMSの8原則の考え方、ISO9000ファミリー規格との関係、JIS化の際の変更点など、改正で積み残された課題、QMSを経営に役立てるという観点からの重要ポイント などを取り上げ解説しています。


第2章では、「ISO9001:2008要求事項と規格解釈
と題して、規格条項番ごとに、最初にJIS Q 9001:2008の要求事項を枠囲みで引用し、次いで、「解釈と留意点」、「要求されるもの」、「審査員の目」、「ISO9000の用語の定義」といった要領で詳しく解説しています。この章が本書のメインとなる箇所でもあります。


とりわけ、「審査員の目」の箇所は、その要求事項のなかでも肝となる部分をシンプルに現場的な視点から解説しています。


このような記載の要領は、同審査機関による他のISO27001やISO22000を対象とした「審査員が教える 実践導入マニュアル」とも同様の構成となっています。


第3章では、「 主な業種での適用のあり方
と題して、代表的な業種での、対象となる分野、適用の考え方、留意すべき要求項目などを解説しています。建設分野ソフトウェア分野、医療分野、食品分野、サービス分野が取り上げられ解説されています。


第4章では、「ISO認証を取り巻く環境と経営に役立つ審査
と題して、平成20年7月29日の経済産業省の「マネジメントシステムの信頼性確保のためのガイドライン」にまつわる社会動向、認証制度の課題、真に経営に役立つ審査とはどのような審査かについて考察しています。


第5章では、「認証プロセスとポイント
と題して、これからISOの認証を取得する組織のために、ISO認証の仕組み、認証制度、認証を受けるためのプロセス、各プロセスにおける手順、ポイント等を解説しています。


<<ISO 9001:2008の関係書籍>>


「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『ISO 9001:2008』に関する本がありますのでご参照下さい。



<<本書で何が学べるか?>>


ISO9001:2008(JIS Q9001:2008)規格の要求事項の本質は同じはずで、特にコンサルタントでも審査員でも誰が解説しても変わるはずものではありません。


しかしながら審査員は、審査員としての強みを有しています。


それは、例えば、審査員は、組織のQMSの構築・運用等でどのような点について組織が分かりにくいのか、間違いやすいのかなどの多数の審査現場を通しての得難い情報を把握していことです。


その意味で、本書のような審査員ならではの解説書としてのカラーが生まれていると思います


<<まとめ>>


本書は、ISO審査登録機関の審査員視点からの規格解釈の要点をまとめた導入手引書です


これから認証取得を計画している組織、あるいは、2008年版への移行審査を計画している組織の関係者には、本書は、自社のQMSの見直し等に参考になる情報が要領よくまとめられており、お薦めの一冊です


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
第1章 ISO9001:2008変更内容の概要
第2章 ISO9001:2008要求事項と規格解釈
第3章 主な業種での適用のあり方
第4章 ISO認証を取り巻く環境と経営に役立つ審査
第5章 認証プロセスとポイント





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