タグチメソッド(品質工学)を学びたいとのニーズをもっている人は、多いとのことですが、最初に当たる壁が言葉(用語)の壁とのこと。


本書の「まえがき」にも紹介されていますが、タグチメソッドのメミナーで初心者の人が決まって、アンケート用紙に記すのは、「言葉の意味がわからない」との項目がトップだそうです。


そこで急速に興味を失ってしまい、タグチメソッドの面白さや有用性を理解するところまで至らないまま挫折し、勉強をやめてしまうことのようです。


埼玉の品質工学研究会のワーキンググループのメンバーの方々が原稿を起こし、最終的には、タグチメソッドのエキスパートの金本 良重 氏、丸山 洋一郎氏、渡部 義晴 氏が編集したタグチメソッドの用語の解説書を紹介します。


本書の「まえがき」によると執筆にあたって特に分かりやすさに主眼を置き、以下のような点に留意したとのことです。


  1. 用語の意味は、タグチメソッドの用語を極力用いないようにして、簡潔な表現を心がけた。
  2. 用語集として位置づけられるが、タグチメソッドのテキストとしての活用も配慮した解説としている。冒頭から読み進めることで、タグチメソッドの概要が分かるように構成されているので、入門者用セミナー用のテキストとして、又は中級者向けの補助教材としても活用できる。
  3. ところどころにタグチメソッドの考え方(タグチフィロソフィーともいうべきもの)が記述されている。このタグチメソッドの考え方を理解しやすくするために、図やイラストを用いたり、難しい数式による解説を極力しないといった工夫を行った。

<<ポイント>>


タグチメソッドを学ぶうえで入門者がつまずきやすい用語の意味を解説した用語集


各用語(キーワード)の意味について、図やイラストが多数、挿入されていて、直感的にも理解できるように工夫されています。


タグチメソッドの基本から始まり、SN比パラメータ設計MTシステムオンライン品質工学の章区分のもと、43のキーワードを取り上げ解説しています。


品質」「機能」といったタグチメソッド独特の使われ方をする用語の意味や、用語の使い分けも含めて解説しています。


本書:「早わかりタグチメソッド用語集」です。


入門者がつまずきやすい43のキーワードを再確認!」との副題が付いています。


本書は、著者:品質工学フォーラム埼玉ワーキンググループ 、ならびに 金本 良重 氏、丸山 洋一郎 氏、渡部 義晴 氏 の編著にて、2009年4月に日科技連出版社より発行されています。


早わかり タグチメソッド用語集―入門者がつまずきやすい43のキーワードを再確認!
日科技連出版社
発売日:2009-04
発送時期:在庫あり。
ランキング:124249

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


本書は、入門者がタグチメソッドを学ぶうえでつまずきやすい用語の意味を解説した用語集です。

 各用語の意味は、図やイラストを活用しながら、直感的に理解できるように解説しています。また、タグチメソッド独特の使われ方をする「品質」や「機能」といった用語が、品質管理などにおける用語の意味とどのように違うのか、様々な種類があるSN比や機能などは、どのように使い分けるのかを、解説しています。

 はじめてタグチメソッドを学ぶ方の最初のテキストとしてはもちろん、すでに勉強をされている方のタグチメソッド用語の辞書としてもお使いいただけます。


本書は、5つの章から構成されています。


最初にタイトルとしてキーワードが「1.3 品質-quality」といったように取り上げられています。


タイトルの右下には、(「品質工学便覧」定義No1001)というように品質工学便覧の巻末の用語の定義で定義されている用語については、その番号が参照されています。


全体で43のキーワードについて、【用語の意味】、【解説】といったスタイルで2ページから4ページ程度で解説されるという展開になっています。


また一部のキーワードについては、【ワンポイント】として関連事項が解説されているものもあります。


キーワードの説明には、イラスト、概念図、グラフなどの図表が多数用いられており、親しみやすく分かり易い解説となっています。


また各章の終わりには、その章に関係する参考文献が掲載されています。


ざっとした内容は、以下の通りです。


第1章では、「タグチメソッドの基本用語
と題して、「1.1 タグチメソッド-taguchi method」からはじまり、「1.11 制御因子-
cotrol factor/controlable factor」まで基本的な11キーワードが取り上げられ解説されています。


第2章では、「SN比の基本用語
と題して、「2.1 2乗和の分解-decompositon of total variation」から、「2.9 機能窓-operationg window method」までの9キーワードが解説されています。


第3章では、「パラメータ設計の基本用語
と題して、「3.1 パラメータ設計-parameter design、robust design」から「3.7 確認実験-confirmation run」までの7キーワードが解説されています。


第4章では、「MTシステムの基本用語
と題して、「4.1 MTシステム-Mahalanobis-Taguchi system」から「4.9 項目診断-item diagnosis」までの9キーワードが解説されています。


第5章では、「オンライン品質工学の基本用語
と題して、「5.1 オンライン品質工学- on-line quality engineeering」から、「5.7 検査設計- inspection plannig」までの79キーワードが解説されています。


また付録として、「直交表の使い方と種類」として、3.2でもキーワードとして取り上げられている直交表について、ここでは、L18を例にした使い方の解説とその種類の簡単な解説が添付されています。



<<タグチメソッド(品質工学)の関係書籍>>


「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『タグチメソッド品質工学』に関する本がありますのでご参照下さい。



<<本書で何が学べるか?>>


本書は、入門者がタグチメソッドを学ぶ際に、つまづきやすい43のキーワードを取り上げて、図やイラストを活用しながら分かり易く解説しているタグチメソッドの用語集です


本書は、厳密性を重視したよくある学術用語集などとは、異なり、はじめてタグチメソッドを学ぶ方もアレルギーとかにならないように十分な配慮のもとに初心者に優しく書かれています。


またこれまでにタグチメソッドを勉強をされてきた方が、改めて本書で基本用語を確認しながら活用していくためのハンドブック的な観点からも利用できると思います。


<<まとめ>>


本書は、これからタグチメソッド品質工学)を学びたい方から中級者の方まで、お薦めの利用価値の高いタグチメソッドの用語集です。


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
第1章 タグチメソッドの基本用語
第2章 SN比の基本用語
第3章 パラメータ設計の基本用語
第4章 MTシステムの基本用語
第5章 オンライン品質工学の基本用語





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