インターネットから携帯電話などの手段が日常的に便利に活用できるようになってきた今日の情報社会だからこそ生のアナログの対面でのコミュニケーションが一層、大切になっています。

またメールを使うということであっても無機質にならないような気持ちが伝わる言葉を一言添えるといったことが、コミュニケーションのスパイスになります。

多くの文書を書くのは苦手と思っている人にとっては、どのような場合に何を書いたら良いかは面倒なものです。

そのような時に、テンプレートがあると、それをうまく活用して、一応それなりの文書が作成でき便利です。

「直子の代筆」という自動文書作成ソフトも良く活用されています。

Microsoft Wordなどワープロソフトでも手紙に使う挨拶文のパターンを選択して挿入することができます。

企業のマーケティングツール制作のほか、常に読み手の視点に立つ文章講座や一筆講座などの企業研修を多数手がけ、ISOの本棚でも紹介した下記の


などの著作で知られる著者:むらかみ かずこさん(こちらが、筆者の「手紙時間ブログ」のサイト)が『お礼』、『お願い』、『お詫び』などの用途別に、ビジネスシーンを想定した文例&コミュニケーション力を上げるテンプレートとなるフレーズ300を紹介している本を紹介します。

ポータブルな文庫版(「日経ビジネス人文庫」)なのでデスクの上において、本書をうまく活用して、有効なコミュニケーションを図るのに役立てることができます。

文章を書くのが苦手という人も「守・破・離」の精神で、本書をお手本にそのまま使い、またアレンジするなどの工夫をして使い、さらにひねってオリジナルを創り出すということを通じて、だんだんと文章つくりが楽しくコミュニケーションスキルを向上させることができるようにもなるかと思われます

<<ポイント>>

ビジネスシーン別に書き添えるひと言でどうしたら気持ちが伝わるかといった文例・フレーズ集を揃えたビジネス便利本。

本書は、

以下の

  • PART1:現代版基本マナー
  • PART2:そのまま使える!フレーズ集

という2つのPARTに分かれています。

最初のPART1で現代版の4つの基本マナーをしっかりと確認した上で、

またフレーズ集では、

  • 「お礼」
  • 「お願い(依頼)」
  • 「お詫び」
  • 「励まし」
  • 「お断り(抗議)」
  • 「お祝い・称賛」

のケース毎にビジネスシーンから日常生活のよくある場面を想定した

おすすめの文例とフレーズを紹介しています。

本書:『(仕事がもっとうまくいく!書き添える言葉300』です。

そのまま使えるシーン別文例集」との副題が付いています。

本書は、著者:むらかみ かずこ氏にて、2010年4月に日本経済新聞出版社より「日経ビジネス人文庫」の一冊として発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の帯、ならびに表紙カバーの裏面には、以下のように書かれています。

ひと言で

”一緒に仕事したい人”になる

マネするだけですぐに書けます

取引先にメールをうつとき、上司に企画書を渡すとき、後輩に仕事を頼むとき、たった一言添えるだけで、仕事がもっとうまくいく!お礼、お願い、お詫びなどの用途別に、ビジネスシーンを想定し文例&コミュニケーション力を上げるレーズ300を紹介。苦手な抗議文も、マネするだけですぐに書けます!

本書は、「PART1:現代版基本マナー」(4つの章)、「PART2:そのまま使える!フレーズ集」(7つの章)に分かれています。

本書は、2色刷で写真等も挿入されて分かり易く構成されています。

最初に「この本の使い方」というのがあり、どのように活用するかのポイントがまとめられています。
特に『文例』の箇所では、「ここで差がつく!」として、アンダーラインなどによる強調と赤でのポイント解説がありツボが分かるようになっています。

さらに本文中で重要箇所は、赤のハッチングで記載するといった分かり易い表現の構成で「お礼」、「お願い(依頼)」、「お詫び」、「励まし」、「お断り(抗議)」、「お祝い・称賛」の区分けでページの端がインデックスになっており検索に便利になっています。

「そのまま使える!フレーズ集」の各章は、ざっと以下のような流れとなっています。

  • 誰に当てて書けばよいか(「お礼」など)といった文を書く場面一覧
  • 幾つかの(「お礼」など)の文例
  • すぐに使える! (「お礼」など)のフレーズ
  • (「お礼」など)のNG(または、要注意)フレーズ(ではどうすればよいかの点も含めて)

文例(フレーズ)について、『誰に当てたメッセージであるか』(例えば、【上司】)、『ハガキなどといった使用する用紙の種類』(例えば、【一筆箋】)、『縦書きがよいか横書きがよいか』(例えば、【縦書き】)がヘッダーの部分でわかるようになっています。

また文例(フレーズ)で女性の場合は、『○○』と書くが、男性の場合は、『XX』といったことを書いたら良いといった事柄がきめ細かく、書かれています。

各章のはじめにその章で取り上げているテーマのキーポイントが箇条書きで取り上げてあります。

また章の終わりには、『コラム1 メールを打つように書いてみる』といった豆知識的マインド面等のトピックスが取り上げられています。

PART1の『現代版基本マナー』では、以下の4つのポイントがまとめられています。

  1. はじめの一歩の基本文例
  2. 相手を思い浮かべて書く
  3. 紙の選び方
  4. 文字を上手に見せるコツ

またPART2の『そのまま使える! フレーズ集』では、

基本のフレーズの解説に続いてすぐにビジネスシーンで活用できる

  • 「お礼」
  • 「お願い(依頼)」
  • 「お詫び」
  • 「励まし」
  • 「お断り(抗議)」
  • 「お祝い・称賛」

の文例・フレーズが取り上げられ解説されています。

<<本書で何が学べるか?>>

本書は、ビジネスの便利ツールとして、メールや伝言等を書いたりするときに手元に置いておきたい一冊です。

本書は、ハンディな文庫サイズで場所もとらず、価格も700円(税込)と手頃です。

<<まとめ>>

コミュニケーションスキルを高めたいと思っているビジネスパースンには本書は、おすすめの一冊です。

なお本書の目次は、以下の内容です。
PART1 現代版基本マナー
1. はじめの一歩の基本文例
2. 相手を思い浮かべて書く
3. 紙の選び方
4. 文字を上手に見せるコツ
PART2 そのまま使える! フレーズ集
1. 基本のフレーズ
2. お礼のフレーズ
3. お願い(依頼)のフレーズ
4. お詫びのフレーズ
5. 励ましのフレーズ
6. お断り(抗議)のフレーズ
7. お祝い・称賛のフレーズ

にほんブログ村 本ブログへ



(広告)

中古ドメインを無料で発掘できるノウハウが今だけ無料で一部公開されています。

さらに今なら無料で中古ドメイン発掘に役立つツールまでゲットできるとのこと!!

直ダウンロードできますので、関心がある方は、

↓今すぐチェックされることをオススメいたします。

無料レポートダウンロード

「ISOの本棚」ページのトップへ!


RSS twitter livedoorクリップ Buzzurl Google Bookmarks delicious Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマーク はてなブックマーク
Comments

1. Posted by むらかみかずこ   2010年05月06日 18:22

5 著者の、むらかみかずこです。

丁寧な書評を読み、うれしさのあまり、しばし手が止まりました。
ありがとうございます!!

この本は、著者以上に、編集者さんの力作だと思っております。
<<本書のエッセンスの一部>>で書いてくださったポイントは、ほぼすべて、編集者さんの「読者視点に立った使いやすさの追求」の成果です。

著者としていちばん誇りに思っている点を書いてくださった、と感じています。

感謝いたします。m(__)m

2. Posted by disucus05   2010年05月07日 06:54

むらかみさん

こちらにお立ち寄りコメントを頂き有り難うございます。

励みになります。

Add a comment

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 

Google 翻訳
Categories
運営者情報
track word
Profile

discus05

旅行なら
<

簡単検索
全国のホテルをあなた
好みで検索できます。
■日程
チェックイン
チェックアウト

■1部屋あたりのご利用人数
大人
小学校高学年
小学校低学年
幼児
(食事・布団付)
幼児(食事のみ)
幼児(布団のみ)
幼児
(食事・布団不要)

■部屋数 部屋

■宿泊料金の範囲
■地域を選択する
  
QRコード
QRコード
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
RSS


【このページをRSSリーダーに登録する!】
Googleに追加
My Yahoo!に追加
livedoor Readerに追加
はてなRSSに追加
goo RSSリーダーに追加
Bloglinesに追加
Technoratiに追加
PAIPOREADERに追加
newsgatorに追加
feedpathに追加

track feed ISOの本棚

  • seo