大手電機メーカーでシステムエンジニア(SE)として数多くの製造業の在庫削減プロジェクトや3000億円の在庫削減に関わり、

100社以上のコスト削減を指導してきた在庫削減コンサルタントで「在庫削減」の基本的な知識や考え方を9限の授業形式でレクチャーした

世界一わかりやすい在庫削減の授業」(「ISOの本棚」でも紹介)の著者の

若井 吉樹氏が今回は、「コスト削減」をターゲットに説いている本を紹介します。

人を生かして利益をアップさせる」といった「コスト削減」のツボを

健康器具を主として扱う「ヘラス電器」の野口くん(主人公)が「コスト削減」の8限のレクチャーを受けるなかで

身の回りの「ムダ」を省き、それによって空いた時間やスペースをより効率的な形になるよう応用するといった生産管理的な視点から学んでいくというストーリー展開になっています

コスト削減には、ともすると、爪に火をともしたり、乾いた雑巾を絞ったりといった『ケチケチ経費削減』、さらには、リストラや工場の閉鎖といったマイナスイメージもありますが、本書では、そうでは無い「人を生かす」ためのコスト削減の方法を分かり易いストーリーで説いています。

<<ポイント>>

人を減らさずにコストを削減する実務的な方法についてストーリー形式で説く本

本書では、

「現場」を知ること、大きなムダに着眼する、現場の改善は、整理・整頓から

といったレクチャーにはじまり、

「経費」「仕入れコスト」「人のコスト」のなかでも

人のコスト」:『人を生かすコスト削減(利益改善)

に焦点を当て、

例えば、段取り時間を短く、こまめに、必要なものをつくる、ムダを削る、…。

「空き時間」を生かすといった作業効率の改善、「作業の標準化」。

苦しくなる前の改善の重要性、人を切らずに「人を生かす」コスト削減の秘訣。

といった『人を生かすコスト削減』の実践の切り口を現場視点から説いています。

本書:「世界一わかりやすいコスト削減の授業」です。

本書は、著者:若井 吉樹 氏にて、2010年6月にサンマーク出版より発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の帯には、以下のように書かれています。

経営者が社員に読ませたい教科書の決定版!

コスト管理のツボが3時間でみるみるわかる!

100社以上のコスト削減に関わってきた現場改善の超プロが教える、

人を生かして利益をアップさせる

とっておきのコツ。


本書のストーリーは、社員食堂で営業部門に所属する野口くんが同僚の藤井くんと「人員削減」にまつわる会話をしていたところ、営業本部長から二人が工場の管理部門への異動を命じられるいうプロローグから始まります。

本書では、「ヘラス電器」の野口くんが叔父さんが大将をつとめる居酒屋「のぼり坂」で居合わせた謎のおじさん:「コスト削減の先生」から宿題を含めて受ける8限の授業を通して、「コスト削減」に関するノウハウを学んでいくという展開になっています。

各時限の終わりでその時限で学んだことのまとめが分かり易い白抜きで2、3のポイントに集約され、要点がまとめられるとの構成になっています。

こういった構成は、ストーリー側に無理があったり、ともすると焦点がぼけたりしがちですが、本書では、とにかく分かり易く、適宜、イラストなどを含む図表が挿入されてイメージも「コスト削減」のヒントも具体的に掴みやすい構成になっています。

なお本書でいう「人を生かすコスト削減」というのは、

作業を効率化して2人の作業を1人でできるようにして、手が空いた1人を切るということではなく、他の現場に回して利益につながる形で力を発揮して貰うといった内容で社員のモチベーションも上げた状態で利益向上を図るといったものです

例えば、『「現場」を知らずしてコスト削減はできない』では、現場に足を運び気づき・考えたことを図表にまとめ問題点の見える化すること、「大きなムダ」からアプローチするという原則、「整理・整頓」が現場改善の第1ステップといった内容を具体的な居酒屋の大将の作業の観察などから具体的に提示されていきます。

  • 「動きやすさ」こそ最高の効率化」
  • 「新しくできたスペースをどう生かすか」

といった切り口から

  • 段取り時間を短く、
    こまめに、必要なものをつくる、
  • 「動作経済の原則」といったムダな動きをなくすための方策、
  • 改善のヒントとなる「ECRS(「Eliminate:なくせないか」、「Combine:一緒にできないか」、「Rearrange:順序の変更はできないか」、「Simplify:単純化できないか」)の原則」、
  • 一流の改善方法に学ぶ

といった重要なコスト削減の方法が説かれています。

  • 「空き時間」を生かしての互いの助け合いによる作業効率の改善、「標準作業」への手順の整理化。
  • 業績が好調だと改善しようという気になりにくいが、改善を行う時期は苦しくなる前に行うべし、また安易に人を切る会社は、優秀な人材も去り、顧客もやがて離れてしまうという状況をつくり兼ねない。
  • 外注の仕事を内製化で取り込む、表面的な原価に惑わされることなく全体のキャシュフローから考えることが大切。

といったことが分かり易い例を交えて説かれています。

本書では、

  • 整理・整頓の効用の確認、
  • まとめてつくると効率がよいのか、
  • 小さな動作が大きなメリットに、
  • 一流の動作を寿司職人から学ぶ、
  • 外注に依頼することの損失、
  • お金をかけずに利益を増やす、

などの切り口から、「人を生かすコスト削減」のツボを分かり易く分かり易く説いています。

<<本書で何が学べるか?>>

本書では、多くの組織でコスト削減に関わってきた現場改善のプロが、「人を生かして利益をアップさせる」とっておきのトヨタ生産方式を基軸とした「コスト削減」の基本的な知識や考え方を分かり易く解説しています

<<まとめ>>

本書は、現場視点からの生産管理的なコスト改善の基本と、コスト削減のヒントがストーリーを通して学べ製造業を中心としたビジネスパースンには、読んで頂きたい一冊です

なお本書の目次は、以下の内容です。
1限目 「現場」を知らずしてコスト削減はできない
2限目 できるだけこまめにつくろう
3限目 「ムダな動き」をなくせ
4限目 お互いに助け合えるしくみをつくる
5限目 結局、人を切る以外に方法はないのか?
6限目 「人を生かす」コスト削減の秘訣
7限目 価格の引き下げに挑戦する
8限目 人を大切にする会社 人に大切にされる会社

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