ISO31000:2009 ;「Risk management-Principles and Guidelines-リスクマネジメント-原則及び指針」規格は、あらゆる組織が利用できるリスクマネジメント、安全分野、内部統制等を含む汎用的なリスクマネジメントのためのガイドラインの国際規格で、例えば、リスクの定義を『目的に対する不確かさの影響』と定め、リスクマネジメントを経営意志決定支援のための仕組みとして規格化している …等を特徴とする規格になります。

ISO31000:2009規格は、「経営の最適化を目指し、リスクを管理するために不可欠な要素を実施するフレームワークとリスク管理プロセスの両方を継続的に改善していく、フレームワークの指針を提供している国際規格で「リスクマネジメントを経営意志徹底のための仕組みとして位置づけ、定めた経営目標の達成の妨げや不確かさをリスクと認定して最適化を図るマネジメント規格」になります。

ISO31000:2009規格は、2009年11月15日に発行されており、JISQ31000:2010が発行される予定となっています。

ISO31000:2009規格は、汎用規格として策定されたことから抽象化部分などその理解が難しいとされています。

ISO31000について規格の意図している点から、リスクマネジメントとして運用する上でのノウハウやヒントなど交えてISO31000の概要、解説、適用方法などを分かり易く解説している本を紹介します

<<ポイント>>

ISO31000:2009(リスクマネジメント-原則及び指針)の解説書

本書では、

  • ISO31000規格の開発の経緯に始まり、その特徴、関連規格との関わりなどの概要。
  • 序文、適用範囲、用語及び定義、原則、枠組み、プロセスの解説。
  • 内部統制、安全分野、リスクマネジメントの活用といったISO31000の適用方法。
  • さらにリスクマネジメントの危機管理、セキュリティ、BCM、内部統制などの他のマネジメントへの適用。

といった事項を解説しています。

本書:「ISO 31000:2009 リスクマネジメント解説と適用ガイド」です。

本書は、リスクマネジメント規格活用検討会 編著(編集委員長 野口和彦氏、ほか)にて2010年2月に日本規格協会より発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の帯には、以下のように書かれています。

規格のねらいを的確に解説し、

適用上のノウハウ・ヒントを紹介する初の解説書!

「リスクマネジメント」の国際規格

(ISO31000)発行

リスクマネジメント、安全分野、内部統制等の専門家・実務者らが、

規格の意図や、内部統制や安全分野等への活用方法を的確に解説!


本書は、5章から構成されています。

巻末には、3つの付録が添付されており、ISOの機構図、国際規格の開発と発行の仕組み、内部統制(金融商品取引法、会社法)の概要の解説があります。

ISO31000規格の概要』に関して、ISO31000規格の開発の経緯、その特徴、リスクアセスメントの既存規格、安全分野規格、社会セキュリティ規格、JISQ2001等の関連規格についてどのように考慮されているかといった解説となっています。

ISO31000の解説』が規格の解説になります。

規格の箇条項番号と一致させて以下の各項について詳細を解説しています。

  • 「0. 序文」、
  • 「1. 適用範囲」、
  • 「2. 用語及び定義」
    • (ISO Guide73:2009から関連のものを抽出適用されたもので、ここでは、2項の箇条を読んだだけでは分かり難いと判断された 2.1リスク、 2.2リスクマネジメント、 2.5 リスクに対する態度、 2.7リスク所有者、2.12コミュニケーション及び協議、 2.14リスクアセスメント、2.15リスク特定、2.16リスク源、2.18結果、2.19起こりやすさ、2.21リスク分析、2.25リスク対応が取り上げられています。)
  • 「3. 原則」、
  • 「4. 枠組み」、
  • 「5. プロセス」

の順で解説の箇所は、最初にISO31000の日本語訳を枠囲みで引用し、『その内容の記載理由』、『議論の経緯』、『意味』などを取り上げ解説しています。

ISO31000の適用』に関して、「内部統制への適用」、「安全分野への適用」、「リスクマネジメントの活用」の3つの観点から、ISO31000をベースとして展開を図る上での、考え方、必要となる活動、心構え、具体的な作業内容、さらには、留意すべきポイントなどを取り上げて分かり易く解説しています。

他のマネジメントへのリスクマネジメントの適用』に関して、

品質マネジメントシステム、環境マネジメントシステム等のマネジメントシステムとリスクマネジメントとの以下のような関わり方、

  1. 他のマネジメントシステムをリスクマネジメントをの一部として統合
  2. 既存のマネジメントシステムの不足部分をリスクマネジメントで補完
  3. 確実性を扱うリスクマネジメントの特徴を活かし全社のマネジメントシステムの不確定な要素をリスクマネジメントにより繋ぐ
  4. 他のマネジメントの中にリスクマネジメントの考え方を適用

から 共有すべきリスクマネジメントの考え方、

マネジメント統合の考え方

などを解説しています。

第5章は、リスクマネジメントについての筆者の思いをまとめた内容となっています。

リスクの存在を認める強さと謙虚さや常に先手をとって対応を考える先見性を持ち合わせた人材を養成する。このことが、何よりも明日の組織作りには、必要なことかもしれない。」

と結んでいます。

<<本書で何が学べるか?>>

本書では、リスクマネジメントの原則とガイドラインに関わる国際規格:ISO31000:2009 のリスクマネジメント、安全分野、内部統制等の専門家・実務者らによる解説書です

規格の箇条番号順に重要ポイントの日本語訳を枠囲みで引用し、『その内容の記載理由』、『議論の経緯』、『意味』などを取り上げ丁寧に解説しています。

そして内部統制や安全分野、リスクマネジメントへの具体的な活用方法、QMS/EMS等の既存のマネジメントシステムとのシナジー効果を発揮させるための適用上のノウハウ・ヒント等も解説しています

<<まとめ>>

リスクマネジメントの国際規格のISO31000に関心がある人はもちろん、本書は、安全分野、内部統制、QMS、EMS、OHSMS等の関係者には、読んで頂きたい一冊です

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 ISO 31000の概要
1.1 規格開発の経緯
1.2 規格の特徴
1.3 規格開発における関連規格への考慮
第2章 ISO 31000の解説
0. 序文
1. 適用範囲
2. 用語及び定義
3. 原則
4. 枠組み
5. プロセス
第3章 適用方法
3.1 内部統制への適用
3.2 安全分野への適用
3.3 リスクマネジメントの活用
第4章 他のマネジメントへのリスクマネジメントの適用
4.1 マネジメントシステムにおけるリスクマネジメントの位置づけ
4.2 マネジメントシステムで共有すべきリスクマネジメントの考え方
4.3 マネジメント統合のための考え方
第5章 まとめ
付録1 ISOの機構図
付録2 ISOの国際規格を開発・発行する仕組み
付録3 金融商品取引法及び会社法における内部統制


 


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