QC七つ道具パレート図、特性要因図、ヒストグラム、グラフ、チェックシート、散布図、管理図)は、品質管理等の部門のみならず、企業内の製造、技術、営業、総務といった各種の職場で役立つ統計的な手法になります。

Excelに組み込まれている表計算、グラフ機能、図形機能、関数、分析ツール、ビボットテーブルなどを活用して、QC七つ道具を作る手順を以下のような職場での活用場面を想定しながら図解で解説している入門書を紹介します。

  • 製造部:不良品の項目別パレート図を書いて重要問題を抽出
  • 食品販売部:野菜サラダの売り上げが伸び悩んでいる原因を特性要因図で考察
  • 果実農園部:贈答用リンゴの重さのヒストグラムで品質チェックを実施
  • 営業部:今期の販売実績グラフから販売戦略を検討
  • 総務部:始業時の車両点検にチェックシートを活用
  • 企画部:ダイエットの成果を散布図で評価
  • 健康管理室:日々の血圧値を管理図でチェック

本書で取り扱うExcelは、Excel2007が中心ですが、Excel2003ユーザーにも適用できるように[参考]欄を設け解説されています。

<<ポイント>>

ExcelユーザーのためのQC七つ道具の活用の入門書。

本書では、

事実を図表に表すことで仕事の実態を正確に掴み、現状や課題を視覚的に整理するための統計的手法のQC七つ道具パレート図、特性要因図、ヒストグラム、グラフ、チェックシート、散布図、管理図)を使いこなす観点から、

Excelの表計算やグラフ、関数といった基本的な機能を使ってQC七つ道具を作るための操作手順を企業活動の事例を取り上げ、図解でやさしく解説しています。

本書:「ExcelでつくるQC七つ道具を使いこなす本」です。

分析と改善のためのQC Excel入門」との副題が付いています。

本書は、著者:今里健一郎氏にて、2010年7月に秀和システムから「How-nual図解入門ビジネス」の一冊として発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の表紙カバーの下部には、以下のように書かれています。

はじめてでも気楽に作れる!

  • Excelの操作ステップがよ~くわかる!
  • Excelの基本機能で手軽に作成できる
  • 製造、事務、営業活動に活用できる!
  • 企業活動のケースごとに詳細に解説!
  • Excelユーザのための簡単QC入門!


本書は、QC七つ道具の概要から、Excel関数、分析ツールを使うための準備などを説明している第0章はからはじまり、QC七つ道具の作成手順等を解説する7つの章から構成されています。

各章では、最初に、例えば「製造部では、不良品の項目別パレート図を書いて重要問題を引き出しました」といった企業活動のケースがCASE1~CASE7として取り上げられています。

冒頭の【CASE】の箇所では、上記のような具体的事例についてどのようにアプローチするか、またその手法の活用でどのようなことができるかを含め、その章の全体を概観するような構成となっています。

次いで【Step】として、「グラフ機能でパレート図をつくってみよう」といった要領で、手順の解説が操作に関わる何頁かにわたって操作の順番が上部に、下にExcel画面と操作の順番が吹き出し付きの図解で配置されるという構成で解説が進むという流れになっています。

また【Step】に関しては、Excel関数、分析ツールなどを活用しての関連した統計的手法(例えば、「ヒストグラム」に関して、「平均値と標準偏差の計算」、「工程能力指数の算出」といった)の手順の解説が加えられている章もあります。

また章の終わりには、コラム欄があり、『豆知識7 QC七つ道具は統計的品質管理の出発点』といった7つの豆知識の解説が取り上げられています。

また8つの【参考】が挿入され、Excel2003を用いる場合の手順が解説されています。

QC七つ道具については、

  • パレート図
  • 特性要因図
  • ヒストグラム
  • グラフ
  • チェックシート
  • 散布図
  • 管理図

との順に取り上げられ、【CASE】の企業活動のケースから、各QC七つ道具の作成手順の解説、そして、【Step】への展開というように構成されています。

パソコンで実際にExcelを操作しながら、本書を読み進めることでQC七つ道具の作成の手順が図解で一通り理解できるように工夫されています。

<<本書で何が学べるか?>>

本書では、QC七つ道具(パレート図、特性要因図、ヒストグラム、グラフ、チェックシート、散布図、管理図)について、職場で手軽に活用できるようにといった観点から企業活動のケースを中心にExcelで作成して活用する手順について、分かり易い図解で解説しています

はじめてQC七つ道具について学ぶ人でも抵抗感無く、Excelを立ち上げ、気楽に学べるような内容となっています。

<<まとめ>>

職場で、QC七つ道具を分析・改善の統計的手法として活用したいと考えておられる方には、本書は、格好の入門書です。

なお本書の目次は以下の内容です。
第0章 Excelを使うにあたって
1 QC七つ道具とは
2 ExcelでつくるQC七つ道具
3 Excel関数で統計量を計算する
4 Excel分析ツールで解析する
第1章 Excelでつくるパレート図
CASE 1 どこから攻める? パレート図
Step 1 グラフ機能でパレート図をつくってみよう
Step 2 累積比率折れ線グラフを広げてみよう
Step 3 見やすいパレート図に仕上げてみよう
コラム 豆知識1 電気を使わない3つの手動計算機
第2章 Excelでつくる特性要因図
CASE 2 なぜなの? 特性要因図
Step 1 図形機能で特性要因図を書いてみよう
コラム 豆知識2 特性要因図の生い立ち
第3章 Excelでつくるヒストグラム
CASE 3 品質を保持している? ヒストグラム
Step 1 分析ツールでヒストグラムを書いてみよう
Step 2 関数機能で平均値と標準偏差を計算してみよう
Step 3 工程能力指数を求めてみよう
コラム 豆知識3 偏差値とは
第4章 Excelでつくるグラフ
CASE 4 どういう状態なの? グラフ
Step 1 グラフ機能でグラフを書いてみよう
コラム 豆知識4 “見える化”とは
第5章 Excelでつくるチェックシート
CASE 5 もれはないか? チェックシート
Step 1 シートでチェックシートをつくってみよう
Step 2 ピボットテーブルでクロス集計を行ってみよう
コラム 豆知識5 電卓を使わずに“√”を計算する
第6章 Excelでつくる散布図
CASE 6 成果は出たの? 散布図
Step 1 グラフ機能で散布図を書いてみよう
Step 2 層別散布図を書いてみよう
Step 3 散布図に近似直線を書いてみよう
Step 4 関数機能と分析ツールで相関係数を計算してみよう
Step 5 分析ツールで回帰分析を行ってみよう
コラム 豆知識6 相関係数を“r”と呼ぶのは?
第7章 Excelでつくる管理図
CASE 7 状態がどう変わったの? 管理図
Step 1 グラフ機能で管理図を書いてみよう
コラム 豆知識7 QC七つ道具は統計的品質管理の出発点
参考1.Excel2003での関数の使い方
参考2.Excel2003での分析ツールの使い方
参考3.Excel2003でのパレート図の作成
参考4.Excel2003での累積比率折れ線グラフの拡大
参考5.Excel2003でのクロス集計の作成
参考6.Excel2003での散布図の作成
参考7.Excel2003での層別散布図の作成
参考8.Excel2003での近似直線の記入

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