筆者の朝倉千恵子さんは、小学校教員、証券ファイナンス会社を経て35歳で株で数千万円の借金を背負うというどん底を経験。


そこからまったく異業種である民間の社員教育機関へ入社。


礼儀、挨拶を徹底した営業スタイルで全くの営業未経験にもかかわらず3年後には、トップセールスパースンに駆け上がる。


現在は、丸ビルにオフィスを構え、年間7000人をトップビジネスマンにするなどの人財育成の研修の会社のトップとして全国を飛び回っている。


未経験というゼロの出発からトップセールスに至る過程で、彼女が取り組んだのがスキルアップ以上に相手との「信頼関係」を構築することだったとのこと


そして顧客との「信頼関係」を築くことこそ能力を上げる以上に最短で結果を出せる秘訣とし、信頼される技術とはどのようなものか


信頼関係を築くには、「行動の積み重ね」=「自分の中に「信念」を持つという」が大切とし、そのための「ブレない心」の作り方などを説いています。


信頼関係」を築くことで、多くの人を一気に追い抜いて「仕事」「地位」「お金」 etc を手にすることができたと、


朝倉さんがこれまでに築いてきた生き方やエピソードを交えて仕事にも人生にも一番大切な「信頼関係の作り方」を力強く語っています


また本書には、「初対面で好感を与える方法」とのCDが添付されています


<<ポイント>>


最短で成果も出せる「信頼関係の作り方」を説く本。


本書では、


「なぜ能力より信頼関係なのか」との説明にはじまり、


信頼される人になるためにどのように考えて行動すべきか、


信頼される人に共通するぶれない心の軸をつくる6つの方法を説き、


「強い信念の作り方」と、


さらに「その信念を仕事やプライベートで実践して成果を出す方法」


を筆者の経験とこの方法を実践して人生を変えた人達の声を交えて


熱く説いています。


本書:「信頼関係の作り方」です。


人生で一番大切なのに誰も教えてくれなかった」との副題が付いています。


本書は、著者:朝倉千恵子 さんにて、2010年10月にフォレスト出版より発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


年間7000人をトップビジネスマンにする社員教育のプロが教える、勝手に成果がついてくる「信頼される技術」とは?信頼される人に共通する「ブレない心」の作り方とは。

「悪口」は言われなさい!

「目標達成」「人間関係」「仕事」「お金」「恋愛」「営業」は能力よりも信頼で決まる!


本書は、5章からなります。


ビジネスや人生において資格や能力を高めること以前に人との関わりでは、「信頼関係」こそが基礎になると自身の経験談やこの方法を実践して成果を出した人たちの声を交えて説いています。


各章の終わりに「信頼関係によって結果があらわれた人」の声が掲載されています。


「信頼関係」というと難しいことにも思えますが、本書に取り上げているほとんどのことは、非凡なことではなく平凡な実践の愚直な積み上げといったことになります。


人とのコミュニケーションをはかっていく上で、普通に言うと照れくさくなるような当たり前と思われる正論を分かりやすく丁寧に説いています。


Amazonで取り上げられている本書のレビューでの評価も全て高評価で著者の教え子がサクラでレビューを掲載しているのではと思えるほどです。


が本書を読んで見ると高く評価されている理由も分かる気がします。


頭の中では分かっていて基本の当たり前の顧客との「信頼関係」の構築ということだが、貴方は、それが行動として実践できていますかと。


本書の「まえがき」の最後で以下のように述べています。


私の人生の目的は、縁ある全ての人に愛と勇気を与え、共に成長、成功すること」です。!


このように言い切るようなスタイルには人によって好き嫌いがあるかも知れませんがその熱心さが熱く伝わる内容になっていると思います。


「信頼関係」の構築するためのノウハウを説くというよりは、最後の方では、著者の人生観が強く滲み出た内容となっています。


体育会系のさわやかさのノリで「信頼される人物となる」ためのこころ構え等を揺るぎない確信を持って説いている一冊です。


大学の先生が理論武装して説くもの等とは違って生の体験から生まれた泥臭い迫力に満ちていて説得力があります。


伊藤肇氏の「人間的魅力の研究」という本では、明末に儒者の呂新吾が自著「呻吟語」で書いた「深沈厚重」、「磊落豪雄」、「聡明才弁」を順位として人間的魅力を論じていましたが、確かに人間関係では、知よりは情が上になるように思います。


知識・資格・スキルといった知と併せて「信頼関係」の情の部分が基本とするのも理にかなっていると思います。


大切なことは、知・情・意のバランスです。


<<本書で何が学べるか>>


本書では、人から信頼されるためのコアになる部分について、礼儀作法的な面から自分の個を確立するための心の持ち方とその発揮の方法など自身の体験を交えて「信頼関係」のつくり方を熱く説いています。


携帯電話、パソコンなどのコミュニケーション手段の発達で逆にアナログ的な対面のコミュニケーションの価値が見直されてきているように思います。


本書では、その対面のコミュニケーションにおいて、最も基本となる「信頼関係」に照準をあてその作り方を丁寧に説いています。


<<まとめ>>


自分を高めたいと思っている人は、是非、本書を読んでみて下さい。


なお本書の主要目次は以下の内容です。
第1章 信頼される人は勝手に成果が手に入る
離婚、株での借金のどん底時代
平均睡眠時間3時間でも収入が足りない
お金とは信用の残高
(略)
ブレれば人生は上手くいかない
ブレないこころが人生を変える
第2章 信頼される人の「思考」と「行動」の習慣
ブレる人には行動パターンがある!
恐れが不信感を与える
「ハイ」といってはいけない
(略)
信念は美しくない!
自分の心に忠実に!
第3章 信頼関係を強める心の『軸』を作る6カ条
6カ条で心の『軸』ができる
心の『軸』を作る6カ条(1)目の前のことにガムシャラにとり組む
プレシャーが心を作る
(略)
なりたい自分を公言する
ビッグマウスで夢をつかむ
第4章 強い信念の作り方
うっかりヤケドで信念ができる?
大失敗でも怒らない
「どうして」より「どうすれば」で考えれば未来につながる
(略)
実は批判される人が成功する!
陰口があなたの成績を上げる
第5章 夢を叶えるための信念の使い方
夢の締め切りは破る!
目標の点数を少しずつ上げる
目標の点数を少しずつ上げる
(略)
必ず自己実現する「ブーメランの法則」
夢はカタチに



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