東日本大震災の被災から3ヶ月が経過。


8千人を超える行方不明者の捜索は今も続き、がれきの撤去で見つかる遺体もある。


しかし復旧復興の動きは遅々としており、仮設住宅の建設も義援金の支給もままならない状況。


福島第1原発の見通しが見えてこないことも大きな困難の一つ。


ここ1週間でも、


  • 「原子力安全・保安院による放射性物質の放出量の上方修正」
  • 「政府がメルトスルーについて公式に認める」
  • 「下水処理施設での汚泥からの放射性物質の相次ぐ大量検出」

などが報道されています。


トラブルで立ち上げが遅れているが「汚染水浄化システム」が増え続ける高濃度の汚染水の処理に有効に機能するかが注目される。


依然として綱渡り状態にある。


一倉定氏は、名著:「一倉定の経営心得」の中で、


  • 「優柔不断は、誤った決定よりなお悪い」
  • 「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である」
  • 「いい会社とか悪い会社とかはない。あるのは、いい社長と悪い社長である。」

…と社長論を説いているが国のトップも同じだ。


時期を問わず悪いトップは即刻、替わってもらうしかない。


首相の退陣時期を巡る政治混乱が続いている。


管内閣の不信任決議案は、菅直人首相の直前の「退陣発言」で急遽、流れが変わり否決となった。


コップの中の嵐の出来事で男を上げたのは、松木けんこう氏のみ。


しかし菅首相の退陣時期は不明確なまま。


自身の退陣について日々、ころころと発言が変わっている。


立つ鳥跡を濁さずと惜しいと言われるくらいでスパッとやめれるのが華。


「退陣発言」をしてしまった上は、早期に退陣すべきと思うが、


「ペテン師」とか言われても管首相の権力の座にしがみつこうとする執念は常識の域を超えており実に困ったもの。


ただ奇妙に感じるのは、同じ穴の狢というべき岡田氏、仙石氏、枝野氏らが揃って人ごとのように早期退陣を要求していること。


菅内閣が国民からの支持を落とし、野党と与党内部からも辞任要求がでてきている原因が、管首相自身によるところは大きいとしても彼らも管首相と共に連帯責任を担うべき立場。


責任とか恥とかいう言葉とは無縁の世界に住む輩。


全く無節操なことでこんな面々にとても信頼感を持てない。


大連立とか揃って言うが民主党内部すらまとめられないのに野党も含めたオールジャパン体制など組めるはずもない。


ないものねだりだが、この体たらくに歯止めを掛けられる救世主たる実力者の登場が待望される。




さて、本日は、著名なコンサルタントでコンサルティングファーム(HRインスティチュート)の代表でもある筆者:野口 吉昭氏が現場をマネジメントできる『話す力』のツボ:「相手を刺激して、場の空気を変える」力の磨き方を指南している本を紹介します。


「プロの話し方として重要なのは、まずは場をマネジメントすること」


「ビジネスシーンで求められるのは、「ひと言」で本質を伝えて、納得してもらい、行動してもらうスキル」



とし、現場での「決め台詞」となる「ひと言」力について語っています。


<<ポイント>>


話の流れをマネジメントするためのコンサルタントの「ひと言」力を指南している本。


本書では、以下の4つの場を基本として、


  • 目的を確認するひと言
  • 覚悟を促すひと言
  • 考えを整理させるひと言
  • 「ぶれない軸」とするためのひと言

場をマネジメントし、場を作り変える奥義・秘伝を説いています


本書:「コンサルタントの「ひと言」力 」です。


話の流れを一気に変える!」との冠が付いています。


本書は、著者:野口 吉昭氏にて、2011年5月にPHP研究所よりPHPビジネス新書の一冊として発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯や表紙カバーの裏面等には以下のように書かれています。


プロが現場で使っている
45の”決め台詞!


  • そもそも、何をやりたいんでしたっけ?
  • 強みがないなら、作るしかありません。

本質を突き、考えさせて、
人を動かすためのメッセージ。


 ビジネスシーンで「発言する」とき、忘れてはいけないことがあります。

 それは、「仕事をしている人は、そもそもみんな忙しい」「全ての人があなたの話を聞きたいわけではない」という現実だ。

 そこで求められるのは、「ひと言」で本質を伝えて、納得してもらい、行動してもらうスキルです。

 本書は、数々の現場をマネジメントしてきたコンサルタントによる「相手を刺激して、場の空気を変える」力を磨くための一冊である。



本書は、下記の目次のように5章から構成されています。


各章の終わりには、コラム欄が設けられその章のポイントを補完する筆者の考えが示されています。


最初の章は、「相手を刺激して、場の空気を変える」ための言葉(本質を凝縮化した「ひと言」)の重要性や「その場を変えるひと言」をタイミングよく発するための「口くせ化」(キーフレイズを持つこと)のすすめといった本書の背景を説明する内容となっています。


そして、2章から4章において以下の4つの項目に分けて、最初になぜその「ひと言」が大事なのかといった理由を解説し、「どういう時のひと言」かを紹介し、その「場面」、「効果」を含め、種々のエピソードを交えて解説するという流れになっています。


  • 目的を確認するひと言
  • 覚悟を促すひと言
  • 考えを整理させるひと言
  • 「ぶれない軸」とするためのひと言

一端を紹介すると以下のような「ひと言」が取り上げられています。


目的・目標・戦略にズレが生じているときの「ひと言…「ゼロベースで考えてみましょう


決定を納得してもらえる「ひと言…「ごめん、無理


強みを作るための「ひと言…「強みがないなら、作るしかありません


リーダーの覚悟を示す「ひと言…「主体性とは責任と価値づくり



明快で本質を突いた「ひと言」の重みを痛感させてくれる45の使える「ひと言」が取り上げられています。


最後のコラムに掲載されている印象的な言葉を紹介します。


筆者は、「ひと言」力を磨くことの他者とのコミュニケーション上の効用について以下の3点を挙げています。


  1. 自分のことを、相手にひと言で信頼してもらえる。
  2. 自分が言いたいことを相手にひと言で信頼してもらえる。
  3. 相手に行動を促したいときに、ひと言で理解してもらえる。

「ひと言」力を磨くことでコミュニケーション力は確実に高めることができるが一朝一夕に身に着くものでなく物事の本質を凝縮してひと言で表して見ることの習慣づけが大切。


その一歩は、本書のような切り口を実際に真似してみること。


<<本書で何が学べるか>>


本書では、「ひと言」で本質を伝えて、納得してもらい、行動してもらうというビジネスシーンで重要なコミュニケーションスキルについて4つの切り口から解説しています


「相手を刺激して、場の空気を変える」力を磨く45の「ひと言」について事例を交えて学ぶことができます。


<<まとめ>>


本書では、コンサルタントが現場で実際に使っている効果抜群のフレーズと会話術が説かれ、コミュニケーション力を向上させたいビジネスパースンには読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は以下の内容です。
第1章 コンサルタントは、「ひと言」ですべてを決める
1.コンサルタントの「話し方」とは?
2.本質をひと言に「凝縮」する力
3.人と自分を動かす「キーフレイズ」を持っておく
第2章 目的を確認する「ひと言」
なぜ、目的を確認する「ひと言」が大事なのか?
目的が見えない時のひと言
目的が曖昧になってきたときの「ひと言」
(略)
目的遂行への意図を高める「ひと言」
第3章 相手に覚悟を促す「ひと言」
なぜ相手に覚悟を促す「ひと言」が大事なのか?
大きな問題に直面している時のひと言
変わろうとしない人に意識転換を促す「ひと言」
(略)
悩んでいる人を前に進ませる「ひと言」
第4章 相手の考えを整理させる「ひと言」
なぜ、相手の考えを整理させる「ひと言」が大事なのか?
分析のためのひと言
分析の精度を高めるための「ひと言」
(略)
あえて相手を刺激する「ひと言」
第5章 自分の「ぶれない軸」とするための「ひと言」
なぜ、「ぶれない軸」を確認するための「ひと言」が大事なのか?
自分の信念を表すひと言
自分の信条を表すひと言
(略)
本質を探求するためのひと言


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