高濃度の放射能の汚染水を一時保管するタンクを確保とのことから苦渋の決断とのことで集中環境施設プロセス建屋内の低レベルとされる約10,000tの滞留水と5号機と6号機サブドレンピットにある低レベルの線量とされる約1,500tの地下水が海へ放出された。


放射性廃棄物は、ロンドン条約の海洋投棄の禁止物質ということになるが、今回の処置が高濃度の汚染水を回収するための緊急処置になることを事後になったとしても国の信用に関わる問題なので関連諸国へ十分に説明することが必要。


しかし低レベルとされる約11,500トンに及ぶ放出水の核種とどの放射能レベルにあるかとの詳細数値(何がどれだけ出されたのか)は、公表されていない。


原子力・保安院の発表によると高濃度の放射性汚染水が流れ出ている2号機の取水口付近で2日に採取した海水からは、法定濃度限度の750万倍の放射性ヨウ素131が検出されているとのこと。


海水の分析は、500mlのサンプルを採取し、福島第2原発に持ち込みゲルマニウム半導体検出器で測定しているとのことだが、セシウムとヨウ素の値だけでそれ以外にどのような核種がどのレベル含まれているかのデータも公表されていない。


このような不十分な情報開示が風評被害を生む一要因にもなっているのでは。


ピット付近から海へ流れ出ている汚染水の水量は、毎秒3リットルレベルとのことで毎時約11トンのレベルになる。


圧力容器の容量が、1号機が約200トン、2、3号機が約330トンとのこと。


原子炉の安定化に向けて水の注入を継続する必要があるが、注入量を増加させると汚染水が増加するという難しい二律背反の状態。


冷却のための注水量を減らしてきており、たしか現状の注水量は、1、2、3号機を併せて毎時約20トンレベルとか言われていたので途中に滞留することがあったとしても注入している水の約半分程度が海へ流出しているという状態になっているのではと思われる。


圧力容器の配管等の破損部分から流出しているとすれば、汚染水が海へ落下している箇所と配管等の破損部分から漏れた溜まり水の間で高低差による圧力差がかなりあるのではないかと思われる。


想像するに2,3号機では、圧力容器に注入された水の流出は、冷却に寄与した水蒸気または、水としてかなりの部分が漏れて、格納容器で回収できた水蒸気を除いて格納容器の漏れ箇所から注水量の約1/2が漏れ流出しているような厳しい状態なのだろうか。


回収できなかった残りの1/2程度の部分が水蒸気として気相に逃げているというイメージか。


このような水の収支の状況は、「すでに炉心溶融が起こってしまっていた」とする大前研一氏の見解とも合致しているように思う。


  非常用炉心冷却装置(ECCS)の一部復旧とかはとても見通しが立たない状況で、外部電源と外部冷却系での循環系による冷却系へとシフトするとの判断も遅れたのではと思われる。


  その準備は、進められているのかも知れないが。


読売オンラインのニュースによると放射性物質の海での拡散について仏国立科学研究センターがシミュレーションのデータを公開していると報道している。


これによると放射性物質の海での拡散は、方向によって大きな差があり、最初は沿岸を南北に広がり、東西にはすぐに広がらないといった計算になるようだ。


あくまで実測のデータで実証することが必要だが、こういったシミュレーションは有力な判断材料になる。


またヨーロッパでは、気象情報と併せて福島第1原発からの大気層での拡散が毎日どのような状態となるかのシミュレーションの計算が公開されている。 (ドイツ気象庁の拡散シミュレーション


チェルノブイリの事故の際の放射能の拡散を評価する目的で開発されたもの。


これはあくまで計算でシミュレーションしたデータで各地で実際に放射能量を計測した生のデータが基本であることは変わらない。


放射性物質が上空までふき上がられるようなことがなければ関係が少ないかと思われる。


放射性物質が上空に吹き上げられるような場合のマクロな放射性物質の分布状態が上空の気流の流れと関連づけて可視化できる。


ところで汚染水の海水への流出の対策として、水ガラスを採石層の固化剤として注入することが実行されるようだ。


水ガラスは、確かに岩石のような金属酸化物のセラミックスを硬化することはできるが、反応し固化するのに1時間程度の時間が必要でまたチキソ性を持つ(すなわち、流動した状態だと粘性が低下する)ので採石層での固化によるせき止られる見通しは少ないように思われる。(この汚染水の流出は、首尾良くせき止めされたようだ。)


また汚染水の流れの駆動力になっている圧力差が大きいように思われるので仮に下の採石層がうまく固化できて閉じられたとしてもその上方の空間が密閉されている状態ではなく解放された状態なので汚染水は、別の場所に逃げてしまうだけと思われる。


固化させて止めた結果、汚染水が周辺にあふれ出すことになると線量が高くて周辺での作業が困難になってしまう恐れがある。


集中環境施設プロセス建屋等への汚染水の適切な保管場所への移動が急がれる。


これまでのところ、汚染水の海水への流出防止について見通しの立った余り良いアイデアがでていないように見える。


汚染水の流出防止策が手詰まりのように見えるのは、東京電力の現場任せで専門家の関与が少ないのではないか。


現場が出して来たアイデアにその他の人たちが単に乗っかっているだけでは。


途中でトレンチなどからポンプで吸引して汚染水をバイパスさせてタンクに導くなどしてまず海へ流出する流量を減らしさらに矢板でせき止めるなどした上でないと水をせき止めるのは先ず難しいと思われる。


もしこの汚染水の排出状態が6ヶ月続けば、43,200トンといったレベルになる。


トレンチ等にすでに溜まった汚染水が約6万トンとのことで10万トン強の高放射能を示す汚染水の保管容器が必要なことになる。


メガフロート等を含めそれだけのタンクの確保が必要になる。


汚染水をタンクにバイパスさせることが待ったなしの状況。


このような難しいときこそリーダーがその力を発揮するときだが。



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プルトニウムが飛散しているかとの懸念については、文部科学省による土壌の分析結果が公開されています。


福島第1原発から半径20~30キロ圏内の比較的放射線量が高かった3箇所の土壌では、検出限界以下だったことが報道されています。


福島県葛尾村、浪江町の計3カ所で3月22、23日に土壌を採取し、日本分析センターに委託して分析した結果、プルトニウム238、239、240は、いずれも検出されなかったとのこと。


データ数は少ないが先ずは、安心のデータの一つになるかと思われる。


次から次へと問題が露呈するなかで現地の作業関係者も国民も緊急事態慣れで危機感が鈍るとかいうことになるとまずい。


検出されている海水及び地下水の高濃度の放射性物質がどこからどのような経路で漏れたものかとの特定がなかなか難航しているようだ。


原子炉建屋およびタービン建屋ともに放射線量が高く、高放射能の水が溜まっていることに加え、暗闇であることが障害となっている。


ただ4月2日の東京電力の会見によると「ピット側面のコンクリート部分に約2センチの亀裂があり、当該部分よりピット内の水が海に流出していることを発見」したとのこと。


このピットは、電源ケーブルを収めた保守管理用の穴。


この電源ケーブルを収めたトレンチは、放射能を含む水が大量に溜まっていたトレンチ(抗)とは、別のトレンチでタービン建屋と繋がっているとのこと。


取水口の近くにある深さ約2メートルのコンクリート製のこのピットについてその側面に約20センチ・メートルの亀裂があり、汚染水が海に流出しているとのことでその亀裂をコンクリートでふさぐ処置を行うとのこと。


漏れの経路が一系統の繋がったものであれば、当然ながらどこか1箇所を塞げば漏れは防止されることになる。


ただ汚染水の最下流となる出口側は、流れのもととなっている落差による水圧があると思われるのでセメント等をそこで固化させて水をせき止めるのはとても困難に思える。


しかし現状で原子力建屋やタービン建屋等での側上流側での補修等は困難。


テレビで放映されていた水量からするとざっと毎分50リットル程度のかなりの流量はありそうに見え、仮に出口側を止めても途中のどこかから別の亀裂等を介して溢れてくることが懸念される。


実際に流速と断面積からざっとした流量を計測するとどの位のレベルだろうか。


汚染水をピット部で確実にせき止めるためには、まず給水性ポリマー等を含む土嚢(どのう)を水流に流されないように幾つかピットの上で固定して釣って投入し、汚染水の流量を減らすとかの前処置が必要に見える。


ただ他にも上から目視で確認できない箇所に亀裂とかがあるとなかなか対策は難しい。


本来、放射性物質は、微量でもガンマ線等の放射線の放出等でその存在が目立つのでトレーサー法に用いられるが今回は、核種も多く、圧力容器内の生成物か、使用済み燃料保管プールなのかそしてどのような経路をたどって漏れているかという識別が難しい。


思いつきになるが、例えば、2号機ならば、圧力容器への注入水に適切な標識剤(例えば、自然界に存在しない重水(D2O)とか)をトレーサ剤として混入させて経路のトレーサ剤の存在を誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)でサンプリングできる水蒸気も含めて経時的にトレースしていけば、注入した水がどのくらいの時間でどこにどの程度漏れるかが追跡できるのでないかと思われる。


また敷地内で飛散防止剤の散布のテストがはじまったようだ。


飛砂・粉塵・侵食防止剤で法面(のりめん)の土木工事等で良く用いられる合成樹脂エマルジョンの水溶液。


多分、建設関係者からの提案かと思われる。


この飛散防止剤のメーカーでは、放射性物質の粉塵の飛散防止の効果については分からないとしているが良いアイデアではないかと思う。


飛散防止剤を構成する成分等の詳細は良く分からないがアクリル系とかウレタン系のバイダーを含むエマルジョン水溶液のようなものかと思われる。


放射性物質自体をトラップできるかは未知だが放射性物質を含む粉塵の飛散とかには有効だろうと期待される。


粉塵の飛散を押さえた状態にしておいて戦車とかでガレキ類をどこかに集めて車の移動とかの便宜を図る流れになるのだろうか。


長期化が避けられないとすれば、これからの台風とかの対策と今後の石棺化に向けての周囲の防風壁の設置とかに着手していくこともスタートしていくのかと思われる。


東電の情報公開も過度に慎重というかスローな割に放射線量の数値に間違いがあったとかが繰り返されている。


「テルル129」や「モリブデン99」の濃度が実際よりも高く出ていたとのことでもう一度、やり直すとか。


基本的な部分での繰り返しての誤りとその訂正とかがで、情報公開の信頼性の面からは非常にまずい展開になってしまっている。


今回の事故をめぐって海外の情報との温度差が目立つ。


どちらが正しいかというよりは、リスクコミュニケーションとしての情報発信の方法が拙かったためと思われる。


海外への発信も含めパブリシティ部分について政府官邸と原子力安全・保安院と東京電力と原子力安全委員会の発表を一元化して幾つかの主要言語で実施することが絶対に必要。


そのような体制を官邸主導で実現すべき。


トンネルから光がなかなか見えてこない困難な状況が続くが乗り切るしかない。



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福島第1原子力発電所の事故は、現場を中心に事態収拾に向けた関係者の必死の努力にもかかわらず深刻な状況から脱し切れていない。


3月21日と22日に採取分析したプラント敷地内の土壌の試料の中に、プルトニウム238、プルトニウム239、プルトニウム240が検出されたと報道されている。


このうち事故の影響と考えられるのは、2カ所で、濃度は高い値が出たもので土壌1kg当たり0.54ベクレル、0.18ベクレルとのこと。


このレベルは、過去の大気圏内核実験において国内で観測されたフォールアウト(放射性降下物)と同様の放射能レベルで人体に問題となるものではないとしている。


過去のプルトニウムの大気降下物の放射能については、気象研究所地球化学研究部による「Artificial Radionuclides in the Environment 2007」のデータがある。


ただこのデータは大気降下物のデータのため土壌のデータとの対比ができないように思う。


1号機から4号機のどの炉、使用済み核燃料プールから排出されたものか不明とのこと。


ただこのプルトニウム同位体について「ただちに健康に影響はない」とし、いつものようにガンマ線の線量と比較したり、「重い元素で、今回は遠くには飛んでいない」としているが本当にそうだろうか。


「ただちに健康に影響はない」との言葉は乱発されすぎ。プルトニウムの内部被曝による肺がんや骨がんにしてもすぐに発病する訳ではない。


国民に過度の不安感を与えない配慮かも知れないがこのような段階に至ってはそれが適切なのだろうか。


適切な情報を発信し、ヨウ素剤への配布・投与など含めて健康への害を最小に予防することを積極的に進めていく段階ではないか。


確かに金属プルトニウムは、室温での密度が約20g/cm-3と非常に重い金属だが。


金属プルトニウムが大気中に高温で放出されれば、プルトニウム酸化物とかに変化している可能性があると考えられる。


飛散する状態がプルトニウム酸化物のエアロゾルとかになっているとすれば、その微粒子径は、0.5ミクロン程度と考えられ水蒸気と共に浮遊粉塵として拡散する可能性もあるのではと懸念される。


10ミクロン以下のサイズで浮遊粉塵となるので、5ミクロンの比重2の軽い粒子と比較すると比重のハンデキャップを1/10としても粒径は、重さに3乗で効くのでプルトニウムもエアロゾルの状態で飛散すれば、比重2の5ミクロンの粒子の1/100程度軽いことになる。


そうなると、「重い元素で、今回は遠くには飛んでいない」との根拠が崩れることになる。


プルトニウムの同位体の多くは、アルファ線を放出し、「ガンマ線」を放出しない。


ただしプルトニウム241がベータ崩壊した際に生成されるアメリシウム241がアルファ線とともに、ガンマ線を放出する。


土壌に検出されたプルトニウム238、239,240は、ガンマ線を放出しないことから、現在、周辺地域等での放射能測定で用いられているGe検出器では、検出できないはず。


敷地内の土壌で微量検出されたということであれば、重い元素だから周辺地域には拡散していないとは、断定できないのではないだろうか。


今回採取された土壌のアルファ線の線量が過去の核実験による降下物と同レベルとのことは、粒子径なども核実験が行われた遠方から大気圏を浮遊し飛散してきた降下物と同レベルにあるということを意味しているのではないだろうか。


水蒸気の上昇気流とともに空気中のある程度の高さに舞い上がったらそれが拡散しもっとも濃い濃度で降下する場所は必ずしも発電所プラントの近くとは限らないのではと思うが。


安心・安全のためにプルトニウムの飛散の可能性についてさらにエリアを拡げ確認して欲しいところ。


また第1原発の1号機、2号機、3号機では、放射性物質で汚染された水が、タービン建屋の中や建屋の外に伸びる作業用のトンネルに大量にたまっていて、原子炉などを冷やす作業を妨げている。


この大量の放射性物質で汚染された水を排除するために一時保管する復水器やタンク等の容量が不足することから色々とアイデアが検討されているようだ。


実際に汚染水を取り除く作業の開始には、まだ数日かかる見通し。


また31日には、敷地内に落ちた放射性物質の粉塵の飛散を防止できるかどうかのテストのために合成樹脂エマルジョンの試験散布を予定していたが、降雨でこの日の散布を見送った。


原子力安全保安院は、31日、東京電力福島第1原発のプラント近くの放水口付近で30日午後に採取した海水から、法令で定める濃度限度の4385倍のヨウ素131が検出されたと発表している。


東電によると「燃料や原子炉に触れた水と考えられ海に流れた経路は、不明」とのこと。


タービン建屋に放射線レベルの高い水が溜まっている状態にあるので、復水器の冷却水配管は当然、冷却水配管系の海水と繋がっている訳でどの1~3のどの号機かは明確でないとしても例えば2号機とかから復水器の配管系を伝って漏れていることは明かではないのだろうか。


地震と津波でタービン建屋の冷却水配管を取り出している箇所が亀裂など入って漏れている可能性が高いのでないか。


タービン建屋の地下に溜まっていた水を分析した核種の比率と海水の核種比率とを対比すればどの号機からのものかなど推測できるのではないか。


破損箇所が特定できたとして高い放線量下で漏れを防ぐ作業も困難な仕事になる。


 また敷地内の地下水から国の安全基準の約1万倍の放射性物質が検出されたとのこと。


また原子力安全委員会は、溶けた燃料と触れた容器内の水が、何らかの経路を通って隣のタービン建屋に流れ込んだと推測しているとの見解。


地震での破損の可能性に加え、水素爆発やその後の処置との関連で破損に至ったことも懸念される。


冷却のため圧力容器に海水を注入せざるを得なかったが、濃厚な塩化物水溶液環境での材料試験を行っているようなことになってしまった。


応力腐食割れの試験のような環境に。


容器材質の応力腐食割れの感受性とかは良く分からないが、溶接部などには厳しい環境。


注水と漏れとのバランス下で温度を上げたり下げたりとの応力の繰り返しも疲労腐食等の信頼性に悪影響になる。


  さらに時間がかかれば、圧力容器のダメージが悪化することが懸念される。


これまでの海水を含む多量の水の注水から放射能の汚染水が多量に発生することは予想されたこと。


しかしながらそのことへの準備がされてきたように思われない。


現場の状況を的確に把握し確実に支援する組織が機能していないように見える。


現場の作業者の疲労が重なると思わぬヒューマンエラーの原因にもなり得る。


これまでの経緯を見ていると問題が露呈してから対処するという対応型の問題解決法になっている。


体制を強化していかないとまずい方向に進んでしまうパターンに見える。


問題解決の現場への依存が高すぎて現場は、すでに手一杯の状態と思われる。


だれが考えても現場の人員を大幅に強化し、組織的に役割を分担して作業を並列に進めることが必須。


アメリカ、フランス、ドイツ等から多くの放射性廃棄物の処理等の専門家が来日し、支援に当たってくれるとのこと。有り難いことである。


そのためにもしっかりとした専門家の司令塔が必須。


発電所所長になるのかどうかわからないが、最も信頼できると思われる人物に全ての指揮を委ねるということができないものか。



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福島第1原子力発電所の状況は、予断を許さない環境が続いています。


電源の供給により中央制御室の照明などが復活し、原子炉圧力容器への淡水注入が行われるようになった。


しかし24日福島第一原子力発電所3号機タービン建屋でケーブル敷設作業を行っていた協力会社の作業員3名が足に被曝するとの事故が発生した。


1号機、2号機、3号機の建屋地下階の溜まり水から圧力容器由来と考えられる通常運転中の原子炉内の水の約1000万倍という高濃度の毎時1,000ミリシーベルト以上の高い放射線量が計測されています。


とくに2号機、3号機では、ランタン140、バリウム140、セシウム134と136と137、ヨウ素131と134、銀108、テクネチウム99、コバルト58などの核種が検出されています。


また放水口近くの海水から50ベクレル/mlの放射性ヨウ素131が検出されています。


本日(3/27)の枝野官房長官の会見によると「原子炉は、破損の状況ではない」 とのことです。


圧力容器部分が健在ということを強調したものでしょうが、そこに繋がっている配管系から放射性物質が漏れていたら一部破損と同じで余り意味の無い認識と思われます。


自衛隊、消防、及び現場作業者のみなさんの決死の頑張りによってこの状態で維持できている点は、評価されるべきと思います。


ただここに至って現場の計測機が故障、東京電力の対応が遅いとかのエクスキューズはまずいと思います。


政府には、常に結果責任を確実に果たすことが求められています。


与党でなく野党の立場ならば、建設的な着地点を考えず理論的に批判してきて済んできたと思います。


未だにそのような立場に染まってしまっているのではないかと懸念します。


施策の結果が現実になにをもたらすかという建設的な着地点を知恵を使って見通すことが必要です。


知識のある人が沢山集まって議論を重ねたりしているのかもしれませんが肝心の先の現実を見通す知恵が不足しているために問題を克服どころか逆に複雑にしてきたように思われます。


完全を期してマニュアルのようなものを新たに作り上げようとするよりは、不完全でも知恵で補って今あるマニュアルを実行することの方が大切。


ここに大きな問題があると思います。


プルトニウムの検出確認が行われていないことを指摘され、官房長官が周辺土壌の汚染調査を急がせたと報道されています。


これまでの報道とかから推定すると放射性核種の同定の手段は、ゲルマニウム半導体検出器でガンマ線を検出することが中心に実施されてきたと思われます。


しかしプルトニウムのppbやpptレベルでの高感度検出には、誘導結合プラズマ(ICP:Inductively Coupled Plasma)質量分析装置(ICP-MS)が必要です。


また分析するための分離等の前処理操作の技術も必要になります。


したがってプルトニウムの高感度検出ができる試験機関等は、熟練した技術者も含めて限られると思います。


国民の安心安全の点からは、発電所プラント周辺の土壌ではなく、優先されるべきは、食品および水道水へのプルトニウムの微量分析です。


従来放射能が検出された食品および水道水について万が一にもプルトニウムが検出されていないことを確認すべきです。


私は、食品中へのウラニウム、プルトニウムの汚染がないことは確認され検出されていないということかと思っておりました。


しかし実際には、食品及び水道水中のプルトニウムの分析は、想定されないとのことからなされていないように思われます。


食品および水を先ず確認して発電所プラント付近の土壌のプルトニウムの分析はその後でも良いのではと思われます。


土壌からプルトニウムが検出されなければそれで良いのですが、万が一にも検出されるとまた後手を踏んでしまうことになります。


このような動きになっているのは、現実の結果に対して責任を持つとの意識が希薄なためのように思えてなりません。


食品、水に含有される放射能の安全性について、アルファ線、ベータ線の内部被曝とX線による外部被曝とを対比するような解説がマスコミでありますが適切ではないように感じます。


そのマスコミ(政府、原子力保安院、東電)の解説の論拠となっているのは、ICRP(International Commission on Radiological Protection:国際放射線防護委員会)の考え方でガンマ線の外部被曝に換算するような形でDose Coefficient(線量係数)という換算係数を用いる考え方です。


たしかにガンマ線の外部被曝の場合は、X線の場合との比較で大きく異なってはいないかと思われます。


アルファ線、ベータ線の内部被曝については、細胞に与えるダメージがガンマ線より大きなものとなり、ガンマ線も含め局所的にエネルギーが集中することとその核種により、その元素がもともと持つ生理的・化学的性質(毒性レベル等)が基本的に異なっているということがあるためです。


内部被曝をガンマ線(X線)について実効線量に換算するのにmSv/Bqの実効線量係数が適用されますが、ガンマ線(X線)については近似できるとしてもベータ線、アルファ線の場合には同じ考え方にはかなり問題があるように感じます。


2号機の水たまりの高放射能の問題(タービン建屋にたまった水から、運転中の原子炉内の水の約1000万倍にあたる非常に高い濃度の放射性物質が検出されていること)がネックで作業がストップしています。


天野IAEA事務局長は26日、使用済み核燃料プールを冷却するための給水作業の成果がいまだ不確かとしています。


山また山が続いているこの緊急事態対応をさらに見通しの立たない愚策で悪化させないためリーダーが現実の結果責任のもと先を見通す行動ができなければ、自分からその座を降りて、できる人にリーダーを変わってもらうとかできないものでしょうか。



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悪夢のような3月11日(金)の東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。


被災地には海外からも含めて多数の救助隊が入りすでに多数の人が救出されています。


残りの人たちも、一人でも多く救出されることを祈るばかりです。


また大変に深刻な状態となっている福島第1原子力発電所の1号機、2号機、3号機、4号機で発生している緊急事態が今後どのように推移していくのかが心配です。


予断を許さない深刻な状況が続いています。


既に1号機、3号機では水素爆発が起こり建物が損壊しています。


また2号機では、原子炉格納容器とつながった圧力抑制室付近で爆発があり圧力抑制室が破損し、大気圧になっていると報道されました。


これは単位の読み違いで4気圧程度の圧力が維持されているとのことで格納容器は健在とのことのようだ。


4号機では、水素爆発と推定される再三の火災が発生しています。


16日午後の原子力保安員の発表だと1―3号機の燃料棒は、原子炉内に納まっているが冷却するための水位が低下しており、約4メートルの長さの燃料棒のうち、1号機は約1800ミリメートル、2号機は1400ミリメートル、3号機は2000ミリメートル、それぞれ露出している状態となっているとのこと。


また一時貯蔵プールに保管されている4号機の使用済み燃料については、状況の把握ができていないとのこと。


付近の放射能のレベルが高いために近づけない状態にあるため。


17日午後から3号機を冷却するための警視庁の高圧放水車による放水作業が開始されるようです。


今回の緊急事態は、原子炉を冷やす緊急炉心冷却装置(ECCS)が使えなくなったことから厳しい状況に追い込まれることといなりました。


津波の影響により緊急ジーゼル電源、非常用電源、コンピュータシステム、計測機器、センサ類がほとんど使用できなく制約条件が多い手探り状況の中で放射線曝露の危険を感じながらしかも4箇所での同時対応が求められるという困難な現場で圧力容器内の水位がかろうじて維持されているのは、必死に海水注入を継続している人たちの努力によります。


現場での作業員は、その被曝放射線量を測定できる線量計を付けて作業をしていると思われますが、状況を見ながら避難と作業を繰り返しているとのことで、作業ができないレベルまで現場の放射線の量も増減を繰り返しているようです。


福島第1原子力発電所付近で、16日午前に3号機付近で白煙が上がり、放射線の量も一時、急激に上がったと枝野官房長官の報告がありました。


この白煙の原因は、3号機に保管されていた使用済み燃料の保管プールの水が沸騰して発生した水蒸気によるものだろうと推測されているようです。


水蒸気が発生してといることは、どこまで水位があるかは不明ですが、水があり蒸発していることの証拠で少なくとも保管プール自体は、大きく破損しているようなことはないと考えられます。


使用済み燃料といえども露出状態にあれば、放射線を放出し、開放されている状態にあるので大気中への放散が懸念されます。


プールの近傍では、半減期が約30分と短くセシウムに分解していきますが、キセノンなどの気体の放射性物質も含まれていると思われます。


またこちらの排出物には、ベータ崩壊して半減期も29年と長いストロンチウム90などが含まれる懸念があるように思われます。


水の蒸発と共に飛散し排出されていなければよいのですが。


これまでの発表では、このストロンチウム90が検出されているとの報道はありませんが。


消防車による放水と自衛隊のヘリコプターからの給水を行うとのこと。


容器の炉心のある圧力容器の耐圧性は、高温高圧に耐えるように設計されており160気圧程度と言われる。


安全係数がどの位か分かりませんが、通常の動作時では、動作条件が炉温が280度、70気圧程度とされています。


安全係数は、2倍程度になるのでしょうか。


燃料棒は、核燃料ペレット(直径1cm、高さ1cm)を熱中性子の吸収反応断面積が非常に小さく加工性にも優れたジルコニウム合金で被覆した構造となっています。


核分裂で生じる熱を有効に軽水に伝える機能と核燃料ペレットの堅固な保護の機能との背反する特性のバランスからその厚みは0.6mm~0.9mmとされています。


ジルコニウム合金の覆管は、燃料ペレットおよびバネを入れた後、内部にヘリウムガスを入れて、上下に端栓を溶接して燃料棒となります。


核燃料ペレットの融点は、ウラニウムのペレットで2,790度、3号機のプルトニウムを混ぜた核燃料MOX燃料で2,720度だが、異常時の燃料中心部の温度は、500度程度低いところで核燃料が溶けてしまうことを防止できるように燃料棒の溶解脱落へのマージンが見込まれて作製されているようだ。


また燃料棒の崩壊は、核分裂によりキセノン、クリプトンなどのガスが核燃料ペレットから放出されることによっても影響を受けるようです。


なお発電が行われる定常動作時の燃料棒の中心温度は、1,800度程度となるようだ。


現在冷却剤として注入している海水によって燃料棒が有効に冷却除熱されずに温度が850度を越えるとジルコニウムが水蒸気により酸化され水素が生成します。


温度上昇と水素の生成により圧力容器内の圧力は、上昇していくことになります。


圧力容器等は、さらに格納容器に収納されて放射能漏れからガードされています。


圧力容器の圧力が上昇すると海水注入のための給水ポンプの流量-圧力損失の特性から海水注入ができなくなります。


圧力容器の圧力が上がりすぎると多分、自動圧力調整弁により自動的にあるいは外部からの弁操作によって圧力容器からの水蒸気、水素などを含むガスがトーラス状の3,000トンの水を貯えた圧力抑制室に放出されるようです。


圧力抑制室の水は、蒸気を冷却し格納容器の圧力を低下させると共にセシウム、ヨウ素などの放射性物質が高濃度で排出されることがないようにトラップするためのものです。


セシウムは圧力抑制室でトラップされ易いが、ヨウ素の方は水では、トラップされにくいと思われます。


圧力抑制室の水が冷却されない状態のままで高温蒸気が投入されると温度上昇し水蒸気を大量に発生すると思われます。


水素と水蒸気などの気体は、格納容器内に留まります。


このうち水素は、分子サイズが小さいのでフランジ等の微小な隙間部などから拡散して外部に逃げていくと考えられます。


これが1号機、3号機の建屋の水素爆発の原因かと考えられます。


本来、格納容器は、窒素が封入されそこから放射能が漏れないように大気圧よりも低い状態に設定されているようですが、今回は、設計耐圧とされる4気圧を超え、限界に近い8気圧まで上がったりという動作が繰り返されているようです。


格納容器が破損されてしまうと放射能の汚染リスクが著しく高くなります。


ベントということで格納容器の破損を防止するために格納容器内の水蒸気等が外部への排気系へと放出されます。


この際にセシウム、ヨウ素などの放射性物質も放出されることになってしまいます。


圧力容器、格納容器がその機能を維持している限り大量の放射能が排出されてしまうことには至らないと思われる。


海水の注入による冷却維持→圧力容器内の圧力の増加により海水が注入できなくなる→燃料棒の露出が増える→圧力容器からの圧力抑制室を経由してのガスの格納容器への逃がし→格納容器の圧力増加→格納容器の破損回避のため格納容器からのベントによる大気中への排気→放射性物質による一時的な放射能の増加→放射性物質の周辺への拡散希釈による濃度低下。


というような均衡が維持されている状態かと推定される。


ただ現時点での最大の心配は燃料プールの状態で水が全く無い状態だと使用済み燃料棒といえどもラックから崩れ燃料棒同士が接触するような状態になると最悪の場合に再臨界に至る危険もはらんでいる。


ラックで燃料棒間の距離が保持されている限り再臨界とかの危険性はないように設計されている。


綱渡りの状態が続くが3号機、4号機の使用済み燃料保管プールへの給水がうまくいくことを願うばかり。


自衛隊のヘリコプターによって4号機のプールには水があり、3号機のプールの水が減っていたことが確認され、優先度の高い3号機への海水の給水が4回に渡って行われたとのこと。


空からの海水投入の際にラックを破損する等の可能性も懸念されたがギリギリの決断となったように思われる。


放射線量が高く周囲に人が近づけない状態まで悪化してしまうと施策がほとんどなくなってしまうというのも原子炉の抱えているリスクだと思われる。


原子炉にはつながっていないが、送電系の設置が進んできたことにより原子炉を冷やす緊急炉心冷却装置(ECSS)が復旧することと共にこの命がけの努力が成功して欲しい。


地震と水素爆発の影響でシステムが相当痛んでいるとしても、一部の冷却系でもうまく動作して欲しい。


電源が供給できれば現場での対応は好転していくことが期待できる。


ところで、リスクが評価できればそれがALARP(as low as reasonably practicable:すなわち合理的に実行できる程度までリスクが低くなっている)レベルとなる受容可能なレベルまでリスク低減の原則に沿って管理策を適用してリスクを低減化させていくのがリスクマネジメント。


放射線の被曝に関わるリスクについては、放射線量と被曝時間の積(積分値)がどのレベルとなるかで判断することになる。


これまでに公表されているデータは、モニタリングポストの空間放射線量の1時間値だけのように思われるが、計測されている積算線量計の値と浮遊粉塵に関わるダストモニタ等の測定結果は、採取されていると思うがどのような状態にあるのだろうか。


また高さ方向での空間放射線量の分布データも採取されているのではないかと思うが計器が故障して採取されていないのか、または公表が控えられているのだろうか。


ヨウ素131は、ベータ崩壊で電子線とガンマ線を放出し安定な希ガスのキセノン131となるが、半減期が8日と短くその影響が残留するのは、短時間のこと。 キセノン131は、さらにガンマ線を放出して半減期約12日で安定キセノンへと変わる。ただキセノンは希ガスなので大気中へと拡散する。


すなわち、ヨウ素131は、8日で半分に、16日で1/4にというように減っていく。


ヨウ素131は、新たに供給されたりということがない限りしばらくすれば無くなっていく。


セシウム137等の放射性生成物は、キセノン、クリプトンなどの希ガスを除き、圧力抑制室が健在であれば、そこで水に溶けて捕捉され大気中に放出されることは少ないと思われる。


圧力抑制室の破損、およびプール保管の使用済み燃料棒からの放出などによりセシウム137は、微量排出されていると推定される。


発電所のプラントから周囲に拡散してしまった放射性物質の回収は、あるいは、除染は、ほとんど無理かと思われる。


セシウムは、水と激しく反応する性質のアルカリ金属なので雨水等で溶けて、発電所のプラント内では雨水等も隔離されるのかも知れないが、最終的には、太平洋へ流れ出ることになるのかと思われる。


 セシウム137が一定期間、持続して降下する可能性がある地域では、人への直接な被曝以外に、多数の人への内部被曝を起こさないために、公共機関が注意深く浄水場での放射能汚染が絶対に生じないように監視していくすることが重要。


特に降雨後の状態が懸念されるところ。


水に溶解してしまった放射性セシウムイオンは、キレート樹脂、強酸性型イオン交換樹脂、イオン交換膜、やゼオライトなどで吸着除去するしか除去は困難と思われ、浄水場で浄化することはまずできないと推定される。


放射性物質の人体影響について、これまでの放射線被曝の事故等に関係しての急性被曝についての安全データはあっても長期の慢性被曝の安全データとかは、少ないのではないかと思う。


すなわちどれだけの量の放射線量をどれだけの時間浴びるかということになる。


とにかく対策は、放射性物質を体内に取り込まない内部被曝を避けることに尽きる。


マスコミで報道しているような1時間あたりの放射線量と年間の放射線量との比較は、余り適切ではないようにも思われます。


CTなどでは、一時的に高い線量の放射線を受けるが、その後は、一般のバックグラウンドのレベルの環境となるため、被曝影響は回復できることになる。


長期的な低レベルの放射線による曝露は、慢性影響で急性被曝の影響とは異なるのではないか。


放射線被ばくについては、近藤誠先生の「放射線被曝に関して」との情報が参考になると思います。


引用すると、たとえば、長期的な影響について以下のように述べています。


『「直ちに影響がない」という表現は、被ばくによる急性の症状が出てこないという意味で、被ばくする放射線量が増せば、長期的には発がん率も増します。


どのくらいの線量を浴びた場合に、どのくらいの確率で発がんするかといことについては、世界的に認められた予測値(国際放射線防護委員会2007年の勧告)があります。


この予測値を使うと、100万人が10ミリシーベルトずつ被ばくすると、500人ががんで亡くなる計算になります。』


自然の放射線源やCTを含むX線撮影、飛行機での移動の際の宇宙線などの放射線量が背景にあってさらに原発影響の放射線影響がこれに合算されることになる。


また放射線の被ばくの性質は、アルファ線、中性子線、ベータ線、ガンマ線、X線など放射線源により異なってくる。


現時点で同定されている放射線源は、核分裂の生成物と思われるセシウム137のガンマ線、ヨウ素131によるベータ線とガンマ線。


ベータ線は、その量が多いとダメージが大きくなるが、微量では肌に触れるとか内部被曝とかにならない限り、透過性が弱いので遮断がし易い。


ガンマ線は、X線と波長域も重なるエネルギーレベルの高い短波長の電磁波。


ガンマ線の物質への透過性については、ガンマ線は、物質の電子部分で遮断されるので鉛など自由電子を持ち密度の高い金属が透過の遮断効果が大きいことになる。作用は、X線と近似している。


放射性崩壊の速度は、放射性物質の量に比例するということから、放射性物質の重量が半分になる時間を半減期と呼んでいる。


放射性物質の量は、時間に対して指数関数的に減少していく。勿論、重量がなくなるというのではなく、減少した分は、安定な物質に変わる。


セシウム137の半減期は、約30年と長い。


ヨウ素131はベータ崩壊し、キセノン131へに変わり、空中に放散していく半減期は、8日。最終的には、キセノン131は、ガンマ崩壊で希ガスの安定キセノン131に半減期が約12日で変化していく。


宇宙線、ウラニウムの自発核分裂で自然に大気中に放出され、自然の放射線源の一つのヨウ素129は、1,270万年の長い半減期と持っている


放射線量の情報は、国、自治体が発表している速報値データを知っておくことが大切。


風評被害で屋内待機の地域に、あるいはその外側の地域でも補給物資等が行き届かないという問題が生じている。


  「計測されている放射線量は、人体影響に全く問題がない値で安全なので物流に関わる人もそのことを理解して風評に惑わされずと」とマスコミ等で強調される。


物流の当事者もそのことは理解しているのではないか。


政府等の発表では、原子力発電所の状態は、いまだに「余談を許さない状況にある」とのことなので。


確かに放射線量は、問題がないレベルであったとしてもそれは現在までのデータで、物流でタンクローリーを運転し自分がそこに入っていった時に突然に余震とか含め何か大きな問題が起こるのではないかという不安感を感じているのだとすればこれは対処が難しい。


  なぜ不安かという部分では、海外での厳しい報道やとくに知りたいことの情報不足による疑心暗鬼とかも重なっていると思われるので、原子力発電所をめぐる状況のシナリオを政府等からもっと開示して不安感を払拭してもらうとかしかないように思う。


民間ではなく、早急に国が関与して物流をコントロールすることが必要と思われる。


完全に予測不能な領域の世界でリスクが評価できないレベルの万が一といった事象のリスクへの対応は、リスクマネジメントではなく保険的な次元の考え方になる。


杞憂になる可能性が高いような保険のマージンをどのくらいにみるか等は、各人の考え方による。


国内、海外のメディアやネットでも各種の情報が飛び交っているようですが根拠のない風評に惑わされることなく正しい情報を見極め冷静に判断して行動することが大切。


(以降3/21追記)


21日の午後3時55分ごろ、東京電力福島第1原子力発電所3号機から灰色がかった煙が上がり、その後、煙は少なくなったものの、出続けているということです。


近くでの放射線の測定値や原子炉の特性値には変化がないとのことだが。


何が起こっているのか。


もっとデータがないとよく分からないが放射線を放出していないということだとしたらすすのような黒みの煙は、炭素質の可燃物が燃えているということだろうか。


なぜ炭素質を含む可燃物らしきものが燃えたのかという着火源としては、リークしている水素の可能性もあるだろうが、使用済み燃料になるのだろうか。


3号機の使用済み燃料の保管プールには、水は残っているとされ、東京消防庁のレスキュー隊の決死の作業により連続注水に成功し、使用済み燃料保管プールの容量を大幅に超える注水がされたところ。


1,200トンの容量に対して3,700トンを越えての注水は、うまくプールに注水できているかとの注水効率を考えるとそのような数字で妥当なのかも知れない。


しかし底部ではないとしてもどうみても保管プールの側面とかの一部が破損している可能性もあるのでは。


水素爆発による3号炉の建屋の破損状況のひどさからしても保管プールの側面の一部等が破損していることはあり得る。


しかし自衛隊のヘリが上空から海水を投入したときプールには、水にあったとされている。


たしかに水蒸気が上がっていたので水は無くなっていたということではないと思われる。


ただ、水蒸気が立ち込めていたがプールの水位が目視で確認できたのだろうか。


さらにその際に赤外線の表面温度測定で1号機が58度、2号機が35度、3号機が62度、4号機が42度、5号機が24度、6号機が25度で、いずれも100度未満だったとのこと。


温度の精度のわりに全体的に低い値で、3号機のプールの温度が62度というのは、そのときの水蒸気の上がり方から見ても低すぎるように思える。


上記の測定温度は、果たして適切にプールの水の温度をうまく示していたのだろうか。


赤外線での表面温度測定では、プールから立ちこめていると思われる水蒸気が妨害することが懸念されるがこの水蒸気影響がうまくキャンセルされていたのだろうか。


まさかとは思うがプールではなく水蒸気の温度が測られたことになってなければよいが。


18日から米空軍無人偵察機「グローバルホーク」が現場上空で何回か写真などの情報を採取して日本側に提供されているということだが、この情報は、未だに公開されていない。


19日には、航空自衛隊の偵察機RF4Eも写真等の撮影を行っている。


「使用済み燃料保管プールにほとんど水がないのでは」(米側)「ある」(日本側)との日米間の見方の差になっていた。


無人偵察機による地上の偵察について水蒸気等の妨害を除いた窓の波長領域をうまく使っての赤外線写真の撮影を行うといった軍事技術は、米軍側が優れているように思うが。


というのは軍事的には、雲があっても雲の下の地上の情報を雲の影響を受けずに撮影することが必要と思われるため。


憶測になるが水蒸気の影響をキャンセルせずにプールの水温を低めに評価した(日本)のではというのに対して、水蒸気の影響をキャンセルしてプールの水もキャンセルしてしまった。このため水が無い赤外線写真となった(アメリカ)というような違いがあったのでは。


都合の良い情報だけが取捨選択されて報告にあがったりというようなことがあるとまずいが。


「一体どうなっているんだ」と15日に管首相が東京電力へ乗り込み。


「テレビで放映されているのに官邸には1時間ぐらい連絡がなかった」。


「(事故の対応をするのは)あなたたちしかいないでしょう」。


「覚悟を決めてください。(原発から職員が)撤退したときには、東電は100%つぶれますよ」。



と恫喝したと報道されたが、こうなると東電では、国民ではなく官邸に向いて仕事をするようにならざるを得ず、隠ぺいとかでなくても良い情報しか報告が上がらなくなってしまう恐れがある。


視察ということで自分のパフォーマンスのため現場をディスターブしたり東京電力に初期対応を任せたりといった統治面のまずさが明らかに事態を悪化させたと思うが。


と批判は沢山あるが、ここまで来ると何よりも事態の鎮静化が第一。


ホウレン草とカキナから食品衛生法の暫定規制値と同じ値やそれを超えた放射性物質が検出され、出荷規制などの処置がされている。


発電所プラントでの排出から食品への付着に至るまでは、時間の遅れがある。


ヨウ素分子は、単体で食品に付着しているということもあるが、でんぷんとはよく知られたヨード澱粉反応を起こすように、食品とは何らかの反応をして別の生成物になっていると思われる。


ホウレソウのヨウ素は、水で洗えばとれるとかの説明があったが、ヨウ素は、アルコールには溶けるが水には溶けにくい。


食品と反応してしまっていればなかなか取り除きにくいように思われる。


検出されたサンプルのほとんどがヨウ素で一部にセシウムが検出されているようだ。


セシウムは圧力抑制室の水でトラップされやすく、その意味ではこれらの結果は、圧力抑制室が機能しセシウムの放出が抑制されているとの見方ができるかと思われる。


ところで、この国家的危機を乗り切るため与野党を問わず適材適所で全ての国会議員がそれぞれの重要な役割を担っているようには見えない。


有能な政治家を国難の折にその能力をフルに発揮して頂くことなく重要な役割を担ってもらっていないとすれば勿体ない。


例えば、プロジェクト的なミッションのもと政治家を分担して被災地に派遣して超多忙と思われる県知事等を支援し地方と中央を繋ぐパイプ役等の役割を果たしてもらうとかはどうだろう。


1年生議員とかでも張り切ってフルに活躍してもらえるのでは。


内閣とは別に今回の災害対策のための緊急事態のタスクフォースとして与野党とか関係なくきめ細かく組織化し、その役割毎に最高の実力者を配置していくということができないものか。


この緊急時に世界の最高の技術と人材をフルに有効に活用するようにしてほしい。

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並木路子さんが歌い、終戦後のすさんだ国民の心を癒し大ヒットとなった『リンゴの唄』(作詞:サトウハチロー、作曲:万城目正)では、以下のフレーズが耳に残ります。


リンゴはなんにも いわないけれど リンゴの気持は よくわかる  リンゴ可愛(かわ)いや可愛いやリンゴ」


絶対に不可能といわれてきたリンゴの無農薬栽培に挑戦し、長年の極貧生活と孤立を乗り越えて成功した人がいます


この木村秋則さんの物語を読むと、木村さんは、リンゴの木と対話し続け、ついにリンゴの木の気持が分かるようになったと思われます


こちらが木村秋則さんのリンゴ・リンゴジュース公式通販サイトです。



インターネットで売り出すと10分で完売してしまう野生の味を持つ木村さんのリンゴ


農薬も肥料も使わずに栽培されたこのリンゴは、「腐らない」ともいいます。


そんな「奇跡のリンゴ」を作り上げたのが、2006年12月7日NHK放送の「プロフェッショナル仕事の流儀」でも取り上げられた青森県弘前市の農家、木村 秋則 さん


<<ポイント>>


リンゴの農薬も肥料も使わない栽培に成功した木村 秋則 さんの物語。


封建的な空気が色濃い青森の農家に婿養子として入ったという立場もあり、一般には、無難で安定した道を選択するはず。


ところが、ふとした契機から木村 さんが果敢に取り組んだのがリンゴの無農薬栽培というリンゴ栽培の常識からは、あり得ないとされた挑戦。


かっては、農薬を使っていた木村 さんだが、リンゴの無肥料栽培を始めたのは、20数年前、本屋の棚にあった「自然農法論」という本との出会いがあったことと、農薬で皮膚がかぶれたことをきっかけに、農薬も肥料も使わない栽培に挑戦し始めたもの。


ところが、全くのパイオニアとしての試行錯誤の挑戦の積み上げになるので、3年たっても4年たってもリンゴは実らないばかりかリンゴの木が枯れてしまう一歩手前まで。


収入の無くなった木村さんは、夜間のアルバイトでキャバレーの呼び込みや、出稼ぎで生活費を稼ぐという日々。


畑の雑草で食費を切りつめ、子供たちは小さな消しゴムを3つに分けて使う極貧生活。


絶望しかなかった6年目の夏に木村は、死を決意。


その土壇場でふと目にしたドングリの木の様子から栽培のヒントをつかむことになる


本書:「奇跡のリンゴ」です。


「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録」との副題が付いています。


本書は、著者:石川 拓治 氏ならびにNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班 の監修にて、2008年7月に幻冬舎 より発行されています。


奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
幻冬舎
発売日:2008-07
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:6
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 心に栄養をもらいました
おすすめ度5 奇跡を起こしたい人へ
おすすめ度5 すばらしい物語
おすすめ度4 ある種、哲学的&奥が深い
おすすめ度5 尊敬できる家族です

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯ならびに表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


ニュートンよりも、ライト兄弟よりも偉大な奇跡を成し遂げた男の物語。

死ぬくらいなら、その前に一回はバカになってみたらいい

木村政則さんのリンゴは、来るべき未来への叡智を与えてくれる「智恵の果実」だ。
-----茂木健一郎(脳科学者)

「リンゴの木は、リンゴの木だけで
生きているわけではない。
周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。
人間もそうなんだよ

人間はそのことを忘れてしまって、
自分一人で生きていると思っている。」


本書は、タゴールの詩と美しい日本の農村の風景を記したシーボルトの旅行記の文書を紹介し、木村さんのリンゴ畑での不可解な行動を紹介するプロローグに続いて、筆者の石川氏と木村さんとの出会いを振り返ることから始まります。


木村さんの生い立ちからはじまり、無農薬栽培という見果てぬ夢に挑戦し、石の上にも3年というが、なんと7年間に及ぶドラマチックな苦悩と挫折の壮絶な経過が語られます。


葉は、出てきても花が咲くことまで至らず、害虫と病気との果てしない戦い。


木村さんがドングリの木の様子から得た栽培のヒントとは?


「なぜ山の木に害虫も病気も少ないのか?」と疑問に思い、ドングリの根本の土を掘りかえすと、手で掘り返せるほど柔らかい。


この土を再現すれば、リンゴが持つ本来の生命力が発揮され実をつけてくれるようになるるのではないか?ということだった。


戦うことではなくリンゴの生命力が発揮しやすいように支援することとのコペルニクス的発想転換。


絶えざる探求心のもと徹底した自然観察から生まれた木村さんの信念だ。


木村さんの木村の畑では、あえて雑草を伸び放題にしている。


畑をできるだけ自然の状態に近づけることで、そこに豊かな生態系が生まれる。


豊かな生態系の中で害虫が増えれば、その害虫を食べる益虫も繁殖することで、害虫の被害は大きくならない。


適切なタイミングで手で虫を駆除もする。


さらに、葉の表面にも微生物が生息することで、病気の発生も抑えられる。


病気が増えそうな兆候を見いだせば、酢を散布する。


そしてついに、8年目の春、木村さんの畑に奇跡が起こる。


畑一面を覆い尽くしたりんごの花。


長いトンネルの先に見えた光だった。


……。


<<まとめ>>


リンゴの無農薬栽培という果てしない夢に挑戦し、長年の極貧生活と孤立を乗り越え奇跡を成し遂げた木村さんというリンゴ農家のプロの感動の物語です


木村さんも凄い人だが、それを支えた奥さんや子供さんなど家族も立派である。


人生のどん底から這い上がってきた木村さんの突き抜けた笑顔が家族にとっても支えではなかったかと感じます。


本書は、夢やリスクに挑戦しようという勇気が貰える本です。





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「転ばぬ先の杖」と言いますが、決して用心が足らなかったとは思わないのですが、今となっては、「覆水盆に返らず」になってしまいました。


何のことかといいますと、これまでもパソコンのHDDを付けたり外したりと繰り返していたのですが、先日、デスクトップパソコンのHDDを追加して起動しようとすると起動しません。


おかしいと思っていると突然にパソコンから煙が立ちこめあたりは真っ白にこちらの頭は真っ青にすぐに電源を抜いて中を点検しましたが、電源を供給するリード線の束が燃え焦げていました。


目の前での発火だったので私がいないときのトラブルでなくて良かったと気を取り直しましたが、それにしても惜しいのは購入して1年も経過していないBTOパソコン。


未だに原因が不明ですが、どこかでショートがあったためかと思われます。電源とケーブル関係が駄目なのはひと目で明らかでしたが、被害がどこまで及んでいるかと調べてみたところ、HDDは外付けにしてデータは読めたのですが、一部のデータを読み込んだところで信じられないことながら不注意で机上から落下させてHDD自体を駄目にしてしまいました。


自分でパソコンを組み立てて使ったりしてきましたが、HDDを落下させるなどと言うことは初めての経験で、運が悪いときはこんなものです。


電源を付け替えBIOSのリチウム電池を入れ替えたり色々と復活を試みましたが、どうやらマザーボードもやられているようで、どこまでの部品がつかえるかどうか分かりませんがそのパソコンから主要の部品だけを抜いて放置してある状況です。


まさに油断大敵を痛感しています。


これは極端な例としても、今や我々の仕事でも日常でも欠かせないパソコンですが、こんなように、いつどういったトラブルに見舞われるか分かりません。


「突然にかな入力しかできなくなった!」

「日本語入力用のツールバーが消えた!」

「周辺機器のドライバーをインストールしたらパソコンが動かなくなった!」


などパソコンを使っていて日常的に遭遇するちょっとしたつまづきから、深刻な問題までのパソコンに関係した208のトラブルについてどのように対処したら良いかをITのプロ集団が指南してくれている本を紹介します


<<ポイント>>


パソコンを使ってのトラブルを自力で解消できる豆知識の本


パソコンの全般的なトラブルについてどのように解決すればよいかを教えてくれる本で、最新の208の対処法について解説しています


机上に本書があれば、困ったときにも役に立ちます。


トラブルの解消のテクニックだけでなくトラブルが発生しないための予防的な視点からも参考になります。


本書:「瞬間解決! パソコントラブル解消 なんでも小事典」です。


トラブルを自力で解決する208の知恵」との副題が付いています。


本書は、パソコンの解説書を多数刊行している(株)トリプルウインの加藤 多佳子さんならびに諏訪 真理子さんの執筆にて、2008年11月に講談社 よりブルーバックスの一冊として発行されています。


瞬間解決! パソコントラブル解消 なんでも小事典 (ブルーバックス)
講談社
発売日:2008-11-21
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:15138
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 簡単に解決

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


「突然、かな入力しかできなくなった!」
「日本語入力用のツールバーが消えた!」
「周辺機器のドライバをインストールしたらパソコンが動かなくなった!」etc

どんな「困った!」も瞬間解決!

こんとき貴方はどうする?

  • パソコンが起動途中でハングアップ
  • 日本語入力用のツールバーが消えた!
  • 突然、かな入力しかできなくなった!
  • 今まで使っていたプリンタにつながらない
  • 周辺機器のドライバをインストールしたパソコンが動かなくなった!
  • 見られちゃいけない履歴を消す方法が知りたい
  • ソフトがハングアップ!データを救う方法はないの?

本書は、13章から成ります。以下のようなアイテムについて208件のトラブルの解消法をパソコンの画面キャプチャーなど交えて分かり易く解説しています。


  • 初心者によくあるトラブル解決(25件)
  • XPからVistaへの移行時のトラブル(13件)
  • パソコンの起動や終了のトラブル(20件)
  • ネットワークのトラブル(13件)
  • Windows Vistaのトラブル(17件)
  • ウイルスやセキュリティ対策のトラブル(19件)
  • ファイル管理のトラブル(14件)
  • Internet Explorerのトラブル(18件)
  • Windowsメールのトラブル(20件)
  • プリンタと印刷のトラブル(12件)
  • CDやDVDのトラブル(13件)
  • 周辺機器のトラブル(19件)
  • トラブルを防ぐ心得とサポート活用の極意(5件)

<<本書で何が学べるか?>>


本書は、パソコンを使っていて日常的に起こりがちなトラブルについてどのように対処したら良いかを丁寧に分かり易く解説しています


パソコンの横に置いておくと安心の一冊です。


<<まとめ>>


パソコンが必須道具となった状況でいつトラブルに見舞われるか分かりませんが、そんな困った時に本書は頼りになる一冊だと思います。


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 あるある! 初心者によくあるトラブル解決
第2章 パソコンの引っ越し! XPからVistaへの移行時のトラブルを一挙解決
第3章 パソコンが動かない! パソコンの起動や終了のトラブル解決
第4章 パソコンがつながらない! ネットワークのトラブル解決
第5章 Vistaで困った! Windows Vistaのトラブル解決
第6章 これで安心! ウイルスやセキュリティ対策のトラブル解決
第7章 ファイルが見つからない! ファイル管理のトラブル解決
第8章 インターネットで困った! Internet Explorerのトラブル解決
第9章 メールで困った! Windowsメールのトラブル解決
第10章 印刷で困った! プリンタと印刷のトラブル解決
第11章 多種多様でわからない! CDやDVDのトラブル解決
第12章 つなぐだけでは使えない! 周辺機器のトラブル解決
第13章 困る前に読む! トラブルを防ぐ心得とサポート活用の極意




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医食同源(いしょくどうげん)という言葉がありますが、この言葉は、中国の薬食同源の考え方をヒントに日本で造語された言葉のようです。


要するに医食同源とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方。


医食同源は、どちらかと言えば東洋医学的な考え方になりますが、生化学的な脳の栄養学の観点から脳と心を最適な状態にするために今すぐに始められる食習慣について解説している本を紹介します。


例えば、青魚、卵がおすすめで、これらは、脳も心も強くし、アルツハイマー予防にもなるとし、一方、白砂糖やコーヒーは要注意で、控えめにすることと説いています。


薬学博士でイリノイ工科大学助教授(化学科)等で遺伝子の構造やドラッグデザインの研究を経て、日本でライフサイエンスを中心とした(「脳と心をあやつる物質」「脳の健康」「インフォドラッグ」、「心の病は食事で治す」など多数の著作がある)執筆活動を行う著者:生田 哲氏がにいい食事、悪い食事といった食べ物と脳と心の関わりについて解説しています


<<ポイント>>


生化学者が脳と心に良い食事、悪い食事について分かり易く解説


頭の良さというのは、遺伝によって予め決まっているということでなく、我々の毎日の食事によって左右されるなど説いています。


うつ改善やアルツハイマー病予防にもなる、脳と心にいい食事、または悪い食事について、治験による裏づけを明記しながら平易に解説しています。


本書:「食べ物を変えれば脳が変わる」です。


本書は、著者:生田 哲氏にて、2008年10月にPHP研究所よりPHP新書の一冊として発行されています。


食べ物を変えれば脳が変わる (PHP新書 552)
PHP研究所
発売日:2008-10-16
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:9638

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯並びに表紙の折り返し部には、以下のように書かれてあります。


青魚はなぜ頭にいいのか

うつ改善やアルツハイマー病予防も!

脳と心にいい食事、悪い食事を解説。

脳と心を最適な状態にするために、今すぐ始められる食習慣とは何か。例えば青魚を食べること、コーヒーを控え目にすることだ。サンマ、サバなどからDHAを摂取すれば、頭の回転が速くなる。水分を除けば、脳の四分の一はDHAなのだ。妊娠期、授乳期の女性には特に重要である。さらにDHAは、うつの改善やアルツハイマー病予防にも効果があるのだからすごい。一方コーヒー依存になると、「アデノシン受容体」が増えてカフェインへの耐性が強まり、少量のカフェインでは興奮できなくなる。するとさらに大量のコーヒーを飲むことになり、やがて脳や副腎が疲弊してゆく。その他本書では、集中力や記憶力を高める食べ物や、脳をダメにする物質(鉛や水銀など)とその解毒法など、薬学者が脳と心にいい食事、悪い食事について、治験による裏付けを明記しつつ平易に解説する。


本書は、6章から構成されています。


全般的に多数のイラストなどの図表を交えて分かり易い解説となっています。


各章の終わりには、その章のおもなポイントとして、箇条書きでその章のポイントがまとめられています。例えば、第1章では、「子供のIQは、マルチビタミンとマルチミネラルの摂取や妊娠期・授乳期に母親がDHAを摂取することで向上する。」といった要領です。


簡単に概要を紹介します。


第1章では、「あなたの人生を左右する食べ物
として、いくつになっても知能は高まる、子供のIQがマルチビタミンとマルチミネラルの摂取により10ポイントあがるといった内容など食べ物により脳や心の状態が左右されることを解説しています。


第2章では、「脳を快適に働かせる栄養素
として、脳を快適に働かせるために欠かせない六つの栄養素(ブドウ糖、アミノ酸、必須脂肪酸、リン皮質、ビタミン、ミネラル)の役割について解説しています。


第3章では、「脳に悪い食べ物
として、トランス脂肪酸、タバコ、アルコール、白砂糖、コーヒー、カフェイン含有物質などが脳の回転を妨げるとして解説しています。


第4章では、「脳にいい食べ物
として、知能や記憶力を高め、集中力を持続させる食べ物として、青魚成分のDHA(ドコサヘキサエン酸)、鶏卵や大豆のフォスファチジルコリンが記憶力を高め、鰯(イワシ)に多く含まれるDMAE(ジメチルアミノエタノール)が脳を活性化するなどの脳にいい食べ物について解説しています。


第5章では、「うつを撃退する栄養素
として、チロシン、トリプトファン、5−HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)などがうつの気分から改善するのに有効といった点を解説しています。


第6章では、「脳をダメにする物質と、その解毒法
として、鉛、水銀、カドミウム、アルミニウムなど脳に悪影響を及ぼす有害物質についての解毒法などを解説しています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書は、脳と心に良い食事、悪い食事についての最新の生化学的な観点からの分かり易い解説書となっていて脳の栄養学の最前線の知見を得ることができます。


<<まとめ>>


脳力」をUPしたいと考えて勉学やトレーニングに励む前に、日常の食事習慣を見直してみることが極めて有効だと考えられ、そのための情報を得るのに本書はお奨めです。


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 あなたの人生を左右する食べ物
第2章 脳を快適に働かせる栄養素
第3章 脳に悪い食べ物
第4章 脳にいい食べ物
第5章 うつを撃退する栄養素
第6章 脳をダメにする物質と、その解毒法




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ホ・オポノポノ』というのは、もともと400年前からハワイに伝わっていた問題解決の方法とのこと。


仲間に何らかの問題が生じた際に、関係する人々が集まってまとめ役を中心にその問題を徹底的に議論し、それにより人々の心を癒し、根本から問題を解決しようとした。


ハワイ語で、「ホ・オ」は、「目標」を意味し、「ポノポノ」は、「完璧」を意味するとのことで、『ホ・オポノポノ』とは、完璧を目標とし、「修正する」、「誤りを正すこと」というような意味になるとのこと


また船井 幸雄 氏が『ヒューレン博士のメールと「ホ・オポノポノ」』と題して氏と「ホ・オポノポノ」の関わりについて語っています。


故モナ・ナラマク・シメオナ氏がインスピレーションのもと、原始的な『ホ・オポノポノ』をより分かり易い「セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノ」として開発。


ハワイの州宝だったモナ・ナラマク・シメオナから伝統ヒーリングの伝承を受け継いで体系化した「セルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノ」を継承者の著者:ヒューレン博士(イハレアカラ・ヒューレン:Ihaleakala Hew Len  http://blog.hooponopono-asia.org/ との日本語のサイトがあります。)自身が初めて『セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノ』について語っている解説書を紹介します。


もしわたしたちの人生がうまくいっていないなら、潜在意識の中の過去の記憶が再生されて、現在に投影されるため、潜在意識の中の記憶をクリーニングし、ゼロの地点に立つことができれば、聖なる知能がわたしたちに降りてくるとするもの。


クリーニングの方法は、具体的には、「ありがとう」「愛している」「許してください」「ごめんなさい」の言葉を繰り返すもの


<<ポイント>>


ハワイに伝わる「人の心を完全な健全状態にするという秘伝:『ホ・オポノポノ』の解説書。


本書:「ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 」です。


みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方」との副題が付いています。


本書は、著者:イハレアカラ・ヒューレンとのインタビューをもとに 櫻庭 雅文氏がまとめたものとのことで2008年9月に徳間書店より発行されています。


ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方
徳間書店
櫻庭 雅文(その他)
発売日:2008-09-30
ランキング:232
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 わかりやすい
おすすめ度5 歴史と常識が崩れ落ちる★★★★★
おすすめ度5 シンプル イズ ベスト
おすすめ度5 ホ・オポノポノをより詳しく・・・
おすすめ度5 これ以外に必要なものはない

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています」たったそれだけの言葉で、誰にでも、いますぐに、ホ・オポノポノの奇跡が起こる!

過去の記憶をクリーニングしてゼロの地点にたつことができれば、
あらゆる問題は自然に解決される、
自由で、豊かな人生を約束するホ・オポノポノのすべてがここに。

ホ・オポノポノによって人は神聖なる知能と一体化する

私たちの潜在意識は、宇宙誕生以来のすべての記憶にアクセスして、潜在意識が認識する100万倍もの膨大な記憶をいまこの瞬間に立ち上げています。
物事が完璧でなくなり、私たちが不幸になるのは、この潜在意識の中の記憶が再生されて、私たちの人生に投影されるからです。
この潜在意識の中で毎秒立ち上がる過去の記憶を消失し、神聖なる知能と一体化する方法がセルフアイデンティティ・ホ・オポノポノです。
これによって私たちは過去の記憶に惑わされることなく、神聖なる知能からのインスピレーションを受け、人間本来のあるべき生き方ができるようになるのです。


本書は、「まえがき」に続く4つの章と体験談を紹介している付録からなります。


ざっとした構成は、以下のような概要です。


第1章では、「思うように生きられないのは過去の記憶が原因だった
と題して、セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノについて筆者とモナ・ナラマク・シメオナ氏との出会いとそこから学んだセルフアイデンティティ・ホ・オポノポに基づく世界観がどのようなものであるかが語られています。


第2章では、「本当の人生を取り戻して自由に、豊かに、幸せに生きる
と題して、セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノの観点からの本来の人の生き方はいかにあるべきかを説いています。


第3章では、「潜在意識をクリーニングしてあるがままに生きる方法
と題して、「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています」との四つの言葉をはじめとする潜在意識を変換してクリーニングするさまざまな方法を解説しています。


第4章では、「鼎談 人類がこれまで背負ってきた悩みはすべて解消できる」
と題して、実際にセルフアイデンティティ・ホ・オポノポノを実践した人たちがどのような経験をしているかが紹介されています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、ハワイに伝わる癒しの秘法のホ・オポノポノのエッセンスが語られています。

潜在意識を超えた超意識とか神聖なる知能の世界という次元の話となると一部に本当かなと思いつつ、自分をクリーニングし続けること=「色即是空」「空即是色」の世界とも共通する心をリフレッシュできる優れた方法と思います。


<<まとめ>>


本書には、悩み多き現代人には、神秘的で魅力あるホ・オポノポノの世界が分かり易く紹介されています。


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 思うように生きられないのは過去の記憶が原因だった
第2章 本当の人生を取り戻して自由に、豊かに、幸せに生きる
第3章 潜在意識をクリーニングしてあるがままに生きる方法
第4章 鼎談 人類がこれまで背負ってきた悩みはすべて解消できる
付録 体験談 ホ・オポノポノで開いた素晴らしい人生の扉





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先日は、アメリカの41歳の水泳選手のダラ・トーレスが、北京五輪の代表に選ばれたことが話題になりました。


女子100メートルの自由形で優勝し、2000年のシドニー大会以来、通算5度目のオリンピック出場を決めたもの。


一般に10代が選手としてのピークと言われる水泳選手で数々の難題を乗り越えての快挙。
1984年のロサンゼルス五輪で400メートルリレーで金メダルに輝いたが、それ以降、過食症に2度の離婚、5度のひざの手術。


身体は、20歳を過ぎれば、歳をとるにつれて機能が衰えていくと言われています。


それに対し、脳細胞の方は、40歳を過ぎると10年で5%ずつ減っていくと言われています。


老化は、すべての人が持つ100%のリスクだが、その老化を回避し、健康的な生活を送るためには、若いときからの積み重ねが必要とし、石浦教授(東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は分子認知科学。難病の解明をライフワークに、遺伝性神経疾患の分子細胞生物学研究をおこなっている。)がこれまでの研究者生活で得られた老化に打ち勝つ方法について伝授している本を紹介します。


自分の体や脳をいかによい状態に保ってきたかによって、老化のスピードは変わるとし、日常の生活習慣に注意すれば、誰もがいつまでも若々しく、脳もフルに力を発揮することができると誰にでも実践できる“10の生活習慣”を説いています。


遺伝子が関わる病気の素因について、運動の大切さについて、そしてストレスが体に及ぼす影響までのことなど知った上で、「自己管理」が大切と説いています。


本書:「いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣」です。


本書は、著者:石浦 章一 先生にて、2008年2月にワックより発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


年をとっても記憶力を

高めることはできる!

最新研究で分かった頭を鍛える方法

体を使えば脳は活性化する

好きなことをすれば脳は力を発揮する


本書は、7章から構成されています。ざっと概要を紹介します。


第1章では、「脳にも体にも効果がある10の生活習慣」
として、今のあなたの生活で何歳まで生きられるかといった「ネイチャー」に掲載されたチェックテストなど紹介し、設問の中味など解説した上で、脳も体も健康で長生きできるかどうかは、10の生活習慣で決まると述べ、(「1.週に二~三回以上、一回30分以上運動をする」から「10.意識的に段取りをする」までの10の生活習慣とそのすすめについて解説しています。また100歳以上、長生きした人がどのような生活習慣であったかという調査結果を紹介し、先の10の生活習慣の裏付け部分を解説しています。以降の章では、上記の10の生活習慣について科学的にその根拠をクリアーにしていくとの展開になっています。


第2章では、「人は何歳まで生きられるか」
として、レオナルド・平フリック博士により公表された「細胞プログラム説」に基づく、人間の寿命は、120歳程度との説の解説にはじまり、なぜ老化するかという点について「活性酸素」、「リポフスチン」、「テロメア」、「iPS細胞」などの分子認知科学に関わるキーワードや最新の研究情報など交えて、老化についての分かり易く解説しています。とくに老化には、生活習慣が大きく影響することを改めて強調しています。


第3章では、「老いる脳、老いない脳」
として、脳細胞は、40歳以降老化と共に減少するという話題にはじまり、「ニューロン」と「グリア細胞(神経膠細胞)」の働き、短期と長期の記憶の違い、アルツハイマー病についての現象、原因、治療などの情報、脳の老化に対処していく上で留意が必要な血管障害の問題とそれに関わる生活習慣(お酒とタバコには要注意)などについて解説しています。


第4章では、「体を使えば脳は活性化する」
として、脳をなるべく老化させないために、体力が大切であるという点について、日頃のスポーツの実践により最大酸素摂取量を高水準に維持することの重要性を説いています。そして週に三日程度の各30~60分の運動、中年になったら毎日一万歩歩くことの意義、日常的な運動が脳の働きもよくすることなどを解説しています。


第5章では、「年をとっても記憶力を高めることはできる?」
として、ど忘れは、心配いらないとの話題にはじまり、記憶力を高めるには、ストレスを避け、海馬を鍛える生活が重要とし、積極的に好奇心をもって学習するような生活スタイルが大切と述べています。また睡眠中やリラックスしているときに長期の記憶が増強され、記憶が定着するとのべています。シータ波と海馬との関係や男性ホルモンや女子ホルモンの若返りや脳の活性化の効果と問題点など取り上げています。


第6章では、「好きなことをすれば脳は力を発揮する」
として、前頭前野の働きをよくしておくと年をとっても、創造力が落ちないとの話から、新たなことに挑戦することで脳の衰えはカバーできるなどの話題、好きなことをしているときにドーパミンが出るなどのドーパミンに関わる脳内生理の話題から脳に苦労させてどんどん働かせることの大切さといった脳の力を発揮させるポイントについて解説しています。


第7章では、「性格とストレス」
として、性格と頭の働き、寿命との関連について、性格の遺伝的なものと後天的なもの、性格と脳内物質との関係、ストレスに対する心と体の反応などを論じ、特に、いつまでもやる気を失わない生活をおくることの重要性を強調して結んでいます。


本書を読んで、わたしにとって、とにかく、現在の生活習慣を抜本的に改め軌道修正するることが「老いない脳」のためのポイントと痛感しています。


いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣 (WAC BUNKO 78)
ワック
発売日:2008-02
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:2136
おすすめ度:4.5
おすすめ度4 着地に失敗
おすすめ度4 中高年にもお奨め
おすすめ度5 かなりの盛りだくさん。読み応えあり!
おすすめ度5 久しぶりに衝動買い!本屋さんへ行って石浦教授の名前を拝見した途端、購入していました!
おすすめ度5 タイトル以上に内容がぎっしりでびっくりしました!この値段は安いと思います。

なお本書の概要目次は、以下です。
第1章 脳にも体にも効果がある10の生活習慣
第2章 人は何歳まで生きられるか
第3章 老いる脳、老いない脳
第4章 体を使えば脳は活性化する
第5章 年をとっても記憶力を高めることはできる?
第6章 好きなことをすれば脳は力を発揮する
第7章 性格とストレス





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