松下幸之助さんがリーダーに向けて語っている成功の智恵を凝縮した本を紹介します。


本書は、松下政経塾で当時の塾生たちにその思いを切々と伝えつづけた未公開テープ約百時間から厳選されたリーダー論』を中心に成功の智恵を説いています。


本書の「序にかえて」で松下政経塾 の佐野尚見塾長が本書の刊行の契機等について以下のように述べています。


今、日本はまさに「百年に一度の危機」に瀕しています。長い不況のトンネルからいつ抜け出すことができるのか、まだ誰にもわからないというのが現状です。そして、こうした危機の時代になると、決まり文句のようにいわれるのが「リーダーの不在」です。

(略)

 危機の時代だからこそ、リーダーたる人は先ず目先の厳しい現実と闘わなければなりません。

社員が30人いる会社の社長なら、その家族を含め100人以上もの生活を守る責任があります。

さらに関係している会社を含めると、数十倍以上の責任があるといえます。そうした厳しい現実を生き抜いていくことは並大抵のことではできません。

人間力、精神力、決断力といった能力、そして智恵を、常日頃から磨き上げておかなければ不可能といってもよいでしょう

(略)

 松下幸之助については、これまでも多くの出版物が刊行されてきました。

本書では、一部公開されたものもございますが、主として未公開テープ約百時間の中から、塾主が伝えたかったこと、そして塾生に最低限心にとどめておいてほしいことについて、48項目を厳選し、そしてその考え方の要諦をまとめた次第です


<<ポイント>>


松下幸之助塾主が松下政経塾で塾生に説いた物事の本質を見極め衆知を集めつつ道を切りひらいていく人材となるための考え方:「リーダーたるものまたリーダーを目指す人は日々なにを心がけておくべきか」を説く本。


本書では、


『物事の本質を見る眼』といった16の「成功するために知っておいてほしいこと」(1部)、


ならびに


『初志を貫いて生きる』といった32の素志貫徹・自主自立・万事研修・先駆開拓・感謝協力に関わる「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」(2部)


を説いています。


本書:「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」 です。


本書は、松下幸之助塾主の[述]、松下政経塾の[編]にて、2009年3月にPHP研究所より発行されています。




<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


松下政経塾の未公開テープ約百時間から厳選された成功の智恵

戦略・戦術は大事

しかしそれ以上に

大切なことがある


本書は、2部から構成されています。


本文の構成は、節のタイトルに続き、2、3行でそのキーワードが取り上げられ、松下塾主の言葉が紹介されるという構成になっています。最後に何時のお話であったのかについて、日付等が記入されています。


各章の印象深い一節を紹介します。


1部の「成功するために知っておいてほしいこと」は、以下の3つの章から構成されています。


第1章では、「素直な心で衆知を集める
と題して、6つの智恵が説かれています。


よいことは素直に取り入れる』として

「誰のいうことでも一応は素直に聞く。いいなと思ったら素直に取り入れて実行する。人の意見を聞く時は、虚心になって、私心をなくして、素直な心で聞く。そすして他人の智恵才覚を授かる。そのむずかしくないことを、人はなかなかできない。そして失敗する。


第2章では、「自修自得で事の本質を究める
と題して、6つの智恵が説かれています。


成功のコツをつかむまでやめない』として、

「一事に成功すれば万事に成功する。一事に成功できない者が、あせって万事に手を出してもそうそう成功するものではない。まずは成功のコツをつかむまで努力をやめない。そして、使命感と気力、この二つなくして真の成功はない。」


第3章では、「日に新たな生成発展の道を求める
と題して、4つの智恵が説かれています。


すべてのものが生かされている』として、

「すべてのものが、すべての分に応じてこの世に生かされている。人知が進めば、それはいつの日か実現するはずだ。」


2部の「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」は、素志貫徹・自主自立・万事研修・先駆開拓・感謝協力についての以下の5つの章から構成されています。


第1章では、「素志貫徹─道を切りひらくために
と題して、7つの智恵が説かれています。


苦労と生きがい』として、

「何もかも自分の思うとおりになるなどと考えないこと。辛抱、苦労があって当然と割り切ってやる。いずれその苦労は、生きがいとなる。」


第2章では、「自主自立─知恵と力を集めるために
と題して、4つの智恵が説かれています。


一言一句の力』として、

「成功する人は、一言一句が相手の胸を刺すものだ。しかしそれが自然と出てくる。心の動くままに言葉にあらわれてくる。」


第3章では、「万事研修─すべてに学ぶ人となるために
と題して、10つの智恵が説かれています。


人情の機微を知る』として、

「人情の機微は、教えることができない。学ぶのではなく、自分で悟るしかない。しかしその人情の機微こそが、人生の根底であり、一番大事なことである。」


第4章では、「先駆開拓─新たな歴史の扉を開くために
と題して、5つの智恵が説かれています。


「言いだしべえ」になる』として、

「物事をかえるには、「きっかけ」がいる。「これをやるべきだ」「これをやりたい」と言い出す人になる。その志が、道を切りひらく。」


第5章では、「感謝協力─真の発展を目指して
と題して、6つの智恵が説かれています。


自己観照をする』として、

「他人に観てもらうより、自分で自分を観る。自分のどこがいけないかを自分で見つける。この自己観照が大切である。」


タイトルとポイントだけの紹介なので本書の詳細は伝わらないかも知れませんが、松下幸之助塾主自身が自らの人生でつかまれた物事の本質を見極め衆知を集めつつ道を切りひらいていく人材となるための考え方が平易な言葉とともに良く伝わり内容になってい啓発されるところが多い内容になっています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、「リーダーたるものまたリーダーを目指す人は、日々なにを心がけておくべきかといった松下幸之助塾主の松下政経塾での生きた智恵が説かれています


まさに目の前でその講演を受講してかのような臨場感のもと学ぶことができます。


本書では、松下政経塾での塾生に対するお話ということで先入観として、政治的な内容が多いのかと思われたが、そうではなく、リーダーの成功論と人としての生き方、心構え、人間性、経営観といった普遍的なテーマが取り上げられています。


松下政経塾の『塾訓』は以下の内容。


素直な心で周知を集め

自修自得で事の本質を究め

日に新たな生成発展の

道を究めよう


<<まとめ>>


リーダーの立場の人、これからリーダーを目指す人には、本書は、是非、読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
1部 成功するために知っておいてほしいこと
第1章 素直な心で衆知を集める
第2章 自修自得で事の本質を究める
第3章 日に新たな生成発展の道を求める
2部 リーダーになる人に知っておいてほしいこと
第1章 素志貫徹─道を切りひらくために
第2章 自主自立─知恵と力を集めるために
第3章 万事研修─すべてに学ぶ人となるために
第4章 先駆開拓─新たな歴史の扉を開くために
第5章 感謝協力─真の発展を目指して





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ネスレを世界最大の食品会社に育て上げた中興の祖、マウハー名誉会長が自らの職業知識と経験の中で蓄積した知識と経験に基づく経営論を説いている本を紹介します。


本書の「はじめに」で筆者:ヘルムート・マウハー(Helmut Maucher:1927年ドイツ生まれ。世界最大の食品・飲料メーカー、ネスレのCEO兼会長を1980年代初めから97年まで長期にわたって努め、仏ペリエグループ、英ロントリー、米カーネーション・カンパニーなど、数多くの企業の買収を通じて事業を拡大、ネスレのグローバル化に貢献。在任中は、経済誌フォーチュンのベスト・マネジャーに選ばれるなど、躍進を続ける多国籍企業のリーダーとして世界的に注目された。現在はネスレ社の名誉会長を務める。)が、経営書は世の中に溢れているのにいまさら経営書でもないとしながら、本書について以下のように述べています


簡潔で、ポケットに入れて持ち歩け、しかも経営の核心部分が抽出された本

そして2種類の使い方ができる本。

一つには、知りたい分野の情報を素早く見つけるため(辞書のように)、

もう一つには、比較的短時間で一分野全部を読破するため。

 そのような本であれば、重責を担う経営者だけでなく、大学生や社会人になったばかりの若者にも役に立つだろう

また経営の本質を一度に全部をつかみたいと思っている一般読者にも興味を持ってもらえるはずだ。

(略)

私の考え方が、現在のいわゆる「メインストリーム」とは必ずしも一致しないことはよくわかっている。

というより私はいまどきの風潮や昨今のはやりを取り上げ、批判してみたくなる性格だ。すべての読者が私の意見に賛成してくれるわけではないだろう。

だからといって、それが本書の楽しみや面白さを削ぐものではなく、逆に私が提起したいくつかの問題を考えるきっかけになれば、幸いである。

そうなれば、この私の『経営論』は大成功と言えるだろう」


<<ポイント>>


ネスレの中興の祖のヘムルート・マウハー 氏が語る経営の本質論


ヘムルート氏が自ら実践してきた含蓄の深い経営論が説かれています


この本では、「経営者マネジャーの違い」について論じるところから始まっています。


ちなみに2章以降の章タイトルは以下のようになっています。


  • 「企業の基本的枠組み」(株主構成/多角化か、コアビジネスへの集中か/事業活動範囲と拡大政策/リスク政策/経営方針)
  • 「企業戦略、事業計画、および組織の運営管理」
  • 「経営者が果たすべき役割」
  • 「相反する目標や価値観のはざまで(企業の社会的/倫理的責任)
  • 「企業文化と価値創造経営(VBM)(企業文化/価値創造経営)」
  • 「人事政策とリーダーシップ・スキル」
  • 「コーポレート・ガバナンスと組織」
  • 「コーポレート・ガバナンス」
  • 「財務戦略と情報開示」
  • 「イノベーションと研究開発」
  • 「マーケティング、広報、コミュニケーション」

といったアイテムを取り上げて論じています。


本書:「マネジメント・バイブル」です。


本書は、著者:ヘルムート・マウハー(Helmut Maucher)氏による原著:「Management Breviary」(「マネジメント 聖務日課書」なおbreviary:【a book containing the words of the service for each day in the Roman Catholic church】)についての、岸 伸久 氏による翻訳にて、2009年4月にファーストプレスより発行されています。


なお本書は、すでに独語、英語、中国語で出版されているとのこと。


マネジメント・バイブル
ファーストプレス
岸 伸久(翻訳)
発売日:2009-04-11
発送時期:通常3~6日以内に発送
ランキング:777
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 全ての経営者・リーダーに読んで欲しい
おすすめ度5 経営者だけでなく、中間管理職にも役立つ、独自の視点でまとめた力作の経営書。
おすすめ度5 ホッとさせてくれる経営書
おすすめ度5 経営者よ、明晰であれ。
おすすめ度5 欧州最高の経営者の一人、ネスレ名誉会長による実践的”経営ガイドブック”

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯ならびに表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


ネスレを世界最大の食品会社に育て上げた

中興の祖、マウハー名誉会長が提言する

欧・米・アジアの経営者の教科書

「すべてのリーダー」必読の書

新しい戦略や、新しいプロセスを開発するとき、

またシステムを改善するとき、

このことだけは憶えていてほしい。

製品を知り、部下を知り、そして顧客を知ること。

これを心にとめておけば、

道をはずすことはないはずだ。 (「本文」より)


本書は、12章から構成されています。


また巻末の付録として、【事業を成功に導く10原則】(これは数年前に世界経済フォーラム(ダボス会議)で筆者が経営者として成功を収めるための10原則をまとめたもの)、また【ネスレにおけるマネジメントとリーダシップの原則】(これも筆者が経営者として成功するために欠かせない7つのポイントをしたためたもので、現ネスレ経営陣においても継承されているというもの。)が掲載されています。


本書の中から、断片的になりますが、含蓄が深いと感じた言葉の一端をランダムに紹介します。


経営戦略や、特に戦略を考えるとき、次の7項目にわたる両極のどこに落としどころを持って行くかが重要である

  1. 「長期」対「短期」
  2. 「集中」対「分散」
  3. 「販促」対「抑制」(費用増加か削減か)
  4. 「多角化」対「一点集中」
  5. 「ルール設定」対「個人裁量」
  6. 「成果と競争主義」(特に人事と給与)対「社会的責任と雇用保障」
  7. 「国家や文化的アイデンティティ」対「グローバルビジネスのルール」


情報や管理システムがどれほど優れていようとも、経営陣が社員と個人的に言葉を交わしたり、小会社や工場を訪問することにはかなわないのである。

成功の鍵は未来に投資すること---すなわち、新しい事業機会に投資することにある。現状にしがみついてはいけない。
 新規事業分野に参入する場合、最も初期の段階から、その分野の専門家や有能な経営陣を揃えることが絶対に必要だ。こうした人材を手に入れる方法として、買収がある。

 グローバル競争が拡大し、経営陣がリストラ、合理化、再編といった努力を強いられる今日、企業がその長期的な社会的責任を果たすことがかってないほど困難になっている。 しかし何より大切なのは、こうした問題に「どう取り組むか」といことだ。経営者が一貫した情報の開示を貫き、社会貢献をサポートし続けるなら、社員にしわよせがくることはないだろう
 企業が黒字である限りは、数年にわたって雇用調整を行うことが最も効果的である。このやり方ならば、人員の自然増減、退職、再教育、配置換えなどといった良い形で調整ができるからだ。それでたとえ短期的に利益が減ったとしても、社員のやる気や企業の長期的な評判に対する、前向きな投資と捉えることができる。

価値創造経営は、きちんと理解され実践されるならば、職場環境の向上、雇用の維持、信頼の構築とやる気の向上、ひいては企業の貢献につながり、長期的な企業の成功に必ずや貢献するのである

採用と昇進の候補者選びは、その後の研修よりも重要であることを、ここで指摘していおきたい。優秀な人材であれば、研修は少なくてすみ、彼らが研修に参加すれば、その「投資回収率」は高いものになるが、その逆の場合はすべての努力が水の泡になる。(略)
 個人的には、候補者の上司や一緒に働いたことのある経験豊富な同僚に話を聞くのが、一番、理にかなったやり方だと思う。(上司の評価だけでは、偏りがあるかも知れない)。チェックリストや評価基準はむろん必要だが、社員の採用や評価は次のモットーに従うべきだ。
ファイルではなく、目を見て決めろ!

経営陣にとって、外部コンサルタントの助力は必要か否か?ご存じの通り、組織に関する問題解決のために(その他の仕事もあるが)、コンサルタントを雇うケースは多く、こうしたコンサルティング・プロジェクトの価値については、意見が割れるところである。個人的には、コンサルタントは賢く利用すれば非常に有効だと思う。

一つだけはきっちりと伝えておきたいことがある。すなわち、イノベーションは重要だ、と言うだけでは決して十分ではないということだ。自分たちのイノベーション能力を常に維持・向上するには、管理職にあるものが自ら行動を起こし、一連の措置を講ずることが必要なのである

長期にわたってうまくいくような倫理的かつ社会的に責任ある経営方針と、わかりやすい言葉で綴った正直なコミュニケーションがあれば、その効果は大きい。これは、政治経済の環境を改善するために経営者が行える、最も大きな貢献である


<<本書で何が学べるか?>>


本書は、食品会社ネスレを世界最大の規模のグローバル企業へと育て上げた中興の祖のヘルムート・マウハー氏が経営について、氏の言葉によると「簡潔で、ポケットに入れて持ち歩け、しかも経営の核心部分が抽出された本。で、知りたい分野の情報を素早く見つけられ、さらに比較的短時間で一分野全部を読破できる」ことを意図してまとめられたもの。


経営者のあるべき像が集約され、この一冊に凝縮された内容となっています。


本書は、経営者のハンドブックとして名経営者による生の経験に基づくマネジメントのための金言が満載されています。


<<まとめ>>


本書は、経営者、マネジャーだけでなく、経営の本質、マネジメントに関心があるビジネスパースンには、読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
はじめに
第1章 経営者とマネジャー ― 異なるリーダーシップの資質
第2章 企業の基本的枠組み
第3章 企業戦略、事業計画、および組織の運営管理
第4章 経営者が果たすべき役割
第5章 相反する目標や価値観のはざまで
第6章 企業文化と価値創造経営(VBM)
第7章 人事政策とリーダーシップ・スキル
第8章 コーポレート・ガバナンスと組織
第9章 財務戦略と情報開示
第10章 イノベーションと研究開発
第11章 マーケティング、広報、コミュニケーション
第12章 未来にむけて
付録 事業を成功に導く10原則
   ネスレにおけるマネジメントとリーダシップの原則





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どこの書店でも松下幸之助さんの書籍を取り上げたコーナーなどが設けられているのを目にします。


松下幸之助さんの本から何かを得たいとする読者のニーズが強いことを受けてのことと思われます。


いま、なぜ松下幸之助さんなのかという点は、現下の危機的な不況下で「経営の神様」からその経営ノウハウを学びたいということに尽きるかと思います。


またその著作は、経営論、人生観、処世論を含め、その量が圧倒的に多く幅広い階層の読者のニーズに応えられているということもあると思います。


PHP総合研究所の経営理念研究本部が「松下幸之助さんの生涯」、「松下経営哲学」、「見方・考え方」さらには「名言」といった「経営の神様」のエッセンスをまとめた本を紹介します。


本書の「今、なぜ松下幸之助を知るべきなのか-はじめに」において、本書の意図について以下のように述べています。


松下幸之助という人物について、企業経営者としての側面に偏ることなく、その行き方、ものの見方、考え方の基本を紹介できればという意図でまとめた。


そして、…。

社会の理法や自然の摂理から芽生えてくる経営理念は、活用の仕方にはその時々の情勢によって多少の変化はあるであろうが、基本においては永遠不滅といっていい

 いいかえれば、人間の本質なり自然の摂理に照らして何が正しいかということに立脚した経営理念は、昔も今も将来も、また日本においても外国においても通じるものがある。」


との松下幸之助さんの言葉を紹介した上で、松下幸之助さんの著書や関連書籍から経営手法を手っ取り早く得て、現下の経営を成功に導こうとしても難しいだろうとし、松下幸之助さんの「『あいつうまいことやりよる、おれもあのとおりやろう』といって、やれませんわ。」という言葉を引いて、以下のように述べています。


「何が正しいか」を一生にわたって求め続けた幸之助の姿勢や生きざま、基本の考え方から学ぶべきことは大いに違いない

そこから、個人の人生でも、ビジネスでも、あるいは政治に関わる際にも、基本からブレることのない行き方を実践できるようになるのではないだろうか


<<ポイント>>


松下幸之助さんの姿勢、生き様、基本の考え方などのエッセンスを厳選し紹介した本


松下幸之助さんの人生は決して、順風満帆だったわけではなく、金融危機、資金繰りの悪化、人員削減の危機、…といった各局面で「経営の神様」はどう考え、どう行動したのかがよく分かるエピソードが紹介されています。


またその経営論、人生観、名言などから心に響く哲学が取り上げられています。


人間・松下幸之助さんの素顔がわかるエピソードも厳選され紹介されています。


本書:「一冊でわかる! 松下幸之助」です。


一代で世界的企業を創り上げた経営者の生涯と成功哲学」との副題が付いています。


本書は、PHP総合研究所 の編著にて、2009年4月に同社の「PHPビジネス新書」の一冊として発行されています。


一冊でわかる! 松下幸之助 (PHPビジネス新書)
PHP研究所
PHP総合研究所(編集)
発売日:2009-04-17
発送時期:在庫あり。
ランキング:60664
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 意外と順風満帆でなかった「経営の神様」の生涯

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯ならびに表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


金融危機、売上不振、

資金繰りの悪化、

取引先との意見の衝突、

人員削減の危機……

その時「経営の神様」は

どう考え、どう行動したのか?


  • 赤字は罪悪である」---利益確保の重要性
  • 景気よし、不景気さらによし」---景気に一喜一憂しない経営
  • ガラス張り経営」---積極的な情報開示
  • 景観保全の重要性」---観光立国と環境保護を唱える

今なお新しい、松下幸之助の見方・考え方


本書は、5章から構成されています。


ごく簡単に概要を紹介します。

各章の最初の頁の表題の所には、松下幸之助さんの折々の写真が簡単な紹介文と共に掲載されています。

本書の要所要所に「肩もみと出世」といった『エピソードで読む松下幸之助』の興味深いトピックスが 8 件挿入されています。

第1章では、「松下幸之助の生涯
と題して、幸せな幼少期から奉公・修業時代まで/勤め人時代/独立から終戦まで/試練、復活、そして飛躍/憂国の思いはやまず という5つの節で区切って、明治27年の誕生から平成元年に94歳で亡くなられるまでの60の波瀾万丈の生涯でも際だった出来事が関係する写真やエピソードとともに綴られています。

現代の太閤さんといった智恵と才覚でとんとん拍子で成功を重ねていったという一般にもたれているようなイメージとは違って、順風満帆とはいえない苦闘や停滞の中から道を切り開いていったという実像が生き生きと伝わり、経営哲学がどのように固められていったかといった側面が実感できます

第2章では、「「松下経営哲学」を知る
と題して、松下幸之助さんの経営哲学について、「衆知を集めた全員経営」、…「適材適所の経営」といったその経営哲学を象徴しているキーワードについて、その関連する語録を交えて解説しています。

例えば、「周知を集めた全員経営」について、それは、どのようなものなのか、どのようにして行うのか、これについての松下幸之助さんの考え方や、どのように発言されているかかといった要点についてエピソードや多くの語録を凝縮して紹介しながら解説しています。

第3章では、「松下幸之助の「見方・考え方」
と題して、松下幸之助さんの自然・宇宙・人間観/政治観/国土観/教育・福祉観に関する「見方・考え方」を解説しています。


これらの「見方・考え方」がどのようなもので、どのようにして培われてきたかがよく分かる展開になっています。


第4章では、「松下幸之助の名言
と題して、松下幸之助さんの幾多の名言のなかから、「1.赤字は罪悪である」から「15.物をつくる前に人をつくる」といった比較的知名度が高いと思われる15の言葉を取り上げ、1頁でその言葉の背景にある考え方、目指したところは何であったのか等について解説しています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、松下幸之助さんに並外れた熱心さで、確固たる理念と信念を構築し、いつでもいかなる時でも「ブレる」ことなく、自らがやるべきと決めたことを断固実行し、「正しい」と考えることを継続的に蓄積し、人間としてのスケールアップを図ってきた人生哲学がその時代とともに明確に描き出されています


新書版のボリュームに松下幸之助さんのすべてが濃く凝集されているお買い得の本です。


<<まとめ>>


本書には、この不透明で危機の時代を生き抜くヒントが満載されています。


新鮮な気づきが得られると思います。


多くの人に読んで頂きたい一冊です。


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
第1章 松下幸之助の生涯
1.幸せな幼少期から奉公・修業時代まで
2.勤め人時代
3.独立から終戦まで
4.試練、復活、そして飛躍
5.憂国の思いはやまず
第2章 「松下経営哲学」を知る
1.経営理念の確立―経営に「魂を入れる」もの
2.衆知を集めた全員経営―幸之助が実践していた「従業員の声を聞く姿勢」
3.ガラス張り経営―会計情報もノウハウも積極的に公開
(略)
10.適材適所の経営―ときには「思い切ってやらせてみる」ことも必要
第3章 松下幸之助の「見方・考え方」
1.松下幸之助の自然・宇宙・人間観―壮大なスケールの人間哲学
2.松下幸之助の政治観―経営者の視点から「国家経営」を提唱
(略)
4.松下幸之助の教育・福祉観―”精神的な援助”の重要性
第4章 松下幸之助の名言
1.赤字は罪悪である
2.苦情から縁が結ばれる
(略)
15.物をつくる前に人をつくる



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小さな町工場から「世界のホンダ」へ本田宗一郎とともにホンダを育てた藤沢武夫氏が自らのことばで本田技研工業について、仕事について、経営について語った同名書〔産業能率短期大学出版部 昭和49年刊の改訂〕の復刊になります


本田宗一郎氏がその類い希な発想力と技術力で製品の開発に情熱を傾け、藤沢武夫氏は、本田宗一郎氏が開発に没頭できるよう、経営全般を指揮してきたことはよく知られています。


1983年に引退ということになりましたが、後継育成を見極めた藤沢武夫氏が決断したもので、本田氏は、その藤沢氏の決断を聞いた際に、藤沢氏の意思をくみ取り、藤沢氏が居ての自分ということで、「二人一緒だよ、俺もだよ」と引退を決断したと言われています。


藤沢氏がやめる決心をされた理由は、「人間六十をこすと、考え方が保守的になる」という一点。


本田氏66歳、藤沢氏62歳の若過ぎる潔い立派な引き際でした。


なお引退後には、藤沢氏は、東京六本木で骨董店を開いています


なぜ骨董店なのか、人を見る眼と物を見る眼で本物を見抜くという共通するところがあったように思われます。


藤沢氏は、何ごとにもやりだしたらトコトンやり遂げずにはいられない苛烈といわれる経営に対する打ち込みの一方、邦楽の常磐津は名取り、クラシック、オペラ、モダンジャズなど幅広い趣味の持ち主でした。


本書では、ふたりの出会いから、ホンダ車としての初の輸出、そして25周年を期に想うことまで、その経営道について説いています


<<ポイント>>


本田宗一郎とともに、本田技研工業を「世界のホンダ」と呼ばれるまでに育てた藤沢武夫氏の経営に対する思いを語っている本


誠心誠意をモットーに、愚直な経営を貫いた経営者は、何を考え、どんな思いで行動してきたのかを数々のエピソードを交えて語っています。


本書:「松明(たいまつ)は自分の手で」です。


本書は、著者:藤沢 武夫 氏にて、2009年3月に PHP研究所より新書版として発行されています。


昭和49年に産業能率短期大学出版部から出版された同名の本の一部改訂版になります。


松明(たいまつ)は自分の手で
PHP研究所
発売日:2009-03-24
発送時期:在庫あり。
ランキング:3782

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


町工場から

「世界のホンダ」へ

本田宗一郎とともにホンダを育てた男の経営道


本書は、3つの章から構成されています。


膨大なチャーチル大戦回顧録を座右に置きここから数々の教訓を学びとったとされる実力経営者の藤沢氏が難関に遭遇した局面で何を考えて、どんな想いで行動したのか等についてエピソードを交えて藤沢流の経営道が語られています


その一端を紹介します。


中国文学の吉川孝次郎先生が「経営の経の字はタテ糸だ」と書いておられるんですが、大変うまいことをいわれる。布を織るとき、タテ糸は動かずに、ずっと通っている。営の字のほうは、さしずめヨコ糸でしょう。タテ糸がまっすぐ通っていて、初めてヨコ糸は自由自在に動くわけですね。一本の太い筋は通っていて、しかも状況に応じて自在に動ける思うんですよ
 本田宗一郎と出会って、本田技研の創業にたずさわった最初の2年くらいの間、膝を突き合わせてずいぶん話し合ったものです。明け方3時、4時頃まで話しこんじまうなんてこともしばしばでした。この対話から生まれてきたものが、本田技研のタテ糸になったわけですが、このタテ糸を性格づけたのは、本田のヒューマニズムであり、私のロマンチシズムだったといっていいでしょうね。
(略)
ただ、自分の描いた経を、とにもかくにも退陣するまで守り続けられたことが嬉しい。守れないときは会社を辞める覚悟でしあ。ですから、たとえ外部の人に理解してもらえないような事柄にも、従業員は理解し、協力してくれました。

本田技研の生産の型をピラミッドのようにしたい。これが私の希望でした。価格の高い物は需要が小さい。低価格のものは一台あたりの利益は少ないが、数は多く売れる。私はこの底辺を掘り起こさないと、大きな企業にはならないと確信している。企業拡大の原動力が欲しかった。後の話になりますが、スーパーカブがそれに該当したし、四輪では、N360がそれにあたります。

あれだけの技術者でありながら本田は、自分から設備、機械がなければできないといってねだったことがないんです与えられた条件の中で可能性を見いだそうとして、けっして弱音を吐かない。だから、私がかねを出して入れたものは、価値なくむだなものとすることは、けっしてなかったんです。

銀行に対しては、私はなんでもしゃべった。いっさい隠し事をせず、悪い問題も全部銀行に言った
(略)
すべてを知っていれば、銀行も正確な判断ができるわけですよ。二十九年のときは、会社の現実をはっきり説明もしたし、未来についての構想も話したんですけれども、それが割合にその通りになった
(略)
中小企業から大きくなろうというときに、一番大切だったと今にして思うのは、手形の発行を三菱以外にしなかったことですね。

白子工場をつくったとき、まだ機械もろくに入っていないのに、従業員の便所を水洗にして、石鹸を置かせたのは、本田です。食べるものと同じように、出すところもまず清潔にしなきゃいけないというんです。ないかねでそこまでしてくれという。本田がそれをいったということが、私を余計本田好きにさせていくわけですね

どんなに犠牲が大きくても貸し倒れは覚悟して不良代理店にやめてもらう。ずるずると不良貸しは続けないし、またその債権をメーカーの出資金で肩代わりするいわゆる系列販売店も絶対につくらない。しかし、善意で、能力のある業者とはいっしょに行く。たとえ付き合いの遅かった人でも、優秀な人であれば機会を与える。(略)
こうなれば、増産しても不良債権とはならないから、若い社員でも、心配なく販売業者とつき合えることになったわけです


ここで紹介したのは、ほんの一端ですが、本書には、「エキスパート制度」、「研究所の独立」、「集団思考の重役室」、「SF―サービス工場」といった優れた施策が誕生したエピソードや労働組合の結成アメリカ・ホンダの危機スパイ事件ホンダの安全思想…など藤沢流の経営道のエッセンスが満載されています。


<<本書で何が学べるか?>>


本田宗一郎氏と二人三脚で一介の町工場を「世界のホンダ」に育てた藤沢 武夫 氏の「人の個性が発揮できる仕組みなど『ロマンチシズムの軸』のぶれない経営道」が数々のエピソードを交えて語られています。


<<まとめ>>


社長は、技術私は、かねに関する仕事これがスタートだった。二人とも勝手放題。思った通り決済もすれば行動もする。一致することは、”会社を大きくすること”。相手のすることに疑念、指示は一切ない。本田に私の構想を前もって話すとか、了解を得るとかしたことはありません。」


本書には、藤沢氏が経営者としてどこに智恵を絞りどのように行動したのかが幾多のエピソードを交えて語られています。


本書には、経営者が学ぶべき藤沢流の経営道のエッセンスが満載されています


まさに経営者の力量が問われている今日だからこそ読んで頂きたい一冊です


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
第1章 本田宗一郎との出会い
第2章 スーパーカブ誕生そして世界へ
第3章 学んだこと、思うこと




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我が国は、「道しるべのない時代」を迎えている。

人生の中でもっとも多くの時間を費やす、「働く」ということに対する考え方、仕事に対する心構えも、…。

なぜ働くのか」「何のために働くのか」---多くの人が働くことの意義や目的を見失っているようだ


とし、


  • 労働を嫌い、厭い、できるだけ回避しようとする
  • 「一生懸命働く」「必死に仕事をする」ことを意味がないとか、格好悪いと冷笑する
  • 株の取引などで「楽して儲けるスタイル」に憧れを抱く
  • 社会へ出て働くことは、自分の人間性を剥奪されてしまう苦役でしかない
  • 働くことを「必要悪」ととらえたり

といった人たちに「働くことの意義を理解し、一生懸命に働くことで、「幸福な人生」を送ることができることを伝えたい」と本書のプロローグ「幸福になる働き方」で筆者:稲盛 和夫 氏は述べ、本書では、「働く」ということに関する稲盛氏の考えと体験をお話しすることで、労働が人生にもたらす、素晴らしい可能性について述べたいと続けています。


働く」ということは、試練を克服し、運命を好転させてくれる「万病に効く薬」であるとも説いています


<<ポイント>>


稲盛和夫が「なぜ働くのか」「いかに働くのか」を説いている本


  • 混迷の時代における「最高の働き方」とは
  • 人生において価値あるものを手に入れる法
  • 平凡な人を非凡な人に変えるもの
  • そして、成功に至るための実学
  • 労働が人生にもたらす可能性

を説いています。


本書:「働き方」です。


「なぜ働くのか」「いかに働くのか」」との副題が付いています。


本書は、著者:稲盛 和夫 氏にて、2009年4月に三笠書房 より発行されています。


働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」
三笠書房
発売日:2009-04-02
発送時期:通常2~5週間以内に発送
ランキング:137
おすすめ度:4.0
おすすめ度5 正しい考え方を持つために
おすすめ度4 これで何冊目だろう,稲盛さんの著書を読んだのは...
おすすめ度1 働くことは何ぞや
おすすめ度5 がんばれこんな時代だから
おすすめ度3 会社をより良くして頂きたいです。

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯ならびに表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


人生において価値あるものを手に入れる法

「平凡な人」を「非凡な人」に変える

「働く」ということは-----
試練を克服し、運命を好転させてくれる、
まさに「万病に効く薬」

今の自分の仕事に、もっと前向きに、
できれば無我夢中になるまで打ち込んでみてください。
そうすれば必ず、苦難や挫折を克服することができるばかりか、
想像もしなかったような新しい未来が開けてくるはずです。
本書を通じて素晴らしい人生を送っていただくことを心から祈ります。
                         稲盛 和夫



本書は、6章から構成されています。


各章のタイトルが以下のようにその章のテーマの問いに対する筆者の考え方・信念といった構成になっています。


すなわち「なぜ働くのか---「心を高める」ために働く」/「いかに仕事に取り組むか---仕事を好きになる」ように働く」/「誰にも負けない努力を重ねる---「高い目標」を掲げて働く」/「継続は力なり---今日一日を「一生懸命」に働く」/「いかにいい仕事をするか---「完璧主義」で働く」/「日々、創意工夫を重ねる---「創造的」に働くといった流れで構成されています。」


稲盛氏がこれまでに経験されたエピソードなどを振り返り紹介しながら、これまでの稲盛氏の『生き方』、『稲盛和夫の実学』といった著作でも説かれてきた「考え方×熱意×能力」が「人生・仕事の結果」といった稲盛氏の人生哲学、経営哲学が分かり易く説かれていきます


禅僧のようにシンプルに本質を説き、また自分の孫に語りかけるな優しい口調で幸福になる「働き方」を語っていくという展開になっています。


印象深く感じた箇所を2,3 紹介します。


自分に与えられた仕事に愚直に、真面目に、地道に、誠実に取り組み続けることで、自然と欲望を抑えることができます、夢中になって仕事に打ち込むことにより、怒りを鎮め、愚痴を慎むこともできるのです。

また、そのように日々努めていくことで、自分の人間性も少しずつ向上させていくことができるのです。
(略i
今日、自分がやったことを素直に反省し、明日からやり直そうと心に誓う。

そんな反省のある毎日を送ってこそ、私たちは仕事において失敗を回避できるだけでなく、人生において心を高めていくことができるのです

人生には、いろんな悩みがつきまといます。

しかし、たとえ生きてはいられないと思うような重大なことが起ころうとも、決していつまでも心を煩わせてはなりません。

感性的な心の悩みを払拭し、明るく前向きに新しい方向へ新しい行動を起こしていくのです。

これは人生を生きていく上でたいへん大事なことです。

人間は、失敗、間違いを繰り返しながら成長していくものです。

失敗していいのです。

失敗をしたら、反省をし、そして新しい行動へと移る---そのような人は、たとえどんな窮地に陥ろうとも、後に必ず成功を遂げていくことができるのです

自分の人士を振り返り、すぐに頭に浮かぶのは、「日々の創意工夫こそが真の創造と成功を生む」という、あまりに平凡すぎるほどの教訓なのです。

たとえ、1日1日の努力と創意工夫はわずかなものであっても、それが一年、五年、十年と積み重なっていけば、その進歩は限りなく大きなものとなり、その結果として驚くほど創造的で豊かな成果を手にすることができるのです


<<本書で何が学べるか?>>


今日、「働く」ことの意義や目的が曖昧になってしまっているが、本書では、稲盛和夫氏が「働く」ことをテーマについて、自身の体験談を交えながら、「なぜ働くのか」、「いかに働くのか」について説いています


働く」ということは、試練を克服し、運命を好転させてくれる「万病に効く薬」で、成功に至るための最高の働き方を追究し、人生において価値あるもの手に入れていく方法と説いています


<<まとめ>>


この連休に自分の生き方を見つめ直したい人、管理職等の役職への登用、これから社会に出る人、就職活動中の人などの何らかの人生の節目にある人には、本書は、読んで頂きたい一冊です


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
プロローグ 幸福になる「働き方」
1章「心を高める」ために働く──なぜ働くのか
2章「仕事を好きになる」ように働く──いかに仕事に取り組むか
3章「高い目標」を掲げて働く──誰にも負けない努力を重ねる
4章 今日一日を「一生懸命」に働く──継続は力なり
5章「完璧主義」で働く──いかにいい仕事をするか
6章「創造的」に働く──日々、創意工夫を重ねる
エピローグ 「人生・仕事の結果」=「考え方×熱意×能力」




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鈴木 修 氏:スズキ会長兼社長(昨年12月に社長を兼務)。


徹底して現場にこだわる強いリーダーシップで、社長就任時に売上高3,232億円だったスズキを3兆円企業にまで育て上げてきた名経営者。


数々の苦境を乗り越え、現在、79歳にして、いままた“世界自動車不況”に敢然と立ち向かう。


危機が25年周期でやってくるので、前の危機が起きたときのことをほとんど知っている社員がいないことが問題である」と述べ、現下のようなかってない危機では、以下のように気を引き締めるべしと述べ、数々の苦境を乗り越えてきた経験と、徹底して現場にこだわり続けるユニークな経営哲学を語っています。


こういうときには、外注先にコスト削減を強いるのはもってのほか、そんなことをしてはいかんのです。

それは生産が増えているときにすることです。

いまみたいなときは、内なるコスト削減、すなわち、おのれのマイナスをいかに減らすかに努力する。

材料の質を落とすのではなく材料そのものを変えたり、不良率を減らすといった工夫をしたりする。

あるいは、不要不急の設備投資をやめる、ムダな残業をやめる、カラーコピーを禁止するなどして、ひとりひとりの社員が気を引き締めていかなければならないのです。


<<ポイント>>


スズキ会長兼社長が初めて語るビジネス半生のエピソードと経営哲学。


危機こそ己を見つめ直すチャンスとし、


数々の苦境を乗り越えてきた経験と、経営者としてその時々に抱いた率直な思いについて語っています。


本書では、入社50年、社長・会長在任30年にわたり、常に現場で陣頭指揮を執り続けてきた鈴木 修 氏のビジネス半生と経営者の魂が鮮やかに描かれています


本書:「俺は、中小企業のおやじ」です。


本書は、著者:鈴木 修 氏にて、2009年2月に日本経済新聞出版社 より発行されています。


俺は、中小企業のおやじ
日本経済新聞出版社
発売日:2009-02-24
発送時期:一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
ランキング:13

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


かってない危機をどう乗り越えるか

創業以来の数々の苦境を乗り越え、いままた世界自動車不況に敢然と立ち向かう!

スズキ会長兼社長が初めて語る。


本書は、「いまが最大の危機」と題した鈴木氏の自筆サイン入りでの言葉にはじまり、第1章から6章までの数々のエピソード秘話や小さなクルマづくりにかける思いとユニークな発想など…興味深い話題が満載された6つの章と「スズキはまだまだ中小企業」と題して数々の思いを語る終章とから構成されています。


また「あとがき」では、「やってみせて、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」との山本五十六の語録を引いて、「ほめてやる」ことがなかなかできなかったと振り返り、


本書のタイトルともなっている「俺は中小企業のおやじ。「生涯現役」としてまだまだ走り続けます。」と結んでいいます。


また巻末には、鈴木修語録が、会社経営/海外進出/製品/経営者として/仕事への取り組み/ものづくりの各項目に関して本書の言葉から取り上げられ、まとめられています。


  • 「カネと時間がかかるものは大嫌い。会議はその最たるもの」
  • 「ビジネスは深く静かにやるのが理想」
  • 「できない理由を聞くヒマはない。どうすればできるかを言ってくれ」
  • 「工場にはカネが落ちている」
  • 「杉の木は雪の重みで折れるが、竹は折れない」
  • 「機械油のやける匂いは、メーカーに働く者にとって香水の香りと同じ」

さらに関連するデータとスズキの年譜がまとめられています。


経営者として、数々の修羅場を乗り越え、今日を築かれた鈴木氏のエピソードから我々が学ぶべきものは多く、本書には、大きな危機に直面しているいまの私たちにとって得難い重要なメッセージが満載されています


一端を紹介します。


発売直後からの大ヒットで、軽自動車トップの地位をゆるぎないものにした「アルト」について、……。

アルトをあえて「乗用車」のカテゴリーにせず、後部に荷物を置くスペースを広く取って「商用車」として売り出すことに決めました。消費者は乗用車に乗りたがっているというのがもはや思いこみに過ぎず、商用車、すなわちライトバン仕様で出せばあたるだろうと確信できたのです。

「安くするために軽くする」という考え方は、スズキのクルマづくりの原点です。車体が1割軽くなると、コストも1割安くなる。そして、車体が軽くなった分、燃費もよくなる。これはいまでも生きています。

営業企画の者たちがあげてきた資料では「アルトの名前の由来はイタリア語で『(才能などに)秀でた』という意味で…」などと説明していますが、どうもピンときません。
私は、翌日の発表会で「あるときはレジャーに、あるときは通勤に、またあるときは買い物に使える、あると便利なクルマ。それがアルトです。」というキャッチフレーズをひねり出しました。これで会場は、どっと湧き拍手も飛びました。

セールスについて、
営業マンに常々言うのは「セールスは断られてから始まる」ということです。とにかく足を棒にして歩くことです。クルマの購入も選挙と同じで「無党派層」が増えています。ですから、「この家は昔からA社のクルマに乗っているから…」といった理由で最初からあきらめてはいけません。自分で自分に言い訳してお客さんの所に飛び込まないようでは、新たな顧客は1件も開拓できません。

理想は「うなぎの寝床」型工場として、
スズキ流の理想の工場を一言で言うと、プレス、溶接、塗装、組み立ての順番でラインが一直線に並んでいる「うなぎの寝床」型の工場です。相良では建屋の長さが1キロメートル近くに達しています。インドに新しく作ったマネサール工場も、建屋の長さは、950メートルくらいあります。工場作りの考え方がひと目でわかる図表を交えて詳しく解説しています。

小少軽短美」として、
「製造業は、1円のコストダウンが生死を分ける」といわれます。外部の人は「そんなのはおおげさじゃないか。1円はしょせん1円だ。」と思われる方も多いでしょう。でも1円を大事にするというのは、決して空疎な精神論ではありません。1円の重みというのは、私たちが日々実感していることなのです。
(略)
スズキの工場では、1993年から「小さく、少なく、軽く」というスローガンを、そして99年からは、「小少軽短美」というスローガンを掲げています。国内だけではありません。例えば、インドの工場にも、日本語とローマ字でこの標語を掲げています。この5文字は、コストダウンの要諦を表したものです。


上記は、ほんの一部でしたが、3兆円企業にもなって、なぜ「中小企業」なのか。インド進出やGMとの提携の陰で生まれた秘話の数々、さらには後継者問題など様々なエピソードについて語っています。


<<本書で何が学べるか?>>


かつてない危機をどう乗り越えるかが課題となっています。


現場で先頭に立って「生涯現役」としてまだまだ走り続けますという鈴木氏の創業期からの苦境を乗り越えてきたエピソードからかってない危機下にある我々が学ぶべき貴重なメッセージが本書には満載されています


<<まとめ>>


すべてのビジネスパースンに未来を拓く勇気を与えてくれる本です。


なお本書の概要目次は、以下です。
いまが最大の危機
第1章 ピンチをチャンスに変える
第2章 どん底から抜け出す
第3章 ものづくりは現場がすべて
第4章 不遇な時代こそ力をためる
第5章 トップダウンはコストダウン
第6章 小さな市場でもいいから1番になりたい
終 章 スズキはまだまだ中小企業
あとがき
語録
資料
年譜




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今、あなたは何に全力投球していますか?その努力を楽しんでいますか?

人並み以上になるには、一言で言えば、目の前の仕事に全力を尽くすこと。---だと思います。寝食を忘れて、無我夢中でやる。

優れた商品、抜群のアイデア、社会のニーズがあるのにそこに経営のプロフェショナルがいないために埋もれてしまっている事業が無数にあります。

今、ビジネス社会で求められている経営のプロフェッショナルとは、一体どんな仕事をしているのか。

またプロフェッショナル・リーダーとして人を育て、強いチームを築き、企業を成長の軌道に乗せるにはどうしたらよいのか

私なりの考えを書き進めていくことにいたします。


と断片的に引用しましたが、著者の本書の「はじめに」での言葉の一端です。


著者の池本克之氏は、「ノンバンクを経て、1996年ソニー生命保険株式会社に入社、代理店営業として勤務。その後、マーケティング会社、通販会社に勤務し、2000年に株式会社ドクターシーラボと業務委託契約締結、 2001年に同社代表取締役に就任、2003年3月ジャスダックに店頭公開させる。2004年3月、株式会社ネットプライス執行役員に就任、同年7月の東証マザーズ株式公開に立ち合う。2007年11月、同社グループの取締役をすべて退任し、フェローとなる。2008年10月、現在の株式会社イメージング代表取締役に就任。」といった経歴の人物。


こちらが著者のブログサイト:「ブログ・池本克之の「今日も絶好調!」」。

普通のサラリーマンからスタートし、4社の経営に関わり、とくに2社の上場に関わった経営のプロフェッショナル・リーダーの著者が現場で体得した人を見極め、動かし、育て、企業を成長の軌道に乗せるにはどうしたらよいかのプロフェショナル・リーダーのエッセンスについて説いています

2社の上場に関わったあとは50社以上の会社から「ぜひ、社長として来て欲しい」とのオファーを受けたとのこと。


これは、プロフェッショナル・リーダーとして、能力ある人材を見極め、モチベートし、強いチームをつくる力を評価されてのこと。


著者は、まだ40代だが、若い起業家からその実直な人柄もあって兄貴分のように慕われているとのこと。


<<ポイント>>


著者自身の生の体験をベースに、プロフェッショナル・リーダーの人を見極め、動かし、育てる法則を語っている本。


本書で、著者がこれまでの企業立ち上げを通じて、全力で努力し、苦難と共に成功したプロフェショナル・リーダーのマインドについて判りやすく明快に語っています。


本書:「プロフェッショナル・リーダーの 人を見極め、動かし、育てる法則」です。


本書は、著者:池本 克之 氏にて、2008年10月にダイヤモンド社より発行されています。


プロフェッショナル・リーダーの 人を見極め、動かし、育てる法則
ダイヤモンド社
発売日:2008-10-03
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:3787
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 こういう「まっとう」な経営者が少なくなった……
おすすめ度5 valueintegrator

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯と表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれてあります。


「ぜひ、社長として来てほしい」-----オファーが50社以上から殺到!

普通のサラリーマンからスタートし、2社の上場に関わったプロフェッショナル・リ−ダーが、現場で体得した成功の法則とは?

  • 人を見極めるポイントは、「逆算の思考」「週一冊の読書週間」「素直さ」「感謝」……
  • 人を動かすポイントは、「シンプルな一言」「判断基準」「人を巻き込む夢を語る」……
  • 人を育てるポイントは、「経験させること」「教える場を与えること」「悔しさのレバレッジ」……
  • -----そして、すべてのベースにあるのは「信じる力

本書は、5章から構成されています。


各章の終わりには、「こんな本もお薦めします」と題し、お奨めのビジネス書が紹介されています。


1章では、「「人」を見極める法則
として、そこにいる人でベストなチームを作る:「チーム作り」からはじまり、「逆算の思考」、「学ぶ」、「素直さ」、「感謝」など側面から人の考えやポテンシャルをしっかり見極めつかむ視点について述べ、人を見極めるとは「可能性」を広げることとし、つねに物事のよかった部分に目を向け感謝する習慣をつけることの重要性などを説いています。


2章では、「「人」を動かす法則
として、人を動かすには、まずどう動いてほしいかをクリアにする必要があるとシンプルな「一言」で組織を束ねることからはじまり、「判断基準」、キーフレーズは全員で作る、メンバーを巻き込む夢を語れるか、「仕組み」の管理といった観点から人を動かすためのキーポイントを説いています。


3章では、「「人」を育てる法則
として、リスクを取って経験させることが成長につながると説き、3つの成長エンジン(1.自分がやろうとしていることが「誰かのためになっている」との実感、2.実績、3.ロールモデルの存在)を活かす、「教える場」を与える、本人の得意分野を伸ばす、「人時生産性」を高めて、成長のオフタイムを作るなどの観点から「人」を育てる方法を説いています。


4章では、「信じる力
として、人を見極め、動かし、伸ばすことがリーダーの仕事とすれば、人を信じる力がそのベースと述べ、「Believe yourself――まずは自分を信じる」で始まり、人、お客様、与えられたチャンスを信じること、まず自分から信じることで信じることのすべてのベースになるのはコミュニケーションと説いています。


5章では、「プロフェッショナル・リーダーとして
として、新任社長として最初にすることは、業界や商品について知る前にまず「人」を知ることが大事とし、プロフェッショナル・リーダーとしての心構え・覚悟からなすべきことについて次のリーダーを育てるといった最後の「最後の仕事」まで説いています。


<<本書で何が学べるか?>>


プロフェッショナル・リーダーとしての人を見極め、動かし、育てる法則について丁寧に実直に語られています。


さすがに幾多の修羅場を乗り切り現場で実践された法則だけに気迫が伝わってきます。


奇策的なものはなく、あくまで「基本」に乗っ取ったオーソドックスな考えが中心ですが、これぞ本物と実感します。


文章は、平易で読みやすく飾り無く素直な心で自分を語っておられ池本氏の経営哲学について信頼感を持って読める良い文章と感じました。


<<まとめ>>


本書は、多くのビジネスパースンに読んで頂きたい一冊です。


なお本書の目次は、以下の内容です。
1章 「人」を見極める法則
2章 「人」を動かす法則
3章 「人」を育てる法則
4章 信じる力
5章 プロフェッショナル・リーダーとして




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アメリカに端を発した金融危機、急激な円高・ドル安・ユーロ安、株価の急落といった時代が急激な変化しようとしている環境下こそ将来のビジョンを明確にし、知恵を出して地道に現実の課題に取り組むことが必要です。


松下電器という企業名は無くなり、パナソニックになりましたが、創業者の松下幸之助さんは、幅広い多数の著作と多くの言葉を残され、今日の不透明な環境でますます光を放つ存在になっているように思います。


このような時こそ、偉大な教育者でもあった松下幸之助さんから学ぶべき多くの知恵があるように思います。


<<ポイント>>


松下経営哲学の神髄を伝承する本


松下幸之助さんの傍らで直接に23年間にわたり薫陶を受け続け、書き留めた言葉がゆうに3,000を超えるという著者:江口 克彦 氏が、松下幸之助が残した数多くの言葉を読み解きながら、その経営観、考え方を分かりやすく説いています


  • 成功者の条件
  • 自分を磨く方法
  • 人の心を動かす鉄則
  • 指導者の条件

といったアイテムについて松下幸之助さんの哲学を語っています。


「松下経営哲学」を理解する上で、松下幸之助さんの「人間観」に基づく、「松下哲学」を理解しておくことが必要と述べ、「松下哲学」を多くのエピソードを交えて解き明かしています。


タイトルとなっているのは、『自分を磨く方法』の一節で、「些細なことを、おろそかにしない心がけが、人生を大きな成功に導く」との松下幸之助さんから指導を受けたいくつかのエピソードを交えて、「経営でも人生でも、大きな成功も大きな失敗も突然に発生するわけではない。日頃から小さいことを積み重ねた結果がそれなのである。」と述べています。


本書:「成功は小さい努力の積み重ね 」です。


松下幸之助の言葉を読み解く」との副題が付いています。


本書は、著者:江口 克彦 氏により、2008年8月にPHP研究所より発行されています。


本書は、『PHPビジネスレビュー 松下幸之助 研究』 誌への掲載をもとに加筆・修正され、編集されたものとのこと。


成功は小さい努力の積み重ね
PHP研究所
発売日:2008-08-19
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:29703
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 偉大な哲人、松下幸之助の愛弟子の言葉

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


松下経営哲学の神髄!

会社とは何か、仕事とは何か、人とは何か-----


本書は、(第一章)「成功者の条件」、(第二章)「自分を磨く方法」、(第三章)「人の心を動かす鉄則」、(第四章)「指導者の条件」を大項目として取り上げている4つの章から構成されています。


各章には、6から8の数ページに渡っての各教訓について語っている項目が取り上げられているという内容になっています。


各教訓に関しては、タイトルに続き、松下幸之助さんの言葉が紹介され、それにまつわるエピソードを通して、その経営観、考え方等が語られるといった展開になっています。


特に印象深いと感じた箇所を紹介します。


何ごとも周知によらねばならない。十人の人がいれば、十人の人の知恵を借りる。百人の人がいれば百人の知恵を借りる。一億あれば一億の知恵を借りる、という心構えが大切である。』(松下幸之助の言葉)
人生は決断の連続であり、これは経営や人生においても言えることである。そして決断を下すには、三つの段階があることを知っておきたい。
 まずは自分で考えて、自分の結論を持つ、つまり結論を自分で見つけ出す努力をするのが第一段階である。多くの人の意見を聞くのが第二段階。第三段階では自分の結論と集めた意見を比較検討し、融合して止揚する。そして結論を出し、決断し、実行し継続する。(略)
周知を集めるのは自信がないからではなく、客観的に検証し、よりよい結論を出すのである。だから、人がなんと言おうと変えない場合もあれば、納得して変える場合もある。
(略)
自分一人の考えで決断するのは素晴らしいことではない。一人の考えというものは往々にして独断となって道を間違える。一人で事を進める正しさより、多くの人の知恵を借りて、より正確で的を得た選択をすることを私たちは心がけるべきではなかろうか。」(「多くの知恵を融合調和すれば成功につながる道が見つかる」より)

世の中には、変わってはならないもの、変えてはならないものがある。そして、一方では日進月歩で変化していくもの、変えなければならないものがある。両者が適切に存在しなければならない。』(松下幸之助の言葉)
個人であれば信念、会社では経営理念であり、経営の基本方針、経営哲学というものは、いつの時代でも貫く一本の棒のようなものでなければならない。それを変えてしまったり、変えようとしたりすると、個人であれば人格破壊につながり、企業はそれで混乱し、場合によっては倒産ということになっていく。これを私たちは理解、認識、自覚しておかねばならないのではないか。
(略)
経営に携わり人生を歩む中で、何が何でも死守しなければならない、守り抜かなければならないというものを自然の理法に照らして持っていたから、松下幸之助さんの経営というものは発展を続けたし、非人間的な事件を起こさなかった。加えて、松下さんは、考えて考えて考え抜いて作り上げた経営理念を、繰り返し社員に訴え続けた。自然の理法に適った経営、人間の本質に適った経営をやっていけば、企業は不祥事を起こしたり、衰退、倒産ということはありえないと松下さんは言いたかったのではないだろうか。」(「根源的なものを座標軸にして経営判断をする」より)


<<本書で何が学べるか?>>


本書は、松下幸之助さんの哲学を象徴する言葉の本質について松下幸之助さんとのエピソードを交えて分かり易く説き起こしています


本書では、まさに不易流行といえる芯はぶれずに時代とともに継続的に強化止揚されていった松下経営哲学が分かり易く説き起こされています


<<まとめ>>


目の前に松下幸之助氏が登場し、あたかも読者に語りかけるような親近さで、その言葉の本質が語られています。


本書には、経営、人、仕事などの局面で道しるべになる松下幸之助さんの含蓄のある言葉が満載されています。


本書は、若いビジネスパースンの皆さんにも是非、読んで頂きたいと思います。


なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第一章 松下幸之助哲学が教える成功者の条件
第二章 松下幸之助哲学が教える自分を磨く方法
第三章 松下幸之助哲学が教える人の心を動かす鉄則
第四章 松下幸之助哲学が教える指導者の条件





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この会社は、以下のような点から現在、注目を集めています。


  1. 創業以来、37年連続経常利益率35%超を継続している(平均利益率:41.5%)

  2. 短納期を追求し、現在では、1日500件以上もの注文に即日対応。その7割を即日納品

  3. 大手からの値下げ要求がある中、30年間販売価格据え置き

  4. 町工場としては、はじめてジャスダック市場に株式を上場


株式会社エーワン精密の創業者社長であり、2007年10月より取締役相談役である梅原 勝彦氏が、高収益を続けている秘密からなぜ短納期ができるのかという理由、ものづくりの考え方、そして、その独自の経営哲学について語っている本を紹介します。


なぜ単なる町工場がこれだけの利益率を、好不況に関係なく保ち続けられるのか


そして、組織なし会議なし管理なしでも高収益を続けるのかといった秘密を解き明かしています



本書:「経常利益率35%超を37年続ける 町工場強さの理由」です。


本書は、著者:梅原 勝彦 氏(なお著者は、以下のような経歴:1939年東京都生まれ。戦後、ねじ製造を営む父の会社が倒産し、一家離散の憂き目に遭う。12歳から父の知人の工場で働きながら夜間中学を卒業。65年、実兄とともにカム製造を手掛ける会社を設立し、軌道に乗せるが、方向性のちがいから70年に独立し、エーワン精密を創業。現在、同社は、年商22億1000万円(2007年6月期)、従業員92名、本社・東京都府中市。2003年、ジャスダック市場に株式上場。2007年10月、取締役相談役に就任。また2007年には、企業家賞を受賞。 )にて、2008年3月に日本実業出版社 より発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


2007年企業家賞受賞!


常識を覆せば


利益率が高くなる


7割の注文を当日発送


会議の時間は年間30分以下


リーダーは自然に生まれる


町工場初の株式上場



また本書の表紙カバーの折返し部には、その秘密の中味の一端について、以下のように書かれています。


組織なし会議なし管理なしでも


高収益を続ける町工場の秘密


  • 短納期だけれど時間はかける

  • 経験者より素人のほうがいい

  • タイムカードはいらない

  • 不況のときは次の状況の準備をする




本書は、6章から構成されています。


第1章では、「驚異の記録~37年連続売上高経常利益率35%以上
として、利益の源泉は、『高品質』、『短納期』、『適正価格』の3つの基本を愚直に実践したことと述べ、どのようにしてその企業経営の基本を身につけてきたかを振り返って語っています。


第2章では、「町工場こそわが人生
として、終戦から1年が経った小学校2年生のとき、父親の会社が倒産し、一家が離散し、鹿児島の親戚に預けられたことからはじまり、12歳にねじ製造工場の職人として働くことになったことや、小型自動旋盤との出会い、カム製造の事業化の思い、エーワン精密設立から今日までに至る艱難辛苦のエピソードや子供に会社を継がせなかった考え方などが語られています。


第3章では、「短納期の秘密
として、他社でなかなか真似ができないエーワン精密の短納期について取りあげ、それを可能にしている最大の要因は、社員とした上で、特徴の一つは、作業に取りかかるまでの時間が早いこととし、注文伝票兼作業指示書の見本を交えてその流れを解説しています。他社にそのことができないのは、管理が不要という状態で生産が進められるからなど含めて、在庫、稼働率の考え方や、社員のモチベーションの高さ、自前の販売網など短納期を実現できる秘密を解き明かしています。


第4章では、「これが利益を出す経営だ
として、社員の高いモチベーションの背景となっている同社の風土の側面について、終身雇用などの社員重視の姿勢、経験者より素人のほうがいいなど採用の考え方、組織の考え方、立ち話が会議の代わり、タイムカード不要、給料は年功序列、賞与は実力主義、不況の時は次の好況の用意、会社を出たら私人など 同社で進められてきた利益を出す経営の仕組みなどについて解説しています。


第5章では、「成功するために必要なこと
として、起業できるかどうかを測るものさしは強い志があるかどうかなど筆者の人生哲学、成功哲学について語っています。


第6章では、「日本のモノづくり再生計画
として、多くの町工場では、機械を24時間フル稼働させるという無理をしながら、ギリギリのところで耐えている現状に触れた上で、中国や東南アジアには町工場の代わりはできないと述べ、現状を打破して日本のモノづくりを再生すべく提言を述べています。また梅原モノづくり財団(仮)設立にむけての思いを述べています。


本書には、「本当に強い中小企業に生まれ変わるためには、何が必要なのか」を考える多数のヒントが提供されており、製造業の関係者には、お奨めの一冊です。


経常利益率35%超を37年続ける 町工場強さの理由
日本実業出版社
梅原 勝彦(著)
発売日:2008-03-20
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:1237



なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 驚異の記録~37年連続売上高経常利益率35%以上
・利益の源泉は基本にあり
・図面をみせると製品が出てくる?
・経営者は利益にこだわれ
第2章 町工場こそわが人生
・親方になってお家再興
・自動旋盤との運命的な出会い
・市場があって技術があれば必ずものになる
・強い志があれば必ず道は拓ける
・先を読んで動く
・もう一度汗をかけ
・私が税金を嫌がらない理由
・町工場だって上場できる
・子どもに会社を継がせない
第3章 短納期の秘密
・短納期だけれど時間はかける
・他社が短納期をまねできない理由
・すべての在庫が悪ではない
・自前の販売網をもつ
第4章 これが利益を出す経営だ
・終身雇用は当たり前
・社員は社長の背中をみている
・経験者より素人のほうがいい
・組織がなくても問題なし
・立ち話が会議の代わり
・タイムカードはいらない
・給料は年功序列、賞与は実力主義
・不況のときは次の好況の用意をする
・会社を出たら私人
第5章 成功するために必要なこと
・起業できる人、できない人
・現代の若者はひ弱か?
・お金に負けない生き方
・学問のススメ
・読書と早起き
・私の成功は内助の功があったから
第6章 日本のモノづくり再生計画
・危機に立つ日本の町工場
・中国や東南アジアに町工場の代わりはできない
・日本の中小企業はもっと利益に執着せよ
・日本は移民を受け入れるべき
・企業家賞で知名度アップ
・梅原ものづくり財団(仮)設立に向けて
・モノづくりを若者にとって魅力のある産業に







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  2001年9月にGE(ゼネラル・エレクトリック)の会長兼CEOを退任。現在は、MIT(マサチューセッツ工科大学)経営大学院スローンスクールで教鞭を執るかたわら、世界中の企業人や学生への講演活動をしているジャック・ウェルチ(Jack Welch)。

 私も同じ化学の出身と言うことだけでその打ち出した「選択と集中」、「フラット型組織」、「学習する組織」、「境界のない組織」、「ワークアウト」、「シックスシグマ」、「サービス重視」などのマネジメントの展開に何となくあこがれのような妙な親近感をもって眺めてきた人物です。

「20世紀最高の経営者」と呼ばれ、日本でも多くのファンを持つカリスマ経営者のウェルチが、自らの体験をちりばめながらビジネス成功のエッセンスをわかりやすく伝授している本を紹介します。


本書:「ジャック・ウェルチの「私なら、こうする!」

ビジネス必勝アドバイス」との副題が付いています。

本書は、ジャック・ウェルチとスージー・ウェルチ夫人による原著:「WINNIG:The Answer」の斎藤 聖美氏の翻訳にて2007年4月に日本経済新聞出版社より発行されています。

本書の帯には、以下のように書かれてあります。

米国版『経営の神様』が

あなたのためにコーチング。

3時間で読める、起業・出世・仕事のバイブル」

表紙の折り返し部の記載の一端を紹介すると。

「「20世紀最高の経営者」が

あなたに、いちばん必要な

仕事のノウハウを教えます!

人材:「最高の人材」を集める3つのポイント

会社選び:いやな上司のいる優秀会社、よい上司がいるダメな会社。働くならどっち?

学歴:MBAってそんなに大切なのか?

転職・就職:あなたが本当に情熱を燃やせる仕事の見つけ方。

ジャック・ウェルチが長年の体験をもとに書いた、仕事と人生の成功ガイドブック。」

印象に残った語録の一部を紹介します。

☆なんといっても、キャリアを大切にして欲しい。楽しい思い出は、仕事場以外のところで探すこと。

☆自分の起業家の資質をチェックする4つの質問。(全てイエスなら起業家を目指すべき)
1.すばらしく斬新なアイデアで、競争相手があなたの製品やサービスには追いつけそうもないようなものを何かもっているか?
2.何度も何度も「ノー」と言われて、それでも笑顔でいられるような根性をもっているか?
3.あなたは不確定な状態が嫌いか?
4.あなたは、優秀な人材を惹きつけて一緒に夢を追い求めていきたいと思わせるようなパーソナリティをもっているか?

☆年長の部下に、率直に対応する。管理職についたとたん、あなたのもとで働く人々がどのような立場にあるのかをキッチリと話してあげるのがあなたの義務だ。それが最高のチームをつくるコツであり、勝つコツである。


☆取引案件を見るときには、数字を検討しよう。それはもちろんだ。だが、最終的にはあなたの直感に大きな役割を期待しよう。(略)反対に、人を採用するときに、本能に依存するのはあまりよい考えではない。本能は、候補者に一目惚れする傾向があるため。(略)だが全般的に言って、直感はビジネスでは重要な役割を果たす。(直感に頼っていいとき、ダメなとき)

☆ボスとして最高なのは、自分よりも賢くクリエイティブ、あるいはどこかしらあなたよりも優秀な社員を持つことだ。(なお松下幸之助さんも「指導者の条件」という本の中で、自分より優秀な部下を使うことの重要性を韓の高祖:劉邦の話題で同様のことを述べています。)

本来、経営者としては、東洋的と西洋的な対極にある両者ですが。

 改めてこの本を読んで、その考え方が同じく我が国で「経営の神様」と言われた松下幸之助さんと時間と空間を超えて極めて近似しているのに驚きます。

どこがというと例えば、人に対する愛情と厳格さ、ビジネスに対する人並み外れた熱心さ、物の見方とその率直(素直)な合理主義、臨機応変な柔軟性と核にある哲学の強固さなどです。


このように質問者の問いに答えて出世の秘訣から中国企業との競争に勝つ方法までウェルチの知恵が満載の一冊です。

ジャック・ウェルチの「私なら、こうする!」
日本経済新聞出版社
ジャック ウェルチ(著)スージー ウェルチ(著)斎藤 聖美(翻訳)
発売日:2007-04-20
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:122

なお本書の目次は、以下の内容です。
第一部 ビジネス人生の歩き方
1 優良企業のいやな上司vs弱い会社のよい上司
2 面接で成功するコツ
3 恐怖心を乗り越える
4 MBAの学位はほんとうに重要か
5 「一生の仕事」の見つけ方
6 学生時代に何を学んでおくべきか
7 出世して勝者になるには
8 大企業か、ベンチャーか
9 起業家の条件
10 メンターに関する真実
11 買収されたが、いやでたまらない
12 傲慢男の行く末
13 できあがってしまった評価
14 なぜ私は採用されないのでしょう
15 仕事が会社で評価されない
16 政治の世界で働く
17 何も言えない雰囲気の会社
18 「ボス嫌い」な人々
19 五八歳、まだ現役を続けたい
20 エグゼクティブ・コーチングの効用
第二部 経営の原則と実践
21 最高の人材が集まる会社になるには
22 会社に「率直さ」を植えつける
23 年長の部下と、どうつき合うか
24 どんな国でも「選別」は可能
25 大きな会社でも小さな会社でも使える戦略
26 コンサルタントに気をつけろ!
27 事業全体が先細り
28 あなたの会社の健全度
29 人事部のほんとうの仕事
30 CFOの権限が大きすぎる
31 優しい上司の弊害
32 くだらぬ予算計画はもうやめよう
33 自前主義から脱けだせ!
34 マトリックス組織の長所・短所
35 直感に頼っていいとき、ダメなとき
36 最高の営業員の特質
37 どこまで情報をオープンにすべきか
38 企業のなかの「孤児」問題
39 女性が昇進できない理由
40 経営者の高額退職金は許されるか
第三部 リーダーシップ
41 リーダーは先天的か、それとも後天的か
42 初めてリーダーになった人へ
43 厳しい上司とは何か
44 会社の価値観に背く部下
45 絆をいつ断ちきるか
46 会社を変えるには勇気がいる
47 職場で信頼関係を築く
48 昇進したときに陥る罠
49 部下の士気を高めておくには
50 「昔の仲間」の上司になったら
51 社員の愚痴を止める法
52 転職先に部下を連れていく
53 自分より優秀な部下
第四部 同族会社という世界
54 同族会社の後継者
55 社長の親族とのつき合い方
56 同族会社が買収されたとき
57 一族の外から経営者を雇う
第五部 グローバルな競争
58 グローバル市場で勝つ二つの方法
59 中国に進出しなくていいのか
60 ロシアと中国を比べてみると
61 ヨーロッパの未来
62 アウトソーシングの活用法
63 グローバルになるために
64 現地の管理職を登用する
第六部 勝つこと、負けること
65 社内政治はどこまで重要か?
66 孫に伝えたい仕事の鉄則
67 他人の失敗を喜んでいけない理由
68 敗者はどうすればいいのか
69 ウォルマートの何が正しいのか
70 エンロン事件の影響を考える
71 あなたにとって「勝利」とは?

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