ここ数年、「愛と感謝の豊かな社会を創る」ため自ら花咲爺さんと称して『ありがとう百万遍の輪』などの活動をされている竹田和平氏が人生を生きる力をつけ、精一杯楽しむことの知恵を満載して必ず読む人の心を明るくしてくれる本を紹介します。

 すでに巨万の富を築き、日本の上場会社の100社を超える個人筆頭株主で著名な竹田和平氏ですが、ご自身のウェブサイト(「ようこそ花咲爺の竹田和平です」)に記載されているプロフィールは、以下の内容です。

1933年名古屋で菓子業を営む大家族の一員として生まれる。
幼児期は念仏信者の祖母の影響を受け、少年期には農業に参加するなど戦中戦後の厳しい変動を体験。青年期は菓子事業で活動 タケダのボーロ、麦ふぁ~を発表。壮年期はわくわくボウル、お菓子の城、百尊家宝、株式投資など事業家として活躍する。老年期は悠々自然 花咲爺を生きること願い竹田和平HP、一日一言ブログ、貯徳問答塾、ありがとう百万遍の輪、誕生祝金メダルの輪、福わ内の輪、純金百尊家宝の輪などの運営中。本年74歳 健康 4世代家族 7名で生活。

本書:「いま伝えたい生きることの真実」です。

本書は、著者:竹田和平氏で、2007年3月に生活文化出版より発行されています。

本書の帯には、以下のように書かれてあります。

いじめ・少子化
                に負けない!
 経済格差
 

日本一の大投資家からのメッセージ

生きる力のつけ方」

  • お金のエネルギーを
    味方につける
  • 投資を成功させる
    4つの心得
  • 変化の波には
    積極的に乗ってみる
  • 元気をケチると
    幸運が逃げていく
  • お金よりも
    さらに大切なのは、…。
  • 男は夢を見て、
    女は現実を見る。
  • 学校へ行かなくても
    成功者になれる。


本書の執筆のきっかけについて竹田氏は、「まえがき」で以下のように述べています。

「 僕が小さな頃は、どの家にもおじいちゃんおばあちゃんがいるのが当たり前だった。

親たちは仕事で忙しくしとるもんで、僕は祖父母からいろんなことを教わった。

それは学問ではなく、人生を生きる上で欠かせない素養のようなものだ。

そして今、僕自身に孫ができ、お父爺(とうや)と呼ばれるようになり、時間もたっぷりあるもんで、孫のこころを育て、生きる意味をきちんと伝え残したいと思うようになった。

 そんなことがきっかけでこの本が生まれたんだ。

孫に教えとることは、核家族化が進み、祖父母から心を教わることがすくなくなった現代の日本人みんなに伝えたいことだと思ったからね。

(略)

自分の思う通りに生きてこそ人生

人生には、あらゆる選択肢があって、道を進むごとに自分も変わっていくものだ。ふと心が迷ってしまったとき、この本を開いてごらん。

きっと、あなたの助けになる。だってそうなるように僕が書いているからね。」

本書は、5つの章から構成されています。

各章で一つだけ印象に残った言葉を紹介します。

第1章では、「命の知恵と言葉」
として、『すべての人間は天の分身である』など18のメッセージがあります。
・わくわくと天命をいきることが大切だけれども、日々のちょっとしたことにもわくわくして、毎日を楽しくわくわく生きるコツは、普段、歩くときにはニコニコしていること。

第2章では、「世の中を明るく照らす」
として、『自分で選んだ時間・空間だから…』など20のメーセージがあります。
・ありがとうは、幸運を生む母。ありがとうと言うことで愛を受けやすい心が生まれて、ありがとうと天に向かって唱えることで、自然界のあらゆるものが自分を守ってくれる。

第3章では、「家族の絆―家興しの幸福」
として、『男は夢を見て、女は現実を見る。』など18のメッセージがあります。
・豊かになった現代でも、選択の余地がない場合もあるはず。そういう時は、今、自分に与えられたものが天命だと思って、一生懸命やること。一生懸命やっていると上達や発見があって、その先の自分に選択の余地が生まれてくるもの。


第4章では、「投資の心得」
として、『上がったらよし。下がってもよし…』など7つのメッセージがあります。
・投資に必要なことは、以下の4つ。
〕念を持つ。(家興しとか世のため人のためになることにつながっているか確認する)
△靴らみをとる。(考え方や行動にしがらみが絡まないように留意する)
タイミング(計算では、はかれず。心が綺麗なら、「直感、心理なり」、時、場所、時間を運のリズムに合わせる)
だ儷謀に攻める。(目標に向かって行動する。リスクヘッジで攻めと守りのバランスが大事)


第5章では、「旦那道を志す」
として『旦那は町の太陽である。』など6つのメッセージがあります。
・家興しを目的に投資を始めて、家族が繁栄して、それでもお金が余ったら、次は町のために使い、まだお金が余ったら、世の中を良くするために使う。そういう旦那が増えていけば、世の中がよくなるスピードがどんどん速くなる。

いま伝えたい生きることの真実
生活文化出版
竹田 和平(著)
発売日:2007-03
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:112
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 早速読んでみました
おすすめ度4 無理をしない生き方・・・・それが正義だと思う(;'Д`)ハァハァ
おすすめ度5 とっても読みやすいです。
おすすめ度5 普遍的なメッセージ
おすすめ度5 年長の方に生き方や世の中を聞く機会

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 命の知恵と言葉
第2章 世の中を明るく照らす
第3章 家族の絆―家興しの幸福
第4章 投資の心得
第5章 旦那道を志す

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 北米市場で燃費のよい小型車を中心に急激に販売を伸ばし、5年前に比べて1.5倍近くまで販売を拡大したトヨタ。ことしは世界での生産台数でトヨタがGM・ゼネラルモーターズを抜いて世界一になることがほぼ確実視されています。

 そしてその基盤は、トヨタ生産方式、別名カンバン方式といわれる独自の生産システムが大きなウエートを占めています。

 本日は、そのトヨタ生産方式の生みの親で、かつて副社長を務めた故・大野耐一氏が現場こそが経営の原点と読者に語りかけている本を紹介します。

本書:「大野耐一の現場経営」です。

本書は、著者:大野耐一により2001年5月に1982年刊の新装版として日本能率協会マネジメントセンターより発行されています。

本書の帯には、以下のように書かれてあります。

「トヨタかんばん方式の

生みの親が語る

現場から経営を考えるヒント

本書の初版序文のまえがきで、著者は、以下のように述べています。印象に残る言葉です。

「トヨタ生産方式をひとことで言えば、「必要なものを、必要なだけ、必要な時につくる」ということに尽きるのですが、これは考えてみればごく当たり前のことで、これがなかなかできないというのは、従来の慣習とかやり方にとらわれて、発想と行動の変化ができないからではないでしょうか。」

工場長が現場の関係者を集めて、朝礼であるいは懇談会の場で話すような展開で現場経営の考え方が率直な言葉で語られていきます。

印象に残る言葉を以下に断片的に集めてみました。

「強い説得力の根源は、自分自身が謙虚な気持ちになること」

「人間には錯覚がある以上、十出す指令なり指示なり命令の半分は当たればいい。半分は間違うもの。お互いに人間というものは錯覚があることを前提にすると対人関係に良い」
「工数低減をやると原価がさがるという錯覚が非常に多い。設備投資の場合でもこの間違いが多い」

「日本人は、機会損失を非常に恐れるクセがある」

「減量の量は、重量、期限の量は生産量で、減量減量でぜい肉落しの減量はいいけれども、大事な肉まで減らすのは、非常にあぶない」

「動くと働くとは同じでない。あの動きは仕事とどういう関係があったか無駄を見つける目を養う」

「農耕民族は在庫が好き」

「少しでも原価を上げんような努力をする。そういうことをやっていけば、減量になっても、そう原価が上がらずに済む」

「ジャスト・イン・タイムの言葉は、初代の豊田喜一郎氏がつくった言葉。ちょうど間に合う」

「豊田佐吉翁の自働化思想。糸が切れたり無くなると、自動的に止まる装置があった。これを自働と豊田佐吉翁は表現している。」

「目標は、10倍の生産性。働きと動きを一緒にしない」

「スーパーマーケット方式がヒントにカンバン方式にジャスト・イン・タイムの具現化」
「ジャスト・イン・タイムのネックは、鍛造。少量多品種のモデルのトヨタ・ド・ブラジルで鍛造の段取替えを学ぶ。」

「合理化とは、理屈に合ったこと」

「悪いものをつくらない。そのために不良が出たら止める。それが自働と自働の違い」

「減量生産、数を限られた量をいかに安くつくるかがトヨタ方式の勉強するところ」

「流行でロボットを入れるな」

「仕事は部下との知恵比べ。そしてその知恵比べに負けたらあっさり負けたと兜を脱ぐこと」

「監督者のいない事務現場。またまだ合理化の余地がある」

「人間というのは、困ると、知恵を出す。困らせるにはやっぱり自分も一緒に困ること」
「実際に現場でなかなかできない整理・整頓・清潔・清掃・躾」

「まず作業改善やって、その次に設備改善、それから工程改善といったように改善には順番がある」

「昔から「バカとハサミは使いようで切れる」というが、製造技術というのかそのハサミを使って、どういうふうにものをうまく切るかということであり、生産技術は、これを切るにはこのハサミがいいですよとそういうことを勉強するのが生産技術」

「プレス機械には汎用性があるので、プレスの型を汎用専用にすることを考えにゃいかんじゃないかということで、あんこ最中型の型にせよと言った」

「やっぱり平素から原価低減というものを一番にやっていかにゃいかん。これが技術者というか、現場の一番大切なことであると言いたい」

「標準作業というのはあるが、標準というのは、刻々変わっていかにゃおかしいんで、そいつを標準というのを最善と思ったらもういかん。標準というものは、改善するためのベースだ」

「結局標準というのは、もし何回も測るんだったら、一番短いのをとりなさい。と。それでその時間でやれるような教え方をしてやることが大切だと思う」

工場関係者は、当然ながら、経営者からビジネスパーソンまで現場経営を考えるヒントがぎっしりと詰まった一冊です。

大野耐一の現場経営
日本能率協会マネジメントセンター
大野 耐一(著)
発売日:2001-05
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:18385
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 勉強になります
おすすめ度4 氏の心理を読む手段
おすすめ度4 現場で考え抜いた人の凄み
おすすめ度5 上司というか、会社の尊敬する先輩というかが語りかけてくる感じ。
おすすめ度5 カンバン方式の基

なお本書の目次の抜粋は、以下の内容です。
 君子豹変す
 間違ったら素直に認める
 錯覚が能率を下げる
 失敗は目で確かめる
 常識の中にひそむ錯覚
 算術計算の盲点
 機会損失を恐れるな
 限量経営とは安くつくること
 在庫減の仕掛増
 量産は安いという錯覚
 ムダな動きは動きではない
 農耕民族は在庫が好き
 減産でも生産性アップ
 景気のいいときに合理化を
(略)
 生産技術と製造技術の違い
 原価計算の落とし穴
 最中方式
 原価低減は現場しかできん
 標準時間は一番短いのでいい


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汝の時間を知れ」との「ドラッカー365の金言」からの以下の言葉を紹介します。

目標管理などのPDCAサイクルとかの基本になるコンセプトを考え出したドラッカーが成果をあげるためのマネジメントの基本は、計画からではなく、時間からスタートすることと説いています。

「汝自身を知れとの昔からの知恵ある処方は、儚い身の人間にとっては不可能なほどに困難である。しかし、その気がある限り、汝の時間を知れとの処方には誰でも従うことができる。その結果、誰でも貢献と成果への道を歩むことができる。

 通常、仕事についての助言は計画せよから始まる。もっともらしく聞こえる。問題はそれではうまくいかないことにある。計画は紙の上で消える。よき意図の表明に終わる。実行されることは稀である

 私の観察では、成果をあげるものは仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に時間を管理すべく、自らの時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後に、そうして得られた自由になる時間をおおきくまとめる。

 したがって、時間を記録する、整理する、まとめるの3段階にわたるプロセスが、成果をあげるための時間管理の基本である。」
(P.F.ドラッカー「経営者の条件」より)

たとえて言えば、5Sで取り上げられている整理・整頓ではありませんが、確かに整理ができていなければ、整頓は無いとのことと同じ世界のことになります。

整理は、必要なものと不要なものを区分し、不要なものを処分して無くすること。

整頓は、必要なものについて段取りとか手順とかを考えて、必要度の高いものから、手前側に並べてなど、使いやすさの便宜を図ることです。

マネジメントの計画を整頓とすれば、整理は、時間の管理ということになり、時間の管理ができていないと計画することの意味が無いとのことで極めて当たり前の考え方と納得できます。

自分の時間をマネジメントするのに、何に何時間などの時間を記録し、それを分類した上で要・不要の仕分けをし、不要時間を排除すべく管理する。

確かに時間管理からスタートするのが、しっかりとした成果をあげる基本と思われます。


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「ハンカチ王子」の斉藤投手(球史に残る好投とクールな表情で、久々に誕生した甲子園のアイドル、早稲田実業の斎藤佑樹投手)がマスコミで話題を集めていますが、その斉藤投手が帽子の裏に書いていた言葉が『青春』とのこと。

さて、松下幸之助さんが座右の銘としていたのが以下の言葉:

青春とは心の若さである。
希望と信念にあふれ勇気に満ちて
日に新たな活動を続ける限り
青春は永遠にその人のものである
。」

心にしみる言葉です。

 アメリカの詩人のサミュエル・ウルマンの「青春」という詩にヒントを得て、昭和40年、70歳のときに自らつくったもので、つねに若くありたいという希望と、常に若くあらねばならないという戒めをこめたものとされています。

ちなみにサミュエル・ウルマンの「青春」は、

「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる
事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く  疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く  恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大そして偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる

      原作 サミュエル・ウルマン  訳詞 岡田義夫」


本日は、松下幸之助さんの名著:「道をひらく」を紹介します。

本書は、PHP研究所の機関紙「PHP」に連載された松下幸之助さんのエッセイをまとめたもので、1968年にPHP研究所から発行されています。

見開き2ページの短編が120あまり載せられている。

最初のページに掲載されているのがタイトルにもなっている「」です。

「自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。

 この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。しかし所詮はこの道しかないのではないか。
 あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、今歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。

他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

 それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。」
(「道をひらく」より)

道をひらく
PHP研究所
松下 幸之助(著)
発売日:1968-05
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:1965
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 一人一冊
おすすめ度5 座右の書は?と聞かれたら答えに窮していたが、本書が座右の書になりそうな予感
おすすめ度5 心に染みる言葉
おすすめ度5 ビジネスに携わる全ての方に、愛を届けます
おすすめ度5 派手さはない、しかし

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かって「亭主元気で留守が良い」などのコピーが一世を風靡しましたが、社長について、一倉定氏は、以下のように述べています。

社長の定位置は社長室ではない。

お客様のところである
。」

社長学のコンサルタントの一倉 定 氏による『一倉定の経営心得』より、引用します。

「コンサルタント稼業三十数年間、私は沢山の社長さん方にお目に掛かっている。

それらの社長さん方で、定期的にお客様を訪問している人は極めて少ない。

会社に出勤しても、そのほとんどの時間を社内で過ごす。

この人々を、私は、『穴熊社長』と呼んでいる

穴熊は、穴の出入口から見える外部の景色しか知らない。

まったくの世間知らずである。

世間知らずに正しい経営ができるはずがない。

多くの社長さん方は、自らの定位置を社長室だと思い込んでいる

時々社内を見回っては、社員の仕事ぶりを見ている。

一生懸命に働いている社長の目から見ると、欠点ばかり目に映る。

これを社長は我慢できない。そして小言を言う。来る日も来る日も、これを繰り返している。

そして、それが社長として最も大切な仕事と思い込んでしまう。

お客様のことなど「遠い他国のことだ」と言わんばかりである。
(「経営の思いがけないコツ」より)


うちの社長がこれかなと共感しますか。

多少とも思い当たる社長様には、何とか心を入れ替えて貰って、会社は、イノベーション(革新)、自身は、メタモルフォーゼ(変身)がテーマです。

それで、正に会社は、「社長元気で留守がいい」。行き先は、勿論お客様のところ。

会社の人材育成にも、顧客要求をしっかりと自分の眼で把握できるためにもこれがベストポジション!


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パロマ工業製の瞬間湯沸かし器による一連の事故問題が連日、メディアで取り上げられ、話題を呼んでいる。

クレーム対応についての考え方について一倉 定氏は、その著書で以下のように述べている。

クレームに対する正しい態度は謝罪と迅速な問題解決である。それ以外は一切不要である。

クレームに対する社長の正しい姿勢にもとづき、正しい処置をすることこそ、我が社の信用を高めるのだ。……


 先ず第一にしなければならないのは、「クレームが発生した時に、責任者を叱ってはならない」ということである。

クレームを叱ったら、社員は、社長に対してクレームを報告せずに、自分たちだけでもみ消そうとするようになる。


だれしもわざわざクレームがつくように仕事をしているわけではない。


一生懸命やっているのだ。

叱ることはやめるべきである。…

お客様のクレームは直ちに報告せよ。クレーム自体の責任は追及しないが、クレームを報告しなかったことに対しては責任をとらせるし、指示されたクレーム対策を直ちにとらない場合の責任は追及する』という指導こそ本当なのである」
(一倉 定の社長学第3巻 「販売戦略・市場戦略」より引用)


 パロマ工業は、1911年に小林由三郎 創業者が、名古屋市古渡町で「小林瓦斯電気器具製作所」を創業し、以降95年間にわたり、ガス器具製造販売で業界をリードしてきた伝統ある会社。

1988年には、全米第1位の給湯器メーカー・リーム社を買収し、現在、全米シェアは、5割、世界的なガス給湯器メーカーという位置づけにまで至っている。

なお社名のパロマ(Paloma)はスペイン語で鳩という意味であり、平和の象徴としても知られ、平和な豊かな暮らしを願った社名でもある。

もっと豊かであんしんな明日へ、歩み続けます」を標榜しているが、昨今の一連の対応には、残念なことに首をかしげるばかりだ。


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パロマ工業の半密閉式瞬間湯沸かし器の一酸化炭素(CO)中毒事故で、同社の発表が二転三転し、7月18日には、事故件数も合計27件あったことが発表され、うち13件で合計20名が死亡したと発表された。

 また事故の原因はすべて「不正改造により安全装置が作動せず,ファンが動作しない状態で燃焼が止まらなかったため」との主張から転じ、その後の調査で,不正改造と関係なく起こった事故が,合計13件あることが明らかになった。うち6件については「安全装置の経年劣化による故障と,ほかの要因が複合して起きた」とした。

またこうした当初の発表との食い違いについて,「社内の連絡不行き届き,情報収集能力の不足,経営者としての認識の甘さによるもので。意図的ではない。責任を痛感しており,被害者にはこの場を借りて改めてお詫びしたい」と頭を下げた。

この姿には、エレベータ事故のシンドラー社や過去に消費者から反発を受けて会社を危うくした幾つかの会社と同様の初期の苦情処理に関わる対応のまずさと重なるものがあった。

本件と結びつくかどうか、「ドラッカー365の金言」の10月9日の項に「最も多く見られる誤りは、一般的な問題を例外の連続とすることである」と題して以下のような内容が掲載されているので紹介します。


「あるゆる問題が四つに分類できる。

第一が、一般的な問題である。

第二が自分にとってははじめてという一般的な問題である。

第三が、真に例外的な問題である。

第四が、例外的に見えながら一般的な問題のはじめてのケースである。

 一般的な問題は、一般的な解決を必要とする。それらの問題は、原則と方針によって解決しなければならない。
状況に応じて原則を適用することで処理する。

 もちろん、例外的な問題は個別に処理しなければならない。しかし、真に例外的な問題と言うのは稀である。

とくに組織が直面する種類の問題は、ほとんどすべてどこかの誰かが解決したことのある問題である。

したがってほとんどの問題は、原則と方針を適用することによって解決できる。
(「経営者の条件」、eラーニング教材『意思決定の要因』)


これからするとすべては結果論になるが、室内燃焼機器が一酸化炭素中毒を発生するかも知れないことは、一般的な問題と考えるべきしたがって原則と方針で対応すべし

半密閉式瞬間湯沸かし器にまつわる原則や方針は、その商品性を考えると、例えば、以下のような原則や方針ではないかと思われる。

商品にまつわる死亡事故の情報を入手したら直ちに全てトップに報告すると同時に社内に苦情対応の体制を確立する

室内燃焼の燃焼機器は、基本的に死亡事故に至る一酸化炭素の発生の事故の可能性を持つので、FMEA(故障モード影響解析)的な観点において、不正改造に対する対策も含めて予測される全ての故障のモードにおいてもファイルセーフ又は、ファイルプループが確立できるようにする。」

なおパロマ社は、「危険性のある機器をこのまま放置できない」と考え,該当対象の7機種を,最新製品と無償で交換するとのこと。

当然ながら、工事費もパロマが負担するとの方針を明らかにしている。

更には、当該対象製品以外のパロマ製品の買い取りも検討中とのこと。


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W杯サッカーもイタリアの優勝で終わった。

いろいろあったが、開催国ドイツの3位が印象的であった。

バラック主将がひざの腱に炎症を起こし、ドクターストップで欠場。

3位決定戦のドイツは、20歳のヤンセンを含めて先発のピッチに22歳以下が5人もいた。

この試合で思い切った「若手の抜擢が行われた。

ドイツの大声援の強力な後押しの中で、21歳のシュバインシュタイガーが強烈な2本のミドルシュートを含めて3得点に絡む大活躍をし,試合を決めた。

ドイツにとって、2年後、4年後に大きな希望をつなぐ試合であった。

スポーツでは、このように実力主義が当たり前ですが企業では、なかなか難しいのがこの若手人材の抜擢です。

一倉定氏は、「若手の抜擢」についてこのように言っています。

「 実力は年齢とは関係ないのだ。

「まだ若い」というのは経験が浅いという 意味であることは分かるが、優秀なやつは一年の経験で、普通の人間の三年
 も五年もの経験、いや十年もの経験と同じことをチャンと学びとっているものだ。

  それでも人間的に錬れがたりないというかも知れないが、それを補って余りある若さと情熱と馬力があることを忘れないでもらいたいのである。


   若さの持つ強みを早く生かしてこそ、優秀な人間は、さらに精彩を放つものである。


  「若い」ということは抜擢をためらう理由ではなくて、抜擢を決める理由
あることを忘れないでもらいたいのである。 」

   (一倉定の社長学 第6巻 「内部体制の確立」より)


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ジーコジャパンの対オーストラリア戦を観戦していて経営と結びつけてこんな言葉を思い出しました。

このブログで何度も紹介している「社長学」の経営コンサルタント一倉定氏のこの言葉です。

優柔不断は誤った決定よりなお悪い。」です。これについて、一倉氏は下記のように説いています。

『決定で大切なのはタイミングである。客観情勢は容赦なく変わっていく。

グズグズしていると時機を失してしまう。

決定は巧緻よりも拙速の方が大切な場合が多いのだ。

速やかに行動を起こさなければ手遅れとなってしまうかもしれないのだ。

 たとえ決定が間違っていたとしても、決定しないよりは優っている。

早く動き出せば、間違いも早く発見でき、それを訂正する時間が残る。

いかに優れた決定でも、土壇場になってからでは、それを実現する時間がないのだ。

躊躇逡巡こそ社長の大敵である。

逡巡して何も決められない社長は会社をつぶす。

社長が最もいましめなければならないのは、優柔不断である。

決定に伴う危険や部下の不満を考えてイタズラに迷っていたら会社をおかしくしてしまうのだ。』

(一倉定の社長学第7巻「社長の条件より」)

軍隊でも基本は、巧緻よりも拙速の方が絶対に大切で、即応性が行動上の最大の優先順序と言われているようです。

結果論になってしまいますが、
前半の試合の状況を見れば、1点をリードしては、いたけれども、ゴールネットの枠内に飛ぶシュートの本数から見ても、また日本代表のディフェンス面での高さ等の懸念からしても1~2点の失点はあるかも知れないと判断し、相手よりも先に2点目、3点目を取りにいく作戦が必須で大黒選手あたりを後半のスタートから出場させて相手よりも沢山の点を取って勝つんだという動きを先にやって欲しかったと素人ながら強く感じました。

「勝っている時は、動かない」とか言っていましたが、戦況は、誰が見ても相手が押し気味で、ディフェンスは、いっぱいいっぱいに見えていただけに、先に動かなかったのは、優柔不断のように見えてしまいました。

ジーコ日本には、しっかりとリフレッシュして貰って、次のクロワチア戦に期待!




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松下幸之助さんは、私の最も尊敬する経営者の一人になります。

数多くの著作を残されていますが、その中でもその経営哲学人生哲学の真髄とも言える本を紹介します。

初版は、1976年になりますが、2004年の4月にPHP文庫本化されています。

本書:「素直な心になるために」です。

素直な心になるために PHP文庫
素直な心になるために PHP文庫 松下 幸之助

おすすめ平均
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starsこれぞ、松下教の真髄!
stars松下哲学の根本理念
stars経営者としてののヒントが手に入るかも
stars松下哲学の原点がここにある。

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本書についての出版社からの紹介文には、以下の要領のことが書かれてあります。

人が本来持っている「素直な心」を養い、高めるには? 著者の長年の体験と鋭い洞察から生まれた、素直な心になるための貴重な指針の書。

心で生活していくより、あたたかな心を通わせ、ゆるしあい励ましあって生きていこう――本書は、そんな願いをこめて書かれました。

この素直な心こそが、何ものにもとらわれない心で、強く正しく聡明な人生の歩みを可能にするものなのです。

では、素直な心を養い、高めるには?本書は、長年の体験と鋭い洞察から生み出された、素直な心になるための貴重な指針の書です。

本書の「まえがき」で このように書かれてあります。

『「素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にいたします」
このことばは、PHP研究所から出されている月刊誌「PHP」に毎号掲げられ
ているものですが、実はかねてよりこの素直な心の大切さを感じ、折にふれて
繰り返し述べてきました。
(中略)
 もちろん本書を読めばそれですぐに素直な心になれるというものではないでしょう。
が、それぞれがそれぞれなりに素直な心をつちかっていく上においては、なんらかの参考になる点もあるのではないかと思われます。
そういう意味から、本書が一人でも多くの方々の素直な心になるためのご参考になればまことに幸せと存じます。』

実は、本書は、ずっと書棚で眠ったままでしたが、近年になって机の横において時々読み返すようにしています。その凄さがここに来て分りかけてきた気がしています。

なお本書の目次は、以下の内容です。
序章 素直な心の意義について
第1章 素直な心の内容十カ条
第2章 素直な心の効用十カ条
第3章 素直な心のない場合の弊害十カ条
第4章 素直な心を養うための実践十カ条
終章 素直な心になることを願いつつ


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