東北、関東各都県の自治体などを中心に色々な場所での放射線量の計測が進んで来ている。


また身近な場所の「放射線量が知りたい」とのニーズから住民らが独自に放射線量を測る動きも広がっているようだ。


住民の見えない放射線への不安は、消えない。


福島第1原発から3キロ近く離れた大熊町の土壌でアメリシウム、キュリウムなどの超ウラン元素が検出されたと報道されている。


これらは、原子番号が95、96の元素でプルトニウムが中性子を捕獲してアメリシウム、アメリシウムが中性子を捕獲してキュリウムにというような過程で生成する核分裂の副生成物になる。


アメリシウムの融点、沸点は、995℃、2600℃、キュリウムの融点、沸点は、1340℃、3520℃なので、このような超ウラン元素が検出されるということは、燃料棒がメルトし、著しい高温にさらされたこと、さらには圧力容器、格納容器での閉じ込めが機能していないという証拠でもある。


土壌は4月下旬~5月上旬に採取されたもの。


アルファ崩壊核種の分析には、前処理等に時間がかかるとしてももっと迅速に情報公開してもらいたいものだ。


土壌1キログラムあたり各0.032ベクレル、0.0093ベクレルが検出されたとしている。


土壌の表面に局所的に存在している放射性物質について土壌を深さ約5センチとかまで掘り、採取した土壌1キロ・グラム当たりの量としての線量測定は、ほとんど放射性物質を含まない土壌で測定値を希釈している状態となり、測定値を過小に評価することになる。


政府は、「特定避難勧奨地点」なる地点を設定し「住居単位」で指定するとのこと。


原発周辺の警戒区域や計画的避難区域よりも外側の地域でも局所的に高い放射線量を記録する場所は当初からホットスポットとして対処すべきとされてきた。


福島第1原発事故から1週間後に緊急時避難準備区域となった30キロ圏の外の地域でもチェルノブイリの事故の強制避難地域の1平方メートルあたり148万ベクレルや一次移住の55.5万ベクレルから148万ベクレルの範囲に匹敵する地域があった。


文部科学省では、これまでにも土壌について1平方メートルあたりではなくkgあたりの放射線量値を採用し、問題を過小評価するような測定値を発表してきた。


原発事故から100日も経過してから「特定避難勧奨地点」では遅すぎる。


放射線の影響を受けやすい妊婦や子どものいる世帯などに避難を促すという。


また福島県では、全県民を対象に健康調査を実施するとのこと。


調査結果をデータベース化し、長期的に管理するようだ。


原発事故後の行動や食事内容の問診などを基に被ばく線量を推計する先行調査からスタートし、手法を検証した上で8月にも全県民対象の基本調査を始めるとのこと。


内部被曝を評価するとなると体内に取り込まれた放射性物質から放出される放射線を計測できる全身測定装置(ホールボディカウンター)などが必要になる。


情報が的確に伝えられていなかったのでもしかすると原発事故の初期にひどい内部被曝をしてしまった人もいるのではと思われる。


移動式のホールボディカウンターもあるので可能なものは、すぐにでも福島に集結させたい。


固定式のものでは、設置されている病院などに人が行って受診することが必要。


国内でのホールボディカウンターは、100台程度の設置。


事態を過小評価し、「国民は、常に国の指示に従うことが大切」などと言うとんでもない御用学者のもとでは信頼できるデータが提供されるだろうか。


信頼できる医療機関での正確な測定が必要だ。


ところで世界の知恵を集めた注目の「浄化システム」だが、試運転で水漏れが見つかるトラブルが相次ぎ発生し、6月17日夜にようやく本格的に稼働したが、約5時間後に停止してしまった。


アメリカ製の4基あるというセシウム吸着装置の吸着塔で放射線量が交換時の被曝の目安とする毎時4ミリシーベルトを超えたためとのこと。


セシウム吸着装置の吸着材は、ゼオライトだが、ゼオライトのナトリウム部分をより吸着性が強いセシウムとイオン交換して吸着除去するもの。


吸着材の単位重量あたり吸着できるセシウムイオン量がある。


ゼオライトのセシウムが浸透できる部分しか利用できないわけで利用率が決まる。


吸着飽和してしまうとゼオライトの吸着力がなくなるのでそうなるとゼオライトは新品交換することが必要。


海水のような種々の物質を含む汚染水の処理となるとその物質がゼオライトの細孔表面を塞いでしまうと内部の吸着箇所が利用できなくなる。


水和した状態でのイオン半径は、カリウムがセシウムより小さいのでカリウムがよりゼオライトの内部まで浸透し易い。


カリウムは、セシウムの吸着の妨害となる懸念があるように思われる。


原子炉建屋、タービン建屋、トレンチ(坑道)に滞留している放射性汚染水の量は、約11万トン。


原因を明確にし待ったなしの早急な対策が必要。


汚染水浄化システムから排出される高濃度の放射性汚泥のメンテナンスの取扱作業から最終処分までの放射性廃棄物の管理も見通しの立たない困難な問題。


そもそも汚染水の浄化装置を発注したのは、圧力容器内に水があって燃料棒の一部が露出と想定していた時点。


しかしその後、事態は変わって来ている。


現在、肝心の核燃料、核分裂生成物などは、どこでどのような状態となっているのか不明。


政府・東電は、先日、メルトスルーを認めたが。


圧力容器の中に大部分の核燃料等が残存しているのであれば、水を浄化して注入することも意味があるが。


核燃料等が圧力容器の下の格納容器でも留まることなく、炉建屋地下のぶ厚いコンクリートの構造物に、どんどん溶けながらめり込んでいるというような状態だとすれば、水の注水はほとんど意味をなさないと思われる。


地下水への放射能汚染の防止措置など別の対応が必要になる。


これまでの政府・東電の炉心の状態分析は、ことごとく悪い方に外れてきている。


核燃料等が圧力容器に残存していないとなると冷温停止を目指す活動は、全く意味が無くなってしまう。


硬直した考えから脱しきれず拘泥している間に地下水汚染から著しい海洋汚染を招いてしまう恐れがあるのではと心配。


何としても先ず把握すべきは、核燃料等の状態。


把握できない場合は、最悪の状態を想定して対処するのが鉄則では。


6月17日改訂された「工程表」。


東電・政府は、 「全体的に見れば、目標は期限通り達成できると考えている」と強気だが。


現場では、熱中症の季節が到来し、作業員の被曝管理も厳しい環境が続く。


頼みの綱の現場作業員の放射線管理と医療体制の改善が必須。




さて、本日は、設計が起因の不具合予防のために(株)デンソーで設計審査(デザインレビュー)時等に活用され効果をあげているFMEA(故障モード影響解析)データベース:「FMEA辞書」のノウハウを余すところなく公開している一冊を紹介します。


本書の「まえがき」で筆者:本田 陽広氏は、源流段階で不具合に気づけるツールの「FMEA辞書」等の特長について


  • 忙しいときでも知りたいことがすぐに探し出せ
  • 使用マニュアルなしですぐに使える
  • 設計者も審議者も、容易に漏れの無いチェックができる道具

とし、


未然防止の活動事例として取り上げられている内容の工夫のポイントは、以下としています。


  • 人の能力、設計審査などの場面にあわせた道具を何種類も開発
  • その道具を使って、二重三重のチェックを実施

<<ポイント>>


(株)デンソーで実用され効果をあげているFMEA(故障モード影響解析)データベース―「FMEA辞書」等の全貌を解説した書籍。


本書では、


一般的な設計手順と仕組みの確認からはじまり、


FMEA辞書」の詳細とその製品開発の場面での適用結果

を中心に以下の管理面(仕組み、人材育成、マネジメント技術)の改善

気づきを支える管理の仕組み

今後の取組み

(株)デンソーの品質保障体系


までを「FMEA辞書」の画面実例など交えて実務的に説いています。


本書:「FMEA辞書」です。


気づき能力の強化による設計不具合未然防止」との副題が付いています。


本書は、著者:本田 陽広氏、ならびに(社)日本品質管理学会 の監修にて、2011年5月に日本規格協会より、JSQC 選書の14として発行されています。(なおJSQC 選書というのは、「品質重視」への原点回帰の意義を再認識するために、日本品質管理学会(JSQC=Japanese Society for Quality Control)の監修のもと、「質(品質)」をテーマとした教養講座シリーズです。)



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には以下のように書かれています。


デンソーで実際に効果を上げている。

FMEA辞書」(故障モード影響解析データベース)を軸にした設計手順や仕組みで、

源流段階で不具合に気付く!

  • FMEA辞書」の画面実例など, デンソーのノウハウを惜しみなく公開!
  • FMEAに振り回されている」「これまでのFMEA知見を有効活用したい」「忙しいときでも漏れのないFMEAを行いたい」方などに最適。

本書は、下記の目次のように6章から構成されています。


全般的に参考写真や「FMEA辞書」の画面実例などの図表が沢山挿入されており、極めて実務的な構成となっています。


表も分かり易いプレゼン資料のようにシンプルで明快なものとなっています。


第3章では、「FMEA辞書」の詳細な内容から製品開発のDR(デザインレビュー)の場面でどのように活用するかを具体的に解説しており本書の中核になります。


特に表のポイントとなる箇所は、吹き出しなどで何を意図しているかなど強調解説するという分かり易い構成になっています。


本書は、一般的な設計手順と仕組みの解説から始まっています。


本書の各章の位置づけを総括する内容となっています。


製品企画→製品設計→生産準備→量産へと至る「開発のステップ」を整理し、その中で製品設計におけるFMEA、FTA作成と品質保証に関わる仕組みとしてのFMEAチーム活動の位置づけ等をクローズアップしていきます。


また設計手順と仕組みに関わる源流管理等の重要ポイントをどのように進めて設計変更件数の削減やクレーム率の低減などにつなげるといった関わりを解説。


FMEA辞書」は、情報蓄積、共有化、活用の目的で(株)デンソーの全てのノウハウを使い易くまとめたものでこれを活用して良い製品を世に送り出すために開発されたもの


しかし、前記の手順を踏んで開発を進めても設計を起因とする不具合(設計起因不具合)は発生するとし、


ウイスカーによる不具合の仮想事例を用いてなぜ設計起因不具合が発生してしまうのかを発生原因と流出原因から解説し、それらを裏返して、ではどのように改善すれば設計起因不具合が防止できるかを解説し、その目的のため用いる以下の道具とその概要、さらには、そのための仕組みとしてのFMEAチーム活動との関係についてまとめています


  • FMEA辞書
  • 新規点・変更点抽出シート
  • キーワード集
  • マクロFMEA作成シート
  • 司会者の注意事項集

第3章が本書の中核になっておりFMEA辞書等の道具とFMEAチーム活動により成果があがった未然防止活動(PDQR:Perfect Quaity Design Review)の事例が取り上げられています。


ここでは、上記の気付き能力強化のFMEAの道具の構成、内容と使い方と気づきの道具を活用したFMEAチーム活動について画面解説を交えて分かり易く解説されています。


また仕組み、人材育成、マネジメント技術といった管理面に関わる不具合未然防止活動(成立性DR、ESDR(Early Stage Design  Review等)の事例、


本書で解説している設計起因不具合を改善する取組みの特徴、その取組ができた理由から今後の方向性の展望、


など解説しています。


さらに本書の内容に関係する(株)デンソーの組織と品質保障体系についても触れています。


<<本書で何が学べるか>>


本書では、(株)デンソーで設計不具合未然防止の成果を上げた方法論が説かれています


抜け・漏れのないFMEAの実施、さらには、デザインレビューを効果的に運営するための道具として有効なFMEA辞書などの構成、内容、使い方等を実務的に解説しています。


設計部門のマネジメント層の方に大いに参考となるFMEA辞書等を活用して設計手順や仕組みで源流段階で設計不具合の未然防止を行うためのノウハウが語られています。


<<まとめ>>


本書は、設計不具合の未然防止に関心がある方には、是非、読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 一般的な設計手順と仕組み
1.1 設計手順と仕組み
1.2 設計手順と仕組みの重要ポイント
第2章 設計起因不具合の分析と改善の考え方
2.1 発生原因と流出原因
2.2 不具合の分析結果
2.3 改善の考え方
2.4 開発した道具と仕組みの関係
第3章 未然防止の活動事例
3.1 気づき能力強化FMEAの道具
3.2 気づきの道具を活用したFMEAチーム活動
第4章 気づきを支える管理の仕組み
4.1 人材育成の改善事例
4.2 マネジメント技術の改善事例
4.3 仕組みの改善事例
4.4 仕組みを継続的に実施するための節目管理
第5章 今後の取組み
5.1 これまでの取組みの特徴
5.2 これまでの取組みができた理由
5.3 今後の取組み
第6章 当社の品質保証体系
6.1 当社の紹介
6.2 品質保証体系



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医療安全管理者に定評のある医療分野に特化したFMEA故障モード影響解析)手引書の前著(2007年発行)について、関連講習会の実績を踏まえてよりわかりやすく改訂した第2版が発行されています。

そもそもFMEAFailure Mode and Effects Analysis故障モード影響解析)は、製品やシステムの信頼性・安全性を評価・分析する手法。

すなわち、不具合や事故が発生する設計・企画の前流側で、不具合を発生させる要因を抽出し、発生頻度、発生した場合の影響度を評価・採点し、全体としての致命度、危険度を定量化し、どの故障モードの発生を優先的に防止すべきかの順位を選定し、重大な事故・故障を予防する方法

また設計段階(設計FMEA)のみならず、製造工程に関しても適用され(工程FMEA)、幅広く、システムやサービスの安全性・信頼性の確保にも適用されています。

自動車産業では、FMEAは、製品及び工程の開発プロセス全体を通して潜在的問題についてISO/TS 16949の方法によるFMEAリファレンスマニュアルに準拠するFMEAが基本的な分析手法として盛んに実践されています。

医療サービスでは、多職種が多分野で並行して業務を行っているといった複雑な業務フローとなっている特質があるが、FMEAは、人と人が行う作業に潜む不具合(潜在的不具合)を把握して、予防処置として実施するための強力なツールになります。

本書では、FMEAの指導経験豊富な財団法人東京都医療保健協会 練馬総合病院院長らの著者が、医療のためのFMEAの基本的な考え方から読者が実務へと活用できるようにとの観点から具体的な使い方をイメージできる事例と演習問題を豊富に収録して分かり易く解説しています

<<ポイント>>

医療安全確保のためのFMEAの基礎知識と活用事例を演習問題も交えて説くFMEA手引書。(改訂2版)

本書では、【総論】と【各論】との2編から構成されています。

【総論】では、医療の安全確保のための考え方、医療安全管理者養成講習会、FMEAに照準しての概説、FMEA 実施手順の概要とFMEA 演習時の留意ポイントなど概観しています。

【各論】では、FMEA の実施手順、「薬剤(内服・外用・注射)の安全な管理を徹底する」をテーマとした事例解説、充実したFMEA の演習問題とその解説で詳解しています。

とくに医療サービスの検査や与薬などの業務に潜む問題や不具合を導き出し、未然に防止する手法であるFMEAについて、その考え方、手法の使い方、適用事例を含め解説しています

本書:「FMEAの基礎知識と活用事例[演習問題付き]」です。

本書は、飯田修平氏の編著、ならびに金内幸子氏、柳川達生氏の共著にて、2010年7月に日本規格協会より 「シリーズ医療安全確保の考え方と手法」の2として発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の帯には、以下のように書かれています。

与薬などの業務において

発生するであろう問題や

不具合を漏れなく導き出し、

未然に防止する手法

それがFMEA(故障モード影響解析)。

「はじめに」(第2版)で筆者は、医療におけるFMEA及び第2版の改訂のポイントについて以下のように述べています。

 FMEAの実践でもとも重要な作業は、不具合様式の抽出である

その前提として、当該業務の緻密な分析が必要である

業務工程表、業務フロー図が作成できれば、業務における問題点が浮かび上がる。

業務を熟知するものが分析チームに参加していなければならない。

業務の具体的な作業を目的を理解していれば、不具合様式を抽出することは比較的容易である。

第2版で大きく変わったところは、作業の粒度に関する新しい考え方と方法を詳細に解説したことである

本書では、【総論】と【各論】の本編に加え、巻末に以下の付録が添付されています。

  • 付録1 米国VA 患者安全全国センターの医療のFMEA(HFMEA)
  • 付録2 安全に関する練馬総合病院諸規定

本書には、練馬総合病院でFMEAのために用いている各種ワークシート類をはじめ、多数の図表が挿入され具体的で分かり易い構成となっています。

第1編の総論は、7つの章から構成され、医療の安全確保の取組を概観する解説にはじまり、医療安全管理者養成講習会のプログラム、未然防止手法、FMEAについてのRCA、FTAとの違いから併用活用など交えての概要、故障モード、実施手順のポイントなど本書の全体を概観した構成となっています。

第2編の各論では、3つの章から構成され、以下の10手順からなるFMEA の実施手順、「薬剤(内服・外用・注射)の安全な管理を徹底する」とのテーマの要部のポイントを取り上げた事例解説、FMEAの演習問題 を取り上げ詳解しています。

  1. 分析対象業務(工程)の選定
  2. 分析チームの編成
  3. 分析対象業務(工程)の理解
  4. FMEA ワークシートの準備
  5. 各工程の不具合様式(FM:Failure Mode)の抽出
  6. 粒度と論理一貫性の確認
  7. 影響の評価
  8. 対策を実施すべきFM の選定―危険度を解釈するうえでの留意事項
  9. 対策を実施すべきFM の要因分析
  10. ヒューマンエラーの対策

またFMEA演習問題は、(A):単位業務の記載、(B):FM(不具合様式)の記載、(C):FMの影響の記載、(D):FMの影響と危険度の評価、(E)、(F):全体を通しての演習との5つの構成から成ります。

<<本書で何が学べるか?>>

本書では、医療分野における予防的な安全確保のためにFMEAを利用する方法を解説しています

 すなわち、医療サービス業務において発生する可能性がある問題や不具合を導き出し、未然に防止するためのFMEAについて、その医療分野への適用の考え方、FMEAの詳細な実施手順、医療分野での多数の適用事例の解説を交えて読者が自らの職場でFMEAを活用できるように配慮しながら医療安全確保のためのFMEAの基礎知識と活用事例について解説しています

<<まとめ>>

本書は、医療分野に特化したFMEA故障モード影響解析)手引書として、医療の現場で医療安全確保やリスク低減に関心がある方には、お薦めの一冊です。

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1編 総論
1. 医療の安全確保は信頼性手法の活用から
2. 医療安全管理者養成講習会
3. 未然防止手法
4. FMEA とは何か
5. 故障モード
6. FMEA 実施手順の概要
7. FMEA 演習時の留意事項
第2編 各論
8. FMEA の実施手順
8.1 分析対象業務(工程)の選定
8.2 分析チームの編成
8.3 分析対象業務(工程)の理解
8.4 FMEA ワークシートの準備
8.5 各工程の不具合様式(FM:Failure Mode)の抽出
8.6 粒度と論理一貫性の確認
8.7 影響の評価
8.8 対策を実施すべきFM の選定―危険度を解釈するうえでの留意事項
8.9 対策を実施すべきFM の要因分析
8.10 ヒューマンエラーの対策
9. FMEA 事例と解説
FMEA テーマ:薬剤(内服・外用・注射)の安全な管理を徹底する
(1) 分析対象業務(工程)の選定
(2) 分析チームの編成
(3) 分析対象業務(工程)の理解
(4) 各工程のFMの抽出
(5) 影響の評価
(6) 対策を実施すべきFMの選定および対策の検討・実施
(7) 対策の展開
10. FMEA演習問題
付録 
付録1 米国VA 患者安全全国センターの医療のFMEA(HFMEA)
付録2 安全に関する練馬総合病院諸規定

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JIS Z 8115:2000:規格(「ディペンダビリティ(信頼性)用語」)では、FMEAFailure Mode and Effects Analysis、または、Fault Mode and Effects Analysis:故障モード・影響解析,または、フォールトモード・影響解析)について以下のように定義されています。


「あるアイテムにおいて、各下位アイテムに存在しうるフォールトモードの調査、ならびにそのほかの下位アイテム及び元のアイテム、更に上位のアイテムの要求機能に対するフォールトモードの影響の決定を含む定性的な信頼性解析手法」(AN-9)


FMEAは、製品設計の段階で、開発製品の故障を未然に防止するという予防処置的な観点から、設計の不完全さや潜在的な欠点を見つけるために構成要素の故障の原因になりそうな故障モードとその上位アイテムへの影響を解析し、事前に手を打っておくための事前解析手法


実際的には、ワークシートを用いて解析が行われます。


本日は、このFMEAについて導入・実施・レベルアップを説いている分かり易い解説書を紹介します


「まえがき」で本書で意図した点について筆者は、以下のように述べています。


「一般企業が、FMEAを導入、実施しようとするに際に、どのように進めたらよいか、多くの疑問に応えられるように、考え方、進め方、効果のとらえ方などを詳細に示してあり、、ガイドブックとして役立つことを意図している。」


<<ポイント>>


FMEA故障モード・影響解析)の導入・実施・レベルアップのための実践的な解説書。


「まえがき」で本書の特徴点について筆者は、以下の3つを強調しています。


  1. IEC 60812:2006システムの信頼性のための分析技法-故障モードと影響解析の手順」の定義、実施手順、適用基準、利点・欠点についてのコメント等に準拠している。
  2. 中堅・中小企業でのFMEAの実施の拡大を意識して、学習する項目や範囲を限定的にしている。業種は製造業に焦点を当てている。
  3. 中堅・中小企業、特に中小企業の社内事情を踏まえた有効な実施法を提示している。

上記のような狙いのもと、本書では、開発製品への適用のみならず、トラブルの発生に悩む現機種の品質向上、重要障害品の解析、職場の懸案事項の処理といったFMEAの適用範囲を拡大して問題解決をはかるツールとしての活用にも多数の紙面を割いた内容となっています


本書:「中小企業に役立つFMEA実践ガイド」です。


本書は、筆者:大津 亘 氏にて、2009年5月に日本規格協会 より発行されています。


中小企業に役立つFMEA実践ガイド
日本規格協会
発売日:2009-05
発送時期:在庫あり。
ランキング:108524

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


FMEAFailure Mode and Effects Analysis

導入・実施・レベルアップのために

  • あらゆる規模の組織(大企業、中堅・中小企業)で活用可能
  • 豊富な実施例でFMEAの手順を解説

本書は、8章から構成されています。


また章の終わりには、引用文献が紹介されています。


本文では、多数のFMEAワークシートの事例をはじめ、ブロック図、フロー図などの図表を交えた実践的な解説となっています。


ざっと章を追って概要を紹介します。


第1章では、「FMEAとは
と題して、FMEAが何のためのツールであるかといったFMEAの概要の解説にはじまり、FMEAがどのようにして生まれ、今日まで発展してきたかの歴史をたどと共にFMEAがどのような目的で活用されるか等について総括しています。


第2章では、「FMEAの基本事項
と題して、FMEAで用いられる用語の定義、FMEAの目的、達成手段、ワークシートの標準的なフレーム、解析対象のシステムの構成、さらには、ブロック図によるシステム構成の表示法との基礎的な内容について解説しています。


第3章では、「FMEA実施の方法
と題して、8ステップのFMEAの実施手順について詳細解説しています


そして、故障モードに対して、「影響のきびしさ」と「発生確率」との組み合わせで致命度を評価するFMECA(Failure Mode, Effects,and Criticality Analysis)の実施手順、工程FMEAの実施手順、工程FMECAの実施手順について解説しています。

またFMEAについて2つの実施例、FMECAについての3つの実施例、工程FMEA、工程FMECAについての4つの実施例を取り上げ解説しています。

さらに実施にあたっての有効なポイントについて、故障モード、評価基準、ワークシート、故障モードから発生原因への展開といった諸点について詳解しています

第4章では、「FMEA実施のマネジメント」(いつやるのか,どれをやるのか,どこをやるのか,誰がやるのか,いつまでやるのか)
と題して、FMEAを実施するために必要なマネジメントにおいて、求められる原則、制度、遵守項目、さらに心得事項等について、実施の時期(いつやるのか)/実施対象機種の選定(どれをやるのか)/実施の対象部位(どこをやるか)/実施の担当(誰がやるのか,いつまでやるのか)について解説しています。

第5章では、「実施のバラエティを学ぶ
と題して、FMEAの各種のバラエティに富んだ活用について事例集とともに解説しています。

開発設計段階、製造段階から運用段階に至るまでの各段階での適用について解説しています。

またFMEAの基本思想は、「内在欠陥の顧客への迷惑のゼロ化」、「事後の再発防止ではなく事前の未然防止」にあるので、TQMにおける問題解決、改善のための汎用ツールとしての活用、そして、FMEAに用いる実施フォーマットが多種の形式のものがあることについて説明しています。

さらに「ISO/TS 16949:2002のFMEAシートの様式」(実施例1)から「方針FMEA」に至る17の実施例について解説しています


第6章では、「FMEA、FMECA化で品質保証を強化する
と題して、FMEAFMECAを品質保証の手段としてさらに強力に活用する観点からの取組について解説しています。


中堅、中規模の製造業2社の品質保証体系図でのFMEAの組み入れ、QC工程表+工程FMEA、現象・原因データのマトリックス解析によるFME(C)A化、T型マトリックス図による工程FME(C)A化、開発段階の設計トラブルを低減させるT型マトリックス解析とFMEAといった取組について解説しています。


第7章では、「他の手法と併用して実施効果の拡大をはかる
と題して、FMEAについて他の手法と併用して更に有効な効果を得るための方法を解説しています。


FMEAとの併用活用事例の多いFTA(Fault Tree Analysis:故障の木解析)、ETA(Event Tree Analysis:事象の木解析)、QFD(Quality Function Development:品質機能展開)の3つのツールを取り上げ、それぞれのツールの概要、実施例、更には、FMEAとの併用事例といった内容で解説しています。


第8章では、「実効性を上げるために
と題して、本書の全体について総括する内容となっています。


FMEAの効果の見方、とらえ方、FMEAの限界と欠点等をまとめた上で、FMEAの効果を総括し、実効性を上げるための着眼点や、チェックリストを用いての留意事項等を整理し、まとめとしては、FMEAを自社に適したスタイルにカスタマイズし、最適化を行って活用すること意義を強調しています。


とくにFMEAの活用にあたって筆者は、FMEAをテクニックとしての理解だけでなく、そこに込められた顧客第1のTQM思想と共に使用して欲しいと再三にわたり強調しています。

<<FMEAの関係書籍>>

「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『FMEA』に関する本がありますのでご参照下さい。

 <<本書で何が学べるか?>>


本書は、FMEA(故障モード・影響解析)の導入・実施・レベルアップのための実践的な解説書としてFMEAの基礎的な事項から実務的な実施手順、効果的な活用までを多数の実施例を交えて分かり易く解説した優れたガイドブックです


<<まとめ>>


FMEAの活用に関心がある関係者には、本書は、お薦めの一冊です


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
第1章 FMEAとは
第2章 FMEAの基本事項
第3章 FMEA実施の方法
第4章 FMEA実施のマネジメント
(いつやるのか,どれをやるのか,どこをやるのか,誰がやるのか,いつまでやるのか)
第5章 実施のバラエティを学ぶ
第6章 FMEA、FMECA化で品質保証を強化する
第7章 他の手法と併用して実施効果の拡大をはかる
第8章 実効性を上げるために





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  エキスポランドの「風神雷神2」の死傷事故に関係して車軸等の検査の強化や遊戯施設の法的整備等が論議されたりしています。

確かに点検の強化によって多少は、安全度は改善されることになるかも知れません。

しかしながら例えば、超音波探傷などによる検査を半年に1回義務づけたとしても安心できるようになるとは思えません。

 設備の信頼性の観点からすれば、このような事故を避ける本質は、設備の設計段階で故障の未然防止の手を打っておくということに尽きるのではないかと思います。

今回の金属疲労についても当然、設計者の信頼性技術の結集が反映されていたのでしょうが、想定していなかった不確定要素が加わったということかと思われます。

バラツキ、最大応力(振幅)、繰返し回数、キズ(ノッチ)、ネジレ要素、架台の振動、腐食の進行など。

また安全係数はどのようなところを見込んでいたのでしょう。

類似の遊戯施設があるならば、点検の強化以前に、早期の部材交換が有効な印象です。


 本日は、信頼性に関心のある設計や生産に関係する技術者をターゲットとして、信頼性を学ぶ最初の一冊との位置づけで、信頼性手法について実際的な面からも活用度が高い「FMEA(故障モードと影響解析)」、「FTA(故障の木解析)」、「信頼度予測法」、「デザインレビュー」、「信頼性試験と信頼性データ解析」、「累積ハザード法」、および「故障解析」の手法(信頼性の七つ道具)を、具体的事例をあげながら実務に活用できるように分かり易く解説している本を紹介します。

本書:「やさしく学べる信頼性手法」です。

未然防止のための設計ツール」との副題が付いています。

本書は、中村 泰三氏ならびに榊原 哲氏の共著にて、2004年12月に日科技連出版社より発行されています。

なお本書の「推薦の言葉」を三根 久先生が冒頭に寄せられています。また本書の「まえがき」で筆者は、本書の意図するところについて以下のように述べています。

「この本は、信頼性に関心を持って信頼性を学びたいと考える技術者のために、信頼性工学の難しい内容、広いテーマを避け、より実際的で比較的実用的な項目に絞り、初心者のためのやさしい信頼性のガイドブックとしてまとめました。
 製品や部品の信頼性、故障の起こりにくさは、それを設計し、生産し、評価する技術者の固有技術と実務経験に大きく依存しますが、それに加えてこの本の信頼性の知識は、より信頼性の高い設計と信頼性保証に貢献することは間違いありません。また、信頼性評価や解析にたずさわる信頼性技術者にとっても、信頼性に関する新しい取組のヒントとなるものと考えます。
(略)
 これらの体験を通じて得た教訓は、多くの信頼性問題が比較的平凡な原因で発生していること、また決して難しい信頼性技術の知識や手法を用いないと役立たない、見つからない、解決しないという問題は多くないということでした。逆に言えば、設計技術者が比較的簡単な信頼性技術と初歩的な信頼性手法(道具)をマスターすれば、十分、有効であるということです。」

本書は、3つの章を含む第吃堯嵜頼性の概要」と7つの章を含む第局堯嵜頼性の手法」から構成されています。

第吃瑤任蓮第1章:「信頼性活動の役割−信頼性のあり方と特性を考える−」から第2章:「組織活動としての信頼性活動−信頼性活動を開発システムに定着させる−」ならびに第3章:「信頼性活動の具体化事例−信頼性手法を定着させるヒントとして」から構成されています。第吃瑤任蓮⊃頼性についての一般的な信頼性の特性、信頼性の重要性などの概要、信頼性を学ぶ意義など解説しています、信頼性活動を組織として、設計、生産活動にどのように適合させ、システム構築を行い、信頼性改善の成果を上げるか、信頼性手法を組織に定着させた具体的な信頼性活動はいかに推進すべきかなど事例も紹介しながら基本的な信頼性の考え方を解説しています。

第局瑤任蓮各章において信頼性手法を取り上げ解説しています。

第4章では、:「FMEA−重大な不具合を発見し未然に防ぐ−
としてFMEA手法について事例により概要を説明した上で、その設計FMEAの実施手順と二槽式洗濯機の事例を解説し、さらにFMEAの用途と活用事例(部品のFMEA、工程FMEAについて解説しています。最後に演習問題がついています。

第5章では、:「FTA−指定した不具合の要因を見つけ未然に防ぐ−
として、FTAについてその手順を用途と活用事例を交え解説しています。

第6章では、「信頼度予測−故障率を予測し設計を見直す−
として、信頼度予測について電子回路の故障率予測などの事例を紹介し、手順1:「事前準備をする」から手順7:「設計を見直す」に至る7つのステップからなる実施手順について事例を含め解説し、さらに信頼度予測の用途と活用事例についても解説しています。

第7章では、:「デザインレビュー−設計を見直し完成度を高める−
として、事例として家電メーカーでのデザインレビュー(DR)についてDRに必要な要素、実施手順(「事前レビューの実施」、「レビュー委員会の開催」)について解説し、更に自動車関連で用いられるDRBFM手法について具体事例として解説しています。

第8章では、:「信頼性試験と信頼性データ解析−現物とデータで信頼性の実現度を確認する−」として、試作品による信頼性試験や市場データから得られた故障データを解析し、信頼性について故障率やMTBF(平均故障間隔:Mean Time Between Filures)などの数値で推定して把握し、目標と比較し、信頼性向上に結びつける手順と手法について解説しています。

第9章では、:「累積ハザード法−故障の分布を調べて信頼性を数値で求める−
として、故障データにワイブル分布を適用し、ワイブル型累積ハザード紙を用いてそのパラメータを求め、信頼度や故障率を評価する手法について解析しています。

第10章では、「故障解析−根本の故障解析(故障メカニズム)を探る
として、部品や材料の故障がどのようなメカニズムで発生したかを部品の内部の分子、原子レベルで調べるミクロ的な故障解析手法について解説しています。さらにミクロ的な解析を行うための装置として、SEM(走査型電子顕微鏡)、X線CT、FT-IR(フーリエ変換赤外分光装置)について概要を解説しています。


本書には著者が長年企業で製品の故障や不良問題に悪戦苦闘しながら、信頼性向上に成果をあげたノウハウが織り込まれ、設計技術者、生産技術者のみならず品質管理技術者ならびにすべての人々に役立つ内容と思います。

やさしく学べる信頼性手法―未然防止のための設計ツール
日科技連出版社
中村 泰三(著)榊原 哲(著)
発売日:2004-12
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:5858

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1部 信頼性の概要
 第1章 信頼性活動の役割−信頼性のあり方と特性を考える−
 第2章 組織活動としての信頼性活動−信頼性活動を開発システムに定着させる−
 第3章 信頼性活動の具体化事例−信頼性手法を定着させるヒントとして
第2部 信頼性の手法
 第4章 FMEA−重大な不具合を発見し未然に防ぐ−
 第5章 FTA−指定した不具合の要因を見つけ未然に防ぐ−
 第6章 信頼度予測−故障率を予測し設計を見直す−
 第7章 デザインレビュー−設計を見直し完成度を高める−
 第8章 信頼性試験と信頼性データ解析−現物とデータで信頼性の実現度を確認する。
 第9章 累積ハザード法−故障の分布を調べて信頼性を数値で求める−
 第10章 故障解析−根本の故障解析(故障メカニズム)を探る

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故障モード影響解析FMEA)の目的は、問題が発生する前にプロセス及び製品の問題を予防することにあります
故障モード影響解析FMEA)とは、製品及びプロセスについての問題が発生する前に、問題を識別し、予防する体系的な方法になります。以下のような要領で実施します。

・設計及び工程の潜在的な故障を特定し、予測し、格付けし、評価します。
・潜在的な故障が発生する可能性を除去するか、発生頻度を低くするか、検知能力を上げて発生の可能性を少なくします。
・プロセスをワークシート化して、対策も含めての一連の活動に用いる。

故障モード影響解析FMEA:Failure Mode and Effect Analysis)は、米国軍用規格MIL-P-1629(Procedure for Performing a Failure Mode,Effects and Critical Analysis)として1949年意発行されたのが始まりとのことで、1960年代の半ばから航空機産業の開発に採用され、さらにQS-9000の供給者に対する要求事項(ISO/TS16949にも引き継がれ)に取り込まれ自動車業界から製造業まで広く活用されてきています。

QS-9000では、自動車業界の部品供給者に対して、製品/設計およびプロセスのFMEAを実施して不具合の発生する前にそれらを除く努力をするよう要求しています。

FMEAについての全体像を解説している書籍を紹介します。

本書:「FMEAの基礎故障モード影響解析」です。

本書は、Robin E. Mcdermott, Raymond J. Mikulak, Michael R. Beauregard 著、今井 義男氏訳で、2003年11月に日本規格協会より発行されています。

本書は、10章からなりますが、
第1章と第2章で,FMEAの歴史及びFMEAを実行するとどんな効果が見込めるかを事例に基づき説明しています。
第3章と付属書5で、ISO9001及びQS-9000FMEAの関係が述べられています。
第4章では、コーヒーメーカーの事例についてのFMEAの手順が解説されています。
第5章及び第6章で、FMEAのためのチーム編成と、その運用に関わるノウハウが示されています。第7章では、FMEAが対象とする製品/設計とプロセスの違いについて説明されています。
第8章及び第9章では、FMEAを実施する10段階のステップについて詳しく解説され、家庭用消火器を対象に10のステップが具体的に解説されています。
第10章では、FMEAの対象となる分野の説明があります。

本書の帯には、ISO9000、QS-9000関連、「リスクマネジメント」と「顧客満足のための」必読書と書かれてあります。

FMEAの基礎―故障モード影響解析
日本規格協会
Robin E. Mcdermott(著)Michael R. Beauregard(著)Raymond J. Mikulak(著)今井 義男(翻訳)
発売日:2003-11
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:55322
おすすめ度:3.0
おすすめ度2 基礎ではないですね。
おすすめ度4 読むのに頭が疲れました

なお本書の目次は、以下の内容となっています。
はじめに
第1章 FMEAとは?
第2章 FMEAの目的は?
第3章 ISO 9000,QS-9000及びFMEA
第4章 FMEAの手順
第5章 FMEAチーム
第6章 FMEAチームの裁量権の限界
第7章 製品/設計FMEAに対するプロセスFMEA
第8章 FMEAにおける10のステップ
第9章 FMEAのケーススタディ
第10章 FMEAをいつどの分野で使用すべきか
附属書1:プロセスフローチャートの作成
附属書2:ブレインストーミング
附属書3:厳しさ、発生頻度、及び検出可能性評価についてコンセンサスに達する
附属書4:プロセスを改善する技法
附属書5:QS-9000のFMEAについての要求事項
FMEAの用語集


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