東日本大震災の被災から3ヶ月が経過。


8千人を超える行方不明者の捜索は今も続き、がれきの撤去で見つかる遺体もある。


しかし復旧復興の動きは遅々としており、仮設住宅の建設も義援金の支給もままならない状況。


福島第1原発の見通しが見えてこないことも大きな困難の一つ。


ここ1週間でも、


  • 「原子力安全・保安院による放射性物質の放出量の上方修正」
  • 「政府がメルトスルーについて公式に認める」
  • 「下水処理施設での汚泥からの放射性物質の相次ぐ大量検出」

などが報道されています。


トラブルで立ち上げが遅れているが「汚染水浄化システム」が増え続ける高濃度の汚染水の処理に有効に機能するかが注目される。


依然として綱渡り状態にある。


一倉定氏は、名著:「一倉定の経営心得」の中で、


  • 「優柔不断は、誤った決定よりなお悪い」
  • 「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である」
  • 「いい会社とか悪い会社とかはない。あるのは、いい社長と悪い社長である。」

…と社長論を説いているが国のトップも同じだ。


時期を問わず悪いトップは即刻、替わってもらうしかない。


首相の退陣時期を巡る政治混乱が続いている。


管内閣の不信任決議案は、菅直人首相の直前の「退陣発言」で急遽、流れが変わり否決となった。


コップの中の嵐の出来事で男を上げたのは、松木けんこう氏のみ。


しかし菅首相の退陣時期は不明確なまま。


自身の退陣について日々、ころころと発言が変わっている。


立つ鳥跡を濁さずと惜しいと言われるくらいでスパッとやめれるのが華。


「退陣発言」をしてしまった上は、早期に退陣すべきと思うが、


「ペテン師」とか言われても管首相の権力の座にしがみつこうとする執念は常識の域を超えており実に困ったもの。


ただ奇妙に感じるのは、同じ穴の狢というべき岡田氏、仙石氏、枝野氏らが揃って人ごとのように早期退陣を要求していること。


菅内閣が国民からの支持を落とし、野党と与党内部からも辞任要求がでてきている原因が、管首相自身によるところは大きいとしても彼らも管首相と共に連帯責任を担うべき立場。


責任とか恥とかいう言葉とは無縁の世界に住む輩。


全く無節操なことでこんな面々にとても信頼感を持てない。


大連立とか揃って言うが民主党内部すらまとめられないのに野党も含めたオールジャパン体制など組めるはずもない。


ないものねだりだが、この体たらくに歯止めを掛けられる救世主たる実力者の登場が待望される。




さて、本日は、著名なコンサルタントでコンサルティングファーム(HRインスティチュート)の代表でもある筆者:野口 吉昭氏が現場をマネジメントできる『話す力』のツボ:「相手を刺激して、場の空気を変える」力の磨き方を指南している本を紹介します。


「プロの話し方として重要なのは、まずは場をマネジメントすること」


「ビジネスシーンで求められるのは、「ひと言」で本質を伝えて、納得してもらい、行動してもらうスキル」



とし、現場での「決め台詞」となる「ひと言」力について語っています。


<<ポイント>>


話の流れをマネジメントするためのコンサルタントの「ひと言」力を指南している本。


本書では、以下の4つの場を基本として、


  • 目的を確認するひと言
  • 覚悟を促すひと言
  • 考えを整理させるひと言
  • 「ぶれない軸」とするためのひと言

場をマネジメントし、場を作り変える奥義・秘伝を説いています


本書:「コンサルタントの「ひと言」力 」です。


話の流れを一気に変える!」との冠が付いています。


本書は、著者:野口 吉昭氏にて、2011年5月にPHP研究所よりPHPビジネス新書の一冊として発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯や表紙カバーの裏面等には以下のように書かれています。


プロが現場で使っている
45の”決め台詞!


  • そもそも、何をやりたいんでしたっけ?
  • 強みがないなら、作るしかありません。

本質を突き、考えさせて、
人を動かすためのメッセージ。


 ビジネスシーンで「発言する」とき、忘れてはいけないことがあります。

 それは、「仕事をしている人は、そもそもみんな忙しい」「全ての人があなたの話を聞きたいわけではない」という現実だ。

 そこで求められるのは、「ひと言」で本質を伝えて、納得してもらい、行動してもらうスキルです。

 本書は、数々の現場をマネジメントしてきたコンサルタントによる「相手を刺激して、場の空気を変える」力を磨くための一冊である。



本書は、下記の目次のように5章から構成されています。


各章の終わりには、コラム欄が設けられその章のポイントを補完する筆者の考えが示されています。


最初の章は、「相手を刺激して、場の空気を変える」ための言葉(本質を凝縮化した「ひと言」)の重要性や「その場を変えるひと言」をタイミングよく発するための「口くせ化」(キーフレイズを持つこと)のすすめといった本書の背景を説明する内容となっています。


そして、2章から4章において以下の4つの項目に分けて、最初になぜその「ひと言」が大事なのかといった理由を解説し、「どういう時のひと言」かを紹介し、その「場面」、「効果」を含め、種々のエピソードを交えて解説するという流れになっています。


  • 目的を確認するひと言
  • 覚悟を促すひと言
  • 考えを整理させるひと言
  • 「ぶれない軸」とするためのひと言

一端を紹介すると以下のような「ひと言」が取り上げられています。


目的・目標・戦略にズレが生じているときの「ひと言…「ゼロベースで考えてみましょう


決定を納得してもらえる「ひと言…「ごめん、無理


強みを作るための「ひと言…「強みがないなら、作るしかありません


リーダーの覚悟を示す「ひと言…「主体性とは責任と価値づくり



明快で本質を突いた「ひと言」の重みを痛感させてくれる45の使える「ひと言」が取り上げられています。


最後のコラムに掲載されている印象的な言葉を紹介します。


筆者は、「ひと言」力を磨くことの他者とのコミュニケーション上の効用について以下の3点を挙げています。


  1. 自分のことを、相手にひと言で信頼してもらえる。
  2. 自分が言いたいことを相手にひと言で信頼してもらえる。
  3. 相手に行動を促したいときに、ひと言で理解してもらえる。

「ひと言」力を磨くことでコミュニケーション力は確実に高めることができるが一朝一夕に身に着くものでなく物事の本質を凝縮してひと言で表して見ることの習慣づけが大切。


その一歩は、本書のような切り口を実際に真似してみること。


<<本書で何が学べるか>>


本書では、「ひと言」で本質を伝えて、納得してもらい、行動してもらうというビジネスシーンで重要なコミュニケーションスキルについて4つの切り口から解説しています


「相手を刺激して、場の空気を変える」力を磨く45の「ひと言」について事例を交えて学ぶことができます。


<<まとめ>>


本書では、コンサルタントが現場で実際に使っている効果抜群のフレーズと会話術が説かれ、コミュニケーション力を向上させたいビジネスパースンには読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は以下の内容です。
第1章 コンサルタントは、「ひと言」ですべてを決める
1.コンサルタントの「話し方」とは?
2.本質をひと言に「凝縮」する力
3.人と自分を動かす「キーフレイズ」を持っておく
第2章 目的を確認する「ひと言」
なぜ、目的を確認する「ひと言」が大事なのか?
目的が見えない時のひと言
目的が曖昧になってきたときの「ひと言」
(略)
目的遂行への意図を高める「ひと言」
第3章 相手に覚悟を促す「ひと言」
なぜ相手に覚悟を促す「ひと言」が大事なのか?
大きな問題に直面している時のひと言
変わろうとしない人に意識転換を促す「ひと言」
(略)
悩んでいる人を前に進ませる「ひと言」
第4章 相手の考えを整理させる「ひと言」
なぜ、相手の考えを整理させる「ひと言」が大事なのか?
分析のためのひと言
分析の精度を高めるための「ひと言」
(略)
あえて相手を刺激する「ひと言」
第5章 自分の「ぶれない軸」とするための「ひと言」
なぜ、「ぶれない軸」を確認するための「ひと言」が大事なのか?
自分の信念を表すひと言
自分の信条を表すひと言
(略)
本質を探求するためのひと言



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浜岡原発では、原子炉が冷温停止し、原子炉安定状態になったとのこと。


中部電力によると13日に4号機、14日に5号機の停止を完了し、共に原子炉の状態が安定する温度100℃以下の「冷温停止」となったと発表している。


一方、福島原発の状況は、まだまだ予断を許さない状況にあるようです。


ここにきて新たな事象が発生したというものではないが、東京電力が1号機でメルトダウンが起こっていることを認めたもの。


原子力建屋にようやく人が入り、水位計を復旧して、圧力容器内の水位を測り直したところ、燃料棒が全て露出する水位レベルにあることが判明。


スリーマイル島の事故の場合には、冷却水の遮断が2時間20分程度で45%の燃料のメルトダウンが生じていました。


給水が遮断されると一般には、3~5時間でメルトダウンすると言われてきました。


しかし燃料棒の損失が70%とか55%とかという話しはありましたが、メルトダウンということはずっと否定されていました。


政府から東電までこれまで一貫してプレスのリリースについて厳しい情報は、公開されず、楽観的な見通しに終始してきました。


振り返ると震災直後の給水ができなかった12日の段階ですでに燃料棒が全て露出する状態となっていたものと推測されます。


地震および津波の襲来後、電源喪失したが、隔離時復水器(IC)が働いて冷却が行われたもののそれが停止した12日の0時頃から数時間後に炉心の露出がはじまり、炉心の露出が始まる直前に毎時10トンレベルの淡水注入が行なわれたものの内圧が高く注入効果が薄く、その後の遅れた海水注入に至る間にメルトダウンが起こってしまったと推測される。


1号機の現状についての東京電力の推測によると圧力容器の温度が安定していることから、破損した燃料が圧力容器の下に溶け落ち、底にたまっている水でかろうじて冷やされているのではとのこと。


圧力容器の表面温度は、上部で120℃前後、下部で100度℃前後で安定しているとしている。


ただこの温度の計測と推測が正しいのかは、不明。


燃料の塊が格納容器に落下してほとんど圧力容器内に残存していなければ圧力容器自体の表面温度は、安定していることにもなる。


注水される水の物質収支としては、水蒸気で容器外へ排出されるものと水として容器外に排出されるものを差し引いた分が圧力容器の容積に対して残留するということになる。


圧力容器の底部に一度破損が生じるとその破損はどんどん大きくなると推測される。


メルトダウンが起こると水蒸気爆発を起こすことが懸念されていたがその段階はすでに済んでしまっていたことになる。


圧力容器に水がほとんど無い状態でメルトダウンが起こり水蒸気爆発には至らなかったのかと思われる。


果たして海水が注入されるまでにどこまで進んだのか。


溶融し落下した燃料は、コリウム (corium) という2000℃を超す溶岩のような物質になっていると思われ、圧力容器の底に留まっていればよいが、圧力容器を破って格納容器の底に落下していることも懸念される。


これで圧力容器と格納容器が損傷していることが決定的となり、「水棺」(冠水)の構想が無理であることが明確になった。


また1号機の原子炉建屋の地下には、多分、高放射線と推定される3,000トンレベルの大量の汚染水がたまっているとのこと。


東電の発表では、15日から1号機の圧力容器への注水量をこれまでの毎時8トンから10トンに増やして水位計や温度などがどう変化するかを観測していくとのこと。


事故の収束に向けた工程表の大幅な見直しが必要になっている。


工程表が確実なものとして推進できるのは、すでに確立されている技術が使える場合に限られる。


一般的な方法論としては、最も困難な所からアプローチをして見通しをつけていくという方法。


作業も困難な高放射線量の環境下でまして実績のない未知の技術を適用し、今日もコントロール下にない原子炉を工程通りに冷温停止までもっていくのは、至難の業。


そこで、1号機から3号機のなかで比較的扱い易い1号機でトライし、そのやり方を2、3号機に適用するとの攻め方のように推測された。


その1号機で早くも難局に遭遇したということになる。


17日には、工程表の修正計画が公表されるとのこと。


2、3号機の場合も現在の水位計の値が信頼できないとすれば、水位は、1号機と同様の状態になっていると推測される。


これまでの東京電力サイドの発表でも誤りや修正が多いが信頼性の高いデータを確実に採取することが基本。


1、2、3号機とも燃料が現在どこでどのような状態になっているかを的確に把握することからのスタートとなる。


14日、集中廃棄物処理施設で作業していた60代の男性作業員が死亡。


被曝とかではなく心筋梗塞が原因とのことだが、体調不良を訴えてから病院に着くまでに2時間以上掛かったとのことで過酷な作業環境で働く原発作業員の健康管理を強化して欲しいものだ。


5月6日に文部科学省及び米国エネルギー省(DOE)が合同で行った航空機による航空機モニタリングの結果が発表されています。


地図は、福島第1から80キロ圏内での4月6日から29日までのセシウム134、137の地表面への蓄積量を合計したマップ。


すでに福島県の広範囲にチェルノブイリ事故と同程度以上のすさまじい汚染が進んでいる状態となっている。


7、8の両日に福島県内を視察した岡田幹事長のあたかも原子力発電プラントで仕事をするかのような防護服、ゴーグル、マスクの完全防護スタイルが示している通り。


先ず原発プラントの現在の状態が的確に把握できていないと工程表も見通しもない。




経営戦略コンサルタントの第1人者の筆者:堀 紘一氏が「戦略コンサルティング」について語っている本を紹介します。


コンサルティングというプロフェッショナルサービスも敷居が低いと思われるのか「○○コンサルタント」の肩書きも乱立し玉石混交のように思われる。


本書で「プロ」のコンサルタントとはどのようなものかといった筆者が30年間のコンサルタント人生で学んだ仕事哲学を余すところなく披露しています。


コンサルタントに関わりのないビジネスパースンにも役立つ情報が満載されています。


<<ポイント>>


戦略コンサルティング」に関わる知的創造力の磨き方等コンサルティングのすべてを説く本。


本書では、


経営戦略コンサルティングが生まれた経緯から


  • コンサルティングの必要性
  • コンサルタントに求められるスキルとマインド
  • 「プロフェッショナル」としての仕事の流儀と覚悟
  • コンサルティング・ファームの有効活用
  • これからのコンサルティングの展望

までを丁寧に明かしています。


本書:「コンサルティングとは何か」です。


本書は、著者:堀 紘一氏にて、2011年4月にPHP研究所より「PHPビジネス新書」の一冊として発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯や表紙カバーの裏面等には、以下のように書かれています。


あらゆる業種で「プロ」を目指す人へ-----

あなたの仕事でもきっと役立つ

一流の仕事哲学


 ドリームインキュベータ創業者にして、元BCG日本代表という、まさに日本の戦略コンサルタントの第一人者である著者が、初めてその本業である「コンサルティング」について語る!


 その仕事の流儀、本当の役割、求められる能力から、知られざる歴史や「お金」の話まで。コンサルティング業界の人はもちろん、それ以外の人にも多くの発見がある、全ビジネスマン必読の書。


本書は、下記の目次のように6つの章から構成されています。


本書の「はじめに」でハーバード大学・ビショップ教授との


『「何が問題か」が最大の問題である』


との対話など筆者のこれまでのコンサルティング・ファーム等での半生を振り返りながら


『現実社会で真に重要なのは、問題を解くことではなくて、何が問題なのかを探り当てること』


と本書のモチーフとも言える考え方を説いています。


日本では、コンサルティングという仕事の本当の姿が伝わっていないのではないか


というのが本書の執筆に至った動機とのことで最初に「コンサルティング」の世界はどのようなものか


をコンサルティング・ファームのアメリカでの誕生の歴史


と日本での展開の筆者の体験したエピソードなど交えて


経営戦略コンサルティングがどのように根付いてきたかを解説しています。


また「なぜ、コンサルティングが必要なのか」について


日本企業の自前主義と欧米企業の傭兵活用


を概観し、


以下の戦略コンサルティングの「4つの意義」を上げ、実際にどのようにコンサルティングが役立つかを論じています。


  1. 企業は往々にして、顧客を把握できていない。
  2. 「過去の成功体験」が発展を阻害する
  3. 「因果関係」を徹底的に追求できる
  4. 戦略立案には技術と経験が必要

第3章と第4章で、


コンサルタントに求められるスキルとマインド


「プロフェッショナル」としての仕事の流儀と在り方を具体的な事例など交えて説いています。


この3章、4章が本書のポイントになります。


  • 地頭の良さ
  • 素直さ
  • 努力家である
  • 打たれ強さ

を備えていることが優秀なコンサルタントとして成功できる要素としている。


これだけのベースがあれば何をやっても成功しそうな気がする。


また観点を企業視点に変え、コンサルティング・ファームを有効に使いこなすとの切り口。


さらにこれからの戦略コンサルティングの在り方についても展望しています。


過去を振り返りながら率直に自分の仕事の流儀を語っています。


<<本書で何が学べるか>>


本書では、堀紘一氏がコンサルティングの仕事について仕事の流儀から、本当の役割、求められる能力、知られざる歴史など自身のエピソードを交えて丁寧に説いています


特にコンサルタントに関わることの無いビジネスパースンにとっても知的仕事術のマインド等の面で大いに参考になると思います。


<<まとめ>>


本書は、戦略コンサルタントを目指す人だけでなく、企業の企画部門などのコンサルティング・ファームを活用する立場の人や自分の能力向上に関心があるビジネスパースンには、読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
はじめに 「何が問題か」が最大の問題である
第1章 経営戦略コンサルティングの誕生
第2章 なぜ、コンサルティングが必要なのか?
第3章 コンサルタントは、生半可な能力では務まらない―求められるスキルとマインド第4章 コンサルタントは「プロフェッショナル」である―その仕事の流儀と覚悟
第5章 コンサルティング・ファームを使いこなせる企業が勝つ
終章 これからのコンサルティング―コンサルティングを超えて



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プロセス・コンサルテーションの手法というのは、『支援』について、あくまで対象の相手の自律を目的とし、相手が真に何を必要としているかを質問によって導き出し、一緒に答えを考えていくという筆者:エドガー・H・シャイン(MIT工科大学スローン経営大学院 名誉教授で、米国および海外の多くの組織に対して、組織文化や組織開発、プロセス・コンサルテーション、キャリア・ダイナミクスに関するコンサルティングを行っている。)が生み出した方法論。


人を助けるとはどういうことか、ヘルピング(Helping)『支援という行為』の基盤にある「協力関係」の原理原則(プロセス・コンサルテーション等)を組織行動論の観点から身近な事例を通して分かり易く説いています


またこのような支援のモデルの実践を通して、チームワークリーダーシップ組織の変革マネジメントの重要なポイントの理解にも容易に役立てられると説いています。


本書では、支援とは、人間関係の基本ながら、世の中には相手の役に立っていない独りよがりの支援が余りにも多いが、具体的な支援の内容に入る前に、先ずクライアントが何を求めているかを知ること


さらには、共に考えるためのプロセスプロセスコンサルテーション」の方が重要になるという考え方やどこからヘルピングをスタートさせるべきかといった原理原則を説いています。


とくに支援を行う人と受ける人との人間関係を築くダイナミクスを分析し理解することで効果的な信頼関係が築けると強調しています。

<<ポイント>>

どうすれば支援で人の役に立てるかの原理原則を組織行動論の観点から身近な事例を通して分かり易く説いている本

本書では、

人を助けることの基本の意味の考察にはじまり、

人間関係、信頼関係構築の社会的な位置づけ、

成功する支援関係はどうしたら築けるかを考察し、

「問いかけ」の活用の意義、チームワーク、リーダシップの本質、

支援関係における7つの原則とコツ

といった解説を通して、

相手のイニシアティブや自律性を尊重しつつ、相手がうまく問題解決するプロセスを支える協力関係の原則・原則を説いています

本書:「人を助けるとはどういうことか」です。

本当の「協力関係」をつくる7つの原則」との副題が付いています。


本書は、著者:Edgar Schein(エドガー・H・シャイン)の原著:「HELPING-How to Offer,Give,and Receive Help」の金井壽宏 氏の監修ならびに金井真弓氏の翻訳にて、2009年8月に英治出版 より発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


どうしたらあの人の役に立てるだろう?

あたりまえすぎて見過ごされていた「協力関係」の原理・原則を読み解く

「この最高傑作を読んだ者は誰でも必ず得るものがある」

ウォレン・ベニス


本書は、9章から構成されています。


筆者によると本書は、学問的ではなくエッセイ風のスタイルとのことだが学者らしく体系的な展開で整理されていて章の終わりに「まとめ」を配するなど分かり易く構成されています。


本書は、『人を助けるとはどういうことか』といった人に対する支援で「役に立つ支援とそうでない支援とを隔てるものは何か」といった考察にはじまり、さまざまな種類の支援があること人間関係において最初の接触から支援を生み出す関係へとどう発展させるかが大切と説いていきます。


また経済と演劇における言葉やイメージを通じて人間関係のルールとはどのようなものかを社会経済と日々の生活に関わる社会という劇場を意識することと対比して支援の状況で生じる社会的ダイナミックスについて考察しています。


日々の生活において、支援自体が社会的通貨で適切な対応がないと不均衡が生じるとの心得が大切としています。


またクライアントと支援者との関わりにおいて、人間関係のバランスが悪いため支援者、クライアントが陥りがちな罠について考察し、とくに支援関係を築くにはこのような罠を認識して避け、修復することで支援関係が築けるとしています。


そして、支援を求められた人は、専門家、医師、プロセス・コンサルタントの3つの役割から選択できる。

またどんな支援の状況もプロセス・コンサルタントの役割を果たす支援者によって始められること。

また以下のことが実行される必要があると説いています。


  • 内在する支援者の無知を取り除く
  • 初期段階における立場上の格差を縮める
  • 認識された問題にどんな役割が最適であるかを見極める

そのためには、プロセス・コンサルタントの役割の本質は、「控え目な問いかけ」をすることとし、以下のような問いかけの形の選択など方法について具体例を挙げて説いています。


  1. 純粋な問いかけ
  2. 診断的な問いかけ
  3. 対決的な問いかけ
  4. プロセス指向型の問いかけ

どの支援関係でも社会経済や適切な役割を管理する質問を投げかけると言う役割の理解が重要と説き、慢性的な支援が必要な場合には自問することと必要に応じて役割を変えることを学ぶことが大切としています。


さらに成果をあげるためのチームワークとリーダシップ、組織の変革のマネジメントにおける支援のプロセス・コンサルタントの「控えめなリーダシップ」といった考え方の適用がそれらの根幹をなすとしています。


リーダーシップの見方として、目標設定のプロセスとその目標を達成するために他人(部下)を支援することの両方だとしています。


本書の副題にもなっている支援関係における7つの原則と18のコツというのをまとめとしています。


本書での人を助けること:支援の原則は、当たり前というか、基本的なことだが、支援の色々の場面でそれができているかとなるとなかなかできていないなあと痛感させられる内容となっています。


原著がそうなのかも知れませんが多少、言い回し等が回りくどく、すいすいとは読みにくく感じる箇所がありますが、なかなかの名著だと思います。


いろいろと考えさせられる構成になっています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、組織心理学の権威のエドガー・シャインがどうすれば、本当の意味で人の役に立てるのかとの『支援』における「協力関係」の原理原則を身近な日常の事例を交えて説いています。


<<まとめ>>


本書では、チームワーク、リーダシップ、変革のマネジメント、良き人生といった幅広い人間関係に関わる基本原則を説いているので、コンサルタント、医者、教師といった直接、支援を生業にする人は勿論、幅広いビジネスパースンに読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
1 人を助けるとはどういうことか
2 経済と演劇―人間関係における究極のルール
3 成功する支援関係とは?
4 支援の種類
5 控えめな問いかけ―支援関係を築き、維持するための鍵
6 「問いかけ」を活用する
7 チームワークの本質とは?
8 支援するリーダーと組織というクライアント
9 支援関係における7つの原則とコツ


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同じ筆者:野口 吉昭 氏による『コンサルタントの「質問力」』(「ISOの本棚」でも紹介)は、20万部を越えるベストセラーになったとのこと。

野口 吉昭 氏による最新作は、筆者によると「コンサルタントにとって最も重要」なプロフェッショナル度の尺度となる『解答力』をテーマとしたもの


本書の「はじめに」で日常的なビジネスシーンで「相手からの問いかけに適切に答えられないこと」に悩む人は多く、それには、以下のような要因があるとしています。


  • 相手のいっていることがうまく理解できず、的外れ答えをしてしまう
  • 気持ちが焦って、うまく意志を伝えられない
  • 対話をしながらだと考える時間がなくて、つい短絡的な答えを口に出してしまう
  • 時間をかけて答えを出そうとすればするほど、迷路にはまり込む
  • 名解答をしようとしてなかなか頭が整理されない

筆者自身もかっては、こういった悩みを抱えてしたとし、多年のコンサルタント生活で解答の日々を重ねていくうちに素早く適切な解答がどんどん頭に浮かぶようになったとし、その習得した「解答のノウハウ」を説くのが本書と述べています。


質問力」に対して、本書のタイトルが「解答力」となっているが決してその続編といった位置づけでなく、「質問にどう答えるか」よりもずっと包括的な「どう仕事へアウトプットしていくか」「人間関係をどうつくるか」までを意識したものが本書で説きたい「解答力」と述べ、そのキーワードは、以下の3つになると述べています。


  • 期待値を読む
  • 本質を彫り出す
  • ロジックとパッションで人を動かす

<<ポイント>>


野口 吉昭 氏が、ビジネスマンのみならず、誰にとっても重要な答える能力:「解答力」に焦点を当て、「相手の期待値の見抜き方」、「本質的な答えの出し方」、「その効果的な伝え方」を中心に伝授している本。


本書では、解答とは人を動かせるものと説き


コンサルタントの「解答力」とはどのようなものかを解説し、


  • 「期待値を読む」
  • 「本質を彫り出す」
  • 「ロジックとパッションで人を動かす」

ための実践的な方法を伝授しています。


本書:「コンサルタントの「解答力」」です。


「納得の答え」を導く!できる人の3つのスキル」との副題が付いています。


本書は、著者:野口 吉昭氏にて、2009年9月にPHP研究所よりPHPビジネス新書の一冊として発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯ならびに表紙カバーの裏面には、以下のように書かれています。


「ハズさない答え」で相手を動かす

これがコンサルタントの「究極のスキル」だ!

  • 「目線合わせ」で相手の心を開く
  • 情報を整理し、分析し、一言に凝縮する
  • 「時間軸」「ストローク」を意識して伝える……etc

ロジカルに、スピーディーに、

かつ納得感ある答えを導き出す

プロの手法の数々!


本書は、5章から構成されています。


ざっとした概要を章を追って紹介します。


筆者の経験談など多数の事例を交えて解説が進み、いつもながら具体的で説得力に富んだ展開になっています。


第1章では、「人を動かせなければ「解答」とはいえない
と題して、対人のコミュニケーションにおいて何故、解答力が必要になるのかの背景に焦点を当てて、「相手軸」を持つことの重要性や、「解答力」は、コンサルタントだけでなく、世のほとんどの職業で必要で、「解答」と「回答」との違い、答えのなかで相手と自分が溶け合うのがソリューションといった事項を解説しています。


第2章では、「コンサルタントの「解答力」とは何か?
と題して、コンサルタントの「解答力」とは何かについて以下の5つの切り口から掘り下げて分析しています。


  1. 「回答」ではなく「解答」である。
  2. 「人を見て法を説く」ものである
  3. 「ぶれない軸がある」
  4. 「解答に『can』と『will』を盛り込む
  5. 「答えを一緒に創り上げていく」

またコンサルタントの解答を引き出すプロセスは、カウンセラーと似ていて、どちらもクライアントの抱えている悩みを一緒に解決していくことにあるなどとし、そのプロセスを説明した上で、コンサルタントには、さらに「その先」の以下の3つのポイントが人の心を動かすためには、必要と説いています。


  1. ロジックとパッション
  2. 『can』:この戦略なら実行できる
  3. 『will』:この戦略を実行したい、実践したい

そしてコンサルタントの解答力において必要なスキルは、これらを整理して、


  • 「期待値を読む」
  • 「本質を彫り出す」
  • 「ロジックとパッションで人を動かす」

であるとして、以降の第3章から第5章でそのスキルについて詳解しています。


第3章では、「期待値を読む
と題して、その基本について説いています。


  • クライアントの期待値を読みながら期待値を超える解答を出すための観点について徹底的に相手軸に立つことがスタートとし、
  • 誰の期待値をどのように読むべきか、
  • 相手の心を開くための「目線合わせ」の心がけ、
  • 期待値のすり合わせに向けての「自分」の提示、
  • 相手の立場に応じた「複数の相手の期待値を同時に読む」ための仮説検証による絞り込み、
  • 「変革」か「改善」かの見極め

といった事項などを取り上げて解説しています。


第4章では、「本質を彫り出す
と題して、核心に迫る本質的な答えは、彫り出すなかから浮かび上がってくるものとしそのための心がけを説いています。


  • 日本人的フレームワーク、
  • 問題意識を深く持つことの重要性、
  • SWOT分析、3C分析、4C分析、5F分析、PPM分析などフレームワークで情報を整理し、仮説検証と失敗を繰り返しながら本質を見る眼を養うこと、
  • 本質を凝縮し心に響く「ワンセンテンス」に凝縮すること、
  • 大量の本から本質を彫り出すための読書術(同じテーマの本を1日に30冊読みそこから1フレーズを彫り出すといった要領の読書術)の磨き方

など説いています。


そして「キーワード」、「キーセンテンス」はこういった対話型の読書により向こうからやってくるものとし、各種データの読み方でも本質は、「彫り出す」のではなく「彫り出される」ものとしています


第5章では、「ロジックとパッションで人を動かす
と題して、相手にあなたの答えを「納得」してもらうために「ロジック」+「パッション」がその条件とバラク・オバマの就任スピーチ(これは、時間軸の「過去・現在・未来」を基本にした『』に、ロジックパッションを入れ込んだとする)などの事例を挙げて説いています。


さらに『』、『』、『』を意識して納得させる手法、


  • 「時間軸」を意識した解答で納得させる手法、
  • 「仮説解答」「オプション解答」「断定解答」の3つの解答を相手の期待値によって使い分ける手法、
  • (相手の存在を確認するための言葉掛けの)「ストローク」を意識した手法、
  • 「ストーリー・テリング」でストロークの効果を増す手法

など「ロジック」と「パッション」で人を動かす多様な手法を説いています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、ビジネスパースンのみならず、誰もが必要とする応対で「適切な答え」を引き出す「解答力」をテーマにできるコンサルタントは、クライアントのニーズに対応してどうやって、相手の納得がいく答えを即座に導き出し、それを伝えているのかといったノウハウを取り上げ以下の3つの切り口から解説しています。


  • 相手の期待値の見抜き方
  • 本質的な答えの出し方
  • その効果的な伝え方

またその際のコミュニケーションスキルとして必要な以下のような具体的なテクニックも説いています。


  • 「目線合わせ」で相手の心を開く
  • 情報を整理し、分析し、一言に凝縮する
  • 「時間軸」「ストローク」を意識して伝える

<<まとめ>>


相手の「納得」を獲得して、動かすことができる「解答力」のスキルを高めたいと考えている人には、本書は、読んで頂きたい一冊です。


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 人を動かせなければ「解答」とはいえない
第2章 コンサルタントの「解答力」とは何か?
第3章 期待値を読む
第4章 本質を彫り出す
第5章 ロジックとパッションで人を動かす





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経営コンサルティングに関する本は、これまでにも多数、出版されていますが、「ITコンサルティング」をターゲットにした本は比較的少ないように思われます。


またとくに「ITコンサルティング全体を俯瞰」するような意図の書籍は、なかったように思われます。


本書の「はじめに」で本書で取り扱う「ITコンサルティング」について以下のように述べています。


「企業のIT戦略は、本来、経営戦略に基づく機能別戦略として、マーケティング戦略や組織戦略などと同列に展開されるべきものです。

しかし、IT化の進化によって適用領域や有効性が格段と大きくなった結果、IT戦略主導による経営戦略の差別化がますます重要になっています。

 SCMによる企業間連携の強化、ICタグによるトレーサビリティの向上など、ITなしには効果的に実現できません。

IT投資は、”企業変革のレバレッジ”として存在意義を増しており、それを支援する「ITコンサルティング」が果たす役割は、ますます大きくなっています。

 ITコンサルティングの定義には、IT戦略の立案から単なるパーケージの導入までさまざまなものがあります。

本書では、「顧客が抱える経営課題を解決するための専門的サービス」と位置づけ、経営戦略に基づくIT戦略の立案や情報システムの企画・導入、導入後の評価までを解説していきます。」


<<ポイント>>


ITコンサルティングの全体を俯瞰するITコンサルティングの入門解説書


本書では、最初にITコンサルティングにおける「仕事の流れ」「コンサルタントの働き方」「報酬レベル」といったITコンサルティングの像について概観しています。


そして、ITコンサルティングの領域について、CRMSCMEAITデューデリジェンス などを含む9テーマをそれぞれ解説しています。


またITコンサルティングにおいて使うツールについて、ITCプロセスガイドライン戦略マップ成熟度モデルITILSWEBOK品質マネジメントシステム(ISO 9001)、セキュリティマネジメントの規格(ISO27001など)などをそれぞれ解説しています。


そして、ITコンサルタントになるための適性、キャリアパス、資格、スキルアップ法について問題解決力、思考ツール活用力、IT戦略立案力、プロジェクトマネジメント力などについて解説しています。


さらに「就職・転職のスキル」や初学者のための用語集、更なる学習のための推薦図書の紹介、


などITコンサルティング全般を俯瞰し網羅的に解説する構成となっています。


本書:「ITコンサルティングの基本」です。


この1冊ですべてわかる」との副題が付いています。


本書は、克元 亮 氏の編著、ならびに井海 宏通氏、井形 元彦氏、菊地 範芳氏、鈴木 伸一郎氏、新田 龍氏、野口 昌利氏、山口 伝氏の執筆にて、2009年3月に日本実業出版社より発行されています。


この1冊ですべてわかる ITコンサルティングの基本
日本実業出版社
発売日:2009-03-26
発送時期:在庫あり。
ランキング:36274
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 ITリテラシーの向上を目指す人は、一度手に取ってください。

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの下部ならびに折り返し部には、以下のように書かれています。


  • ITコンサルタントの3つの役割
  • 代表的な9つの業務領域
  • コンサルティングに使える12のツール
  • SEとITコンサルタントの違い
  • ITコンサルタントの適性とキャリアパス

ほんとうに知っておくべきこと


本書は、6章から構成されています。


概念図、フロー図、グラフなど多数の図表を交えて平易で分かり易い解説となっています。


各章の終わりには、その章に関係しての『レベルアップのための推薦書籍&サイト』が紹介されています。


章を追って本書の概要を紹介します。


第1章では、「ITコンサルティングとは何か
と題して、ITコンサルティングの概要について解説しています。


 ITコンサルティングについての本書での定義を「クライアントの問題を解決するためのソフトウェア開発やサービスの利用、コンピュータの導入やインターネットなどの活用について外部の専門家としてクライアントの経営課題をITの視点から解決を支援する人」とするとの確認からはじまります。


またITコンサルタントと経営コンサルタントとの仕事の対象範囲の違いを解説し、昨今においてITコンサルタントのニーズが拡大していることを紹介しています。


そして、ITコンサルティングの付加価値は、IT戦略立案から個別のシステム構築まで多岐にわたることを確認し、役割は、問題解決人ファシリテーターエキスパートの3つの役割を担うことが必要であること、またコンサルティングフェーズとシステム構築フェーズを含むITコンサルティングの仕事の流れを解説しています。


さらにITコンサルタントの働き方についてITコンサルティング企業のポジショニングを解説し、フルライン(総合系)からIT専門の企業系、独立系の道もあるとし、ITコンサルティングの値段については、料金体系や格付け、業務内容の違いが値段を決めるとその詳細を解説しています。


第2章では、「ITコンサルティングのテーマ
と題して、ITコンサルティングの仕事となるテーマの領域について概観しています。


最初に多岐にわたるITコンサルティングの領域について全体を俯瞰し、以下の3つの視点に区分けして9つの領域(CRM(Customer Relationship Management)、SCM(Supply Chain Management)、ナレッジマネジメント、ERP(Enterprise Resource Plannig) 、EA(Enterprise Architecture)、情報セキュリティ対策(ISMS)、CIO支援(Chief Information Officer)、PMO(Project Management Office)支援、ITデューデリジェンス(IT資産の実態把握))について個別テーマを解説しています


  1. ビジネスモデル変革による経営の付加価値向上(CRMSCMナレッジマネジメント
  2. 業務効率化や情報基盤整備による企業体質の強化(ERPEA情報セキュリティ対策
  3. IT戦略立案やシステム構築の支援(CIO支援PMO支援ITデューデリジェンス

9つの領域について個別にその背景からその基本コンセプト、ITコンサルタントが行うべき活動などを事例を交えて詳解しています。


第3章では、「ITコンサルティングのツール
と題して、ITコンサルティングの現場で用いるツールについて取り上げ、個別に解説しています。


以下のツールが取り上げられ解説されています。


  • 「IT経営への道しるべとなる手引書としての:『ITCプロセスガイドライン』」
  • 「BSC(バランストスコアカード)『戦略マップ』による経営戦略の見える化」
  • 「業務を多角的に可視化し、あるべき姿を描く:『ビジネスモデリング』」
  • ( ソフトウェア開発のプロセス改善フレームワーク)の『CMMI』(Capability Maturity Model Integration)や(ITガバナンスによってITの資源やリスクを管理し、経営戦略レベルでの問題解決を図るフレームワークである)『COBIT』(Control Objectives for Information and related Technology)による現状評価と改善
  • ベンチマーキングによる業務改善に欠かせない“成功事例のテンプレート”の:『ベストプラクティス
  • プロジェクトを成功に導く科学的管理手法の『PMBOK』(Project Management Body of Knowledge)
  • ITサービス体系に基づきプロセスを標準化・改善するしくみの:『ITIL』(IT Infrastructure Library)
  • ステークホルダーが共通に理解し合える開発のプロセスの:『SLCP2007』(Software Life Process 2007)
  • ソフトウェアの開発や保守に関する理論・ノウハウを体系化した:『SWEBOK』(Guide to the Software Engineering Body of Knowledge)
  • 情報システムの品質を継続的に改善するしくみとしての:『品質マネジメントシステム』(ISO9001)
  • 研究と実務の視点からまとめた“日本発”の実践的な規範の:『SQuBOK』(Guide to the Software Quality Body of Knowledge)
  • 機密性・完全性・可用性を維持するしくみの:『セキュリティマネジメントの規格』(ISO27001、JISQ15001、JISQ2001)

第4章では、「ITコンサルタントのスキル
と題して、ITコンサルタントに要求される各種スキルについて解説しています。


SEと比較して、ITコンサルタントには、『問題解決力』、『思考ツール活用力』、『IT戦略立案力』が特に重要とし、また『コミュニケーション力』、『プロジェクトマネジメント力』、『業界知識』、『業務知識』はSEよりも高度なスキルが要求されるとしています。


また上記の『問題解決力』ほかの7つのスキルについて関連するツールの使いこなしも交えて詳細にその中味について解説しています。


第5章では、「ITコンサルタントのキャリア
と題して、ITコンサルタントになるための適性、有効な資格、スキルアップ法等について解説しています。


適性については、マクレランドの氷山モデルでITコンサルタント必要なコンピテンシーについて図示し解説しています。


とくに体力と人間的魅力がすべての基本とし、結果にこだわる強烈なプロ意識、プラス思考で問題を解決したくなる性分、勉強熱心で教え好き、誰からも学ぶ姿勢などをあげています。


また有効な資格については、「中小企業診断士」、「ITコーディネータ」、「ITストラジスト」、「ベンダー系資格」などを解説し、ITコンサルタントへのキャリアパスに関して、SE等からのステップとITコンサルタントになってからのレベル別スキルアップ法、ITコサルタントの報酬についても解説しています。


第6章では、「ITコンサルタントになるための就職・転職ノウハウ
と題して、ITコンサルタントになるためのノウハウについて実際の募集案件、就職・転職における準備など含めて具体的に説いています。


また特に、ITコンサルタントの人材需要、新卒採用の傾向と対策、採用の担当者が何を考えているかなど人事の本音と新卒採用のポイント、面接での評価基準、中途採用のポイント、面接時の傾向と対策、SE、IT営業の人の職務経歴書のサンプルなど交えて合格できる応募書類の作成法など紹介しています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書により、ITコンサルティングの全ての基本的事項について網羅的に俯瞰することができます


本書では、ITコンサルティングの意義や仕事の流れを概観し、コンサルティングファームやシステムインテグレータなど、ITコンサルティング企業のポジショニング、ITコンサルティングの値段なども含めて概説しています


そして、CRM、SCM、ナレッジマネジメントERP、EA、情報セキュリティ対策、CIO支援、PMO支援、ITデューデリジェンスの主な領域、『ITCプロセスガイドライン』『戦略マップ』『ビジネスモデリング』『CMMI』『COBIT』『ベストプラクティス』『PMBOK』『ITIL』『SLCP2007』『SWEBOK』『品質マネジメントシステム』『SQuBOK』『セキュリティマネジメントの規格』などのITコンサルティングで使うツールを解説しています


また、ITコンサルタントの適性、就職・転職ノウハウなど焦点を当てて解説しています。


<<まとめ>>

本書は、SEなどのITコンサルタントを目指す人だけではなく、ITリテラシーを伸ばしたいビジネスパースンには、入門書としてお薦めの一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 ITコンサルティングとは何か
1-1 ITコンサルティングとは
   クライアントの経営課題をITの視点から解決
1-2 ITコンサルティングの付加価値
   IT戦略立案から個別のシステム構築まで多岐にわたる
1-3 ITコンサルティングの流れ
   ITによる解決策の実現までが仕事の範囲
1-4 ITコンサルタントの働き方
   フルラインからIT専門の企業系、独立系の道もある
1-5 ITコンサルティングの値段
   料金体系や格付け、業務内容の違いが値段を決める
第2章 ITコンサルティングのテーマ
2-1 ITコンサルティングの領域を俯瞰する
   ビジネスモデル変革や企業の体質強化をITで支援
2-2 CRM
   「顧客満足度向上」と「企業利益拡大」の両立を目指す経営手法
2-3 SCM
   モノ・サービス・情報の流れを統合管理し、全体最適化を図る
2-4 ERP
   業務の流れとデータを統合管理し、リアルタイム経営を実現する
2-5 ナレッジマネジメント
   個人のノウハウを組織の誰もが使いこなせる情報資産へ
2-6 EA
   エンタープライズアーキテクチャによる現状と理想像の体系化
2-7 情報セキュリティ対策
   ITリスクマネジメントが企業の信用価値を高める
2-8 CIO支援
   CIOのブレインとしてIT戦略の立案・実現をサポート
2-9 PMO支援
   プロジェクトの円滑な遂行を支援する専門部隊
2-10 ITデューデリジェンス
   IT資産全体の実態を把握し、今後のIT資産活用の最大化を図る
第3章 ITコンサルティングのツール
3-1 ITCプロセスガイドライン
   IT経営への道しるべとなる手引書
3-2 戦略マップ
   BSC戦略マップによる経営戦略の見える化
3-3 ビジネスモデリング
   業務を多角的に可視化し、あるべき姿を描く
3-4 成熟度モデル
   CMMIやCOBITによる現状評価と改善
3-5 ベストプラクティス
   ベンチマーキングで活用できる“成功事例のテンプレート”
3-6 PMBOK
   プロジェクトを成功に導く科学的管理手法
3-7 ITIL
   ITサービス体系に基づきプロセスを標準化・改善するしくみ
3-8 SLCP2007
   ステークホルダーが共通に理解しあえる開発のプロセス
3-9 SWEBOK
   ソフトウェアの開発や保守に関する理論・ノウハウを体系化
3-10 品質マネジメントシステム
   情報システムの品質を継続的に改善するしくみ
3-11 SQuBOK
   研究と実務の視点からまとめた“日本発”の実践的な規範
3-12 セキュリティマネジメントの規格
   機密性・完全性・可用性を維持するしくみ
第4章 ITコンサルタントのスキル
4-1 ITコンサルタントに必要なスキル
   IT以外に高度なヒューマンスキルが要求される
4-2 問題解決力
   ITコンサルタントにとって最も重要な中核スキル
4-3 思考ツール活用力
   ITコンサルタントは思考ツールを使いこなせて一人前
4-4 IT戦略立案力
   経営戦略に基づいてIT活用の方向性を組み立てる能力
4-5 コミュニケーション力
   顧客や関係者を好ましい方向に誘導するスキル
4-6 プロジェクトマネジメント力
   部下だけでなく顧客もマネジメントする必要がある
4-7 業界知識
   業界動向を知らずしてITコンサルティングはできない
4-8 業務知識
   使える業務知識は理論と実践の両面から身につける
第5章 ITコンサルタントのキャリア
5-1 ITコンサルタントの適性
   なすべきことを自分の頭で考え抜けるタイプが向いている
5-2 ITコンサルタントの資格
   必須ではないがもっていれば有利になる
5-3 ITコンサルタントへのキャリアパス
   ITや業務に精通し戦略面の指向性を高めていく必要がある
5-4 レベル別スキルアップ法
   ITコンサルタントになってもスキルを磨き続ける必要がある
5-5 ITコンサルタントの報酬
   得られるものは高い報酬だけではない
第6章 ITコンサルタントになるための就職・転職ノウハウ
6-1 ITコンサルタントの人材需要
   今、どんなITコンサルタントが求められているのか
6-2 新卒採用の傾向と対策
   自己分析と業界研究に早めに取り組むことが大切
6-3 人事の本音にみる新卒採用のポイント
   人事の面接では、どんなことが聞かれるのか
6-4 効果的な転職方法
   転職後に活躍できるかどうかが成功の鍵
6-5 中途採用のポイント
   転職者はバックグラウンドと人間性が評価される
6-6 面接の傾向と対策
   面接でなければ判断できないことがある
6-7 合格できる応募書類の作成法
   書類通過が転職への第一歩
6-8 ITコンサルタントからのキャリアアップ
   ITコンサルタントの活躍の場は広がっている
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日々の生活の質を高める最良の方法は、良い習慣をマネジメントすること


一流のプロには、必ず優れた習慣がある。


すでに、小さい頃から組み込まれ習慣化されてきた歯磨きのように、それをしないと気持ち悪いといった状態まで落とし込んでいくこと。


しかしビジネス力を高めるといった良い習慣を身につけたいとトライしても三日坊主で終わったりしてしまうケースが多い。


それは、簡単なものではなく、コツがあり、「習慣化のプロセスをマネジメントする」という「仕組み」をつくりあげるという発想と技術が必要とトップコンサルタントの筆者:野口 吉昭 氏 は、言う。


本書の「まえがき」で習慣化のマネジメントについて以下のように述べています。


習慣化をマネジメント」するポイントは、「1.見える化」、「2.ランドセルサイクル」、「3.愚直さ」である。


自分の現状を正しく把握し、前倒しの準備を怠らず、それを愚直に継続するというプロセスだ


この基本をマスターすれば、自分が身につけたい能力を、習慣の力で高めることが可能となる。


例えば、「考える力」、「主体的な行動力」、「リーダーシップ」など、自分の目的に合わせて、習慣化のプロセスを組み立てていけるようになる。


<<ポイント>>


トップコンサルタントの野口 吉昭 氏が説く、ビジネス力を高める良い習慣を習得できる:「習慣マネジメント」術の本。


学び毎において、「守破離」という言葉があります。


最初の「守」の段階が、決められた型をしっかりと守り、それを繰り返すことで基本を習得する段階。


習慣マネジメント」術を取得するのもしっかりと型を持った人から基本を学ぶことが一番。


そして習慣化のコツは、そのことを「好きになること」と説いています。


本書では、習慣をマネジメントして頭を鍛え、ビジネス力を高める方法について徹底指南しています。


本書の序章において「コンサルタントの習慣術とは何か」と題して、コンサルタントの習慣術=「プロフェッショナルの習慣術」の基本を説いています。


プロになったり成功したり、目標を達成する唯一の方法は、努力を継続すること=「努力の習慣化」と説いています


分子生物学者の福岡 伸一 氏の以下のような文書を紹介しています。


そんじょそこらのアマチュアを寄せ付けないプロフェッショナルが形成されるには、10,000時間1万時間「そのことだけに集中し専心したたゆまぬ努力」をしていた時間という話題を紹介しています。


イチローも松井秀喜も石川遼も浅田真央も同じ時間を過ごしているに違いないと述べています。


1万時間をクリアしたとき、ヘーゲルの弁証法のごとく、大いなる成長、偉大なる革新を遂げるとし、これを「レセプター(受容体)の鍵が開く瞬間」と呼んでいます。


すなわち、常に進化するために以下の3つのポイントが大切と説いています。


  1. 1万時間」継続しよう
  2. 積小為大」(せきしょういだい)、小さなことを積み上げよう
  3. 練習と実践のサイクル」をまわそう

本書:「コンサルタントの習慣術」です。


頭を鍛える「仕組み」をつくれ」との副題が付いています。


本書は、著者:野口 吉昭 氏にて、2009年3月に朝日新聞出版 より、「朝日新書」の一冊として発行されています。


コンサルタントの習慣術 頭を鍛える「仕組み」をつくれ (朝日新書)
朝日新聞出版
発売日:2009-03-13
発送時期:通常1~2か月以内に発送
ランキング:165
おすすめ度:4.5
おすすめ度3 あまりにもそのまんまなタイトル
おすすめ度5 「思考の習慣」が身に付く一冊
おすすめ度5 耳が痛い!!グサッときます。
おすすめ度5 キーワード
おすすめ度2 どこにでもあること

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯ならびに表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


習慣=仕組みをマネジメントすれば

無理なく、(歯を磨くように)

能力は高まる!

習慣とは、たとえば歯磨きのように

それをしないと気持ち悪い状態のこと。

コンサルタントの「習慣マネジメント」術を学べば、

三日坊主を脱して、自然に頭が鍛えられ、

ビジネス力を高める習慣が身につく!

コンサルタントの「習慣マネジメント」3つのポイント

  1. 見える化:今の自分を常に冷静に正しく把握する
  2. ランドセルサイクル:いつでもどこでも前倒しの準備を怠らない
  3. 愚直さ:継続こそ力の原点

本書は、前記の「コンサルタントの習慣術とは何か」とのタイトルの序章とそれに続く6章から構成されています。


筆者らしいいつもの展開で、スッキリと整理された構成で、各章とも副題がその章のテーマに対するエッセンスとなっており、その副題について3点ほどの箇条書きのキーポイントに集約されて各章の最初にまとめられています。


1章では、「習慣をマネジメントする」ことの基本が説かれ、以降の2~6章で1章の具体的な目的に対する適用といった内容となっており、「考える力を磨く」、「主体的な行動力を身につける」、「新たなものを創り出す」、「打たれ強い人になる」、「人を動かすリーダーになる」との目的毎の、習慣化の具体的な応用を解説するという構成になっています。


1章では、「習慣をマネジメントする」(「習慣=それをしないと気持ちが悪い状態」を実現するために
と題して、先ず「目的」(いったい何のために)・「目標」(どうなりたいの)・「手段」(そのために何をいつまでにやるの)」の一体化が習慣化のための第一段階と説いています。


そして明確で適切な「目的」と「目標」と「手段」の設定が必要で「手段」そのものが好きになれることがポイントで習慣化がうまくいくと次第に目的目標手段が一体化してくるとしています。


習慣のマネジメントを行うためのポイントは以下の3つであると説いています。


  1. 見える化:今の自分を常に正しく・冷静に観察する(「百段坂の設定」)
  2. ランドセルサイクル:いつでもどこでも前倒しの準備を怠らない(「百段坂を登る準備」)
  3. 愚直さ:継続こそ力の原点(「百段坂」を好きになりじっくり登る)

習慣化のための具体的な応用を解説している2~6章のなかで、2章について紹介します。


この章では、「「考える力」を磨く習慣術」(いつも「三つ」に分けて考える思考習慣を持つために
と題して、以下の3点に集約して説いています。


  1. まず「問題意識」を持とう
  2. 1日30冊の本を読んで、その道のプロになろう
  3. 場所、時間を変えて考え直す、「熟成」の時間を持とう

ここの内容は、筆者の他の本の主張とも一致している内容。


仕事ができる人とできない人の違いは、「考える人」と「考えない人」の違いとの話題から始まっています。


そして考える習慣の基本は、整理すること・分析すること・判断する軸を持つことで、「整理・分析・判断」が考える力になると説いています。

また「問題意識」について、「問題意識」と「考える」ことは、不即不離の関係にある。


人は問題意識を持てば、考えざるを得なくなる動物である。とまず、問題意識を持つことが考えることの足がかりと説いています。


問題意識を持った後には、「情報収集」が先ず必要になるとして、筆者の場合は、ある分野について情報収集するときはには、そのテーマについての関連書籍を一度に30冊程度買い込み、「今日は本を読む日」と決めて1日の間に30冊をすべて読み切るとのこと。


コンサルタントにとって、現場へのヒアリングはとても重要。


アンケートという定量調査よりも実は、インタビューという定性調査を重視する。


こうして集まった情報は膨大なものとなるが「フレームワーク」を用いて「論理的思考」する。


「4C分析」、「SWOT分析」といったフレームワークを紹介し、習慣のマネジメントの重要要素の「見える化」、「ランドセルサイクル」も「フレームワーク」が設定できれば、問題や解決策のテーマ、内容が「見える化」できるようになり、先手を打つ「ランドセルサイクル」ができるようになると説いています。


問題の見える化ができたら、次に「なぜその問題が起きたのか」(WHY)、「どうすれば解決できるのか」(HOW)を考えることでその際には「ロジックツリー」が無くてはならないツールとして、解説しています。


また本質をとらえる「コンセプト思考」が「論理的思考」の限界を突き破る思考法として解説しています。


論理的思考」「コンセプト思考」を繰り返し思考を続けることが大切で、場所、時間を変えて考え直す、「熟成」の時間を持とうと色々な事例を紹介ながら説いています。


2章の一端を紹介しましたが、「主体的な行動力を身につける」、「新たなものを創り出す」、「打たれ強い人になる」、「人を動かすリーダーになる」といった目的に対する習慣術について興味深い事例を交えて、それぞれ3つの切り口から分かり易く説いています。


<<本書で何が学べるか?>>


本物のプロフェッショナルとしての仕事をするために必要なコンサルタントの習慣術について説いています。


習慣とは「仕組み」であって、それをマネジメントする発想と技術が必要になると説いています。


ローマは、1日にして成らずで、ヘーゲルの弁証法のように習慣術の積み上げを通してのみ大いなる成長、偉大なる革新に到達できると説いています。


習慣をマネジメントして頭を鍛え、ビジネス力を高める戦略的な方法の基本から幾つかの目的志向への応用までを3つのエッセンスに集約し、分かり易く解説しています


具体的な多くのエピソードを交えて極めて説得力に富んだ内容で大いに共感を覚えます。


<<まとめ>>


本書は、仕事ができるといったビジネススキルを確実に高めたいと考えているビジネスパースンには、読んで頂きたい一冊です


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
序章 コンサルタントの習慣術とは何か
(レセプター(受容体)を開いて、常に進化するために)
1章 習慣をマネジメントする
(「習慣=それをしないと気持ちが悪い状態」を実現するために)
2章 「考える力」を磨く習慣術
(いつも「三つ」に分けて考える思考習慣を持つために)
3章 「主体的な行動力」が身につく習慣術
(ロードマップを描いて、着実に成長するために)
4章 「新たなものを創り出す」習慣術
(自分に刺激を与えて、パラダイム・シフトするために)
5章 「打たれ強い人」になる習慣術
(自分もチームも、逆境を乗り越えるために)
6章 「人を動かすリーダー」になる習慣術
(責任を全うする喜びを感じるために)





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コンサルタントの問題解決手法を20の事例を通して概観するといったコンサルティング力を習得するためのの入門書を紹介します。


ビジネスシーンで使える基本的な戦略思考やフレームワークをケーススタディ方式で実務的に学べることを意図して、20代後半から40代の管理職を想定し、実際のビジネスシーンで遭遇すると思われる20のシチュエーションが設定され、それぞれの例題について、4つの対応策についての選択肢の中からどの判断が適切であるかを考察するというものです。


実際のビジネスシーンでは、正解というのはありませんが、正解を導き出す過程を通じてオーソドックスなコンサルティング力が習得できるというものです。


各例題が10頁程度で完結しているので、時間的余裕のないビジネスパースンでもスキマ時間を活用して、ビジネス戦略を構築するために必要な「基本手法」が学べるという構成になっています。


本書:「図解 コンサルティング力養成講座」です。


本書は、著者:斎藤 広達氏にて、2008年1月にパンローリングより[仕事筋トレーニングシリーズNo1]として、文庫本(PanRolling Library)の一冊として発行されています。


本書は、ゴマブックスより2005年に発刊された『ビジネス力養成講座 入門編』が文庫化されたものです。


本書の帯には、以下のように書かれています。


問題 赤字転落の子会社再生請負人に就任。 あなたが描くべき成長戦略は?

コンサルタントの問題解決手法を20事例で体得!


<<本書の概要>>

本書は、4つの章から構成されています。


第1章では、【 経営戦略系】について8例題、以下の「キャッシュ・マネジメント」、「M&A(合併・買収)」、「事業提携」、「企業再生」、「資金調達方法」、「ベンチャー投資」、「モチベーション向上」、「人材獲得」に関する例題が取り上げられています。


第2章では、【分析手法系】について、3例題、以下の「因果関係の抽出」、「事例研究」、「仮説」に関する例題が取り上げられています。


第3章では、【商品マーケティング・企業ブランディング系】について、6例題、以下の「ブランド構築」、「商品開発」、「ブランド戦略」、「差別化の実践」、「効果測定」、「口コミマーケティング」に関する例題が取り上げられています。


第4章では、【会社人事系】について3例題、「Win-Winの関係」、「スケジュール術」、「メンタルヘルス」に関する例題が取り上げられています。


それぞれの例題の構成は、
例題ご覿蛤得犬任蓮◆悗茲あるSituation』として、『赤字転落の子会社再生請負人に就任。あなたが描くべき成長戦略は?』との例題については、次いで問題についての状況の解説があり、次いでこの例題の場合には、どのような事業ポートフォリオ戦略を作り上げるべきかとの問いについて、A、B、C、Dの対応施策が示されています。


読者は、その中の選択肢を選択し、以降の解説文を読みながら、事業ポートフォリオ戦略の基本を学ぶとの構成になっています。


解説文には、『コンサル的 Suggestion』として基本的な考え方のポイントの解説を含めて多数の図解による解説を交えて、最後に【正解】(○、△、×)とその理由を勉強するとの流れになっています。


また各例題の正解を解説した後には、用語としてその例題に関係する幾つかのキーワードの簡単な解説があるという構成になっています。


さらに各章の終わりには、Column欄が設けられ、「なによりも、知的スタミナが必要」といったテーマなどコンサルティング力にまつわる話題が取り上げられています。


<<まとめ>>

本書では、MBA的な観点から、コンサティング力に関わる戦略やマーケティングの基本的な思考方法について、ケーススタディ形式で解説しています。


これらの戦略等に関するビジネスのキーワードを理解するということに留まらず、明日からそれらを使えるように実務的に解説されています。


広範な内容を取り扱っているため掘り下げの面で物足らなく感じる人もあるかも知れませんが、問題解決手法の基本を実務的な視点で学ぶための入門書として好適と思います。


図解 コンサルティング力養成講座 [仕事“筋”シリーズ] (PanRolling Library 8 仕事筋トレーニング No.)
パンローリング
発売日:2008-01-10
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:83635

なお本書の目次は、以下の内容です。
Chapter1. 経営戦略系
例題1.キャッシュ・マネジメント
例題2.M&A(合併・買収)
例題3.事業提携
例題4.企業再生
例題5.資金調達方法
例題6.ベンチャー投資
例題7.モチベーション向上
例題8.人材獲得
Chapter2. 分析手法系
例題1.因果関係の抽出
例題2.事例研究
例題3.仮説
Chapter3. 商品マーケティング・企業ブランディング系
例題1.ブランド構築
例題2.商品開発
例題3.ブランド戦略
例題4.差別化の実践
例題5.効果測定
例題6.口コミマーケティング
Chapter4. 会社人事系
例題1.Win-Winの関係
例題2.スケジュール術
例題3.メンタルヘルス






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コンサルタントは、自称、他称を始め多数の職種があるようですが、オックスフォードの英英辞典では、以下のように説明しています。


consultant: a person who knows a lot about a particular subject and is employed to give advice about it to other people.


特定の問題についてよく知っていて、そのことについて他の人々に助言できるよう雇われる人といった意味でしょうか。


”コンサルティング”とは、実際にどんなことをしているのだろう?


就職先や転職先としてコンサルティングファーム(コンサルティング企業の総称)を検討しているので、くわしく知りたい


といった疑問を解決し、要望に応えるためにコンサルティングコンサルタントについてわかりやすく説明しました。


と本書の冒頭の「はじめに」で編者が書いています。


本日は、コンサルティングについて、コンサルティング=経営コンサルティングと定義して、このコンサルティングを「戦略」「IT・業務」「組織人事」「財務」などの領域に分け、その具体的な活動等について俯瞰的に解説している本を紹介します。


コンサルティングファームの知識から、そこにおける主要な活動について、テーマごとに実際の仕事(プロジェクト)の詳細、さらにコンサルタントの基本ツールを生かす方法など実践的なノウハウも併せて理解できるように解説しています。


またコンサルタントおよびコンサルティングの基本事項について効率的に学び、実践に役立てることができるコンサルティングのノウハウを体系的に解説しています。


コンサルタントになりたい人、コンサルティングを依頼したい人のための入門書として豊富な関連情報が網羅されています


本書:「(この1冊ですべてわかる)コンサルティングの基本」です。


本書は、神川 貴実彦氏の編著並びに丸山 博貴氏、渡辺 秀和氏、久留須 親氏、瀧田 聡氏、西田 和雅の共著にて、2008年5月に日本実業出版社より発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


  • 戦略、IT、組織人事、税務など全ファームを俯瞰
  • 主要なプロジェクトでの具体的な仕事の進め方
  • コンサルタントの基本ツールを生かす方法
  • 新卒・中途採用で求められる基準


ほんとうに知っておくべきこと。



更に表紙カバーの折返し部には、以下のように記載されています。


コンサルティングのノウハウを一冊に凝縮


  • コンサルティングファームの仕事の流れ
  • 各ファームの特徴
  • コンサルティングの基礎知識
  • 各ファームの統廃合の変遷
  • 進化した新形態のファーム
  • 具体的な採用試験対策

すぐに使える用語集


本書の表紙の折返し部に「総合系コンサルティングファームの変遷」と「戦略系コンサルティングファームの歴史」が詳しくまとめられています。



第1章では、「コンサルティング業界の基礎知識
として、「コンサルティングとは」にはじまり、クライアントの要請に応じて多岐にわたるところのコンサルティングファームの8大機能・付加価値、コンサルティングファームの組織、ファームでのコンサルタントの職位とその仕事の概要等について解説しています。とくにアナリスト、コンサルタント、マネジャー、パートナーの各職位の具体的な仕事の中味について具体的にイメージできるように、あるフェーズでの1週間の毎日の仕事内容についてのスケジュール表など参照しながらコンサルティング業界のコンサルタントはどんな仕事ぶりなのかといった基礎知識について解説しています。


第2章では、「各コンサルティングファーム・領域の解説
として、かっては、コンサルティングファームの各社の生い立ちからその強みに対応し住み分けられていましたが、昨今では、相互に進出し合って、このようなコンサルティングファームのカラーのようなものは部類し難くなっているとした上で、本書では、「戦略系コンサルティングファーム」~「国内独立系コンサルティングファーム」までの7つに分類してそのビジネスドメイン(領域)の特色から、その変遷、さらには、最近の注目される動向などの概要を解説しています。


第3章では、「戦略/業務&ITコンサルティングプロジェクト
として、プロジェクトの受注から最終報告及び次回プロジェクト提案に至るコンサルティングの仕事の流れとその各フェーズにおいてどのような仕事をコンサルタントはしているかについて、外資系コンサルティングファームのスタイルを想定し、その流れの詳細を解説しています。また「選択と集中」を支援するグループマネジメント、社員と経営層の“思い”をたな卸しする長期ビジョンの策定などの全社戦略に関わる側面、そして、複雑化しているマーケティング戦略、安定低成長を打破する新規事業戦略、注目されている新規技術実用化などの事業戦略に関わる側面、さらに顧客戦略を円滑に実施するCRM、最適な購買・在庫・生産管理を実現するSCM、多数のプロジェクトを円滑に動かすPMO、企業の競争力を高めるITマネジメント戦略、おもに上流工程を担当するシステムインテグレーションなどの業務&ITコンサルティングに関する側面を取り上げ、これらのコンサルティングプロジェクトにおいて、どのような仕事の流れでコンサルティング業務が推進されるかについて解説しています。


第4章では、「組織人事/内部統制/M&A/その他  コンサルティングプロジェクト
として、人事コンサルティングの新潮流SHRM、社員の力を最大限に引き出す組織開発、近年とくに注目されているリーダーシップ開発などの組織人事プロジェクト、そして、内部統制体制構築(J-SOX法対策)プロジェクト、M&Aプロジェクトのカギを握るデューデリジュンス、さらにその他の経営に関わるコンサルティングプロジェクトについて、そのアプローチ、コンサルティングの流れ、推進の考え方など、コンサルティングプロジェクトのアウトラインについて解説しています。


第5章では、「コンサルティング業界へ就職・転職するノウハウ
として、コンサルティングファームに入社する上での「新卒採用」、「中途採用」について採用プロセス。プロフェショナルマインド、コンサルタント的思考力、対人関係構築能力、その他に関してコンサルタントに求められる資質、コンサルティングファーム別の採用スケジュール、新卒採用試験を勝ち抜くテクニック、転職希望者のバックグラウンドの生かし方、効果的な転職方法、コンサルティングファームの系統毎に近年とくにニーズが高いとされる人材、面接や書類選考で押さえるポイント、新卒と中途入社のメリットとデメリット、コンサルタント経験者の転身などの観点からコンサルティング業界へ就職・転職するノウハウを解説しています。


また「コンサルティング業界の用語集」が添付され、関連するキーワードが数字・アルファベットおよび50音順に解説されています。


本書は、コンサルティングファームでコンサルタントは、どのようにコンサルティングプロジェクトの実務を行っているか、戦略、IT、組織人事、財務などの主要なプロジェクトの流れとその概要を俯瞰し、またコンサルタントの基本ツールについて有効に活かす方法、さらには、新卒・中途採用の規準などのノウハウを具体的にわかりやすく解説しています。


本書は、コンサルティングファーム等のこの業界への就職を希望する人は、勿論、クライアント側の立場のビジネスパースンも含めて当該分野に関心がある人には、興味深い情報が満載されていてお薦めです。


またクライアントとなる側の一般企業が抱えている専門性のニーズがどのように変化しているかをコンサルティングファームの動向情報から垣間見ることもできます。


コンサルティングの基本
日本実業出版社
発売日:2008-05-10
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:54
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 タイトルの通りコンサルティング業界の基本の分かる1冊
おすすめ度5 コンサルティング業界に興味がある人は、まずはじめに読むとよい。
おすすめ度4 表紙と中身
おすすめ度5 就活前に出会いたい一冊!
おすすめ度5 コンサルティングに興味を持っていらっしゃる方のための一冊

なお本書の概要目次は、以下です。
第1章 コンサルティング業界の基礎知識
第2章 各コンサルティングファーム・領域の解説
第3章 戦略/業務&ITコンサルティングプロジェクト
第4章 組織人事/内部統制/M&A/その他 コンサルティングプロジェクト
第5章 コンサルティング業界へ就職・転職するノウハウ





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優れた経営者、トップセールスマン、エグゼクティブ・コンサルタント等に共通する能力として「質問力」があげられます。


この優れた「質問」の能力は、多くのビジネスパーソンにも求められているもの。


この「質問力」をテーマに、優れたコンサルタントが人と話をする際の、思考の流れと質問のテクニックを解き明かしている本を紹介します。


本書の表紙カバーの折返し部には、以下のような本書の内容の一端が紹介されています。


  • 「質問ツリー」を立てる


  • 「呼び水」の質問で話を引き出す

  • 「鳥の目」と「虫の目」を使い分ける


  • 質問に「ストーリー」を持たせる

このようなビジネスパースンが現場で活用できるプロのノウハウが解説されています


本書:「コンサルタントの「質問力」」です。


『できる人』の隠れたマインド&スキル」との副題が付いています。


本書は、著者:野口 吉昭 氏(「ISOの本棚」で著書の「コンサルタントの「現場力」を紹介)にて、2008年3月にPHP研究所 よりPHPビジネス新書の一冊として発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれています。


できるコンサルタントは


現場でこう聴き、


こう話す!


この人、わかっているな!」と


相手に思わせる質問をする技術



本書の「はじめに」で著者は、「質問力」は、基本的なコンサルティング・マインド&スキルの中で、コンサルタントの妙に尽きるものであるとし、以下のように述べています。


「一方的な質問では、プロとは言えない。あくまで「相手軸」、しかも広く、高く、深く本質を追究するための質問力は、知識・見識・良識などの集大成とも言える。(略)
いい質問とは、「動機付け」の結節点であり、そのときの言葉だけでなく、準備・本番・アフターというプロセス全体でもあり、質問を発する人間の人生そのものとも言える。」


ISOの審査・コンサルティングの現場においても「質問力」は、まさにプロとしての真骨頂ともいえます。


全く上記の筆者の言葉に共感します。


本書は、4つの章から構成されています。


第1章では、「その道のプロは、「質問力」が命
として、質問力がある人とはどのような人でどのような能力を備えているのかについて整理しています。


とくに「今、なぜ質問力なのか」について、筆者は、「多くのビジネスパーソンに求められている論理的思考、戦略的構想力、問題意識、当事者意識、マクロ環境知識、市場環境知識などの要素が「質問力」に凝縮されているとし、「質問力」があれば、状況判断が的確になり、目標の設定と目標達成のための手段の選択もシャープになる。」と述べ、特にITが日常業務に入り込んで以来、仕事のやり方が変わり、潜在化されているニーズを引っ張り出すことができるのが質問力であるとしています。


また優れた質問力により、ニーズを整理し、深い分析を展開し、さらに独自の想像力・企画力・コンセプト力などの能力を駆使してニーズをウォンツに昇華できると述べています。


筆者は、コンサルタントの質問力は、大きく以下の3つの能力から成り立っていると述べています。


  1. 短時間で相手の気づきを生み出す「仮説力

  2. 問題の真因を引き出すための「本質力

  3. ゴールに向かって質問を進めるための「シナリオ力


これらの3つの能力について、以降の第2章:「「仮説力」がなければ話は始まらない」/第3章 :「「本質力」こそ、こだわりの質問を生むエッセンス」/第4章 :「「シナリオ力」で、質問の目的を達成する」の各章でそれぞれについて踏み込んだ解説を行っています。


今日では、電子メールや電話などの利用による情報伝達が便利になればこそ、対面でのコミュニケーションが重要になります。


プロとしての対面でのコミュニケーションの質・価値を向上させるためのスキルの核になるのがこの「質問力」と思います。


その「質問力」をもっとも必要とされる職業の一つがコンサルタントになります。


なぜなら、コンサルタントは、優れた質問により、短時間でクライアントの信頼を得て、彼らの抱える問題の本質を探り出さなくては、そのビジネスが成り立たなくなるため。


本書では、多数の話題を取り込みながら巧みにロジカルに分かり易く、今の時代に必要であるにも関わらず、今までは、隠れていて着目されなかったできる人の「質問力」を分析し、解き明かしています。


とくに豊かな表現力、人間的な背景を探求する洞察力などが満ちていることを「ナラティブ」(narrative:「物語」「語り」と訳される)と言います。本書で、筆者がその観点を強調しています。


本書は、論理性に優れ、かつナラティブな人間性のある「質問力」を磨くことを重点に説いており、自分のスキル&マインドを向上させたいビジネスパースンにお奨めです。


コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書 52)
PHP研究所
野口 吉昭(著)
発売日:2008-03-19
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:190
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 質問をわかりやすく解説!
おすすめ度5 コンサルタントのみならず
おすすめ度5 コンサル以外の人にも役立つ本
おすすめ度5 すべての仕事の基本に質問力あり!
おすすめ度5 かなり使える。


なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 その道のプロは、「質問力」が命
第2章 「仮説力」がなければ話は始まらない
第3章 「本質力」こそ、こだわりの質問を生むエッセンス
第4章 「シナリオ力」で、質問の目的を達成する





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 医療機関、会計事務所、法律事務所、経営コンサルタントなどのいわゆる士業と呼ばれる専門家のための、実践的なマーケティング戦略とテクニックを提供しているコトラーの定番本を紹介します。


 ISOコンサルタントもまたプロフェッショナル・サービスを提供する専門家ですが、ISOコンサルタントになるには、格別な資格が必要という訳ではありません。 

企業集団として、あるいは、個人事業として多くのISOコンサルタントが活躍中です。


 しかしながら、これからの時代のISOコンサルタントには、ISOに関する専門知識だけではなく、マーケティングの戦略とその実践が伴わないとその生き残りもなかなか厳しいように思われます


ISOコンサルタントも含め、士業と呼ばれる人達は、ともするとその業務を進める上で必要な専門知識等の習得には、熱心であっても、クライアントを獲得するための知識には疎い面があるように思われます。


あるいは、クライアントの口コミが1番としてその対応にのみ集中し、新たなクライアントの獲得の取組が疎かになったり、先生とか呼ばれる立場でとても頭を下げて営業するとかできないなど

マーケティングについてのマネジメントがさっぱりできていないということでは、どれだけ専門の質が優れているとは言っても、それでは、なかなか生き残る展望が見えてきません


 本書では、プロフェッショナル・サービスを提供する人々が現代の競争市場で生き残るための指針についてきめ細かに網羅しています。


本書:「コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング 」です。

本書は、Philip Kotler(フィリップ・コトラー), Thomas Hayes(トーマス・ヘイズ), Paul N. Bloom(ポール・ブルーム)による原著:『Marketing Professional Services, Second Edition』について、白井 義男 氏ならびに 平林 祥 氏の翻訳により、2002年11月にピアソン・エデュケーションより発行されています。


ドッグイヤーと呼ばれ世の中の変化のスピードが早く、不確実な未来を予測することは、極めて困難です。不確実な未来を展望する有力な方法は、過去の歴史から学ぶことかと思われます。


すでに士業の競争が激化した環境を経験してきた米国から学ぶことは参考になると思われます。


過去の20年間に米国で会計士、弁護士、経営コンサルタント、建築家、エンジニア、医師などのプロフェッショナル・サービスを提供する専門家が市場分析から、コミュニケーション・ミックスの作成、マーケティングプログラムの実施までの本書のマーケティングの方法論を取り込んで成果を挙げているという多くの実績があり拠り所になります。
 

一端を紹介するとプロフェッショナル・サービスマーケティングを成功に導くためには、『マーケティングとは交換』であることを理解し、交換の機会を生み、管理することが大切と述べています。


またサービス、価格、流通、プロモーション、物的証拠、プロセス、人などの要素を適切に組み合わせたマーケティング・ミックスを用いて、ターゲット市場に自ら交換に参加することが大切としています。

プロフェッショナル・サービスについて「特有な10の問題点」として取り上げているが、その障害を乗り越えることが重要としています。


とくに真っ先に確立すべき課題は、顧客志向の確立で、サービスを提供する組織全体が、顧客のニーズとウォンツを満たすことに最大の注意を向けるべしと述べています。


「成功に導く12のキーポイント」として、『品質が命』などの論点を展開しています。このあたりは、専門家の共感を呼ぶ展開です。


全般的にプロフェッショナル・サービスの成功のための原理と理論となると堅くなるが、多くの事例を交えながら実務的にすぐにでも活動に反映できる展開で明快に書かれてあり、大いに勉強になる本です。


第1章の「プロフェッショナル・サービスのためのマーケティング」において、マーケティングとは?からはじまり、15章の「プロフェッショナル・サービス・マーケティングの今後」での15章からなりその原理・考え方から実践までを説いた347頁のなかなかの読みでがある内容です。


コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング
ピアソン・エデュケーション
フィリップ・コトラー(著)トーマス・ヘイズ(著)ポール・ブルーム(著)白井 義男(翻訳)平林 祥(翻訳)
発売日:2002-12-11
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:69325
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 供給過剰時代の新たなマーケティングの在り方
おすすめ度5 「士業マーケティング」を教える書
おすすめ度5 士業者間の競争を勝ち抜き、より良き顧客関係を構築するために
おすすめ度5 専門士業に携わる人は読むと意識が変わります


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 プロフェッショナル・サービスのためのマーケティング
第2章 ロフェッショナル・サービスのマーケティング---12のキーポイント
第3章 良質なサービスの提供
第4章 マーケティング活動の構築と強化
第5章 マーケティング情報の収集と活用
第6章 戦略計画と戦略的組織
第7章 市場細分化、市場選択、市場への訴求
第8章 顧客理解
第9章 サービス・ミックス
第10章 プロフェッショナル・サービスの価格設定
第11章 サービスの利便性確立
第12章 統合型マーケティング・コミュニケーション
第13章 プロフェッショナル・サービスのオンライン・マーケティング
第14章 顧客維持戦略と関係構築戦略
第15章 プロフェッショナル・サービス・マーケティングの今後





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