プロジェクトマネジメント
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実践! プロジェクト・マネジメント
プロジェクトとは、
「通常の業務にはおさまらない(ユニークな)ビジネスの目標を達成するために、期間を限定して(テンポラリーに)行う一連の作業」で
『時間』、『資源(ヒト・モノ・カネ)』、『スコープ(開発の目的とその範囲)・品質』の3要素をバランスをとりながら行う。
そして、「プロジェクト・マネジメント」について、一言で「仕事の段取り術」のこととして「プロジェクト・マネジメント」(PM)の基本について網羅的にわかりやすく解説している本を紹介します。
本書では、プロジェクト・マネジメントについて『立上げ』→『計画』→『実行』→『監視コントロール』→『終結』の5つのプロセスを(1)目標を明確にする→(2)作業を分解する→(3)役割を分担し所要時間を見積もる→(4)作業の依存関係を調べクリティカル・パスを見つける→(5)スケジュールをつくるなどの10のステップにわけ分析し、その基本的な進め方から、各ステップの勘所、またプロジェクト・マネジメントを成功に導くためのポイント等についてわかりやすく解説しています。
本書:「[改訂版] 実践! プロジェクト・マネジメント」です。
「目標を最短時間で達成する最強のスキル」との副題が付いています。
本書は、中嶋 秀隆 氏並びに津曲 公二氏の共著にて、2008年5月にPHP研究所より発行されています。
2002年6月発行の前著の改訂版になります。
本書は、アメリカのプロジェクトマネジメント協会(PMI)によるプロジェクトマネジメント知識体系のPMBOK (the project management body of knowledge:米国PMIの登録商標でもある)の2004年に発行されている「PMBOKガイド第3版」(ただし日本語版は2005年)や特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)の発行の日本発のプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブックの「P2M」の新版(2007年)などの内容を踏まえ、著者の現場ならびにコンサル経験を加味して加筆ならびに更新されたもの。
なおPMBOKは、プロジェクトを実施する際の基本的な考え方、手順を体系的にまとめたものでプロジェクト・マネジメントの世界のデファクト・スタンダードになっています。
本書の表紙カバーの下部には、以下のように書かれています。
ゼロからわかる!
「仕事の段取り」「即戦力のルール」を
教える定番書
本書の「改訂版への序文」で筆者は、プロジェクト・マネジメントの活用に関係して以下のように述べています。
「プロジェクト・マネジメントとは、「仕事の段取り術」であることを改めて強く感じる。我が国の仕事の達人達は段取りの良さでは世界トップクラスであり、どこにもひけをとらない。ただ、組織の知恵やノウハウを後輩や他の人に伝えることは苦手のようである。プロジェクト・マネジメントは、組織の知恵やノウハウを後輩や他の人に伝承する局面でも大きな役割を果たすことができる。
現実にプロジェクトをかかえている方は、申すまでもなく、プロジェクトとは無縁と感じておられるビジネスパースンにもご活用頂き、実りあるビジネスライフを追求するツールとされることを願っている。」
本書は、第1章から第5章までの5つの章と終章から構成されています。イラストをはじめ多数の図表が挿入されていて分かり易い構成となっています。
内容についてざっと紹介します。
第1章では、「なぜ、プロジェクトマネジメントが必要なのか」
として、プロジェクトとは何かといった定義の確認にはじまり、我が国でプロジェクトの運営が上手くいっていない理由など分析し総括した上で、プロジェクト・マネジメントの仕組みとその主要な『立上げ』→『計画』→『実行』→『監視コントロール』→『終結』の5つのプロセスと10のステップの概要と、特にプロジェクトの正否に関わる計画段階の重要性などについて解説しています。またなぜいま、プロジェクト・マネジメントなのかを今日の我が国の置かれている状況も交えて解説しています。
第2章では、「プロジェクト・マネジメント「標準10のステップ」」
として、『ステップ1:目標を明確にする』から『ステップ10:事後の振り返りをする』までの10のステップについて、各ステップにおいて実施すべき項目から、その重要なポイント、どのように推進していくかなどを解説しています。プロジェクトの正否に関わる計画段階が1から8のステップで標準10のステップの中核になりますが、各ステップにおける基本的な手順とエッセンスが明確に整理されて解説されています。
第3章として、「「標準10」のステップの勘所」
として、ステップ1に対する『あいまいなものはあらかじめ排除する』からステップ10の『「振り返り」をしてはじめてプロジェクトは完了する』まで各ステップにおけて特に押さえておくべき課題を取り上げ、その解決策の考え方から、起こり得る課題についての解決の方向付けなど含めて重要な勘どころについて解説しています。
第4章では、「プロジェクト・マネジメント成功のための10のポイント」
として、プロジェクト推進において発生し易い問題点への事前の予防処置的観点からの成功ポイントについて、『ポイント1:スケジュール案には四つが必要である』から『ポイント16:異文化のノイズ---思考パターン』までの16ポイントを取り上げ解説しています。
第5章では、「プロジェクト・マネジャーになろう?」
として、アメリカのプロジェクトマネジメント協会(PMI)が認定しているPMP(Project Management Professional)の資格取得、及び特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)の発行の日本発のプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブックの「P2M」の資格試験(PMC、PMS、PMR、PMA)の概要について解説しています。
終章では、「プロジェクト・マネジメントの新潮流」
として、TOC(制約条件の理論)によるプロジェクト・マネジメント(クリティカル・チェーン法)の概要について解説しています。
本書は、現在、プロジェクトに関わっている方は、勿論、「仕事の段取り術」について関心があるビジネスパースンから新たなビジネスモデルの仕組みづくりといったビジネスのイノベーションに関心のあるビジネスパースンにも、読んで頂きたい一冊です。
なお本書の目次は、以下の概要です。
第1章 なぜ、プロジェクトマネジメントが必要なのか
第2章 プロジェクト・マネジメント「標準10のステップ」
第3章 「標準10」のステップの勘所
第4章 プロジェクト・マネジメント成功のための10のポイント
第5章 プロジェクト・マネジャーになろう?
終章 プロジェクト・マネジメントの新潮流
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「先読み力」で人を動かす
「先読み力」とは、『起こりうる出来事(問題)を推測・発見する力』
「プロアクティブ(proactive)」とは、『先手を打つ一歩先に行動すること』
と筆者は、序章の中で定義しています。
「認知」→「タスク化」→「実行」の3ステップでプロアクティブに行動することで以下の3つのメリットが得られるとしています。
- 自分のために投資する時間を確保できる
- 目標を短時間で達成できる
- 早いスピードで成長できる
このように成長のためにプロアクティブに働くことでビジネスを楽しむことができ、充実した人生を送れるようにもなるとし、このような力こそリーダーにこそ求められるとしてリーダーのための「プロアクティブ・マネジメント」を説いている本を紹介します。
イギリスでの国際プロジェクトリーダーの経験や、外資系IT企業で8000人をまとめる「役員補佐」を務め、その後、プロジェクトマネージャーとして、社内の最優秀プロジェクトに輝いた実績をもつ著者が時間管理、チームマネジメント、ミーティング、お客様との交渉…などの重要なビジネスシーンにおいて、どうすれば良いか、思い通りにビジネスをリードできるかといった「プロアクティブ・マネジメント」について具体的な手法やツールやステップ、さらに重要なマインドなどを紹介しながら分かり易く解説しています。
本書:「「先読み力」で人を動かす」です。
「リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント」との副題が付いています。
本書は、著者:村中 剛志 氏にて、2008年3月に日本実業出版社より発行されています。
本書の帯と表紙カバーの折返し部には、以下のように書かれています。
あなたはどちらのタイプ?
- トラブルが発生してから対応するタイプ---(落とし穴に落ちて怪我をするイラスト)
- トラブルを事前に予測して行動するタイプ---(落とし穴にはまらず怪我をしないイラスト)
先手必勝の極意!
不要なトラブルは先手を打って回避する
「攻めか?受け身か?」で完了タスクを分析する
ミーティングは準備で全てが決まる
人は頼られるのが好き。事前ネゴをやろう
期待値と満足値のギャップをコントロールする
これであなたも圧倒的成果を生み出せる!
本書は、序章と終章、第1章~第5章までの7つの章から構成されています。
各章の終わりには、その章のまとめが、3、4点のポイントとして要約されていて、そこでそのようについてレビューできるようになっています。
全般的にイラストなどの図表が随所に挿入されていて、また強調箇所などの表現に色々の工夫が(例えば、第2章では、プロアクティブを青色、リアクティブを赤色で表現する)などパンチが効いた構成となっています。
また章のまとめの前などに挿入されている【コラム】も興味深い話題が取り上げられています。
またシンプルで具体的で明快な論点で分かり易く、リーダーのためのとの表題ですが、例えば新卒で入社してきた人を読者に想定しながら書かれたかのような印象を受けるほどの丁寧さで書かれています、
第1章から5章は、ざっと以下の内容です。
第1章では、「あなたの先読み力を知る」
として、先読み力を把握するための3つものさし(「ものさし1―仕事で関わるすべての人たちをリードしている?」、「ものさし2―「できる」人の5段階。あなたはどこにいる?」、「ものさし3―時間価値を意識しているか?」について「プロアクティブ」な尺度として説いています。
第2章では、「先読み力を鍛えるタイムマネジメント」
として、1日、1週間、3週間までのスパンでの個人のタイムマネジメント(簡単に言うと、先読みして計画表に予定を立て、次にその計画に対して実績を記入し、それについて計画-実績を対比して、プロアクティブであったかリアクティブであったかを色分けして評価し、このようなPDCAのサイクルを繰り返し、プロアクティブに継続的に改善をするといったタイムマネジメトの骨子になります。)についてツール、手法、マインドの各面から具体的に説明しています。このようなプロアクティブなタスクをリスト化し、タスク実行により成果を出すことが本質としています。
第3章では、「メンバーが躍動するチームマネジメント」
として、チームマネジメントをターゲットに第2章の個人のタイムマネジメントのタスクに対して予定と実績で評価し、ずれが生じたときに「なぜ&どうすれば」をチームで共有していく手法が有効であるとしています。またそのためのツールとして「3週間スケージュール」と「TOP5」という手法の活用について解説しています。またプロアクティブ・チームマネジメント実践編として、どのようにプロジェクトに適用するかを4つのステップで紹介しています。
第4章では、「成果を生み出すミーティングはこうつくる」
として、リーダーが目的に沿って充実した会議を行えるための、プロアクティブな準備方法や、会議の運営と進め方、困ったミーティングでの対処方法などを具体的に解説しています。
第5章では、「チーム関係者を巻き込み成功に導く」
として、プロアクティブ・マネジメントの応用編との位置づけで、お客様、社内関連部門、上司、他のチーム、関連会社などの関係者との関わりの中で、関係者をプロアクティブにリードし、関係者の心をつかむ方法について解説しています。プロアクティブなリーダーのための特に留意すべきスタンスといった面を説いています。
また終章では、「リーダーに必要な三つのこころ」として、『リードするこころ』、『援助するこころ』、『感謝するこころ』が大切とその心構えの重要性を説いています。
本書を読みながら、20年以上も前にコトマエ(事前)管理という手法を経営手法として実践し、成果を挙げてこられた経営者のことを思い浮かべました。
タスクフォースであるプロジェクトをプロフェショナルとして成功させるためには、筆者の「先読み力」とそれを鍛えてマネジメントしていく「プロアクティブ・マネジメント」が極めて有効だと思われます。
実務に活用できるノウハウが満載されていてプロジェクトに関わっているビジネスパースンは勿論、自分の仕事の量と質について整理し、見直したいと感じているビジネスパースンにもお奨めの一冊です。
問題解決力は、問題が発生してから発揮するもので対応型の能力とのことで、それ以前に先読み力で問題が発生しないようにする心がけは、筆者が言われる通りで重要です。
対応型の業務処理のスタイルは、確かにまずいですが、問題解決力を習得することも極めて大切です。
業務自体を問題発見と問題解決ととらえれば、問題解決力は、業務処理能力(=力量)の必須の要素のように思います。
また何が問題かを予見したり、その先読みした予測がいかに妥当なものかを説得したりする面は、問題分析力や問題解決力に関わりリーダーとしては、両者のバランスがとれていることが大切と思われます。
確かに問題を掘り下げてしまうと自分のポジションすら見えなくなる事態にも陥りがちで、常にビジョンと進むべき道筋を俯瞰でき、軌道修正できるようにマネジメントしていくことが基本です。
20代・SEに進めたい一冊
自分のチームに導入してみました。
「謎が解ける1冊」
実践しやすさが最高の売り
プロジェクトを1つ2つこなしたぐらいのあなたに
なお本書の概要目次は、以下の内容です。
序章 先読み力ってなに?
■問題解決以前の「先読み力」
第1章 あなたの先読み力を知る
■先読み力を知る三つのものさし
第2章 先読み力を鍛えるタイムマネジメント
■8000人を率いる役員に学んだ時間術
■まずは1日単位で仕事を見る
■1週間、さらに「3週間」後まで先読みする
■確実にスピーディーにタスクをこなす
第3章 メンバーが躍動するチームマネジメント
■二つのツールでプロアクティブ・チームマネジメントを実現する
■プロアクティブ・チームマネジメント実践編
第4章 成果を生み出すミーティングはこうつくる
■ミーティングのクオリティは事前の「段取り」で決まる!
■いざはじまれば、寄り道せずに足跡を残す
第5章 チーム関係者を巻き込み成功に導く
■関係者をリードするためにはまず相手の立場に立つ
■期待値をコントロールして成功に持ち込む
終章 リーダーに必要な三つのこころ
■リーダーがプロアクティブでなくてはならない理由
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プロジェクトマネジメントのトリセツ
プロジェクトマネジメントは、タスクフォースとしてのプロジェクトを人、モノ、カネの経営資源を用いて成功裏に完成させることを目指して行われる活動になります。
マネジメントの中身には、プロジェクトを構成する各活動の計画立案、日程表の作成、および進捗管理等が含まれます。
プロジェクトマネジメントの手法としては、アメリカの非営利団体PMI(Project Management Institute)が「PMBOK」としてまとめたマネジメントシステムがデファクトスタンダードとして、世界中の様々な分野で広く受け入れられています。
私も現役時代の研究開発の仕事は、ほとんどがプロジェクトでした。色々の変遷がありましたが、組織的には、要素技術に関わる専門家の人材育成においてプロジェクトのみだと課題があるとの考えで研究室制とミックスした組織で本籍(研究室:専門能力をチャージ)と現住所(プロジェクト:専門能力をディスチャージ)といった運営でした。プロジェクトの成功は、設定するテーマの素性次第なのでそこが最重点ポイントと考えています。
本日は、プロジェクトひと筋二十数年のキャリアを持つ経営コンサルタントの著者がプロジェクトマネジメントの基本:すなわち企画立案、社内決裁、基本設計、システム開発などを経て、プロジェクトの成果が生まれるまでの一連の流れをわかりやすく解説している本を紹介します。
プロジェクトマネジメントについて合併直後のアパレルメーカーがサプライチェーンマネジメント(SCM)の導入を通じて一体感を高めるというストーリーとポイントとなる部分のレクチャーの両面からプロジェクトマネジメントのノウハウについて解説していくという方法で臨場感あふれた中でプロジェクトマネジメントの計画の立て方、ヒト・モノ・カネの動かし方から情報共有の方法、トラブル解決策までといった推進手順から重要な手法までが理解できるような構成となっています。
本書:「 世界一やさしい プロジェクトマネジメントのトリセツ[取扱説明書]」です。
本書は、著者:西村 克己 先生にて、2007年9月に日本実業出版社より発行されています。同社の『トリセツ』シリーズ第4弾になります。
本書の帯には、以下のように書かれてあります。
「ストーリー仕立てだからリアルに学べる
計画の立て方、ヒト・モノ・カネの
動かし方から情報共有の方法、
トラブル解決策までのこの一冊で!」
本書は、第1章:「プロジェクトの基本を理解しよう」から第5章:「プロジェクトの継続と最終報告へ」までの、5章から構成されています。
よくある会社のシーンを取り上げたストーリー部分において登場人物の会話を通じてプロジェクトマネジメントの推進手順が語られます。ストーリーに続いてその項目の詳細なレクチャーが行われるという流れになっています。
また重要なポイントは、豊富な図解で視覚的に分かり易く解説しているほか、「豆知識」「ウラ技」の形でさらに周辺知識を学び、最も重要なポイントもつかめるといった構成になっています。
本書のストーリーの展開の舞台は、製造会社と販売会社の統合をきっかけに、SCM導入に踏み切るアパレルメーカーです。そこで、そもそも、「プロジェクトとは?」からはじまり、計画立案、社内決裁の取り方・実行スケジュールの修正・社内衝突の解消を経て、プロジェクトとしての結果を出すまでの一連の流れを解説しています。
第1章では、「プロジェクトの基本を理解しよう」として、臨時に招集された組織から発生する種々の問題を解決するための留意点が解説されています。
第2章では、「プロジェクトのテーマ設定とフェーズ分割」として、プロジェクトのテーマの設定方法、大規模テーマのフェーズ分割などが解説されています。
第3章では、「プロジェクトの立ち上げと計画立案(SCM)」として、プロジェクト立ち上げから計画立案までが解説され、SCMプロジェクトの4つのフェーズへの分割推進が解説されています。
第4章では、「プロジェクトの実行とフェーズ1の終結」として、プロジェクト推進管理の基本的な方法から情報共有の方法、プロジェクトチーム内での葛藤や対立をどのように解消するかなどについても解説しています。
第5章では、「プロジェクトの継続と最終報告へ」として、フェーズ2、3、4の推進についてのシステム開発や導入・運用など取り組みの流れが詳細に解説されています。
このような構成を通じて、プロジェクトの作業手順を整理する「WBS」(Work Breakdown Structure)、スケジュールが一目でわかる「ガントチャート」、作業の所要時間と前後関係がわかる「PERT」、役割分担が見える「作業責任マトリックス(TRM)」、情報共有を円滑にする「WG会議」と「データベース」、「REP(提案依頼書)」を使ったアウトソースの選び方、部門間の葛藤・対立を解消する「オーナーの意志決定」などプロジェクトマネジメントのための必要な手法やフォーマットなどが分かり易く紹介される構成になっています。
日頃の仕事にも役立ちます
30人規模のプロジェクトには役立つこの本!
なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 プロジェクトの基本を理解しよう
ストーリー1-1 プロジェクトマネジメント勉強会の開始
ストーリー1-2 プロジェクト推進の基本
ストーリー1-3 作業計画とスケジュールを明確化しよう
ストーリー1-4 推進体制と予算計画を明確化しよう
レクチャー1-1 プロジェクトマネジメントの基礎知識 ほか
第2章 プロジェクトのテーマ設定とフェーズ分割
ストーリー2-1 プロジェクトテーマを決定する
ストーリー2-2 プロジェクトのマスタープランを作成する
レクチャー1-1 テーマ設定の重要性 ほか
第3章 プロジェクトの立ち上げと計画立案(SCM)
ストーリー3-1 プロジェクトの立ち上げ
ストーリー3-2 SCM経営改革プロジェクトの立ち上げ
ストーリー3-3 プレリサーチの重要性
ストーリー3-4 プロジェクトで何を実現するのかを明確にする
ストーリー3-5 プロジェクトを確実に推進するための実行計画を立案する
レクチャー3-1 プロジェクトの立ち上げ ほか
第4章 プロジェクトの実行とフェーズ1の終結
ストーリー4-1 プロジェクト企画会議
ストーリー4-2 プロジェクトの推進
ストーリー4-3 思わぬ障害にとまどうメンバーたち
ストーリー4-4 オーナーとの意見のすれ違いで思わずヒヤリ
ストーリー4-5 プロジェクト報告書作成と報告会実施
レクチャー4-1 プロジェクトの承認とキックオフ ほか
第5章 プロジェクトの継続と最終報告へ
ストーリー5-1 フェーズ2として「システム設計フェーズ」に進む
ストーリー5-1 フェーズ3として「システム開発フェーズ」に進む
ストーリー5-1 フェーズ4として「導入・運用フェーズ」に進みプロジェクトは解散
レクチャー5-1 フェーズ2:システム設計の進め方 ほか
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9(nine) WS009KE(BA) FCバルセロナモデル
はじめてのプロジェクトマネジメント
『守』、『破』、『離』という言葉があります。学びの過程を現した言葉で、始まりは、世阿弥の風姿花伝の序破急という言葉で、のちに千利休が『守』・『破』・『離』として説いたということのようですが真偽は分かりません。
初心者が有効にステップアップを図る方法は、その道で成功した経験者から先ず学ぶこと(『守』)だと思います。
本日は、プロジェクトマネジメントについて、情報通信分野でプロジェクトマネッジャーとして数多くのプロジェクトの建て直しを経験された著者が、プロジェクト成功の方法論を丁寧に解説している本を紹介します。
本書:「はじめてのプロジェクトマネジメント」です。
本書は、著者:近藤 哲生氏で、2005年5月に日本経済新聞社より日経文庫 (新書)の一冊として発行されています。
本書の表紙の折り返し部には、本書のポイントとして以下のことが書かれてあります。
「本書は、若手の若手のプロジェクトマネジャーとチームメンバーを対象に、「プロジェクトを失敗させないために、いつ、何を考え、何を実行すればよいのか」を解説する入門書です。
数多くのプロジェクトの立て直しを経験したなかで著者が見出した「プロジェクト成功の方法論」を、発足から振り返りまで順を追って丁寧に解説します。
プロジェクトの成功・失敗の分岐点となる10の場面を取り上げ、「シナリオ」(ドラマ形式で状況を把握)→「解説」(その場面でどう考え、何をするべきか?)→「Step Up Point!」(陥りやすい問題点をどう回避するか?)の3ステップで、問題の本質をリアルに解き明かします。」
本書では、多くのプロジェクトの中で、失敗と成功の分岐点となる10の場面を取り上げ、成功するためには、プロジェクトの立ち上げから回転、完成、レビューの各フェーズについて、それぞれの場面で最もかかわりの深い者が何を考え、何を実行すべきかを、またその場面でよく陥る間違った判断と取るべき行動を「シナリオ」の手法を取り入れ、ドラマ形式で臨場感たっぷりにストーリーが展開し、その場面でどう考え、何をするべきかヒントが分かり易く解説され、次の「Step Up Point!」で、その段階においてプロジェクトが陥りやすい問題点とそれを回避するための実施事項が提示されています。
本書で、印象的な部分は、PRP(Project Re-Planing:プロジェクト計画再設定)です。
<<プロジェクトは始まったときから失敗している>>
「なぜプロジェクトは、失敗するのか。
プロジェクトが失敗する原因はいくつもあり、しかも多様であることから、個人の責任追求はしても、関係者が「なぜ失敗したのか」を分析することは極めて稀である。
ただし、多くの失敗プロジェクトに共通してして要因がある。
「そもそもスタート時の計画に無理があった」という根本原因である。しかし、この失敗の要因に対して、これまでほとんどのプロジェクトは、何らの対策も打ってこなかった。
(略)こうした現実離れをした計画を修正し、人・物・金を必要な分だけ盛り込み「成功するべくして成功する」計画に作り直すことが,PRPである。」
また即断・即決・即実行の実践のためのDPM(Desision &Progress Meeting:プロジェクト意思決定会議)手法の解説をはじめ、プロジェクト成功のためのノウハウ・考え方がてんこ盛りの充実した内容になっています。
はじめてのとありますが若手のみならず多くのプロジェクト関係者に役立つ内容となっています。
プロジェクトは最初と最後が肝心
入門書と言いながら・・・
なお本書の目次は、以下の内容です。
Step1 プロジェクトの現実を知る
――プロジェクトの実情、成否の分かれ目
1 成功と失敗を見極める
2 プロジェクトの構成とモチベーション
Step2 プロジェクトを立ち上げる
――「成功する計画」の策定
1 プロジェクト発足
2 自分たちで計画をつくる
[成功のためのパラダイム転換1]
――成功と失敗はスタート時に決まっている
[成功のためのパラダイム転換2]
――プロジェクトを孤立・玉砕させない
Step3 プロジェクトを回転させる
――メンバーのモチベーションを高め続ける
1 問題の共有と解決のスピードアップ
[成功のためのパラダイム転換3]
――即断・即決・即実行の実践
2 問題発見を促すプロセスづくり
3 メンバーの自律と衆知の結集
4 メンバーの成長を促す
Step4 プロジェクトを完成させる
――「パーフェクトな成功」の最終条件
1 隙のない物づくり
2 エンドユーザーとのコラボレーション
Step5 プロジェクトを振り返る
――成功スパイラルを生み出すために
1 成功を再生産するために
2 成功法則をつくる
Finish プロジェクトラーニング
――学習するプロジェクト
1 成果を財産にする
2 経験と学習のプロセス
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マネジメント改革の工程表
TOC(制約理論)は、1970年代後半に生産スケジューリングのことを相談されたことをきっかけにゴールドラット博士が開発した生産スケジューリングソフトウェア、OPT(Optimized Production Technology)に由来します。小説『ザ・ゴール』で話題を呼びました。
クリティカルチェーン(CCPM、別名:TOCプロジェクトマネジメント)は、プロジェクト型業務に、TOCの基本原理を適用したプロジェクトの管理手法になります。
クリティカルチェーンは、PERT手法(Program Evaluation and Review Technique)に基づくプロジェクトの要素工程の締め切り厳守を積み上げていく、アプローチではなく、プロジェクト全体の納期を守るのみならず短縮することを目的に、TOCの提唱者ゴールドラット博士によって開発された手法です。
本日は、クリティカルチェーンをベースとした経営改革プロジェクトを通して「会社が劇的に生まれ変わる工程表」を、むずかしい専門用語を使わずにイラストと図で解説している本を紹介します。
本書:「マネジメント改革の工程表」です。
「人が育ち、現場がよみがえる。社長も社員もうれし泣きする「ゆとり」の経営改革」との副題が付いています。
本書は、著者:岸良 裕司 氏で2006年9月に中経出版より発行されています。
本書の帯には、以下のことが書かれてあります。
「成果が出ない!
『遅れる納期」』『ふくれる予算』、そして『発展的解消』
なぜ、社運をかけたプロジェクトが失敗するのか」
「あなたの会社が
劇的に生まれ変わる工程表
あります」
表紙の折り返し部には、以下のことが書かれてあります。
「経営改革のジャマをする
「会社の害虫」退治します!
部署間の情報が断絶
責任をとらない、
ついに減収減益……
そんな社内にはびこる
『大企業病』に効く薬、あります」
マネジメント改革の工程表
本書のまえがきで著者は、本書の意図するところについて以下のように述べています。
「この本にあるすべてのことは、基本はCommunicationとCollaboration(コミュニケーション&コラボレーション)にある。
『クリティカルチェーン』は、プロジェクトマネジメントの技術ではなく、CommunicationとCollaborationをうながす道具として考えた方がより明快であろう。この本ではむずかしい専門用語を使うことは極力避けている。プロジェクトの実践者は現場である。そのなかでスタッフや経営幹部が難解な専門用語を駆使して指導すると実践がおぼつかないことがある。むずかしい言葉で議論していると、現場が消化不良に陥り、挙句の果てには単語のうわべの意味を理解するだけで、わかったような議論を繰り返し、実践が伴わないことになりかねない。こういった事態に陥らないよう警鐘を鳴らしたいと願うからである。
この手法は、経営において成果を出すための経営幹部や実務者のものであり、現場の方々が目標を突破するプロジェクトマネジメントを実践するために、是非活用していただきたいと願っている。」
本書の構成は、Part1~6までで内容は、カラフルなイラストや図を用いて分かり易く書かれています。各Partの終わりには、Columnがあり「手法中毒にご用心」とか筆者の意見が載せられてあります。また多数の脚注が欄外に掲載されています。
『改革の工程表』の【成功の極意】として、Part3のセッションの後のその1からPart6のセッションの後のその18まで掲載されています。
最後にケーススタディとして、『三方良しの公共事業改革』が取り上げられています。
社内の人間関係が良くなるCCPM
さらに成長したCCPMが理解できる。
本書の目次は、以下の内容です。
Part1 経営とプロジェクト
Part2 経営改革をジャマするもの
Part3 サバの読み方・使い方
Part4 目標を共有する
Part5 改革の工程表をつくる
Part6 ゆとりのマネジメント改革
ケーススタディ 三方良しのマネジメント改革
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![[改訂版]実践! プロジェクト・マネジメント](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51YPMZS8cPL._SL160_.jpg)












