アジアカップの対オーストラリアの決勝戦は、0−0のまま突入した延長戦で途中出場のFW李が鮮やかなダイレクトボレーでの決勝弾をたたき込み1-0で勝利しました。


日本が2大会ぶり、史上最多となる4度目のアジア制覇を成し遂げた。


今回の大会では、予選リーグの初戦から楽な試合はなかったが、準決勝の韓国戦、決勝のオーストラリア戦とも総力戦で厳しい戦いを勝ち抜くことができた印象。


決勝戦では、前半、オーストラリアの高さを生かした攻撃に苦しんだが流れを変える監督の選手起用も見事だった。


トップ下の右サイドでプレーしていたMF藤本に替えてのDF岩政を投入しセンターバッグを強化し、DF長友を前へ上げ、岡崎を右サイドに配置するという起用は、守備も固め同時に攻撃も活性化するという守備と攻撃への2重効果を狙ったもので長友が超人的なタフさで相手DFの裏を抜け絶妙のクロスをあげるという決勝弾への伏線となった。


またFW前田から李への交替も監督の狙いに選手が応えるという結果に結びついた。


予選リーグではミスも目立ったGK川島を守護神として使い続けた。


監督の期待に応え、決勝選では、1対1など何度かのピンチを救ったGK川島の好セーブも光った。


ザッケローニ監督の選手の個性を掴み、また戦局を的確に読んでの適材適所へのタイムリーな起用は、さすがと思われるもの。


香川や松井ら主力の怪我の離脱という想定外の問題も発生したが、今回の招集メンバーをほぼフルに上手く活かしての選手起用ができていた。


監督の手腕によるもの。


若い日本代表の更なる成長が楽しみである。


リーダーはかくあるべしの手本のような人心掌握術・モチベーションアップ術が発揮されていたように思われる。


米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が日本の国債格付けを「ダブルA」から「ダブルAマイナス」に格下げしたことについて問われ


「いま初めて聞いた。本会議から出てきたばかりだ。ちょっとそういうことに疎いので、また改めてにさせてほしい」


と答え、後で意味不明の弁解をしているノーテンキな管首相。


身近な諸問題から解放される海外へ逃げ出したいというような気持ちもわかるが、国会会期中にもかかわらず


「華やかさと陳腐さが入り交じった場」と称され、実質的な成果をほとんど生み出さないと批判も多い世界経済フォーラム(ダボス会議)への参加。


トップらしさの外見的・表面的な部分にこだわるのは、内面の自信のなさの裏側であるようにも見えてしまう。


ところで過剰な公的債務の解決策は、以下の8つしかないと言われる。


『増税、歳出削減、経済成長、低金利、インフレ、戦争、外資導入、デフォルト』


とれない選択肢も多くひたひたとデフォルトの危機が忍び寄っているのだろうか。


今の政府の政治家だけではないが政治家にとっての現場とも言える国民からは既に遠く離れてしまっているように見える。


リーダーのマインドアップなら是非とも松下幸之助さんの↓この本をお薦めしたい。


指導者の条件―人心の妙味に思う


さて、本日は、ビジネスモデル構想、SCM・ERP構築導入、工場現場改善、効率化支援などのコンサルタントで多数の関連書籍でも知られる筆者:石川 和幸氏が、


【工場】をターゲットに製造現場とはどのようなものかについて、工場のしくみ、仕事・お金・情報の流れ、さらには業務改善の取組などを図解で分かり易く解説している本を紹介します。


<<ポイント>>


工場のしくみについて図解で分かり易く解説している本


本書では、


知識ゼロの方でも工場とはどんなものかが一通りつかめるように


代表的な業種での工場の仕組みのイラスト解説にはじまり、


工場の基礎と全体像を概観した上で、


  • 工場の3つの視点からの仕事の流れ、
  • お金の流れ、
  • 情報の流れと情報システム
  • 種々の改善活動
  • と今後のものづくりの課題と展望

までを図解を中心に分かり易く解説しています。


本書:「図解 工場のしくみが面白いほどわかる本」です。


本書は、著者:石川 和幸氏にて、2011年1月に中経出版より発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの下部には以下のように書かれています。


目で見る!
製造現場の
魅力を満載!

  • 実際のもの作りの工程
  • 工場の組織・業務の全体像
  • 見込生産の仕事の流れ
  • 個別受注生産の仕事の流れ
  • 設計とデザインレビュー
  • 新製品開発の仕事の流れ
  • 試作のステップ
  • 原価計算とキャッシュフロー会計
  • 5S、セル生産、ジャストインタイム
  • サプライチェーンマネジメント

私自身は、製造業の研究開発部門にいたので自社以外にも各業種の多数の製造現場を見学する機会持つことができました。


現場・現物・事実主義をモットーとしていた上司からも機会があれば、そこの工場を見せて頂くようにと指導されてきたことにもよります。

しかし一般には工場の活動というのは知られているようで意外にその実際を知らない人が多いように思います。


本書では、写真やイラストを多用して分かり易く製造現場がどのようなところでどのような活動が行われているかなど現場に実際に行っているような感じて把握することができます。


本書は、下記の目次のように9章からなります。


また2章以降の各章の終わりでは、「現在の工場の姿」として「生産管理部は工場の司令塔」などのその章を補完する事項を取り上げて解説しています。

ざっと以下のような展開となっています。


最初にマヨネーズ、電子ピアノ、カップめん、自動車、薬(錠剤)についてイラスト・写真で工場見学の趣で工場のもの作りの現場では実際に何が行われているかを図解で解説しています。


次いで工場の果たしている役割工場の組織や業務の全体像についての解説が続きます。


また下記の工場の仕事の流れについて1章ずつを割いて説明しています。


  • 見込生産
  • 個別受注生産
  • 新製品開発

そして


  • お金の流れ
  • 情報の流れ

についてそれぞれ管理手段、情報システムとどのように関係しているかを解説しています。


また工場に関係する効率化等の工夫、及び環境問題やグローバル化などこれから工場が乗り越えるべき課題とその対応策を展望しています。


巻末には、「射出成形」など各種の加工技術の概要を解説した


工場のもの作り技術


及び本編で取り上げなかった工場にまつわる雑学・雑談を紹介している


工場こぼれ話


の付録が添付されています。


本書でこれまでに全く工場を知らなかった人でも工場とはどんなものかが一通り学べるようになっています


<<本書で何が学べるか>>


本書では、常に時代の要請に応じて進化してきている工場の今の姿について、「工場とは何か」といった基礎知識を確認しながら、工場のしくみを「もの・プロセス・お金・情報」といった流れを追いながら関係するマネジメントの肝までをイラストなどの図解でわかりやすく解説しています。


<<まとめ>>


工場のしくみに関心があるビジネスパースンには、本書は、読んで頂きたい一冊です。


なお本書の目次は以下の内容です。
1章 工場のしくみ
1 マヨネーズができるまで
2 電子ピアノができるまで
3 カップめんができるまで
(略)
8 自動車ができるまで⑤架装工場と整備工場
9 薬(錠剤)ができるまで
2章 工場とは何か
1 豊かな生活を支えている 工場の恩恵
2 工場の役割とは 使えるものにし価値を付加する
3 工場の全体像① 工場の組織の全体像
(略)
9 製造の外注を引き受ける EMS
10 現地化がカギ 日本流の工場管理
3章 見込生産の仕事の流れ
1 見込生産で必要な 需要予測と販売計画
2 投資と生産コストを決める 大・中日程計画
3 効率的な生産を決める 小日程計画
(略)
8 状況把握が重要な 在庫管理と出荷管理
9 トレーサビリティで迅速に問題解決 品質管理
4章 個別受注生産の仕事の流れ
1 個別受注生産のスタート 引き合い管理
2 価格と収益を見積もる 仕様確定・見積管理 
3 作り方を考える 設計とデザインレビュー
(略)
7 納期遵守に重要 作業・製造指示と進捗管理
8 手間暇かかる 据付工事から試運転まで
5章 新製品開発の仕事の流れ
1 魅力ある新製品・技術が会社を強くする 研究所
2 売れ続けるカギ 商品企画と機能設計 
3 作業のスタート 機能設計から機構・構造設計
(略)
5 調達の最善策 サプライヤーとの連携
6 実際に作ってみる 試作のステップ
6章 お金の流れを見る原価計算
1 一連の生産活動の流れが生む お金の流れ
2 工場のお金を「見える化」する 原価計算
3 原価計算の種類① 総合原価管理と個別原価管理
(略)
6 新しい方法① 活動基準原価管理
7 新しい方法② キャッシュフロー会計
7章 工場を支える情報の流れと情報システム
1 今の工場に必須 情報の流れとシステム
2 需要予測を担う 統計的需要予測システム
3 自動化だけでは足らない もののながれをつなぐ計画
(略)
8 生産の基準情報の要 BOMとPDM
9 機械の制御と情報収集を行う 制御装置
8章 効率化するいろいろな手法
1 改善活動の基本 PDCAを回す
2 工場に改善体制を築く QC活動
3 もの作りの基礎を支える 5S活動
(略)
10 工場の内外を最適化する SCM
11 「見える化」で復権 目で見る管理
9章 これからの工場
1 もの作りの技術伝承が急務に
2 海外進出形態の段階的進化
3 製造のアウトソーシングの変貌
(略)
6 実現すべきは生産体制の柔軟性
7 もの作り工場の永続性を求めて
付録
1 工場のもの作り技術
2 工場こぼれ話



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「漢字の日」にちなんで日本漢字能力検定協会が12日に発表した「今年の漢字」は、「変」でしたが、経済情勢の「変」は、著しく急激で、先日の内閣府の12月の月例経済報告でも、景気の基調判断を前月の「弱まっている」から「悪化している」に下方修正しています。


また財務省が22日に発表している11月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、2,234億円の赤字とのことです。


この状況は、第2次石油危機の直撃を受けた1980年10~11月以来、28年ぶりに2カ月連続の赤字とのことです。


輸出は、ほぼすべての地域で減少しており、前年同月比26.7%減の5兆3266億円とのことで、これまで日本経済をけん引してきた外需が崩壊した格好となっています。


世界同時不況と円高により輸出立国の根底が揺らいでいる状況になっています。


ただ我が国の輸出額をGDPで割った輸出依存度は、10~15%で、主要国では、中国、韓国、ドイツ、イギリス、フランス、イタリアなどよりもずっと低く、米国(約7%)に次いで低い状況にあります。


今日の経済状況は、極めて深刻な状況ですが、見方を変えると国民の生活の観点からは、本来は、円高の方が国民の働きの価値が高まることになる歓迎すべきことのはずです。


そのツケが極めて大きなものとなりますが、国民の知恵でこれまでの誤った軌道を修正し、「変」でこの危機を乗り切って従来型から新しい価値観に立脚した経済構造に変換していく過渡期に差し掛かっていると思われます。


そしてこれまでのように異常な円安誘導による輸出収益を維持していくといったことは困難と思われますが、高度な技術を集約したオンリーワンの製品を提供していく限りにおいて、日本の製造業の将来は、決して暗いものではないように思います。


本日は、「強い工場」をテーマに製造業に精通したスペシャリストたちが、製造業と工場の関係、メーカーの組織構成といった基本的なことから、実際の業務とそこにある工夫や仕掛けといったことについて事例を交えて解説している本を紹介します。


<<ポイント>>


現場視点から「強い工場とは?」に焦点をあてた製造業の解説書


今日までの日本の成長を支え、実現させた製造業について、工場を中心とした製造業の現場の視点から各業務プロセスを把握し、ますます激化していく競争環境の中で生き残っていくための工場のあり方:「強い工場」の秘密について解き明かしています。


本書:「強い工場のしくみ」です。


メーカーの基礎知識から設計開発・生産管理の流れまで」との副題が付いています。


本書は、ワクコンサルティング の監修、新堀 克美 氏の編著にて、2008年12月に PHP研究所 よりPHPビジネス新書の一冊として発行されています。


強い工場のしくみ (PHPビジネス新書)
PHP研究所
ワクコンサルティング(監修)
発売日:2008-12-19
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:63656

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯と表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれてあります。


他業種にも活きるノウハウ満載!

日本の製造業の工夫や仕掛けの数々………

現場を知れば「強い工場」の秘密がわかる!

中国の工場に押されている?
アメリカのように脱製造業へ向かうべき?

いやいや、日本の工場は まだまだ強い


本書は、7章から構成されています。
途中にコラム欄が設けてあったり、ケーススタディを通して詳細な業務の解説があったり、注記による補完解説があったりと製造業について学ぶ上での関連情報についても細かい配慮があります。


最初に就職を控えた学生と、製造業に長年勤めるおじさんの会話を通して、「製造業」と「工場」について、製造業の分類、工場の分類に始まり、メーカーの中での各業務の概要、我が国における製造業の位置づけ、中国の台頭の影響、ブランド等を概観しています。
また改まってメーカーについて少し体系的に分類した上で、メーカーの組織構成は一般的にどのようなもので、各職能、部門毎にその職場ではどのような仕事が行われているかを概観しています。


次いで総合電機メーカーの野武蔵電機という会社の開発センターで多種多様な制御装置(加工機械のスタート・ストップ、加減速、加工速度、位置決めなどを制御する)の開発を担当している岡山君の開発技術者としての仕事はどのようなものかを解説しています。受注設計プロセスの開発プロジェクトの流れ、さらに各種のDR(設計レビュー)の概要から開発担当のキャリアアップまでを解説しています。


そして、総合家電メーカーの工場に生産管理部の資材調達課の係長として生産ラインの負荷調整を考えながら製造指示を作成する役割の梅田君について、生産計画から見たモノづくり、とくに生産管理部の仕事、生産技術部の仕事、工場と在庫管理について在庫の功罪、生産管理部門の生産計画、資材調達、受注管理、在庫管理などの各プロセスの業務、在庫と業務改善、「在庫回転率」と「在庫回転期間」、実地棚卸しの業務、QCD管理について、在庫管理の重要性などについて解説しています。


次に情報システム部門の仕事に焦点をあて、「資材調達業務の電子化支援」のプロジェクトを担当する川中さんの仕事をはじめとした情報システム部門の仕事を解説しています。システム開発のしくみと情報システム部門のIT企画課、システム技術課、システム運用課、業務支援課の各業務の内容を解説しています。


さらにメーカーの営業の仕事に焦点をあて、営業に勤務する斉藤君の業務をはじめ、営業の仕事の特色、商品知識、コミュニケーション、行動型営業、提案型営業、奉仕型営業、課題探求型営業の各営業形態、営業の主要な4つのプロセス、顧客満足の向上、あらには営業のキャリアアップなどについて解説しています。


最後の章では、「強い工場」をテーマに製造業の強さに焦点をあて、考察しています。QCDを着実に実践するたゆまぬ努力の大切さ、エコロジー対応、安全管理、「人にやさしい工場」と5S活動、さらに工場長の管理項目について、QCDに関わる代表的な指標と日常管理、異常対応、問題管理、改善活動など取り上げ解説しています。さらに工場の強さと弱さについて事例を交えて解説し、強い工場の実現のための要点をまとめ結んでいます。


<<本書で何が学べるか?>>


日本の工場にあって中国の工場にはないもの――。


 それは“強さ”である。


として本書では、製造業の「強さを生むしくみ」に焦点をあて、工場の基礎的な知識から説き起こし、設計開発、生産管理、情報システム委、営業といった主要な業務がどのように推進されているか、QCDに関わる主要な指標と改善活動などについて実際の業務とそこにある工夫や仕掛けについて事例を交えて解説しています


<<まとめ>>


本書には、これから製造業に進もうとする人から、実際に工場で働く若手やベテランの方は、もちろん、他業種で働く人にとっても参考になる情報が満載されていて、お奨めの一冊です。


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 「製造業」と「工場」の関係について知っておこう
第2章 「メーカーの組織構成」について知っておこう
第3章 開発技術者の挑戦
第4章 より良い工場を目指して
第5章 仕事を円滑にする情報システム部門
第6章 メーカーの営業はどんな特色がある?
第7章 強い工場のしくみ




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米ビッグ3の救済法案が米議会上院で協議が決裂し、事実上の廃案となったことから米政府は、金融安定化法に基づく公的資金7000億ドル(約68兆円)から資金を拠出し、金融機関を経由してのつなぎ融資を実施する方向で検討中とのこと。


ビッグ3の救済法案廃案は、世界経済に深刻な影響を及ぼすと懸念されていますが、米政府が支援に乗り出すことで、ビッグ3の経営破綻の懸念は、来年1月のオバマ政権誕生までは避けられることになるのかいずれにしても余談を許さない状況です。

さて、本日は、1966年に本田技研工業(株)入社以降、自動車部品の技術部門、ホンダオブアメリカへ駐在、CSI向上の責任者、技術部会のヘッド、中国広州本田での駐在、定年退職後も中国企業での品質顧問といった経歴の著者:酒井 輝昌 氏が38年間のホンダでの品質管理とものづくりの経験に基づいて、QCD(品質・コスト・デリバリー)で生き残るための実践的なノウハウを説いている本を紹介します


<<ポイント>>


ホンダ流のQCDにまつわるノウハウを事例を通して解説している書籍


筆者が部品メーカーに指導してきた、以下のような内容について事例を通じて解説しています。


  • 品質問題の解決事例
  • 品質に対する考え方
  • いくつかの品質活動の紹介
  • 主要QCツールの紹介
  • QCDの取り組みの紹介

筆者の長年の品質活動で得た、貴重な経験、ノウハウを埋もらせては忍びないとの思いから本書を刊行しようと思い至ったとのことです。


本書:「ホンダの品質管理とものづくり 」です。


本書は、著者:酒井 輝昌 氏にて、2008年12月に東京図書出版会より発行されています。


ホンダの品質管理とものづくり
東京図書出版会
発売日:2008-12
発送時期:通常2~5週間以内に発送
ランキング:210538

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


ホンダでの経験を活かし、他社に差をつけるためのノウハウを提案

--QCDで生き残るための事例集--

  • 世界各地で実践した問題解決ノウハウ事例
  • 外注部品メーカーとしての信頼関係から生まれる良い製品
  • ホンダの考え方
  • 6S管理の定着化/生きたQCサークル活動
  • 「問題解決の7ステップ」
  • QC7つ道具が簡単に使える事例
  • QCDで生き残るための7つの提案

本書は、9章から構成されています。


多数のイラストやフロー図、グラフなどの図表が挿入され実務的で分かり易い解説となっています。


ざっと概要を紹介します。


第1章では、「世界各地で実践した問題解決ノウハウ事例
と題して、筆者が世界各地で実践してきた問題解決のノウハウについて、問題解決の基本的な進め方として参考になると事例を交えて、「1.先入観を捨て、物を客観的に観ること」から「何事にもハングリー精神で取り組むこと」に至る7つの観点を取り上げ解説しています。


第2章では、「外注部品メーカーとの信頼関係から生まれる良い製品
と題して、部品メーカとその顧客(ホンダ)との信頼関係(パートナーとしての相互協力)が、良い製品づくりのために不可欠であることの事例をコニュニケーション活性化、パートナーシップなどの観点から相互協力関係について解説しています。(この内容は、{中国自動車大陸への道」とのタイトルでNHKスペシャルに取り上げられ、筆者も取材された内容)


第3章では、「体質改革のために酒井学校を設立
と題して、中国の部品メーカーのトップの意識改革と、作業者には、ホンダが要求する品質保証システムなど指導したとの中国で日本並みの品質の車を実現させるために、社内で立ち上げた酒井学校の活動を解説しています。品質保証システムの実践指導では、経営者の責任、役割、品質システム、品質教育、設計/仕様書等の管理、部品の管理、工程の品質管理、計測機器の管理、最終検査及び客先との情報フローなどについて、さらにFMEAをジレで指導、FTAを事例で指導といった内容を解説しています。「1.常識にとらわれずに自由に発想、自由に行動すること」から「27.ベテランは頭をやわらかくしてください」といった27項目にわたる体質改革、意識改革のための指導内容、さらには、「1.取引先、品質保証マニュアルについて」から「13.分かり易い正規分布曲線とCPK」といった13項目の「取引上必要な品質管理の知識と考え方の項目」が取り上げられ解説されています。


第4章では、「6S管理の継続的、積極展開について
と題して、「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の5SにSafetyの「安全」を加えた6Sとして、その基本、具体的目的、6Sの具体的内容とそのねらいの効果などを解説し、とくに継続的に定着させるための「施策」などに重点化してその6S管理の積極的な取り組み方などを解説しています。


第5章では、「生きたQCサークル活動
と題して、QCサークル活動を活性化させるための進め方について解説しています。QCサークル活動の手順ならびに各ステップにおける活動の要点など整理した上で、QCサークル活動の事例に基づき各ステップ毎にやるべきこと(要点)と事例の内容といった順に解説しています。また筆者が感じたQCサークル活動発表会での審査、実践のなかでの課題についても取り上げています。


第6章では、「系統立てて物事を考える「問題解決の7ステップ」
と題して、問題が発生した際に、系統的に適正に効率的に解決するために、原因究明から対策、歯止めまでについて、QCストーリーの7つのステップに整理して各ステップ毎に各ステップ毎にやるべきこと(要点)と事例の内容といった順に解説しています。


第7章では、「解り易いQC7つ道具の使い方と事例
と題して、QC7つ道具は製造現場でよく使われていても余りその道具が生かし切れていないとし、各道具の使用目的を改めて整理した上で、特にヒストグラムと管理図(X-R:エックスバーアール)について重点的に解説しています。


第8章では、「解り易い正規分布曲線とCpk
と題して、「正規分布曲線とは、どんなものか」にはじまり、標準偏差σの特徴とその計算方法、工程管理のメインのツールである工程能力Cp値について、その種類とメカニズム、事例を用いてのCp値の計算、不良率の推定など工程能力指数について分かり易く解説しています。


第9章では、「QCDで生き残り
と題して、ホンダの考え方と経験をもとに中国企業での指導事例を交えて解説しています。とくに製造現場のムダとその排除の方法、品質コストの考え方、見える化の活動、外注二次メーカの指導と相互補完の考え方、他品種、少量生産でのQCDの保証、TPM( Total Productive Maintenance :総合的設備管理)導入といった活動について詳解しています。


<<本書で何が学べるか?>>


製造業において、筆者がホンダで培った品質管理とものづくりに関わる他社に差をつけるためのノウハウを伝授しています


筆者のホンダでの活動の集大成として品質問題の解決事例、品質に対する考え方、品質システムのあり方、主要QCツール、その他QCDの取り組みといった内容が事例を通じて実践的に説かれています


<<まとめ>>


本書は、品質管理の担当者、管理者を始め、これから品質管理に携わろうとしている新人から、自社の品質レベルをさらに向上させたい企業の経営者までの品質管理とものづくりの幅広いビジネスパースンにお奨めです。


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 世界各地で実践した問題解決ノウハウ事例
第2章 外注部品メーカーとの信頼関係から生まれる良い製品
第3章 体質改革のために酒井学校を設立
第4章 6S管理の継続的、積極展開について
第5章 生きたQCサークル活動
第6章 系統立てて物事を考える「問題解決の7ステップ」
第7章 解り易いQC7つ道具の使い方と事例
第8章 解り易い正規分布曲線とCpk
第9章 QCDで生き残り






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自動車部品

納品不良率0ppm、

1年後使用後故障率2ppm

薄型テレビ 300ppm
薬剤処方 50ppm
お菓子 20ppm
輸入食品

9,000ppm



これは、「ものづくり組織能力」の実力に関わる「客先納入品質」の例として挙げられているいろいろな業界のいろいろな品質に関わる一例として取り上げられているもの。業界のレベルを示すものでないと注記されています。(第2章「品質のコスト」より)


東京大学ものづくり経営研究センター流ものづくり」(筆者は、「東大流ものづくり」と略称)というのは、東京大学大学院経済学研究科ものづくり経営研究センター(Manufacturing Management Research Center:MMRC)の藤本隆宏教授が唱導されている製造業のみならずサービス業までも包含する「ものづくりの理論と実践」:ものづくりマネジメント。


「東大流ものづくり」の肝となる考え方は、「ものづくりの本質は、設計情報の創造と転写である」、「ものづくりとは、顧客へと向かう正確でよどみない設計情報の流れをつくること」との設計情報転写理論に基づく思想。


<<ポイント>>
「製品とは、素材に設計情報が転写されたもの」と定義しています。


またこの定義に基づき、ものづくり産業の「開発・生産・購買・販売」の4つの現場機能を、「製品設計情報」との観点から統一的に説明していきます。


この「東大流ものづくり」の視点に、著者の国内外における「ものづくり経営の経験」を加えて、できるだけ多くの企業が、できるだけ早く、国内外で通用する、すなわち世界中で通用する「ものづくり組織能力の構築」できることを意図して、ものづくりに関わる仕組みをマニュアル化し、解説している本を紹介します。


本書:「完璧品質をつくり続けるものづくり組織能力」です。


東大ものづくり経営研究センター発!」との副題が付いています。


本書は、著者:佐々木 久臣 氏にて、2008年8月に日刊工業新聞社より発行されています。


ものづくり組織能力の書籍のjpg画像
日刊工業新聞社
発売日:2008-08
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:78678

<<本書のエッセンスの一部>>


・「ものづくり」とは、『顧客へ向かう正確でよどみない設計情報の流れをつくる活動』と定義。


・「設計情報転写理論」とは、『「製品とは、素材に設計情報が転写されたもの」との定義を用いて、ものづくり産業の「開発・生産・購買・販売」の4つの現場機能を、「製品設計情報」という観点から統一的に説明する理論。』と定義。


・「ものづくり組織能力」とは、『正確でよどみない「設計情報」の流れをつくる組織の力。顧客をひきつけ満足させる設計情報を、いかに上手に創造し、それらをいかに上手に素材に転写するかに関する、その企業特有の能力』と定義。


・「転写の媒体が有形なら製造業、無形ならサービス業」と考えるもの。


・「製品開発とは、設計情報の創造、生産とは、設計情報の媒体(=素材)への転写、購買とは、媒体の入手、そして販売は、設計情報の顧客への発信を意味する」としている。


・「製品品質」とは、設計情報が素材に転写される過程で生ずる転写誤差の累積値の度合いと考える。「品質管理」とは、「設計情報転写精度の誤差の累積を最小化する活動」。その最小化対策として、「1.連鎖の短縮による設計ステップの一部省略」、「2.CAD/CAMなどの情報伝達の自動化によるヒューマンエラーの排除」、「3.各工程での品質のつくりり込み(ポカヨケ、2分間チェック)」、「4.流出防止(インライン検査、出荷検査)」…製造現場では、「不良を流さない」、「つくらない」、「つくれない」、「標準でつくる」…など。


・「完璧品質をつくり続ける生産方式」の「7Mアプローチ」とは、……
1.Man(従業員、労使関係)、2.Machine(工場立地、生産設備)、3.Material(購買・物流)、4.Method(管理技術:品質管理、生産技術、生産管理、設備保全)、5.Management(経営管理:組織の考え方、ものづくり経営の管理項目)、6.Money(資金調達、利益創出)、7.Market(営業活動、顧客満足)に沿ったマネジメント改善のためのプロセスでにR&D(研究開発)とIT(マネジメントサポートシステム)を加えることもある。


・本書は、9章から構成されています。全体を通して多数の概念図などの図表が挿入されていて分かり易い構成になっています。


・また付録として、完璧品質用語辞典が添付され、「悪魔の躓(つまず)き」をはじめ、キーワードの解説があります。


<<本書で何が学べるか?>>


・「東大流ものづくり」の基本思想がどのような概念なのか。また品質概念、品質コスト、完璧品質への潮流といった概要。


・また「品質管理の基本」、「ものづくり組織能力構築の基本」からはじまり「生産の三権分立」「生産の勝利の方程式」「完璧品質と7Mアプローチ」といった「東大流ものづくり」を活用してものづくり組織能力を構築し、高めていく手法が学べる。

・「ものづくり組織能力の構築」をどのように進めていくかのプロセスが分かり易く解説されています。


・さらに経営活動全般において、「ものづくり組織能力の構築」について、経営トップがどのように関わるべきか、「ものづくり組織能力の確立度合い」についてどのように評価するかの方法が解説されています。


・また海外での「ものづくり組織能力構築」の過程で立ちはだかる壁を乗り越えた実例も「常に改善活動が可能な労使関係の樹立」など11例が紹介されています。


・「ものづくり組織能力」を高め、効率良い経営を継続的に推進していくための具体的な方向性や道筋など参考になると思います。


<<まとめ>>


・本書では、日本的統合型で「正確でよどみない設計情報の流れ」をつくることが、ものづくりの要諦だとする「東大流ものづくり」を核としたものづくりマネジメントについてその考え方から「ものづくり組織能力の構築と実践まで理論的で実務的に解説されています。


・とくに「正確でよどみない設計情報の流れ」を効果的に構築する能力である「ものづくり組織能力」についてその改善を継続的に推進する方法が具体的に採り上げられています。


・本書では、「ものづくり組織能力」は、「デザイン・価格・性能・ブランドといった顧客が直接知覚できる製品の競争力」(これを「表層の競争力」と表現)とは区分して、企業内部で日々磨き上げている、『開発リードタイム・生産リードタイム・生産性・工程内不良率』と言った顧客の目には、直接知覚されない「深層の競争力」を構築する能力として、「深層の競争力」を磨き上げる手法を強調しています。


・本書は、世界中で通用する完璧品質をつくり続ける「ものづくり組織能力」に関心のある製造業及び非製造業のマネジメントに関わる経営者から管理者をはじめ関係者には、是非とも読んで頂きたい一冊です。


なお本書の概要目次は、以下です。
第1章 東京大学ものづくり経営研究センター流ものづくりの概要
1 東京大学ものづくりインストラクター養成コース(R)
2 東大流ものづくりとは? 
3 ものづくり経営の3本柱  
第2章 品質のコスト  
1 品質の連鎖と品質概念  
2 ものづくり立国と品質管理  
3 品質のコスト  
4 完璧品質への潮流  
5 いろいろな業界のいろいろな品質  
第3章 完璧品質達成の枠組み ものづくり組織能力構築の基本  
1 品質管理の基本  
2 生産の三権分立  
3 自工程保証は次工程保証  
4 安全第一と品質第一  
第4章 ものづくり組織能力を高める 完璧品質と7Mアプローチ  
1 7Mアプローチの主要点  
2 7Mアプローチの構成  
3 Man 従業員、および労使関係  
4 Machine 立地・生産設備  
5 Material 購買・物流  
6 Method 管理技術 
7 Management 経営管理  
8 Money 資金管理、利益創出  
9 Market 営業活動と顧客満足  
第5章 生産の勝利の方程式  
1 生産の勝利の方程式の基本枠組み 
2 生産の勝利の方程式の概要  
3 品質管理が最優先  
4 完璧な品質をつくり続ける「ものづくり組織能力」 
5 改善に要する期間 
6 各段階(ステージ)の進め方 
7 生産の勝利の方程式の「到達度認定評価基準」  
8 勝利の方程式の構成  
9 勝利の方程式の応用  
第6章 ものづくり組織能力構築への二つの道  
1 株主の性向から見た仮説  
2 性善説と性悪説  
3 ものづくり組織能力構築への二つの道  
第7章 ものづくり組織能力構築と経営トップの役割  
1 方針はトップダウン、手段・方策はボトムアップ  
2 ものづくり組織能力構築の枠組み  
3 日本企業と外資系企業~従来の仮説  
4 法令順守とものづくり組織能力  
5 ものづくり組織能力の評価  
6 ものづくり組織能力構築と経営トップの役割  
第8章 ものづくり組織能力の確立度合いの測定  
1 「ものづくり組織能力」と「7Mアプローチ」  
2 7Mアプローチによるものづくり組織能力の測定と評価
第9章 ものづくり組織能力構築の実践例
1 ものづくり組織能力構築の基本
付録 完璧品質用語辞典






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『コレットチャック』(国内シェア6割)、『カム』(国内シェア9割)という自動旋盤の部品を製造している社員数92人のエーワン精密という会社


この会社は、以下のような点から現在、注目を集めています。


  1. 創業以来、37年連続経常利益率35%超を継続している(平均利益率:41.5%)

  2. 短納期を追求し、現在では、1日500件以上もの注文に即日対応。その7割を即日納品

  3. 大手からの値下げ要求がある中、30年間販売価格据え置き

  4. 町工場としては、はじめてジャスダック市場に株式を上場


株式会社エーワン精密の創業者社長であり、2007年10月より取締役相談役である梅原 勝彦氏が、高収益を続けている秘密からなぜ短納期ができるのかという理由、ものづくりの考え方、そして、その独自の経営哲学について語っている本を紹介します。


なぜ単なる町工場がこれだけの利益率を、好不況に関係なく保ち続けられるのか


そして、組織なし会議なし管理なしでも高収益を続けるのかといった秘密を解き明かしています



本書:「経常利益率35%超を37年続ける 町工場強さの理由」です。


本書は、著者:梅原 勝彦 氏(なお著者は、以下のような経歴:1939年東京都生まれ。戦後、ねじ製造を営む父の会社が倒産し、一家離散の憂き目に遭う。12歳から父の知人の工場で働きながら夜間中学を卒業。65年、実兄とともにカム製造を手掛ける会社を設立し、軌道に乗せるが、方向性のちがいから70年に独立し、エーワン精密を創業。現在、同社は、年商22億1000万円(2007年6月期)、従業員92名、本社・東京都府中市。2003年、ジャスダック市場に株式上場。2007年10月、取締役相談役に就任。また2007年には、企業家賞を受賞。 )にて、2008年3月に日本実業出版社 より発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


2007年企業家賞受賞!


常識を覆せば


利益率が高くなる


7割の注文を当日発送


会議の時間は年間30分以下


リーダーは自然に生まれる


町工場初の株式上場



また本書の表紙カバーの折返し部には、その秘密の中味の一端について、以下のように書かれています。


組織なし会議なし管理なしでも


高収益を続ける町工場の秘密


  • 短納期だけれど時間はかける

  • 経験者より素人のほうがいい

  • タイムカードはいらない

  • 不況のときは次の状況の準備をする




本書は、6章から構成されています。


第1章では、「驚異の記録~37年連続売上高経常利益率35%以上
として、利益の源泉は、『高品質』、『短納期』、『適正価格』の3つの基本を愚直に実践したことと述べ、どのようにしてその企業経営の基本を身につけてきたかを振り返って語っています。


第2章では、「町工場こそわが人生
として、終戦から1年が経った小学校2年生のとき、父親の会社が倒産し、一家が離散し、鹿児島の親戚に預けられたことからはじまり、12歳にねじ製造工場の職人として働くことになったことや、小型自動旋盤との出会い、カム製造の事業化の思い、エーワン精密設立から今日までに至る艱難辛苦のエピソードや子供に会社を継がせなかった考え方などが語られています。


第3章では、「短納期の秘密
として、他社でなかなか真似ができないエーワン精密の短納期について取りあげ、それを可能にしている最大の要因は、社員とした上で、特徴の一つは、作業に取りかかるまでの時間が早いこととし、注文伝票兼作業指示書の見本を交えてその流れを解説しています。他社にそのことができないのは、管理が不要という状態で生産が進められるからなど含めて、在庫、稼働率の考え方や、社員のモチベーションの高さ、自前の販売網など短納期を実現できる秘密を解き明かしています。


第4章では、「これが利益を出す経営だ
として、社員の高いモチベーションの背景となっている同社の風土の側面について、終身雇用などの社員重視の姿勢、経験者より素人のほうがいいなど採用の考え方、組織の考え方、立ち話が会議の代わり、タイムカード不要、給料は年功序列、賞与は実力主義、不況の時は次の好況の用意、会社を出たら私人など 同社で進められてきた利益を出す経営の仕組みなどについて解説しています。


第5章では、「成功するために必要なこと
として、起業できるかどうかを測るものさしは強い志があるかどうかなど筆者の人生哲学、成功哲学について語っています。


第6章では、「日本のモノづくり再生計画
として、多くの町工場では、機械を24時間フル稼働させるという無理をしながら、ギリギリのところで耐えている現状に触れた上で、中国や東南アジアには町工場の代わりはできないと述べ、現状を打破して日本のモノづくりを再生すべく提言を述べています。また梅原モノづくり財団(仮)設立にむけての思いを述べています。


本書には、「本当に強い中小企業に生まれ変わるためには、何が必要なのか」を考える多数のヒントが提供されており、製造業の関係者には、お奨めの一冊です。


経常利益率35%超を37年続ける 町工場強さの理由
日本実業出版社
梅原 勝彦(著)
発売日:2008-03-20
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:1237



なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 驚異の記録~37年連続売上高経常利益率35%以上
・利益の源泉は基本にあり
・図面をみせると製品が出てくる?
・経営者は利益にこだわれ
第2章 町工場こそわが人生
・親方になってお家再興
・自動旋盤との運命的な出会い
・市場があって技術があれば必ずものになる
・強い志があれば必ず道は拓ける
・先を読んで動く
・もう一度汗をかけ
・私が税金を嫌がらない理由
・町工場だって上場できる
・子どもに会社を継がせない
第3章 短納期の秘密
・短納期だけれど時間はかける
・他社が短納期をまねできない理由
・すべての在庫が悪ではない
・自前の販売網をもつ
第4章 これが利益を出す経営だ
・終身雇用は当たり前
・社員は社長の背中をみている
・経験者より素人のほうがいい
・組織がなくても問題なし
・立ち話が会議の代わり
・タイムカードはいらない
・給料は年功序列、賞与は実力主義
・不況のときは次の好況の用意をする
・会社を出たら私人
第5章 成功するために必要なこと
・起業できる人、できない人
・現代の若者はひ弱か?
・お金に負けない生き方
・学問のススメ
・読書と早起き
・私の成功は内助の功があったから
第6章 日本のモノづくり再生計画
・危機に立つ日本の町工場
・中国や東南アジアに町工場の代わりはできない
・日本の中小企業はもっと利益に執着せよ
・日本は移民を受け入れるべき
・企業家賞で知名度アップ
・梅原ものづくり財団(仮)設立に向けて
・モノづくりを若者にとって魅力のある産業に







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 本日紹介するのは、「富士通・日本発ものづくり研究会」の執筆陣が情報システムを駆使した開発革新ならびに日本型ITの重要性の考え方を基調とする「モノづくり革新」の新しい提案として『モノを作らないものづくり』という考え方にまとめ、その考え方を実践した具体的な事例を、機械・機構系の開発、電子系の開発、組込みソフトの開発の3分野にわたり紹介するといった内容の本です。

本書:「モノを作らないものづくり」です。

本書には、「デジタル開発で時間と品質を稼げ」という副題が付いています。

本書は、著者:富士通・日本発ものづくり研究会 にて、2007年1月に 日科技連出版社より発行されています。

本書の表紙の折り返し部には、『日本発「ものづくり」革新のカギがここにある』という表題で、以下のキーワードが列挙されています。

  • 情報システムを
    駆使した開発革新
  • 製品開発ブロセスの
    本質は”情報の流れ”
  • 日本型ITの重要性
  • 人間同士のコミュニケーションが
    大切だという前提に立ったIT
  • 人材づくりが大切だという
    前提に立ったIT


「急速な技術革新や顧客の多様化、市場のグローバル化の波の中、製品開発プロセスの革新・改革は、日本のものづくりにとって避けては通れない課題である。程度の差こそあれ、電磁たる開発を取り入れることは、もはや必須と言ってよい。そんな中、富士通が実践し、提案ずる「モノを作らないものづくり」とは!?
 メカ(機構)からエレキ(電気)、ソフト(組み込みソフトウェアまで)、現場の第一線で活躍する「富士通・日本発ものづくり研究会」の執筆陣が「ものづくり」革新の全体像を説き明かす。」

本書の「はじめに」で著者らは、本書における「ものづくり」の考えを以下のように述べています。

「もとより私たちは、現場と現物=モノの重要性を軽視するものではありません。モノにこだわってノウハウを蓄積し、その中から新製品や新方式のアイデアを創出するのがエンジニアリングの基本です。新製品を生み出すのはあくまで人間であり、情報システムやデジタル開発はそれを側面支援するものです。
(略)
 そもそもコンピュータにできることは、突き詰めると2つしかありません。決められた手順を、大量に間違いなく、高速に処理すること、ネットワークを通して距離の制約を越えることです。この性質をうまく利用して人間ができる「ものづくり」を支援できるデジタル開発のプロセスを構築することが重要です。
 デジタル開発をうまく取り入れることにより、人間の不得意なところや弱い面をカバーし、安い・品質の良い製品を早く開発できるプロセスの構築が可能になります。さらに、現物やモノ、試作機では絶対にできないことが可能になることも重要です。
(略)
 製造業をみると、メカ設計や電気設計にかかわらず、すべて欧米製の開発ツールをそのまま使っている例があります。
(略)
 私たちは、日本型ITとして人間同士のコミュニケーションを減らすことを目的としたITではなく、人間同士のコミュニケーションが大事と言う前提に立ったITが重要であると考えます。また、担当者がいつ転職していなくなってもよいというITではなく、継続的雇用を視野に入れた人材づくりが大事だという前提のITが重要だと考えます。」

 本書は、2部から構成されていて、第吃堯А崙本発デジタルものづくり」として、電気・精密機器業界のおかれている現状の環境を分析し、日本的な開発手法の強みを生かす「モノをつくらないものづくり」という考え方が提示されます。また第局瑤任蓮◆岾発プロセス変革 実践編」として、「モノをつくらないものづくり」の現場における実践事例として、機械・機構系の事例:「メカニカル設計を中心としたコンカレント開発」、電子系の開発事例:「ものづくりを支える電気設計環境」、組み込みソフトウェアの開発事例:「組込みソフトウェア開発の品質と開発効率改善への取リ組み」などが紹介されています。さらに「ノウハウ活用術と品質の作り込み」、「VDR(バーチャル・デザイン・レビュー)手法」、「製造部門への適用」などが紹介されています。

モノを作らないものづくり―デジタル開発で時間と品質を稼げ
日科技連出版社
富士通・日本発ものづくり研究会(著)
発売日:2007-01
発送時期:通常3~5週間以内に発送
ランキング:201133

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1部 日本発デジタルものづくり
第1章 日本のエレクトロス産業は今
 1.1 エレクトロニクス産業概観
 1.2 グローバル市場への対応
 1.3 製品の変化と販売寿命
 1.4 ソフトウェア比重の拡大
 1.5 売り方の変化とライフサイクルコスト管理
 1.6 技術革新とオープン化・モジュール化の進展
 1.7 スマイルカーブとクサシカーブと開発部門の利益意識
第2章 日本の製造業の開発プロセスの特長とITの課題
 2.1 ワークスタイルと開発プロセス
 2.2 摺りあわせ型プロセス
 2.3 ものづくりを支えるITの条件と課題
第3章 日本発デジタル開発の挑戦
 3.1 短期・高品質開発プロセスの革新
 3.2 技術者の意識改革と開発プロセス変革
 3.3 出示達開発と関連部門間の連携
 3.4 デジタルデータが中核となること
 3.5 開発プロセス改革
第2部 開発プロセス変革 実践編
第4章 メカニカル設計を中心としたコンカレント開発
 4.1 分散開発拠点で有用な検証ツール
 4.2 プリント板設計部門との協調設計
 4.3 分散開発拠点間での情報共有
 4.4 環境対応設計の組み込み
 4.5 シミュレーションの組み込み
 4.6 下流部門(製造・保守・環境)の設計情報活用
 4.7 開発プロセスの改善
 4.8 まとめ
第5章 ものづくりを支える電気設計環境
 5.1 電気設計統合CAD環境“EMAGINE”の概要
 5.2 制約ドンブリ設計
 5.3 源流からのDFM/DFT
 5.4 部門/会社間を越えた協業環境の構築
 5.5 計算機ソースの利用
 5.6 その他の特長
 5.7 最後に
第6章 組込みソフトウェア開発の品質と開発効率改善への取リ組み
 6.1 組込みソフトウェア開発改善活動
 6.2 ソースコードの品質改善活動
第7章 ノウハウ活用術と品質の作り込み
 7.1 ITシステムから見た4階層ナレッジ
 7.2 ナレッジ活用の実践例
 7.3 課題管理と標準化推進
 7.4 データ管理フレームワーク
第8章 VDR(バーチャル・デザイン・レビュー)手法
 8.1 VDR導入による効果
 8.2 VDR導入手順
 8.3 VDR手法導入時に犯しやすいミス
 8.4 VDR導入例
第9章 製造部門への適用
 9.1 製造現場の図面と3次元アニメーション
 9.2 作業指導書と3次元アニメーション
 9.3 設計と製造部門の連携とグローバル化


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