ISO/IEC Guide51:「Safety aspects-Guidelines for their inclusion in standards」(規格に安全に関する規定を導入するためのガイドライン)ならびにISO12100-1:2003:「Safety of machinery-Basic concepts、general principles for designe-Part1:Basic terminology ,methodology」(機械類の安全性-設計のための基礎概念,一般原則-第1部:基本用語、方法論)ならびにISO12100-2:2003:「Safety of machinery-Basic concepts、general principles for designe-Part2:Technical principles(機械類の安全性-設計のための基礎概念,一般原則-第2部:技術原則)などの国際的な安全規格についてその安全設計に関わる基本と全体像について解説している本を紹介します。

本書:「安全設計の基本概念」です。

本書は、3巻のシリーズからなる『安全の国際規格』シリーズの第1巻で、向殿 政男先生の監修・執筆ならびに宮崎 浩一氏の執筆にて2007年5月に日本規格協会より発行されています。

このシリーズ:『安全の国際規格』は、第二巻『機械安全』。第三巻『制御システム』の発行が予定されているとのことです。

本書の帯には、以下のように書かれてあります。

安全設計は

どうあるべきか?

国際規格における

安全の考え方とは何か。

従来の日本の考え方などと

何が違うのか。

  • 安全の理念について、リスクアセスメントの原則と労働安全衛生から、設計のごく基本的な考え方までを丁寧に解説
  • 機械類の設計者はもちろん、学生から新社会人まで、はじめて“安全設計”を学ぶ方におすすめ

帯の裏面にも記載されていますが、本書の「監修のことば」で監修者は、安全設計について以下のように述べています。


社会を豊かにし、人間を幸せにすることを目的に工学や技術は発展し、多くの機械類(機械、設備、装置、システム等)が開発されてきた

しかし、一方で、機械類に起因する事故により、毎年、多くの死傷者がでている。

これらの不幸をいかに防ぐか、すなわち、機械の「安全」をいかに確保するかは、いつの時代でも、特にこれからの高度技術化社会では、極めて重要な課題である。

(略)

しかし、人間はいつか間違えるものである。

人間に任せる安全は、世界的には、もう通用しない。

安全は、人間の注意の前に、まず技術で実現されるべきもの、

すなわち機械設備で設計の段階から

安全は組み込まれなければならないもの

それがグローバルスタンダードの考え方である。

本書は、機械類の安全設計では世界の常識になりつつある現在の「安全の国際規格」について、3巻にわたって詳しく述べたものである。

(略)

第1巻での内容は、何を以って安全とするか、から始まり、リスクアセスメントをはじめとした安全設計の基本的な考え方が記述されている。

機械類だけでなく、あらゆる分野の安全に関しても適用可能なものである。」

本書は、5章から構成されています。

第1章では、「国際的な安全規格の体系
として、労働安全に関わる法律と安全規格として、わが国の1911年の工場法、欧州とくに英国の労働安全衛生に関する法律の経緯やEUの機械指令についての概要を解説しています。またISO/IECの国際規格とWTO/TBT協定の関連を解説し、国際安全規格の特徴を以下の4点にあると総括し、それがISO/IEC Guide51のガイドラインに沿ったものであることを解説しています。(^汰瓦魯螢好を経由して定義される。▲螢好アセスメントの実施要求、リスク低減の方法論、さ格の階層構造化)

第2章では、「ISO/IEC Guide 51の精神
として、ISO/IEC Guide51について、“1.適用範囲”、“2.引用規格”、“3.定義”、“4.安全”及び“安全な”という用語の使用”、“5.安全という概念”、“6.許容可能なリスクの達成”、“7.規格における安全側面”の順でそのガイドライン規格の概要について解説しています。次いでこのガイドの中核となっている「安全」、「リスク」、「リスクアセスメントとリスク低減方策」の概念について詳細に解説しています。

第3章では、「ISO 12100機械類の安全な設計
として、第2章でもISO/IEC Guide51のリスク低減プロセスについてISO 12100が説明されていましたが、このISO 12100の制定の経緯から規格の概要(「適用範囲について」、「引用規格について」、「用語及び定義」、「機械類の設計時に考慮すべき危険源」、「リスク低減のための方法論」など)を解説しています。

第4章では、「IEC 61508制御システムの安全な設計
として、IEC 61508:「Functional safety of electrical/electronic/programmable electronic safety-related systems」:対応JISは、JISC0508シリーズ(電気・電子・プログアマブル電子安全関連系の機能安全)の概要について解説しています。(この規格は、本シリーズの第3巻で詳論とのこと)

第5章では、「日本の機械安全にかかわる規制
として、労働安全衛生法の関連規制と機械の包括的な安全基準に関する指針とISO12100との関連と労働安全衛生法の改正(平成18.4.1)の国際安全基準関連条項について解説しています。

安全の国際規格 1 (1)
日本規格協会
発売日:2007-05
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:121356

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 国際的な安全規格の体系
1.1 労働安全にかかわる法律と安全規格
1.2 ISO/IEC 国際規格の誕生とWTO/TBT協定
1.3 国際安全規格の特徴とISO/IEC Guide 51
第2章 ISO/IEC Guide 51の精神
2.1 ISO/IEC Guide 51とは?
 2.1.1 “1.適用範囲”
 2.1.2 “2.引用規格”
 2.1.3 “3.定義”
 2.1.4 “4.安全”及び“安全な”という用語の使用”
 2.1.5 “5.安全という概念”
 2.1.6 “6.許容可能なリスクの達成”
 2.1.7 “7.規格における安全側面”
 2.1.8 ISO 12100とISO 14121
2.2 “安全”という概念
 2.2.1 リスクと便益について
 2.2.2 安全を考えるうえで必要な要件
 2.2.3 信頼性と安全性
2.3 リスクマネジメントとリスクアセスメント
2.4 リスクアセスメントとリスク低減方策(保護方策)
 2.4.1 機械安全規格で規定されるリスクアセスメント
 2.4.2 リスクの低減
第3章 ISO 12100機械類の安全な設計
3.1 ISO 12100の制定
 3.1.1 ISO 12100-1,-2を開発した組織
3.2 ISO 12100の概要
 3.2.1 適用範囲について(ISO 12100-1,-2)
 3.2.2 引用規格について(ISO 12100-1,-2)
 3.2.3 用語及び定義(ISO 12100-1,-2)
 3.2.4 機械類の設計時に考慮すべき危険源
 3.2.5 リスク低減のための方法論
    −リスクマネジメントと3ステップメソッド(ISO 12100-1)
3.3 ISOにおける主な審議内容について
第4章 IEC 61508制御システムの安全な設計
4.1 IEC 61508とは
4.2 全体の構成
4.3 その他の重要事項
第5章 日本の機械安全にかかわる規制
5.1 労働安全衛生法における製造者等への規制
5.2 機械の包括的な安全基準に関する指針と労働安全衛生法の改正
付録1 ISO/IEC 199の担当する規格一覧
付録2 IEC/TC 44の担当する規格一覧
付録3 厚生労働省“機械の包括的な安全基準に関する指針と労働安全衛生法の改正”
付録4 ISO 14121附属書Aで示される危険源,危険状態,危険事象の例

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