ISO31000:2009 ;「Risk management-Principles and Guidelines-リスクマネジメント-原則及び指針」規格は、あらゆる組織が利用できるリスクマネジメント、安全分野、内部統制等を含む汎用的なリスクマネジメントのためのガイドラインの国際規格で、例えば、リスクの定義を『目的に対する不確かさの影響』と定め、リスクマネジメントを経営意志決定支援のための仕組みとして規格化している …等を特徴とする規格になります。

ISO31000:2009規格は、「経営の最適化を目指し、リスクを管理するために不可欠な要素を実施するフレームワークとリスク管理プロセスの両方を継続的に改善していく、フレームワークの指針を提供している国際規格で「リスクマネジメントを経営意志徹底のための仕組みとして位置づけ、定めた経営目標の達成の妨げや不確かさをリスクと認定して最適化を図るマネジメント規格」になります。

ISO31000:2009規格は、2009年11月15日に発行されており、JISQ31000:2010が発行される予定となっています。

ISO31000:2009規格は、汎用規格として策定されたことから抽象化部分などその理解が難しいとされています。

ISO31000について規格の意図している点から、リスクマネジメントとして運用する上でのノウハウやヒントなど交えてISO31000の概要、解説、適用方法などを分かり易く解説している本を紹介します

<<ポイント>>

ISO31000:2009(リスクマネジメント-原則及び指針)の解説書

本書では、

  • ISO31000規格の開発の経緯に始まり、その特徴、関連規格との関わりなどの概要。
  • 序文、適用範囲、用語及び定義、原則、枠組み、プロセスの解説。
  • 内部統制、安全分野、リスクマネジメントの活用といったISO31000の適用方法。
  • さらにリスクマネジメントの危機管理、セキュリティ、BCM、内部統制などの他のマネジメントへの適用。

といった事項を解説しています。

本書:「ISO 31000:2009 リスクマネジメント解説と適用ガイド」です。

本書は、リスクマネジメント規格活用検討会 編著(編集委員長 野口和彦氏、ほか)にて2010年2月に日本規格協会より発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の帯には、以下のように書かれています。

規格のねらいを的確に解説し、

適用上のノウハウ・ヒントを紹介する初の解説書!

「リスクマネジメント」の国際規格

(ISO31000)発行

リスクマネジメント、安全分野、内部統制等の専門家・実務者らが、

規格の意図や、内部統制や安全分野等への活用方法を的確に解説!


本書は、5章から構成されています。

巻末には、3つの付録が添付されており、ISOの機構図、国際規格の開発と発行の仕組み、内部統制(金融商品取引法、会社法)の概要の解説があります。

ISO31000規格の概要』に関して、ISO31000規格の開発の経緯、その特徴、リスクアセスメントの既存規格、安全分野規格、社会セキュリティ規格、JISQ2001等の関連規格についてどのように考慮されているかといった解説となっています。

ISO31000の解説』が規格の解説になります。

規格の箇条項番号と一致させて以下の各項について詳細を解説しています。

  • 「0. 序文」、
  • 「1. 適用範囲」、
  • 「2. 用語及び定義」
    • (ISO Guide73:2009から関連のものを抽出適用されたもので、ここでは、2項の箇条を読んだだけでは分かり難いと判断された 2.1リスク、 2.2リスクマネジメント、 2.5 リスクに対する態度、 2.7リスク所有者、2.12コミュニケーション及び協議、 2.14リスクアセスメント、2.15リスク特定、2.16リスク源、2.18結果、2.19起こりやすさ、2.21リスク分析、2.25リスク対応が取り上げられています。)
  • 「3. 原則」、
  • 「4. 枠組み」、
  • 「5. プロセス」

の順で解説の箇所は、最初にISO31000の日本語訳を枠囲みで引用し、『その内容の記載理由』、『議論の経緯』、『意味』などを取り上げ解説しています。

ISO31000の適用』に関して、「内部統制への適用」、「安全分野への適用」、「リスクマネジメントの活用」の3つの観点から、ISO31000をベースとして展開を図る上での、考え方、必要となる活動、心構え、具体的な作業内容、さらには、留意すべきポイントなどを取り上げて分かり易く解説しています。

他のマネジメントへのリスクマネジメントの適用』に関して、

品質マネジメントシステム、環境マネジメントシステム等のマネジメントシステムとリスクマネジメントとの以下のような関わり方、

  1. 他のマネジメントシステムをリスクマネジメントをの一部として統合
  2. 既存のマネジメントシステムの不足部分をリスクマネジメントで補完
  3. 確実性を扱うリスクマネジメントの特徴を活かし全社のマネジメントシステムの不確定な要素をリスクマネジメントにより繋ぐ
  4. 他のマネジメントの中にリスクマネジメントの考え方を適用

から 共有すべきリスクマネジメントの考え方、

マネジメント統合の考え方

などを解説しています。

第5章は、リスクマネジメントについての筆者の思いをまとめた内容となっています。

リスクの存在を認める強さと謙虚さや常に先手をとって対応を考える先見性を持ち合わせた人材を養成する。このことが、何よりも明日の組織作りには、必要なことかもしれない。」

と結んでいます。

<<本書で何が学べるか?>>

本書では、リスクマネジメントの原則とガイドラインに関わる国際規格:ISO31000:2009 のリスクマネジメント、安全分野、内部統制等の専門家・実務者らによる解説書です

規格の箇条番号順に重要ポイントの日本語訳を枠囲みで引用し、『その内容の記載理由』、『議論の経緯』、『意味』などを取り上げ丁寧に解説しています。

そして内部統制や安全分野、リスクマネジメントへの具体的な活用方法、QMS/EMS等の既存のマネジメントシステムとのシナジー効果を発揮させるための適用上のノウハウ・ヒント等も解説しています

<<まとめ>>

リスクマネジメントの国際規格のISO31000に関心がある人はもちろん、本書は、安全分野、内部統制、QMS、EMS、OHSMS等の関係者には、読んで頂きたい一冊です

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 ISO 31000の概要
1.1 規格開発の経緯
1.2 規格の特徴
1.3 規格開発における関連規格への考慮
第2章 ISO 31000の解説
0. 序文
1. 適用範囲
2. 用語及び定義
3. 原則
4. 枠組み
5. プロセス
第3章 適用方法
3.1 内部統制への適用
3.2 安全分野への適用
3.3 リスクマネジメントの活用
第4章 他のマネジメントへのリスクマネジメントの適用
4.1 マネジメントシステムにおけるリスクマネジメントの位置づけ
4.2 マネジメントシステムで共有すべきリスクマネジメントの考え方
4.3 マネジメント統合のための考え方
第5章 まとめ
付録1 ISOの機構図
付録2 ISOの国際規格を開発・発行する仕組み
付録3 金融商品取引法及び会社法における内部統制


 



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今年の12月に新しいリスクマネジメント規格であるISO 31000 : 2009Risk managementprinciples and Guidance)およびリスクマネジメント用語に関するISO ガイドGuide 73 : 2009が発行される予定となっています


ISO 31000 :2009規格は、経営の最適化を目指し、リスクを管理するために不可欠な要素を実施するフレームワークとリスク管理プロセスの両方を継続的に改善していく、フレームワークの指針を提供している国際規格で本書の言葉を借りると「リスクマネジメントを経営意志徹底のための仕組みとして位置づけ、定めた経営目標の達成の妨げや不確かさをリスクと認定して最適化を図るマネジメント規格」になります。


2010年には、対応のJIS規格が制定される見込みになっています。


すでに、1995 年の阪神淡路大震災を機に制定されたJISQ2001:2001:「リスクマネジメントシステム構築のための指針」のJIS規格がありますが、このJISQ2001の発展系としてISO 31000:2009のJIS規格が制定されるような状況と思われます。


このISO 31000のFDISをベースにリスクマネジメントの本質の理解のためにリスクマネジメントについて体系的に解説している本を紹介します。


<<ポイント>>


これからの時代に必須となる経営の最適化と目標を達成するためのリスクマネジメントについての解説書


本書では、


ISO 31000で提示されているリスクマネジメントの考え方


を中心に様々な形態で適用されているリスクマネジメント


についてリスクマネジメントの有効活用の観点から体系的に


リスクマネジメントの持つ本質論とは何かを説いています。


本書:「リスクマネジメント」です。


目標達成を支援するマネジメント技術」との副題が付いています。


本書は、著者:野口 和彦 氏、ならびに(財)日本品質管理学会(JSQC=Japanese Society for Quality Control)の監修にて、2009年11月に日本規格協会より「質(品質)」をテーマとした教養講座シリーズの「JSQC選書」の一冊として発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


ISO 31000

国際的なリスクマネジメント規格で学ぶ”いろは”

企業価値・社会価値の増大化を支援する

有効なリスクマネジメントをナビゲート


本書は、7章から構成されています。


解説文には、適度にイラスト、フロー図、概念図といった図表が挿入され分かり易さに配慮した丁寧な解説となっています。


本書の概要をざっと紹介します。


最初に「リスクマネジメント」が何かを考察するとして、本質を理解することの重要性を強調し、ISO 31000:2009ISO Guide 73:2009の考え方を中心にこれまでのリスクの考え方の推移を概観し、リスクマネジメントの「価値を創造する」との本質部分を説いています。


そして、リスク源、ハザード、ペリル、危機といった関連用語やBCM(Business Continuity Manegement:事業継続マネジメント)などとの違い関係等を解説しています。


また社会的にリスクマネジメントが必要になってきた「リスクの増大といった組織環境の背景」を組織のリスク例などを交えて整理し、また既存のマネジメントの手法の課題を考察しています。


リスクマネジメントのこれまでの変遷について


  • 「保険を含んだファイナンスのリスク管理手法」
  • 「社会や消費者へのリスクを考える安全等の分野で用いられる手法」

との2つの流れがあるとした上で、各国(オーストラリアとュージランド、カナダ、英国、日本)のリスクマネジメント規格について概観し、ISO 31000の今日までの規格開発の経緯、ISO 31000の概要、同規格の構造とプロセスについて例えば以下のようなISO 31000の特徴をクローズアップしながら解説しています。


  • リスクの影響を好ましくない影響に限定していない
  • リスクを目標達成に影響を与える要素として把握
  • リスクに影響を与える環境の調査をリスク分析に先立って求める

ちなみにFDISのISO 31000の目次は、以下のような構成になっています。


序文
1. 適用範囲
2. 定義
3. 原則
4. 枠組み
4.1 一般
4.2 指令とコミットメント
4.3 リスクを運用管理するための枠組みの設計
4.4 リスクマネジメントの実施
4.5 リスクマネジメントの枠組みの監視及びレビュー
4.6 リスクマネジメントの枠組みの継続的改善
5. プロセス
5.1 一般
5.2 コミュニケーション及び協議
5.3 組織の状況の確定
5.4 リスクアセスメント
5.5 リスク対応
5.6 監視及びレビュー
5.7 リスクマネジメントプロセスの記録作成


そして本書の4章では「最新のリスクマネジメントの導入・実践
と題して、「リスクマネジエント導入のための組織環境整備」→「リスクマネジメントプロセスの要点−リスクアセスメントの概要」→「リスクマネジメントプロセスの要点−リスク対応の要点」といった構成でISO 31000をガイドラインとするリスクマネジメントを組織に導入し、実践していくベースとなる考え方と手順について解説しています。


ISO 31000は、リスクマネジメントについてのガイドを規定する規格で、マネジメントシステム部分について規定されていないとして、本書の5章で、筆者の推奨するリスクマネジメントシステムとしての構築方法を説いています。


とくになぜマネジメントシステムを構築することが必要かを考察し、中小規模の組織にも適用できる効率的なリスクマネジメントシステム構築のための方法論とステップ、そこで留意すべきポイント等を交えて解説しています。


またISO 31000は、好ましくない影響のみを扱うリスクマネジメントシステムとしても利用できるとして、


安全、セキュリティ等の既存のリスクマネジメントを支援する仕組みとして利用できるとの観点から好ましくない影響を与える重要なリスクを見分ける視点、好ましくない影響に対するマネジメントの各ステップの概略、また組織をまもるための危機管理とリスクマネジメントとの連動、さらには危機管理の準備対応といった事項を解説しています。


さらに経営に必要なリスクマネジメントの視点を考察し、短期的な利益確保ではなく、長期的で組織最適化の視点からのリスクマネジメントの実施の重要性から経営・現場・マネジメントシステムのつなぎ役としてのリスクマネジメント等を考察しています


本書の「おわりに」で筆者は、リスクマネジメントの心得について言及し、「敵を知り己を知らば百戦危うからず」とし、組織に潜在するリスクを把握し、組織が到達する目的を確認できているということで、スタートとゴールの双方を知って進むべき道が見えてくるはずと述べています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、企業価値・社会価値の増大化を支援するための有効なリスクマネジメントであるISO 31000を中心にそこで提示されているリスクマネジメントの考え方からこれまでに様々な形態で適用されているリスクマネジメントを概観すると共にリスクマネジメントが果たすべき本来の機能・本質部分を考察しながらリスクマネジメントを体系的に解説しています


<<まとめ>>


企業価値・社会価値の増大化を支援するためのリスクマネジメントISO 31000に関心がある人は、是非、本書を読んでみて下さい


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 リスクマネジメントとは何か
第2章 リスクマネジメントが必要となった社会背景と既存手法の課題
第3章 リスクマネジメントの変遷
第4章 最新のリスクマネジメントの導入・実践
第5章 効率的なリスクマネジメントシステムの構築
第6章 好ましくない影響に対するリスクマネジメントの概要
第7章 組織経営の改革


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品質というと往々にして消極的にとらえ、マイナスを原点に戻す活動といった視点で考えられてしまうこともあるが、筆者:濱口哲也教授は、もっとアグレッシブに、2番以下の品質レベルに甘んじている限り、品質保証は、「ディフェンス」であるが、トップに立ち、さらに顧客の要求を満たすレベルにまで品質や機能を向上させれば、それは他者にない強みとなり、「攻めの品質保証」となるとの考えを説いています


本書のテーマである失敗学創造学について以下のように述べています。


「未体験ゾーンに切り込んで行くのであるから大きなリスクが伴う。

そこで必須になるのが”失敗学”の考え方である

チャレンジングなことをするときに、「起こるとしたら、どんな失敗が起こるだろうか」と起こりうる失敗を事前に想定し、未然防止をするのである。

(略)

他を引き離して独走するには、延長線上ではない。

新しいニーズや市場が必要になる。

しかし、それは、顧客も誰も教えてはくれない。

顧客が語るのは、現在の延長戦上の話しに過ぎないのである。

新しい設計解を例示しない限り、新しい要求機能は語れない。

まだ世の中にないニーズを、未体験ゾーンを、素人である顧客が語れるわけがないのである。

 そこで必須になるのが、”創造学”である

先の失敗学と合わせて、創造学を使って論理的に他社分析や思想や発明を行い、戦略を練り、真の顧客ニーズをつくり出す。

延長線上ではない。

そのときも新しいことにチャレンジするのであるから当然”失敗学”は必須である。

リスクマネジメントはいつでも必要なのである。」


<<ポイント>>


品質保証に焦点をあて、失敗学創造学の考え方と手法を解説している本


本書では、


まずリスクマネジメントのために失敗学の解説にはじまり、


失敗学では、失敗の再発を防止するだけでなく、背景や脈略を考え、上位概念に登って知識化すれば未然防止が可能であることを解説しています


また攻めの品質保証のための創造的な発想法の創造学について、


他社分析、発想の創出、発明を行い、戦略を練り、従来の延長線上ではない、真の顧客ニーズや商品コンセプトを作り上げるのに不可欠との位置づけを説いています。


失敗学創造学においても、自分で考え、新しいものを見出し、作り出す技術と説いています。


本書:「失敗学と創造学」です。


守りから攻めの品質保証へ」との副題が付いています。


本書は、著者:濱口 哲也 教授にて、2009年10月に日科技連出版社より発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの折り返し部には、本書の推薦の言葉を書かれている畑村洋太郎先生の言葉から抜粋して、以下のように書かれています。


畑村洋太郎氏推薦!

2番以下の品質レベルに甘んじている限り、品質保証は「ディフェンス」である。しかし、トップに立ち、さらに顧客の要求を満たすレベルにまで品質や機能を向上させれば、それは他社にない強みとなり、「攻めの品質保証」になる。

 トップ企業になるためには、他が達成していない未体験ゾーンに踏み込まなければならない。そこで必須となるのが失敗学である。起こり得る失敗を事前に想定し、未然に防止するのである。それは、「まだ起こっていない失敗を発明すること」に等しい。失敗学では、失敗の再発を防止するだけでなく、背景や脈略を考え、上位概念に登って知識化すれば未然防止が可能であることを解説する

 また、他社分析、発想の創出、発明を行い、戦略を練り、従来の延長線上ではない、真の顧客ニーズや商品コンセプトを作り上げるのに不可欠なのが、創造学である

 失敗学創造学が目指すのは、自分で考え、新しいものを見出し、作り出す技術である。いかに上位概念に登り、知識化するのがその鍵となる

 本書では、品質保証に焦点をあて、失敗学創造学の考え方と手法を紹介する


本書は、『リスクマネジメントのための失敗学』と題した9つの章からなる第1部と『創造学−創造的な発想法−』と題した4つの章からなる第2部との2部構成になっています。


簡単に本書の概要を紹介します。


【第1部】『リスクマネジメントのための失敗学』では、


「なぜ失敗は起こるか」といったテーマにはじまり、畑村先生の「失敗学のすすめ」を引用しながら日本人気質とか巧みな展開でマニュアル論を考察し失敗学の本質について論じています。


とくに失敗学の本質について品質管理的な視点から考察しています。


「人のふり見て我がふり直せ」とのことわざを起点に失敗情報をデータベース化したり、根本原因を考察するためのコツを「真の原因」と「上位概念」として事例をあげ、また畑村先生との会話など交えて説いています。


また失敗学を設計論的に考察するとの視点に立って、設計の基本となる概念について「正の設計」、「負の設計」、「フールプルーフ」と「フールセーフ」の考え方など解説しています。


そして再発防止未然防止をテーマに、何らかの事故が発生した場合に、注意喚起やリコール、そして専ら再発防止が行われるのに対して、未然防止は発明と同じ難しさがあり、失敗学のエッセンスである「背景や脈絡を考えるプロセス」が必要なことなどを説いています。


またここでは、練習問題を紹介して「フールプルーフ」と「フールセーフ」の考え方や再発防止と未然防止の考え方について最近話題となった事故例から考察しています。


上位概念に登る方法」の方法論に関して、未然防止の観点から重要な「上位概念」にどのように到達するかの手法について5つ解説するとして、どの職種にも共通する『問答法(なぜなぜ法)』と『カテゴライズ法』について解説しています。


さらに方法論についての論を展開し、製造業か非製造業かを問わず創造的な仕事をする職種に対する筆者の造語の「創造職」についての上位概念に登る手法の「言い換え法」、「破壊機械法」、「仮定法」について『過去のトラブル事例書』の事例をもとに解説しています。


「創造職」に対する「運用職」:(「事務仕事や製造装置の管理運用といった確立されているシステムやカラクリの維持・管理・運用する業務に携わる職種」との筆者の造語)をターゲットに「運用職」の上位概念に登る手法のカテゴリー区分した「ヒューマンエラー防止策」、ヒューマンエラー防止のための「理解とコミュニケーション」、「フローチャートとカラクリ図」との違いといった論を交えて『過去のトラブル事例書』の事例をあげ、人間行動に伴う予防処置としての失敗学について論じています。


また「信頼性設計」とは何かを考察し、負荷-寿命曲線などの概念と加速試験を含む信頼性設計手法を解説し、特に「上位概念に登るため」と「範囲を明確にするため」の破壊試験の考え方の重要性を説いています。


そして未然防止のための失敗学のロジックを基礎とした「攻めの品質保証」のススメを
説いています。


【第2部】『創造学−創造的な発想法−』では、


創造学の必要について、『発想や発明をするときの頭の使い方の一般法則』を提案するものといった解説にはじまり、創造学は、発明、問題解決、品質向上、…、ソリューションビジネスの探索といった発想を必要とするところで幅広く応用できると説いています。


また要求機能思考展開図に関して、要求機能を考えることの重要性から思考展開図を使っての考え方の展開について、上位概念から下位概念への方向へと考える方法や要求機能から機構を発想する方法などTRIZから筆者が抽出した7つの原理といった内容について事例を交えて解説しています。


そして、下位概念から上位概念に登る創造手法として、思考展開図を用いてなぜなぜの深掘りをしていくリバースエンジニアリングのススメを説いています。


思考展開図でのへの土俵ずらしといった興味深い方法や二律背反を克服し上位概念に登る弁証法的アプローチなど論じています。


上位概念に相当するのが、創造学では『要求機能』であり、失敗学では『失敗知識』と失敗学と創造学を類似性について抽象化してまとめています。


実に含蓄の深い考察と思います。


さらに設計支援法のQFD(品質機能展開)とTRIZ(発明問題解決法)を統合して、次世代の設計支援・発明ツールを開発しようと動きを取り上げ、製品を設計しようとするときに設計者が通る思考プロセスにあてはめ解説しています。


本書の「おわりに」でインターネットで答えをコピペするといった検索能力だけで勝負するといった学生等の風潮について論じた上で、知識について以下のように考察しています。


知識というのは、入力だけでは意味がない。次の6段活用が必須である。

  • 知識の入力:重要で一生努力を続ける必要がある
  • 知識の総動員:課題に遭遇した際、自分の持っている知識に総動員をかける
  • 知識の獲得:それでも足りないと気づき、意識的に不足部分を獲得しに行く
  • 知識の出力:一通りの知識を準備できたら、課題に向かって全力で勝負する

ここで失敗体験や成功体験を得て、

  • 知識の定着:出力してみて初めて頭の中に定着する
  • 知識の応用:連想ゲームを使って、初めてのことでも勝負できるようになる

失敗学創造学も、その最大の主張は、”自分で考えよう”ということである。

社員ひとりひとりが自分で考える癖をつけたとき、最強の組織ができあがる
。」


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、品質保証に焦点をあて、失敗学と創造学の考え方と手法を紹介しています。


単なる手法の解説ではなく、それを超える失敗学と創造学を活かすための考え方が明快で含蓄深く説かれています。


本書は、考えながら繰り返し読めば読むほど味わいがでてくる本です。


<<まとめ>>


本書は、設計、研究開発技術者から品質管理、品質保証といった職種の方だけでなく、マネジメントに携わる立場の方にも是非、読んで頂きたい一冊です。


なお本書の目次は以下の内容です。
第1部 リスクマネジメントのための失敗学
第1章 なぜ失敗は起こるか
第2章 失敗学のエッセンス
第3章 設計論的アプローチ
第4章 再発防止と未然防止
第5章 上位概念に登る方法
第6章 創造職の未然防止
第7章 運用職の未然防止
第8章 信頼性設計
第9章 攻めの品質保証
第2部 創造学−創造的な発想法−
第10章 創造学の必要性
第11章 要求機能と思考展開図
第12章 競合他社に差をつける逆演算発想法
第14章 設計と設計支援法について


<<失敗学の本のリンク集>>



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先日は、四国の病院で、不妊治療を受けていた女性の体内に誤って別の患者の受精卵を戻した可能性があることが分かり、妊娠した女性が人工中絶する事態に陥ったと報道されています。


テレビでその医師が謝罪会見していましたが、医師は、これまでに1,000例に及ぶ体外受精を手掛けてきたベテラン。


医師が1人で作業をしていて、受精卵を培養していた容器を間違えたとのこと。


待望の妊娠との喜びが一転、苦渋の決断を迫られた夫婦の苦しみは、想像を超えるものがあります。


また芽生えた生命を摘み取った医療の責任は、極めて重いものになります。


同病院では、今回の問題を受けて以下のように安全マニュアルを整備したとのこと。


  1. 受精卵の容器は、必ずふたと下皿の両方に記名する。
  2. 1つの作業では、1人の患者の検体だけを扱い、必ず複数のスタッフで互いに確認する。

さて、本書の筆者も述べていますが、私たちは、家庭から勤務先へ行ったからといってがらっと変わるということはないと。


家では、のんびりしていている人も、職場へ行ったからといって緊張感は変わったとしてもものの見方、考え方ががらっと変わってしまうことはない。


家でする失敗は、勤務先でもしてしまいます。


私も恥ずかしいことながら、机の上で二通の封筒を用意し、中味を入れ替えて送ってしまうという失敗を経験し、他人事でなくこの病院のニュースを聞きました。


これは、本書の4章で取り上げている「錯誤」というヒューマンエラーになります。


本書の「まえがき」にありますが、家で醤油とソースを取り違えたというのと病院での患者の薬を取り違えてたというのといずれも同じヒューマンエラーに関わる「取り違え」です。


しかしヒューマンエラーによりもたらされた被害の種類と大きさが違うだけでヒューマンエラーの本質は同じであると述べています。


そのような人間のふるまい(行動)の本質を理解しなければ、そこに解決の糸口は見えません。


ヒューマンエラーについて、ヒューマンエラーを起こさないように何が危ないのか、どういうヒューマンエラーが生じる可能性があるかをシステムとしてしっかり評価し、メリハリの効いた対策が必要で、こうしたことをシステマチックに行うのがリスク管理とし、リスク管理の観点からヒューマンエラーにどのように対処していくかを解説している本を紹介します。


<<ポイント>>


ヒューマンエラー防止の実務解説書の改訂本


ヒューマンエラーを防止するために

  • 「ヒューマンエラーとは、何なのか?」
  • 「ヒューマンエラーは、どうして起きるのか?」
  • 「ヒューマンエラーをどのように防ぐか

等について体系的に整理し、事例に基づき解説しているヒューマンエラー防止対策の入門書です。


2003年刊行『ヒューマンエラー』の改訂版として、古い事例や図の差し換え・追加、コラムの追加・見直しされており、とくにリスク管理と、ヒューマンエラー防止技術の研究に基づき現場視点が強化されています。


本書:「ヒューマンエラー 第2版」です。


本書は、著者:小松原 明哲 先生にて、2008年12月に丸善 より発行されています。


ヒューマンエラー 第2版
丸善
発売日:2008-12-27
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:34506
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 人は必ずミスをする物です

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


ヒューマンエラー」防止のための入門実務書

定評ある入門実務書の改訂版、リスク管理とヒューマンエラー防止技術の研究に基づき、より現場で役立つ内容を盛り込んだ。
日々、ヒューマンエラーと隣り合わせの人、ヒューマンエラーをなくしていくために学問ではなく実務技術を必要としている人、ヒューマンエラー対策に頭を悩ませている人たちへの、解決の道標となる必読の一冊。


本書は、12章から構成されています。


巻末には、さらに進んだ学習のための各章に対応した参考文献が掲載されています。


随所に枠囲みでコラムが挿入されいます。


コラムでは、「ハインリッヒの法則」、「フール・プルーフ」といった関連するキーワード、トピックス、留意ポイント、関連豆知識といった幅広い内容を取り上げており参考になります。


ざっと内容を紹介します。


1章では、「事故とヒューマンエラー
として、「事故」の定義の確認にはじまり、事故の原因の分類、ヒューマンエラーと事故との関係を考察し安心を確保するために必要な活動を整理しています。安全マネジメントの活動についてPDCAサイクルなど解説したうえで、動物園のたとえを取り上げ、リスクの定義やハザードの概念などを解説しています。


2章では、「ヒューマンエラーとその対策
として、ヒューマンエラーの種類について体系的に分類・整理しています。


またヒューマンエラーの要因について、SHELL[:S:ソフトウェア(software)、H:ハードウェア(hardware)、E:環境(environment)、L:周りの人たち(liveware),L:作業者本人(liveware)]m-SHELL[前記にm:マネジメント:manegementを加えた])、4M [man:人間要素、machine:設備等要素、media:環境要素、、management:管理要素](5M[前記にmisson:作業の目的の要素を加えた])の要因系について解説しています。、


そして、例えば結果系から見たヒューマンエラーについて以下の分類を取り上げています。


  • 個人の起こすエラー(『1.「無理な相談」、「できない相談的」なヒューマンエラー』、『2.意図しないヒューマンエラー』、『3.作業に必要な知識や技量が不足』、『4.違反』、
  • チームのエラー(『チームの意志不疎通』
  • 組織のエラー(『トップの識見による組織の不適切行為』

3章では、「できない相談
として、人間の能力の限界を超えることをさせるために生じるエラーを取り上げ、本人のL対策ではどうしようもない内容について事例を解説した上で、人間工学的な設計基準を活用などの「~にくい」ものをなくするといったエラー防止策について職場のバリアフリーなどの事例と共に解説しています。


4章では、「「錯誤」というヒューマンエラー
として、「取り違え型」、「思いこみ型」といったタイプの錯誤によるベテランになるほど増えるヒューマンエラーを取り上げ解説しています。事例をあげ、防止策の詳細を解説しています。またこの錯誤とは違った側面のミステイクについても行為の7段階説を紹介し言及しています。


5章では、「失念
として、ラプス(lapse)ともいわれる「~し忘れ」のヒューマンエラーを取り上げ解説しています。失念の以下の3つのパターンに分けて対策法も含めて具体的に詳解しています。


  1. 作業の主要部分の直前の失念
  2. 作業の主要部分の直後の失念
  3. 本来記憶の失念

6章では、「知識不足・技量不足のヒューマンエラー
として、作業を遂行するのに必要な知識や技能を備えていなかったために起こる初心者型のエラーについて、知識不足の場合と技能不足の場合の対策を交えて解説しています。


7章では、「「違反」
として、定められたマナーや規則を守らないために起こる初心者よりは「ちょいベテラン」がしばしば起こすタイプのエラーを取り上げ、初心者、ベテランが起こすタイプ、違反の特徴、違反を防ぐ対策について社会心理学のK(knowledge:知っている)、S(skill:スキルを持つ、A(attitude:前向きの態度)、B(behavior:行動できる)で、「A(態度)」の育成が重要と説いています。また「違反」対策で管理者の果たすべき役割・責務が重要になると強調しています。


8章では、「背後要因
として、背後要因について「作業遂行能力に影響を与える要因」と「作業遂行意欲に影響を与える要因」に区分し、その要因について考察し、どのように管理することが必要かを解説しています。


9章では、「チームエラーとCRM
として、チーム内での意志の不疎通などえチーム全員がトラブルやヒューマンエラーを見過ごす可能性を取り上げ(SHELLモデルのL-L接面の問題)考察しています。航空業界で重視されるコミュニケーション、チームマネジメントの事例について、CRM(Crew Resource Management)の訓練について概要とそこで重視されるスキルを解説しています。またCRMスキルに含まれる「状況の正しい認識」(Situational Awareness)について読みの甘さによるヒューマンエラー対策として詳細に解説しています。


10章では、「トップの姿勢と安全文化
として、トップ(社長だけでなく、工場長、事業所長、職長、班長などの上職者)の意識が現場に直接的・間接的に影響を及ぼす場合のヒューマンエラーを取り上げ解説しています。偽装の事例などを交えて、企業の風土、文化の重要性を考察しています。


11章では、「ヒューマンエラーをなくしていくために
として、ヒューマンエラーをなくすために事故やヒヤリハットの分析が必要であるとして解説しています。


事象の連鎖、ヒューマンエラーの分析手法(FTA、VTAなどを含むRCA(Root Cource Analyis)、SHELL(mーSHELL)、4Mなどと連動させた「なぜなぜ問答」で知られる連関図、インシデントレポートの作成の留意ポイントなどシート例など交えて解説しています。


12章では、「人が守る安全
として、人がエラーを起こすが逆に機転を利かせたりなどの優れた側面を備え、大事故を防止したり安全を守るのも人であるとの観点あkら人が守る安全について解説しています。J.Reasonのスイスチーズモデルを紹介し、不幸の重なりを防ぐために基本的なヒューマンエラー防止対策を適切に行うことの重要性を確認しています。また一人一人の人の能力を高めていくこと。KY(危険予知)と似た、航空業界のTEM(Threat and Error Management)の考え方を解説しています。


「ヒューマンエラーは人の”さが”」

「しかし許されない」

「ではどうするか?」

それぞれの立場で、一歩でも半歩でも前進しようとする、一人一人の地道で前向きな取り組みがヒューマンエラーを防止し、より一層、安全や品質を高める近道である。


と結んでいます。


<<ヒューマンエラーに関する書籍>>


「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『ヒューマンエラー』に関する本がありますのでご参照下さい。



<<本書で何が学べるか>>


本書では、ヒューマンエラーを防止するために


  • 「ヒューマンエラーとは、何なのか?」
  • 「ヒューマンエラーは、どうして起きるのか?」
  • 「ヒューマンエラーをどのように防ぐか」

等について体系的に整理し、事例に基づき解説しているヒューマンエラー防止対策の入門書です。


ヒューマンエラー対策を考えている人には、役立つガイド本です。


<<まとめ>>


本書は、ヒューマンエラー対策の体系的で実務的な解説書として、ヒューマンエラーが大きなリスクを生ずる分野で活動されている人、現場でヒューマンエラー対策をどうすべきかを悩んでおられるビジネスパースンには、本書から解決のヒントが見込めるお薦めの一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
1 事故とヒューマンエラー
2 ヒューマンエラーとその対策
3 できない相談
4 「錯誤」というヒューマンエラー
5 失念
6 知識不足・技量不足のヒューマンエラー
7 「違反」
8 背後要因
9 チームエラーとCRM
10 トップの姿勢と安全文化
11 ヒューマンエラーをなくしていくために
12 人が守る安全






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中小企業の業務改善に活用できる『5S・プロセス管理・品質ISO・気づき・リスクマネジメント』などの改善ツールとその活用ノウハウについて、自分の会社にあった形ですぐに実務に応用できるように分かり易く解説している本を紹介します。


経営コンサルタントの著者が、前記の各手法について、基本をわかりやすく解説する【導入編】と多数の今すぐ使える資料を提供しながら解説する【マニュアル編】という構成でコンサル現場で語りかけるように丁寧に説明しています。


なお本書の「はじめに」で筆者は、自身の新入社員時代を振り返り『マニュアル、仕組み』とかについて、組織運営上の利点などについて確認した上で、本書のポイントについて、以下のように述べています。


「この本では、マニュアルや手順書類、フォーマットなどを盛りだくさんに載せました。 今までの私の10年間のコンサル経験の中から作り出したものです。 経営者から管理職、人事担当者、新入社員の諸君まで幅広く有効活用していただけるように作りました。」


本書:「中小企業のための業務改善マニュアル」です。


わかりやすい導入編+今すぐ使えるマニュアル編」との副題がついています。


本書は、著者:平松 徹 氏にて、2008年4月に週刊住宅新聞社より発行されています。


本書の表紙の下部には、以下のように書かれてあります。


5S プロセス管理 品質ISO 気づき リスクマネジメント


コンサルタントの著者が、使える改善ツール&ノウハウのすべてを紹介!!


いつでもどこからでも!


最適・最善・リーズナブル


自分の会社にあった方法で、今日から業務改善!



本書は、4つの章から構成されています。


各章とも導入編とマニュアル編とから構成されています。


導入編では、各ツールの基本的な解説があたかも著者がコンサルタントの現場でクライアントに語りかける臨場感のもと基本的事項について分かり易く解説しています。


またマニュアル編では、心得帖、手順書、チェックリスト、帳票などの資料を中心にそれらを活用する上で留意するポイントなどを解説しています。


第1章では、「5Sで業務改善
として、【導入編】では、ある中小メーカーの現場コンサル風景として、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)について、その意味・内容の確認に始まり、どのような手順で業務改善を進めたらよいか、どのような効果が見込めるかといった基本を解説しています。また【マニュアル編】では、事務所用の5Sチェックリストなどを解説し、仕事の基本心得帖として5Sをどのように反映するか、またその留意点なども含めどのような文書にし、どのように使い、だれが、いつ、うまく使うにはといったポイントを5W1Hの観点から解説しています。


第2章では、「仕事の基本とプロセス管理
として、【導入編】では、「仕事の基本心得帖」が良い社員、良い会社になるための階段とした上で、5つの仕事[1.きちんと挨拶する、2.整理・整頓する、3.報告・連絡・相談をこまめにする、4.相手を常に考えて仕事をする(ホスピタリティ)、法律、ルール、約束を守る(コンプライアンス)]の基本について、解説しています。また【マニュアル編】では、前記の5つの仕事の基本を『仕事の基本心得帖』にまとめ仕事の基本とその具体的内容、ポイントをまとめ、5つの仕事の基本のそれぞれについて、どのようにするかという内容とその際の留意点をまとめ解説しています。


第3章では、「品質ISOと業務改善
として、【導入編】では、品質ISOとは、いったいどのようなものかにはじまり、経営改善・業務改善の道具など標準化の意義と威力などを解説した上で、継続的改善のためのマネジメント規格としての位置づけと重要なポイント、顧客満足の状況を把握し改善につなげるというポイント、責任と権限、応急処置から再発防止対策を含む「クレーム・ミス」への対処、プロセスの監視・測定、内部監査と外部審査、中小企業にこそISOは相応しい、ムリとムダがISOによりなくせるといった諸点について解説しています。また【マニュアル編】では、筆者の会社のマニュアルの一部を紹介しながら、文書管理、記録管理、品質方針・品質目標、力量・認識及び教育訓練、プロセスの監視・測定、是正処置などのポイントについて取り上げ解説しています。さらに品質、環境共通のISO課題発見シートを活用しての業務改善診断について解説しています。


第4章では、「気づきによる業務改善とリスクマネジメント
として、【導入編】では、結果的に改善することが成果につながっていくとの視点から失敗を生かす文化を育てる意義を確認し、ヒューマンエラー対策、リーダーの役割、さらにリスクマネジメントについて虫の目と鳥の目で兆候を見つけることから、防災のリスクマネジメント、そしてリスクマネジメントの手順とリスクコントロール、さらに金銭不祥事について無くす3原則と3つの仕組み、自己責任、メンタルヘルス管理、パワーハラスメントなどの具体的な対策などをテーマに「気づきによる業務改善とリスクマネジメント」のポイントを解説しています。また【マニュアル編】では、リスクマネジメントについて、リスクマネジメントのための手順、リスクマネジメント表とその使い方、自己発見シート、リーダー心得帖についてのの計画・指示から良いリーダー・悪いリーダーの留意ポイント、防災手順書について、地震、火災の手順書例(項目、内容、留意点)、さらに内部監査の手順書について、帳票例などを交えて実施手順のポイントなどを解説しています。


本書では、中小企業の業務改善に活用できる『5S・プロセス管理・品質ISO・気づき・リスクマネジメント』について、心得帖、手順書、チェックリスト、帳票などの資料を交えて全くの初心者の人でも理解できるように丁寧にかみ砕いて解説されています。


新入社員の方から、その指導的立場にある先輩社員、管理者、経営者も含めて、仕事の基本的事項から仕事の仕組みの改善のための基本的手法の理解と業務改善の展開のヒントが本書から得られると思われます。


中小企業のための業務改善マニュアル
週刊住宅新聞社
発売日:2008-04
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:139821

なお本書の目次概要は、以下の内容です。
第1章 5Sで業務改善
導入編
5Sがわかれば仕事が変わる コンサル現場の実況中継
マニュアル編
5Sチェックリスト
第2章 仕事の基本とプロセス管理
導入編
1.仕事の基本 社員のあるべき姿を明確に
2.仕事の基本 きちんとした挨拶・身だしなみ
(略)
7.仕事の基本 マネジメントのペースは「重点目標管理」
マニュアル編
仕事の基本心得帖(5つの仕事の基本、挨拶・身だしなみ ほか)
第3章 品質ISOと業務改善
導入編
1.品質ISOとは 標準化の持つ威力
2.品質ISOのポイント 継続的改善のためのマネジメント規格
(略)
9.なぜISOが良いのか ムリとムダをなくせる仕組み
マニュアル編
経営品質マネジメントシステムの文書化(経営品質マニュアル例1 文書管理の手順、経営品質マニュアル例2 記録管理の手順 ほか)
第4章 気づきによる業務改善とリスクマネジメント
導入編
1.失敗生かす文化を育てる 改善したものが勝つ
2. ヒューマンエラー対策 仕組みを使いこなす
(略)
9.パワーハラスメント リーダーの役割自覚を促す
マニュアル編
1.リスクマネジメント
2.リーダー心得帖
3.防災手順書
4.内部監査の手順書





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  • 他社より早くリスクを察知したい
  • コストを極力下げて効果を上げたい
  • 経営者・管理者の責任連鎖を保証したい
  • 財務報告の内部統制だけで終わらせたくない
  • ERMを戦略策定・経営計画と一体化させたい

というニーズに応えるために本書を執筆しました。


というのが「はじめに」の書き出しの言葉となっています。


ERMEnterprise Risk Management全社的リスクマネジメント)は、今日、コーポレートガバナンス、経営管理(業績管理)、内部統制、コンプライアンス、CSR、セキュリティ対策などを統合的にマネジメントするための概念としても注目されつつありますが、本書では、ERMを以下のような仕組みとしています


  1. 経営戦略の達成を合理的に保証するためのプロセス
  2. 経営者によってリードされ、戦略策定に活用され
  3. 組織全体に適用され、全社員が参画することによって活性化し
  4. 発生可能性の高いリスク事象を予見するように設計され
  5. 経営者への投資やリスクの選好の度合い(リスク・アピタイト)をマネージし
  6. ガバナンスを強化し、持続的な成長を支援する

コーポレート・ガバナンスの強化、コンプライアンス体制の見直し、新たな法制度への効果的な対応などに求められるERM(全社的リスクマネジメント)や内部統制の構築・高度化に必要な知識について分かり易く解説している本を紹介します


経営者、CFO、管理者の方々ためのERMの実践実務書になります。


金融庁の内部統制報告制度へのコスト効果を意識した対応、ERMの仕組み確立にむけてのロードマップの描き方、さらには、ERMの導入にあたって留意すべき事項、導入のために必要なプロセスなどを分かり易く解説しています


本書:「内部統制とERM」です。


透明性を高め、説明責任を果たす」との副題が付いています。


本書は、著者:神林 比洋雄 氏にて、2008年5月にかんき出版より発行されています。


本書の帯、並びに表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれてあります。


全社的リスクマネジメントで


持続的成長を目指す


他社より早くリスクを察知したいとき


コストを極力下げて効果を上げたいとき


税務報告のみの内部統制に終わらせたくないとき



すばやい意志決定でリスクに対応し、チャンスに変える


  • 経営者と社員が説明責任を果たす
  • 財務報告の内部統制からERMへのロードマップを描く
  • ERMを戦略策定・経営計画と一体化させる
  • モニタリング機能により経営の品質を高める

経営者・管理者のためのポイント付


本書は、8章から構成されています。また各章の見出しの項目について、最初に「経営者・管理者のためのポイント」として、その見出し項目のエッセンスが枠囲みにて、箇条書きでまとめてあり、続いて解説がされるというスタイルで説明がされており、分かり易い構成となっています。


第1章では、「持続的成長を脅かす新たなリスクとは?
として、グロバリゼーションの進展に伴う、リスクの多様化、複雑化などを総括した上で、続発する不祥事について、その中味を分析し、トップマネジメントの責任を確認しています。さらに会計基準の国際的な統合の現状について概観しています。


第2章では、「新たなリスクにどう対応するか
として、コーポレートガバナンスの強化への対応、また内部統制とERMとの関わり、また企業不祥事に関わる予防ならびに企業価値向上の観点、効果的なコンプライアンス・CSRに応えるための内部統制・ERMの位置づけ、内部統制報告制度の導入2年目以降に対する展望、会社法と内部統制とERMとの関係、経産省、東証、日本経団連の期待といった側面に対してどう対応するか等のポイントを解説しています。


第3章では、「トップダウンによる、変化への全社的な対応
として、ERMを基軸としたトップダウンによる各種の変化への対応の考え方が解説されています。


第4章では、「内部統制はERMの基盤
として、内部統制が誕生してきた経緯にはじまり、COSOモデル、COSOの内部統制のフレームワーク、内部統制の目的から構成要素、内部統制に対応すべき経営者、管理者の役割、内部統制の限界、内部統制の構築・展開のためのロードマップ、リスクマネジメントとしての内部統制を基盤としてのERMの観点からのステップアップなどを解説しています。


第5章では、「財務報告のみの内部統制で終わらせない
として、金融庁の内部統制報告制度、のフレームワーク、アメリカのSOX法対応の初年度に発生した取組から学ぶこと、内部統制プロジェクトの効果的な進め方、内部統制の評価や不備に対応するためのスタンスなどを解説しています。さらに内部統制の付加価値を高めるとの観点からの重要な視点、そして内部統制からERMへと展開していくアプローチとそれに関する考え方などを解説しています。


第6章では、「ERMを導入・強化する
として、導入前に考えておくべき事項から始まり、COSOのERMフレームワークの概説、ERMの導入にむけてのリスクマネジメントビジョンの策定と共有化、リスクマネジメント能力の成熟度レベルとその特徴、要素などを解説し、ERMを導入・強化していく3つのステップとその概要を解説しています。次いで、第1のステップとなる「全社的リスクの評価」のための4つの取組、第2のステップとなる「ギャップ分析」のための2つの取組、さらに第3のステップとなる「継続的改善」のための2つの取組について順次、詳解しています。


第7章として、「内部統制・ERMの品質をモニタリングする
として、内部統制及びERMの品質をモニタリングするための「自己評価」、「内部監査」「監査役・監査委員会」、「外部監査人による内部統制監査」などについて、内部統制及びERMの品質との関わりについて、その意義や具体的な活動とその留意すべきポイントなどを解説しています。


第8章として、「ERMの将来ビジョン
として、事業パフォーマンスの改善へのERMの活用にはじまり、事業戦略策定とのERMの関わりについての展望、M&Aのプロセスについてリスクマネジメントの観点からM&Aを成功させるための進め方など解説しています。さらに持続可能な競争優位の確立にERMを活用するとの考え方やそのポイント等を解説しています。


ERMを企業価値を高める、事業戦略・目的の達成のためのリスクマネジメントとの視点から内部統制とからめて事業戦略策定・管理プロセスとリスクマネジメントとの統合の重要性などを実務的に経営者・管理者のためのポイントを重点に分かり易く解説しています


今日の不確実で激変する環境の中でしっかりと変化に対応して生き残り競争優位を確立し目標を達成していく企業のためのリスクマエジメントであるERMに関心がある経営者・管理者・ビジネスパースンには、読んで頂きたい一冊です


内部統制とERM 透明性を高め、説明責任を果たす
かんき出版
発売日:2008-05-13
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:69359

なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 持続的成長を脅かす新たなリスクとは?
1. 経済のグローバル化とリスクの多様化・複雑化
2. 不祥事の発生と法規制強化
3. 加速する会計基準の国際的な統合
第2章 新たなリスクにどう対応するか
1. コーポレートガバナンスを支える
2. 企業不祥事を予防する
3. コンプライアンス・CSRに応える
4. 適正な財務報告を支える
5. 会社法が期待する内部統制・リスク管理
6. 経産省、東証、日本経団連が期待すること
第3章 トップダウンによる、変化への全社的な対応
1. 変化にトップダウンで対応する
2. 全社的な視点で対応する
3. ERMの取り組み状況と進化への道
第4章 内部統制はERMの基盤
1. COSOモデルの誕生
2. 内部統制の目的を理解する
3. 内部統制の構成要素を知る
4. 内部統制にどう立ち向かうか
5. 内部統制の限界を知る
6. 内部統制構築のロードマップ
第5章 財務報告のみの内部統制で終わらせない
1. 金融庁がめざす内部統制の強化
2. アメリカの取り組みから学ぶこと
3. 内部統制プロジェクトを効果的に進める
4. 内部統制を効果的に評価する
5. 内部統制の不備に対応する
6. 内部統制の付加価値を高める
7. 内部統制からERMへ
第6章 ERMを導入・強化する
1. ERMの導入前に考えるべきこと
2. COSOのERMフレームワーク
3. ERMの導入に向けて
4. ERMの導入ステップ1:全社的リスクの評価
5. ERMの導入ステップ1:全社的リスクの評価
6. ERMの導入ステップ1:全社的リスクの評価
7. ERMの導入ステップ1:全社的リスクの評価
8. ERMの導入ステップ2:ギャップ分析
9. ERMの導入ステップ2:ギャップ分析
10.ERMの導入ステップ3:継続的改善
11.ERMの導入ステップ3:継続的改善
第7章 内部統制・ERMの品質をモニタリングする
1. 自己評価の意義と効果
2. 内部監査と内部統制・ERM
3. 監査役・監査委員会と内部統制・ERM
4. 外部監査人による内部統制監査
第8章 ERMの将来ビジョン
1. パフォーマンスを向上させる
2. 企業の意志決定に係るERM
3. M&Aにおけるリスクマネジメント
4. 競争優位の確立
おわりに−ERMの活用から企業価値向上へのロードマップ







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BCM (business continuity management:事業継続マネジメント)は、地震、火災、テロ、大規模なシステム障害等のそのリスクの発生可能性は低いとしても、万が一、発生した場合には、組織の存亡にも関わる大規模な脅威が発生するような事態においても、企業がいかに事業の継続を図り、取引先に対するサービスの提供の欠落を最小限にするかを目的とする経営管理手法になります。


BCMは、今日では、企業の重要な経営戦略であるリスクマネジメントの1部となっており、企業の経営戦略上、企業が社会的責任を果たし、企業価値を高める上でも必須のものとなってきています。


BCMの仕組み構築の流れとしては、始めにビジネスインパクト分析(BIA)を行い、自社の業務プロセスが抱えるリスクとその影響を把握します。次いで、そのうえで優先的に復旧すべきプロセスとそれに必要な設備やシステムを明らかにし、目標復旧時間の設定や復旧手順を計画していきます。さらにそれに基づいてBCP(business continuity plan:事業継続計画)を策定する。といった枠組みで、BCP(事業継続計画)の策定から、その導入・運用・見直しという継続的改善を含むPDCAマネジメントシステムになります。


BCMSの関連規格としては、英国規格の「BS25999:Part1:Business continuity management. Code of practice:事業継続マネジメントのための実践規範」(2006/11)、「BS25999:Part2:Specification for business continuity management:BCMの仕様」(2007/11)などがすでに規格化されています。


BCMSについて、JIPDEC(日本情報処理開発協会)でもBCMS認証を検討中でこれは、英国規格を用いるものからスタートするようです。


ISOでもBCMSについて、すでにPAS(Publicly Available Specifications:一般公開仕様書)が発行されています。(ISO/PAS 22399:2007:「Societal security - Guideline for incident preparedness and operational continuity management:社会セキュリティ 緊急事態準備と業務継続マネジメントガイドライン」。 なお認証規格化は、2010年とされています。)


本日は、このBCM/BCPについて、事業特性別に地震対策から内部統制までの盛り込むべき最新対策や各産業分野におけるBCMの取り組みや、緊急地震速報の高度活用事例などを交えて実践的に解説している本を紹介します。


本書:「企業価値向上のための事業継続マネジメント」です。


本書は、セコム株式会社の監修にて、2008年5月に リックテレコム より発行されています。


本書は、「BCP/BCM研究」 のvol. 2になります。


本書は、Part1~Part4までの4つのPartで構成されています。


Part.1では、「keynote:企業価値を高めるBCM
として、いま何故BCP/BCMなのかとの観点から、事業リスクマネジメントならびに企業価値の向上の観点からBCP/BCMについて体系的に整理して解説しています。また中小企業庁のBCP策定・運用の支援サイトの「中小企業BCP策定運用指針」を紹介しています。さらに中越沖地震の事例から教訓を引き出すと共に、企業価値向上・コミュニティ・官民連携等の観点から。これからの事業継続マネジメント(BCM)の在り方について総括し、「企業自らの問題意識によって、自らの社会的責任を全うする」との基本精神の重要性を強調しています。


Part.2では、「Business Domain:各産業分野におけるBCMの取り組み
として、医薬品メーカー、ITサービス会社、地方銀行などの各産業分野のBCMの取り組みの事例を解説し、とくに業種毎にその業種ならではのBCMの取り組みのポイントについて詳解しています。


Part.3では、「Earthquake Warning:緊急地震速報の高度活用
として、最初に「緊急地震速報の基礎知識」について解説されています。2007年10月から本格運用が開始されている「緊急地震速報」の防災情報サービスについて財団法人 気象業務支援センターの配信事業部長が、緊急地震速報を利用する上での留意点や活用のヒントなどを解説しています。また緊急地震速報が鉄道運行の地震対策にどのように活かされているかについて、小田急電鉄/相模鉄道の導入の経緯から具体的な活用の方法までを解説しています。さらに地震の「直前」対策と「最中・直後」の対策に着目して鹿島建設が独自に体系化した「リアルタイム防災システム(RDMS)」について、その概要から、導入事例、建設業の事業特性を踏まえてのBCM支援システムの特徴などを解説しています。


Part.4では、「Measures:対策処置の実例
として、BCMの対策処置の実例として、事業継続と内部統制、建物・設備の地震対策に関わる免震・制震技術、都市ガスなどライフラインの災害対策、災害対策ITシステム(DRシステム)の構築のポイント、個人情報漏洩事件などBCMに盛り込む情報セキュリティ対策などの対策処置の重点ポイントなどを解説しています。


BCM/BCPについて、企業価値向上及びリスクマネジメントの観点から、業種毎の最新の対策事例から緊急地震速報の高度活用事例などBCM/BCP構築の参考になる情報が満載されています


企業価値向上のための事業継続マネジメントの書籍のjpg画像
リックテレコム
発売日:2008-05
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:216530

なお本書の概要目次は、以下の内容です。
Part.1 keynote:企業価値を高めるBCM
1.指針 リスク管理の視点で捉え直す企業価値を高めるBCMの条件
トピックス 中小企業向けガイドライン
2.教訓 中越沖地震の被災実例から学ぶこれからの事業継続管理の在り方
Part.2 Business Domain:各産業分野におけるBCMの取り組み
1. アステラス製薬
2. ITサービス会社2社
トピックス 標準化動向
3. 地銀64行
Part.3 Earthquake Warning:緊急地震速報の高度活用
1. 緊急地震速報の基礎知識
2. 小田急電鉄/相模鉄道
3. 鹿島建設
トピックス 日本LPガス団体協議会
Part.4 Measures:対策処置の実例
1. 事業継続と内部統制
2. 建物・設備の地震対策
3. ライフラインの災害対策
4. 災害対策ITシステムの構築
5. 情報セキュリティ対策
6. ベンダ提案 大規模災害対策サービス
7. ベンダ提案 データベース・バックアップシステム「Standby Express」
トピックス 地域の防災リーダー「防災士」/東京都葛飾福祉工場







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ヒューマン・エラーとされる些細な人為的なミスが、航空機、鉄道、船舶、医療現場、原子力発電所などでの大事故の原因となっている事例も多い



「『ヒューマンエラー(失敗)』は、その予測も予防も完全には、不可能である」とした上で、


人はなぜエラー(失敗)をおかすのか


エラー(失敗)にはどのような種類があって、それぞれのエラーは、どのような性質を備えているか


それらのエラー(失敗)を防いで大きな事故に至らないようにするためにはいかなる対策を講ずるべきか


などヒューマン・エラーについて科学的に分かり易く解説している本を紹介します。


ヒューマン・エラーに関わるエンジニアリングの分野は、広範囲で、人間工学、システム工学、認知工学、安全工学、生産管理関連分野等と深く関連していますが、本書は、上記の分野を俯瞰的に睨んだ幅広い視点から書かれています。


本書:「ヒューマン・エラーの科学」です。


失敗とうまく付き合う法」との副題が付いています。


本書は、著者:村田 厚生 先生にて、2008年3月に日刊工業新聞社より発行されています。


「まえがき」で筆者は、「人はなぜエラーをするのかと疑問を抱いている方」、「更には、エラーや事故の問題に対して大きな責任を有する現場の作業者、管理者、経営者」の問題解決に役立つようにとの観点から本書の執筆に至った旨を記載しています。


本書は、5章から構成されています。本文では、イラスト、モデルスキーム、概念図、フロー図や、各種の図表を用いて分かり易く解説されています。また途中に「コラム」の欄を設け、関連するトピックスを取りあげ解説しています。


以下に各章の概要を簡単に紹介します。


第1章では、「人はどれだけエラーをしやすいか
として、大量モルヒネ投与の医療事故、チェルノブイリ原発事故の事例について人間はいかにエラーをおかしてしまいやすいのかを解説しています。さらに実際の作業現場でのエラーの発生比率のデータの発生確率を不信頼度として表したデータやハインリッヒの法則などから人のエラーのしやすさ、またどんな分野でエラーをおかすかについて、生産現場のエラーから美浜原発事故までの各分野でのエラーの種類について解説しています。エラーを重大な事故につなげないためにもヒューマン・エラーに対する科学的な知識の学習が必要不可欠と結んでいます。


第2章では、「なぜ人はエラーをおかすのか
として、ヒューマンエラーの典型的な理由を「(1)人間と機械との関係やインターフェースが不十分な場合」~「(6)知識不足・経験不足によりエラーを生じさせてしまう場合」と区分して、それぞれについて順に解説しています。さらにいろいろな原因が重なって大きな事故を起こすことについて航空機の事故事例を解説しています。さらにヒューマン・エラーの背後要因が複合的に作用する場合について、「Man」、「Machine」、「Media」、「Management」の4Mを取り上げて解説しています。


第3章では、「エラーにもいろいろある
として、ヒューマン・エラーについて、例えば統計学的な第1種の過誤(いわゆるあわてものの誤り)と第2種の過誤(いわゆるぼんやりものの誤り)など体系的に分類してその性質について幅広い視点から解説し、次に前記の分類に基づいて幾つかの事故事例について、ヒューマン・エラー分析を実施し、重大事故にヒューマンエラーがどのように関与していているかを提示しています。


第4章では、「どうすれば「エラー=事故」にならずにすむか
として、先の第2章、第3章のヒューマン・エラーの典型的な理由とヒューマン・エラーの体系的な分類について、「エラー=事故」にならないためにどのようなヒューマンエラーへの配慮が必要かを解説しています。例えば、人間−機械系の設計においては、設備・環境要因を考慮すること、人間工学に基づいた設計、認知工学に基づいた設計などヒューマン・エラー対策の考え方について解説しています。「人間はエラーをするもの」を出発点として、生産現場のエラー防止について、エラー防止の考え方等を解説し、「社会文化・安全文化・組織文化」といった総合的なアプローチからトップマネジメントによる意志決定の重要性などを強調しています。


第5章では、「安全教育は感情に訴えかけろ
として、事故防止の観点から、第4章で解説された「人間−機械系の考え方に基づくヒューマン・エラー防止」、「社会文化・安全文化・組織文化」と共に「リスクマネジメント」が必要不可欠な3つのアプローチであると述べ、「リスクマネジメント」の考え方を基軸とした事故防止について解説しています。認知のバイアすがあれば、誤った意志決定によるリスクを犯す行動や(意図的な)不安全につながるとして、そのための適切なリスク評価の観点から感情面を重視した安全教育の必要性を強調し、そのための教育のポイントを解説しています。また生産現場で行われているKYT(危険予知トレーニング)を市民全体、設備等を管理する組織で取り入れることの必要性を説いています。さらに地域コミュニティ・自治体・政府によるエラー・事故防止活動が事故の防止に対する潜在的な防衛能力を高めるものと述べています。


人は何故エラー(失敗)をおかすのか、そもそもエラーにはどのような種類があり、それぞれは、どのような性質を有するのかなどを、科学的に分かりやすく解説しています。


エラーを防いで大きな事故に至らないようにするための考え方から対策、さらに重要な感情面に注目した安全教育のポイントなど解説されています


組織でOHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム)などのリスクマネジメントを実施・運用されていたり、関心のある方から、万が一、事故が発生した場合には、その事故の発生に対して大きな責任を有する現場の作業者、管理者、経営者までの皆様方には、読んで頂きたい一冊です



ヒューマン・エラーの科学の本の画像.jpg
日刊工業新聞社
村田 厚生(著)
発売日:2008-03
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:191113


なお本書の目次は、以下の概要です。
第1章 人はどれだけエラーをしやすいか
 1.1 重大事故の背景
 1.2 人間はどのくらいエラーをしやすいか
 1.3 どんな分野でエラーをおかしているか
 1.4 エラーを重大な事故につなげないために
第2章 なぜ人はエラーをおかすのか
 2.1 人間と機械の不適切な関係 人間-機械系が起こすエラー
 2.2 人間の認知能力には限界がある
 2.3 人間の心理はそもそも間違い易くできている
 2.4 疲労が原因と案るエラー
 2.5 組織としての誤った行動・文化が原因のエラー
 2.6 知識不足・経験不足が起こすエラー
 2.7 いろいろな原因が重なって大きな事故を起こす
 2.8 ヒューマン・エラーの背後要因が複合的に作用する場合
第3章 エラーにもいろいろある
 3.1 どんなタイプのエラーもゼロにはできない
 3.2 原因から見たヒューマン・エラーの分類
 3.3 結果としてみたヒュ−マン・エラー
 3.4 チームエラー
 3.5 事故事例からみるヒューマン・エラー分析
第4章 どうすれば「エラー=事故」にならずにすむか
 4.1 人間-機械系の設計のポイント
 4.2 人間ー機械設計に認知工学をどう取り込むか
 4.3 疲労やストレスに配慮した機器・作業の設計
 4.4 エラーのタイプ・性質ごとにみたエラー対策のポイント
 4.5 背後要因からみたエラー対策
 4.6 「人間はエラーをするもの」を出発点とする
第5章 安全教育は感情に訴えかけろ
 5.1 リスク・マネジメントに必要なリスク評価
 5.2 人間はどのくらいリスクに対していい加減か
 5.3 意思決定と感情の関わり
 5.4 ヒューマン・エラーと不安全行動の関わり
 5.5 感情面に注目した安全教育のポイント
 5.6 起こりうるエラーや事故を察知する能力を開発しよう
 5.7 地域コミュニティ・自治体・政府によるエラー・事故防止活動






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内部統制は、基本的に、業務の有効性及び効率性財務報告の信頼性事業活動に関わる法令等の遵守資産の保全4つの目的が達成されているとの合理的な保証を得るために、業務に組み込まれ、組織内のすべての者によって遂行されるプロセスをいい、統制環境リスクの評価と対応統制活動情報と伝達モニタリング(監視活動)及びIT(情報技術)への対応6 つの基本的要素から構成される。(以降略)』



というのが「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準」(2008-02-15:企業会計審議会)による内部統制についての定義になります。


この2008年4月からの開始事業年度から内部統制報告制度がスタートになります。


内部統制とはどんなしくみなのか、内部統制にITを活用するにはどうしたらよいかなど内部統制の重要なポイントについてわかりやすく図解で解説している本を紹介します


本書:「図解 これならわかる!内部統制のしくみと実務」です。


「図解だから「内部統制」の重要ポイントが一目でわかる!」との副題がついています。


本書は、石島 隆 先生の監修にて、2008年1月にナツメ社より発行されています。


本書は、既刊『図解 内部統制のしくみがまるごとわかる』について、2008年4月からの実施基準に対応した内容へと一新されたものです。


本書の表紙の下部には、以下のように書かれてあります。


日本版
SOX法
実施基準
完全対応!


2008年4月開始事業年度


から適用の「内部統制」を


この一冊で徹底攻略!


本書は、内部統制の全体像とその要点について概観するといったスタイルでの監修者へのインタビューからはじまり、内部統制の組織での浸透度合いをチェックする経営陣10項目及び社員10項目のチェック表があります。さらに4つの章から構成された35問のQ&Aスタイルの解説で内部統制の仕組みと実務のポイントについて解説される構成になっています。


また1章~3章までの章の終わりには、「内部統制のはなし」のコラム欄が設けられ、「新会社法と内部統制の関係は?」などのテーマが取り上げられています。


なお巻末には、「財務項目に係る全社的な内部統制に関する評価項目の例」「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準」の付録が添付されています。


Q&A的なテーマの項目について見開きの2ページで右側のページでは、テーマの解説文がまた下部には、「これも知っておこう」としてそのテーマに関連するトピックス事項が取り上げられ、解説されています。また左側のページでは、そのテーマについて、イラスト、概念図、スキーム図、チャートなどの図表を用いてテーマのキーポイントについて説明を補完するといった構成になっています。


本書では、内部統制についてその仕組みと実務の重要なポイントについて図解で分かり易く解説しています。金融証券取引法に関わる「日本版SOX法」および会社法で求められる内部統制について全体的に概観できる良い入門書と思います。



図解 これならわかる!内部統制のしくみと実務
ナツメ社
石島 隆(監修)
発売日:2008-01-18
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:189590



なお本書の概要目次は、以下です。
 内部統制の構築は、リスクマネジメントの一環
1章 なぜ今、内部統制が必要なの?
 なぜ今、内部統制が必要なの?//~//企業が抱えるリスクって何?
2章 そもそも内部統制って何?
 内部統制を一言で言うと//~//ITへの投資は何をすればいい?
3章 内部統制ってどんなしくみなの?
 内部統制のしくみってどんなもの?//~//内部統制の限界って何?
4章 内部統制にITを活用するには?
 なぜIT化する必要があるの?//~IT業務処理統制って何するの?





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米マイクロソフトによる446億ドルに及ぶインターネットのポータルサイト運営の大手、米ヤフーへの買収提案について、更に敵対的TOBまでの展開の可能性が噂されています。


またこれに関係して米ヤフーの提携先にグーグルをはじめ、イーベイ、アメリカ・オンライン(AOL)、ニューズ・コーポレーション、AT&Tなどとの企業名が取り沙汰されるなど米のIT業界は活発な動きをみせています。


この動きが将来にどのようなインパクトをもたらすのか注目されます。


さて、本日は、企業の一般社員や管理職のビジネスパーソンを対象に情報セキュリティの基本について、必要な知識・情報を技術的な部分を最小限にして、各人の日常的な行動に活かせるとの観点から情報セキュリティに関する事象や話題について網羅的に解説している入門書を紹介します


本書では、情報漏洩の防止や事業継続管理、個人情報保護、情報セキュリティマネジメントシステム、リスクマネジメントシステム、情報セキュリティリテラシーの強化など情報セキュリティに関する重要なトピックスが網羅されています


本書:「ビジネスマンのための情報セキュリティ入門」です。


本書は、著者:林 國之 氏、ならびにキヤノンシステムソリューションズ株式会社、セキュリティソリューション事業部の編にて、2008年1月に東洋経済新報社より発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれています。


備えあれば憂いなし!


企業の一般社員や派遣社員を対象に、


インターネットや電子メール、PCの持ち出しにおける注意事項など


情報セキュリティに関して


必要な情報・知識を網羅した入門書の決定版!



本書は、11章から構成されています。


第1章では、「企業における情報セキュリティの対象
として、「セキュリティとは」に始まり、セキュリティの意味や一般的な考え方から、企業・団体において守るべき情報資産としてどのようなものがあるかなど情報セキュリティんほ対象について解説しています。


第2章では、「情報セキュリティを取り巻く状況
として、企業が果たすべき社会的責任の一端として情報セキュリティが求められているという今日の状況に至る従来からの情報セキュリティ対策に関わるインターネットによる被害や情報漏洩事故などの諸現象について解説し、どのような問題や課題を含んでいるかについても解説しています。


第3章では、「情報漏えい事故の防止
として、情報漏洩事故を防止・抑制するための対策について、何故情報漏洩事項が起こるのかの原因系の分析から、情報漏洩の防止・予防のために必要な技術的観点も含めて解説しています。


第4章では、「インターネットの安全を図る
として、 インターネットにおける脅威やインターネットを通しての攻撃方法などについて整理し、その対策のために必要な要素技術並びにそれぞれについての対策方法について解説しています。


第5章では、「電子メールの安全を図る技術
として、とくに身近な電子メールについてその脅威と安全対策のための基本的な施策から技術などを解説しています。


第6章では、「情報資産のライフサイクルマネジメント
として、情報資産について、情報が生成され、利用され、消滅するまでの情報資産のライフサイクルについて整理し、どこに問題があり、どのように対処すれば効果的かなど情報資産のライフサイクルマネジメントの基本事項を解説しています。


第7章では、「情報セキュリティマネジメントシステム
として、情報セキュリティマネジメントシステムの構築から、実施、維持の活動を通して問題や課題を設定し、解決することで社員の意識向上と情報セキュリティマネジメントの実践力を高めることができるとして情報セキュリティマネジメントシステムの概要を解説しています。


第8章では、「個人情報保護
として、OECD8原則に始まる個人情報保護法の成立した経緯から、プライバシーマーク認証制度とJISQ15001:2006規格の要求事項の概要、個人情報保護マネジメントシステム、個人情報の漏洩事件、さらには個人情報保護のための取組活動について解説しています。


第9章では、「事業継続管理
として、大規模なシステム障害やテロ、法令に違反した食品製造などの予期しない事故等により事業の継続に支障をきたす事態に適切に対処するための事業継続管理について、その必要性の背景から、事業継続管理(BCP:Business Community Management)の構築の概要と事業継続計画(BCP:Business Community Plan)の考え方からその事業継続のための重要事項も含めて内容を解説しています。


第10章では、「リスクマネジメントシステム
として、情報セキュリティにおけるリスク管理の現状に始まり、業務の内部統制管理との関係、取引に関する情報セキュリティ上のリスク軽減策、さらにリスクマネジメントシステムについて、ISMS、個人情報保護、事業継続管理、内部統制の関連、さらにJIS Q 2001 :「リスクマネジメントシステム構築のための指針」など情報セキュリティに関わるリスクマネジメントシステムの構築について解説しています。


第11章では、「情報セキュリティリテラシーの強化
として、情報セキュリティの問題は、人の問題で、企業や団体の情報セキュリティは、その組織を構成する人々により維持されるとのことから、組織の人たちの力量の向上、職場のあり方など「積極的な情報セキュリティに関する能力」をテーマに、その能力はどのようなものか、行政等の能力向上の取組、能力向上にどう活用したら良いかなどを解説しています。


情報セキュリティに関わるビジネスパースンが求められる広範囲な内容について、網羅的にまた日常的な行動の考え方など分かり易く解説しています

 

ビジネスマンのための情報セキュリティ入門
東洋経済新報社
林 國之(著)キヤノンシステムソリューションズセキュリ(編さん)
発売日:2008-01
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:58925

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 企業における情報セキュリティの対象
第2章 情報セキュリティを取り巻く状況
第3章 情報漏えい事故の防止
第4章 インターネットの安全を図る
第5章 電子メールの安全を図る技術
第6章 情報資産のライフサイクルマネジメント
第7章 情報セキュリティマネジメントシステム
第8章 個人情報保護
第9章 事業継続管理
第10章 リスクマネジメントシステム
第11章 情報セキュリティリテラシーの強化






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