財団法人日本科学技術連盟が行うマネジメントシステム監査員(内部監査員、第二者監査の監査員等)の力量に関わる検定制度に関してその4級問題集については、先日の「ISOの本棚」でも紹介しましたが、品質QMS、環境EMSを対象とした3級問題集が発行されていますので紹介します


現在、組織の内部監査員は、ざっと150万人と推定されているようです。


監査員の力量には個人差があって、そのレベルもさまざまなため、システムの有効性に内部監査が十分な機能を果たせていないのではないかとの懸念から検定制度でその力量を見極められるようにしたいとの趣旨のようです


力量の一つの客観的な評価(御墨付き)とある程度の力量の平準化に役立てるというものかと思われます。


このマネジメントシステム監査員検定では、


  • 4級(内部監査員候補者)が共通
  • 3級(監査員メンバー)がQMS、EMS、ISMS、PMS(Pマーク)
  • 2級(監査員チームリーダー)がQMS、EMS、情報セキュリティ(ISMS+PMS)
  • 1級が共通

となっていて、2から4級は誰でも受験できるが、1級(監査員を指導できる立場)は、2級合格者が対象となっています。


2010年10月1日から12月22日までが受け付け期間で、2011年2月26日(3級、4級)、2011年2月27日(2級)などとなっていて、受験料が4級(5,000円)、3級(8,000円)、2級(14,000円)、1級(25,000)とされています。


なお日本科学技術連盟のホームページに詳細なこの制度の案内があります。


<<ポイント>>

監査員検定3級[品質QMS、環境EMS]を対象とした検定試験のための問題及びその解答・解説集。


本書では、


マネジメントシステム監査員検定の概要を解説した上で、


問題編では、問題は、


[品質QMS]では、第1問から第14問まで


[環境EMS]では、第1問から第13問まで


いずれも、平均して各1問に5つ程度(設問のア)~オ)といった)問題があり、いずれも4択で解答を選択するもので解答欄に選択肢の言葉の記号を記入していく形式)が取り上げられています。


解答・解説編では、最初に解答があり、それは、何故かとの解説が続く、


という構成で監査員検定3級のための事前学習のための問題集としてまとめられています。


本書:「マネジメントシステム監査員検定3級問題集[品質QMS、環境EMS]」です。


本書は、著者:日科技連ISO審査登録センターにて、2010年10月に日科技連出版社より発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>

先に紹介した4級の監査員検定の問題集では、監査員の心構えから、マネジメントシステム、監査の基本的事項を確認するとの内容となっていましたが、


本書では、ISO 19011:2002(JIS Q 19011:2003)規格の内容も含まれていますが、ISO 9000:2005(JIS Q 9000:2006)の基本用語、ISO 9001:2008(JIS Q 9001:2008)、ISO 14001:2004(JIS Q 14001:2004)の各規格の要求事項の理解を中心とした内容になっています


規格要求事項に関わる「不適切な説明」、「適切な説明」を4択から選択したり、要求事項の解説文中の【   】に入れるべき適切な用語を4択から選択したりといった形式になっています。


本書は、検定制度を受験する監査員だけでなく、組織で内部監査員を教育する立場の人にも教育ツールとして活用できる内容にもなっています。


この監査員検定制度が組織の内部監査員の力量の向上に役立ち組織のマネジメントシステムの有効性の改善がより進むように期待したいと思います。


トップの理解によりますが、多くの組織で内部監査員がどのような立場にあるかと言うと当然ながら内部監査員は、組織では多忙な本来業務を抱えており、内部監査員としてはある種ボランティア的な立場でその使命を果たしているという重たい現状があります。


将来、認証機関に所属してのISO審査員を目指すような内部監査員は別としてそうではない大部分の内部監査員には、内部監査自体が余技的な対応にならざるを得ないため内部監査員としての力量向上のためになかなか時間を割けない面があると思います。


認証を取得している組織で認証を維持するためにサーベイランス審査、更新審査などの第三者認証機関の審査の受審が必須です。


審査機関の審査では、各マネジメントシステムの審査員がマネジメントシステムの適合性、有効性等の審査を実施します。


極端な話をすると内部監査員が力量を極めていくと内部監査で外部監査と近似した監査が組織内で実施できることになるかと思われます。


内部監査員にどのような力量を求めるかということになりますが。


第一者、第三者と監査がダブると確かにシステムの改善の可能性は高まると思われます。


この姿は、何か違うように思います。


喩えて言えば、両者の監査の質は、百貨店型と専門店型での棲み分けのようなことが望ましいのではないかと。


第三者監査の認証機関が行う審査は、百貨店型で規格の要求事項等を基準として幅広く行うもの。


組織の内部監査においても、規格の要求は満たさないとマネジメントシステムの体をなさないのでそこは、それなりのチェックをするとして、専門店型でむしろ組織の経営上の問題等を重点化して深掘りするもの。


それには内部監査に対する方法論が必要ですが。


専門店型で組織の経営上の問題等を指摘できるには内部監査員には、規格の要求事項の世界とは違う相当な力量が必要になります。


このようなことができる内部監査員の評価も高く内部監査員自身のモチベーションも高くなります。


専門性を掘りさげる領域は、そのようなニーズさえ明確になっておれば、社内的に困難とすればアウトソースするという選択肢もあると思われます。


少し、書籍の紹介から少し脱線してしまいましたが、……。


人間万事塞翁が馬。


世の中、行動した人だけが結果を得ることができます。


かって私も公害防止管理者試験制度ができたときに自分の業務に関係なく、水質、大気の試験にチャレンジし合格することができました。


結果、後の自分の可能性を拡げることができたと思っています。


監査員検定を受験するかどうか迷っていたら周りの顔色を伺うことなくチャレンジしてみてはどうでしょうか。


この検定に合格したことがスタイタスになるかどうかは別として、自分のステップアップの新しい可能性が開かれることになると思います。


本書は、監査員検定3級[品質QMS、環境EMS]を対象とした検定試験のための問題及びその解答・解説集としてなかなか練られた設問が用意されていると思います。


また解答・解説のページに改めて設問内容が記載してあって改めて問題のパートを見返すといったことが不要といった使い勝手も配慮されています。


<<本書で何が学べるか>>

監査員検定3級[品質QMS、環境EMS]を対象とした検定試験のための問題及びその解答・解説集として事前学習のための分かり易い問題集となっています。


<<まとめ>>

本書は、監査員検定3級[品質QMS、環境EMS]の検定試験の受験の方はもちろん、組織の内部監査員の研修のテキストとしてもオススメの一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
マネジメントシステム監査員制度の概要
問題編
[品質QMS]
解答欄
[環境EMS]
解答欄
解答・解説編
[品質QMS]
解答
[環境EMS]
解答
参考文献



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ISO/TS 16949 は、QMSのパフォーマンスの改善を目的とした自動車業界向けのセクター規格になります。

ベース規格のISO9001:2008規格の追補改正に伴ってISO/TS 16949:2009が発行されています。

世界でのISO/TS16949に基づく認証は、4万件を越え、さらに増加しています。

本書の「まえがき」でも筆者は、ISO/TS 16949 規格について以下のように言及しています。

ISO/TS 16949 の狙いは、不適合の検出ではなく、不適合(ムダ)の予防と製造工程のバラツキの低減にあります。

そのことからISO/TS 16949 は、自動車業界のみならず、あらゆる製造業における経営パフォーマンス改善のために活用できる規格といえます。』

ISO/TS 16949について少し触れるとこの規格は、ISOが発行するのではなく、IATF(International Automotive Task Force:国際自動車タスクフォース)が発行元になります。

またISO/TS 16949では、【プロセスアプローチ】(これは、品質8原則の一つになります。しかしこのプロセスアプローチをうまく運用している組織は、ISO9001でも少ないとされています。)が特に顧客(自動車メーカー)からの要求事項を起点とした「顧客志向プロセス」を中心に展開することが要求され、組織のQMSプロセスを以下の3つに分けてアプローチすることが推奨されています。

  • 顧客志向プロセス(COP:Customer Oriented Processes)
  • 支援プロセス
  • マネジメントプロセス

本書では、ISO/TS 16949の基本的な要求事項であるプロセスアプローチを内部監査に焦点を当て、ISO/TS 16949:2009規格に基づくシステムの構築と運用、内部監査の実施方法について図解により分かり易く解説しています

<<ポイント>>

TS要求の自動車業界の顧客志向に基づくプロセスアプローチISO/TS 16949内部監査を重点に図解により分かり易く解説している解説書

本書は、以下の2部構成となっています。

第1部:「ISO/TS 16949

第2部:「ISO/TS16949の内部監査

第1部では、ISO/TS16949のねらいの解説にはじまり、プロセスアプローチ、タートル図によるプロセスの分析、顧客志向プロセス/支援プロセス/マネジメントプロセスの分析例など解説しています。

第2部では、ISO 19011で示されている内部監査の実施手順から、適合性、有効性、及びプロセスアプローチ監査の手順。ISO/TS 16949の内部監査(計画、チェックリストなど)、また内部監査員に求められる力量について述べています。

本書:「図解 ISO/TS 16949 よくわかる自動車業界のプロセスアプローチと内部監査―2009年版対応」です。

本書は、著者:岩波 好夫氏にて、2010年8月に日科技連出版社より発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の表紙カバーの折り返し部に、本書で見込まれる対象読者について以下のように書かれています。

  • 自動車業界の品質マネジメントシステム規格ISO/TS 16949認証の取得を検討中の企業の方々。
  • ISO/TS 16949の基本的な要求事項であるプロセスアプローチの内容と実施方法について、理解したいと考えておられる方々
  • プロセスアプローチ監査技法について習得したいと考えておられる、ISO/TS 16949 および ISO 9001の内部監査員、審査員およびコンサルタントの方々
  • 品質保証と顧客満足だけでなく、品質、コスト、生産性などの経営パフォーマンスの改善のために、現在のISO/TS 16949 または ISO 9001 の品質マネジメントをレベルアップしたいと考えておられる企業の方々

第1部:「自動車業界のプロセスアプローチ」(第1章~第4章)及び第2部:「ISO/TS16949の内部監査」(第5章~第8章)の2部8章から構成されています。

また巻末に内部監査の手順書(付録1:内部監査規定)とISO/TS 16949及びISO 9001の用語を解説した用語集(付録2:用語の解説)との2点の付録が添付されています。

用語集では、定義というよりは分かり易い解説となっており、またISO/TS 16949に関係する用語は太字で強調して記載されています。

本書は、全体的に、QMS体系図、プロセス関連図、フローチャート、マトリックス図、プロセスフロー図、タートル図、オクトパス図、概念図などを含む各種の図表や内部監査プログラム、内部監査計画書、不適合報告書、内部監査報告書、是正処置報告書、内部監査プログラム統括報告書、内部監査チェックリスト、内部監査員のパフォーマンス評価表などの具体的な帳票事例等を交えて具体的で分かり易い解説となっています

なお上記の内部監査に関する帳票事例等は、内部監査規定で引用され、利用できる構成となっています。

第1部:「自動車業界のプロセスアプローチ」(第1章~第4章)では、

ISO/TS 16949のねらい」として

この規格の目的、到達目標、関連規格(「ISO/TS16949規格」、「ISO/TS16949ガイダンスマニュアル」、「レファレンスマニュアル」、「顧客固有の要求事項」、「IATF承認取得ルール」、「ISO/TS16949のSI、FAQ及びCBコミュニケ」、「ISO/TS16949審査員ガイド」ほか)の概要、ISO/TS 16949規格の2009年改正の概要などをまとめています。

また「プロセスアプローチ」に関して、

QMSのプロセス、適合性、有効性及び効率の違い、プロセスアプローチの目的、ISO/TS16949 規格のプロセスアプローチ要求の背景などを解説しています。

ISO/TS16949のプロセスアプローチ」に関して、

顧客志向プロセス/支援プロセス/マネジメントプロセスの区分からそれらの各プロセスのつながり、顧客志向プロセスに関わるオクトパス図、プロセス要求事項の関連図、プロセス名称とプロセスオーナー(責任者)、プロセスのインプット、アウトプット、プロセスの運用のために必要な物的資源(設備・システム・情報)、人的資源(要員、力量)、プロセスの運用方法(手順・技法)、及びプロセスの評価指標(監視・測定項目と目標値)の7つの要素で構成されるタートル図とタートル図を用いたプロセスの分析について解説しています。

自動車業界の各種プロセスの分析」について

顧客志向プロセス(8プロセス)/支援プロセス(3プロセス)/マネジメントプロセス(3プロセス)に区分される「マーケティングプロセス」から「顧客満足プロセス」までの14の各プロセスタートル図に基づく分析例を解説しています。

第2部:「ISO/TS16949の内部監査」(第5章~第8章)では、

最初に「内部監査の実施手順」について

ISO/TS16949(ISO9001)の内部監査の基本について、監査の目的と監査の原則に関わる監査の種類の解説にはじまり、ISO19011規格(品質・環境マネジメントシステム監査の指針)に沿った「監査プログラムの作成」から「監査プログラムの改善」までを含む内部監査の実施手順と各ステップの指針について帳票事例を交えて解説しています。

プロセスアプローチ監査」に関して、

適合性監査と有効性監査の違いを比較しながら、手順の適合性ではなくプロセスの成果の有効性部分の確認のための「プロセスアプローチ監査」についての手順をそのステップ、確認事項、チェックリストの作成などの点から解説しています。

また「ISO/TS16949の内部監査」に関して、

ISO/TS16949で求められている以下の3種類のプロセスアプローチによる内部監査についての監査の目的、監査の対象、監査の方法についてそれぞれの監査プロセスのタートル図など交えて解説しています。

  • 品質マネジメントシステム監査
  • 製造工程監査
  • 製品監査

最後に「内部監査員の力量」について、

ISO19011規格を参照しながら解説しています。

<<本書で何が学べるか>>

ISO/TS16949規格を対象にした要求事項や、コアツール等の解説書は幾つか発行されていますが、本書のように「プロセスアプローチ」に焦点を当てた解説書は少ないように思われます。

筆者による「プロセスアプローチ」をターゲットとした以下の書籍も参考になります。

また別の著者による以下の書籍も参考になります。

 本書では、改正された2009年規格に対応してISO/TS16949のプロセスアプローチに焦点をあて、豊富な図表を参照しながら自動車業界の顧客志向によるプロセスアプローチにもとづくシステムの構築と運用、および内部監査の実施方法を分かり易く入門者にもとっつきやすく解説しています

<<まとめ>>

自動車のサプライチェーンに関わる人に限らず製造業の方でISO/TS 16949プロセスアプローチによる内部監査に関心がある関係者には、本書は、お薦めの一冊です

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1部 自動車業界のプロセスアプローチ
第1章 ISO/TS16949のねらい
1.1 ISO/TS16949のねらい
1.2 ISO/TS16949関連規格
1.3 ISO/TS16949 2009年改正の概要
第2章 プロセスアプローチ
2.1 品質マネジメントとプロセス
2.2 プロセスアプローチ
第3章 ISO/TS16949のプロセスアプローチ
3.1 ISO/TS16949のプロセス
3.2 プロセスと要求事項
3.3 プロセスの分析(タートル図)
第4章 自動車業界の各種プロセスの分析
4.1 顧客志向プロセスの分析
4.2 支援プロセスの分析
4.3 マネジメントプロセスの分析
第2部 ISO/TS16949の内部監査
第5章 内部監査の実施手順
5.1 内部監査の目的と監査の原則
5.2 内部監査プログラム
5.3 内部監査の実施
5.4 内部監査プログラムの監視・レビューと改善
第6章 プロセスアプローチ監査
6.1 適合性の監査と有効性の監査
6.2 プロセスアプローチ監査の手順
第7章 ISO/TS16949の内部監査
7.1 ISO/TS16949の内部監査
7.2 品質マネジメントシステム監査
7.3 製造工程監査
7.4 製品審査
7.5 内部監査の計画とチェックリスト
第8章 内部監査員の力量
8.1 内部マネジメントシステム内部監査員の力量
8.2 ISO/TS16949の内部監査員に求められる力量
付録1:内部監査規定
付録2:用語の解説


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内部監査を合目的性を備えた充実したものにできるかどうかは、組織のマネジメントシステムの成果に直結しています


例えば、ISO9001:2008JISQ9001:2008)規格に基づくQMSにおいては、内部監査の目的として以下のことを確認することが求められています。


しかしながら内部監査員が、その目的に合致した内部監査の方法を必ずしも理解できておらず、ともすると単に以前からの同じチェックリストを機械的に使い回したりといった形式的な内部監査に留まり、なかなかQMSの継続的改善に寄与する内部監査が行われないといった悩みを良く耳にします。


  • QMSの製品実現の計画への適合
  • ISO9001:2008規格の要求事項への適合
  • 組織のQMS要求事項への適合
  • QMSの有効な維持

とくに計画したことが達成され組織の役に立っているかとの有効性の観点が内部監査において確実に取り込まれているかがQMSの有効性の改善に直結します。


ここに内部監査員の力量が大きく関わってきます。


これは、EMSなどにおいても同様です。


本日は、内部監査のチェックポイント200を取り上げ、何を調べ、どのように監査すれば、改善の成果が得られるかを分かり易く説いている本を紹介します。


<<ポイント>>


ISO9001及びISO14001においての、有効で本質的なマネジメントシステムの改善のための内部監査について、200のチェックポイントを取り上げ、規格要求事項懸念事項と判断のポイント、さらに具体的な質問の仕方等を解説している本。


本書では、


内部監査が充実しないという問題の分析に始まり、


有効なQMS、EMSの要件を及び内部監査の進め方の工夫


及び内部監査によるマネジメントシステムの進化


を考察し、


以下の観点から具体的な200のチェックポイントを取り上げて解説し、


  • 業務部門別
  • すべての部門の共通事項
  • 経営層と推進役の特定活動

内部監査の改善と有効活用に何が必要かを説いています。


本書:「ISO 9001/14001 内部監査のチェックポイント200」です。


有効で本質的なマネジメントシステムへの改善」との副題が付いています。


本書は、著者:国府 保周氏にて、2009年11月に日本規格協会より発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


表面的な監査から、本質に迫る監査へ

何を、どう監査すれば、改善に結びつけられるか。

内部監査で、何を調べて、どのように活用するのかで苦労していませんか?

本書のチェックポイント200で、その解決へと導きます。


本書は、5章から構成されています。


2、3、4の各章が200のチェックポイントの解説になります。


最初に、「マネジメントシステムにおける改善」の観点から内部監査が充実しないとの問題点を考察すると言う話題から始まり、内部監査の位置づけの重要性を確認し、有効性とQMS、EMSとの関係、内部監査の進め方で工夫すべき点などを説いていきます。


筆者は、本書の「本書の趣旨と使い方」との副題が付いた「はじめに」でマネジメントシステムの有効活用を目指した内部監査のチェックポイントについて以下の3つの機能を織り込むことが可能と述べています。


  1. 内部監査を通じた調査・確認のポイント
  2. マネジメントシステムの構築のポイント
  3. マネジメントシステムの改善にポイント

その意味から本書では、『マネジメントシステムで抜け落ちたり意識することが少なかったりすることが多い事項、審査・認証を意識しすぎると形式的になりやすい事項』を中心にチェックポイントを取り上げたとのこと。


ということでチェックポイントは、原則1ページでタイトルに続き、以下のような順で構成されて箇条書き形式でまとめられています。


  • 規格要求事項
  • 懸念事項と判断の要旨
  • 質問の仕方

各種業務部門
について、最初に【当該部門・業務部門毎の特徴的な事項】についての解説に続き、チェックポイント(1~108)に関して、「製品企画・営業・受注・販売部門」/「設計・開発・基礎研究部門」/「購買・調達&原材料・資材保管部門」/「生産技術・施工技術・サービス技術部門」/「生産部門&生産計画部門(製造・施行・サービス提供)」/「検査・試験部門」/「在庫管理・出荷・引渡し部門」/「付帯サービス部門」/「環境保全・処理技術部門」/「設備管理・測定機器管理部門」に区分について解説しています。


すべての部門に対する共通事項
について、最初に【当該部門・業務部門毎の特徴的な事項】についての解説に続き、チェックポイント(109~162)に関して、「品質・環境方針と品質目標・環境目的・目標の展開」/「日常の環境活動」/「要員育成と要員確保」/「文書化・文書管理・記録管理」/「是正処置・予防処置・継続的改善」といった区分について解説しています。


経営層と推進役の特定活動
について、最初に【当該部門・業務部門毎の特徴的な事項】についての解説に続き、チェックポイント(163~200)に関して、「組織形態と責任・権限」/「著しい環境側面の決定」/「内部監査」/「状況・成果とマネジメントレビュー」」といった区分について解説しています。


また「内部監査の改善と有効活用に向けて
との観点から、内部監査を通して得られる情報を整理し、分析から、活用・応用のための着眼点など結果をマネジメントシステムの改善にどのように活かすかを説き、内部監査員の力量の向上等のためのポイント、さらには、内部監査の改善・進化に向けての留意点などを説いています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、このようなケースでは、このようなチェックリストをといった形式的な方法でなく、改善に活かすための本質に関わる主要なチェックポイントを規格の要求事項を踏まえ、組織の(経営において)役に立つとの面からその要求事項の水準を超えた範囲にも踏み込んで、考え方から具体的な質問の内容までを分かり易く説いています。


<<まとめ>>


本書は、内部監査員だけでなく、組織のマネジメントシステムの改善効果を高めたい関係者には、読んで頂きたい一冊です。


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 内部監査の改善は、マネジメントシステム改善への道
第2章 各種業務部門
第3章 すべての部門に対する共通事項
第4章 経営層と推進役の特定活動
第5章 内部監査の改善と有効活用に向けて


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ISO9001で規定されている内部監査は、品質マネジメントシステム(QMS)の適合性、有効性等を検証する目的で行われます


しかし、ISO9001の運営管理に関係して組織の管理責任者が抱える悩みのなかで組織の業種・規模の如何を問わず、一番多いのが内部監査に関する悩みとのこと。


内部監査で見いだされた不適合についての再発防止としてしっかりと実施されるべき是正処置がうまく機能しないためにQMSの継続的改善の活動が進まないといった問題。


継続的改善の仕組みが機能しないとQMSの根幹が損なわれてしまう問題へと波及し、経営にも悪影響を与えてしまうことが懸念されます。


内部監査にまつわる問題としては、内部監査が形骸化し、単なるセレモニー化してしまっているといった問題があります。


また、内部監査員が重要な要求事項が満たされていない事態を検出できなかったり、不適合に対する指摘があいまいなため是正処置の焦点がぼけてしまうといった内部監査員の力量に関わる種類の問題があります。


さらには、指摘事項に対する被監査部門の処置が適切な再発防止策に結びついていないといった問題もあります。


効果が上がる内部監査を行うための内部監査のノウハウについて、中小企業での不適合報告書・35実例を取り上げて専門家が添削・解説している本を紹介します


ISO 9001:2000に関して内部監査のノウハウを解説した前著:「(こうすれば効果があがる)ISO9001内部監査指摘ノウハウ集」(2007年1月発行:「ISOの本棚」でも紹介))のISO 9001:2008の改正に対応した第二版になります。


ISO 9001:2008の改正に対応して、より適切な事例の内容と解説が改めて収録された改訂版になります。


<<ポイント>>


不適合報告書の事例を中心に実践的に内部監査ノウハウを伝授している本


なぜ内部監査の効果を上げることが必要かなど内部監査の機能を再確認すると共に有効な内部監査のためのアドバイスから始まっています。


また専門家が真のQMS改善につながる35の是正処置事例を解説し、是正処置事例から発見された組織の弱点とその解決法などを説いています。


またトップ/管理責任者/内部監査員/被監査部門/推進事務局・推進スタッフのそれぞれの立場において抱えている内部監査実施上の悩みを取り上げ、Q&A形式で解決策について解説しています。


本書:「(こうすれば効果が上がるISO9001内部監査指摘ノウハウ集〈2008年改正対応〉」です。


本書は、ISO9001内部監査指摘ノウハウ集編集委員会(福丸 典芳 委員長、小谷 博信 委員、斉藤 忠 委員、櫻井 耕一 委員、西野 武彦 委員、本居 哲也 委員)による編集にて、2009年3月に日本規格協会より発行されています。


こうすれば効果が上がるISO9001内部監査指摘ノウハウ集〈2008年改正対応〉
日本規格協会
ISO9001内部監査指摘ノウハウ集編集委員会(編集)
発売日:2009-03
発送時期:在庫あり。
ランキング:59210

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


中小企業事例による

内部監査員への応援本!


本書は、第0章から第4章までの5つの章から構成されています。


ざっと紹介します。


第0章では、「品質マネジメントシステムの内部監査の視点
と題して、ISO 9001:2008の序文を引用し、QMSがどのような考え方でつくられているかについて解説しています。またISO 9000(JIS Q 9000)の品質マネジメントの8原則を解説し、QMSにおける内部監査の位置づけがどのようなものかを説いています。


第1章では、「内部監査の効果を上げる意義と必要性
と題して、最初にISO9001規格との向き合い方、使い方について解説しています。


ISOの導入前から仕事はしていたし、マネジメントシステムも存在していたとして、自組織を見定めることの重要性、社会、ライバル企業・顧客の変革を把握すること、自組織にマッチしたQMSを推進することの必要性と、ツールとしてのISO 9001の活用の視点、QMSの継続的改善に重要な観点などを解説しています。


また内部監査の機能とその活用について解説しています。


QMSにおける内部監査の目的、内部監査の機能、内部監査の効果的活用のためのポイントなど解説し、内部監査の実際の事例として、以下の3点の問題を取り上げ、どのように解消すべきかを説いています。


  1. 内部監査で何を指摘してよいかわからない
  2. 是正処置を行ったはずなのに同じ問題が再発する
  3. 経営課題、品質目標が前年度未達なのに毎回同じ問題が指摘されるが直らない

第2章では、「真のQMS改善につながる是正処置事例の解説
と題して、中小企業の「不適合報告書」の35の是正処置事例を取り上げて、『事例の背景』、『解説』としてその不適合報告書の内容についてポイントを掘り下げ、どこが課題でどのように改善すべきかについて専門家が添削・解説しています。


左右の見開きの2ページで左側のページに「不適合報告書」が、そして右側のページが『事例の背景』、『解説』と対比して掲載してあります。


以下の事例が取り上げています。


  • 事例1 (4.品質マネジメントシステム,7.製品実現)
  • 事例2 (4.品質マネジメントシステム)
  • 事例3 (4.品質マネジメントシステム)
  • 事例4 (7.製品実現)
  • 事例5 (5.経営者の責任,8.測定,分析及び改善)
  • 事例6~9 (4.品質マネジメントシステム)
  • 事例10 (4.品質マネジメントシステム,6.資源の運用管理)
  • 事例11 (5.経営者の責任)
  • 事例12 (6.資源の運用管理)
  • 事例13 (6.資源の運用管理)
  • 事例14 (6.資源の運用管理,7.製品実現)
  • 事例15 (6.資源の運用管理,7.製品実現)
  • 事例16 (6.資源の運用管理)
  • 事例17~20 (7.製品実現)
  • 事例21 (7.製品実現,8.測定,分析及び改善)
  • 事例22~28 (7.製品実現)
  • 事例29~35 (8.測定,分析及び改善)

この解説が本書の中核になります。


第3章では、「是正処置事例から発見された組織の弱点とその解決法
と題して、先の章の是正処置事例で見いだされた共通した課題を取り上げ、その解説方法について解説しています。


不適合報告書」の記述方法について、とくに監査基準(計画面も)が不明確な点について、不適合報告書推奨例を挙げて記述の仕方を解説しています。


また効果的に是正処置を実施するための方法について解説しています。


是正処置の定義に確認にはじまり、第2章の事例で見いだされた『原因の追及が弱い』という課題に関して、是正処置の進め方(目的、9ステップからなる手順)を詳細に解説しています。


とくに4つの事例を通して是正処置の進め方を解説しています。


不適合報告書是正処置に関わる内部監査員の力量などのチェックポイントをまとめています。


さらに内部監査の着眼点について、内部監査員に対してのISO 9001で規定している規格の意図の理解と内部監査の質問事例について解説しています。


各部門でISO9001に関する要求事項をどのように監査するかのポイントと意図と効果を重視した質問事項の例を挙げて解説しています。


第4章では、「内部監査実施上の悩みとその回答(Q&A)
と題して、トップ/管理責任者/内部監査員/被監査部門/推進事務局・推進スタッフがそれぞれの立場において抱えている内部監査実施上の悩みを取り上げ、その悩みに対するコメントとその解決策について(ではどうすればよいか?)Q&Aで解説しています。


上記のQMSの関係者毎にどのように考えるべきかといった「まとめ」が枠囲みで整理されています。


<<ISO 9001:2008の関係書籍>>


「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『ISO 9001:2008』に関する本がありますのでご参照下さい。



<<本書で何が学べるか?>>


本書では、組織において効果が上がる内部監査を実施していくためのノウハウについて、ISO 9001における内部監査のアウトプットの一つである不適合報告書の多数の具体的事例などをもとに実務的に解説しています


ISO9001:2008の改訂に対応した内容となっています。


<<まとめ>>


QMSの有効性の継続的改善に観点において、内部監査についての悩みを感じておられる関係者には、本書から有効な解決策のヒントが得られると思います。


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
第0章 品質マネジメントシステムの内部監査の視点
第1章 内部監査の効果を上げる意義と必要性
第2章 真のQMS改善につながる是正処置事例の解説
第3章 是正処置事例から発見された組織の弱点とその解決法
第4章 内部監査実施上の悩みとその回答(Q&A)





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わかる!ISO9000ファミリー」という日科技連出版社より発行されているシリーズがありますが、このシリーズの第2巻の品質監査の進め方とチェックリスト」がISO 9001:2008年版(第4版)の発行に対応して、改訂発行されています


このシリーズの本は、以下のような特徴付けの観点から企画されているとのこと。


  1. 実際の審査を多く経験した主任審査員の現場経験がベースになっている。
  2. すでに認証を取得している企業の取得経験が反映されている。
  3. 受審のための事例とのウハウが豊富に盛り込まれている。
  4. 規定や帳票などの実例、具体例を示した実務的な内容。
  5. どの産業分野、どの業種、どの製品にでも適用できるように配慮。
  6. シリーズを通して、どの巻でもISO9000ファミリー規格が理解できる。
  7. 実務にすぐ役立つように考慮。

本書は、内部監査の進め方、また実際の品質マネジメントシステムの審査経験に基づいて、審査時の着眼点になった質問事項を条項毎に約1,000のチェック項目として掲載しています


また監査の指針であるISO 19011:2002規格の条項を品質マネジメントシステムの監査に適用するためのチェックリストとしてまとめ掲載しています。


<<ポイント>>


ISO9001についての認証機関の審査の手順、内部監査の進め方、QMS審査時のチェック項目をチェックリストで提示し、不適合事例も収めた2008年版対応の品質監査の解説書


品質マネジメントシステムの審査、内部監査の目的以外においても、システムの構築や見直しの際の参考として役立つ内容となっています。


本書:「品質監査の進め方とチェックリスト―2008年版対応」です。


本書は、細谷 克也氏の編著にて、2009年3月に日科技連出版社より、同社の「わかる!ISO9000ファミリー 2巻 」として発行されています。


<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


2008年版対応 ISO9001

こう監査する

 あらゆる商品やサービスに高い品質が要求される中、品質マネジメントシステムに関する国際規格ISO9000ファミリー規格による認証取得は、今やビジネスのパスポートとなっている。

 本書は、認証機関による審査の手順をはじめ、内部監査の進め方、品質マネジメントシステム審査時のシステムチェック項目をチェックリストにして提示し、さらに不適合事例も収めている。

 品質マネジメントシステムの審査、内部監査以外でも、システムの構築や見直しに際して有用な本である。

本書の特徴

  1. 認証機関による審査の手順や内部監査の進め方、審査の不適合事例など監査のやり方がわかる。
  2. 品質マネジメントシステム審査時におけるチェック項目を「必須」、「推奨」に分けて示したので、外部審査内部監査の着眼点や現状の問題点がつかめる。
  3. 品質マネジメントシステムのチェックリストの実例が示してあるので、社内の内部監査員や外部審査員は、監査や審査時の審査チェックリストが簡単に作成できる。
  4. 監査の指針(IS019011:2002)をチェックリストにして提示している。

本書は、11章から構成されています。


表題にチェックリストとある通り、本書には、当然ながらチェックリスト表が1,000項目余と満載されています。


ざっとした内容を紹介します。


第1章では、「ISO9000ファミリーによる認証
と題して、最初にISO9000ファミリー規格の概要と、その改正の経緯、さらにISO9001:2008の発行の背景などを解説しています。


また認証制度について取り上げ、その制度の動向とISO 9001に基づく、認証制度の概要と我が国の品質マネジメントシステムの特徴などを概観しています。


第2章では、「品質マネジメントシステム要求事項
として、品質マネジメントシステムに関わる目標/プロセスの明確化・実施・改善といった品質マネジメントシステム要求事項の基本的なポイントを解説しています。


ISO 9000:2005JIS Q 9000:2006 「品質マネジメントシステム−基本及び用語)など参照しながら基本の用語を解説すると共に、ISO9001ISO9004との位置づけの違いなど取り上げ解説しています。


第3章では、「認証の前準備
と題して、規格の読み方にはじまり、本書のチェックリストの活用の仕方の留意ポイントなど解説しています。


本書では、ISO9001の要求項目は、■で、またISO9001の注記項目は、△でチェックリストの区分がされています。


またここでは、要求事項の全体を鳥瞰図で見るとの観点から、ISO 9001:2008(JIS Q 9001:2008)規格のキーワードを系統的に表にまとめ掲載しています。また今回の追補改正版の意図の明確化を含め、修正があったキーワードについて、【*】印により明確化しています。


またQMSの構築前に準備すべき事項や理解しておくべき事柄をチェックリストとして、ISO9001:2008(JISQ9001:2008)の「序文(0.1一般)」から「3.用語及び定義」までの質問事項をチェックリストにまとめ掲載しています。


第4章から、第8章までが、ISO9001:2008JIS Q 9001:2008)規格について、項番号順に「「品質マネジメントシステム」のチェックリスト」(第4章)の4.1項の「一般要求事項」から、「「経営者の責任」のチェックリスト」(第5章)、「「資源の運用管理」のチェックリスト」(第6章 )、「「製品実現」のチェックリスト」(第7章)、「「測定、分析及び改善」のチェックリスト」(第8章)と8.5.3項の「予防処置」までのチェックリストを掲載しています。


各章のはじめにその章の全体の概要を解説した上で、チェックリストが掲載されるという構成になっています。


第9章では、「品質マネジメントシステムの監査
と題して、「監査」の用語の解説にはじまり、監査の目的、必要性、種類などについての概要が解説されています。


また認証制度による第三者認証機関の審査の手順(「1.認証の申請」から「9.登録認証が通知され,認証文書が交付される」まで)と認証審査に絡んでの判定保留時の是正処置、再審査、変更届と審査、サーベイランス審査などの認証の維持、登録及び登録マークの使用条件、認証の一時停止、取り消しなどについて解説しています。


さらに内部監査の進め方について、ISO9001:2008JISQ9001:2008)の8.2.2項「内部監査」の要求事項を確認した上で、「内部監査計画の作成」から「不適合事項の是正処置」までの手順について、「内部監査実施計画書」、「不適合報告書」などの関連帳票の例を交えて各手順において留意すべきポイントなど取り上げて解説しています。


第10章では、「ISO19011による「品質マネジメントシステム監査」のチェックリスト
と題して、ISO 19011:2002JIS Q 19011:2003:「品質及び/又は環境マネジメントシステム監査のための指針」について「序文」から「7.6.2項:評価プロセス」までをチェックリストとしてまとめ、内部監査の充実の参考として掲載しています。


第11章では、「審査の不適合事例
と題して、認証機関の審査の内容、不適合の指摘の仕方などの概要を解説しています。


とくに不適合事項の事例として、指摘件数が多いとする文書管理の不適合事例をはじめ、品質マネジメントシステムの4.1項:「一般要求事項」から8.5.3項の予防処置までの項番号ごとに不適合事例をまとめています。


<<ISO 9001:2008の関係書籍>>


「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『ISO 9001:2008』に関する本がありますのでご参照下さい。



<<本書で何が学べるか?>>


本書では、ISO 9001:2008JIS Q 9001:2008)の内部監査に関わるチェックリストを掲載し、組織でのQMS内部監査に活用できるように約1,000のチェック項目としてまとめてあります


また実際の品質マネジメントシステムの審査経験に基づいて、審査時の着眼点になった質問事項が掲載されています。


さらには、監査の指針であるISO 19011:2002規格の条項を品質マネジメントシステムの監査に適用するためのチェックリストとしてまとめ掲載しています。


ISO9001についての認証機関の審査の手順や不適合事例も収めています。


品質マネジメントシステムの審査、内部監査の目的以外においても、システムの構築や見直しの際の参考としても役立つ内容となっています。


<<まとめ>>


本書は、これからISO9001の認証取得を考えておられる組織の品質監査のガイドとして、またISO9001の認証取得済みの組織でも、ISO9001:2008に対応したシステム移行に関わる内部監査の参考として、またQMSのチェックの目的などに役立つ一冊です


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
第1章 ISO9000ファミリーによる認証
第2章 品質マネジメントシステム要求事項
第3章 認証の前準備
第4章 「品質マネジメントシステム」のチェックリスト
第5章 「経営者の責任」のチェックリスト
第6章 「資源の運用管理」のチェックリスト
第7章 「製品実現」のチェックリスト
第8章 「測定、分析及び改善」のチェックリスト
第9章 品質マネジメントシステムの監査
第10章 ISO19011による「品質マネジメントシステム監査」のチェックリスト
第11章 審査の不適合事例






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内部監査は、ISOマネジメントシステムの活動の中でも組織のマネジメントシステムの適切性、妥当性、有効性などをチェックし、改善していく観点において極めて重要な位置づけになります。


ISO9001:2008JISQ9001:2008)規格の8.2.2項:「内部監査」でも、『品質マネジメントシステムが,個別製品の実現の計画に適合しているか、この規格の要求事項に適合しているか、及び組織が決めた品質マネジメントシステム要求事項に適合しているか。』といった点が満たされているかを明確にすることが内部監査の目的と規定されています。


しかしこの内部監査が形式的なものに陥ると確実に組織のQMSの形骸化へと進んでしまいます。


本書の「まえがき」の冒頭でもJAB(日本適合性認定協会)のアンケート結果で半数以上の企業が『自社の内部監査は目的を果たしていない』と考えているとしています。

上記の「まえがき」で筆者は、ISO9001における内部監査の役割についてTQM活動との関連も含めて以下のように述べています。


内部監査は問題の発見と改善後の維持に活用し、発見された問題をTQMの考え方と手法で解決していくことが、品質マネジメントシステムを継続的に運用、改善するために大変効果的である。すなわち、内部監査でISO9001TQMを融合させることでもある。


本書は、『内部監査の実際』のシリーズのISO9001:2008版改正に対応した第3版になりますが、2001年9月に発行のISO9001:2000の発行後から今日に至るまでの間に蓄積された内部監査技術情報等を参考に、以下のようなストーリーにてその内容を見直したものとなっています。


  1. 内部監査とは
  2. TQMの監査との違い
  3. 監査のやり方
  4. 内部監査のために知っておくべき管理技術
  5. 内部監査の活用の視点
  6. 内部監査の指摘事項についての再発防止策の考え方
  7. これからの監査についての考え方

<<ポイント>>


ISO9001内部監査についての解説の定番書で、規格の2008年版改訂を反映し構成・内容を見直した第3版。


本書は、内部監査とはどのようなものかからはじまり、指摘事項の原因究明と対策はどのように考えたらよいかなど、組織に役立つ内部監査のノウハウを実務的に解説しています。


とくにISO9001に関わる組織のQMSに必要なプロセス等についての問題の発見から改善・維持改善までの活動に役立ち、内部監査の本来の目的が理解できると評価されてきた本です


本書:「ISO 9001:2008 内部監査の実際」です。


本書は、著者:上月 宏司 氏にて、2009年3月に日本規格協会より発行されています。同社の『内部監査の実際』シリーズの第3版で「Management System ISO SERIES」の一冊になります。


ISO9001:2008内部監査の実際 (Management System ISO SERIES)
日本規格協会
発売日:2009-03
発送時期:通常5~7日以内に発送
ランキング:51969

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


組織に役立つ内部監査のノウハウを惜しみなく伝授!

ISO 9001内部監査員の定番書,

改訂版発行!

  • 2008年版 ISO 9001を反映
  • 構成・内容を見直して一層の使いやすさを追求
  • 実例を充実

内部監査の形骸化に歯止めをかける


本書は、7章から構成されています。


全体的にフロー図や概念図、またチェックシート、チェックリスト、不適合の指摘の仕方の事例、様式例といった多数の図表を交えて分かり易い解説となっています。


各章のざっとした概要を紹介します。


第1章では、「内部監査とはどのようなものか
と題して、内部監査の意義を理解する上で基本的な「内部監査がなぜ必要か?」、「内部監査とはどのようなものか」、「内部監査ではどんなことをするか」、「内部監査を行うために何を準備しておくべきか」といった内部監査のABC部分について分かり易く解説しています。

第2章では、「TQMの中での監査の種類と内部監査との関連はあるのか
と題して、ISO9001の規格で要求されている内部監査についてTQMの中でも実施されてきた方針管理に関わるトップ診断を中心にその目的、手順、役割等を解説しています。

またその他の(PLP監査、製品品質監査、量産立上がり監査、工程監査、標準化監査、特別監査)は、どのようなことを実施するかの概要を解説しています。

さらにISO9001の内部監査TQMでの監査とは何が違うのかを整理した上で、内部監査TQMの監査を対比し、両者の融合がどのように役立つかについて説いています。

第3章では、「上手な内部監査のやり方
と題して、ISO9001の8.2.2項を考慮した内部監査の7つのステップ(1.事前準備→2.監査作業の実施→…(略)…→7.是正処置の実施、8.フォローアップの実施)に沿って、ISO19011の指針に基づき、具体的にどのように監査を進めるかを解説しています。

とくに事前準備で行うべきこと監査の具体的な進め方監査後打合せにおいて実施すべきこと監査報告書に記載するべき内容プロセスの改善の観点からの被監査部門での監査報告書の検討フォローアップによる再発防止の確認といったポイント(『組織内で監査を計画し、客観的証拠である業務遂行上の規範(規格、手順書、作業各種ルール。帳票など)及び実作業を調査して、QMSが適正に機能しているかを調査する手順』など)について具体的な事例を交えて分かり易く解説しています。


第4章では、「監査技術を身につけるために知っているとよいこと
と題して、まず「監査基準であるISO 9001とはどのような内容か」について、ISO9001の制定・改正の経緯から、ISO9001に基づくQMSにおける品質管理、品質保証との関連、ISO9001に基づくQMSとTQMにおける品質保証体制の違いなどを説き、さらにISO9001の基本思想と2008年版における主要な変更ポイントについて解説しています。


次いで、「品質マニュアルは何のために作成するか」として、品質マニュアルの定義からその監査基準としての位置づけやその内容について解説しています。


また審査登録制度の概要を説明しています。


内部監査の積極的活用の観点からISO9001とTQMとの融合化、審査登録機関の審査と内部監査との違い、内部監査で知っていると有効な管理技術として「方針管理」、「日常管理」、「計測管理」、「5S」を取り上げ、内部監査への適用について解説しています。


第5章では、「内部監査をどのように活用するか
と題して、内部監査の活用について、『ISO9001に基づくQMSの導入から審査登録まで』にすべき活動の概要と、とくに導入準備段階で行う内部監査のポイントについて取り上げ、現状把握のために行う内部監査の方法について事例を挙げてその要領や留意ポイント等を解説しています。


第6章では、「プロセス改善につながる是正処置はどうしたらよいか
と題して、内部監査の具体例に基づいて、指摘内容の是正の仕方とその徹底をどのようにすべきかを解説しています。


不適合の事例を「1.「意図」に不適合」、「2.「実施状況」で不適合」、「3.「有効性」で不適合」の3つに区分し解説しています。


また観察事項について「原因が現象として現れたプロセスだけに焦点を合わせた指摘だとマネジメントシステムの奥に潜んでいる問題まで踏み込めないときに、被監査側にさらに踏み込んで調査をしてプロセス改善につなげて欲しい場合と考えるとよい」として例を挙げて解説しています。


さらに「内部監査での是正処置とはどのようなことをするのか」/「品質マネジメントシステムがより確実になったかの評価の仕方」/「是正処置の事例」/「是正処置の日常業務への定着はどのように行うか」といった事項についてプロセス改善につながる是正処置の考え方について事例を交えて解説しています。


第7章では、「これからの内部監査について考えよう
と題して、TQMとの融合も考慮したこれからの内部監査について考察しています。


TQMとはどのようなものかとの確認にはじまり、ISO 9001に対してTQMの活用の仕方や今後の内部監査等に関して、ISO9001とTQMとの融合の接点としての内部監査のあり方など提示しています。


<<ISO 9001:2008の関係書籍>>


「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『ISO 9001:2008』に関する本がありますのでご参照下さい。



<<本書で何が学べるか?>>


本書では、内部監査とはどのようなものかからはじまり内部監査の基本について解説し、ISO9001の有効性を継続的に改善していく観点からのISO9001とTQMとの融合化といった内容を交えながら内部監査により見いだされた指摘事項の原因究明と対策はどのように考えたらよいかなど、組織に役立つ内部監査のノウハウを分かり易く解説しています。


<<まとめ>>


本書は、「ISO9001内部監査員の定番書」として築いてきた評判に違わず、分かり易い内部監査の解説書となっています。


最新の情報を反映して構成・内容を見直されており、とくに組織に役立つ内部監査のための考え方等のノウハウについて具体的に説いています。


本書は、組織の内部監査が形式的であったり、マンネリ化しているのではとの問題を感じている組織の内部監査員をはじめ、改善効果を着実なものとしたいと考えているQMSの関係者には、読んで頂きたい一冊です


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
第1章 内部監査とはどのようなものか
第2章 TQMの中での監査の種類と内部監査との関連はあるのか
第3章 上手な内部監査のやり方
第4章 監査技術を身につけるために知っているとよいこと
第5章 内部監査をどのように活用するか
第6章 プロセス改善につながる是正処置はどうしたらよいか
第7章 これからの内部監査について考えよう





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環境マネジメントシステム内部監査について、「ISO14001」、「エコアクション21」、「KES」、「ISO19011」などの規格の解説および各規格に基づくシステム構築、また内部監査のノウハウを解説している本を紹介します


なお「新・よくわかるISO環境マネジメントシステムと内部監査」(「ISOの本棚」で紹介)の改訂2版になります。


今回の改訂では、新たにエコアクション21の事例等が随所に取り込まれた構成となっています。


詳細には、著者が「はじめに」で記載していますが、この改訂第2版で以下の点が新たに取り入れられています。


ISO 14001:2004を理解するポイントの章に「エコアクション21(以降EA21と略)」の特徴とISO 14001の共通点、相違点」、ISO 14001の要求事項と解説の項の「Key Point」の箇所にEA21の共通事項と寸評、第1部末尾に「環境経営のマニュアルの例」が挿入されています


また監査のために必要な「遵法監査チェクリスト」が最新版に修正され、化学物質関連等の新たな法令が追加されています


さらに審査現場での指摘等を反映して、システム文書類の記述内容を修正。また略語一覧についても最近良く使用される用語が追加されています


<<ポイント>>


ISO 14001をはじめとEA21KESなどの環境マネジメントシステム(以降EMSと略)の構築や見直し、さらには、EMS内部監査のための定番本。


本書:「新・よくわかるISO環境マネジメントシステムと内部監査【改訂第2版】」です。


「[ISO14001+ISO19011+エコアクション21+KES…]EMS対応実践ノウハウ 」との副題がついています。


本書は、著者:鈴木 敏央 氏にて、2008年9月にダイヤモンド社より発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれてあります。

「ISO14001」対応、決定版!

「エコアクション21」、「KES」他、実務にすぐ役立つ規格の解説とシステム構築のノウハウ満載!

  • 環境マネジメントマニュアル実例(ISO14001)
  • 環境経営マニュアル実例(EA21)
  • 環境側面・影響評価シート「ひな型」
  • 主な要求事項に関する様式「ひな型」
  • 内部監査規程・手順書の例
  • 内部監査用チェックリスト例(規格、順法、自主的取組)

本書は、大きく2部の構成となっています。すなわち、ISO 14001:2004規格を中心とした環境マネジメントシステムの構築・維持に関わるノウハウをひな型文書、書式など交えて解説する第1部 と ISO 14001の内部監査を中心としたISO 19011に基づく監査員像・監査の手順についてひな型文書、書式、チェックリストを交えて解説している第2部とからなります。


本書の構成は、第1部及び第2部を通じて見開きのページについて中央部分に要求事項等の解説やシステム構築の留意ポイントが解説され、両サイドの部分には、緑色によるKeyPoint欄が設けられ、その要求項の要点、要求事項への対応の考え方、特に留意すべきポイントの強調や、用語解説、さらにはEA21での対応項目などの要点解説がされるという構成になっています。


また巻末には、最新の略語・用語集がまとめられ添付されています。


第1部では、「ISO 14001:2004年改訂版・エコアクション21、その他のEMS対応システム構築・維持ノウハウ(−ひな型文書、書式付き−)
として、1章~3章において、最初にISO 14001が与える影響と認証取得の仕組みの概要解説にはじまります。次いで4章~5章でISO 14001:2004規格の要求事項がどういったことを求めているのかの解説があり、6章~9章でISO 14001:2004年版でシステムを構築する方法についてEMS構築の準備、スケジューリングから各要求項番号順にEMSを構築する上での留意ポイントが多数の帳票様式など交えて解説されています。また2004年版対応「環境マネジメントマニュアル」、エコアクション21対応「環境経営システム」構築の留意点と「環境経営マニュアル」の事例が解説されるというこうせいになっています。


第2部では、「ISO 19011対応 監査システム構築ノウハウと内部監査の実務(ーひな型文書、書式、チェックリスト付きー)
として、ISO14001の内部監査とISO19011規格が求める監査員像・監査の手順などEMS内部監査システムの実務について、内部監査規程などひな型文書、書式、「内部監査用チェックリスト」、「順法監査チェックリスト」(2008-9-15現在)の最新版等を交えて解説しています。ISO 14001:2004の内部監査から、ISO 19011との関係、環境監査員に求められる《力量》、環境監査体制の構築と内部監査に必要な文書類、内部監査の計画と実施といったことに関わる手順と必要な関連書式など具体的な内部監査実務について解説しています。


<<本書で何が学べるか?>>


ISO 14001を中核にEA21、KESなどの環境マネジメントシステムの規格の解説からEMS構築から維持のためのノウハウ、更には環境内部監査の基本について、ひな型文書、様式、チェックリストなど交えて分かり易く解説しているEMS構築の定番本の最新版になります


<<まとめ>>


本書は、ISO 14001を中核にEA21、KESなどのEMS構築、見直しに関与する特に内部監査員の方々には、お薦めです。


なお本書の概要目次は、以下です。
第1部 ISO 14001:2004年改訂版・エコアクション21、その他のEMS対応
システム構築・維持ノウハウ−ひな型文書、書式付き−
ISO 14001が与える影響と認証取得
1章 なぜ、認証取得を求められるのか
2章 認証取得のねらいと取得の効果
3章 認証取得の仕組み
環境マネジメントシステムとISO 14001:2004年版
4章 ISO 14001/EA21を理解するポイント
5章 ISO 14001:2004要求事項と解説
ISO 14001:2004年版でシステムを構築する方法
6章 システム構築前にすること
7章 規格に適合したシステムの構築方法
8章 2004年版対応「環境マネジメントマニュアル」改定の留意点と事例
9章 エコアクション21対応「環境経営システム」構築の留意点と「環境経営マニュアル」の事例
第2部 ISO 19011対応
監査システム構築ノウハウと内部監査の実務
ーひな型文書、書式、チェックリスト付きー
ISO 14001の内部監査とISO 19011が求める監査員像・監査の手順
10章 ISO 14001:2004の内部監査
11章 ISO 14001とISO 19011の関係
12章 環境監査員に求められる《力量》
13章 ISO 19011が示した監査プログラム
14章 ISO 19011が示す監査のプロセス
環境監査体制の構築と内部監査に必要な文書類
15章 環境監査システム
16章 監査プログラム管理者
17章 監査目的
18章 監査チームの組織化と監査員
19章 内部監査規程
20章 内部監査チェックリスト
21章 監査当日使用する作業文書
22章 監査に使用する書式の例
内部監査の計画と実施
23章 内部監査のプロセス
24章 監査プログラムの作成
25章 内部監査員が行う監査実施のための準備
26章 内部監査の実施
27章 監査報告とフォローアップ
28章 監査プログラムのレビュー
29章 認証取得後の内部監査員の継続的力量向上のポイント
内部監査用チェックリスト
A. 環境マネジメントシステム監査チェックリスト
B. 順法監査チェックリスト
C. 自主的な環境対策チェックリスト








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 企業不祥事が新聞紙上を賑わすことも多く、会社法と金融証券取引法(J-SOX法)により内部統制の構築が求められ、内部監査の位置づけがますます重要になっています


とくに内部監査について、これまでの不正を摘発する「会計監査」、また販売・生産などの効率化を図る観点からの「業務監査」から、コンプライアンス、CSR、リスク管理を意識した経営的な内部監査が求められてきています


お仕着せの「会計・業務の監査」から「企業経営に直接役立つ監査」に向けて、各業務から広く経営全体までを対象とし、内部監査の実施ポイントなどについて経営陣、内部監査担当者、監査役などに向けて解説している本を紹介します。


本書の「はじめに」で内部監査について以下のように考えているとしています。


<<ポイント>>


「内部監査とは、従来の定義(会社内部の者が行う監査)は適当ではなく、会社の経営者が経営目標を的確に達成するために必要不可欠な監査である。」


また本書で取り上げる内部監査の対象として、以下のものを含むとし各章で取り上げています。


  • 業務監査
  • 会計監査
  • IT監査
  • HR(人事労務)監査
  • 関係会社監査
  • 内部統制のモニタリング
  • 経営監査

本書:「経営の品質を高める内部監査」です。


全社的視点で改善に導く」との副題が付いています。


本書は、著者:久保 光雄 氏の編纂(同氏、浅香 博文氏、影浦 正一氏、鈴木 大氏、中谷 仁氏、藤崎 和彦氏、松本 太一氏、大谷 公紀氏、八木 雄毅氏、渡辺 笑子氏、工藤 哲也氏、堀内 太郎氏の執筆)にて、2008年7月にかんき出版 より発行されています。


経営の品質を高める内部監査―全社的視点で改善に導く
かんき出版
久保 光雄(編さん)
発売日:2008-07
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:21992

<<本書のエッセンスの一部>>


内部監査は、”企業経営のゴールキーパー”


・不祥事を防止・発見する仕組みとして、内部監査の役割がクローズアップ


・「お仕着せの監査」から「企業経営に直接役立つ監査」へ


内部監査の「2つの機能」とは?


<従来型>では、保証機能重視→<これから>は、保証機能+コンサルティング機能


内部監査の4つの対象とは?


「経営監査」(経営意志決定、業務のフレームワークの決定)、「業務監査」(業務活動の実行)、「会計監査」(会計業務の実行)、「IT監査」(IT業務の実行)


内部監査の成功は,中長期、単年、個別のPlan(計画)の立案から始まる。


・経営者が「知りたいこと」「知らないこと」を予めテーマにしておけば、内部監査を効果的に進めやすい。


・業務監査のチェックポイント(第3章より)


□「業務監査」において、業務活動は経営目標と整合しており、その実現に向けて有効的に機能しているか確認している。

□「業務活動」は経営目標の実現のために、ムダなく効率的に機能している。

(略)

□「業務監査の結果」は、経営者に報告され、経営判断に活用されている。


<<本書で何が学べるか?>>


・「企業経営に直接役立つ内部監査」のための業務監査、会計監査、IT監査、HR(人事労務)監査、関係会社監査、内部統制のモニタリング、経営監査等を対象として、内部監査の方法、手順について内部監査の計画から、報告、フォローアップを含めた実施ポイントを把握することができます


・J-SOXモニタリングにより経営の質を高める内部監査の方法


・経営者目線での内部監査チームの構築など


・本書は、「いま、なぜ「内部監査」なのか」と題したプロローグに続く、10章から構成され、「内部監査を経営に活かすために」と題したエピローグで終わる構成となっています。


・また各章の終わりには、その章の『Check Point』がチェックリストとして、箇条書きでまとめられていてその章のエッセンスがレビューできる構成になっています。


・全体的に概念図を含めた図表が豊富に挿入されていて分かり易い構成となっています。


・本書の帯には、以下のように書かれています。


会計・業務の監査から

経営に役立つ監査へ

IT、人事労務、関係会社まで経営者の視点から監査する
報告とフォローアップ、J-SOXモニタリングで経営を改善する


・巻末付録で「内部監査規定」、「内部監査計画書」、「個別内部監査実施計画書」、……「業務改善状況報告書」、「業務改善状況確認書」などの書式例が掲載されています。


<<まとめ>>


本書は、『お仕着せの「会計・業務の監査」から「企業経営に直接役立つ監査」へ』といった視点で経営者、管理者、内部監査担当者に向けて、従来からの不正を摘発する「会計監査」、販売・生産などの効率化を図る「業務監査」から、コンプライアンス、CSR、リスク管理を意識した経営的な監査などの内部監査の実施ポイントについて分かり易く解説しています。


内部監査の目的と役割」の確認に始まり、内部監査の計画から、『業務監査、会計監査 、IT監査、HR(人事労務)監査、関係会社監査』などの実施ポイントや内部監査の報告、J-SOXモニタリングを経営改善に活かすための内部統制の有効性、さらに内部監査の発展系までを多数の図表を交えて丁寧に解説しています。


本書の「はじめに」で本書の想定している読者である経営者、管理者、内部監査担当者の方がそれぞれ読むべきポイントがまとめてありますが、内部統制に関わる経営者、管理者、内部監査担当者の方々には、読んでおきたい一冊です。


なお本書の概要目次は、以下の内容です。
プロローグ いま、なぜ「内部監査」なのか
第1章 期待高まる内部監査の目的と役割
第2章 内部監査が役立つかどうかは計画で決まる
第3章 業務向上に直結する業務監査 内部監査の実施ポイント1
第4章 経営を正しく捉える会計監査 内部監査の実施ポイント2
第5章 経営の命綱を強化するIT監査 内部監査の実施ポイント3
第6章 人材をやる気にさせるHR(人事労務)監査 内部監査の実施ポイント4
第7章 グループを結束させる関係会社監査 内部監査の実施ポイント5
第8章 プレゼンテーションとフォローアップを重視する 内部監査の報告のポイント
第9章 J-SOXモニタリングを経営改善に活かす 内部統制の有効性
第10章 発展する内部監査
エピローグ 内部監査を経営に活かすために






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 会社法ならびに金融証券取引法の内部統制についての要求内容が概念的要素が多いためなかなか分かり難いということもあってか、2007年度ならびに2008年になってからも内部統制に関する本は、相次いで出版されていてどれを読めば良いのかなかなか判断しづらいといった状況にあります。


内部統制モデルの包括的フレームワークが提唱されたトレッドウェイ委員会によるCOSO報告書で明示されている内部統制の本質は、「内部統制とは、人間が遂行するプロセスである」として、業務に組み込まれ、全ての関係者によって遂行されるプロセスを実現すること。そしてプロセスとしての内部統制を実現するために必要不可欠となる機能が内部監査と説いて内部統制の整備と内部監査の機能を重点に分かり易く解説している本を紹介します。


2002年から日本内部監査協会の講習会で講師を務めている著者が内部統制報告制度の歴史的経緯を整理して、日本の内部統制基準の解説とその中核となる内部監査の業務とその役割を重点としてグローバルな視点から明快に解説しています


本書:「内部統制と内部監査」です。


本書は、著者:川村 眞一 氏にて、2007年7月に同文館出版より発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


この本一冊で


これまでの疑問と誤解が解消!


経営者、役員等内部統制推進責任者、内部監査人等必読の書



内部統制の整備なくして


会社の発展なく、


内部監査の働きなくして


内部統制の整備ならず




本書は、本書の執筆の経緯から本書の目的や構成の概要を解説していている序に続く、第吃堯 А崙睇統制」と第局堯А崙睇監査」の2部から構成されています。 


第吃瑤任蓮◆内部統制
として、内部統制の基礎知識/米国の内部統制概念の変遷と内部統制報告制度の歴史/COSO報告書の定義と概念/SOX法でいう内部統制/会社法でいう内部統制/金融商品取引法でいう内部統制/内部統制に関する要約整理/整備および運用すべき内部統制という章立てで、内部統制について、「内部統制とは人間が遂行するプロセスである」から経営者の内部統制の整備義務、財務報告に係る内部統制、金融証券取引法で導入された内部統制とは、内部統制報告制度のこと、経営者の責務の具体的な意味、内部統制は自社及び企業集団のために整備及び運用すべきもの、内部統制を有効に機能させる要件などに諸点について分かり易く解説しています。


第局瑤任蓮◆内部監査
として、 内部監査とは/三様監査の比較/監査と検査の相違/内部統制と内部監査/内部監査人の任務/実効を上げる内部監査の要件/実効を上げるための経営者の責務という章立てで、内部監査の機能の解説に始まり、外部監査や監査役監査との違い、監査と検査の違い、内部統制における内部監査、内部監査人の任務、実効をあげるための内部監査の手法ならびに経営者の責務などの諸点について解説しています。


また、「1.SOX法制定の経緯とその略称の由来」、……「10.アカウンタビリティとディスクロージャーの違い」までの10の関連キーワード解説のコラム欄が掲載されています。


本書は、内部統制ならびに内部監査について、一般読者は、ここが分かり難いだろうというツボが押さえられて明快に丁寧に解説してあり内部統制の整備並びに運用の実践に役立つお奨めの解説書です


内部統制と内部監査
同文館出版
川村 眞一(著)
発売日:2007-07
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:52840
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 目からうろこです。疑問が晴れました。



なお本書の目次は、以下の内容です。
序 執筆の経緯と本書の構成
1 内部統制への関心の高まり
2 内部統制に関する質問への回答
3 執筆の目的と本書の構成
第吃堯‘睇統制
1 内部統制の基礎知識
2 米国の内部統制概念の変遷と内部統制報告制度の歴史
3 COSO報告書の定義と概念
4 SOX法でいう内部統制
5 会社法でいう内部統制
6 金融商品取引法でいう内部統制
7 内部統制に関する要約整理
8 整備および運用すべき内部統制
第局堯‘睇監査
1 内部監査とは
2 三様監査の比較
3 監査と検査の相違
4 内部統制と内部監査
5 内部監査人の任務
6 実効を上げる内部監査の要件
7 実効を上げるための経営者の責務





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あけましておめでとうございます。


本年も「ISOの本棚」を宜しくお願いします。



 ISO9001:2000規格で求められる内部監査は、QMSが製品実現の計画、ISO9001の規格の要求事項、そして、組織のQMS要求事項に適合しているかQMSが効果的に実施され維持されているかを目的に実施します。

内部監査が上記の目的をしっかりと果たせるためには、その内部監査を行う内部監査員の力量が求められます。


 この内部監査について、どのように取組んだらよいのか、具体的にどう進めたらよいのか、実践的に役立つよう解説している本を紹介します


 ISO9001:2000規格の概要からねらい、内部監査の進め方、内部監査員に必要な力量などについて、実務的に分かり易く解説しています。とくに製造業、サービス業、建設業向けの内部監査のチェックリストも掲載し、解説しています。


本書:「内部品質監査員の実務入門」です。


ISO9001:2000年版」との題が頭に、


成功する内部監査の進め方」との副題が付いています。


本書は、秦 勝彦 氏、長谷川 武英 氏による編著、ならびに内海 政嘉 氏、島淵 裕一氏の執筆にて、2003年3月に日刊工業新聞社 より発行されています。


本書は、1999年2月にISO9000'S:1994年版に対応の『内部品質監査の実務入門』の2000年版に対応した改訂版になります。


本書は、13章で構成されています。全般的にイラストや概念図など図表が多く用いられ分かり易い内容となっています。


第1章では、「2000年版ができるまで
として、ISO9000シリーズの規格の制定の経緯を整理し、解説しています。


第2章では、「ISO9001:2000年版の基本となる考え方(品質マネジメントの8原則)について
として、ISO9001:2000の基本となる考え方の『顧客重視』などの8原則について解説しています。


第3章では、「1994年版からの変更点
として、この第三版(2000)の規格の第二版(1994)からの変更点について、JISQ9001:2000の解説を参考にしながら解説しています。


第4章では、「ISO9001:2000年版の概要とねらい
として、ISO9001:2000規格の内部監査に焦点を当て、有効性の継続的改善に関わる付加価値の高い内部監査が実際には、余り行われていないといった課題等に触れながら、ISO9001:2000、ISO9004:2000などの概要と内部監査を効果的なものとするためには、どのように推進すべきかなどを解説しています。


第5章では、「内部監査の進め方
として、監査の規格要素、部門ごと手順、業務フロー、プロセスのアプローチ型監査について解説し、内部監査の実施の原則から、内部監査の準備、監査の実施、是正処置とフォローアップ、そしてマネジメントレビューへの監査結果の報告についての要領など内部監査の進め方について解説しています。


第6章では、「内部品質監査員に必要なスキル
として、内部監査員に求められる個人的特質、知識及び技能、教育・訓練、業務経験などの要点について解説しています。


第7章では、「プロセスアプローチ型の内部監査の事例スタディ
として、『顧客重視』に焦点をあてたプロセスアプローチ型の内部監査事例を取り上げ、どのように内部監査を実施するかをシミュレートしています。


第8章では、「内部品質監査員の教育
として、内部監査の意義、監査員教育の重要性などから、内部監査員に求められる知識・スキルとその知識・スキルをどのように身につけるかとの観点から整理し、内部品質監査員の教育方法についての要領を解説しています。


第9章では、「内部監査チェックリスト
として、製造業・サービス業に適用できる内部監査チェックリストについて、システム構築時または直後とQMSの維持及び改善のための2種類のチェックリストについてどのようにチェックリストを準備するか解説し、更にはチェックリストが添付されています。またさらに建設業で用いる内部監査のチェックリストも示されています。こちらは、チェックリストに吹き出しでチェック内容にまつわる留意点が書かれてあります。


第10章~第12章では、「製造業にみた内部監査の実際〔ほか〕」
として、それぞれ独自の工夫をして内部監査を実施しているI電機(株)(10章)、M(株)(11章)、S工業(株)(建設業)の監査の事例について、関連帳票も含めて具体的に解説しています。


第13章では、「不適合の模擬問題
として、製造業・サービス業の不適合の模擬事例、建設業の不適合の模擬事例について問題と回答として解説されています。


本書は、ISO9001:2000内部監査について基本的な考え方の部分から説き起こし、実務的に丁寧に分かり易く解説された良い内部監査の解説書と思います。


ISO9001:2000年版内部品質監査員の実務入門―成功する内部監査の進め方
日刊工業新聞社
秦 勝彦(著)長谷川 武英(著)
発売日:2003-03
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:189108


なお本書の目次は以下の内容です。
第1章 2000年版ができるまで
第2章 ISO9001:2000年版の基本となる考え方(品質マネジメントの8原則)について
第3章 1994年版からの変更点
第4章 ISO9001:2000年版の概要とねらい
第5章 内部監査の進め方
第6章 内部品質監査員に必要なスキル
第7章 プロセスアプローチ型の内部監査の事例スタディ
第8章 内部品質監査員の教育
第9章 内部監査チェックリスト
第10章 製造業にみた内部監査の実際(その1)
第11章 製造業にみた内部監査の実際(その2)
第12章 建設業にみた内部監査の実際
第13章 不適合の模擬問題




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