優れた商品があるのに、儲からないのはなぜか」というのが、本書の筆者:板橋悟氏が、かつてリクルートで新規事業開発を担当していたときに直面した疑問とのこと。

優れた商品と事業の儲けとの間には、隔たりがあるが。

一般的にも商品だけ優れていても、必ずしもそれが売れるかは、さらに儲かるかとなると別。

筆者が満を持して新規商品を発売したにも関わらず、それらはどれも鳴かず飛ばずに終わってしまう。

その際の経験をもとに成功と失敗を際だてているポイントに以下のことが重要との結論。

「儲けるしくみ(=ビジネスモデル)」が優れていること

卓越したビジネスモデルなくして、真に儲かる事業はつくりえない。』

そこで筆者が考案したビジネスモデルを見える化する手法が「ピクト図解」という手法。

ピクト図解」とは、禁煙サインや非常口サインなどのようなシンボル記号で、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号の『ピクトグラム(Pictogram)』から採った方法。

このツールを用いるとビジネスモデルをシンプルに可視化できるようになる。

筆者は、『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力 』という著書で既に「ピクト図解」の手法を解説しています。

本書では、この「ピクト図解」を用いたビジネスモデルのシンプルな可視化法の詳細解説と『ドラクエ9』がシリーズ最大のメガヒットになった理由の分析などを交えて「ビジネスモデルを見抜く力」のスキルアップについて説いています。

<<ポイント>>

ピクト図解」を用いて、ビジネスモデルと儲けるしくみをビジュアルに読み解く思考法を解説した本。

ビジネスとは、究極的には、「モノとカネの交換」になる。

そこで

  1. ビジネスにおいて重要となる「誰が」「誰に」「何を」「いくらで」の4要素(ビジネス3W1H)に注目する。
  2. ごく簡単なシンボル記号(ピクトグラム)を用いて、4つの要素を「絵」として描く

といった作業で、たとえ一見複雑に見えるビジネスモデルでも簡単に解読することができる。

ビクト図解を用いて、『ドラクエ9』と歴代のドラクエシリーズとのビジネスモデルの違いの分析といった事例等を交えて、儲けるしくみをシンプルに解読する図解思考法を説いています。

本書:「ビジネスモデルを見える化する ピクト図解」です。

本書は、著者:板橋 悟氏にて、2010年2月にダイヤモンド社より発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の帯には、以下のように書かれています。

儲かるしくみを

シンプルに解読する

ビジュアル思考法

『ドラクエ9』が

シリーズ最大の

メガヒットになった

理由とは?


本書は、6章から構成されていますが、

ピクト図解による解析方法を解説している:『part1

ピクト図解を活用したアイデアの発想方法を説いている:『part2

との2つのパートに分かれています。

part1』では、

ビジネスモデルの違いに関するビジネス想像力クイズに始まります。

またピクト図解をもちいて、ユニクロ、『ドラクエ9』のビジネスモデルの特長などを解説し、

とくにビジネスモデルを読み解くスキルをビジネスパースンが習得することの意義を説いています。

そしてビジネス3W1H1.誰が(who:売る人)、2.誰に(whom:買う人)、3.何を(what:商品)、4.いくらで(How much:価格)に注目した『ビジネスのレントゲン写真』となるピクト図の描き方を解説しています。

筆者は、ピクト図解化することのメリットについて、以下の3点としています。

  1. 「経営者の視点」を手に入れられる
  2. 説明不要で誰とでも共有できる
  3. 画像パターンを応用してアイデア発想ができる
     

とくにピクト図解はあくまでツールでそれをつくることが目的ではないので、手で描くことが効果があると説いています。

また参考となるビジネスモデルの雛形として代表的な8つの(「シンプル物販モデル」、……「マッチングモデル」)ビジネスモデルを紹介し、「居酒屋」、「100円ショップ」、「雑誌の広告」といったビジネスモデルを解説しています。

part2』では、

ピクト図解をツールとして活用したアイデアの発想法について、「ダイアグラム発想法」、「アナロジー発想法」の拡散型発想法を紹介し、またそれらから得られたアイデアを取捨選択する際の重要ポイントについて解説しています。

ダイアグラム発想法」については、

オズボーンのチェックリストの要領で、「足したらどうか」といった『ピクト図解チェックリスト』を活用した「ダイアグラム発想法」について、ビジネス事例から学ぶ切り口、新聞記事から学ぶ切り口など取り上げ解説しています。

A社のビジネスモデルをB社に水平展開できないかといった「アナロジー」に着目した「アナロジー発想法」について、航空業界とホテル業界の事例分析、トレーニング法、水産加工会社の業績改善事例などを解説しています。

またアイデア発想法から得られたアイデアを取捨選択する際に、「OBゾーンに入っていないかを考える」など3つの軸から判断することが大切としています。

ピクト図そのものはシンプルなのですぐに習得できそうです。

またこの方法は、ピクト図ビジネスモデルの肝の部分を抽象化して考えることで、他業界の成功事例を自業界に取り込んでみるという思考実験をしたり、ビジネスモデルに関する発想や企画構想を他人に説明する際にも強力なプレゼンテーションのツールにもなると思われます。

<<本書で何が学べるか?>>

本書を通して、「ビジネス3W1H」に注目しながらシンボル記号を描く「ピクト図解」手法とその手法を活用し、儲けるしくみを考えるアイデア発想力を学ぶことができます

ピクト図解への抽象化と具体的なビジネスへの焼き直しといったサイクルを繰り返すことで、大胆に新しいビジネスモデルの可能性を俯瞰できるかと思われます。

<<まとめ>>

企画、新規事業開発などに関心があるビジネスパースンは、是非、本書を読んでみて下さい。

なお本書の主要目次は、以下の内容です。
Part-1 ビジネスモデルを見抜く
Chapter-1 ビジネス想像力クイズ
1. ビジネス想像力クイズ(1)――“仲間探し”に挑戦!
2. ビジネス想像力クイズ(2)――“微妙な違い”はなに?
3. ユニクロ、『ドラクエ9』の成功の裏にビジネスモデルあり!
Chapter-2 ピクト図解とは
1. ピクト図の描き方
2. ピクト図はビジネスの「レントゲン写真」
3. ピクト図解の3つのメリット
Chapter-3 ビジネスモデルを解読する
1. 代表的な8つのビジネスモデル
2. 「ビジネスモデル」と「収益モデル」
3. ビジネスモデルを解読する(1)――居酒屋
4. ビジネスモデルを解読する(2)――100円ショップ
5. ビジネスモデルを解読する(3)――雑誌の広告
6. ビジネスモデルを見抜くトレーニング法
Part-2 ビジネスのアイデアを発想する
Chapter-4 ダイアグラム発想法
1. ビジネスモデルを次々と生み出す「ダイアグラム発想法」
2. ビジネス事例からダイアグラム発想法を学ぶ
3. 新聞記事からダイアグラム発想法を学ぶ
Chapter-5 アナロジー発想法
1. ビジネスモデル応用力がつく「アナロジー発想法」とは
2. アナロジー発想のためのトレーニング
3. アナロジー発想で業績を改善させたA社
Chapter-6 アイデアの風呂敷をたたむ
1. OBゾーンに入っていないかを考える
2. 目標数字に照らして考える
3. 実現可能性を考える
4. 3つの軸から風呂敷をたたむには?

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生産現場の改善のための現場把握のポイントとなる見える化」をターゲットにそのための具体的な方法とアイデアについて豊富な図解でわかりやすく解説している本を紹介します。


経営コンサルタントとして、特に教育・コンサルティング業界でTPS(トヨタ生産方式)ベースの人づくりに軸足をおいた実践活動で活躍中の筆者:石川 秀人氏は、「見る」ことについて以下のように述べています。


「視覚とは、可視光などの光情報をもとに外界の構造を推定する働きのことで、外界にある物体の色・形などについての情報、物体のカテゴリーについての情報、物体の位置関係のような外界の空間的な情報などを推定する感覚のことを指します。

(略)(視覚の「見る」について「大辞林」による12通りの意味を整理して)

など「見る」には様々な意味があり、「観る」(見物)、「看る」(世話)、「視る}(調査)とも書くことができます。

 また英語でも、look(見る)、watch(注意して見る)、See(見る、調べる、わかる)、eye(じろじろ見る)、stare(見つける、にらむ)などの表現があります。

 それでは、人間ではなく貴社ではどのような「見る」ことをお求めでしょうか。

またそれが見えることによって何をされたいのでしょうか。

 本書では、製造現場における「見える化」について考えていきます。」


<<ポイント>


なかなか見えない製造現場の人の動き、不良の要因、業務プロセスといったことを「見える化」し、生産「現場力」を鍛えるカイゼンのアイデアを図解で分かり易く解説する本。


本書では、


見えないことの罪悪を対比して見える化の意義を確認することからはじまり、


  • モノ
  • 4M
  • QCDS
  • 情報
  • 日常管理
  • 方向性および思い
  • 全体および経営

といった切り口から「見える化」のための手法を解説し、


生産「現場力」を鍛えるカイゼンのアイデアを説いています


本書:「製造現場の見える化の基本と実践がよ~くわかる本」です。


現場改善のための実践プログラム」との副題が付いています。


本書は、著者:石川 秀人 氏にて、2009年10月に秀和システムより「図解入門ビジネス」( How‐nual Business Guide Book)の一冊として発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの下部には、以下のように書かれています。


生産「現場力」を鍛える

カイゼンのアイデア満載!

  • 見えないことで何を失っているのか?
  • 見える化の意義と効果がよくわかる!
  • 創意あふれるモノづくりの現場とは?
  • 見せる化のための仕掛けがわかる!
  • チェックリストで「見える化度」を知る!

本書は、8章から構成されています。


本書の巻末に「特別編:見える化度が企業のレベルを表す」と題して、本書で述べている見える化に関して自社の見える化の度合いがどのくらいの位置づけにあるかを各項目の見える化について、0、1,2,3の3点満点で自己診断できる100項目からなるチェックリストが掲載されています。


本書の解説は、各項目、見開きの2ページ(3ページにわたるものもある)で緑・黒の二色刷の分かり易いイラスト、グラフ、概念図、といった図表を交えて図解で分かり易く解説するという構成になっています。


また各章の終わりには、『コラム』欄が設けられ、『モノづくりは、人づくり』といったトピックスが取り上げられコメントされています。


それでは、章を追って概要を紹介します。


第1章では、「見える化の意義
と題して、製造現場の見える化について以下の7つの観点から見えないことの罪悪を取り上げそれがどのような「ムリ・ムラ・ムダ」などの弊害を生むかを説き、裏返しで見える化の意義・メリットを考察するというスタイルで見える化を解説しています。


  • モノ
  • 4M(人、施設・設備、方法、原材料)
  • QCDS(品質、コスト、納期、安全性)
  • 情報
  • 日常管理
  • 方向性および思い
  • 全体および経営

さらに見える化のねらい(ムダの徹底排除、人づくり、見える化のねらい)、見える化の役割(5S+見える化+人づくり)について確認しています。


以降の章で上記の7つの視点から見える化の手法を説くという展開になっています。


第2章では、「モノを見える化する
と題して、モノ(材料・製品・仕掛品・加工品・不良品・工具・治具・ゲージなど)が見えない状態となると探索・手待ち・つくり過ぎ、不良などのムダが発生するが、その要因の一つが5S整理・整頓・清掃・清潔・躾の不徹底にあるとして、5Sの徹底によるモノの見える化のための手順を解説しています。


整理のポイントは思い切ってすてることとした上で、5Sカード/赤札での見える化/5S改善シートでの見える化/不要品棚ざらし・迷い箱での見える化/整理基準での見える化について具体的な事例を交えて解説しています。


また整頓のポイントを解説した上で、定置・定品・定量(3定)での見える化/ロケーションの見える化/形跡整頓などでの見える化について解説しています。


また清掃の推進について解説し、清掃当番表での見える化/道具の見える化について解説しています。


そして、清潔の推進のポイントを解説した上で、色彩基準での見える化/5Sの定着化の見える化について解説しています。


さらにの推進のポイントを解説し「正しい状態の見える化」について解説しています。


第3章では、「4Mを見える化する
と題して、生産に必要な要因系(インプット)の項目の4MMan:人、Machine:施設・設備、Method:方法、Material:原材料)が見えないとムリ・ムダ・ムラが生じるとし、ムリ・ムダ・ムラを排除する観点から4Mの見える化について解説しています。


については、動きと働きの見える化/人と機械の動きの組合せの見える化/人の動きと機械配置の見える化/ 一人工の仕事の見える化/大部屋化での見える化/人員とスキルの見える化/動線・作業範囲の見える化/バラツキ・繁閑の見える化についてのアプローチを解説しています。


施設・設備については、設備操作の見える化/レイアウト・設備の見える化/設備状況の見える化/設備保全の見える化/工程能力の見える化の方法を解説しています。


方法については、標準作業の見える化/仕事を作業者任せにしないための見える化/作業手順書・作業要領書での見える化/段取り替えの見える化を取り上げて解説しています。


原材料については、ワーク・部材の見える化/在庫量・発注点の見える化のための方法について解説しています。


第4章では、「QCDSを見える化する
と題して、製品における結果系(output)の事項になるQCDSQ:Quality(品質)、C:Cost(コスト)、D:Delivery(納期)、S:Safety(安全))を見える化し、これらに関わる損害を未然防止する方法について解説しています。


品質については、不良品の見える化/ニンベンのついた自働化での見える化/不良原因の因子の見える化/品質保証の見える化についてのアプローチについて解説しています。


コストについては、原価の見える化/工数の見える化の手法について解説しています。


また納期について、物流の見える化/引き取り・運搬の見える化/出荷・荷受の見える化について解説しています。


さらに安全については、労災予防の見える化/安全第一の見える化/機械類の安全性の見える化/健康状態の見える化を取り上げ解説しています。


第5章では、「情報を見える化する
と題して、情報が見えないと以下の7つのムダが発生するとして、情報の見える化によって7つのムダを排除する方法について解説しています。


  • つくり過ぎのムダ
  • 手持ちのムダ
  • 運搬のムダ
  • 加工そのもののムダ
  • 在庫のムダ
  • 動作のムダ
  • 不良をつくるムダ

ここでは、今日の仕事の見える化/進捗・出来高の見える化/図面・仕様書など紙媒体情報の見える化/電子媒体情報の見える化/情報の流れの見える化といったテーマを取り上げ解説しています。


第6章では、「日常管理を見える化する
と題して、製造現場で求められる生産管理・購買管理・在庫管理・工程管理・品質管理・設備管理・原価管理・安全管理・労務管理などの日常管理についての見える化のための方法を解説しています。


日常管理の見える化については、職場のルールの見せる化/異常の見える化/“表準”の見える化・標準化/改善ストーリーの見える化/ PDCAの見える化/在庫水準を下げれば、問題が見える/各種日常管理項目の管理板での見える化/変化点管理板による変化点管理の見える化といったテーマを取り上げ解説しています。


第7章では、「方向性および思いを見える化する
と題して、お互いに何を考えているのか、何をしたいのか、何を助け合えるのか、といった組織の思いが見え、進むべき方向性が一致したときにはじめて人が経営資源としてシナジー効果を発揮することができるとして、方向性および思いを見える化する方法を解説しています。


そのためにあるべき姿・ありたい姿の見える化/目的・方針・目標の見える化/活動の見える化/気づきの見える化/知恵の見える化/見える化のレベルアップといった見える化のポイントを解説しています。


第8章では、「全体および経営を見える化する
と題して、部分最適でなく工場全体、会社全体のための全体最適を図る観点からの見える化の手法について解説しています。


全体と経営の見える化に関して、工程の概要の見える化/工場全体の鳥瞰/モノと情報の流れ図を描く工場全体の見える化/改善成果と経営の見える化/在庫運転資金の見える化などを取り上げて解説し、見える化で人を動かすことができて会社は変わると説いています


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、製造現場における見える化の意義と効果の確認にはじまり、見えないことで何を失っているのか、創意あふれるモノづくりの現場とはといった事柄について、モノ4M(人、施設・設備、方法、原材料)、QCDS(品質、コスト、納期、安全性)、情報日常管理方向性および思い全体および経営の観点から「見える化」の実例とその克服方法について豊富な図版とやさしい解説で紹介しています。


<<まとめ>>


自社のカイゼンのためのヒントを得たい人は、本書を読んでみて下さい。


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 見える化の意義
第2章 モノを見える化する
第3章 4Mを見える化する
第4章 QCDSを見える化する
第5章 情報を見える化する
第6章 日常管理を見える化する
第7章 方向性および思いを見える化する
第8章 全体および経営を見える化する
特別編 見える化度が企業のレベルを表す
見える化診断100

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なぜなぜ分析」の解説書となる本書の「はじめに」で筆者は、慢性的なクレーム等について触れて以下のように述べています


「クレーム、工程内不良、チョコ停、故障などといった多くの問題がなかなか解決しない理由は、それらの問題の「真因」を正しく掴まえていないことが原因と推察されます。

 では、なぜ真因を正しく掴むことができないのでしょうか。それは「分析」の進め方に問題がある場合が多いと言えます。

すなわち、”○○であろうから、△△という対策をする”といった頭の中で原因を推定する行動から、なかなか脱却できないでいるからです。

(略)

ただ慢性的な問題の多くは、電子機器などの例に見られるように、素人の我々ではメカニズムが「見えにくい」ため難しいと「思い込まれ」、「追求のあきらめ」が起こり、結果としていつまでも解決されずに残ってしまうのではないでしょうか。

この本は、同題のセミナーにおいて多くの皆さんから、”文章にして欲しい”というご要望があり、それにお応えするためにと、こうした難しいと「思いこまれている問題の「真因」を効率的に追求する方法を学習することにより、素早く、的確な対策に結びつけることのできる「分析スキル」の向上をねらいに執筆したものです。

(略)

真因追求」のキーワードは「見える化」と「QCセンス」の二つが重要と考えられます

正しく分析されれば「真因」は向こうから「見えてくるもの」と考えていただきたいのです。

逆な言い方をすれば、真因が見えるまで「見る」行動に執着することがポイントです。それが「見える化」です

QCセンス」の醸成は、日頃、職場の問題に対して、QC手法をメモ的に活用して問題の優先順序を判断したり、問題の本質を追究したりする姿勢を大事にすることで培われます

すなわち訓練により築きあげられる「技」なのです。」


<<ポイント>>


問題の「真因」を効率的に追求する方法と、素早く的確な対策に結びつける分析スキルの向上を説く「なぜなぜ分析」の手法の解説書。


本書では、「分析の基本と基本的な分析手法」の解説にはじまり、


効率的な真因追求のための「なぜなぜ分析」の進め方について


  • 技術的問題編
  • ソフト課題編

に分けて解説し、生産、設計、事務の各部門での活用事例を交えて「なぜなぜ分析」について解説しています。


本書:「効率的な真因追求のための「なぜなぜ分析」の進め方」です。


本書は、著者:浅川 富昭 氏にて、2009年8月にブイツーソリューションより発行されています。


効率的な真因追求のための「なぜなぜ分析」の進め方
ブイツーソリューション
発売日:2009-08-10
発送時期:通常4~6日以内に発送
ランキング:171199

<<本書のエッセンスの一部>>


本書は、5章から構成されています。


本書には、「見える化」の観点から一度、構造や構図を簡単なポンチ絵などで状態の関係を絵で見える形にするとの進め方とも関係し、筆者のセミナー等で利用されたと推察されるプレゼンテーションソフトで作成したと思われる構造断面図などを含む多数の図表が挿入されています。


これが非常に分かり易い解説に繋がっています。


また「見える化」による原因分析などの各種の演習問題が挿入されています。本書の【付図】にて、この演習問題の回答例が添付され解説されています。


以下に章を追って概要を紹介します。


第1章では、「分析の基本と基本的な分析手法
と題して、最初に「思い込み」で行動せず、「事実」がすべてで、分析とは事実を見抜く好意とした上で、「数値データ」や情報データを「見える化」して分析するための基本的な分析手法について解説しています。


分析の基本として、「見える化」の重要性を強調し、「見える化」とは、『そこから原因を”見る”ために、構造や構図を簡単なポンチ絵などで「状態の関係」を忠実な絵(図)で見える形にすること』と説いています。


また問題について「問題は何か?」「なぜそうなるのか?」という疑問を持ちながら仕事をする姿勢は、人の性格とは別に洗練された「センス」であるとして、「QCセンス」(問題とその問題の原因や真因を勘、コツ経験だけでなく、科学的に(QC的に)アプローチする能力)の醸成と「QC七つ道具」「新QC7つ道具」等の手法の習得の必要性について説いています。


また「原因追及のための基本的なQC手法」として、特性要因図の使い方、系統図法の使い方を解説しています。


第2章では、「効率的な真因追求のための「なぜなぜ分析」の進め方
技術的問題編
と題して、慢性的な問題や複雑な問題は、「原因」やその原因の裏に潜む「真因」をさらに深く専門的に分析する必要があるとし、「なぜなぜ分析法」とは、「メカニズム分析」」を加味した系統図法」との位置づけとして「なぜなぜ分析」の進め方について、説いています。


各種の事例をあげながら、『構造を知らずして、メカニズムを語るなかれ』との教訓や、原理・原則から攻めるアプローチ、動作のステップ展開からのアプローチなど「なぜなぜ分析」のアプローチを説いています。


1.不具合現象の周辺をよく観察する…「発生現象」の調査」から「7.推定した要因を検証する…「事実」の証明」に至る分析手順を基本手順として解説しています


第3章では、「効率的な真因追求のための「なぜなぜ分析」の進め方
ソフト課題編
と題して、この章では、「売上が伸びない」、「利益が出ない」、「改善が進まない」といったソフト的な問題に活用する「なぜなぜ分析」の進め方について解説しています。


「プロセスの構図」を描き、そこから「事実データ」をどのように集めるかまた、その事実データからどのような視点から「問題の本質」を見抜いていくかを解説しています。


分析の基本として、「KJ法」と「連関図法」を解説しています。


なぜなぜ分析の重要な要素の「見える化」について、技術的な問題の「メカニズム」に対してソフト的な問題については、「理屈」の設定が重要と説いています。


技術的な問題では、メカニズムが推定できた段階で検証をする手順としていますが、ここの「理屈」は事実データに基づくため「検証」はしなくても良いが、ソフト課題の場合には、「理屈」やさらに掘り下げた要因が複雑なので「連関図法」を活用して効率的に問題の本質を突き止める方法を解説しています


さらにソフト課題の「見えない部分を見える化」する考え方に関係して「判断基準」の明確化の重要性について事例を交えて解説しています。


第4章では、「原価改善における分析の進め方
と題して、原価改善のための見える化として、T社生産方式の分析手法を取り上げ解説しています。


原価課題の「見える化」の進め方は、以下の3つの分析方法があるとして各方法について概念図など交えて解説しています。


  1. 自身の「判断基準」による「見える化」(「エフ付けによる見える化」、「ビデオカメラの活用による「見える化」」)
  2. 分析手法を活用した「見える化」(「標準作業票」、「標準作業組合せ票」、「工程別能力表」の活用による「見える化
  3. 目指す姿からの「見える化」(3章のソフト課題における「めざす姿」からの課題出しの活用による「見える化」

第5章では、「それぞれの部門における「なぜなぜ分析」活用事例
と題して、「再発防止」との観点の「なぜなぜ分析」ではなく、「未然防止」の観点からの「なぜなぜ分析」の活用に焦点をあて、「生産部門」、「設計部門」、「事務部門」の活用事例について解説しています。


「生産部門」では、以下への「なぜなぜ分析」の活用を解説しています。


  • 生産準備段階からの作り込み
  • 製品の使われ方から見た品質保証の薦め
  • QCサークル活動への導入

「設計部門」では、『FMEA解析』について「なぜなぜ分析」によってその質をあげる手法を提言しています。


「事務部門」では、生産性改善に関わる「巻紙分析手法を取り上げ解説しています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、「なぜなぜ分析」の手法について、問題の「真因」を効率的に追求する方法と、素早く的確な対策に結びつける分析スキルなどを分かり易く具体的事例での解説を交えて説いています


なぜなぜ分析とは、『問題のメカニズムを追求し、メカニズムから真因を求める分析手法』と説き、『メカニズムを知ることとは、構造を知ること』など明快に『見える化』の方法と「分析のスキル」を向上させる基本を解説しています。


<<まとめ>>


なぜなぜ分析」に関心がある人、クレーム、工程内不良、チョコ停、故障などの慢性的症状を改善する方向性を見いだしたい人は、是非、本書を読んで下さい。


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 分析の基本と基本的な分析手法
1. 分析の基本
2. 基本的な分析手法
第2章 効率的な真因追求のための「なぜなぜ分析」の進め方
【技術的問題編】
1. なぜなぜ分析手法
2. 構造認識
3. 原理原則からの追求
第3章 効率的な真因追求のための「なぜなぜ分析」の進め方
【ソフト課題編】
1. 分析の基本
2. 事実の「見える化」
3. 「なぜなぜ分析に基づく効率的な真因追求の進め方
4. 見えない部分の「見える化」
第4章 原価改善における分析の進め方
1. 原価課題の「見える化」
第5章 それぞれの部門における「なぜなぜ分析」活用事例
1. 生産部門の活用事例
2. 設計部門の活用事例
3. 事務部門の活用事例






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現下の経済情勢について筆者は、「おわりに」で以下のように述べています。


深刻な不況が世界中で広がり、株式市場は大幅に下落し、円高が一気の進んだ。世界経済がいま深刻な状況にあることは間違いない。


しかし悲観も楽観もしていない。とし、コンドラチェフの50~60年周期の長期景気波動を引いて、元来、景気は循環するからと述べています。


強欲な投機と詐欺まがいの取引が支配する「金融経済」なるものは所詮、虚構にすぎず、その虚構が膨れあがり爆発したのが今回の金融危機の本質である。


国家でも企業でも価値創造に関心のない人間が権力を握ると、間違いなく崩壊する。


しかし流れは変わったとし、


「実体経済」、「価値創造」こそが経済活動の根幹であるという当たり前のことが、世界中で再認識された。まっとうなモノづくりや地道なサービス活動こそが、経済の主役である。


そうした活動を担っているのが「現場」で、現場の力こそが、価値創造の本丸で、競争力の柱と述べています。


これから厳しい時代を乗り越えて日本企業が再浮上するには、足もとの競争力である現場力を、経営トップと現場が一丸となって、今一度、鍛え直すことが必要と述べています。


15万部のベストセラーとなり、5年間、売れ続けているロングセラー『現場力を鍛える』の著者:遠藤 功 先生が、現場力を鍛え直し、世界不況を乗り切るための方策を伝授している本を紹介します。


<<ポイント>>


強い現場の実現のための具体的方策(現場力復権)の解説書


現場力」という言葉は、その重要性が浸透し、経営計画に「現場力強化」を目標に掲げる企業が相次いで登場したものの。


実際に、その多くは、「計画倒れ」「掛け声だけ」で終わってしまっているとのこと。


本書では、日本企業の現場力をあらためて検証し、「なぜ、現場力の重要性を知りながらも、実現することができないのか?」を考察し、その原因追求から見いだされた解決策となる「具体的な実践のための処方箋」、さらに今回の不況を現場力強化の奇貨として活かす方策を明示しています


以下のような観点が本書で考察されています。


  • 「10年続ける覚悟」がなければ、現場はかえって混乱するだけ
  • 現場力の「企業間格差」が広がっている
  • 「強い現場」には「当事者意識」が必要
  • 経営のウェイトは「戦略2」:「実行8」
  • 組織の「しつけ」を徹底させ、現場力を「組織のくせ」にまで高める
  • 現場力強化の「見える化」は、「手段」であって「目的」ではない

本書:「現場力復権」です。


現場力を「計画」で終わらせないために」との副題が付いています。


本書は、著者:遠藤 功 先生にて、2009年1月に東洋経済新報社より発行されています。


なお遠藤 功 先生の個人ホームページはこちらです


現場力復権―現場力を「計画」で終わらせないために
東洋経済新報社
発売日:2009-01-30
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:124

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯及び表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


15万部のベストセラー「現場力を鍛える」待望の続編

この世界不況を乗り切るのもやはり現場力だ!

「強い現場」は今こそ世界に誇れる「日本の宝」。実現に向けてさらに具体的な方法を説く

「見える化」の最新情報も満載

現場力、再び……

「現場力を鍛える」を出版して約5年、日本企業の現場力をあらためて検証し、現場力強化の動きが「計画倒れ」にならないように、そしてこの不況を現場力強化の奇貨(きか)として活かすにはどうすればよいのかを、本書では論考したい。


本書は、「再び、素朴な疑問」と題し、「現場力強化」を謳いながら、多くの企業はどうしてその取り組みが、一過性な運動で終わってしまうのだろう?」といった8項目の『現場力強化の取り組みが「上滑り」していませんか?』との趣旨の問いかけの「序章」に始まります。


本書は、6章から構成されています。


第1章では、現場力は、日本の宝と確認し、モノづくりの現場でなくサービス業も含めた現場力の強化の意味を概観し幾つかの現場力の事例を紹介しながら現場力を再確認していきます。


また第2章では、現場力強化の最前線の活動を事例を取り上げながら現場力の強化を考察していきます。


また第3章では、組織の躾けといった現場習慣について磨きあげ、変革していく活動を通じて企業文化が形成されるとの「組織の「くせ」づくり」を論じています。


第4章では、現場力を強化する重要な概念・仕組みの「見える化」をテーマにこれをしっかりと機能させるために「伝わる化」「つなぐ化」「粘る化」までの活動が必要と説き、実践例及び対談を交えて解説しています。


また第5章では、製造業の現場力強化のための3つのG(Group Management(グループ競争力としてのマネジメント)、Generation Shift(世代交代と現場力)、Grobalization(現場力のグローバル化))の観点から現場力を考察しています。ここには、「アナログの復権」とのユニークなコンセプトを掲げた組織トップとの対話が挿入されています。


さらに第6章では、現場力を経営学的側面からどのように位置づけるべきか経営理論の観点から考察しています。


「現場力を鍛える」でも取り上げた現場力で結果を出している企業に共通する5つのポイント。


  1. 「結果を出すのは自分たち」との強い自負・誇り・当事者意識が現場にある
  2. 現場が会社の戦略や方針を適正に理解・納得し、自分たちの役割を認識している
  3. 結果を出すために、組織の壁を越えて結束・協力し、智恵を出し合う
  4. 結果が出るまで努力を続け、決して諦めない
  5. 結果を出してもおごらず、新たな目標に向かってチャレンジし続ける

戦略とは、『捨てる』こと。
競争戦略が合理的であることの最も重要な要素は、自社の「身の丈」にあっているかどうか。(略)


「捨てるべき事業」が明確になれば自ずと「フォーカスすべき事業」は決まる。


捨てる決断は、痛みを伴うが、競争力のない事業をずるずると引きずる不合理な経営は、中長期的には「より大きな痛み」を経営にもたらす


戦略2割、実行8割
経営における戦略と実行のウェイトは「2:8」と感覚的に考えている。


合理的な戦略の策定に2割のエネルギーを使ったら、残りの8割は、全社一丸となって実行に時間とエネルギーを注ぎ、自分たちの現場力を高める努力に傾注すべき。


強い現場をつくり出すための要素」は、以下の3点。


  1. 現場の高い意識・やる気
  2. 現場に対する責任と権限の付与
  3. チームでの取り組み

当事者意識の高い現場が生まれることで、以下の3つのアウトプットが生まれる


  1. コストダウン、品質向上、CS向上などの成果
  2. 問題解決ができる人と智恵の蓄積
  3. 現場における自信と誇り

「見える化」から「伝わる化」「つなぐ化」へ


「見える化」が機能しない3つの理由とは、?


  1. 「見える化」が目的化してしまう
  2. 「悪い情報」や「兆候」が「見える化」されない
  3. 顧客志向が欠如

「見える化」→「伝わる化」→「つなぐ化」→「粘る化」のサイクルが必要。「見える化」はあくまでも、企業の問題解決力を高める目的の中でおこなわれるべき取り組み。


こうした取り組みは1~2年という時間軸ではなく、10年単位で取り組みべきこと。「始めたからには10年は続ける」とのコミットメント、覚悟が必要。そのためにも「粘る化」が必要である。


…等々、本書には、現場力を復権させ単なる「計画倒れ」に終わらず成果に結びつける実践的なノウハウが満載されています。


<<現場力に関する書籍>>


「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『現場力』に関する以下の本がありますのでご参照下さい。




<<本書で何が学べるか>>


本書では、この世界不況を乗り切るのも、やはり現場力であるとして、ともすると現場力が「掛け声」「計画倒れ」で終わりがちな組織に、現場力を機能させる処方箋やさらに具体的な実践方法を説いています


「強い現場」は今こそ世界に誇れる「日本の宝」とし、現場力を構築し、磨き上げていくための具体的な方法を説いています


また、「見える化」についての最新情報も満載しています。


<<まとめ>>


本書は、製造業だけでなくサービス業も含めた経営層(経営者、マネジャー)の方々に是非とも読んで頂きたい一冊です。


なお本書の目次は、以下の内容です。
序 章 再び、素朴な疑問
第1章 現場力再考
第2章 現場力強化の最前線
第3章 組織の「くせ」づくり
第4章 「見える化」はなぜ機能しないのか
第5章 現場力強化の論点
第6章 根源的組織能力としての現場力






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「見える化」のことが面白いほどわかる本』(「ISOの本棚」でも紹介)の著者:正木 英昭 氏が「ムダを捨てる技術」で会社・事業がさらに儲かる方向に改革できるとして、そのための68の手法を伝授している本を紹介します。


企業活動は、常に「ムダ」を生み出し続けるものであるとして、見えるモノも見えないルールもすべて浮き彫りにして会社のムダを捨てると、効率が上がって儲けも増えるとして、企業活動における「ムダ=価値を生まないもの」を捨てるための考え方と活動を、以下のような視点から具体的な事例とともに解説しています。


  1. 組織風土を改革し、長期的に利益を出せる会社と目指す
  2. 全員参加で、続けられる・成果が上がる活動にする
  3. モノだけでなく、しくみ・ルールを含む企業活動すべてを対象にする
  4. 具体的な帳票や事例を紹介し、自力で改革活動に取り組めるように配慮する

本書:「会社のムダを「見える化」する技術」です。


いらないモノ・しくみ・ルール……
儲けるための「捨てる」テクニック68
」との副題が付いています。


本書は、著者:正木 英昭 氏にて、2008年7月に中経出版より発行されています。


同社の「知りたいことがすぐわかるPLUS 」シリーズの一冊になります。


<<本書の概要>>

本書の帯には、以下のように書かれてあります。


見えるモノも見えないルールもすべて浮き彫りにして会社のムダを捨てる!
↓     
効率が上がる!

儲けが増える!

会社が、社員が、

強くなる!!


本書の「はじめに」に続いて、本書の『「捨てる技術」イメージマップ』が掲載され、本書の構成と捨てる技術を通しての管理・改革の全体像が俯瞰できる構成になっています。


本書は、5章から構成され、「捨てる」テクニック68の各項目毎に原則、見開きの2ページで解説される構成になっています。

右側のページでは、各テーマとその解説文が掲載され、左側のページには、写真、イラスト、フロー図、概念図、帳票サンプル、手順、比較表などの各種図表類が右側の説明文を補完するように挿入されています。


また各ページの下部には、『ワンポイント』、『○×のポイント』、『ひと言』、『これは、ダメ』、『ここに注意』、『ミニ知識』、『さらにひとこと』といった関連のミニ解説等が掲載されるという構成になっています。


このように盛り沢山の情報が提供されている印象ですが、決して乱雑なことはなくあくまですっきりと整理されています。


また各章のおわりには、Column欄があって、トピックス的なテーマを解説しています。


第1章では、「なぜ、要らないものが発生するのか?
として、「1. ムダを捨てるとは、量と質の改革。発生原因を押さえて闘い続ける」から
「14. トップの経営判断・経営姿勢の不具合や不適切がムダを生む」まで、なぜムダが発生するかのメカニズムと改革の方向性について解説しています。


第2章では、「なぜ、捨てられないのか
として、「15. 発生責任回避の体質を乗り越えて、組織ぐるみで再発防止を図っていく」から「26. トップは、「赤札作戦」の先頭に立ち、過去のしがらみを断ち切ろう」まで、なぜムダを捨てられないのかとの原因系に切り込みそれを断つための方策を解説しています。


第3章では、「モノを捨てる手順とコツ
として、「27. 身近な文具類・小物備品のムダから排除していこう」から「41. 思い入れ品・記念品もタブー視せず活用できなければ捨てる」までモノ・書類等の捨て方のテクニックについて解説しています。


第4章では、「しくみ・ルールを捨てる手順とコツ
として、「42.動作のムダを捨てるには、ビデオ撮影した映像を一緒に見るのが一番」から「53. 社是・経営理念・経営方針は会社の存続・発展の上で欠かせない」まで、各種のしくみ・ルールの捨て方のテクニックについて解説しています。


第5章では、「捨てる活動のしくみづくり
として、「54. 5Sは重要不可欠な改革活動。その最初の関門・整理をまず成功させる」から「58. ムダを上手に捨て、会社・事業を繁栄に導く10のポイント」まで要領よく捨てる活動を推進するためのしくみづくりのテクニックについて解説しています。


<<まとめ>>

本書では、企業活動のなかで生じてきた使わない在庫や機械、非効率なオフィスの配置、読まれない書類といった「いらないモノ」から、ムダな作業や規則、会議など「いらない業務」まで、非効率の源となっているムダを「見える化」して捨てたり、最小限に抑えたりして、風土、体質、収益性などを改善するためのヒントや具体的な切り口が提示されています。


本書で取り上げられている58件の具体的な「捨てる」テクニックも参考になりますが、その発想法などの面でも参考になると思われます。


本書は、2ページで完結する展開なので、通勤時間などの断片的な時間を活用して関心の高い箇所だけを重点読みすることもできますし、持ち運びにも便利なハンディサイズです。


本書は、「中経出版ネット書籍サービス」の利用も可能なので、本書の購入者に限定したサービスで登録が必要ですが、本書を持ち運ばなくても本書の内容をネットを介して閲覧できるようになっています。


会社のムダを「見える化」する技術 (知りたいことがすぐわかるPLUS)
中経出版
発売日:2008-07-09
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:4911

本書の目次概要は、以下です。
「捨てる技術」イメージマップ
第1章 なぜ、要らないものが発生するのか?
第2章 なぜ、捨てられないのか
第3章 モノを捨てる手順とコツ
第4章 しくみ・ルールを捨てる手順とコツ
第5章 捨てる活動のしくみづくり





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見える化」は、もともとトヨタ自動車で『標準作業票』を作業者の上に吊り下げたことに由来し、トヨタ式生産を象徴する言葉の一つですが、今日では、そこから派生して製造現場でよく使われるようになっています


見える化」は、現場における問題点・変化・異常等を可視化することでそれを適切にマネジメントし、改善・改革等に結びつけていく手法として、製造業のみならずサービス業などの非製造業の現場でも広く活用されてきています


単純な言葉ほど人の解釈が違ってくるものとして、見える化」について、ただ見えるようにすることが「見える化」ではないとして、「見える化とは何か?」、「なぜ見える化が必要か?」、「どうすれば見える化ができるか?」などから説き起こし、「見える化」について分かり易く解説している本を紹介します。


本書:「 よくわかる「見える化」の本 」です。


本書は、著者:越前 行夫 氏にて、2008年2月に日刊工業新聞社 より発行されています。


同社の「ナットク現場改善シリーズ」の一冊になります。



本書は、8つの章から構成されています。


そして、各章で取り上げている項目毎にその項の解説の要点について2行程度のエッセンスに要約した枠囲みの『ここがキーポイント』が設けてあります。


後からざっとこの『ここがキーポイント』を拾い読みしていくだけでも全体のレビューができる構成になっています。


またさすがに「見える化」をテーマとした本だけあって「見える化」に関する多くの写真とイラストが掲載されていて、まさに「百聞は、一見に如かず」で明快で分かり易い内容となっています。


簡単に各章の概要を紹介します。


第1章では、「見える化って何?
として、今日の製造現場において求められる変種変量即納生産というニーズへの対応が生き残りの条件として「見える化」の現場は、変化対応力に優れているとし、「見える化」について、何が、いつ、どのように、誰に、どのように見えるべきかなどを解説しています。そいて、日常生活で触れる見える化の事例を紹介し、「見えない化」、「見えない化の戦略」などにも触れています。


第2章では、「見える化はなぜ必要なの?
として、逆転の発想ではないが、逆の見えない化のもつ7つの弱点(探す~管理サイクルが回らないなど)を整理した上で、その弱点を克服するのが「見える化」と展開しています。さらに見える化は短所を克服するというよりは長所を伸ばすものと述べています。


第3章では、「見える化の条件
として、見える化は単に見えるだけでなく「わかる」ための条件として、『すぐにわかる』などの8つの条件に整理し、その各条件について解説しています。


第4章では、「こうすれば見える化ができる
として、「見える化」をうまく導入していくためには、ステップ1の「見える化したいことは何かを明らかにする」から始まり、ステップ8の「日々の改善」に至る8つのステップを確実に踏んで進めていくことが必要であると述べ、各ステップをどのように進めるべきかを事例を挙げながら順に解説しています。


第5章では、「日常でできる見える化
として、日常生活の中に密着した見える化の事例に関して、工場の現場に活かせるヒントにして欲しいと述べ、「安全の見える化」から「忘れ防止の見える化」などの12の区分のもと25事例について写真入りのパネルに図化して解説しています。


第6章では、「製造現場でできる見える化
として、製造現場での見える化の事例に関して「安全の見える化」から「楽しい見える化」などの12の区分について、51事例について前章と同様の写真入りのパネルに図化して解説しています。


第7章では、「見える化実践のためのノウハウ
として、『ねらいを明確にする』から『改善し続ける』までの見える化実践7訓をはじめ、見える化に活用すると有効なイレクターなどのツールの紹介、見える化の実践において失敗しがちなポイントの頭文字を取り、FOCUSとした5つのツボ、見える化のポイントを「いろはかるた」で取り上げた取組など見える化を現場で実践するためのノウハウについて解説しています。


第8章では、「見える化は進化する
として、見える化はあくまで目的でなく手段であることを前提に、見える化を基幹としたPDCA、改善活動、さらには、見える化の考え方をベースとした見える化の発展型事例について解説しています。見る化→見える化→見せる化→魅せる化など、現場の進化と改善は、永遠として積極的な知恵を使った改善でお客様に感動を与えようと結んでいます。


本書は、見える化をキーワードに職場を効率的にムダなく楽にして働きやすくするカイゼンへの取り組み方や考え方、効率の上がる方法やそのためのノウハウなどをわかりやすく解説しています。


現場改善について、楽しく推進しながらしっかりと成果をあげていきたいたいと考えておられる関係者は、読んでおきたい一冊です


よくわかる「見える化」の本 (ナットク現場改善シリーズ)
日刊工業新聞社
越前 行夫(著)
発売日:2008-02
発送時期:通常4~5日以内に発送
ランキング:20226


なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 見える化って何?
第2章 見える化はなぜ必要なの?
第3章 見える化の条件
第4章 こうすれば見える化ができる
第5章 日常でできる見える化
第6章 製造現場でできる見える化
第7章 見える化実践のためのノウハウ
第8章 見える化は進化する





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見える化」とは、企業や職場の現場で目に見えない問題点・発生しようとしている異常などを目に見える形にし、適切な管理や素早い改革・改善に結びつけていくための手法で、製造業のみならず非製造業でもその取組が展開されてきています。


見える化」の取組を通して業務の情報を組織内で共有させる事により、現場に発生している問題等の早期発見や効率化や改善等に有効に役立てることを目的としています。


この「見える化」は、企業改革の成功の方程式(流れ)であるとして、この流れを?日常的改革→?人材育成→?感動経営→?長期的利益の向上といった系統と設定し、それをもたらす有力な手法のひとつとしての「見える化」を体系的かつ具体的に、すべての企業に実際に導入できるように解説している本を紹介します。


問題点・異常を顕在化させ、適切に改革に結びつける手法となる「見える化」について基本的なことから実践的工夫までをわかりやすく解説しています。


さらに「見える化」が導入できた際には、以下のような意識風土が生み出されると著者は、その「はじめに」で述べています。


『経営者は、飛行機のパイロットが計器を利用することで安定飛行するような「コックピット経営」と現場を歩くだけで有効・適切な指摘が飛び出す「歩き回る経営」ができます。管理者は、「人材教育」と「目標管理」により、働く人は「自主的活動」と「日常的改革」により、職場の風景が様変わりし、生き生きとして組織風土が生み出されます。』



見える化」の導入までについて解説している本は、多数、発行されていますが、見える化」の導入後の維持も含めて詳しく言及している点も本書の特色かと思われます。


本書:「「見える化」のことが面白いほどわかる本」です。


その考え方から業務改革に活かす工夫まで業種を選ばない実践ポイント68 」との副題が付いています。


本書は、著者:正木 英昭 氏にて、2007年12月に中経出版より発行されています。


同社の累計250万部発行された「知りたいことがすぐわかる」シリーズの新バージョンとなる「知りたいことがすぐわかる+(プラス) 」シリーズの一冊になります。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


「「見える化」の


考え方、やり方、


続け方が


この一冊でわかる!


あらゆる業種で「見える化」を


組織改革につなげるヒントが満載!



また表紙の折返し部には、「見える化」のポイントについて以下のように書かれています。


  • 考  え  方:目的、意味、何を見せてどう改革するか……など

  • 具体的手法:ボードやグラフのつくり方、使い方……など

  • 組織づくり:失敗の原因、どう導入し根付かせるか……など


本書は、5章から構成されています。


第1章、第2章が基礎編で、それぞれ「見える化」の基本的な知識・考え方、見えることがもたらす効果、見える化の障害対策、工夫点が第1章で、さらに「見える化」の導入までの「5S」、「標準化・文書化」、「目標管理」などのポイントが第2章で解説されています。


第3章、第4章が実践編で、現場での「見える化」に関わるボード作成・運用、問題点・異常の抽出技術、安全・品質・原価などの要素を見せる手法など含めての実践的工夫について第3章で取り上げられています。また第4章では、真の原因を探って解決策を見いだすテクニックからその成果の水平展開、共有化などについて、見えた後の実践的な改革の進め方が第5章では、解説されています。


また、第5章では、「見える化」を成功させるための組織的工夫等が3大失敗要因の解消策など含めて取り上げられるという構成になっています。


(一部例外もありますが)原則、見開きの2ページで右側のページが「1.トヨタで生まれ育った「見える化」」などのテーマのタイトル(本書では、総計68件のテーマが取り上げられています。)とその関連の一言キーポイントが載せられ、そのテーマ内容の解説文があります。また下部には、「ワンポイント」:、「ミニ知識」、「これはダメ」などの関連するキーワードや留意事項などがまとめられています。
左側のページには、関連するイラスト、写真、フロー図、概念図などを含めた図表等がその解説を補完するという構成になっています。またポイント、手順などを箇条書きで要約したものなども掲載され盛り沢山の情報が集約されています。青の二色刷で要所が強調されるなど読みやすい内容となっています。


また第1章から第4章の終わりには、「見える化」の関連トピックスと取り上げた「コラム欄」があります。


見える化」の基本から実践までのノウハウやエッセンスが分かり易く解説されており、「見える化」を活用した組織改革のイノベーションに関心があるビジネスパーソンには、お奨めの一冊です



なお本書の概要目次は以下の内容です。
はじめに
「見える化」イメージマップ
第1章 [基本編その1] そもそも「見える化」ってどんなもの?
第2章 [基本編その2] 導入のためにやるべきこと、やってはいけないこと
第3章 [実践編その1] 何を見せるか?−「見える化」ポイントの絞り込み
第4章 [実践編その2] 見えたあとどうするか?−「見える化」を行動につなげる
第5章  見える化を成功させるために




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コスト削減は、企業の収益の向上に直結する重要な取り組み。


そのコスト削減について、「エネルギー運用改善プログラム」(『見えタロー。』ワークショップ):すなわち、徹底した『見える化』、『見せる化』によって、社員のやる気に火をつけるという手法を分かり易く解説している本を紹介します。


 とくに経営と現場とのギャップを埋められるよう、経営者の意図と意志を理解し、現場が主体的に活動できるという観点を重視した内容となっています。


現場での電気コストの削減を中心に「電気の見える化」(設備の運用改善)を中心に、その方法を実例を交えながら具体的に解説してしています。


 その活動の流れとしては、「問題発見」→「見える化」→「問題可決」→「成果確認」→「成果評価」といったを軸とした活動の流れで、特にその推進力として「モチベーション」の重要性を強調しています。


 7つのステップから、現場のやる気に火をつけ、3か月で成果を上げるノウハウを提示しています。


本書:「 コスト削減の“見える化”」です。


現場が変わる!やる気になる!」との吹き出しの言葉がタイトルについています。


本書は、村井 哲之 氏ならびに杉本 明文 氏の共著にて、2007年10月に日本実業出版社より発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


ケチケチしている」「続かない

 「手間がかかる」から

      ↓

 「やってよかった」へ変わる!!


なぜ今、コスト削減なのかという点について、本書の「はじめに」で以下の3つの価値のためとしています。


すなわち、「1.コスト削減には売上伸ばのと同等以上の価値があるため」、「2.コスト削減は、組織においての「経営」と「現場」(「組織」と「人})とのギャップを埋める最善の解決策」、「3.ムダなエネルギーを使わないという、CO2の削減を通じて地球温暖化防止に貢献できるという世界共通の新たなコスト削減の価値」が発見できること」としています。


本書は、5章から構成されています。各章の終わりには、ポイントとしてコンパクトにその章のエッセンスがまとめられています。


第1章で、コスト削減には現状把握が極めて重要とした上で現場のやる気に火をつけて、コスト削減を明るくて、楽しくて、やりがいのあるものとポジティブにとらえられる現場づくりの重要性を説いています。


第2章では、「モチベーション」が成功のカギとし、コスト削減(設備の運用改善)を成功させつための7つのステップ(1.(重要性の理解)ムダを見極め、「コストの最適化を図る」から7.(評価と修正)「報告と評価を”見える化”し、継続実行する」までのPDCA、PDCAAなどの管理サイクル)を詳細に解説しています。ここで活動の見える化シートによりコスト削減について目標立案し、それを目標管理していく展開として解説されています。


第3章では、3か月で成果をあげられるコスト削減の手順とスケジュールとして、3ヶ月の各週で何をどのように進めていくかといった各活動ステップのポイントを解説しています。2章の7つのステップの再度、留意事項が強調されています。


第4章では、「コスト削減の現場から-成功事例の紹介-」として、レジャー業界と小売り業界での成功事例が取り上げられ、解説されています。


第5章では、「コスト削減活動の“エンジン”を回し続けるには」として、コスト削減活動の「2つのルール」:すなわち、「1.サービス(品質)低下につながる活動は一切しない」、「2.働く環境を悪くする活動は一切しない」などコスト削減活動がストップしてしまう活動など“エンジン”を回し続ける上で重要な観点を整理して解説しています。


結びで筆者は、「コスト削減は、「人」を育み「団結」を育み、「風土」を育てるなど「組織」を強くする最高の方法」と述べていますが、強く共感を覚えます。筆者たちの活動実績に基づいて具体的に分かり易く書かれ、説得力があります。

コスト削減の“見える化”
日本実業出版社
村井 哲之/杉本 明文(著)
発売日:2007-10-31
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:87435


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 コスト削減は「まず現場把握から」始まる
第2章 コスト削減を成功させるための7つのステップ
第3章 3か月で実現! コスト削減の手順とスケジュール
第4章 コスト削減の現場から-成功事例の紹介-
第5章 コスト削減活動の“エンジン”を回し続けるには

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