仙台市の男子予備校生が逮捕されたのは、偽計業務妨害容疑とのこと。


京都大の入試問題をインターネットの質問掲示板サイト「ヤフー知恵袋」に投稿したことで京都大学の職員のその後の社会的な対応のため試験関連等の業務が煩雑になり通常の業務を妨害したということ。


「偽計業務妨害」は、カンニング行為そのものを取り締まる法律がないことからのもの。


自殺予防とかの逮捕と共に後付での理屈になる。


大学も警察もマスコミもよほどの凶悪犯を扱っているようでこの問題について騒ぎすぎと感じる。


とくにマスコミが競って1面トップを飾るといった取材合戦には、視聴率や発刊部数のアップを狙ったビジネスとしてのいやらしさを感じてしまう。


不正があったことが明らかになったら密かに不合格にして1件落着とするような種類の問題。


「打落水狗」とまではいかなくともこの予備校生に過剰に対応している。


大学、警察、マスコミとも自分の所の都合や立場しか考えていないように思えてならない。


実際のところ、大学に入った学生が単位を取得するための試験でカンニングをやったような場合の扱いは見て見ぬふりで問題とされていないように思う。


また「まじめにやっている受験生の公平を損ねた」とか言うが、合格になるのであれば公平を損ねることになるが、不合格になるのであれば、他の受験生には、何の迷惑もないはず。


授業料の安い国立大学で「母親を安心させたかった」との動機。


気持ちは分かるがもっと自分を大切しないとダメ。


京都大学の試験は、25日~27日の3日間だったが、25日の数学、26日の英語の試験問題と同一内容の文章がネット掲示板に掲載されたことが発覚。


86年の歴史を持つという京大公認の学生新聞の「京都大学新聞社」の学生記者が大学の広報課からメディア向けの英語の試験問題を受領し、問題文の出典をインターネット上で調べていたところ、「ヤフー知恵袋」で、英語の試験問題2問の英訳を求める質問を発見したとのこと。


英語の試験は、26日の午前9時半から午前11時半だったが午後には、この問題が発覚している。


京大新聞のツイッター上で「京大入試 試験問題流出か?」と、「ヤフー知恵袋」のアドレスと共に書き込んだところ、投稿を転載するリツイートが広がり、ネット上で話題になったもの。


26日付で京都大学のwebサイトにこの問題が発生したことに関する理事のコメントが掲載されている。


また3月3日には、「個別学力試験問題の一部がインターネット掲示板に投稿された事件について」との以下の内容を含む総長のコメントが掲載されている。


『本学としては、3月10日の合格発表までは入試業務を粛々と公正に行ってまいります。不正行為が判明した場合には当該受験生を規定に則り「失格」として不合格にするとともに、その他必要な措置を行い、他の受験生に不安を与えないよう、万全を期して対処するつもりです。』


ところで仙台市の男子予備校生は、「ヤフー知恵袋」でのQ&Aの結果を試験に具体的にどのように活用したのか不明であるがこのような行為がいずれ確実に発覚するはずとは思わなかったのだろうか。


どうしてこんな安易で分の悪い道を選択してしまったのか。


病んでいたのか。


高校でも予備校でも成績は優秀な方とかと言われているがこれまでに知識は獲得できても知恵は学んでこなかったということ。


丸写しなのか自分で解いて検証のためこの結果を活用したのか等の活用の程度問題はあるが。


aicezukiとして投稿した分野(知恵袋>教養と学問、サイエンス>言葉、語学>英語)は、それほどメジャーでないので京都大学の入試の問題のやりとりと多くの人が気付かないだろうと思ったのか。


「ヤフー知恵袋」で取り上げられるQ&Aは、ネット上で検索者が知りたい有用な情報を含んでいるとの検索エンジンロボットが判断すると思われ、検索結果に上位の表示として取り上げられる。


「ヤフー知恵袋」ではない特定の外部の相手とのQ&Aとのやりとりであれば今回の行為は、判明しなかった訳だ。


大学側の試験時の不正監視も緩かったようだ。


大学サイドが性悪説に傾いて対応するとかだと寂しいが。


だがどうやら本件の当面の再発防止策は、監視強化ということになりそうだが。


弁護士志望だというこの予備校生は、年代的にIPアドレスとかの仕組みは知っていたとしても個人情報保護法がハードルになりガードしてくれるとでも甘く踏んでいたのだろうか。


テレビでは受験中の掲示板へのアクセス方法についてあれこれと取り沙汰されていた。


「携帯電話を股に挟み、左手で文字を打った」とされ事前に練習とかと報道されているが携帯電話のブラインドでの早撃ちは、若い人にとって格別珍しいスキルでもないように思う。


限られた時間で自力により問題を解くことが求められる『科挙』のようなスタイルの選抜入学試験は、情報化時代の今日ではそぐわなくなってきているように思う。


インターネットで検索できる種類の情報については、別に個人が知識として持っていることに価値がないのではと感じている若者が多くなっている。


『科挙』自体も清の時代に時代遅れの「マンダリン」と呼ばれたりして廃止されている。


仮にPCや携帯電話の活用も可の試験とかなると入学試験はどのように変わっていくのだろう。


お金による優劣差がでてしまうのだろうか。


今日でも受験テクニックやら傾向と対策やらを教える教育ビジネスもあるわけだが。


高額の有名予備校で学べる学べないとの差は今でもある。


『科挙』のようなスタイルの選抜試験は高い公平性を持つということからずっと継続されてきたと思われるが、情報化時代に相応しい公平な新しい入学試験方法を考えるべき時代になっているように感じる。


この予備校生だが。


人生はマラソンのようなもの。


有名大学に入ったとして別にそこがゴールというものではなく、まだスタートを切って競技場のトラックを回っているようなレベル。


陸上競技場を出る段階でトップグループに入っていたとしてもそのことにはさほど価値はなく先の方がはるかに長い。


安易な道を選択という誘惑に負ける弱さが克服できなければ、今回、もし発覚していなかったとしても恐らく将来もっと大きな破綻を招くということになっていたかも知れない。


人間万事塞翁が馬。


しっかりと反省してもっと知恵をつけて強く大きくなって欲しい。


ただ、この予備校生は同じハンドルネームで「宮城県仙台市でいい精神科・心療内科を教えてください。」とメンタルでも悩んでいたのかと思われ、また今回の逮捕等で十分に制裁も受け反省もしているように思われ、処罰というよりは、今後のケアも必要かと思われる。




さて本日の一冊は、食品工場の衛生管理手法の「食品衛生7S」を活用しての現場の改善事例を紹介したもの。


<<ポイント>>


食品衛生7S」による食品工場の現場改善の事例解説書。


食品衛生7S」とは、食品安全ネットワークが命名・提唱している整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・躾・清潔の視点で現場の改善をしていく手法。


ISO22000PRP(前提条件プログラム)に対応するもの。


このシリーズの第3号となる本書では、7社の事例が豊富な写真や図表で分かり易く解説されています


本書の取組事例を参考に特にお金をかけなくとも食品工場の現場力の向上と食の安全・安心を確立していけるという活動のヒントが得られます


本書:「現場がみるみる良くなる食品衛生7S活用事例集(3)」です。


本書は、角野 久史氏ならびに米虫 節夫氏の編集にて2011年2月に日科技連出版社より発行されています。


本書は、食品安全ネットワークの2010年2月に行われた第3回食品衛生7S事例発表会の発表を元にまとめられたものになります。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書は、下記の目次のように3つの章からなる【解説編】、と【事例編】の2部から構成されています。


【事例編】では、下記の7社の活動が取り上げられています。


  • キング製菓(事例1)
  • さわやか(事例2)
  • 螢汽法璽汽ぅ(事例3)
  • 備後漬物(有)(事例4)
  • 丸福食品(事例5)
  • 蠱翕臑臂容(事例6)
  • 堺共同漬物(事例7)

第1部の【解説編】では、


先ず食品衛生7Sの「見える化」についてその必要性からはじまり問題解決の手法解説までを説く内容となっています。


次いで食品衛生7S活動を成功裏に推進できるように「モチベーション」に焦点をあてモチベーション向上策の推進方法、食品衛生7Sとの関わりといった解説が続き。


第2部の事例編に関わる「事例のワンポイント解説」として食品衛生7S構築の際に重点となる下記の4点のポイントをめぐり7社の事例を総合的に総括するという構成になっています。


  1. トップのリーダーシップと率先垂範
  2. 正社員からパート従業員まで含めた全員活動
  3. 決めたことを守る「躾」
  4. 成果の共有

第2部の【事例編】では、


7社の取組の紹介については、

  1. 「会社概要」
  2. 「食品衛生7Sを導入した契機」
  3. 「食品衛生7Sの推進体制」
  4. 「改善事例」
  5. 「食品衛生7Sのポイント」
  6. 「おわりに」

といったスタイルで『改善前』『改善後』の比較などの多くの写真等を交えて見える形のものとなっています。


本書で取り上げられている会社は必ずしも最初から優秀だったということでもなく、社長以下、全従業員挙げての努力のもと食品衛生7S活動の継続的な実践の中から現場力を改善してきたもの。


本書には、食品工場の現場ですぐにでも導入できる食品衛生7Sに基づく改善のヒントが多数詰まっています。


当ブログでも紹介した下記の事例集も併せて参考にして頂ければと思います。



<<本書で何が学べるか>>


本書では、食品衛生7S:『整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・躾・清潔』の視点で現場の改善をしていく手法の肝の部分をそれぞれ成果を挙げた食品工場の改善事例として実務的に学ぶことができます


本書の事例集から必ずしもお金を掛ける必要はなく、人の知恵を結集し、現場力を高めることで食の安全・安心に関わる食品衛生の仕組みを機能させることができることが良く分かります。


<<まとめ>>


「微生物レベルでの清潔」を目指す食品衛生7SISO22000FSSC22000等に関心がある食品工場の関係者には本書は是非とも読んで頂きたい一冊です。


なお本書の目次は以下の内容です。
第1部 【解説編】
第1章 食品衛生7Sの見える化
第2章 モチベーションと食品衛生7S
第3章 事例のワンポイント解説
第2部 【事例編】
事例1 キング製菓における食品衛生7Sの取組み
事例2 さわやかにおける食品衛生7Sの取組み
事例3 サニーサイドにおける食品衛生7Sの取組み事例4 備後漬物における食品衛生7Sの取組み
事例5 丸福食品における食品衛生7Sの取組み
事例6 中島大祥堂における食品衛生7Sの取組み
事例7 堺共同漬物における食品衛生7Sの取組み



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 『食品衛生7S』というのは、食品安全ネットワークが提唱する衛生管理手法で『整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・躾・清潔』の7Sの観点から「微生物レベルでの清潔」を目的として、現場の改善を図っていくという手法。

 『食品衛生7S』は、HACCPの一般的衛生管理、ISO22000で要求されている前提条件プログラム(PRP:Prerequisite Programme)の基礎的な取組となります。

 食品の安心と安全に関わるISO22000の認証取得となると一般には、前提条件プログラム(PRP:Prerequisite Programme)の衛生管理条件等をクリアーするのにお金が掛かるのではとの印象を持たれています

 本書では、2009年2月18日に実施された第2回食品衛生7S事例発表会の内容を中心に「食品衛生7S」を活用して現場を改善した6社の事例を掲載しています。

 すでに2009年2月に2008年2月20日に行われた第1回の食品衛生7S事例発表会の内容については、「現場がみるみる良くなる食品衛生7S活用事例集」が発行されていますが、本書は、その続編の位置づけになります。

 本書では、読者が自組織の現場に取り込みやすいように分かり易く写真付きで改善例が紹介されています。

 これらの事例を見ると食品の安全・安心を確保するには必ずしもお金を掛ける必要はなく、人の知恵を結集し、現場力を高めることで対処できるものであるということが分かります

<<ポイント>>

食品衛生7S整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・躾・清潔)の実践事例解説集

本書では、

最初が、【解説編】で、

食品衛生7Sが不十分だとどのような問題を生じるかといった事例の解説

などを含めた躾を中心とする食品衛生7Sの展開の解説、

現場での食品安全対策の考え方など交えての

食品製造現場での具体的な現場改善の進め方、

本書で事例を紹介している6社の企業概要などを交えての事例のワンポイント解説と

及び【事例編】で

6社の取組内容の紹介

といった構成で、読者の職場にすぐにでも取り込める食品衛生7Sの実践事例を掲載しています。

本書:「現場がみるみる良くなる 食品衛生7S活用事例集2」です。

本書は、食品安全ネットワークの米虫節夫氏ならびに角野久史氏の編集により2010年2月に日科技連出版社 より発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の表紙カバーの折り返しで、

本書で紹介する事例会社は、必ずしもはじめから優秀だったというわけではなく、

社長以下、全従業員の努力で現場力が向上したものとし、

食品衛生7Sは、お金がなくてもやる気があれば、現場力を高め、実践できるとしています

本書は、第1部の解説編(3つの章から構成)と第2部の事例編とから構成されています。

編者の米虫先生による「まえがき」に続いて、「食品衛生7Sの概要」として、いわゆる5Sとの違いや食品衛生7Sの活動のポイント、さらにそれを実践することでどのような効果が見込めるかなどをざっとレビューしています。

食品衛生7Sを構築・維持・発展させることで、食品衛生管理が有効に機能している状況をつくり、企業に安心を利益をもたらすもの』としています。

解説編】では、

最初に「躾を中心とする食品衛生7Sの展開」として、

食品の安全衛生にまつわる不祥事に関する話題にはじまり、

食品衛生7Sが不十分だとどのような事故につながっていくかといった解説を踏まえ、

躾を中心に据えた食品衛生7Sの取組、

さらには、「食品衛生は”しつけ”から~心づくりの新5S~」をテーマとしたこの章の筆者の長谷川祐三氏の講演内容が解説されています。

また「食品製造現場における具体的な現場改善の進め方」として、イカリ消毒(株)の大音稔氏による食品製造現場での食品安全のための具体的な現場改善に進め方が解説されています。

ついで、本書の事例編で取り上げられている6社の食品衛生7Sの取組事例について角野久史氏が、「事例のワンポイント解説」として、「企業紹介」、「各社の食品衛生7Sの導入の契機」、「推進体制」、「改善事例」と「食品衛生7Sのポイント」、「効果」といった点を総括して解説しています。

本書は、この「事例のワンポイント解説」の章から読み進めて下さいとあります。

事例編】では、

以下の6社の食品衛生7Sに基づく現場改善の実践事例が解説されています。

  • 大山乳業農業共同組合
  • 渡辺製菓
  • 三晃
  • 伊賀屋食品工業
  • 松北園茶店
  • 赤福

事例の発表内容は、概ね以下のような構成になっています。

  1. 会社(組織)概要
  2. 食品衛生7S導入の契機
  3. 食品衛生7Sの推進体制
  4. 改善事例
  5. 食品衛生7Sのポイント(食品衛生7Sの運用効果)
  6. おわりに

事例解説だけでなく本書の全般を通じて多数の写真が用いられており、百聞は一見にしかず、どのように改善が行われたかについて、改善の前後を対比するなど極めて具体的な内容となっています。

職場ですぐに真似できる改善のヒントが得られる内容となっています。

<<食品衛生7Sの解説書>>

ISOの本棚でもこれまでに以下のような食品衛生7Sの関連書籍を紹介しています。

<<本書で何が学べるか?>>

本書では、「微生物レベルでの清潔」を目的とした「食品衛生7S整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・躾・清潔)」を活用しての食品の安全・安心に関わる製造現場の改善事例が写真付きで解説されています。

<<まとめ>>

食の安心・安全のための食品製造現場の改善に関心がある方には、本書はお薦めです。

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1部 解説編
第1章 躾を中心とする食品衛生7Sの展開
第2章 食品製造現場における具体的な現場改善の進め方
第3章 事例のワンポイント解説
第2部 事例編
事例1 大山乳業農業共同組合における食品衛生7Sの取組み
事例2 渡辺製菓における食品衛生7Sの取組み
事例3 三晃における食品衛生7Sの取組み
事例4 伊賀屋食品工業における食品衛生7Sの取組み
事例5 松北園茶店における食品衛生7Sの取組み
事例6 赤福における食品衛生7Sの取組み

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食品衛生7S』というのは、食品工場のための整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・躾・清潔を基軸とした衛生管理手法で食品安全ネットワークが提唱しているもの。


一般に5S活動では、職場のマネジメントの基本として業務の効率の向上等をターゲットとするのに対して、


食品衛生7S』は、マネジメントのための基本の5Sを食品分野に発展させたもので、とくに「微生物レベルでの清潔」を目的に推進するもの。


ISO22000は、ハザード分析及び重要管理点(HACCP)の原則とコーデックス委員会による手順を統合(HACCPプランと前提条件プラグラム(PRP)を組み合わせた)した内容の要求事項を持っています。


食品工場として重要な管理対象は、食中毒などのリスクをもたらす微生物ハザードになります。


HACCP及びISO22000は、ともに微生物起因の食中毒を防止する有効な方法になります。


食品衛生7Sは、HACCPの一般的衛生管理プログラムやISO 22000における前提条件プログラム(PRP)と合致する活動になります


一般に一般的衛生管理プログラムや前提条件プログラム(PRP)に取り組もうとすると食品工場のインフラを改善するために多額の投資が必要ではないかとのイメージがあります


しかしながら本書では、必ずしもお金を掛けなくとも、現場の人の知恵を結集すれば、現場がみるみるよくなり、現場力を高め、食品の安心・安全を確保できると現場の実践事例に基づき、「食品衛生7S」の進め方を説いています


<<ポイント>>


食品衛生7S活動による食品工場の改善事例集


食品衛生7S活動により現場を改善した6社の事例を中心とした事例編、及び食品衛生7Sの概要と食品衛生7Sマネジメントシステムの構築・導入について解説している解説編を通して食品衛生7S活動の実践について解説しています。


本書:「現場がみるみる良くなる食品衛生7S活用事例集」です。


本書は、米虫 節夫 先生の編集ならびに著者:角野 久史 氏、衣川 いずみ氏にて、2009年2月に日科技連出版社より発行されています。


本書は、2008年2月の食品安全ネットワークの食品衛生7Sの実践発表会での発表内容をもとに編纂されたものとのこと。


現場がみるみる良くなる食品衛生7S活用事例集
日科技連出版社
米虫 節夫(編集)
発売日:2009-02
発送時期:通常5~6日以内に発送
ランキング:98260

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯及び表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


大がかりな設備・装置は不要!

お金をかけなくても改善はできます。

食品衛生7S」を活用して

現場を改善した6社の事例を掲載。

あなたの職場でもすぐ真似できる

改善のヒントが見つかります。

本書で紹介する事例会社は、初めから優秀だったというわけではありません。社長以下の努力によって、現場力が向上した事例から窺い知ることができます。

また食の安全・安心を確保するために必ずしもお金をかける必要はなく、人の知恵を結集し、現場力を高めることで、対処できることを示しています。

お金がなくても、やる気さえあれば実践できるのが「食品衛生7S」です。

写真つきで解説する改善例は、読者の方々の職場ですぐに役立つことでしょう。


本書は、第1部の解説編と第2部の事例編の2部から構成されています。


第1部の解説編は、2つの章からなります。


第1章では、「食品衛生7Sの概要
と題して、食品衛生7Sについて、そのルーツから一般的なマネジメントの基本となる5S活動との違い、ISO 22000:2005(「食品安全マネジメントシステム−フードチェーンのあらゆる組織に対する要求事項」)規格との関係などを概観しています。さらに食品衛生7Sの整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・躾・清潔の各実践のポイントについて、写真を交え、また「京都府 食の安全・安心プロジェクト」が作成した『京都版HACCP』のマニュアルの一部の事例を紹介しながら解説しています。さらに食品衛生7Sの活動を維持・発展していくと得られる効果についてまとめています。


第2章では、「食品衛生7Sマネジメントシステムの構築
と題して、過去に5Sを取り組んだ経験がある食品工場でも経験したと思われる「全員参加の活動となりにくい」、「現場はやらされになり、自発活動にならない」、「活動のマンネリ化と継続しない」といったことに陥らないために7S活動を行うためのマネジメントシステムが必要と説き、以下の5点からの活動のポイントを解説しています。


  • トップの関与
  • 計画的な活動
  • 責任権限の明確化
  • 円滑な内部コミュニケーション
  • 7S活動支援のための経営資源の提供

次いで、効果的な7Sの進め方について時系列的なフローをベースに解説しています。


また第2部の事例編では、6社の活動事例について、会社毎に若干異なるが、概ね、会社の概要にはじまり、食品衛生7Sの取り組みの経緯と、食品衛生7Sの考え方、食品衛生7Sの進め方、具体的な改善事例の詳細、食品衛生7Sの成果やメリット、まとめといった内容で食品衛生7S活動事例が紹介されています。


とくに現場の写真が多数用いられていて、とくに改善事例については、改善前と改善後が対比して掲載されていて、食品工場がこれらの改善事例を自社に参考にする上で具体的で分かり易いものとなっています。


<<食品衛生7Sの関係書籍>>


「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『食品衛生7S』に関する本がありますのでご参照下さい。



<<本書で何が学べるか?>>


本書では、「食品衛生7S」を活用して現場を改善した6社の事例が掲載されています。


とくにお金をかけなくとも現場の衛生管理レベルを継続的に改善できる事例が写真と共に分かり易くまとめられてあって、本書から、食品工場の現場で参考となる改善のヒントが得られると思います


<<まとめ>>


食品工場の現場の管理者など関係者には、本書は、食品衛生7Sを基軸とした現場改善の手引きとして読んで頂きたい一冊です


なお本書の主要目次は、以下です。
第1部 解説編
第1章 食品衛生7Sの概要
第2章  食品衛生7Sマネジメントシステムの構築
第2部  事例編
事例1 丸漬滋賀工場における食品衛生7Sの取組み
事例2 鳥取県畜産農業協同組合における食品衛生7Sの取組み
事例3 泉食品における食品衛生7Sの取組み
事例4 オギハラ食品における食品衛生7Sの取組み
事例5 明宝特産物加工における食品衛生7Sの取組み
事例6 川喜における食品衛生7Sの取組み





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食品衛生7Sとは、いわゆる5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動に食品工場で必須の「洗浄」と「殺菌」を加えたもの


なぜ、いま、食品衛生7S』について、本書の冒頭で、「これからの食品企業は、消費者から信頼されることが大事で、そのためには、整理・整頓・清掃による「見せる衛生管理」、清掃、洗浄、殺菌による「食の安全」、躾による「作業者の規則、挨拶、態度」により総合的な「安全・安心」の取組に向けて食品衛生7Sは有効なシステムになる」と筆者も述べています。


食品衛生7Sは、ISO22000HACCP等のPRP:前提条件プログラム、GMP、一般的衛生管理とかに相当する基幹の部分でまさに食品の安全・安心に関する品質保証の仕組みを確立する土台を構築していく活動になります。


食品衛生7Sについては、すでにその提唱者の米虫先生を中心とした食品安全ネットワークのISO22000研究会による「ISO22000のための食品衛生7S実践講座」(導入編、殺菌・洗浄編・実践編の3巻構成)などの解説書(「ISOの本棚」でも紹介しています)も発行されていますが、本日は、この食品衛生7SについてQ&A形式でわかりやすく解説している入門書を紹介します。


概念図などの図表に加え、豊富な写真やイラストを用いて分かり易く、食品衛生7Sを中心にPRPに対応した全般的な食品の安全・安心に関する活動についてどのように進めるかといった要点を解説しています


本書:「食品衛生7S入門Q&A」です。


整理(Seiri)整頓(Seiton)清掃(Seisou)洗浄(Senjo)殺菌(Sakkin)しつけ(Shitsuke)清潔(Seiketsu)」との副題がついています。


本書は、食品安全ネットワークの米虫節夫先生、角野久史 氏、冨島邦雄 氏の監修のもと同ネットワークメンバーの共同執筆にて、2008年2月に日刊工業新聞社 より発行されています。


複数の著者が執筆するとともすると一貫性に欠けるといった場合もありますが、本書の場合は、そのような不自然さは、全く感じられません。執筆者間で内容が良く練られたことが伺えます。


本書は、13の章から構成されており、トータルで124のQ&Aを通して、食品衛生7Sを中核としたPRPに対応した活動の基礎が学べる構成になっています。


第1章では、「なぜ、今、食品衛生7Sか」として、「5Sは知っていますが、『食品衛生7S』とはどういうものですか」などの食品衛生7Sの概要とその全般的な活動について解説しています。また第2章では、 「ISO22000などと食品衛生7Sとの関係」として、食品衛生法規、総合衛生製造過程の一般衛生プログラム、ISO22000、ISO9001などと食品衛生7Sとの関係について解説されています。


第3章から第9章で以下の章立てで食品衛生7Sについて、どういうことをするかに始まり、その活動のコツや手順などのエッセンスについて解説されています。なお()は、Q&Aの件数です。第3章 整理(8)/第4章 整頓(9)/第5章 清掃(12)/第6章 洗浄(14)/第7章 殺菌(9)/第8章 しつけ(9)/第9章 清潔(7)


第10章では、「ドライ化
として、食品危害の中心となる微生物の増殖に関する水分活性などの観点から必要となるドライ化について、なぜドライ化が必要かに始まり、そのメリットから、ドライ化を進める上でのポイント、留意点など解説しています。


第11章では、「PCO(ペストコントロール)
として、食品工場での異物混入対策として重要なそ族昆虫類対策の必要性に始まり、対策を進めるポイント、PCO業者対応、補虫器、食品衛生7Sとそ族昆虫類対策との関係などを解説しています。


第12章では、「食品等事業者が実施する食品衛生7S
として、食品工場の事業者が行う実践的な食品衛生7S活動は、何をどのように進めたらよいかとの観点から、施設・設備、従業員、原料・仕掛品・商品、使用水、廃棄物・排水、さらには回収や廃棄の考え方までを解説しています。


第13章では、「全社で進める食品衛生7S-食品衛生7Sの運営・推進
として、食品衛生7Sを全社的に推進するためにトップの役割から、組織、キックオフ大会、モチベーション維持、継続的な運営・推進の需要性までの食品衛生7Sの運営・推進のポイント、考え方について解説しています。


本書は、食品衛生7Sについて何時でも手もとにおいてそのポイントを確認できるようなポータブルなハンドブックとしても活用でき、食品衛生7Sの分かり易い入門書として、食品工場の関係者には、お奨めの一冊です


食品衛生7S入門Q&A―整理整頓清掃洗浄殺菌しつけ清潔
日刊工業新聞社
発売日:2008-02
発送時期:通常3~5週間以内に発送
ランキング:220477

なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 なぜ、今、食品衛生7Sか
第2章 ISO22000などと食品衛生7Sとの関係
第3章 整理
第4章 整頓
第5章 清掃
第6章 洗浄
第7章 殺菌
第8章 しつけ
第9章 清潔
第10章 ドライ化
第11章 PCO(ペストコントロール)
第12章 食品等事業者が実施する食品衛生7S
第13章 全社で進める食品衛生7S-食品衛生7Sの運営・推進





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  食品安全マネジメントシステム(以降、FSMSと略)の国際規格であるISO22000:2005に基づいてFSMSを構築する際に必要な関連知識を解説し、そして既にFSMSを取得(任意認証)した企業事例を収録し、さらにその企業を指導したコンサルタント及び審査登録機関のコメントも同時掲載し、異なる立場・視点での考え方について解説している本を紹介します。

本書:「ISO22000 食品安全マネジメントシステム認証取得事例集 1」です。

本書は、米虫 節夫先生の監修にて、米虫先生並びに角野 久史氏、金 秀哲氏、西平 守裕氏、井上 裕隆氏、浜田 達裕氏、熊澤 敬二氏、古田 智子氏、星 実氏による執筆にて、2007年3月に日本規格協会より発行されています。

本書の帯には、以下のように書かれてあります。

「食品安全MSの第一人者が監修!

認証取得企業、コンサルタント、審査員

の視点から事例を詳解!

本書の特色

食品安全MS取得までの経過を解説!

食品安全MS構築に必須のマニュアルを掲載!

企業、コンサルタント、審査員が各々の視点からコメント!

食品安全MS構築に必要な関連知識を収録


本書の「まえがき」で編者は、本書の刊行の背景について、以下のように述べています。

「最近のように食品工場における殺菌・消毒を基本とする衛生管理と食の安心・安全が、これほど多くの人々の話題になるとは想像もできなかった。

2000年以降マスコミに大きく取り上げられた幾多の事件が想起され、食品業界の不祥事はまだ跡を絶たない。

 そのような状況の中、食品安全マネジメントシステム(Food Safety Management System:FSMS)の国際規格であるISO22000が制定された。

日本における国家レベルの認証制度のスタートは、まだこれからであるが、ISO9001などの審査登録機関によるISO22000規格に基づいたFSMSの任意認証を取得することで、社内のFSMSを構築し、自社の食品の安全性を高めると共に、対外的にその成果をアピールしたい企業が急増している

そのような企業が、ISO22000の知識をひととおり習得し、これからISO22000FSMSを構築しようとするとき、他社の事例は大変参考になる

そのような社会的なニーズの高まりが、本書を刊行することになった大きな要因である。」


本書は、3つの章から構成される解説編と2社のISO22000の認証を取得した組織の事例を解説する事例編とから構成されています。

最初の解説編では、ISO22000規格の要求事項の逐条解説ではなく、ISO22000に基づくFSMSの構築に必要と判断される知識を解説しています。

第1章では、「TQMの一環としてのISO 22000システム構築こそ企業生き残りの道」
として、「はじめに」に続けて、食品衛生の目的、安全、安心などについて解説した後、編者らが提示している「整理、整頓、清掃、洗浄、殺菌、しつけ、清潔」の食品衛生7Sが食品安全の基本としてその詳細を解説し、全社的品質管理を土台したHACCPシステム、またISO 22000:2005の特徴、おいしさの管理からTQMによる魅力的品質までを多くの分かり易い概念図などを併用しながら解説しています。

第2章では、「流通から見た食品安全マネジメントシステムの必要性」
として、消費者の食品に対する意識の変化を昨今のクレーム等の例から取り上げ、その社会的な背景を分析し、食品企業は、食の安全性を保証する仕組みを構築しなければならない時代となっていることを自覚する必要性を説き、ISO22000によるFSMSの意義について解説しています。

第3章では、「食品安全マネジメントシステムのモデル」
として、社員数30名の食品関連のモデル企業(米蒸食品)を想定して、食品安全マニュアルの体系から構成、特にそのFSMSの5項目(食品安全方針の設定、前提条件プログラム(PRP)、ハザード分析及び製品開発、オペレーションPRPとHACCPプランの文書化及び実施、受注及び購買の手順)を中心にフロ−ダイヤグラム、ハザード分析表、製品開発のフロー、工程管理表などのサンプルを交えてモデル企業のFSMSの特徴について解説しています。また、このモデル企業の【食品安全マニュアル】のモデルを掲載しています。

事例編では、「金秀バイオ株式会社」と「株式会社アイケイ」の2社のISO22000の認証取得企業の事例が解説されています。

とくにユニークな試みとして、FSMS構築の本音を引きだそうとの観点から、上記の企業のFSMS取得の経過やそのマニュアル事例に加えて、その企業を実際に指導したコンサルタントならびにその企業を実際に審査した審査登録機関の担当者のコメントも同時に掲載されています

3者3様の立場と視点の違いがクローズアップされるように構成されています。

 本書の読者がこれからコンサルタントと契約を結ぶ際に何を期待するべきか、また審査登録機関は、どのような立場で、何を見て審査・判断しているかの情報を提供できるようにということだそうです

本書のタイトルにもあるように1となっており、編者が主宰されている食品安全ネットワークの今後の活動と共に順次、シリーズとして紹介されるとのこと。

本書は、ISO22000に関心を持つビジネスパースン並びにFSMSをこれから構築する方々、構築準備中の方々、あるいは、FSMS内部監査員等の方々にお勧めの一冊です。

食品安全マネジメントシステム認証取得事例集 1―ISO22000 (1)
日本規格協会
発売日:2007-03
発送時期:通常2~3日以内に発送
ランキング:67898

 

なお本書の目次は、以下の内容です。
解 説 編
第1章 TQMの一環としてのISO 22000システム構築こそ企業生き残りの道
 1.1 はじめに
 1.2 食品衛生の目的
 1.3 工業5Sから食品衛生7Sへ
 1.4 食品安全の基本は食品衛生7S
 1.5 HACCPシステムは全社的品質管理の土台の上に成り立つ
 1.6 ISO 22000:2005の特徴
 1.7 前提条件プログラム(PRP)は食品衛生7Sに含まれる
 1.8 企業発展と食品安全
第2章 流通から見た食品安全マネジメントシステムの必要性
 2.1 消費者の食品に対する意識は変化している
 2.2 最近の申し出の背景
 2.3 食品の安全・安心とは
 2.4 安心できる企業を目指して−ISO 22000の必要性
第3章 食品安全マネジメントシステムのモデル
 3.1 モデル企業と食品安全マニュアルの概要
 3.2 モデル企業の食品安全マネジメントシステムの特徴
 3.3 食品安全マニュアル(モデル)
事 例 編
金秀バイオ株式会社
A. 認証取得企業:金秀バイオ株式会社
 1. 概 要
 2. HACCP,ISO 22000導入・認証取得の目的
 3. 認証取得のステップ
 4. FSMS認証による効果と反省点
 5. FSMSマニュアル,規定,手順書の概要と解説
 6. 今後の目標
B. コンサルタント機関:危害分析重要管理点対策共同事業センター
   (HACCP・AJVC)
 1. 概 要
 2. コンサルティングした内容と当該企業の対応
 3. 当該企業のFSMSの特徴と評価
 4. 今後の課題
C. 審査機関:財団法人日本品質保証機構
 1. 概 要
 2. FSMS審査の基本的態度・方針
 3. 当該企業の審査結果とそのFSMSの特徴
 4. 当該企業のFSMS発展のためのコメント
株式会社アイケイ
A. 認証取得企業:株式会社アイケイ
 1. 概 要
 2. 経営理念
 3. 商品管理
 4. 食品安全マネジメントシステム(ISO 22000)導入・認証取得の目的
 5. 認証取得のステップアップ
B. コンサルタント機関:株式会社知識経営研究所
 1. 概 要
 2. コンサルティング方針
C. 審査登録機関:ロイドレジスタークオリティアシュアランス
 1. 概 要
 2. FSMS審査の基本的態度・方針
 3. 当該企業の審査結果とそのFSMSの特徴
 4. 当該企業のFSMS発展のためのコメント
 


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ISO 22000のための食品衛生7S実践講座」の第3巻について紹介します。

このシリーズは、以下の目的で発行されています。

<<食品衛生7Sは食の安全・安心を極める>>

食品安全7Sとは、「整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・しつけ・清潔」の7項目で構成され、顕微鏡で見られる微生物レベルの清潔を達成・維持する目的で生まれた。

食品衛生7Sには,ISO22000「食品安全マネジメントシステム」の”前提条件プログラム(PRP:Pre-Requisite Programs)の要求項目の多くが含まれる。これを活用することによって、食品の安全・安心に関する品質保証のしくみを確立する土台をつくりり上げることができる。」

第3巻は、「 食の安全を究める食品衛生7S 実践編 」です。

本書は、米虫 節夫先生の監修で冨島 邦雄氏編著で食品安全ネットワークメンバー等による執筆で2006年2月に日科技連出版社より第1巻、第2巻と同時に発行されています。

本書の「はじめに」にその内容が以下のように紹介されています。

「シリーズ第1,2巻を踏まえて、本書『食の安全を究める食品衛生7S(実践編)』では、食品衛生7Sの各項目について食品工場内の各部門でどのように行えばよいのかを、手順・チェックリスト・ポイント・注意点などを示し、具体的な事例で解説する。本書に記載された多くのチェックリスト、帳票などは、食品工場で食品衛生7Sを実行しようとするとき、直ちに利用可能である。さらにISO22000のPRPを作成するときには、本書の事例が役に立つであろう。

 食品衛生7Sを行うことにより,ISO 22000におけるPRPの準備が出来る。ゆえに筆者等は、食品衛生7SISO 22000準備の前段階と位置づけている。PRPはISO 22000における食品ハザード制御の中心である。PRPを作成しようとするときには、まず、本書の該当箇所を開いていただきたい。参考になる事例が必ず見つかるであろう。(略)
例えば、清掃において「床面」、「壁面」、「排水溝」、「空調経路」、「冷蔵庫」などを個別に取り上げるとともに、「粉体取扱い工場の清掃」を一つの節として取り上げたことなどである。」

繰り返しになるが、本講座の特徴として以下の点が裏表紙の折り返し部に記載されています。

「食品の危害を防止し食の安全性を保証する「食品衛生7S」を現場で役立つ実践的活動とするために、豊富な事例やイラスト写真を用いてわかりやすく・つかいやすく解説している。

食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000の認証取得を目指す食品企業にとって、「食品衛生7S」はシステム構築の基盤となるファーストステップであることを解説している。」

食の安全を究める食品衛生7S 実践編
日科技連出版社
冨島 邦雄(著)
発売日:2006-02
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:123133

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 事例で学ぶ、食品衛生7Sのファーストステップ
 1.1 清潔を目的とする食品衛生7S
 1.2 食品衛生7Sは ISO 22000の前提条件プログラム
 1.3 ISO 22000のわくを超えて
第2章 整理はどのようにするのか?
 2.1 整理とは?
 2.2 事務所の整理
 2.3 製造現場の整理
 2.4 原材料倉庫の整理
 2.5 製品倉庫の整理
 2.6 冷蔵庫の整理
第3章 整頓はどのようにするのか?
 3.1 整頓とは?
 3.2 事務所の整頓
 3.3 製造現場の整頓
 3.4 原材料倉庫の整頓
 3.5 製品倉庫の整頓
 3.6 冷蔵庫の整頓
第4章 清掃はどのようにするのか?
 4.1 清掃とは?
 4.2 事務所の清掃
 4.3 機械・機器の清掃
 4.4 床面の清掃
 4.5 壁面の清掃
 4.6 排水溝の清掃
 4.7 空調設備の清掃
 4.8 工場周辺の清掃
 4.9 冷蔵庫の清掃
 4.10 粉体取扱い工場の清掃
第5章 洗浄・殺菌はどのようにするのか?
 5.1 洗浄・殺菌とは?
 5.2 製造現場の洗浄・殺菌の実践
 5.3 製造現場の洗浄・殺菌のモニタリングと記録
 5.4 フード・コンタクト・サーフェイスの洗浄・殺菌
 5.5 床面の洗浄・殺菌の実践
 5.6 壁面(天井面)の洗浄・殺菌方法
 5.7 排水溝・グレーチングの洗浄
 5.8 水を使う機械類の洗浄
 5.9 冷蔵庫の洗浄
第6章 従事者の教育訓練、習慣化のためのしつけ
 6.1 ソフトを動かすのは人としつけ
 6.2 「しつけ」と「教育指導」は異なる
 6.3 戦う(しつける)相手
 6.4 「しつけ」の基盤
 6.5 しつけは指導の回数だけ定着する
 6.6 従業員の衛生教育とは
第7章 食品衛生7Sを有効に働かせるために
 7.1 手順・体表面の洗浄と殺菌
 7.2 微生物の運び屋対策ーPCO業者の活用方法ー
 7.3 廃棄物の管理ー汚いものの取扱いー
 7.4 排水処理施設の管理
第8章 食品衛生7S導入事例
 8.1 鳥取県畜産農業協同組合における事例
 8.2 大山乳業農業協同組合における事例
第9章 食品衛生7SからISO 22000へ
 9.1 食品衛生7Sとは
 9.2 食品安全マネジメントシステム
 9.3 食品衛生7SからISO 22000へ
参考文献


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ISO 22000のための食品衛生7S実践講座」の第2巻について紹介します。

整理しておくと、本シリーズの意図について、表紙の折り返しに『食品衛生7Sは食の安全・安心を極める』と題して以下のことが書かれてあります。

  • 食品安全7Sとは、「整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・しつけ・清潔」の7項目で構成され、顕微鏡で見られる微生物レベルの清潔を達成・維持する目的で生まれた。
  • 食品衛生7Sには,ISO22000「食品安全マネジメントシステム」の”前提条件プログラム(PRP:Pre-Requisite Programs)の要求項目の多くが含まれる。これを活用することによって、食品の安全・安心に関する品質保証のしくみを確立する土台をつくりり上げることができる。

本書:「 食の安全を究める食品衛生7S 洗浄・殺菌編 」です。

本書は、米虫 節夫先生の監修で角野 久史氏編著で食品安全ネットワークメンバー等による執筆で2006年2月に日科技連出版社より第1巻と同時に発行されています。

本書の表紙の折り返しにその内容が以下のように紹介されています。

「第2巻では、食品衛生7Sの観点から、整理と整頓、清掃と洗浄、殺菌・微生物汚染対策、それらを確実に行わせるためのしつけと従業員教育などを取り上げ、そのポイントを解説している。

 また、最近話題になっている食品製造工場の「ドライ化」についても。食品衛生7Sの見地から考察を試み、実践への道を拓いている。」

本書の「はじめに」で本書を企画した背景について以下のように説明しています。

「食品衛生の中心は微生物汚染対策であり、その中でも特に病原性を有する微生物(Pathogen)の制御が重要である。
 微生物対策は、殺菌・消毒だけでは足りない。食品製造工場全般にわたって、食品や食品と接触する機械・器具などの表面への微生物の発育を阻止し、できれば付着した微生物を減少させ、死滅させることが重要である。その中心に「殺菌・洗浄」がある。」

本講座の特徴として以下の点が裏表紙の折り返し部に記載されています。

  • 食品の危害を防止し食の安全性を保証する「食品衛生7S」を現場で役立つ実践的活動とするために、豊富な事例やイラスト写真を用いてわかりやすく・つかいやすく解説している。
  • 食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000の認証取得を目指す食品企業にとって、「食品衛生7S」はシステム構築の基盤となるファーストステップであることを解説している。
食の安全を究める食品衛生7S 洗浄・殺菌編
日科技連出版社
角野 久史(著)
発売日:2006-02
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:14654

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 清潔を目的とする食品衛生7Sの提唱
 1.1 清潔を目的とする食品衛生7S
 1.2 食品衛生7Sは食中毒予防の土台
 1.3 食品衛生7Sの発展
 1.4 ISO 22000と食品衛生7Sの関係
第2章 整理・整頓の進め方
 2.1 整理のポイント
 2.2 整頓のポイント
 2.3 整理・整頓の効果
第3章 清掃の進め方
 3.1 清掃のポイント
 3.2 清掃のしくみ作り
 3.3 清掃道具の清掃・管理
第4章 洗浄の進め方
 4.1 洗浄のポイント
 4.2 食中毒防止3原則から洗浄+食中毒防止3原則へ
 4.3 製造現場における設備・機器類の洗浄
 4.4 床面の材質と洗浄
 4.5 壁面(天井面)の材質と洗浄
 4.6 洗浄から見た洗浄:洗剤の種類と特徴
 4.7 洗浄マニュアルの作成
 4.8 洗浄効果の確認
第5章 殺菌・微生物対策の進め方
 5.1 殺菌のポイント
 5.2 殺菌とは:殺菌、除菌、滅菌、消毒、静菌
 5.3 微生物の死滅理論
 5.4 静菌技術:水分量・糖・塩・アルコール・有機酸・PH
 5.5 除菌技術
 5.6 清掃・洗浄と微生物制御の関係
 5.7 清掃・洗浄・殺菌方法はTPOに応じて変化する
 5.8 床面の微生物対策
 5.9 環境空間の一様殺菌
 5.10 殺菌処理のPDCAサイクル
第6章 ドライ化の進め方
 6.1 水分と微生物-もう一つのS-
 6.2 工場のドライ化
 6.3 作業員の履物
 6.4 レベルの高い食品衛生7Sとドライ化 
第7章 しつけと従業員教育の進め方
 7.1 しつけと習慣化
 7.2 しつけと従業員の教育
 7.3 教育訓練の出発点は現場点検
 7.4 しつけと労働災害
第8章 食品衛生7Sの清潔
 8.1 場所の清潔
 8.2 ものの清潔
 8.3 人の清潔(個人衛生)を達成するには
第9章 食品衛生7SからISO 22000へ
 9.1 ISO 22000の4原則
 9.2 第三者認証と自己認証
 9.3 食品衛生7Sによる環境汚染対策
 9.4 食品衛生7SはHACCPとISO 22000の構成要素
参考文献

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「2005年9月1日に発行されたISO22000食品安全マネジメントシステム」は、HACCPのマネジメント化と言われているが、従来のHACCPのようにCCP(Critical Contol Point)管理を前面に出すことなく、できる限り前提条件プログラム(PRP:Pre-Requisite programs)で食の安全・食品衛生を保証しようとしている。食品衛生7S(「整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・しつけ・清潔」)は、食品産業の原点というべきものであり、食の安全を極めるための必須条件である。そして、このISO22000の食品安全ハザード管理の中核であるPRPそのものといえる。」

これは、『ISO22000のための食品衛生7S実践講座』(全3巻)のシリーズ刊行にあたって本書の冒頭に掲載されている言葉です。

なおこのシリーズは、2006年度の日経品質管理文献賞に選ばれています

以下の選考理由とのことです。

本書は、食品の安全性を確保するための食品衛生7Sを提唱して、その基本的考え方と実践のポイントを明解に示しています

 食品衛生7Sは、食品産業の品質管理の核は微生物汚染対策にあるとして、目的とする微生物レベルの「清潔」を得るための準備段階の「整理」「整頓」、微生物学的清潔と得る手段としての「清掃」、「洗浄」、「殺菌」、それらを確実に実施するための「躾」と構造化されています。

 そして、食品衛生7S活動を製造工程別、製造時間別などの観点から検討し、その活動の導入と運営について体系的かつ具体的に分かり易く解説するとともに、ISO22000構築への考え方を示しています。

 本書は、食品衛生7S活動は、食品産業における実践的品質管理活動の基本であり、国際標準システムのHACCPとISO22000の基礎となると位置づけるとともに、豊富な事例紹介、写真・イラストの活用、専門的な内容の平易な表現に配慮した優れた実践的解説書・啓発書であると評価できます

本日紹介するのは、「食品衛生7S」とはどのようなものかまた微生物汚染対策、さらに、食品工場内の各工程において生じる問題へどのように対処すればよいのか等を解説しているこのシリーズの第1巻です

本書:「 食の安全を究める食品衛生7S 導入編 」です。

本書は、米虫 節夫先生が編著者で食品安全ネットワークのメンバー等による分担執筆によるもので、2006年2月に日科技連出版社より発行されています。

本書の表紙の帯には、以下のことが書かれてあります。

食品衛生7Sとは、『整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・しつけ・清潔』によって、顕微鏡で得られる微生物レベルの清潔を達成し維持すること

国際標準のISO22000食品安全マネジメントシステムのしくみづくりには、本書で提唱する食品衛生7S活動がベースとなる。」

本書の『はじめに』で以下のような趣旨のことが記載されています。

「第1巻『食の安全を究める食品衛生7S (導入編) 』では、「食品衛生7S(整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・清潔・しつけ)」とはどのようなものであるかについて述べる。

 食品分野における食品衛生・食品安全の中心は、微生物汚染対策であり、その中でもとくに病原性を有する微生物の制御が重要である。
「生物学的・化学的・物理的」のハザードの中で、数千人、数万人もの人に同時にハザードを与える要因は、微生物学的ハザードだけであり、微生物学的ハザードこそ、ハザード中第一のハザードである。

 本巻では、まず食品産業におけるマネジメントシステムに着目し、新しい国際規格ISO 22000食品衛生7Sとの関係について述べた。食品衛生7Sは、HACCPやISO 22000の前提条件プログラム(PRP)とほぼ同じである。ISO 22000はPRPにより、ハザード分析により特定されたハザードの多くを防除しようとしている。 ISO 22000のPRPの中心は、清潔、清掃、殺菌である。しかし、それを行うための前提条件として整理・整頓が必要であり、それらを正しく行い続けるための仕掛けが教育から始まるしつけである。その結果として清潔が得られ、食品衛生を通して食の安全が保証できることになる。この論理を本巻について説明する。

さらに、食品工場内での作業の多様性に着目し、原材料の調達から加工工程を経て製品ができあがるまでの各工程において、どのような食品衛生上の問題が発生し、それにどのように対処すればよいのかを解説している。」

全体的に多数の事例が取り上げられ、イラストや写真とも多く用いられ、分かり易く構成されているので、ISO22000の関係者には、欠かせない一冊かと思われます。

食の安全を究める食品衛生7S 導入編
日科技連出版社
米虫 節夫(著)
発売日:2006-02
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:114307

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 食品衛生7Sの提言
 1.1 食品衛生7Sの目的は清潔
 1.2 食品衛生7Sの構造
 1.3 食品衛生7Sと食品産業
第2章 食品衛生7Sと関連法規・規格
 2.1 食品衛生7Sと食品衛生関連法規
  2.2 食品衛生7Sは前提条件プログラム(PRP)
第3章 清潔を目的とする食品衛生7S
 3.1 清掃の発展と食品衛生7S
 3.2 食品衛生7Sにおける整理・整頓
 3.3 食品衛生7Sにおける清掃・洗浄
 3.4 食品衛生7Sにおける殺菌
 3.5 食品衛生7Sにおけるしつけ
 3.6 食品衛生7Sにおける清潔
第4章 食品衛生7Sの活動製造工程別
 4.1 食品衛生7Sの工程別活動の準備ステップ
 4.2 製造工程別の食品衛生7S活動
第5章 食品衛生7Sの製造時間別活動
 5.1 製造終了後の清掃からの脱却
 5.2 平釜洗浄マニュアル
 5.3 冷却台洗浄マニュアル
 5.4 包装機洗浄マニュアル
 5.5 青ざる洗浄マニュアル
 5.6 業務用器具洗浄マニュアル(カギ、スコップ、へら、計量カップ、おたま、ボール)
 5.7 床の清掃マニュアル
 5.8 加工・冷却場の排水溝の清掃マニュアル
 5.9 窓・サッシの清掃マニュアル
 5.10 製造終了後の清掃等は重要
第6章 食品衛生7S活動の導入と運営
 6.1 トップ方針と食品衛生7S導入活動の導入
 6.2 食品衛生7S委員会の運営
 6.3 監査とモニタリング
 6.4 発表会と表彰
第7章 食品衛生7Sを土台にISO 22000の構築へ
 7.1 ISO 22000が発行された
 7.2 ISO 22000は重要な国際規格になる
 7.3 HACCPの問題点を解決するISO 22000
 7.4 ISO 22000における食品ハザード防除手段の食品衛生7S
 7.5 ISO 22000の課題と期待
 7.6 食品衛生7SからISO 22000へ


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