昨今のような厳しい経済環境を勝ち抜く上で、「5S」(整理・整頓・清掃・清潔・躾)手法を軸としたコストダウン手法が有効であるとして、「実践の5S活動」についての考え方や進め方を基本から説いている本を紹介します。


本書の「はじめに」で企業がこの厳しい時代を勝ち抜くため「改善」を積極的に推進し、「コストダウン」、「顧客満足度の向上」を実現し、利益の増大をはかることが大切で、「コストダウン」追求の柱になるのが、「仕組み改善」による手法と述べた上で、『なぜ今、5Sなのか?』について以下のように述べています。


「仕組み改善」で見直した仕組みから効果的に成果(利益)を生み出すためには、モノの取り扱い面で、「5S活動」、管理の進め方の面で「目で見る管理」、ヒトの能力面で「多能工化」といった「基礎改善」の推進が不可欠です。

 とりわけ「コストダウンは5Sで育ち5Sで刈り取る」ともいえるほど5Sは、重要です。これまでのような「形の5S」ではなく「コストダウン」と「顧客満足度の向上」に役立ち勝つ抜くための「5S」でなくてはなりません。

 この目的のためには、「成果追求の5S」「徹底の5S」「習慣化(躾)の5S」を柱とする「実践の5S活動」が有効です。


<<ポイント>>


5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に基づく実践的なコストダウン取り組みの解説書


本書では、5Sコストダウン手法であると位置づけ、


  • 成果追求の5S
  • 徹底の5S
  • 習慣化の5S

を柱に 5S を実践・定着化させると同時に改善を行い、


経営効率の向上にもつなげるための手順について、


見開きの左側のページにイラスト・図表などを配して


分かり易く解説しています。


本書:「5Sによるコストダウンの進め方」です。


本書は、著者:吉原 靖彦氏にて、2009年9月に中経出版より発行されています。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの下部及び表紙カバーの折り返し部には、以下のように書かれています。


「形だけ」ではもう勝ち抜けない

成果追求を徹底し、

習慣化することで

確実にコストダウンに

結びつきます!

5S活動はコストダウンの原動力』
     ↓
5S活動で職場が整備される
     ↓
経営資源4M(ヒト、設備、材料、方法)の質が向上
     ↓
PQCD(生産性、品質、コスト、納期)がレベルアップ(ムダの排除)
     ↓
労務費・材料費・経費が低減して コストダウン達成!


5S活動のポイント

  • モノの「整頓」の仕方
  • ヒトの「躾」の仕方
    -----を中心に、
    豊富な事例で徹底解説!

本書は、「今こそ5S活動で差をつける」と題して、これまでに行われてきた「形だけの5S」を脱して、これからは、コストダウンや顧客満足の向上に直接つながる「新5S活動」で『3K(工夫・改善・改革)活動』で生き残り、『5S』で勝ち抜き・生き残ると論じている序章にはじまり、第1章から第6章までの6章で構成されています。


見開きの2ページで、右側のページには、項目とその解説文が、左側のページには、イラストなどの図表を用いて図解で一目でわかるようにしているという構成になっています。


右側のページの上の欄外には、キーワードの簡単な解説があるという構成になっています。


また各章の終わりには、「勝ち抜く企業の5S活動」とのタイトルで、5S活動に関する「世界のトヨタは5Sでムダを徹底排除」などのトピックスが取り上げられています。


以下に章を追って概要を紹介します。


第1章では、「5Sなくして改善の成果は上がらない
と題して、コストダウン顧客満足度の向上で利益の増大化を図るのが改善活動とし、改善活動のなかで5Sはどのような位置づけを占めるのかを解説しています。


士気の高い人財が改善の源との話題にはじまり、「経営的要件」「人的要件」「管理的要件」の3つの要件を満たして強い企業ができると説いています。


さらに成果を得るための推進方策は、「基礎改善」と「仕組み改善」(「管理システム」と「物流システムの改善」)があり、「基礎改善」の柱になるのが5Sと説いています。


特に「基礎改善」は、PQCD生産性、品質、コスト、納期)を向上させるための改善で以下の3つの要素が基本となると説いています。


  1. 5S(モノの面からの基礎改善)
  2. 目で見る管理の改善(マネジメントの面の基礎づくり)
  3. マルチスキル化(ヒトの面の基礎づくり)

第2章では、「逆風でも利益を生む5Sによるコストダウン
と題して、確実に利益を増やしたいなら5S活動をベースとした仕組み改善とムダの排除によるコストダウンが投資が少なく利益の増大をはかれると説いています。


5S活動による「職場の整備(モノへの働きかけ)」により「企業の質」「経営資源の質」の向上が図れ顧客満足度アップコストダウンが狙えると説いています。


5S活動によるコストダウンのステップは、


  • 5Sで4Mの質が向上し、
  • PQCDが改善され、
  • 最終的に原価要素が低減できる

ようになると説いています。


第3章では、「コストダウン活動の基本を押さえる
と題して、原価要素を低減するためにどのようなことをすれば良いかを5Sとの関連で解説しています。


原価の構成図をもとに、原価要素別(「工数低減で労務費の削減」、「材料費の削減の切り口」「経費毎の特性を掴んでの削減」といった)に行うコストダウン活動を取り上げ5S活動が原価要素の低減にどのように貢献しているかとの関連を交えて詳細に解説しています


第4章では、「コストダウンに直結する5S実践法
と題して、5S活動を軸にしたコストダウンについての「生産性および品質の向上」、「コストや作業時間の低減」といった取り組みに関するモノに対する表示や保管などのツール関係の工夫(一目で識別できるカラー表示、歩行を減らす工具の手元化など)以下のような観点に関わる実践法を取り上げ、具体的な実践方法の事例解説を交えて解説しています。


  1. 道具立ての工夫(基本の考え方)
  2. 生産性を高めるためのムダ排除(位置の管理の充実で作業性を向上など)
  3. 整理整頓による品質向上(位置の管理の充実で品質を向上など)
  4. コスト削減(安全対策の充実で経費を削減など)
  5. 時間の短縮(流れの管理の充実で納期・リードタイムを改善など)

第5章では、「コストダウンをめざす5S導入法
と題して、5Sの定義、5Sの「モノ」と「ヒト」へのハタラキかけの再確認にはじまり、5S活動を進める上での進め方のポイントを解説しています。


以下の点を常に考えながら推進することが重要とし、良い成果を得るために計画的な展開の重要性と世間一般と同様に整理→整頓→清掃の順に進めるといい結果が出るとし、整理・整頓・清掃・清潔・躾の各推進ポイントと手順等を説いています。


  • 全社活動にする
  • ルールを明確化する
  • 定着化させること

第6章では、「躾で5Sを強化・維持する
と題して、5Sをつくりあげるのには時間が掛かっても、あっという間に崩れる恐れもあるので、特にマインド向上の中心を担う躾を推進し、5Sを継続させるための工夫等について説いています。


5Sが崩れる兆候、マンネリ化等を防ぐための5Sマインドの向上に関わる以下の取り組み、5Sルール、守りやすい5Sにする、破られない工夫等について実務的に解説しています。


  • 5S推進の仕組みの向上
  • 5Sマインドの向上
  • 5S技法の向上

<<本書で何が学べるか?>>


本書では、5Sについて成果追求を徹底し、習慣化することで確実にコストダウンできるとし、「成果追求の5S」「徹底の5S」「習慣化の5S」を柱とする、コストダウンを達成するための「実践の5S活動」の考え方や進め方を多数の具体的な事例を交え、イラストなどの図解により分かり易く解説しています


<<まとめ>>


本書は、製造業を中心に取り上げてはいますが、非製造業の方でも、改善、コストダウン、経営効率の向上などに関心があるビジネスパースンには、読んで頂きたい一冊です。


なお本書の目次は、以下の内容です。
序章 今こそ5S活動で差をつける
第1章 5Sなくして改善の成果は上がらない
1.強い企業の仕組みを押さえる
2.改善のフレームワークをつかむ
第2章 逆風でも利益を生む5Sによるコストダウン
1.5Sは利益を生む最善策
2.5Sが仕組みを成果に結びつける
3.5Sで直接コストダウンをはかる
第3章 コストダウン活動の基本を押さえる
1.コストダウン活動で原価要素を下げる
2.工数低減で労務費を下げる
3.材料費削減は所要量に注目する
4.経費ごとの特性をつかんで削減する
第4章 コストダウンに直結する5S実践法
1.道具立てに工夫で効果的に5Sを実現
2.5Sによるムダ排除で生産性を高める
3.整理・整頓して品質を高める
4.5Sでコストを削減する
5.5Sで時間を短縮する
第5章 コストダウンをめざす5S導入法
1.5Sで利益拡大をめざす
2.5S活動は計画的に展開する
3.5S導入の効果的な進め方
第6章 躾で5Sを強化・維持する
1.コストダウンは躾から
2.5Sルールがコストダウンを促進する
3.守りやすい5Sにする
4.破られない工夫をする






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5S整理・整頓・清掃・清潔・躾活動は、製造業をはじめとした多くの組織で実施されているが、衰退して5S活動がうまくいっていないという組織の場合には、その大きな原因は、経営トップ自らが真剣に取り組んでいないためで、それは経営トップをはじめ全従業員が5S活動をしっかりと認識していないため等とした上で、本書で説いている5S活動について筆者:山田 正美 氏は、「はじめに」において以下のように述べています。


「本書では、5S活動の導入および5S活動を継続しておこなっていくための参考として、

  • 5Sとは何か
  • 5S活動の真の目的は何か
  • そのために企業はそしてそこに働く従業員は何をしていけば、5S活動の目的の達成に向けて、継続して展開していくことができるのか

ということに視点をおいて、その考え方や手法の一端について記述したものです。

現場でもすぐに参考にできるように、ハンディな形式で、必要かつ十分なポイントを紹介しています。」


<<ポイント>>


5S活動の導入および5S活動を継続して行うための要点などを説く、5S活動のポイントの解説書


本書では、5Sを導入し、定着させ、効果を上げるための要点を簡潔に解説しています。


とくに以下のような観点から5S活動のポイントと仕組みについて説いています。


  • 5Sの意味と手法
  • 5Sを停滞させないための手法
  • 5S定着のための方法
  • 5Sの各活動における具体例

ムダを省いて利益を出すカイゼン活動の基盤となる手法である5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)について分かり易く解説しています。


また現場での活用も便利なハンディサイズとなっています。


本書:「ポケット図解 5Sのポイントがよーくわかる本」です。


本書は、著者:山田 正美氏にて、2009年7月に秀和システムより発行されています。


ポケット図解 5Sのポイントがよーくわかる本
秀和システム
発売日:2009-07
発送時期:在庫あり。
ランキング:502024

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの下部には、以下のように書かれています。


5S導入・定着の要点と仕組みが一目でわかる!

  • 5Sの導入と実践する手順がわかる!
  • 5Sの意味と手法がよくわかる!
  • 5Sを停滞させない手法とは!
  • 5S定着のためのメソッドとは!
  • 意識改善のための見える化とは!
  • 5Sの各活動における具体策を紹介!
  • 利益を生み出すムダとりがよくわかる!

本書は、7章から構成されています。


また巻末資料として5S活動に関わる『3S』、『改善』、『見える化』など8つのキーワードの用語解説が添付されています。


本書の解説は、基本的に以下のような構成となっています。


見開きの2ページで左側のページに解説文が、右側のページには、イラスト、概念図、フロー図、帳票例、プレゼンソフトを用いてのまとめ方のような図解が見出しのタイトルのポイントが図解により一目で分かるように配置されています。


青-黒の2色刷なので分かり易くメリハリも付いた構成になっています。


左側のページをより詳細に紹介すると、例えば、『1-1:「5Sとは何か」』といったタイトルに続き、そのタイトルがどのようなものかを3行程度で要領良くまとめた文が続き、さらにその下に小項目一つか二つの、箇条書きなど交えての分かり易くシンプルな解説文が続くという構成になっています。


また各章の終わりには、「コラム」欄があり、「基本を学ぼう」、「もったいない」といったトピックスが取り上げられ解説されています。

第1章では、「5Sの基本をおさえよう
と題して、5Sとは何か?からはじまり、カイゼンの基本となるムダ取りの考えなどを交えて、5S活動の導入の基本等を解説しています。


5Sとは何か/仕事の仕組み/ムダは付加価値を生まない/隠れているムダを見つけるには/
5Sはムダ取り活動の基本/改善のための第1歩は/本物の5Sを導入するためには


といった切り口から5Sの基本を説いています。


第2章から第6章がそれぞれ、整理(9項目)・整頓(10項目)・清掃(8項目)・清潔(5項目)・躾(6項目)の順に「○○とは何か」からの確認にはじまり、効果的な活動のための基本的な考え方や手法等について事例を交えて解説しています


第7章では、「5Sを定着させるためには
と題して、この章は、本書の全体をまとめ総括しているような位置づけになっています。


特に5S活動を行っていく上での問題点を取り上げると共に、5S活動を着実に組織に定着させ、さらに継続して職場の改善が実施されるようにしていくための考え方等を解説しています。


5Sが定着しない理由/マンネリ化が5Sをダメにする/5Sは停滞すると腐る/本物の5Sを目指して/本物の5Sでムダ取り


といったテーマが取り上げられています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、改善活動の基礎となる5S活動について「5Sとは何か」から「5S活動の真の目的」、「継続して5S活動を展開するためのポイント」「5S導入・定着の要点と仕組み」等を多くの実施例など交えて図解により分かり易く解説しています


現場に持ち込んで活用するのにも便利なハンディサイズになっています。


<<まとめ>>


カイゼン活動の基本的な手法となる、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動の基本を押さえておきたい人には、本書は、読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 5Sの基本をおさえよう
1-1 5Sとは何か
1-2 仕事の仕組み
1-3 ムダは付加価値を生まない
1-4 隠れているムダを見つけるには
1-5 5Sはムダ取り活動の基本
1-6 改善のための第1歩は
1-7 本物の5Sを導入するためには
第2章 整理
2-1 整理とは何か
2-2 区分の明確化
2-3 不要品はなぜ生まれるか
2-4 赤札で処分品を明示
2-5 不要品のリストを作成しよう
2-6 不要品のリサイクルを考える
2-7 不要品の再発を防ぐ
2-8 整理でムダを取り除こう
2-9 整理を効果的に進めるために
第3章 整頓
3-1 整頓とは何か
3-2 置き場所を決める
3-3 置き場所のマップをつくる
3-4 置き方を決める
3-5 不良品・手直し品の整頓
3-6 治工具、刃具の整頓の勧め
3-7 機械設備の整頓の勧め
3-8 書類の整頓の勧め
3-9 整頓でムダを取り除こう
3-10 整頓を効果的に進めるためには
第4章 清掃
4-1 清掃とは何か
4-2 清掃の用具を揃える
4-3 清掃は職場の点検
4-4 清掃はいつやるの
4-5 通路・床の清掃の勧め
4-6 機械設備の清掃の勧め
4-7 清掃はムダの見える化
4-8 清掃を効果的に進めるためには
第5章 清潔
5-1 清潔とは何か
5-2 清潔を保つための計画と実行
5-3 3S活動の意欲を高める見える化
5-4 設備の清潔は設備保全
5-5 清潔を効果的に進めるためには
第6章 躾
6-1 躾とは何か
6-2 躾を行っていくには
6-3 叱るために必要なこと
6-4 誰でもがわかる明確なルール
6-5 躾からムダ取りを行おう
6-6 躾を効果的に進めるために
第7章 5Sを定着させるためには
7-1 5Sが定着しない理由
7-2 マンネリ化が5Sをダメにする
7-3 5Sは停滞すると腐る
7-4 本物の5Sを目指して
7-5 本物の5Sでムダ取り






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5S整理・整頓・清掃・清潔・躾)について、理論・理屈は、簡単だとしても、実践がなかなか難しいものとして、また一度、5Sを構築したとしてもそれを継続することがなお難しいとし、5Sを実践・継続させるために、その意義や狙いから始まり、管理と改善の基盤を作り、ムリ・ムラ・ムダを排除する方法など解説し、また


  • 製造現場の5S
  • 事務(管理間接部門)の5S
  • 仕事(モノ以外)の5S

の観点から、それぞれの立場で役立つツールや着眼点、更には、5Sを基軸に更なる改善活動への展開までをわかりやすく解説している本を紹介します。


<<ポイント>>


実践・継続できる5Sの入門書。


ビジネスの効率を高め、業績を伸ばす5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)導入と定着のための実践プログラムが分かり易く解説しています。


製造現場で整理整頓するためのロケーションマップ、事務用書類の分類方法、効率的に仕事をするための業務フローチャートなどのツールの活用法を交えて実践的な手法を解説しています。


本書により5S活動を通じて人づくりと組織づくりを実現していくためのノウハウも学ぶことができます


本書:「最新5Sの基本と実践がよ~くわかる本」です。


5S導入・定着のための実践プログラム」との副題が付いています。


本書は、著者:石川 秀人氏にて、2008年9月に秀和システムより発行されています。同社の「How-nual図解入門ビジネス」のシリーズの一冊になります。



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙には、以下のように書かれています。


5Sを通じて「人づくり」、「組織づくり」を実現する!

  • 5Sの意味とやり方がよくわかる!
  • 製造現場/事務/仕事の5Sがわかる!
  • 5S実践の役に立つツールを解説!
  • 5Sを定着させる仕掛けがわかる!
  • 5Sからカイゼンへ道が見える!

本書は、6章から構成されています。他の「How-nual図解入門ビジネス」シリーズと同様にイラストなどの多数の図表が挿入されていて読みやすく構成されています。


また本書の解説を補完する多数の豆知識的な趣の「コラム」が挿入されていて親しみ深いものとなっています。


以下にざっと内容を概観します。


第1章では、「5Sの意義と狙い
として、5Sの理屈は簡単であっても実行されなかったりするのは、その真の意義と狙いが理解されていないためとの観点から、「5Sは管理・改善の基盤づくり」との解説に始まり、仕事のムリ・ムラ・ムダ、バラツキ論、5S活動の意義から使い方までを整理して解説しています。


第2章では、「5Sの意味と進め方
として、「5Sとは」との意味の確認から、5S活動は改善活動であるとの観点から、6段階からなる以下の5Sの改善手順を解説しています。(「1.活動の準備」→「2.啓蒙・教育」→「3.整理の推進」→「4.整頓の推進」→「5.清掃・清潔・躾の推進」→「6.5Sの定着」)


第3章では、「製造現場の5S」、第4章では、「事務の5S」、第5章では、「仕事の5S」と題して、『5Sカード/赤札』、『3定』、『ロケーションマップ』といった「製造現場の5S」のための【21のツール】、『頭の中の整理』、『置き場を決める』、『ルールを守る』といった「事務の5S」のための【16の着眼点】、さらには、5Sの範囲を広くとらえた『作業の洗い出し』、『ムダをオモテ化する』、『仕事の流れ図』といった仕事のムリ・ムダ・ムラを削減する「仕事の5S」のための考え方などを具体的に解説しています。


第6章では、「5Sから更なる改善へ
として、5Sはダイエットに例えると基礎代謝を高める活動でマネジメントの基礎と述べ、毎日の運動に相当するのが『更なる改善』として日常管理、異常の管理、標準化、活動体制の構築、改善ストーリー、あるべき姿とありたい姿、儲かる5Sのポイント、トヨタ流の5S改善、5Sから更なる改善へとのテーマで5Sを基盤とした改善活動への展開の取り組みについて解説しています。


<<本書で何が学べるか?>>


頭では簡単に理解できでも定着させ、継続させることがなかなか難しい5S活動についてその基本と意義を解説するとともに「製造現場の5S」「事務の5S」「仕事の5S」の実践のためのツールの活用から改善活動への展開までを分かり易く解き明かしています。


<<まとめ>>


本書は、5Sの基本から継続的に推進するための仕掛けまで経営的なインパクトを付与できる実務的な5S活動について解説しています。5S活動に関心があるとくに経営者から管理者の立場にある方から担当者までのビジネスパースンには、本書は、お奨めです


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 5Sの意義と狙い
第2章 5Sの意味と進め方
第3章 製造現場の5S
第4章 事務の5S
第5章 仕事の5S
第6章 5Sから更なる改善へ





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中小企業の業務改善に活用できる『5S・プロセス管理・品質ISO・気づき・リスクマネジメント』などの改善ツールとその活用ノウハウについて、自分の会社にあった形ですぐに実務に応用できるように分かり易く解説している本を紹介します。


経営コンサルタントの著者が、前記の各手法について、基本をわかりやすく解説する【導入編】と多数の今すぐ使える資料を提供しながら解説する【マニュアル編】という構成でコンサル現場で語りかけるように丁寧に説明しています。


なお本書の「はじめに」で筆者は、自身の新入社員時代を振り返り『マニュアル、仕組み』とかについて、組織運営上の利点などについて確認した上で、本書のポイントについて、以下のように述べています。


「この本では、マニュアルや手順書類、フォーマットなどを盛りだくさんに載せました。 今までの私の10年間のコンサル経験の中から作り出したものです。 経営者から管理職、人事担当者、新入社員の諸君まで幅広く有効活用していただけるように作りました。」


本書:「中小企業のための業務改善マニュアル」です。


わかりやすい導入編+今すぐ使えるマニュアル編」との副題がついています。


本書は、著者:平松 徹 氏にて、2008年4月に週刊住宅新聞社より発行されています。


本書の表紙の下部には、以下のように書かれてあります。


5S プロセス管理 品質ISO 気づき リスクマネジメント


コンサルタントの著者が、使える改善ツール&ノウハウのすべてを紹介!!


いつでもどこからでも!


最適・最善・リーズナブル


自分の会社にあった方法で、今日から業務改善!



本書は、4つの章から構成されています。


各章とも導入編とマニュアル編とから構成されています。


導入編では、各ツールの基本的な解説があたかも著者がコンサルタントの現場でクライアントに語りかける臨場感のもと基本的事項について分かり易く解説しています。


またマニュアル編では、心得帖、手順書、チェックリスト、帳票などの資料を中心にそれらを活用する上で留意するポイントなどを解説しています。


第1章では、「5Sで業務改善
として、【導入編】では、ある中小メーカーの現場コンサル風景として、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)について、その意味・内容の確認に始まり、どのような手順で業務改善を進めたらよいか、どのような効果が見込めるかといった基本を解説しています。また【マニュアル編】では、事務所用の5Sチェックリストなどを解説し、仕事の基本心得帖として5Sをどのように反映するか、またその留意点なども含めどのような文書にし、どのように使い、だれが、いつ、うまく使うにはといったポイントを5W1Hの観点から解説しています。


第2章では、「仕事の基本とプロセス管理
として、【導入編】では、「仕事の基本心得帖」が良い社員、良い会社になるための階段とした上で、5つの仕事[1.きちんと挨拶する、2.整理・整頓する、3.報告・連絡・相談をこまめにする、4.相手を常に考えて仕事をする(ホスピタリティ)、法律、ルール、約束を守る(コンプライアンス)]の基本について、解説しています。また【マニュアル編】では、前記の5つの仕事の基本を『仕事の基本心得帖』にまとめ仕事の基本とその具体的内容、ポイントをまとめ、5つの仕事の基本のそれぞれについて、どのようにするかという内容とその際の留意点をまとめ解説しています。


第3章では、「品質ISOと業務改善
として、【導入編】では、品質ISOとは、いったいどのようなものかにはじまり、経営改善・業務改善の道具など標準化の意義と威力などを解説した上で、継続的改善のためのマネジメント規格としての位置づけと重要なポイント、顧客満足の状況を把握し改善につなげるというポイント、責任と権限、応急処置から再発防止対策を含む「クレーム・ミス」への対処、プロセスの監視・測定、内部監査と外部審査、中小企業にこそISOは相応しい、ムリとムダがISOによりなくせるといった諸点について解説しています。また【マニュアル編】では、筆者の会社のマニュアルの一部を紹介しながら、文書管理、記録管理、品質方針・品質目標、力量・認識及び教育訓練、プロセスの監視・測定、是正処置などのポイントについて取り上げ解説しています。さらに品質、環境共通のISO課題発見シートを活用しての業務改善診断について解説しています。


第4章では、「気づきによる業務改善とリスクマネジメント
として、【導入編】では、結果的に改善することが成果につながっていくとの視点から失敗を生かす文化を育てる意義を確認し、ヒューマンエラー対策、リーダーの役割、さらにリスクマネジメントについて虫の目と鳥の目で兆候を見つけることから、防災のリスクマネジメント、そしてリスクマネジメントの手順とリスクコントロール、さらに金銭不祥事について無くす3原則と3つの仕組み、自己責任、メンタルヘルス管理、パワーハラスメントなどの具体的な対策などをテーマに「気づきによる業務改善とリスクマネジメント」のポイントを解説しています。また【マニュアル編】では、リスクマネジメントについて、リスクマネジメントのための手順、リスクマネジメント表とその使い方、自己発見シート、リーダー心得帖についてのの計画・指示から良いリーダー・悪いリーダーの留意ポイント、防災手順書について、地震、火災の手順書例(項目、内容、留意点)、さらに内部監査の手順書について、帳票例などを交えて実施手順のポイントなどを解説しています。


本書では、中小企業の業務改善に活用できる『5S・プロセス管理・品質ISO・気づき・リスクマネジメント』について、心得帖、手順書、チェックリスト、帳票などの資料を交えて全くの初心者の人でも理解できるように丁寧にかみ砕いて解説されています。


新入社員の方から、その指導的立場にある先輩社員、管理者、経営者も含めて、仕事の基本的事項から仕事の仕組みの改善のための基本的手法の理解と業務改善の展開のヒントが本書から得られると思われます。


中小企業のための業務改善マニュアル
週刊住宅新聞社
発売日:2008-04
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:139821

なお本書の目次概要は、以下の内容です。
第1章 5Sで業務改善
導入編
5Sがわかれば仕事が変わる コンサル現場の実況中継
マニュアル編
5Sチェックリスト
第2章 仕事の基本とプロセス管理
導入編
1.仕事の基本 社員のあるべき姿を明確に
2.仕事の基本 きちんとした挨拶・身だしなみ
(略)
7.仕事の基本 マネジメントのペースは「重点目標管理」
マニュアル編
仕事の基本心得帖(5つの仕事の基本、挨拶・身だしなみ ほか)
第3章 品質ISOと業務改善
導入編
1.品質ISOとは 標準化の持つ威力
2.品質ISOのポイント 継続的改善のためのマネジメント規格
(略)
9.なぜISOが良いのか ムリとムダをなくせる仕組み
マニュアル編
経営品質マネジメントシステムの文書化(経営品質マニュアル例1 文書管理の手順、経営品質マニュアル例2 記録管理の手順 ほか)
第4章 気づきによる業務改善とリスクマネジメント
導入編
1.失敗生かす文化を育てる 改善したものが勝つ
2. ヒューマンエラー対策 仕組みを使いこなす
(略)
9.パワーハラスメント リーダーの役割自覚を促す
マニュアル編
1.リスクマネジメント
2.リーダー心得帖
3.防災手順書
4.内部監査の手順書





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今日では、製造業だけでなく、サービス業でも、建設業でも、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動は、各現場でマネジメントの基本の活動として実践されています。しかし整理・整頓・清掃・清潔・躾の言葉が、子供の頃から身近に接してきた言葉、習慣であるため、5Sとは何か、具体的にどんなことをし、どういう効果があるのかとなどについて意外に5Sについて体系的に学んでいなかったりします


この5S活動について、64件のテーマに区分し、『5Sは、日本の文化の基本の一つ』などのどのような目的で5Sを行うのかに始まり、整理・整頓・清潔・清掃・躾の各活動の具体的な進め方について、イラストと図解で、各テーマごとに手順に沿って、初心者にも分かり易く解説している本を紹介します


赤札作戦、看板作戦、ペンキ作戦、日常清掃・清掃点検などの具体的な活動の手順を見開きの2ページで左側にカラフルなイラスト・図解を配して、右側に詳細解説と要点を整理して、テーマ毎に分かり易く解説しています。


本書:「トコトンやさしい5Sの本」です。


本書は、著者:平野 裕之 氏並びに 古谷 誠 氏にて、2006年3月に日刊工業新聞社より発行されています。


『B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ』の一冊になります。


本書の表紙には、以下のように書かれています。


日本中の工場で、商店で、建設現場


で耳にし、目にする5S(整理・整頓・


清掃・清潔・躾)。それは日本の文化です


ついに登場!


5Sのすべてを


理解する決定版!


知りたいことが


よくわかる



本書は、8章から構成され、5Sに関する64のテーマが解説されています。


第1章「知っているようで知らない5Sの基礎」及び第2章 「5S活動は1人では進まない」では、5Sの目的や効果の確認に始まり、5S導入の手順、推進計画、評価のためのツールの活用、足並みを揃えての取組などの5S活動の推進の準備的な内容が解説されています。


第3章から、第7章までの各章で第3章:「実践5S・目で見る整理赤札作戦」(9テーマ)、第4章:「実践5S・目で見る整頓看板作戦」(22テーマ)、第5章:「実践5S・日常清掃から清掃点検につなげよう」(10テーマ)、第6章:「実践5S・仕組みをつくって清潔を維持しよう」(4テーマ)、第7章:「実践5S・躾で崩れない5Sをつくろう」(7テーマ)など5Sを実践する具体的な方法について、解説されています。


いずれも見開きの2ページでテーマについて解説しています。左側のページには、各テーマのポイントについてイラスト・図解、或いは写真などを交えてにより親しみやすく解説。


また右側のページでは、タイトルに続き、その下にタイトルの具体的な活動が示され、詳細解説の本文と下部に要点BOXがあり箇条書きでその要点が整理されるという構成になっています。


第8章では、「5Sで感動工場をつくろう
として、この5Sの内容を集約して、いやいや5Sからワクワク5Sにとのキーワードでまとめてあります。


また各章の終わりには、「コラム」欄が設けられ、「5Sは心のバロメーター」から「『ありがとう』が5Sを変える」まで5S活動の推進に関わるマインド面などの話題が取り上げられています。


5S活動の入門書として、分かり易くその基本エッセンスが解説されています。


これから5S活動に取り組まれる方は、勿論、これまで5S活動を進めてきたが、「何かマンネリ感がある」、「スローガン・かけ声だけ……」、「モグラたたきのように過去の活動が元の黙阿弥現象に}などの行き詰まり感を持っておられる組織の方にも原点に戻り参考となる視点が見いだされるかと思われます


トコトンやさしい5Sの本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)
日刊工業新聞社
平野 裕之(著)古谷 誠(著)
発売日:2006-03
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:28236
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 初心者にはちょうど良い


なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 知っているようで知らない5Sの基礎
第2章 5S活動は1人では進まない
第3章 実践5S・目で見る整理赤札作戦
第4章 実践5S・目で見る整頓看板作戦
第5章 実践5S・日常清掃から清掃点検につなげよう
第6章 実践5S・仕組みをつくって清潔を維持しよう
第7章 実践5S・躾で崩れない5Sをつくろう
第8章 5Sで感動工場をつくろう
 




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5S整理、整頓、清潔、清掃、躾)活動は、製造業において、作業日報などの作成と併せて現場の職場環境や作業管理に関わるマネジメントのための基本的な手段の一つになります。


本日は、この5Sについて、企業の体質改善との関わりから、5Sの意義、5Sを推進することで得られる効果、5Sの推進手順、5S推進についてのポイント、5S推進の活用事例など5Sを経営管理のツールとして活用する上でのポイントやノウハウについて、現場での実務的な視点から解説している本を紹介します。


本書:「5S (実践 現場の管理と改善講座 2) 改訂版」です。


本書は、編集主査 左近祥夫氏により、名古屋QS研究会の編集にて、日本規格協会より2001年5月に発行されています。


本書は、『実践 現場の管理と改善講座』の第2巻になります。


このシリーズは、名古屋QS研究会により、「製造業をとりまく経営環境は厳しく、国際化の進展・IT革命の進行・環境問題の深刻化などに晒され、変革を迫られているなかで、こうした厳しい状況を乗り越える現場の管理と改善のための道具について、その効果、推進の手順、推進のポイント・適用例等を解説」するというような主旨の講座で、本書は、その改訂版のシリーズになります。


本書の「まえがき」で編集主査は、『いま何故5Sか?』の観点として、「5Sは手段であり、目的を達成するためのもの。時代の変化と共に職場の課題が変わっており、必然的に5Sの在り方も変わってきた」とし、「製造業は、消費者ニーズの多様化による既存製品の行き詰まり、多品種・少量生産と即納体制、円高によるコストの切り詰めなどかって経験したことのない変動期にある。5Sはこの状況を乗り越える道具である」と述べています。


本書は、6章から構成されています。本文には、多数の例えば、改善前と改善後を比較したイラスト、概念図、フロー図、現場写真などが用いられており、問題点から、改善のポイント、対策手段、改善効果などについて具体体に現場的にも分かり易く活用できるように工夫されています。


1.では、「企業体質改善と5S
として、商品のライフサイクルから始まり、企業の体質改善、職場の体質改善には、5Sが有効とし、5Sとは何かといった5Sの概要の解説と企業体質改善との関係が解説されています。


2.では、「5Sの効果
として、5Sは手段であるので5Sの効果の測定には5Sの目的は何かを明確にし、それに沿った(測定方式)、(基準)を取ることが必要とした上で、5Sの効果について、『段取り時間短縮』、『資材払い出し時間短縮』などの直接効果と『セールス活動をする』、『5Sは求人活動である』などの間接効果について箇条書きで整理して解説しています。


3.では、「5S推進の手順
として、5S推進の手順の概略は、「計画する」→「実施する」→「チェックする」→「軌道修正をし、または定着をはかる」のPDCAサイクルとした上で、手順1:情報収集から手順8:標準化の流れで具体的な5Sの推進手順を解説しています。また5S推進の実施について、工夫が必要とし、赤札作戦、VM(Visual Motivation)法、定点撮影などの推進手法、更に「5Sは実行するもの」、「幹部教育」などの5S推進の留意すべきポイントを解説しています。またこの章の終わりには、コーヒーブレイクとして:「躾を効果的にするために」として人間行動に関わる深層心理から見た効果的な5S推進」が解説されています。


4.では、「5S推進の適用例
として、現場の5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)活動について、推進のポイントと具体的な内容事例について、現場写真、フロー図、基準書、チェックシート、スローガン、改善前→改善後の比較などのサンプルを提示して解説され、また事務部門の5Sについてもその必要性に始まり、現場の活動と同様の関連資料を示して解説されています。



製造業の現場で推進される5S活動に大いに参考となる内容が満載されていて現場リーダーから後継者教育としての活用なども含めて実務的で、お奨めの一冊です


5Sの本についての.jpg画像
日本規格協会
名古屋QS研究会(編集)
発売日:2001-05
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:207473


なお本書の目次は、以下の内容です。、
1.企業体質改善と5S
 1.1 企業体質改善とは
 1.2 5Sとは
 1.3 企業体質改善と5S
2.5Sの効果
 2.1 直接効果
 2.2 間接効果
3.5S推進の手順
 3.1 手順の概略
 3.2 具体的手順
 3.3 5S推進の実施
 3.4 5S推進のポイント
4.5S推進の適用例
 4.1 現場の5S
 4.2 事務部門の5S 





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   昨今の頻発する「企業不祥事」等を見るとそのような問題の発生を予防する、あるいは、発生した緊急事態にどのように対応できるかといった面で、感じるのは企業風土の大切さです。

 そもそも企業風土というのは、経営理念、信条などに基づき、企業の活動と共にその歴史の中で培われてきた組織の人々に共有化されている物の考え方、または行動パターンなどを規定する企業の価値観を表すもの、あるいは当該企業全体を貫く行動規範のようなものになります。

良い企業風土というのは、見えにくいが、大きな経営資源で、理念に基づき、これを築いたり、変革したりするのは容易なことではありません。

整理、整頓、清掃、清潔、躾のいわゆる5S活動も合理的な企業風土の基礎を構築していく実践的な手法と考えます

QMSやHACCPなどのマネジメントシステムは、5Sなどの基本が確立していることが必須条件とも言えます。


本日紹介する本の著者によると本書では、5Sを通して以下の3つの効果を目指していると述べています。

1. 品質の向上、コストの削減、安全性の確保など直接効果

2. 社員の責任感の向上、組織推進力の向上、改善力の向上など間接効果

3. 損益計算書や貸借対照表の内容を改善するなどの財務内容の改善効果


 本日は、とくに5Sに取組むことで財務体質が改善することまでの5Sの取組について、その基本、進め方、財務改善効果、事例などを交えわかりやすく紹介している本を紹介します。

本書:「 5Sで決算書がグングン良くなるんです」です。

本書は、宮内 健次氏編さんにて、2007年6月に日刊工業新聞社より発行されています。

本書の表紙カバーの下部には、以下のように書かれてあります。

儲かる会社は5Sにしっかり取り組んで

利益と顧客満足度を

上げているんです!」


本書は、要点については、要点整理として箇条書きでその重点をまとめています。また現場の事例についての参考写真や関連する帳票、さらにはチェックリストなどのサンプルが分かり易く添付されています。とくに5Sの取組がもたらす財務的な経営へのインパクトについて、損益計算書がどのように変化するかの詳細なデータが掲載されており、説得力があります。また5Sの関連トピックスを取り上げたコラム欄があり、5Sの波及効果や関連情報が掲載されています。


本書は、7章から構成されています。

第1章では、「5Sの基本
として、「5Sとは」から始まり、5Sの必要性と目的、どのように5Sを推進すれば良いかといった5S活動の進め方、さらには、5Sによりどのような財務改善効果がもたらされるかといった5Sと財務改善の関係について解説しています。

第2章では、「整理
として、整理の取組の考え方、具体的に整理を実施する手順についての工場、事務所での取組の事例、整理による財務改善効果などを解説しています。

第3章では、「整頓
として、整頓の取組の考え方、具体的に整頓を実施する手順、整頓による財務改善効果などを解説しています。

第4章では、「清掃
として、「清掃とは」から始まり、以降で清掃の手順とポイント、清掃活動のもたらす財務改善効果などを解説しています。

第5章では、「清潔
として、清掃の基本的考え方、目的、3Sの徹底と標準化、再発防止策、清潔のもたらす財務改善効果について解説しています。

第6章では、「
として、躾の基本的考え方、目的、躾の手順とそれを実施するポイント、躾活動のもたらす財務的改善効果などを解説しています。

第7章では、「財務内容が変わった
として、実際の企業での5S導入による財務内容の改善効果について、整理、整頓、清掃、清潔、躾によって決算書の計数がどのように変化したか、また経営力の変化、損益計算書と貸借対照表でどのように財務体質が変化してきたかを解説しています。とくに財務内容を改善する4点のポイントを上げ、5Sは維持することが大切として5Sの定着化のためどのような点に留意すべきかなど解説しています。


5S活動にこれから取り組む企業だけでなく、すでに5Sを実施している組織、さらには業績改善に関心のあるビジネスパーソンに参考になる一冊だと思います。

5S070701.gif
日刊工業新聞社
宮内 健次(編さん)
発売日:2007-06
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:82064


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 5Sの基本
第2章 整理
第3章 整頓
第4章 清掃
第5章 清潔
第6章 躾
第7章 財務内容が変わった

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