東北、関東各都県の自治体などを中心に色々な場所での放射線量の計測が進んで来ている。


また身近な場所の「放射線量が知りたい」とのニーズから住民らが独自に放射線量を測る動きも広がっているようだ。


住民の見えない放射線への不安は、消えない。


福島第1原発から3キロ近く離れた大熊町の土壌でアメリシウム、キュリウムなどの超ウラン元素が検出されたと報道されている。


これらは、原子番号が95、96の元素でプルトニウムが中性子を捕獲してアメリシウム、アメリシウムが中性子を捕獲してキュリウムにというような過程で生成する核分裂の副生成物になる。


アメリシウムの融点、沸点は、995℃、2600℃、キュリウムの融点、沸点は、1340℃、3520℃なので、このような超ウラン元素が検出されるということは、燃料棒がメルトし、著しい高温にさらされたこと、さらには圧力容器、格納容器での閉じ込めが機能していないという証拠でもある。


土壌は4月下旬~5月上旬に採取されたもの。


アルファ崩壊核種の分析には、前処理等に時間がかかるとしてももっと迅速に情報公開してもらいたいものだ。


土壌1キログラムあたり各0.032ベクレル、0.0093ベクレルが検出されたとしている。


土壌の表面に局所的に存在している放射性物質について土壌を深さ約5センチとかまで掘り、採取した土壌1キロ・グラム当たりの量としての線量測定は、ほとんど放射性物質を含まない土壌で測定値を希釈している状態となり、測定値を過小に評価することになる。


政府は、「特定避難勧奨地点」なる地点を設定し「住居単位」で指定するとのこと。


原発周辺の警戒区域や計画的避難区域よりも外側の地域でも局所的に高い放射線量を記録する場所は当初からホットスポットとして対処すべきとされてきた。


福島第1原発事故から1週間後に緊急時避難準備区域となった30キロ圏の外の地域でもチェルノブイリの事故の強制避難地域の1平方メートルあたり148万ベクレルや一次移住の55.5万ベクレルから148万ベクレルの範囲に匹敵する地域があった。


文部科学省では、これまでにも土壌について1平方メートルあたりではなくkgあたりの放射線量値を採用し、問題を過小評価するような測定値を発表してきた。


原発事故から100日も経過してから「特定避難勧奨地点」では遅すぎる。


放射線の影響を受けやすい妊婦や子どものいる世帯などに避難を促すという。


また福島県では、全県民を対象に健康調査を実施するとのこと。


調査結果をデータベース化し、長期的に管理するようだ。


原発事故後の行動や食事内容の問診などを基に被ばく線量を推計する先行調査からスタートし、手法を検証した上で8月にも全県民対象の基本調査を始めるとのこと。


内部被曝を評価するとなると体内に取り込まれた放射性物質から放出される放射線を計測できる全身測定装置(ホールボディカウンター)などが必要になる。


情報が的確に伝えられていなかったのでもしかすると原発事故の初期にひどい内部被曝をしてしまった人もいるのではと思われる。


移動式のホールボディカウンターもあるので可能なものは、すぐにでも福島に集結させたい。


固定式のものでは、設置されている病院などに人が行って受診することが必要。


国内でのホールボディカウンターは、100台程度の設置。


事態を過小評価し、「国民は、常に国の指示に従うことが大切」などと言うとんでもない御用学者のもとでは信頼できるデータが提供されるだろうか。


信頼できる医療機関での正確な測定が必要だ。


ところで世界の知恵を集めた注目の「浄化システム」だが、試運転で水漏れが見つかるトラブルが相次ぎ発生し、6月17日夜にようやく本格的に稼働したが、約5時間後に停止してしまった。


アメリカ製の4基あるというセシウム吸着装置の吸着塔で放射線量が交換時の被曝の目安とする毎時4ミリシーベルトを超えたためとのこと。


セシウム吸着装置の吸着材は、ゼオライトだが、ゼオライトのナトリウム部分をより吸着性が強いセシウムとイオン交換して吸着除去するもの。


吸着材の単位重量あたり吸着できるセシウムイオン量がある。


ゼオライトのセシウムが浸透できる部分しか利用できないわけで利用率が決まる。


吸着飽和してしまうとゼオライトの吸着力がなくなるのでそうなるとゼオライトは新品交換することが必要。


海水のような種々の物質を含む汚染水の処理となるとその物質がゼオライトの細孔表面を塞いでしまうと内部の吸着箇所が利用できなくなる。


水和した状態でのイオン半径は、カリウムがセシウムより小さいのでカリウムがよりゼオライトの内部まで浸透し易い。


カリウムは、セシウムの吸着の妨害となる懸念があるように思われる。


原子炉建屋、タービン建屋、トレンチ(坑道)に滞留している放射性汚染水の量は、約11万トン。


原因を明確にし待ったなしの早急な対策が必要。


汚染水浄化システムから排出される高濃度の放射性汚泥のメンテナンスの取扱作業から最終処分までの放射性廃棄物の管理も見通しの立たない困難な問題。


そもそも汚染水の浄化装置を発注したのは、圧力容器内に水があって燃料棒の一部が露出と想定していた時点。


しかしその後、事態は変わって来ている。


現在、肝心の核燃料、核分裂生成物などは、どこでどのような状態となっているのか不明。


政府・東電は、先日、メルトスルーを認めたが。


圧力容器の中に大部分の核燃料等が残存しているのであれば、水を浄化して注入することも意味があるが。


核燃料等が圧力容器の下の格納容器でも留まることなく、炉建屋地下のぶ厚いコンクリートの構造物に、どんどん溶けながらめり込んでいるというような状態だとすれば、水の注水はほとんど意味をなさないと思われる。


地下水への放射能汚染の防止措置など別の対応が必要になる。


これまでの政府・東電の炉心の状態分析は、ことごとく悪い方に外れてきている。


核燃料等が圧力容器に残存していないとなると冷温停止を目指す活動は、全く意味が無くなってしまう。


硬直した考えから脱しきれず拘泥している間に地下水汚染から著しい海洋汚染を招いてしまう恐れがあるのではと心配。


何としても先ず把握すべきは、核燃料等の状態。


把握できない場合は、最悪の状態を想定して対処するのが鉄則では。


6月17日改訂された「工程表」。


東電・政府は、 「全体的に見れば、目標は期限通り達成できると考えている」と強気だが。


現場では、熱中症の季節が到来し、作業員の被曝管理も厳しい環境が続く。


頼みの綱の現場作業員の放射線管理と医療体制の改善が必須。




さて、本日は、設計が起因の不具合予防のために(株)デンソーで設計審査(デザインレビュー)時等に活用され効果をあげているFMEA(故障モード影響解析)データベース:「FMEA辞書」のノウハウを余すところなく公開している一冊を紹介します。


本書の「まえがき」で筆者:本田 陽広氏は、源流段階で不具合に気づけるツールの「FMEA辞書」等の特長について


  • 忙しいときでも知りたいことがすぐに探し出せ
  • 使用マニュアルなしですぐに使える
  • 設計者も審議者も、容易に漏れの無いチェックができる道具

とし、


未然防止の活動事例として取り上げられている内容の工夫のポイントは、以下としています。


  • 人の能力、設計審査などの場面にあわせた道具を何種類も開発
  • その道具を使って、二重三重のチェックを実施

<<ポイント>>


(株)デンソーで実用され効果をあげているFMEA(故障モード影響解析)データベース―「FMEA辞書」等の全貌を解説した書籍。


本書では、


一般的な設計手順と仕組みの確認からはじまり、


FMEA辞書」の詳細とその製品開発の場面での適用結果

を中心に以下の管理面(仕組み、人材育成、マネジメント技術)の改善

気づきを支える管理の仕組み

今後の取組み

(株)デンソーの品質保障体系


までを「FMEA辞書」の画面実例など交えて実務的に説いています。


本書:「FMEA辞書」です。


気づき能力の強化による設計不具合未然防止」との副題が付いています。


本書は、著者:本田 陽広氏、ならびに(社)日本品質管理学会 の監修にて、2011年5月に日本規格協会より、JSQC 選書の14として発行されています。(なおJSQC 選書というのは、「品質重視」への原点回帰の意義を再認識するために、日本品質管理学会(JSQC=Japanese Society for Quality Control)の監修のもと、「質(品質)」をテーマとした教養講座シリーズです。)



<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には以下のように書かれています。


デンソーで実際に効果を上げている。

FMEA辞書」(故障モード影響解析データベース)を軸にした設計手順や仕組みで、

源流段階で不具合に気付く!

  • FMEA辞書」の画面実例など, デンソーのノウハウを惜しみなく公開!
  • FMEAに振り回されている」「これまでのFMEA知見を有効活用したい」「忙しいときでも漏れのないFMEAを行いたい」方などに最適。

本書は、下記の目次のように6章から構成されています。


全般的に参考写真や「FMEA辞書」の画面実例などの図表が沢山挿入されており、極めて実務的な構成となっています。


表も分かり易いプレゼン資料のようにシンプルで明快なものとなっています。


第3章では、「FMEA辞書」の詳細な内容から製品開発のDR(デザインレビュー)の場面でどのように活用するかを具体的に解説しており本書の中核になります。


特に表のポイントとなる箇所は、吹き出しなどで何を意図しているかなど強調解説するという分かり易い構成になっています。


本書は、一般的な設計手順と仕組みの解説から始まっています。


本書の各章の位置づけを総括する内容となっています。


製品企画→製品設計→生産準備→量産へと至る「開発のステップ」を整理し、その中で製品設計におけるFMEA、FTA作成と品質保証に関わる仕組みとしてのFMEAチーム活動の位置づけ等をクローズアップしていきます。


また設計手順と仕組みに関わる源流管理等の重要ポイントをどのように進めて設計変更件数の削減やクレーム率の低減などにつなげるといった関わりを解説。


FMEA辞書」は、情報蓄積、共有化、活用の目的で(株)デンソーの全てのノウハウを使い易くまとめたものでこれを活用して良い製品を世に送り出すために開発されたもの


しかし、前記の手順を踏んで開発を進めても設計を起因とする不具合(設計起因不具合)は発生するとし、


ウイスカーによる不具合の仮想事例を用いてなぜ設計起因不具合が発生してしまうのかを発生原因と流出原因から解説し、それらを裏返して、ではどのように改善すれば設計起因不具合が防止できるかを解説し、その目的のため用いる以下の道具とその概要、さらには、そのための仕組みとしてのFMEAチーム活動との関係についてまとめています


  • FMEA辞書
  • 新規点・変更点抽出シート
  • キーワード集
  • マクロFMEA作成シート
  • 司会者の注意事項集

第3章が本書の中核になっておりFMEA辞書等の道具とFMEAチーム活動により成果があがった未然防止活動(PDQR:Perfect Quaity Design Review)の事例が取り上げられています。


ここでは、上記の気付き能力強化のFMEAの道具の構成、内容と使い方と気づきの道具を活用したFMEAチーム活動について画面解説を交えて分かり易く解説されています。


また仕組み、人材育成、マネジメント技術といった管理面に関わる不具合未然防止活動(成立性DR、ESDR(Early Stage Design  Review等)の事例、


本書で解説している設計起因不具合を改善する取組みの特徴、その取組ができた理由から今後の方向性の展望、


など解説しています。


さらに本書の内容に関係する(株)デンソーの組織と品質保障体系についても触れています。


<<本書で何が学べるか>>


本書では、(株)デンソーで設計不具合未然防止の成果を上げた方法論が説かれています


抜け・漏れのないFMEAの実施、さらには、デザインレビューを効果的に運営するための道具として有効なFMEA辞書などの構成、内容、使い方等を実務的に解説しています。


設計部門のマネジメント層の方に大いに参考となるFMEA辞書等を活用して設計手順や仕組みで源流段階で設計不具合の未然防止を行うためのノウハウが語られています。


<<まとめ>>


本書は、設計不具合の未然防止に関心がある方には、是非、読んで頂きたい一冊です


なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 一般的な設計手順と仕組み
1.1 設計手順と仕組み
1.2 設計手順と仕組みの重要ポイント
第2章 設計起因不具合の分析と改善の考え方
2.1 発生原因と流出原因
2.2 不具合の分析結果
2.3 改善の考え方
2.4 開発した道具と仕組みの関係
第3章 未然防止の活動事例
3.1 気づき能力強化FMEAの道具
3.2 気づきの道具を活用したFMEAチーム活動
第4章 気づきを支える管理の仕組み
4.1 人材育成の改善事例
4.2 マネジメント技術の改善事例
4.3 仕組みの改善事例
4.4 仕組みを継続的に実施するための節目管理
第5章 今後の取組み
5.1 これまでの取組みの特徴
5.2 これまでの取組みができた理由
5.3 今後の取組み
第6章 当社の品質保証体系
6.1 当社の紹介
6.2 品質保証体系



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医療安全管理者に定評のある医療分野に特化したFMEA故障モード影響解析)手引書の前著(2007年発行)について、関連講習会の実績を踏まえてよりわかりやすく改訂した第2版が発行されています。

そもそもFMEAFailure Mode and Effects Analysis故障モード影響解析)は、製品やシステムの信頼性・安全性を評価・分析する手法。

すなわち、不具合や事故が発生する設計・企画の前流側で、不具合を発生させる要因を抽出し、発生頻度、発生した場合の影響度を評価・採点し、全体としての致命度、危険度を定量化し、どの故障モードの発生を優先的に防止すべきかの順位を選定し、重大な事故・故障を予防する方法

また設計段階(設計FMEA)のみならず、製造工程に関しても適用され(工程FMEA)、幅広く、システムやサービスの安全性・信頼性の確保にも適用されています。

自動車産業では、FMEAは、製品及び工程の開発プロセス全体を通して潜在的問題についてISO/TS 16949の方法によるFMEAリファレンスマニュアルに準拠するFMEAが基本的な分析手法として盛んに実践されています。

医療サービスでは、多職種が多分野で並行して業務を行っているといった複雑な業務フローとなっている特質があるが、FMEAは、人と人が行う作業に潜む不具合(潜在的不具合)を把握して、予防処置として実施するための強力なツールになります。

本書では、FMEAの指導経験豊富な財団法人東京都医療保健協会 練馬総合病院院長らの著者が、医療のためのFMEAの基本的な考え方から読者が実務へと活用できるようにとの観点から具体的な使い方をイメージできる事例と演習問題を豊富に収録して分かり易く解説しています

<<ポイント>>

医療安全確保のためのFMEAの基礎知識と活用事例を演習問題も交えて説くFMEA手引書。(改訂2版)

本書では、【総論】と【各論】との2編から構成されています。

【総論】では、医療の安全確保のための考え方、医療安全管理者養成講習会、FMEAに照準しての概説、FMEA 実施手順の概要とFMEA 演習時の留意ポイントなど概観しています。

【各論】では、FMEA の実施手順、「薬剤(内服・外用・注射)の安全な管理を徹底する」をテーマとした事例解説、充実したFMEA の演習問題とその解説で詳解しています。

とくに医療サービスの検査や与薬などの業務に潜む問題や不具合を導き出し、未然に防止する手法であるFMEAについて、その考え方、手法の使い方、適用事例を含め解説しています

本書:「FMEAの基礎知識と活用事例[演習問題付き]」です。

本書は、飯田修平氏の編著、ならびに金内幸子氏、柳川達生氏の共著にて、2010年7月に日本規格協会より 「シリーズ医療安全確保の考え方と手法」の2として発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の帯には、以下のように書かれています。

与薬などの業務において

発生するであろう問題や

不具合を漏れなく導き出し、

未然に防止する手法

それがFMEA(故障モード影響解析)。

「はじめに」(第2版)で筆者は、医療におけるFMEA及び第2版の改訂のポイントについて以下のように述べています。

 FMEAの実践でもとも重要な作業は、不具合様式の抽出である

その前提として、当該業務の緻密な分析が必要である

業務工程表、業務フロー図が作成できれば、業務における問題点が浮かび上がる。

業務を熟知するものが分析チームに参加していなければならない。

業務の具体的な作業を目的を理解していれば、不具合様式を抽出することは比較的容易である。

第2版で大きく変わったところは、作業の粒度に関する新しい考え方と方法を詳細に解説したことである

本書では、【総論】と【各論】の本編に加え、巻末に以下の付録が添付されています。

  • 付録1 米国VA 患者安全全国センターの医療のFMEA(HFMEA)
  • 付録2 安全に関する練馬総合病院諸規定

本書には、練馬総合病院でFMEAのために用いている各種ワークシート類をはじめ、多数の図表が挿入され具体的で分かり易い構成となっています。

第1編の総論は、7つの章から構成され、医療の安全確保の取組を概観する解説にはじまり、医療安全管理者養成講習会のプログラム、未然防止手法、FMEAについてのRCA、FTAとの違いから併用活用など交えての概要、故障モード、実施手順のポイントなど本書の全体を概観した構成となっています。

第2編の各論では、3つの章から構成され、以下の10手順からなるFMEA の実施手順、「薬剤(内服・外用・注射)の安全な管理を徹底する」とのテーマの要部のポイントを取り上げた事例解説、FMEAの演習問題 を取り上げ詳解しています。

  1. 分析対象業務(工程)の選定
  2. 分析チームの編成
  3. 分析対象業務(工程)の理解
  4. FMEA ワークシートの準備
  5. 各工程の不具合様式(FM:Failure Mode)の抽出
  6. 粒度と論理一貫性の確認
  7. 影響の評価
  8. 対策を実施すべきFM の選定―危険度を解釈するうえでの留意事項
  9. 対策を実施すべきFM の要因分析
  10. ヒューマンエラーの対策

またFMEA演習問題は、(A):単位業務の記載、(B):FM(不具合様式)の記載、(C):FMの影響の記載、(D):FMの影響と危険度の評価、(E)、(F):全体を通しての演習との5つの構成から成ります。

<<本書で何が学べるか?>>

本書では、医療分野における予防的な安全確保のためにFMEAを利用する方法を解説しています

 すなわち、医療サービス業務において発生する可能性がある問題や不具合を導き出し、未然に防止するためのFMEAについて、その医療分野への適用の考え方、FMEAの詳細な実施手順、医療分野での多数の適用事例の解説を交えて読者が自らの職場でFMEAを活用できるように配慮しながら医療安全確保のためのFMEAの基礎知識と活用事例について解説しています

<<まとめ>>

本書は、医療分野に特化したFMEA故障モード影響解析)手引書として、医療の現場で医療安全確保やリスク低減に関心がある方には、お薦めの一冊です。

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1編 総論
1. 医療の安全確保は信頼性手法の活用から
2. 医療安全管理者養成講習会
3. 未然防止手法
4. FMEA とは何か
5. 故障モード
6. FMEA 実施手順の概要
7. FMEA 演習時の留意事項
第2編 各論
8. FMEA の実施手順
8.1 分析対象業務(工程)の選定
8.2 分析チームの編成
8.3 分析対象業務(工程)の理解
8.4 FMEA ワークシートの準備
8.5 各工程の不具合様式(FM:Failure Mode)の抽出
8.6 粒度と論理一貫性の確認
8.7 影響の評価
8.8 対策を実施すべきFM の選定―危険度を解釈するうえでの留意事項
8.9 対策を実施すべきFM の要因分析
8.10 ヒューマンエラーの対策
9. FMEA 事例と解説
FMEA テーマ:薬剤(内服・外用・注射)の安全な管理を徹底する
(1) 分析対象業務(工程)の選定
(2) 分析チームの編成
(3) 分析対象業務(工程)の理解
(4) 各工程のFMの抽出
(5) 影響の評価
(6) 対策を実施すべきFMの選定および対策の検討・実施
(7) 対策の展開
10. FMEA演習問題
付録 
付録1 米国VA 患者安全全国センターの医療のFMEA(HFMEA)
付録2 安全に関する練馬総合病院諸規定

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RCARoot Cause Analysis根本原因分析)というのは、トラブル・事故等が発生した後に、その背景に潜むと考えられるシステムの問題やヒューマンファクターといった根本原因(組織原因)を特定し、それを是正することで類似の原因によるトラブル・事故の再発を防止する目的に適用されている有効な手法になります。

人に起因するトラブル・事故(:いわゆるヒューマンエラーに関わるトラブル・事故)を防ぐための基本的な考え方から具体的な施策をテーマに説いている本を紹介します。

とくに未然防止活動RCA(根本原因分析)、さらにはFMEA(失敗モード影響解析)とを中心にして、真因を把握し予防、再発防止を行う方法を製品の設計・製造、医療、原子力発電、運輸などの事例を交えて分かり易く解説しています。

とくに

未然防止活動RCAについて言えば楽な方法はない。経営者、管理者、業務担当者が一体となり、トラブル・事故ゼロを目指して汗をかくことが必要である』

と本書の「まえがき」で筆者は述べています。

<<ポイント>>

ヒューマンエラー対策のための基本的な考え方と具体的な活動の進め方に関して、未然防止活動RCAに焦点をあてて解説した解説書。

本書では、

最近のトラブル・事故の特徴を分析し、

未然防止RCAに関わる基本的な考え方、

人に起因するトラブル・事故の未然防止活動

さらにRCA未然防止活動への適用の手順から

未然防止活動RCAの今後の展望までを

取り上げ多くの具体事例を交えて解説しています。

本書:「人に起因するトラブル・事故の未然防止とRCA」です。

未然防止の視点からマネジメントを見直す」との副題が付いています。

本書は、(社)日本品質管理学会監修、著者:中條 武志先生にて、2010年5月に日本規格協会より「質(品質)」をテーマとした教養講座シリーズの「JSQC選書」の一冊として発行されています。

<<本書のエッセンスの一部>>

本書の帯には、以下のように書かれています。

人の“注意”や“努力”によらず、

ヒューマンエラーは

避けられる!


RCA(根本原因分析)
FMEA(失敗モード影響解析) 
 等で真因に手を打とう。

病院など、製造業以外の具体的例示も豊富。

本書は、5章から構成されています。

全般的に概念図などを含む多数の図表を交えて具体的で分かり易い解説となっています。

最初に失敗をゼロにするということの難しさがどこにあるのかを正しく理解するとの観点から最近のトラブル・事故にはどのような特徴があるかを考察しています。

本書の全体を基本を解説しながら最初に概観するような構成になっています。

技術不良」と「管理不良」の区分とそれぞれが支配的な場合のパレート図の不良パターンをあげて、技術不良が少なくなると管理不良となるとのパターンを解説し、人の不適切な行動について「意図しないエラー」、「意図的な不順守」、「知識・技能の不足」といった3つのタイプ、また「直接原因」と「根本原因」と不適切な行動との関係、さらに本書の各章の解説について概観しています。

また未然防止RCAについて組織の全員が理解しておくべき基本的な考え方を解説しています。

例えば、(結果だけを追うのではなく結果を生み出すプロセスに着目しこれを管理することに関わる)プロセス重視、そして標準化、PDCAサイクル、改善・管理、再発防止、未然防止、……、ファクトコントロール、全員参加、人間性尊重といった基本的概念を解説しています。

次いで人に対するトラブル・事故を未然に防止するためにどのような活動を行うべきかを説いています。

3つの不適切な行動について、以下の順に力点を置いてその未然防止活動を解説しています。

  • 意図しないエラー
  • 意図的な不順守
  • 知識・技能の不足

例えば、「意図しないエラー」の未然防止活動については、エラープルーフ化とその5つの原理、(FMEA等に基づく)「改善の機会を見つける」→「対策案を作成する」→「対策案を評価・選定・実施する」との3ステップによる未然防止活動の手順を実践例、設計・計画での活動といった構成のもと解説しています。

そして、『RCAによる未然防止活動』を行う手順を解説しています。

ここでは、RCAとはどのようなものかの確認からはじまり、その難しい点、さらに4ステップによるRCAの手順を実践例を交えて解説しています。さらには、RCAを見直し評価する場合の視点についても解説しています。

最後に未然防止活動とRCAがもたらす経営に対するインパクトについて解説し、その今後について展望しています。

本書の「まえがき」で、未然防止活動RCAとの関係について、

未然防止活動はトラブル・事故が起こる前に対策を取る活動」であるのに対して、「RCAは起こったトラブル・事故を分析する活動」で、

一見別々の活動のように見えるが、

未然防止活動は、『同じ問題を別の人が別の場所で繰り返し起こすことを防ぐ活動』で、

RCAが『未然防止活動の不十分な点を起こったトラブル・事故(未然防止に失敗した事象)に基づいて明きからにする活動』と見なせば、

「両者は密接に関連付けて取り組むべきものということがわかるはずである」と述べています。

<<本書で何が学べるか?>>

本書では、人に起因する:すなわちヒューマンエラーに基づくトラブル・事故を防止するための基本的な考え方と具体的な活動の進め方について、とくに未然防止活動RCA(根本原因分析)に焦点を当てて、事例を交えて分かり易く解説しています

<<まとめ>>

本書は、業種、職位等を問わずヒューマンエラーに基づくトラブル・事故ゼロ化に関心を持つ人には、是非、読んで頂きたい一冊です

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 最近のトラブル・事故の特徴
1.1 繰り返されるトラブル・事故
1.2 技術不良と管理不良
1.3 人の不適切な行動の三つのタイプ
1.4 直接原因と根本原因
第2章 未然防止とRCAにかかわる基本的な考え方
2.1 プロセス重視と標準化
2.2 PDCAサイクルと改善・管理
2.3 再発防止と未然防止
2.4 潜在トラブルの顕在化
2.5 重点志向とファクトコントロール
2.6 全員参加と人間性尊重
第3章 人に起因するトラブル・事故の未然防止活動
3.1 意図しないエラーに関する誤解
3.2 エラープルーフ化とは
3.3 エラープルーフ化の原理
3.4 未然防止活動のためのチームを作る
3.5 3ステップによる未然防止活動の手順
3.6 未然防止活動の実践例
3.7 設計・計画における意図しないエラーを防ぐための活動
3.8 意図的な不順守を防ぐための活動
3.9 知識・技能の不足を防ぐための活動
3.10 未然防止活動の組織的推進
第4章 RCAによる未然防止活動のレベルアップ
4.1 RCAとは
4.2 RCAの難しさ
4.3 4ステップによるRCAの手順
4.4 RCAの実践例
4.5 RCAを評価する場合の視点
第5章 未然防止活動とRCAの展開
5.1 経営における未然防止活動とRCAの役割
5.2 未然防止活動とRCAの今後



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JIS Z 8115:2000:規格(「ディペンダビリティ(信頼性)用語」)では、FMEAFailure Mode and Effects Analysis、または、Fault Mode and Effects Analysis:故障モード・影響解析,または、フォールトモード・影響解析)について以下のように定義されています。


「あるアイテムにおいて、各下位アイテムに存在しうるフォールトモードの調査、ならびにそのほかの下位アイテム及び元のアイテム、更に上位のアイテムの要求機能に対するフォールトモードの影響の決定を含む定性的な信頼性解析手法」(AN-9)


FMEAは、製品設計の段階で、開発製品の故障を未然に防止するという予防処置的な観点から、設計の不完全さや潜在的な欠点を見つけるために構成要素の故障の原因になりそうな故障モードとその上位アイテムへの影響を解析し、事前に手を打っておくための事前解析手法


実際的には、ワークシートを用いて解析が行われます。


本日は、このFMEAについて導入・実施・レベルアップを説いている分かり易い解説書を紹介します


「まえがき」で本書で意図した点について筆者は、以下のように述べています。


「一般企業が、FMEAを導入、実施しようとするに際に、どのように進めたらよいか、多くの疑問に応えられるように、考え方、進め方、効果のとらえ方などを詳細に示してあり、、ガイドブックとして役立つことを意図している。」


<<ポイント>>


FMEA故障モード・影響解析)の導入・実施・レベルアップのための実践的な解説書。


「まえがき」で本書の特徴点について筆者は、以下の3つを強調しています。


  1. IEC 60812:2006システムの信頼性のための分析技法-故障モードと影響解析の手順」の定義、実施手順、適用基準、利点・欠点についてのコメント等に準拠している。
  2. 中堅・中小企業でのFMEAの実施の拡大を意識して、学習する項目や範囲を限定的にしている。業種は製造業に焦点を当てている。
  3. 中堅・中小企業、特に中小企業の社内事情を踏まえた有効な実施法を提示している。

上記のような狙いのもと、本書では、開発製品への適用のみならず、トラブルの発生に悩む現機種の品質向上、重要障害品の解析、職場の懸案事項の処理といったFMEAの適用範囲を拡大して問題解決をはかるツールとしての活用にも多数の紙面を割いた内容となっています


本書:「中小企業に役立つFMEA実践ガイド」です。


本書は、筆者:大津 亘 氏にて、2009年5月に日本規格協会 より発行されています。


中小企業に役立つFMEA実践ガイド
日本規格協会
発売日:2009-05
発送時期:在庫あり。
ランキング:108524

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の帯には、以下のように書かれています。


FMEAFailure Mode and Effects Analysis

導入・実施・レベルアップのために

  • あらゆる規模の組織(大企業、中堅・中小企業)で活用可能
  • 豊富な実施例でFMEAの手順を解説

本書は、8章から構成されています。


また章の終わりには、引用文献が紹介されています。


本文では、多数のFMEAワークシートの事例をはじめ、ブロック図、フロー図などの図表を交えた実践的な解説となっています。


ざっと章を追って概要を紹介します。


第1章では、「FMEAとは
と題して、FMEAが何のためのツールであるかといったFMEAの概要の解説にはじまり、FMEAがどのようにして生まれ、今日まで発展してきたかの歴史をたどと共にFMEAがどのような目的で活用されるか等について総括しています。


第2章では、「FMEAの基本事項
と題して、FMEAで用いられる用語の定義、FMEAの目的、達成手段、ワークシートの標準的なフレーム、解析対象のシステムの構成、さらには、ブロック図によるシステム構成の表示法との基礎的な内容について解説しています。


第3章では、「FMEA実施の方法
と題して、8ステップのFMEAの実施手順について詳細解説しています


そして、故障モードに対して、「影響のきびしさ」と「発生確率」との組み合わせで致命度を評価するFMECA(Failure Mode, Effects,and Criticality Analysis)の実施手順、工程FMEAの実施手順、工程FMECAの実施手順について解説しています。

またFMEAについて2つの実施例、FMECAについての3つの実施例、工程FMEA、工程FMECAについての4つの実施例を取り上げ解説しています。

さらに実施にあたっての有効なポイントについて、故障モード、評価基準、ワークシート、故障モードから発生原因への展開といった諸点について詳解しています

第4章では、「FMEA実施のマネジメント」(いつやるのか,どれをやるのか,どこをやるのか,誰がやるのか,いつまでやるのか)
と題して、FMEAを実施するために必要なマネジメントにおいて、求められる原則、制度、遵守項目、さらに心得事項等について、実施の時期(いつやるのか)/実施対象機種の選定(どれをやるのか)/実施の対象部位(どこをやるか)/実施の担当(誰がやるのか,いつまでやるのか)について解説しています。

第5章では、「実施のバラエティを学ぶ
と題して、FMEAの各種のバラエティに富んだ活用について事例集とともに解説しています。

開発設計段階、製造段階から運用段階に至るまでの各段階での適用について解説しています。

またFMEAの基本思想は、「内在欠陥の顧客への迷惑のゼロ化」、「事後の再発防止ではなく事前の未然防止」にあるので、TQMにおける問題解決、改善のための汎用ツールとしての活用、そして、FMEAに用いる実施フォーマットが多種の形式のものがあることについて説明しています。

さらに「ISO/TS 16949:2002のFMEAシートの様式」(実施例1)から「方針FMEA」に至る17の実施例について解説しています


第6章では、「FMEA、FMECA化で品質保証を強化する
と題して、FMEAFMECAを品質保証の手段としてさらに強力に活用する観点からの取組について解説しています。


中堅、中規模の製造業2社の品質保証体系図でのFMEAの組み入れ、QC工程表+工程FMEA、現象・原因データのマトリックス解析によるFME(C)A化、T型マトリックス図による工程FME(C)A化、開発段階の設計トラブルを低減させるT型マトリックス解析とFMEAといった取組について解説しています。


第7章では、「他の手法と併用して実施効果の拡大をはかる
と題して、FMEAについて他の手法と併用して更に有効な効果を得るための方法を解説しています。


FMEAとの併用活用事例の多いFTA(Fault Tree Analysis:故障の木解析)、ETA(Event Tree Analysis:事象の木解析)、QFD(Quality Function Development:品質機能展開)の3つのツールを取り上げ、それぞれのツールの概要、実施例、更には、FMEAとの併用事例といった内容で解説しています。


第8章では、「実効性を上げるために
と題して、本書の全体について総括する内容となっています。


FMEAの効果の見方、とらえ方、FMEAの限界と欠点等をまとめた上で、FMEAの効果を総括し、実効性を上げるための着眼点や、チェックリストを用いての留意事項等を整理し、まとめとしては、FMEAを自社に適したスタイルにカスタマイズし、最適化を行って活用すること意義を強調しています。


とくにFMEAの活用にあたって筆者は、FMEAをテクニックとしての理解だけでなく、そこに込められた顧客第1のTQM思想と共に使用して欲しいと再三にわたり強調しています。

<<FMEAの関係書籍>>

「ISOの本棚」のブログですでに紹介した以下のような『FMEA』に関する本がありますのでご参照下さい。

 <<本書で何が学べるか?>>


本書は、FMEA(故障モード・影響解析)の導入・実施・レベルアップのための実践的な解説書としてFMEAの基礎的な事項から実務的な実施手順、効果的な活用までを多数の実施例を交えて分かり易く解説した優れたガイドブックです


<<まとめ>>


FMEAの活用に関心がある関係者には、本書は、お薦めの一冊です


なお本書の主要目次は、以下の内容です。
第1章 FMEAとは
第2章 FMEAの基本事項
第3章 FMEA実施の方法
第4章 FMEA実施のマネジメント
(いつやるのか,どれをやるのか,どこをやるのか,誰がやるのか,いつまでやるのか)
第5章 実施のバラエティを学ぶ
第6章 FMEA、FMECA化で品質保証を強化する
第7章 他の手法と併用して実施効果の拡大をはかる
第8章 実効性を上げるために





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ゼネラル・モーターズ(GM)、クライスラー、フォードの米国「ビッグスリー」の経営危機と米国政府による救済に向けての取り組みも手詰まりとなりつつあるといったニュースが連日、話題になっています。


ビッグスリーのトップが揃ってテレビに登場していますが、今日の状況を招いてしまった責任は、大きなものがあります。


また米自動車メーカー救済に向けての取り組みが就任を控えたオバマ政権最大のアキレス腱になるかと言われています。


世界最大の自動車メーカーとなったトヨタ自動車ですら、今期の営業利益は七割以上減る見通しと発表されています。


国内の自動車業界でも、減産や人員削減、工場閉鎖といった動きが広がってきています。


企業の社会的責任もないがしろに、最大の経営資源である人をモノのごとく処遇し、簡単に辞めさせるといった安易な打開策は罪悪とも言えます。


しかし厳しい環境を嘆いても状況は、変わらないし、また逞しく前向きにチャレンジしないと道は開けないので、何事にもへこたれず個人として力をじっくりと溜めておくことが肝心だと思います。


ISO/TS16949は、自動車産業で世界的に認められている唯一の品質マネジメントシステム(以降、QMSと略)規格で、ISO9001がターゲットとする顧客満足とQMSの有効性の改善に加え、品質、生産性、コストといった製造業のパフォーマンスの継続的な改善を対象としていることから従来の自動車業界のサプライチェーンに属する自動車部品メーカーに加えて、電子機器・部品メーカーや化学素材関係の企業での認証が増加しています


製造工程のロスの予防や製造工程のバラツキの低減がISO/TS16949の意図する点でもあるため自動車産業だけでなく製造業の質マネジメントの改善に活用できる規格として評価されているためと考えられます。


ISO/TS16949では、ISO/TS16949:2002(TS2)規格の要求事項以外に、顧客固有の要求事項があり、その中にコアツール(core tool)と呼ばれる米国「ビッグスリー」によって準備された参照マニュアルがAIAG(automotive industry action group:米国自動車産業アクショングループ)から発行されています


ISO/TS16949コアツールには、先行製品品質計画コントロールプランAPQP&CP)、製品承認プロセスPPAP)、故障モード影響解析FMEA)、統計的工程管理SPC)、測定システム解析MSA)の5種類が含まれます。


このコアツールは、ISO/TS16949:2002規格およびISO/TS16949規格の指針であるIATFガイダンスでも幅広くその適用が要求されています。


本日は、ISO/TS16949コアツールのなかで、とくに故障モード影響解析FMEA)、統計的工程管理SPC)、測定システム解析MSA)を取り上げ、最新版の参照マニュアルの内容を反映し、分かり易く図解で説明するとともにその実施事例を含めてその活用を解説している本を紹介します


<<ポイント>>


ISO/TS16949のコアツールのうち、故障モード影響解析FMEA)、統計的工程管理SPC)、測定システム解析MSA)の基礎の解説と実施方法の解説書


これまでにも故障モード影響解析(FMEA)、統計的工程管理(SPC)の参考書は多く発行されているが、これらの一般的な技法とISO/TS16949での要求内容は異なっており、また測定システム解析(MSA)の解説書は、ほとんど見あたらないとし、本書でコアツールが理解でき、活用もできるように解説しているとしています。


本書:「図解 ISO/TS16949 コアツールできるFMEA・SPC・MSA」です。


本書は、著者:岩波 好夫 氏にて、2008年11月に日科技連出版社より発行されています。


図解ISO/TS16949コアツールできるFMEA・SPC・
日科技連出版社
発売日:2008-11
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:283705

<<本書のエッセンスの一部>>


本書の表紙カバーの折り返し部には、本書のお奨め読者について以下のように書かれています。


  1. 自動車産業のビジネス・パスポートとなるISO/TS16949認証取得(審査登録)を検討中の企業の方々
  2. ISO/TS16949のFMEA、SPC、およびMSAの各コアツールについて理解し、自らそれらを実施できるようになりたいと考えておられる方々
  3. 一般的な品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001システムにおいて、FMEA、SPCおよびMSAの各コアツールを活用し、レベルアップさせたいと考えておられる方々

本書は、4章から構成されています。I


SO/TS16949コアツールについての概要の解説に始まり、2~4の各章で、FMEASPCMSAの順に各ツールの基礎、その特徴と概要、基本の手順の解説、実施事例を交えての図解解説といった形で、その使いこなし方法を解説しています


全体的に、プロセスフロー図、チェック表、ブロック図、グラフ、概念図などの多数の図表を交えて分かり易く解説しています。


また少し複雑な統計的な計算部分は、基本的にExcel関数を用いて実施されています。


また付録としてISO/TS16949コアツールでよく用いられる用語について「用語の解説」が添付されています。


ざっと概要を紹介します。


第1章では、「ISO/TS16949とコアツール
と題して、本書で取り上げている故障モード影響解析(FMEA)、統計的工程管理(SPC)、測定システム解析(MSA)の3つのコアツールについて、ISO/TS16949における位置づけや特徴について解説しています。また一般的に活用されている技法とISO/TS16949の要求上での相違点を解説しています。さらにISO/TS16949の認証審査に関するコアツール審査のポイントを審査での主な確認事項についてのチェック表など交えて解説しています。


第2章では、「FMEA故障モード影響解析
と題して、故障モード影響解析(FMEA)の基本とFMEAの実施方法を解説しています。とくに自動車用のベアリングの例を取り上げ設計FMEAおよびプロセスFMEAの実施手順を丁寧に解説しています。なおこのFMEAの解説では、最新版となる2008年8月改訂のFMEA参照マニュアル(第4版)が反映されています。


第3章では、「SPC統計的工程管理
と題して、「SPCとは」として、統計的工程管理(SPC)の工程変動の原因、統計的管理状態、工程能力、管理図の基本といった基礎的な事項からはじまり、X(エックスバー)-R管理図などの計量値管理図および計量値管理図の作成手順、工程能力評価、工程能力指数と不良率、損失関数などのSPC技法を解説しています。


第4章では、「MSA測定システム解析
と題して、「MSAとは」として、MSAがなぜ必要か、その目的、MSAの変動の種類とその原因といったMSAの基礎にはじまり、計量値のMSA手法について、安定性、偏りおよび直線性の評価、繰り返し性・再現性の評価(ゲージR&R)、さらに計数値のMSA手法としてクロスタブ(分割表)法について実施例を交えて測定システム解析(MSA)について解説しています。


<<本書で何が学べるか?>>


本書では、ISO/TS16949コアツールのなかで、とくに故障モード影響解析FMEA)、統計的工程管理SPC)、測定システム解析MSA)を取り上げ、最新版の参照マニュアルの内容を反映し、分かり易く図解で説明するとともにその実施事例を含めてその活用を解説しています


ツールは、活用してこそ、その効力が発揮されます。これらのコアツールについて、その手法を単に理解するだけでなく、実際に読者がこれらのコアツールを活用できるようにとの観点からよく配慮された構成になっています。


本書でのコアツールの解説は、ISO/TS16949だけでなく、自動車以外の製造業でのISO9001の深化の観点からも大いに役立つ内容です。


<<まとめ>>


本書は、その基礎から実務での活用手順までが具体的に解説されている分かり易いISO/TS16949コアツール故障モード影響解析FMEA)、統計的工程管理SPC)、測定システム解析MSA))の入門書と思います


なお本書の目次は、以下の概要です。
第1章 ISO/TS16949とコアツール
1.1 ISO/TS16949とコアツール
1.2 ISO/TS16949コアツールの特徴
第2章 FMEA故障モード影響解析
2.1 FMEAの基礎
2.2 FMEAの実施)
第3章 SPC統計的工程管理
3.1 SPCの基礎
3.2 管理図の基本
3.3 計量値管理図
3.4 計数値管理図
3.5 工程能力
第4章 MSA測定システム解析
4.1 MSAの基礎
4.2 計量値の測定システムの解析
4.3 計数値の測定システム解析








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不良問題は、企業の実力を示したものであるとして、不良低減をターゲットにその基本的な手法について解説している本を紹介します。


不良は、千差万別でその内容に応じて対応が異なるが、類似性はあるとし、本書に示したものは、一つのパターンにすぎないけれども、実際の不良低減活動においては、これらを変性し応用し効果を生むことが求められるとその「まえがき」で筆者は、述べています。


また不良低減に必要なことは、行動であるとした上で、不良には実際、難しい内容のものもあるが不良低減を達成する方法の原則は、できるまで、あきらめないこと。不良低減が達成できるまで不断の努力を傾注することと述べています。


さらに効率的な不良低減活動には、多面的なアプローチと技術に裏打ちされた論理性とデータを活用した多面的なものの見方、さらにそれらの中からの選択・判断・重要度・寄与率などの的確な判断が必要だが、これらはトライをすることで磨かれるものだとも述べています。


本書では、不良低減化の手法のポイントについて簡潔に述べていますが、参考にすべき役立つヒントが満載されていると思います。


本書:「不良低減」です。


本書は、名古屋QS研究会の編集にて、2001年7月に日本規格協会から発行されています。


同社の「実践 現場の管理と改善講座:改訂版版」のシリーズの7巻になります。


本書は、6章から構成されています。他のシリーズの巻と同様に多数のイラストや図表が採用され、分かり易い内容になっています。


以下に本書の概要をさっと紹介します。


1.では、「企業活動と不良低減
として、企業活動の基本は、QCD(Q:Quality、C:Cost、D:Delivery)との話題から始まり、不良低減の意味について整理した上で、問題解決の摘出から問題解決のステップについてQC七つ道具を活用する方法など述べ、不良低減活動を阻害する因子についてニュートンの運動の法則との対比、不良低減活動の進め方のステップ等を解説しています。


2.では、「不良のさまざま
として、社内不良と社外不良について、製品の特性分布と検出確率や計測精度との関係に触れ、不良低減のための留意すべき視点などを解説し、さらに顕在不良と潜在不良について、両者の関係を整理し、さらに突発不良についてそれが発生するメカニズムから日常的な積み上げによる継続的改善の重要性などについて解説しています。


3.では、「平均値・ばらつきと不良
として、特性値を表す平均値とばらつき(標準偏差)について、正規分布二項分布ポアソン分布について、特性値の分布と公差(規格値)との関係などを解説し、さらにX(エックスバー)-R管理図などの管理図についての見方、さらに工程能力と不良との関係について、工程能力指数(Cp)による工程能力の把握や変動要因の解析などを解説しています。またISO9001の要求項との関係についても言及しています。


4.では、「不良の予防
として、DR(Design Review:デザインレビュー;設計審査)、FMEA(Failure Mode and Effects Analysis:故障モードと影響解析)、FTA(Fault Tree Analysis:故障の木解析)、ワイブル確率紙などを用いての故障解析を含む信頼性の評価手法と信頼性の向上策などについて、その目的や活用方法などの不良の予防に繋がる手法について解説しています。ISO9001の設計・開発におけるレビュー・検証・妥当性確認との関係についても言及しています。


5.では、「不良原因の追及と不良対策
として、不良原因に対する対応は、?4項の予防手法により発生させないこと、?発生したら、不良対策をしっかりと対応すること、?再発防止、?類似不良の防止−水平対策とした上で、?~?に関わる不良原因の追求について、FTAの活用、5段階のなぜなぜを繰り返す原因の追求法の5Whyやその4M(Man、Machine、Method、Material)、5M(前記4M+Management)など系統図的追求法について事例を交えて解説しています。さらに現場・現物・現実主義の重要性やチェックリスト散布図分散分析などの方法、さらに不良対策と水平展開の進め方、ポカヨケTPM(Total Productive Maintenance)、チェックリスト、暫定及び恒久対策などについて事例を交えてその考え方から実施手順などを解説しています。またこの章の終わりには、「はめあいと不良、検査のとらえ方小史」との題で機械工業の「はめあい」を例にして不良と検査などの考え方の歴史等を紹介しています。


6.では、「不良低減活動の基本
として、6S(整理、整頓、清掃、清潔、躾、安全)、標準化QC工程図作業標準管理などについて不良低減活動の基本として、その具体的な内容と考え方について解説しています。ここでは、究極として帰するところは人として、管子の以下の言葉を引いて不良低減活動に関わる人材育成の重要性を再確認しています。


『一年の計は、穀を樹(う)うるに如(し)くは莫(な)し、

十年の計は、木を樹うるに如くは莫し、

終身の計は、人を樹うるに如くは莫し、』



改めて不良低減活動を進めようとする製造業の関係者にとって本書は、不良低減の基本的な考え方から手法までが整理されまとめられていて、不良低減を進めて行く上で役に立つヒントがきっと得られるものと思います



不良低減の書籍の画像.jpg 
日本規格協会
名古屋QS研究会(編集)
発売日:2001-07
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:250640
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 FMEA,FTA


なお本書の概要目次は、以下です。
1.企業活動と不良低減
2.不良のさまざま
3.平均値・ばらつきと不良
4.不良の予防
5.不良原因の追及と不良対策
6.不良低減活動の基本




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  品質保証を基盤とした信頼性を広く学びたいとのニーズに応える目的で執筆された信頼性の入門書を紹介します

 とくに本書では、製造物責任(PL)やリコール問題という安全性に関する品質保証課題や、重大事故・故障の未然防止のための科学的管理技術の手法などを、信頼性工学の立場から平易に解説しています

読者としては、経営者から管理者・技術者および学生までの幅広い層を対象としています。

本書:「品質保証のための信頼性入門」です。

 本書は、真壁 肇氏、鈴木 和幸氏、ならびに益田 昭彦氏の共著にて、2002年3月に日科技連出版社より発行されています。

本書は、当初「品質保証と信頼性」(日科技連信頼性工学シリーズ第13巻、1984年)の改訂が目的で出版計画がスタートしたが新しい時代の品質保証と信頼性の解説書、教育用テキストとして変更されたものとのこと。

 上記の目的から、本書での説明例として身近な日常生活のテーマが取り上げられ、そして信頼性の基本事項を品質管理の基礎知識だけで理解できるように構成されています。

さらに実務的に解析法なども手順を示して詳細に説明といった工夫がこらされています。

 また、用語についても原則的にJIS Z8151(ディペンダビリティ用語)に従って記載されています。

 本書の表紙の折り返し部には、本書について新しい時代の品質保証と信頼性の解説書、教育用テキストであることに触れた上で、とくに以下のように述べています。

「「信頼性とコストのトレードオフ」、つまりコスト低減のためには信頼性の代償を要するという一般通念に対して、本書では、品質保証の源流段階において適切な対策を講ずることこそが、信頼性を向上させ同時にコストを低減する道であるという考え方に立ち、TQMに立脚した品質保証について論述している。」

本書は、3部(第吃堯А品質保証」(第1章~4章)、第局堯А信頼性入門」(第5章~第7章)、第敬堯А信頼性工学の方法」(第8章~第11章))、11章から構成されています。

第吃瑤任蓮◆品質保証」についてその考え方から信頼性との関連、再発・未然防止の活動など、第局瑤任蓮◆信頼性」についてその基本から、FMEA、FTA、DRなど信頼性管理技術手法までを、また第敬瑤任蓮◆嵜頼性工学の方法」について、信頼性試験と故障解析から保全性管理までを解説しています。また第局堯第敬瑤両呂僚わりには、演習問題が付いています。

さらに図表として末尾に正規分布表、χ2分布表、ガンマ関数表、パーセントランク表、ソーンダイク・芳賀曲線図、ワイブル確立紙が掲載されています。

第1章では、「品質管理(TQM)を基盤とした品質保証
として、品質管理とその基本の解説にはじまり、源流に着目した品質管理、顧客満足(CS)との関わり、品質保証の意義、機能別管理と品質保証、更にはISO9000の認証制度との関係などについて解説しています。


第2章では、「品質管理の発達と品質保証の誕生
として、SQC、TQCからTQMに至る品質管理の発達を総括し、品質保証の誕生と発展についてその動きを整理して解説しています。


第3章では、「品質保証の二つの課題とその体系
として、製造物責任(PL法)とリコール問題との関わりにおいて品質保証の果たすべき役割について説明し、品質保証の全体像について、市場情報収集から商品企画、開発設計、生産準備、生産、販売・アフターサービスの各段階別保証の体系について解説しています。

第4章では、「品質保証における信頼性の課題と再発・未然防止の活動
として、社会に重大な影響を及ぼす事故・故障の再発防止・未然防止という課題とそれに関わる活動について信頼性管理の観点から体系的に整理し、解説しています。


第5章では、「信頼性の基本事項
として、信頼性の生い立ちとその発展過程を述べた上で、信頼性の意味について、信頼度、故障率、故障強度、平均寿命、MTBF、MTTFなどから信頼性の手法について、Aタイプ(FMEAFTADR)、Bタイプ(信頼性試験故障解析)、Cタイプ(MTBF故障率の推定やワイブル分布に基づく寿命データの解析)に区分し、その活用すべき段階と特徴、本書での取扱いの章などの関連を解説しています。

第6章では、「信頼性工学の基礎
として、複雑なシステムの信頼性を評価するために行う信頼性モデルについて信頼性モデルを分析するための基礎となる事項について、冗長系の信頼度、直列系の信頼度、m/n冗長系の3つのモデルを解説し、さらに寿命分布と故障率について、非修理アイテム(生命表による計算、指数分布)、修理系と故障率曲線の各モデルを適用した場合の故障率評価の方法について例題を取り上げ解説しています。

第7章では、「信頼性管理技術の手法−FMEA、FTA、DR
として、FMEAFTADRの各手法について実施手順、活用上の注意事項、実施上の効果などのポイントを解説しています。

第8章では、「信頼性のための工学的手法−信頼性試験故障解析
として、技術の問題点を現場的に究明して信頼性の向上を図ることにつながる管理技術である信頼性試験故障解析についてその関係する手法や代表的な手順などを交えて解説しています。

第9章では、「信頼性の二つのモデル−限界・耐久モデルと寿命分布のモデル
として、ストレスの加わり方に着目する限界・耐久モデル(ストレス−強度モデルなど)と故障率曲線の形状に注目して故障率関数を適用して寿命値の物理的意味を追求する寿命分布のモデルを取り上げ解説しています。


第10章では、「寿命データ解析
として、信頼性向上の基礎として利用できる寿命データの解析手法について、指数分布、ワイブル分布の各事例を基に解説しています。

第11章では、「保全性管理
として、航空機や医療システムなどの複雑なシステムで発生する不具合事象において、品質の是非は、設備機能の良否に依存することが大きいとし、設備を企画する段階からの合理的な設備保存が必要として保全性管理について解説しています。

品質保証のための信頼性入門
日科技連出版社
真壁 肇(著)益田 昭彦(著)鈴木 和幸(著)
発売日:2002-03
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:237658

なお本書の目次は、以下の内容です。
第吃 品質保証
第1章 品質管理(TQM)を基盤とした品質保証
第2章 品質管理の発達と品質保証の誕生
第3章 品質保証の二つの課題とその体系
第4章 品質保証における信頼性の課題と再発・未然防止の活動
第局 信頼性入門
第5章 信頼性の基本事項
第6章 信頼性工学の基礎
第7章 信頼性管理技術の手法−FMEA、FTA、DR
第敬 信頼性工学の方法
第8章 信頼性のための工学的手法−信頼性試験と故障解析
第9章 信頼性の二つのモデル−限界・耐久モデルと寿命分布のモデル
第10章 寿命データ解析
第11章 保全性管理
付録

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コンパニオン3 II

コンパニオン5

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  エキスポランドの「風神雷神2」の死傷事故に関係して車軸等の検査の強化や遊戯施設の法的整備等が論議されたりしています。

確かに点検の強化によって多少は、安全度は改善されることになるかも知れません。

しかしながら例えば、超音波探傷などによる検査を半年に1回義務づけたとしても安心できるようになるとは思えません。

 設備の信頼性の観点からすれば、このような事故を避ける本質は、設備の設計段階で故障の未然防止の手を打っておくということに尽きるのではないかと思います。

今回の金属疲労についても当然、設計者の信頼性技術の結集が反映されていたのでしょうが、想定していなかった不確定要素が加わったということかと思われます。

バラツキ、最大応力(振幅)、繰返し回数、キズ(ノッチ)、ネジレ要素、架台の振動、腐食の進行など。

また安全係数はどのようなところを見込んでいたのでしょう。

類似の遊戯施設があるならば、点検の強化以前に、早期の部材交換が有効な印象です。


 本日は、信頼性に関心のある設計や生産に関係する技術者をターゲットとして、信頼性を学ぶ最初の一冊との位置づけで、信頼性手法について実際的な面からも活用度が高い「FMEA(故障モードと影響解析)」、「FTA(故障の木解析)」、「信頼度予測法」、「デザインレビュー」、「信頼性試験と信頼性データ解析」、「累積ハザード法」、および「故障解析」の手法(信頼性の七つ道具)を、具体的事例をあげながら実務に活用できるように分かり易く解説している本を紹介します。

本書:「やさしく学べる信頼性手法」です。

未然防止のための設計ツール」との副題が付いています。

本書は、中村 泰三氏ならびに榊原 哲氏の共著にて、2004年12月に日科技連出版社より発行されています。

なお本書の「推薦の言葉」を三根 久先生が冒頭に寄せられています。また本書の「まえがき」で筆者は、本書の意図するところについて以下のように述べています。

「この本は、信頼性に関心を持って信頼性を学びたいと考える技術者のために、信頼性工学の難しい内容、広いテーマを避け、より実際的で比較的実用的な項目に絞り、初心者のためのやさしい信頼性のガイドブックとしてまとめました。
 製品や部品の信頼性、故障の起こりにくさは、それを設計し、生産し、評価する技術者の固有技術と実務経験に大きく依存しますが、それに加えてこの本の信頼性の知識は、より信頼性の高い設計と信頼性保証に貢献することは間違いありません。また、信頼性評価や解析にたずさわる信頼性技術者にとっても、信頼性に関する新しい取組のヒントとなるものと考えます。
(略)
 これらの体験を通じて得た教訓は、多くの信頼性問題が比較的平凡な原因で発生していること、また決して難しい信頼性技術の知識や手法を用いないと役立たない、見つからない、解決しないという問題は多くないということでした。逆に言えば、設計技術者が比較的簡単な信頼性技術と初歩的な信頼性手法(道具)をマスターすれば、十分、有効であるということです。」

本書は、3つの章を含む第吃堯嵜頼性の概要」と7つの章を含む第局堯嵜頼性の手法」から構成されています。

第吃瑤任蓮第1章:「信頼性活動の役割−信頼性のあり方と特性を考える−」から第2章:「組織活動としての信頼性活動−信頼性活動を開発システムに定着させる−」ならびに第3章:「信頼性活動の具体化事例−信頼性手法を定着させるヒントとして」から構成されています。第吃瑤任蓮⊃頼性についての一般的な信頼性の特性、信頼性の重要性などの概要、信頼性を学ぶ意義など解説しています、信頼性活動を組織として、設計、生産活動にどのように適合させ、システム構築を行い、信頼性改善の成果を上げるか、信頼性手法を組織に定着させた具体的な信頼性活動はいかに推進すべきかなど事例も紹介しながら基本的な信頼性の考え方を解説しています。

第局瑤任蓮各章において信頼性手法を取り上げ解説しています。

第4章では、:「FMEA−重大な不具合を発見し未然に防ぐ−
としてFMEA手法について事例により概要を説明した上で、その設計FMEAの実施手順と二槽式洗濯機の事例を解説し、さらにFMEAの用途と活用事例(部品のFMEA、工程FMEAについて解説しています。最後に演習問題がついています。

第5章では、:「FTA−指定した不具合の要因を見つけ未然に防ぐ−
として、FTAについてその手順を用途と活用事例を交え解説しています。

第6章では、「信頼度予測−故障率を予測し設計を見直す−
として、信頼度予測について電子回路の故障率予測などの事例を紹介し、手順1:「事前準備をする」から手順7:「設計を見直す」に至る7つのステップからなる実施手順について事例を含め解説し、さらに信頼度予測の用途と活用事例についても解説しています。

第7章では、:「デザインレビュー−設計を見直し完成度を高める−
として、事例として家電メーカーでのデザインレビュー(DR)についてDRに必要な要素、実施手順(「事前レビューの実施」、「レビュー委員会の開催」)について解説し、更に自動車関連で用いられるDRBFM手法について具体事例として解説しています。

第8章では、:「信頼性試験と信頼性データ解析−現物とデータで信頼性の実現度を確認する−」として、試作品による信頼性試験や市場データから得られた故障データを解析し、信頼性について故障率やMTBF(平均故障間隔:Mean Time Between Filures)などの数値で推定して把握し、目標と比較し、信頼性向上に結びつける手順と手法について解説しています。

第9章では、:「累積ハザード法−故障の分布を調べて信頼性を数値で求める−
として、故障データにワイブル分布を適用し、ワイブル型累積ハザード紙を用いてそのパラメータを求め、信頼度や故障率を評価する手法について解析しています。

第10章では、「故障解析−根本の故障解析(故障メカニズム)を探る
として、部品や材料の故障がどのようなメカニズムで発生したかを部品の内部の分子、原子レベルで調べるミクロ的な故障解析手法について解説しています。さらにミクロ的な解析を行うための装置として、SEM(走査型電子顕微鏡)、X線CT、FT-IR(フーリエ変換赤外分光装置)について概要を解説しています。


本書には著者が長年企業で製品の故障や不良問題に悪戦苦闘しながら、信頼性向上に成果をあげたノウハウが織り込まれ、設計技術者、生産技術者のみならず品質管理技術者ならびにすべての人々に役立つ内容と思います。

やさしく学べる信頼性手法―未然防止のための設計ツール
日科技連出版社
中村 泰三(著)榊原 哲(著)
発売日:2004-12
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:5858

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1部 信頼性の概要
 第1章 信頼性活動の役割−信頼性のあり方と特性を考える−
 第2章 組織活動としての信頼性活動−信頼性活動を開発システムに定着させる−
 第3章 信頼性活動の具体化事例−信頼性手法を定着させるヒントとして
第2部 信頼性の手法
 第4章 FMEA−重大な不具合を発見し未然に防ぐ−
 第5章 FTA−指定した不具合の要因を見つけ未然に防ぐ−
 第6章 信頼度予測−故障率を予測し設計を見直す−
 第7章 デザインレビュー−設計を見直し完成度を高める−
 第8章 信頼性試験と信頼性データ解析−現物とデータで信頼性の実現度を確認する。
 第9章 累積ハザード法−故障の分布を調べて信頼性を数値で求める−
 第10章 故障解析−根本の故障解析(故障メカニズム)を探る

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  「安全」とは、ISO/IEC Giude51:1999(JISZ8051:2004)「安全側面-規格への導入指針」によると以下のように定義されています。

受入不可能なリスクがないこと

 またリスクについては、ISO/IEC Guide73:2002(TRQ008:2003)「リスクマネジメント-用語-規格において利用するための指針」において、以下のように定義されています。

事象の発生確率と事象の結果の組合せ

本日は、この安全についての技術的側面だけでなく社会的側面をも包括的に扱う「安全学」の解説書を紹介します。

非常に広範な領域に及ぶ「安全学」についてその全体像ならびに重要事項が、わかりやすく解説されています

本書:「安全学入門」です。

安全を理解し、確保するための基礎知識と手法」との副題が付いています。

本書は、吉田 一雄先生と長崎 晋也先生による共著で、2007年3月に日科技連出版社より発行されています。

本書の表紙の折り返し部には、「まえがき」より抜粋して以下のように書かれてあります。

「今や安全は「モノづくり」の問題にとどまらず、人間、社会、環境の側面を巻き込んで、非常に広い領域に関連している。

 安全管理に携わる専門家や組織の決定に責任を有するリーダーは、こうした安全問題の全体像を把握しておく必要がある

しかし、そこまで広い観点から安全を論じた入門書はほとんどない。

 本書は安全学の全体像と重要事項について解説したものである。

安全学は非常に広範な領域に関連するため、詳細を網羅することは不可能であり、著者が重要と思った項目の基本概念だけを解説するにとどめざるをえなかった。

しかし、安全学の入門としてはコンパクトで十分な内容であると信じている。

(「まえがき」より)

なお本書では、安全について、JISZ8115「ディペンダビリティ(信頼性)用語」の以下の定義を引用しています。

人への危害又は資(機)材の損傷の危険性が、許容可能な水準に抑えられている状態

本書は、12章から構成されています。

第1章では、「安全の基本概念」
として、「安全性とは」、「ハザードとリスク」など安全学の定義と安全学で用いられる重要な考え方について解説しています。

第2章では、「リスク表現と安全目標」
として、リスクの表現法、安全目標、リスクの許容限度、リスクの保有と移転などの安全管理の基本となる概念について解説しています。

第3章では、「ハザードの同定」
として、リスク評価(定量的リスク評価の手順)手法、失敗モード影響解析(FMEA)の手法、ハザード操作性解析(HAZOP)手法を用いてのハザードの道程の手順を解説しています。

第4章では、「確率論的安全評価」
として、事故シーケンスとその発生確率、損害の規模を体系的に明らかにし、評価する作業である確率論的安全評価(PSA:Probabilistic Safety Assessment)、確率論的リスク評価(PRA:Probabilistic Risk Assessment)について、PSAで用いる「イベントツリー解析(ETA:Event Tree Analysis)」、「フォールトツリー解析(FTA:Fault Tree Analysis)」、両者を組み合わせたET-FT解析、設備機器が故障で機能損失する事象の発生確率の評価手法を用いての常用系機器の信頼性、待機系機器の信頼性、過重強度システムの信頼性、不確かさ解析、従属性解析などの評価手法を解説しています。

第5章では、「事故分析」
として、事故や不具合が起きた後での原因解明と再発防止や類似事象の防止について、事故の因果モデルのフロー、(事象の把握、問題点の抽出、背後要因の分析、対策の列挙、対策の評価からなる事故分析の手順、また事故報告システムを設計する上で考慮すべき事項について解説しています。

第6章では、「有害物質の環境・生体動態解析と曝露量評価」
として、有害物質の評価手法の有害物質が環境中をどのように移動するかを解析する動態解析について、フィックの拡散方程式から、界面での物質移動、物質輸送中の化学反応などの基礎を解説しています。また曝露量評価について、シナリオに基づいて評価するモデル解析手法、分析評価手法、不確かさとして曝露量の個人差などの不確かさを取り上げ解説しています。

第7章では、「毒性評価」
として、化学物質と人間や生物との相互作用について、殺虫剤・除草剤、金属、ダイオキシン、発ガン物質、放射性物質と生体反応、さらに有害物質の毒性評価として、マウスやラットを用いるin vivo試験、生体細胞や生体組織の一部、微生物による生物応答を観察評価するin vitro試験、疫学調査、動物実験などに基づく毒性評価方法を解説しています。

第8章では、「環境リスク評価」
として、21世紀の環境問題の特徴から、これまでの法規制では対応できなくなりつつあるとし、このような状況に応えうる指標、考え方となる環境リスクについて、ハザード、リスク、エンドポイント、発ガンリスク、非ガンリスク、損失余命とQALY(Quality Adjust Life Year)、生態系への影響評価などの基本概念、評価手法等を解説しています。


第9章では、「ヒューマンファクター」
として、システムの安全における人間行動の関わりのヒューマンファクターについて、ヒューマンエラーの考え方、人間信頼性解析(HRA:Human Reliability Analysis)について、THERP(Technic for Human Error Rate Prediction)の手順、エラーモードと基本エラー率、作業イベントツリー、行動形成因子(PSF:Performance Shaping Factor)、従属性モデルなど、またヒューマンエラーの心理学に関して、人間行動のSRK(skill-base、rule-base、knowledge-base)モデル、更にはヒューマンエラーの防止対策について解説しています。

第10章では、「リスクマネジメント」
として、リスクマネジメントのPDCAのプロセス、組織、技術システムの安全設計、保全活動、教育訓練、安全文化(組織事故、階層、エンジニアリング)、危機管理、更には環境リスクマネジメントについて解説しています。

第11章では、「リスクコミュニケーション」
として、その考え方から一般市民のリスク認知、コミュニケーションデザイン、参加型意思決定などの方法について解説しています。

第12章では、「安全規制」
として、安全規則の役割、手段、法令基準体系、適合性評価プログラムを取り上げ解説しています。

付録に「確率統計の基礎」:確立統計の基礎が解説してあります。


本書では、安全学の全体像と重要事項について幅広く取り上げられ、分かり易く解説されています。安全に責任のある企業、行政機関のリーダーから安全に関心が深いビジネスパーソンまでお奨めの一冊です。

安全学入門―安全を理解し、確保するための基礎知識と手法
日科技連出版社
古田 一雄(著)長崎 晋也(著)
発売日:2007-03
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:105780

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 安全の基本概念
第2章 リスク表現と安全目標
第3章 ハザードの同定
第4章 確率論的安全評価
第5章 事故分析
第6章 有害物質の環境・生体動態解析と曝露量評価
第7章 毒性評価
第8章 環境リスク評価
第9章 ヒューマンファクター
第10章 リスクマネジメント
第11章 リスクコミュニケーション
第12章 安全規制
付録 確率統計の基礎

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  CRT(Current Reality Tree:現状問題構造ツリー )とは、エリヤフ・ゴールドラットによる制約条件の理論(TOC 「制約理論」とも言う、あるシステムの目的(ゴール)を継続的に最大化することを狙う、全体的な管理理論である)の思考プロセスの一つ。

 他にもTOCでは、対立解消図(conflict resolution diagram または CRD) 未来問題構造ツリー (Future Reality Tree : FRT) 、ネガティブブランチ (Negative Branch Reservations : NBR) 、ポジティブ強化ループ (Positive Reinforcement Loop : PRL)、前提条件ツリー (Prerequisite Tree : PRT)、移行ツリー (Transition Tree : TT) 、戦略と戦術 (Strategy & Tactics : S&T)などを思考プロセスツールとして提示しています。

  上記のCRTは、好ましくない結果 undesirable effects (UDE)のあいだの因果関係のネットワークを評価して、好ましくない結果のほとんどの根本原因(複数可)を突きとめ、とくに全体の問題点の約7割をカバーする中核問題を探索するための手法になります。

 本日は、組織存続の鍵は、「変化に適応した経営革新・改善」と「強い商品開発」にあるとして、上記のCRTの実践方法を成功事例をもとに紹介すると共にスピーディで成功率の高い新商品開発のために役立つ手法として、“新商品開発スコアカード”についても分かりやすく解説している本を紹介します。

本書:「おはなし新商品開発」です。

本書には、「−事例で分かるCRTや新商品開発スコアカードの威力!−」との副題が付いています。

本書は、圓川 隆夫先生・入倉 則夫氏・鷲谷 和彦氏の共編著にて、2007年1月に日本規格協会より発行されています。同社の「おはなし科学・技術シリーズ」の一冊になります。

本書の帯には、以下のように書かれてあります。

すぐに実践したくなる理論や手法、秘訣を丁寧に解説!

組織存続の鍵は、「変化に適応した経営

革新・改善」と「強い商品開発」にある!

本書は、

「成功事例」をもとにした、ストーリー仕立てで

理論や、すぐに実践できる数多くの手法・秘訣を平易に紹介し

まるで、研修・演習を実際に受講したかのような気にさせる

読者にやさしい指南書」です!


本書は、2001年から3年間の「日本ものづくり・ひとづくり質革新機構(JOQI)氏製品開発部会」での活動、成果物をベースに作られたとのことです。

 第1部で紹介されているCRT手法も、その実施手順をわが国の状況に合わせてカスタマイズされたものとのこと。

また「カルタ式」の手法は、鷲谷 和彦氏のオリジナルな考案によるものとのことです。

更に第2部で紹介されている「新製品開発スコアカード」は、圓川先生の東京工業大学で開発した内容を更に前記、部会で改良したものとのこと。

さらに商品企画の記述は、部会メンバーの加藤雄一郎氏によるとのことです。

本書の表紙の折り返し部の冒頭に本書について以下のように書かれてあります。

「新製品開発は、組織が存続するために必須の活動です。

現在、生産工場の海外シフトや、商品開発のリードタイムの削減など、ビジネス環境が従来に比べて大きく変化してきています。

 このような中、組織は顧客を強く意識した新商品開発はもとより、既存の状態・仕組みに満足することなく経営革新・改善を行うことが不可欠といえるでしょう。
(略)
 成功事例をもとにストーリー仕立てで、理論だけでなく、すぐに実践できる数多くの手法や秘訣を平易に紹介する本書は、組織の活性化に大いに役立つ一冊となるでしょう。」

本書には「コラム」欄が設けられ、そこでは、「思考プロセス」、から「PDPC」、「シックスシグマの活動手法」まで18件のトピックスが取り上げています。

本書は、2部より構成されています。

第1部、第2部とも町工場の2代目社長である「阿部一郎」その長男の「純一郎」、「阿部一郎」の旧友の松井印刷の2代目社長「松井」、そして、松井印刷の管理者たち。さらに経営革新や新商品開発に精通しているコンサルタントの「高橋」などが登場し、一連のストーリーが展開される形式になっています。

 第1部では、「経営革新の中核問題」として、まさに経営革新の中核の問題になる「何を変えなければならないか?」を洗い出すことができるツールとしてのCRTを中心にFRTなども含めて松井印刷の改革のストーリーの取り組みの流れの中で紹介されています。

 第2部では、「新商品開発を進めるヒント」として、「商品開発スコアカード」が組織の現在の新製品開発のあり方の強み・弱みを知り、成功率の高い新製品開発を効率よく、スピーディに行うためのツールとして紹介されています。

さらにFMEA、FTA、QFD、DR、DFMなどが紹介され、実践のヒントも解説されています。

新製品開発のみならず組織の活性化に関心ある人にはおすすめの一冊です。

おはなし新商品開発―事例で分かるCRTや新商品開発スコアカードの威力!
日本規格協会
圓川 隆夫(編さん)
発売日:2007-01
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:133455

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1部 経営革新の中核問題
プロローグ
 1. コンサルタント高橋との出会い
 2. “CRT”とは
 3. いざ,CRTの開始
 4. CRTの完成へ
 5. 全体最適と部分最適のねじれ現象
 6. ブレークスルーに向けた大事な一歩−キーパーソンの参画
 7. ブレークスルー案とFRT
 8. 松井印刷の改革のスタート
 9. 補助ツール“カルタ”
エピローグ
<付録> カルタ
第2部 新商品開発を進めるヒント
プロローグ
 1. 己を知り,敵を知ろう
 2. 新商品開発のプロセス
 3. 新商品開発のビジョンを作る
 4. お客様の要望を商品仕様として具体化する
 5. 新商品の完成度を高める
 6. 品質を確実に作り込む
 7. スピードある開発を進める
 8. 源流管理−究極の効率化概念
 9. プロジェクトを確実に進める
10. 試作品の試験評価を進める
11. 新技術を特許で知る
12. “何を”,“何に”変えるか
エピローグ
<付録> 特許情報の検索

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