「インターネットや携帯電話のサービスが、「あったら便利」から「なくては困る」と変わったときに、ITビジネス関係者が備えをしておくべき一つがITサービスマネジメントITSMS)であり、それを評価し、認証する仕組みが、ISO/IEC 20000


と筆者は、その「はじめに」で、サービス提供者が、提供するITサービスのマネジメントを効率的、効果的に運営管理するための仕組みである:ITサービスマネジメント(ITSMS)ならびにITSMSの国際規格であるISO/IEC 20000について、述べています。


ちなみに2007年4月から本格運用されたITSMSの認証取得事業者は、JIPDEC(財団法人 日本情報処理開発協会)によると2008-04-18現在、38組織とのことです。


またITSMSの構築運用については、「ITSMSユーザーズガイド(2007年4月JIPDEC発行)」が参考になります。


本日は、ITインフラストラクチャに関する包括された一連のベストプラクティスのガイドラインの書籍集であるITIL(Information Technology Infrastructure Library)から国際規格であるISO/IEC 20000について、その誕生の経緯や両者の相違点や特徴を解説し、そして、ISO/IEC 20000の概要、さらにITサービスマネジメントシステム(ITSMS)についての認証取得制度の概要及び認証基準、更に認証取得への対策や方法等について総括的に解説している本を紹介します


本書は、単にISO/IEC 20000(「JIS Q 20000-1:2007 情報技術−サービスマネメンジト第1部:仕様」ならびに「JIS Q 20000-2:2007 情報技術−サービスマネジメント -第2部:実践のための規範」) 規格の要求事項の解説というよりは、認証に向けてより広い観点から、ISO/IEC 20000に関わる考え方や認証取得の基礎となる部分に力点を置いた実務的な解説となっています


本書:「 ~ISO/IEC20000ITサービスマネジメント(ITSMS)と認証取得」です。


本書は、著者:村上 賢二氏ならびに藤井 誠一氏の共著にて、2008年3月にソフトリサーチセンター より発行されています。


本書は、5章から構成されています。


随所にイラストや概念図などの図表を用いて、分かり易く構成されています。


第1章では、「ISO20000 の背景
として、「あるサラリーマンの1日」として、今日、ITに関わるサービスが欠かせない存在になっていることに始まり、ITサービス産業の状況を概観し、ITサービス業が抱える6つ(稼働信頼性~提案力など)の対外的な課題及び3つ(プロセス標準化、可用性、コスト可視性)の対内的課題を挙げた上で、ITILを基盤とするISO/IEC 20000がこれらの課題の身近な克服手段と述べています。そして、ITIL-4つのPとして、ITILの概要とITILを実現するための4つのP(Process、People、Products、Partner)等ITILの概要について解説しています。さらにITILとISO/IEC 20000との関係について時代的な経緯をたどりながら解説しています。


第2章では、「ISO20000 概要
として、ISOの共通のマネジメントシステムの概要にはじまり、適用範囲、用語の定義から、最初にマネジメントシステムに関する内容を解説し、さらに特にITSMSとしての固有のプロセスについて解説しています。すなわち、 ISO/IEC 20000−1:ITサービスマネジメントの仕様について、「新規サービス・サービス変更の計画・導入フェーズ」などの固有の5つのフェーズについて解説しています。


第3章では、「国内ITSMS 認証取得制度の概要
として、 JIPDECによるITSMSの認証制度について認証の仕組みから、ITSMSの認証に関する申請・登録の流れ、さらには、審査登録機関の選び方などについて説明しています。また認証制度のパイロット運用(2006-7~2007-3)から本格運用に至る経過を解説しています。さらにITSMS認証制度の運用・スケジュールについて、現状把握に始まり、マネジメントレビューに至る構築の取組と認証審査の受審の流れ等について概観しています。


第4章では、「ITSMS 認証基準
として、ITSMSの認証においてポイントとなる「認証を得ようとする適用範囲が適切に特定されているか」といった5つの認証基準に関するポイントについて、『サービスマネジメントの適用範囲』、『ドキュメントの整備状況』、『マネジメントシステムの運用実績』の観点から解説しています。


第5章では、「ITSMS 認証取得への対策とその方法
として、ITSMSの認証取得に向けて、筆者の審査ならびにコンサル経験などから効果的と考えられる構築の進め方について、7ステップ(現状把握:第1ステップ/サービスマネジメントプロセスの定義:第2ステップ/文書化:第3ステップ/SLAの要件定義:第4ステップ/導入および教育:第5ステップ/内部監査の実施:第6ステップ/マネジメントレビューの実施:第7ステップ)より成る進め方と各ステップにおける重要なポイントについて解説しています。


ITILの概要、ISO/IEC 20000に基づくITSMSの基本的な考え方から認証にむけての具体的なステップまで分かり易く実務的に解説されています


ITビジネスに関わっておられるビジネスパースンからITサービスをビジネスに活用されている管理者、経営者の方まで是非、読んで頂きたい一冊です。


ITサービスマネジメント(ITSMS)と認証取得―ISO/IEC20000
ソフトリサーチセンター
村上 賢二(著)藤井 誠一(著)
発売日:2008-03
発送時期:通常3~5週間以内に発送
ランキング:407275


なお本書の概要目次は、以下の内容です。
第1章 ISO20000 の背景
 1. ITILとISO/IEC 20000
 1.1 ISO/IEC 20000の背景
 1.2 ITIL−4つのP
 1.3 ITILとISO/IEC 20000との関係
第2章 ISO20000 概要
 2.1 ISO/IEC 20000のマネジメントシステム
 2.2 ISO/IEC 20000−1:ITサービスマネジメントの仕様
第3章 国内ITSMS 認証取得制度の概要
 3.1 ITSMSの認証制度の概要
 3.2 パイロット運用と本格運用の状況
 3.3 ITSMS認証制度の運用・スケジュール
第4章 ITSMS 認証基準
 4.1 サービスマネジメントの適用範囲
 4.2 ドキュメントの整備状況
 4.3 マネジメントシステムの運用実績
第5章 ITSMS 認証取得への対策とその方法
 5.1 現状把握:第1ステップ
 5.2 サービスマネジメントプロセスの定義:第2ステップ
 5.3 文書化:第3ステップ
 5.4 SLAの要件定義:第4ステップ
 5.5 導入および教育:第5ステップ
 5.6 内部監査の実施:第6ステップ
 5.7 マネジメントレビューの実施:第7ステップ
 5.8 認証取得の先に見えるもの





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JIPDEC(財団法人 日本情報処理開発協会)による JIS Q 20000-1:2007(ISO/IEC 20000-1:2005) 情報技術−サービスマネジメント−第1部 仕様』、◆JIS Q 20000-2:2007(ISO/IEC 20000-2:2005) 情報技術−サービスマネジメント−第2部 実践のための規範』を基準とするITサービスマネジメントシステム(以降ITSMSと略記)適合性評価制度に基づく認証は、JIS規格が発行された2007年4月から本格運用されています


JIPDECのウェブサイトによると、2008年1月25日現在、28事業者が認証取得とのことです。


ITSMSに対する関心は、国内外共に高まってきて、単なるブームの域を越えてきていると言われています。


本日は、このISO/IEC 20000をベースとするITSMSについて、導入組織の4つの生々しい事例(『情報システム系』、『電気通信事業』、『金融機関系』、『ASP サービス事業』)を参考としながら、『なぜ、いまITSMSなのか』、ISO/IEC20000を導入する目的、効果、どのようにして構築・運用・認証取得を進めたか、今後の課題などを詳細に解説している本を紹介します


ISO/IEC20000に対する基本的な知識から、その重要ポイント、事例に基づく実践的な活動の指針が得られます。すでに「ISOの本棚」でも紹介した『対訳 ISO/IEC 20000-1・20000-2 情報技術−サービスマネジメントの国際規格[ポケット版]』、『ISO/IEC 20000-1:2005 情報技術−サービスマネジメント−第1部:仕様 要求事項の解説』と合わせるとさらに密度の濃い理解が得られます。


また多様なITSMSの活用のニーズに対応する観点から、帯の裏面にも記載されていますが、以下のような事例も紹介されています。


  • 「ISO9001及び/又はISO/IEC27001の認証→ISO/IEC20000認証」の事例

  • 「ISO/IEC20000ならびにISO/IEC27001の同時認証」の事例

  • 「COBITやコーポレートガバナンス対応も考慮しての導入」の事例

本書:「ISO/IEC20000活用ガイドと実践事例」です。


本書は、編集委員長: 大畑 毅氏 並びにISO/IEC20000活用ガイドと実践事例編集委員会の編著にて、2008年1月に日本規格協会より発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。



ISO/IEC20000導入で、


ITIL、COBITに近づく!


IT全般統制に役立てる!



■なぜ、いま、ISO/IEC20000導入なのか、どう構築すればよいのか


---導入組織の4事例で目的、メリット、構築手順など多くを学ぶ


■経営者から実務担当者まで、これ一冊で理論と実践を習得」



本書は、ISO/IEC20000の予備知識、ポイント箇所の解説、適用事例の解説をテーマとした3つの章から構成されています。全体的に解説には、多くの概念図やスキームなどの図表が多く用いられ分かり易く解説されています。


第1章では、「ISO/IEC 20000 の概要
として、「ISO/IEC 20000 とは」に始まり、この国際規格の制定の経緯、規格の概要、位置づけ、ITIL V2との関係、ITIL V3との関係などの解説ます。またISO/IEC 20000 の認証制度について背景やITSMS 適合性評価制度、審査登録制度の概要が解説されています。そして、ISO/IEC 20000の導入に関しての適用範囲、組織の目的と合致した活用方法の考え方などが解説されています。


第2章では、「ISO/IEC 20000 適用の実践ガイド
として、ISO/IEC 20000 の要求事項とくにマネジメントシステムに関わる要求事項のポイントについてマネジメントシステムの導入と実践及び管理プロセスの導入と実践のポイントを解説しています。管理プロセスについて、一般的なプロセスの概念をJISQ9000やITIL V2の定義などを解説した上で、ISO/IEC20000-1の箇条5から10で管理プロセスの要求事項について、インプット・活動・アウトプットの表に整理して解説しています。


第3章では、「ISO/IEC 20000 実践事例と解説
として、『情報システム系』、『電気通信事業』、『金融機関系』、『ASP サービス事業』の4社の事例について、それぞれの認証取得組織の責任者が分担して執筆しています。例えば、ISO/IEC20000 の導入目的/導入ステップ/各ステップでの実践事項/導入による効果と今後の課題、そして事例の解説といった展開で実践事例について詳細に解説されています。これからISO/IEC 20000に取組組織においては、非常に参考になる内容が公開されていると思います。


なお付録として、「ITIL V3 用語集」が添付されています。ITIL V3についての抜粋と対応するJIS用語が対照できる一覧表になっています。 


ISO/IEC20000によるITSMSに関心があるビジネスパーソンからITSMSの導入を考慮している組織の経営者・管理者・実務担当者までISO/IEC20000の基本から実践まで役立つ情報が満載でお奨めの一冊です


ISO/IEC20000活用ガイドと実践事例 (Management System ISO SERIES)
日本規格協会
ISO/IEC20000活用ガイドと実践事例編集委員会(編さん)大畑 毅(編集)
発売日:2008-01-28
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:130031

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 ISO/IEC 20000 の概要
1.1 ISO/IEC 20000 とは
  1.1.1 ISO/IEC 20000 制定の経緯
  1.1.2 ISO/IEC 20000 の概要とITIL V2
  1.1.3 ISO/IEC 20000 の位置づけ
  1.1.4 ISO/IEC 20000 とITIL V3
1.2 ISO/IEC 20000 の認証制度について
  1.2.1 IT サービスマネジメント認証制度の背景
  1.2.2 ITSMS 適合性評価制度
  1.2.3 審査登録制度の概要
1.3 ISO/IEC 20000 導入にあたって
  1.3.1 ISO/IEC 20000 の適用範囲
  1.3.2 ISO/IEC 20000 の使われ方
第2章 ISO/IEC 20000 適用の実践ガイド
2.1 マネジメントシステムの導入と実践のポイント
  2.1.1 ISO/IEC 20000 の要求事項
  2.1.2 マネジメントシステムに関する要求事項
2.2 管理プロセスの導入と実践のポイント
  2.2.1 プロセス
  2.2.2 ISO/IEC 20000 の管理プロセス
 第3章 ISO/IEC 20000 実践事例と解説
<情報システム系>
3.1 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
(ISO/IEC20000 の導入目的/導入ステップ/各ステップでの実践事項/導入による効果と今後の課題)事例の解説
<電気通信事業>
3.2 ソフトバンクテレコム株式会社
(ISO/IEC20000 導入・認証取得の目的/認証所得のステップ/ITSMS 構築に向けた実践事項/導入による効果と今後の課題)事例の解説
<金融機関系>
3.3 東京海上日動システムズ株式会社
(業務運営/ISO/IEC20000 認証取得の目的/ISO/IEC20000認証取得スケジュールと手順/東京海上日動システムズのIT サービスマネジメント/ITSM プラットフォーム/これまでの取組みと今後の課題)事例の解説
<ASP サービス事業>
3.4 リスクモンスター株式会社
(ISO/IEC20000 の導入目的/導入ステップ/各ステップでの実践事項/導入による効果と今後の課題)事例の解説
付録 ITIL V3 用語集 






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ITIL(Information Technology Infrastructure Library) とは、ITサービスマネジメント(以降ITSMSと略記)におけるベストプラクティス(成功事例)をまとめた書籍のシリーズで、その最新のバージョンは、2007年5月30日にイギリス出版局よりリリースされたバーション3になります。ここでは、情報システムの戦略立案から廃棄に至るまでの総括的なフレームワークとして、情報システムの運用業務であるITサービスを適切かつ高度な経営戦略として運営・提供する手法が集約されています


このITIL Version-3にも対応して、この改訂をいちはやく分析し、ITSMSの原理・原則の基本を企業の情報システム部門向けに分かりやすく図解入りで解説している本を紹介します


これまで普及してきたVersion-2との相違点なども詳しく紹介しながら、今後のITIL導入に向けてのステップが示されています。


本書:「ITIL入門 ITサービスマネジメントの仕組みと活用」です。


本書は、野村総合研究所システムコンサルティング事業本部の著にて、2008年1月にソーテック社より発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれています。


「ITサービスの提供部門へと


進化することのできない情報システム部門に、未来はない!

野村総合研究所のシステムコンサルタントが


ITIL version−3


を詳細に解説!


ITサービスマネジメントの原理・原則を正確に理解したい方、必読!」



本書は、PART1からPART11までの11の章から構成されています。全般的にITIL書籍からの引用も含めての多くの図表が説明に用いられていて分かり易い内容となっています。


PART1では、「サービスマネジメント
として、サービスの定義に始まり、サービスの性質や特徴、価値などについて整理した上で、ITについての顧客の満足に関わるサービス価値の追求:すなわちITSMSによる顧客価値の最大化の必要性を強調しています。


PART2では、「ITサービスマネジメント
として、ITに対するITサービス提供者と顧客の視点の違いからITをサービスとしてマネジメントするマーケットインの考えなど解説した上で、ITサービスマネジメントの目的と効果、ITサービスを構成するアセット、ITサービスにおける価値創造、ITSMSにおける5つの主要論点を解説し、どのように対処すべきかを論じています。


PART3では、「ITILの登場とこれまでの変遷
として、ITILが登場した経緯から日本でのITILの普及、ITIL Version-2の概要、さらにITIL Version-3の追加・拡充点、さらにサービスストラテジ-(SS:Service Strategy)、サービスデザイン(SD:Service Design)、サービストランジション(ST:Service Transition)、サービスオペレーション(SO:Service Operation)、継続的なサービス改善(CSI:Continual Service Imprpvement)の5つのITサービスのライフサイクルについて解説しています。


以降のPART4からPART8で前記の5つのライフサイクルについて順次、詳細に解説されています。こちらが本書の中核になります。PART4:「サービスストラテジ-」(顧客の期待・要望に対して適切なITサービスを提供するためのライフサイクル)、PART5:「サービスデザイン」(前記サービス戦略に基づき、品質・コンプライアンス・リスク・セキュリティを十分考慮し、効果的で効率的なITサービスのソリューションを設計するライフサイクル)、PART6:「サービストランジション」(設計されたITサービスを、実際に開発し、本番環境に導入するライフサイクル)、PART7:「サービスオペレーション」(ユーザー、顧客と合意したサービスレベルでITサービスの提供に必要な日常的な活動を実行するライフサイクル)、PART8:「継続的なサービス改善」(変化が激しいビジネスの要求を確実にとらえ、ITサービスをビジネスの変化に応じて適宜改善することで、ITサービスとビジネスとの整合性を継続的に維持する活動)。こちらの各章では、最初に全体像を解説し、以降、その詳細な手順やプロセス、考え方、ステップ、事例などを解説するような構成となっています。


PART9では、「ITサービスマネジメントを支えるテクノロジ−
として、バージョン3の各ライブラリーで設けられている「Technology and Strategy」のツールについて、そのツール導入による期待効果、構成管理データベースのCMDB(Configulation Management Database)からCMS(Configulation Management System)と発展・拡張されたCMSの概念の解説、CMS導入の留意事項などを解説しています。


PART10では、「ITサービスマネジメントの導入
として、『1.ビジョンの明確化』から『6.プロジェクトの評価・レビュー』二位当たるITSMSの導入に関わるプロジェクトを成功させる各ステップについて解説しています。とくにこれまでバージョン2をベースにITSMSを導入した企業が、バ−ジョン3にどのように対応すべきかを説明しています。


PART11では、「ITサービスマネジメントに関連するその他のフレームワーク
として、ITサービスに関連するITIL以外のフレームワークと国際規格について、同じITSMSに関わるISO/IEC 20000、ITガバナンスに関する統制のフレームワークであるCOBIT(Control Objectives for Information and Related Technology)、情報セキュリティマネジメントシステム規格のISO 27001、組織の開発能力の判断に使われるCMMI(Capability Maturity Model Integration) 、アメリカの非営利団体PMI(Project Management Institute)が策定したプロジェクトマネジメントの国際標準のPMBOK(Project Management Body of Knowledge)についてその概要を解説しています。


ITIL入門 ITサービスマネジメントの仕組みと活用
ソーテック社
野村総合研究所システムコンサルティング事業本部(著)
発売日:2008-01-22
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:60318


なお本書の目次の概要は、以下です。
PART1 サービスマネジメント
PART2 ITサービスマネジメント
PART3 ITILの登場とこれまでの変遷
PART4 サービスストラテジ
PART5 サービスデザイン
PART6 サービストランジション
PART7 サービスオペレーション
PART8 継続的なサービス改善
PART9 ITサービスマネジメントを支えるテクノロジ
PART10 ITサービスマネジメントの導入
PART11 ITサービスマネジメントに関連するその他のフレームワーク





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ITIL」(IT Infrastracture Libary:1980年後半に英国の政府機関が作成・文書化した、IT運用におけるベストプラクティスを集めたフレームワーク)に基づく規格−ISO/IEC20000:「ITサービスマネジメントシステムに関するポケット版の対訳本ならびにISO/IEC20000-1:2005(JISQ20000-1:2007)の要求事項の解説書が同時期に発売されていますので紹介します。


 ISO/IEC20000(すなわちITサービスマネジメントシステム:ITSMS)規格は、ITILに関わる英国規格のBS15000をベースにその第1部の仕様の規格と第2部の実践のための規範の2部の構成から成り、2005年に発行され、JIS版は、2007年4月に発行されています。


ISO/IEC20000-1:2005(JISQ20000-1:2007)の要求事項の解説書は、


本書:「ISO/IEC20000-1:2005(JIS Q20000-1:2007)


情報技術−サービスマネジメント−第1部:仕様 要求事項の解説』です。


本書は、ISO/IEC JTC1 SC7/WG25国内委員会の委員の大畑 毅 氏ならびに 塩田 貞夫 氏による共著で、2007年12月に日本規格協会より発行されています。


本書の帯には、以下のように書かれてあります。


「”ITIL”に基づく規格-----


ISO/IEC20000の解説本、発刊


□ISO/IEC JTC1 SC7/WG25国内委員会の委員による的確な解釈を集成。 ここ一番の頼りになるガイド!


□ISO/IEC20000-1の要求事項ごとに、規定の趣旨や要求事項のポイント等をていねいに解説するとともに、ITILとの関係にも言及!」



本書の構成は、第1部「制定経緯と概要」(第1章~第3章)ならびに第2部(第1章~第11章)の構成となっています。


第1部では、ISO/IEC20000の国際規格ならびにJIS規格が制定された経緯から始まり、JIS規格の構成、他規格との比較などの特徴を解説し、とくにITILとJIS規格との関係、ITIL Ver2とJIS規格の用語との関係、ITIL Ver3とJIS規格との関係について解説しています。


第2部では、JISQ20000を理解するための指針(第1章)、とくに規格で使われている用語と訳語について解説(第2章)をした上で、第3章「マネジメントシステム」、第4章「サービスとサービスマネジメントのPDCA」、第5章「新規サービスとサービス変更」、第6章「サービス提供プロセス」、第7章「関係プロセス」、第8章「解決プロセス」、第9章「統合的制御プロセス」、第10章「リリースプロセス」といった構成で要求事項について、規定の趣旨からどのように活用するかという観点も含めて詳細に解説しています。第11章では、「関連国際規格とその動向」として、今後のITSMS関連規格の動向について解説しています。また索引は、用語・略語から検索できるように利用しやすい構成になっています。


ISO/IEC20000規格は、ITサービスに関わるプロセスの管理に加えて、IT投資が適切であるかなどのコストマネジメント、更には、コンピュータウイルスや情報漏洩といったリスクに対処する情報セキュリティマネジメントなども含む幅広く質の高いITサービスの実現に必要なプロセスが取り込まれています。本書は、ITSMSのISO/IEC20000に関する丁寧な解説書でポケット対訳本と共に認証の取得を目指す組織の人々をはじめITSMSに関心を持つ関係者に必須の一冊かと思われます。


ISO/IEC20000-1:2005(JIS Q20000-1:2007) 情報技術?サービスマネジメント?第1部:仕様 要求事項の解説
日本規格協会
大畑 毅(著)塩田 貞夫(著)
発売日:2007-12
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:76125


なお本書の主要目次は、以下の通りです。
第1部 制定経緯と概要
 第1章 規格制定の概要
 第2章 規格の特徴
 第3章 ITILとJIS Q 20000
第2部 要求事項の解説
 第1章 規格の理解のために
 第2章 用語
 第3章 マネジメントシステム
 第4章 サービスとサービスマネジメントのPDCA
 第5章 新規サービスとサービス変更
 第6章 サービス提供プロセス
 第7章 関係プロセス
 第8章 解決プロセス
 第9章 統合的制御プロセス
 第10章 リリースプロセス
 第11章 関連国際規格とその動向



ISO/IEC20000の対訳ポケット版は、


本書:「対訳 ISO/IEC 20000-1・20000-2:2005(JIS Q 20000-1・20000-2:2007)


情報技術−サービスマネジメントの国際規格


です。


本書は、日本規格協会の編著にて、2007年12月に日本規格協会より発行されています。


本書は、規格原文とそのJIS版規格のJISQ20000 の対訳ポケット版です。  


ISO/IEC 20000-1(JIS Q 20000-1):認証基準の要求事項
ISO/IEC 20000-2(JIS Q 20000-1):ITSMSの実践のための規範


を含んでいます。


対訳ISO/IEC20000-1:2005・20000-2 情報技術?サービスマネジメントの国際規格[ポケット版]
日本規格協会
日本規格協会(編さん)
発売日:2007-12
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:66141

本書の構成は、以下の通りです。
ISO/IEC20000-1
序文
1 適用範囲
2 用語及び定義
3 マネジメントシステム要求事項
4 サービスマネジメントの計画立案及び導入
5 新規サービス又はサービス変更の計画立案及び導入
6 サービス提供プロセス
7 関係プロセス
8 解決プロセス
9 統合的制御プロセス
10 リリースプロセス
ISO/IEC20000-2
序文
1 適用範囲
1A 引用規格
2 用語及び定義
3 マネジメントシステム
4 サービスマネジメントの計画立案及び導入
5 新規サービス又はサービス変更の計画立案及び導入
6 サービス提供プロセス
7 関係プロセス
8 解決プロセス
9 統合的制御プロセス
10 リリースプロセス
 






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  J-SOXなどの企業のコンプランアンスや社会的責任の観点から、企業の内部統制を強化するためのベストプラクティスとしてITIL(Information Technology Infrastructure Library)が注目されています


 ITILとは、Information Technology Infrastructure Libraryの略で、1989年に英国商務省(OGC)によって発行されたITサービスマネジメントに関する成功事例をまとめた7冊のライブラリになります。これは、ITサービスマネメントに関わる問題の解決策としてまとめられたものです。


今日では、ITILは、ビジネスの形態や業種に関係なく、ITサービスマネジメントのデファクトスタンダートとしての位置づけになっています。また常にIT技術の進歩の水準と合致させるため現在も繰り返し改訂が進行中でライブラリの継続的改善が進められています。


ITILの7冊のライブラリは、以下の内容です。


1.Service Suport:『サービスサポート』(青本)


2.Service Delibery:『サービスデリバリー』(赤本)


3.Bisiness Perspective:『ビジネスの観点』


4.Plannnig to Inplement Service Management:『IT サービスマネジメント導入計画立案』


5.ICT Infrastructure Management:『ICT インフラストラクチャー管理』


6.Application Management:『アプリケーション管理』


7.Security Management:『セキュリティ管理』


これらの中で、ITILの中核をなすのは、1.2.になります。


すでにITIL ver3が本年の5月に上記の7冊が5冊に集約されて発行されています。


本日は、ITILに取り組んでいる企業の経営者ならびに管理者から一般社員までの幅広い層をターゲットに、ITIL(Ver2)についてIT関連企業の現場でITILをどのように理解し、具体的にどのようなアクションを起こせばよいかを分かり易く解説している本を紹介します。


本書:「強い会社はこうして作られる!−ITIL実践の鉄則 」です。

本書は、著者:久納 信之 氏にて、2007年6月に技術評論社より発行されています。


本書の表紙の下部に、本書の特長について以下のように紹介されています。


ピンと来なかったITIL


すっきり分かる!


    • ITILは、導入ではなく、実践または参考にあるものである

    • 「顧客」「ユーザ」とは消費者のことでない

    • インシデント管理と問題管理はここが違う

    • 問題が解決したら終わりではない

本書は、13章からなります。各章では、最初に基礎解説編で基本的な用語や概念などの解説があり、それと併せて一問一答編が設けられ、そこではQ&Aによる解説が行われるという構成になっています。質問に対して、結論的なものが最初に示され、以降、その解説分が記載されるような構成になっています。全般的にイラストなどの図表が多用され、具体例など含めて実務的に解説されています。とくに要点となる箇所では、『確認』あるいは、『総括』などとして箇条書きなどでまとめてあります。また筆者は、ITILの実践について、日常業務に対して問題意識を持ち、その問題について改善しようと考えることが大切としています。ざっと本書の概要について目次のような形でレビューします。


第1章では、「ITILとは何か?」
として、 基礎解説編では、ITILの書籍と資格の解説にはじまり、ITILの概念までが解説されています。さらに、一問一答編では、「何のためにITILを導入するのですか? 」をはじめ7つのQ&Aを通してITILの概要が解説されています。


第2章では、「サービスデスク
として、 基礎解説編では、サービスデスクについてその目標、構造、活動、KPI(Key Performance indicater:重要業績評価指標)などについて解説されています。また一問一答編では、「「サービスプロバイダ」と「サービスサプライヤ」の間にはどんな関係がありますか?」など4問のQ&Aによる解説が続きます。


第3章では、「インシデント管理
として、基礎解説編では、インシデント管理の目標、主要な活動、KPIが解説され、一問一答編では、「『インシデント』とは何ですか?」 をはじめとして2問のQ&Aが示されています。


第4章では、「問題管理
として、 基礎解説編では、問題管理の目標、同じく活動(問題コントロール、エラーコントロール、問題のプロクティブな予防、重大な問題の完了後のレビュー)、KPIについて解説されています。一問一答編では、「問題管理は何をするプロセスですか? 」など3つの疑問とその回答が示されています。


第5章では、「変更管理
として、 基礎解説編では、変更管理の目標、活動、CAB(Change Advisory Board:変更諮問委員会)および変更管理のKPIが解説されています。また一問一答編では、「変更管理はどんなプロセスですか? 」など4つの疑問に関する回答が示されています。


第6章では、「リリース管理
として、 基礎解説編では、リリース管理の目標、活動、フルリリース、デルタリリース、パッケージリリース、リリース管理とDSL(Definitive Software Library:確定版ソフトウェア保管庫)、リリース管理のKPIについて解説され、「リリース管理は何をするプロセスですか? 」とのQ&Aが示されています。


第7章では、「構成管理
として、 基礎解説編では、構成管理の目標、活動、ソフトウェアライセンスの管理、構成管理のKPIについて解説されています。また一問一答編では、「構成管理のプロセスでは何を管理するのですか?」など4つのQ&Aが示されています。


第8章では、「サービスレベル管理
として、基礎解説編では、サービスレベル管理の目標、活動、KPIなどが解説され、また一問一答編では、「サービスレベル管理は何をするプロセスですか? 」さらに、SLA(Service Level Agreement:サービスレベル合意書)の書き方についても解説しています。


第9章では、「可用性管理
として、 基礎解説編では、可用性管理の目標、基本要素、活動~可用性計画立案 、基本コンセプト、KPIについて解説し、また一問一答編では、「可用性管理は何をするプロセスですか?」など3つのQ&Aが掲載されています。


第10章では、「ITサービス継続性管理
として、基礎解説編では、ITサービス継続性管理の目標、活動、ITサービス継続性管理計画の定期的なテスト、KPIについて解説され、また一問一答編では、「ITサービス継続性管理は何をするプロセスですか?」など2つのQ&Aが解説されます。


第11章では、「キャパシティ管理
として、基礎解説編では、キャパシティ管理の目標、サブプロセス、主な活動、KPIについて解説しています。また一問一答編では、「キャパシティ管理は何をするプロセスですか?」およびどのように実施するかのQ&Aが示されています。


第12章では、「ITサービス財務管理
として、基礎解説編では、ITサービス財務管理の目標 、主な活動 、キーワード~各種のコスト、考え方 、KPIが解説され、また一問一答編では、「ITサービス財務管理は何をするプロセスですか?」など2問のQ&Aが示されています。


第13章では、「ITILのビジョン・判定・測定についての疑問
として、 この章は、一問一答編のみから構成されていて、「「ITILのビジョン」とは何ですか? 」など5問のQ&Aが示されています。


強い会社はこうして作られる! ITIL実践の鉄則
技術評論社
久納 信之(著)
発売日:2007-06-12
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:67840

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 ITILとは何か?
第2章 サービスデスク
第3章 インシデント管理
第4章 問題管理
第5章 変更管理
第6章 リリース管理
第7章 構成管理
第8章 サービスレベル管理
第9章 可用性管理
第10章 ITサービス継続性管理
第11章 キャパシティ管理
第12章 ITサービス財務管理
第13章 ITILのビジョン・判定・測定についての疑問





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 ISO/IEC 20000:2005規格は、英国のITサービスマネジメントのためのBS 15000規格が原型となり発行された規格で、ISO/IEC 20000-1:2005:Information technology -- Service management -- Part 1: Specification(情報技術−サービスマネジメント−第1部:仕様)とISO/IEC 20000-2:2005:Information technology -- Service management -- Part 2: Code of practice(情報技術−サービスマネジメント−第2部:実践のための規範)との2部構成になっていますが、ITサービスマネジメントに関する国際規格になります。


ISO/IEC 20000-1規格が、ITサービスマネジメントを実施するための要求される仕様を定義しています。すなわち第三者認証審査を行う際の認証規格で、この規格が基準となり適合性の審査が行われます。(以下のような規格の構成になっています。1.適用範囲、2.用語及び定義、3.マネジメントシステム要求事項、4.サービスマネジメントの計画及び導入、5.新規サービス又はサービス変更の計画及び導入、6.サービスデリバリプロセス、7.関係プロセス、8.解決プロセス、9.コントロールプロセス、10.リリースプロセス)


他方の「ISO/IEC 20000-2」規格は、ITサービスマネジメントの実施規準(ガイドライン)で、ITサービスプロバイダがISO/IEC 20000-1の要求仕様に適合したプロセスを確立するための推奨事項が規定されています。


すでにこの国際規格は、2007年4月にJIS化され、「JIS Q 20000-1:2007情報技術―サービスマネジメント―第1部:仕様」、「JIS Q 20000-2:2007情報技術―サービスマネジメント―第2部:実践のための規範」として発行されています。


また日本でも、すでに日本情報処理開発協会(JIPDEC)を審査登録機関の認定機関とするITサービスマネジメントシステムITSMS)適合性評価制度もスタートしています。


またITILIT Infrastructure Library)は、ITサービス管理のための運営方式やノウハウ等を解説した7つの書籍シリーズで、すでに欧米では、ITサービスマネジメントの業界標準として広く認知され、上記のBS 15000のベースにもなったITサービスのためのライブラリになります


本日は、このISO 20000規格、ならびにITILに基づく、ITサービスマネジメントシステムの構築手順ならびにその管理プロセスなどについて、事例に基づき、分かり易く解説している本を紹介します。本書では、ISO 20000の認証取得のポイントなども詳細に解説しています


本書:「ITサービスマネジメント構築の実践」です。



ISO20000ITILの内部統制整備への活用」との副題がついています。

本書は、KPMGビジネスアシュアランス の編纂により、2007年9月に日科技連出版社より発行されています。


本書の帯には、本書のポイントについて以下のように記載しています。

ISO 20000ITILを活用した


ITサービスマネジメントの構築方法がズバリわかる!


内部統制基盤の整備に必須!


本書は、2部の構成となっています。


第1部が「ITサービスマネジメントの構築手順」と題して第1章から第7章で構成され、ITサービスマネジメントの概説(ITIL、BS 15000、ISO 20000など概要の解説)に始まり、ITサービスマネジメントの構築について、プロジェクトの立ち上げから、マネジメントシステムの確立、リスクアセスメント、プロセスアプローチに基づく管理プロセス、監視と内部監査、継続的改善ならびにマネジメントサイクルの運営といった構築後の運用までの各手順について解説しています。2部でも同様ですが、本書の解説の中で重要なポイントについては、指マークにより強調して「認証取得のポイント」としてその要点を解説しています。


第2部が「ITサービスマネジメントの管理プロセス」と題して、第8章から第13章で構成されています。ここでは、ITサービスマネジメントを構築する際の取組の中核となる「管理プロセスの設計・実装」に関する具体的な実施内容について、サービスレベル管理の関係プロセス、解決プロセス、構成管理プロセス、変更管理プロセス、リリース管理ブロセス、ISO 27001との関連も含めての情報セキュリティ管理プロセス、可用性管理と継続性管理、キャパシティ管理プロセスとITサービス管理プロセスなど各管理プロセス毎に重要なポイントや何をどのように進めるべきかといった掘下げた内容について解説しています。


なお付録として、「ITIL用語とJIS Q 20000用語の対比表」が添付されています。


本書の内容は、ISO 20000の認証取得の目的のみならず、ITサービス事業者において、そのITサービスの質を高め、顧客の満足度を向上させ、ITサービスの価値の向上を意図しているITサービス関係者にお奨めの内容となっています


ITサービスマネジメント構築の実践―ISO20000とITILの内部統制整備への活用
日科技連出版社
KPMGビジネスアシュアランス(編さん)
発売日:2007-09
発送時期:通常3~5週間以内に発送
ランキング:90217

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1部 ITサービスマネジメントの構築手順
 第1章 ITサービスマネジメント概説
 第2章 プロジェクト計画の策定
 第3章 マネジメントシステムの確立
 第4章 ITサービスのリスクアセスメント
 第5章 管理プロセスの確立
 第6章 監視活動と内部監査
 第7章 継続的な改善活動とマネジメントサイクルの運営
第2部 ITサービスマネジメントの管理プロセス
 第8章 SLA策定とステークホルダとの関係構築
 第9章 ユーザ対応および問題解決プロセスの確率
 第10章 構成情報の更新プロセスと管理基盤の整備
 第11章 情報セキュリティにかかわるリスクとその管理
 第12章 高可用性と継続性の実現
 第13章 ITサービス資源とコストの最適化
付録 ITIL用語とJIS Q 20000用語の対比表





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 2005年12月にITサービスマネジメントの国際規格ISO20000:2005が発行されています。

 この規格は、ITという言葉が使われていることから、専らIT産業(アプリケーションサービスブロバイダやインターネットプロバイダなど)のみに適用される規格とみなされている面がありますが、実際にはITサービスを活用する全ての組織に適用可能な規格として策定されています

 本日は、このISO20000について、そのベースになるITIL(すなわちInformation Technology Infrastructure Library)の導入からISO22000を構築し、認証取得までの取り組みについて、わかり易く解説している入門本を紹介します。

本書:「ISO20000の基本と仕組みがよ~くわかる本」です。

本書は、打川 和男氏と水城 学氏との共著により、2006年6月に秀和システムより発行されています。

同社の「図解入門ビジネス」のシリーズの一冊になります。

本書の表紙には、以下のことが書かれてあります。

「ITサービスマネジメントの国際規格

ITIL導入からISO20000

認証取得までを徹底解説!

  • ITIL準拠の国際規格ISO20000が発行!
  • ITILとISO20000はどこが違うのか?
  • BS15000からどこが変わったのか?
  • 日本版SOX法のIT内部統制にも対応!
  • ISO20000の認証を取得する方法は?


本書の「はじめに」で著者は、ISO20000規格の発行された背景について以下のように述べています。

「 1980年代から英国では政府のITを活用してビジネスに適用させるためにはどのような手順が好ましいか。どんなプロセスで導入すればうまくいくかといったユーザーサイド、ビジネスサイドからの要求が高まり、そのベストプラクティスとしてITIL(ITインフラストラクチュア・ライブラリイ)が誕生しました。

 その考え方は、これまでのIT技術者のニーズや発想から一歩下がって、そもそもITはツールであり、ビジネスの要求にしたがって適用、活用されるものである。
そして、ITそのものには価値があるわけではないという原点に返った発想でした。

 その後にITILをベースとしたマネジメントの仕組みであるBSI15000が英国規格協会によって発表され、この規格はITサービスマネジメントシステムと称され英国の企業を中心に米国、日本へと関心が広がっていきました。そこで、日本の強力な要請もあって、この規格をベースに国際規格化する機運が高まり,ISO20000が発行されたのです。」


本書は、11章から構成されています。

第1章「今、なぜITサービスマネジメントなのか?」および第2章「サービスレベルマネジメントとは?」において、ITサービスマネジメントの誕生の経緯から、ITILの概要、内部統制、COSOフレームワーク、米国SOX法、日本SOX法、SLA(サービスレベルアグリーメント)ガイドライン、ITサービスマネジメントの用語などITサービスマネジメントに関する予備的な関係キーワードを取り上げ解説しています。

第3章では、「ISO20000の概要」として,ISOの概要から、ISOマネジメント規格,ISO20000規格の概要(ISO20000-1、ISO20000-2、PD0005:2003、PD0015:2002、ITIL)の概要について解説しています。

第4章から第10章がISO20000規格の要求事項の解説になります。なお章の番号と規格の項番号とが4章は3項に対応と言うように1つずれた形になります。要求事項のポイントについて、イラストなどによりわかり易く解説しています。

第11章は、「ISO20000を取得する」としてISO20000の審査制度(第1、第2段階審査)の概要と認証取得のメリット等について解説しています。

図解入門ビジネス ISO20000の基本と仕組みがよーくわかる本
秀和システム
打川 和男(著)水城 学(著)
発売日:2006-06
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:124618

なお本書の目次は、以下の内容です。
第1章 今、なぜITサービスマネジメントなのか?
 1-1 ITサービスマネジメントの誕生とITIL
 1-2 BS15000とISO20000への発展
 1-3 期待されるITサービスマネジメントのツール
 1-4 内部統制とITサービスマネジメント
 1-5 米国企業改革法とCOSOフレームワーク
 1-6 米国SOX法と日本版SOX法
 1-7 企業会計審議会の内部統制ガイドライン
 1-8 内部統制とIT統制の関係は 
第2章 サービスレベルマネジメントとは?
 2-1 SLAとSLM
 2-2 官公庁発表のITサービスガイドライン
 2-3 民間向けITシステムのSLAガイドライン
 2-4 ITサービスマネジメントの用語   
第3章 ISO20000の概要
 3-1 ISOとは
 3-2 ISOマネジメント規格
 3-3 ISO20000とは
 3-4 ITサービスマネジメントの仕様書ISO20000-1   
第4章 マネジメントシステム要求事項
 4-1 マネジメントシステム要求事項
 4-2 経営陣の責任
 4-3 文書化に関する要求事項
 4-4 力量、認識及び教育・訓練   
第5章 サービスマネジメントの計画及び導入
 5-1 サービスマネジメントの計画及び導入
 5-2 サービスマネジメントの計画
 5-3 サービスマネジメントの導入及びサービスの提供
 5-4 監視、測定及びレビュー
 5-5 監査
 5-6 マネジメントレビュー
 5-7 継続的改善
 5-8 是正処置及び予防処置   
第6章 新規サービス又はサービス変更の計画及び導入
 6-1 目的と位置づけ
 6-2 要求事項解説   
第7章 サービスデリバリプロセス
 7-1 サービスデリバリプロセス
 7-2 サービスレベル管理
 7-3 サービスの報告
 7-4 サービス継続性及び可用性管理
 7-5 ITサービスの予算管理及び会計
 7-6 キャパシティ管理
 7-7 情報セキュリティマネジメント
 7-8 リスクアセスメント   
第8章 関係プロセス
 8-1 関係プロセス
 8-2 事業関係管理
 8-3 サプライヤ管理   
第9章 解決プロセス
 9-1 解決プロセス
 9-2 インシデント管理
 9-3 問題管理   
第10章 コントロールプロセスとリリースプロセス
 10-1 コントロールプロセスとリリースプロセス
 10-2 構成管理
 10-3 変更管理
 10-4 リリース管理プロセス   
第11章 ISO20000を取得する
 11-1 ISO20000を取得するメリットは何か
 11-2 ISO20000の認証制度はどうなっているか
 11-3 ISO20000の審査を受けるには


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